JP6303421B2 - 表示装置及び注文システム - Google Patents

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Description

本発明は、飲食店などにおける表示装置及び注文システムに関するものである。
従来、飲食店においては、客からの商品の注文の受け付けを、注文端末(携帯端末等)によって行っている。即ち、店員は、客が注文する商品を聞き取り、その商品を注文端末に入力して記憶させる。全ての入力が完了すると、店員は、前記注文端末に記憶した商品の情報を注文端末から厨房のキッチンプリンタに送信する。厨房にいる店員は前記キッチンプリンタからプリントアウトされた用紙に印刷されたその商品の情報に従って商品の調理を行う。
上述のように、商品情報の厨房への伝達は、一般的に紙媒体によって行われてきたが、昨今のペーパレス化により、注文された商品を厨房にあるキッチンモニタに表示することも行われるようになってきている。キッチンモニタに表示する方が、表示できる情報量を容易に増やすことができ、また情報をより見易く配置することも容易にできる。即ち、前記注文端末への商品入力時には、例えば商品が「焼酎」の場合、「水割り」、「お湯割り」、「濃い目」、「薄目」、といったような各種の付加情報の要求が客から行われる場合があるが、このような要求があった場合でも、キッチンモニタを用いれば、商品リスト等の基本的な商品情報と共にこれらの付加情報も併せて容易にモニタ画面上に表示することができる。
特開2004−145559号公報
さらに、客の細かな要望(特殊な要望)、例えば「カレーのルーを少なめに」とか、「容器はガラス製にして」とかの要望を満たすため、これらの要望もモニタ画面上に表示したい場合がある。このような要望の内容は客によって異なるため、予め注文端末に登録しておくことができない。このためこのような内容については、例えば手書きの文字入力を行うことによって注文端末から入力し、キッチンモニタに表示することが考えられる。
しかしながら、手書きの文字入力は、その内容が長くなることもあり、そのような場合に、文字入力画像をモニタ画面に表示すると、商品リスト等の主要な商品情報に関する画像に、文字入力画像が重なってしまい、商品情報等が見られなくなってしまう恐れがあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、注文された商品の商品情報と、この商品に関する付加情報とを、何れも表示装置(キッチンモニタ)の画面上に重なることなく明確且つ容易に表示することができる表示装置及び注文システムを提供することにある。
本発明は、厨房に配置され、注文端末で注文を受けた商品を示す商品情報と、当該注文を受けた商品に関する付加的な情報を示す付加情報とを表示する表示装置において、前記商品情報を表示する商品情報等表示画面を表示する場合と、前記付加情報を表示する付加情報等表示画面及び前記商品情報等表示画面の両画面を同時に表示する場合と、を切替える切替手段を有し、さらに前記商品情報等表示画面には、前記商品情報の他に、前記付加情報の内の優先順位の高い付加情報を合わせて表示することを特徴としている。
商品情報を表示する商品情報等表示画面、付加情報を表示する付加情報等表示画面とを分けて表示するので、付加情報の内容が多くなった場合でも、商品情報等表示画面に表示される商品情報に付加情報が重なることはなく、最も重要な商品情報(注文された商品名)が見づらくなることを防止できる
また本発明は、前記表示装置であって、前記商品情報等表示画面に表示する商品情報は、注文を受けた商品の商品名であり、前記付加情報等表示画面に表示する付加情報は、前記商品情報等表示画面に表示した商品情報の内、選択された何れかの商品情報の付加情報であることを特徴としている。
また本発明は、前記表示装置であって、前記商品情報等表示画面と付加情報等表示画面は、表示装置の1つの画面を2つの領域に分割してそれぞれの領域に表示されるか、或いは2つの表示装置を隣接させてそれぞれの画面に表示されることを特徴としている。
このように構成することで、商品情報等表示画面と付加情報等表示画面を、容易に同時に表示、同時に見ることができる
本発明によれば、注文された商品の商品情報と、この商品に関する付加情報とを、何れも表示装置の画面上に重なることなく明確且つ容易に表示することができる。
注文システム1の概略構成図である。 注文端末20の構成の一例を示す概略ブロック図である。 注文端末20の外観の一例を示す概略外観図である。 キッチンモニタ40の構成の一例を示す概略ブロック図である。 メニューファイル(商品ファイル)500の一例を示す図である。 指示ファイル550の一例を示す図である。 注文端末20における処理手順の概略を示す動作フロー図である。 キッチンモニタ40における処理手順の概略を示す動作フロー図である。 マークM1を押下していない状態でのキッチンモニタ40の画面の一例を示す概略外観図である。 マークM1を押下した状態でのキッチンモニタ40の画面の一例を示す概略外観図である。 カスタマモニタ60における画面の表示例を示す図である。 他のキッチンモニタ40−1,40−2の例を示す図である。 他のキッチンモニタ40−3の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる注文システム1の概略構成図である。同図に示すように注文システム1は、管理装置(上位装置、ストアコントローラとも称する)10と、N台(Nは1以上の整数)の注文端末20(20−1〜20−N)と、POS端末装置(POSレジスタとも称する)30と、M台(Mは1以上の整数)の表示器(以下「キッチンモニタ」という)40(40−1〜40−M)と、P台(Pは1以上の整数)の第2表示器(以下「カスタマモニタ」という)60(60−1〜60−P)と、アクセスポイント70と、ルータ80とを具備して構成されている。注文システム1は、例えば飲食店(居酒屋、ファミリーレストランなど)に設置される。
管理装置10とアクセスポイント70とルータ80とは、互いに、LAN90を介して接続されている。LAN接続の形態は、有線であっても良いし、無線であっても良い。またアクセスポイント70は、無線LANにより、注文端末20、POS端末装置30、キッチンモニタ40及びカスタマモニタ60と接続されている。ルータ80は、注文システム1内の装置(例えば管理装置10)と注文システム1外の装置(例えば本部のサーバ)との通信を制御(経路選択制御など)する。
管理装置10は、注文システム1全体を制御(管理)する装置(例えばサーバ)である。例えば、管理装置10は、制御部の他に、記憶部を備え、種々のファイル(例えば、下記するメニューファイルや指示ファイル、さらに印字フォーマットファイル、注文データファイル、会計ファイルなど)を記憶(管理)する。また例えば、管理装置10は、通信部を備え、記憶部内のファイル(又はファイル上のデータ)を必要に応じて他の装置に送信する。また例えば、管理装置10は、集計部を備え、店員からの指示に応じて又は予め定めた所定時刻に、記憶部に記憶している情報などに基づいて、集計情報(例えば、日計レポートなどの売上実績情報)を生成する。
注文端末20は、少なくとも注文モードを有する携帯端末装置(例えば、PDA(Personal Data Assistants))である。注文モードとは、当該注文端末20によって客の注文を受け付け、当該注文端末20で受け付けた注文データ(下記する商品情報や付加情報などの注文情報)を管理装置10やキッチンモニタ40などに出力する動作モードである。
POS端末装置30は、会計(清算)処理を実行する装置である。POS端末装置30は、例えば、他の装置(例えば管理装置10など)と通信する通信部、通信部によって受信した注文データに基づいて会計処理を実行する会計処理部、レシート(会計伝票、会計レシート、又は明細レシートとも称する)を印字する印刷部などを備える。
キッチンモニタ40は、主に厨房付近に設置される。キッチンモニタ40は、注文端末20で注文を受けた商品(メニュー)に関する情報(下記する商品情報や付加情報など)を受信し、表示する。
カスタマモニタ60は、厨房での調理が終了した商品を表示する。例えばキッチンモニタ40に表示された商品の調理が終了した際に、下記する完了ボタンK1を押下することによって完了したことが宣言されると、キッチンモニタ40上の前記商品の表示が非表示になると共に、カスタマモニタ60上に前記商品を表示する。そして例えばホール側の店員が、前記カスタマモニタ60上の下記する完了ボタンK3を押下することで前記商品を非表示にすると共に、前記完成した商品を客のテーブルに運び、提供する。
図2は注文端末20の構成の一例を示す概略ブロック図である。同図に示すように注文端末20は、CPU200とROM210とRAM212とタッチパネル(表示部兼操作部)214と通信部216と操作ボタン部(操作部)218と、文字入力部220とを、バス222によって相互に接続して構成されている。CPU200は、各種プログラム(例えば、注文モードのプログラム)を実行する。ROM210は、例えば、CPU200において実行される各種プログラムや、タッチパネル214において表示される画像データ(画像フォーマット情報)などを記憶する。RAM212は、例えば管理装置10から受信した各種ファイル(例えばメニューファイルなど)や、CPU200が生成したデータ(例えば、下記する商品情報や付加情報など)を一時記憶する。タッチパネル214は、液晶パネルのような種々の画像を表示する表示装置と、タッチパッドのような位置入力装置とを組み合わせた装置であり、画面上の表示を押下(タッチ)することで予め設定された複数の商品の内から注文を受けた商品を選択する商品選択手段(入力装置)となっている。通信部216はアクセスポイント70を経由して他の装置(管理装置10やキッチンモニタ40など)と送受信を行う送信手段(送受信手段)である。操作ボタン部218は、例えば1以上の操作ボタン等から構成され、操作者である店員からの入力操作を受け付ける。操作ボタン部218も前記商品選択手段(入力装置)の一部を構成する。文字入力部220は、手書きによる文字入力をそのまま下記する付加情報(第2−2付加情報F3)の画像データとして入力する付加情報生成手段となっている。入力には、タッチペン(スタイラスペン)などの入力用デバイスを用いても良いし、直接指を押し当てても良い。
図3は、注文端末20の外観の一例を示す概略外観図であり、左右の面を開いた状態を示している。同図に示すように注文端末20は、向かって左側の面の上部にタッチパネル(表示部)214を配置し、向かって左側の面の前記タッチパネル214の下方に各種操作用ボタン等からなる操作ボタン部218を配置し、向かって右側の面に文字入力部220を配置している。
図4はキッチンモニタ40の構成の一例を示す概略ブロック図である。同図に示すようにキッチンモニタ40は、CPU400と、ROM402と、RAM404と、タッチパネル(表示部)406と、通信部408とを、バス410によって相互に接続して構成されている。CPU400は、各種プログラムを実行する。ROM402は、例えば、CPU400において実行される各種プログラムや、タッチパネル406において表示される画像データ(画像フォーマット情報)などを記憶する。RAM404は、例えば管理装置10から受信したファイル(例えばメニューファイルや指示ファイルなど)や、注文端末20から受信したデータ(例えば、下記する商品情報や付加情報など)を一時記憶する。タッチパネル406は、液晶パネルのような種々の画像を表示する表示装置と、タッチパッドのような位置入力装置とを組み合わせた装置であり、画面上の表示を押下(タッチ)することで操作する入力装置となっている。通信部408はアクセスポイント70を経由して、他の装置(管理装置10やカスタマモニタ60など)と送受信を行うものである。
図5,図6は注文システム1において記憶される情報の一例を示す図であり、図5はメニューファイル(商品ファイル)500の一例を、図6は指示ファイル550の一例を示している。図5に示すメニューファイル500は、商品識別番号(品番)、品目(商品名)、値段(販売単価)、第1付加情報番号、第2−1付加情報番号などを有している。第1付加情報は、客が注文した商品に付随して、客が要求する要求内容であり、特にその優先順位の高いものである。具体的には、下記する指示ファイル550に予め設定・記憶された指示内容の内、No.1〜3のものであり、これらは下記するキッチンモニタ40の商品情報等表示領域G1に表示される。また、第2−1付加情報は、客が注文した商品に付随して、客が要求する要求内容であり、第1付加情報の次にその優先順位が高いものである。具体的には、下記する指示ファイル550に予め設定・記憶された指示内容の内、No.4,5のものであり、これらは下記するキッチンモニタ40の付加情報等表示領域G2に表示される。
図6に示す指示ファイル550は、指示識別番号と、これに対応する指示内容とを有している。例えば、指示識別番号1は、その指示内容が「早く」であり、指示識別番号2は、その指示内容が「水割り」である。そしてこれら指示識別番号は、前記メニューファイル500の第1,第2−1付加情報番号に対応している。従って前記メニューファイル500の品名が「焼酎」の場合、第1付加情報の内容は、「早く」と「水割り」と「お湯割り」になり、第2付加情報の内容は、「濃い目」と「薄目」になる。
次に上記注文システム1の動作の一例を説明する。
まず図2,図3に示す注文端末20を用いて、客が注文する商品(メニュー)を店員が受け付ける。図7は注文端末20における注文処理の処理手順の概略を示す動作フロー図である。同図に示すように注文端末20では、まず注文する客のテーブル番号を入力する(ステップ1−1)。テーブル番号が入力されると、そのテーブル番号をRAM212に記憶した後(ステップ1−2)、客が注文した商品を選択して入力する(ステップ1−3)。次に、選択された商品の商品情報(商品名など)をRAM212に記憶した後(ステップ1−4)、第1付加情報,第2−1付加情報,第2−2付加情報の何れかが選択されて入力されると(ステップ1−5,1−6,1−7)、選択された付加情報をRAM212に記憶する(ステップ1−8)。
選択された付加情報が記憶された後、又は何れの付加情報も選択されなかった場合は、ステップ1−9に移行する。そして例えばタッチパネル214上の図示しない「完了」ボタンが押下されることで入力操作が完了した場合(ステップ1−9)は、次のステップ1−10に移行する。一方、タッチパネル214上の図示しない「完了」ボタンが押下されるまではステップ1−5に戻り、何れかの付加情報が入力されるのを待つ。
次に前記「完了」ボタンが押下されることで前記入力操作が完了した後、ステップ1−10において、次の商品を選択しない場合は、例えばタッチパネル214上の図示しない「送信」ボタンを押下することで、それまでに記憶した情報をアクセスポイント70を経由してキッチンモニタ40に直接、又は管理装置10を介してキッチンモニタ40に送信する(ステップ1−11)。
一方前記ステップ1−10において、次の商品を選択する場合は、例えばタッチパネル214上の図示しない「注文続行」ボタンを押下することで、ステップ1−3に移行し、次の商品の選択を行う。
ところで、上記ステップ1−11における商品情報と付加情報の内、商品情報と第1付加情報と第2−1付加情報は、それらの商品識別番号や、指示識別番号が送信される。一方、第2−2付加情報は文字入力したイメージ情報(画像情報)が送信される。
次に商品情報等のデータを受信したキッチンモニタ40の動作例を説明する。図8はキッチンモニタ40における注文処理の処理手順の概略を示す動作フロー図である。同図に示すようにキッチンモニタ40において、まず注文端末20から商品情報や付加情報の受信が新たにあった場合は(ステップ2−1)、それらの受信内容をタッチパネル(表示部)406に表示する(ステップ2−2)。このとき既にタッチパネル406に別の商品情報の表示がある場合は、新たな商品情報を加えた表示に変更する(なおステップ2−14については後述する)。
ここで図9、図10は前記受信内容を受信したキッチンモニタ40のタッチパネル406の画面の一例を示す概略外観図であり、図9は下記するマークM1を押下していない状態を示し、図10は下記するマークM1を押下した状態を示している。両図に示すようにこの例の場合、タッチパネル406の1つの画面中の表示が、左側の商品情報等表示領域G1と、右側の付加情報等表示領域G2とに分割されている。
商品情報等表示領域G1には、テーブル番号と、テーブル番号中の商品情報(「1.焼酎」、「2.ビール」など)S1と、各商品情報S1中の第1付加情報(「水割り」など)F1とが表示される。また前記各商品情報S1の内、下記する第2−1,第2−2付加情報F2,F3を有する商品情報S1(この例の場合は「焼酎」としている)の右側には、マーク「(※)」M1が表示される。即ちマークM1は、商品情報等表示領域G1中の商品情報S1に対して付加情報等表示領域G2中に表示される下記する付加情報F2,F3がある場合に、前記商品等表示領域G1中に付加情報F2,F3がある旨を示す付加情報存在表示である。そしてこのマークM1の部分を押下すれば、例えば図10に示すように、付加情報等表示領域G2にこの商品(焼酎)に関する第2−1付加情報(「濃い目」)F2と第2−2付加情報(「容器はガラス なみなみと注ぐ」)F3とが表示される。第2−1付加情報F2は活字で、第2−2付加情報F3は手書き文字である。なお、付加情報等表示領域G2中の第2−2付加情報F3を表示している部分は、ビットマップ表示であり、手書きの文字をそのまま表示するイメージ表示画面G21となっている。また、各第1,第2−1,第2−2付加情報F1,F2,F3の右横には「取消」ボタンT1,T2,T3が設けられている。また商品情報等表示領域G1の下部には、「完了」ボタンK1が表示されている。「完了」ボタンK1は商品情報S1に示された商品に対する調理が終了したことの宣言手段である。また付加情報等表示領域G2の下部には「閉じる」ボタンK2が表示されている。
図8に戻って、ステップ2−2で図9に示す表示、即ち付加情報等表示領域G2に表示がない状態での表示が行われているとし、厨房の店員が「テーブル番号○○」の「1.焼酎」を作る場合を説明する。この場合、商品情報等表示領域G1の「1.焼酎」にはマークM1があるので、店員がこのマークM1を押下すると(ステップ2−3,2−6)、図10に示すように、付加情報等表示領域G2に「1.焼酎」に関する第2−1,第2−2付加情報F2,F3が表示され(ステップ2−7)、ステップ2−1に戻る。これによって、焼酎を作る際の客からの要望は、第1,第2−1,第2−2付加情報F1,F2,F3の「水割り」、「濃い目」、「容器はガラス。なみなみと注ぐ。」であることが分かる。
次に店員が、前記商品情報S1及び付加情報F1,F2,F3に基づいて、商品「焼酎」を作ってゆき、その際例えば第2−2付加情報F3が不要になった場合は、「取消」ボタンT3を押下する(ステップ2−8)。これによって、押下された「取消」ボタンT3に対応する第2−2付加情報F3が非表示とされる(ステップ2−9)。このとき、まだ第2−1付加情報F2が付加情報等表示領域G2に表示されているので(ステップ2−10)、そのままの表示状態のまま、ステップ2−1に戻る。なお引き続き、第2−1付加情報F2の「取消」ボタンT2を押下すると、第2−1付加情報F2が非表示とされる(ステップ2−9)と共に、第2−1,第2−2付加情報F2,F3が全て表示されなくなるので(ステップ2−10)、付加情報等表示領域G2の表示自体を非表示とし、同時に商品情報等表示領域G1中のマークM1の表示も非表示とし(ステップ2−11)、ステップ2−1に戻る。
また店員にとって、例えば、付加情報等表示領域G2の表示自体が不要になった場合に、「閉じる」ボタンK2を押下すると(ステップ2−12)、付加情報等表示領域G2の表示自体が非表示とされる(ステップ2−13)。つまり図9に示すと同じ表示状態になる。このときは商品情報等表示領域G1中のマークM1の表示は消去されず、従ってマークM1を押下することで再び付加情報等表示領域G2に第2−1,第2−2付加情報F2,F3を表示させることができる(ステップ2−6,2−7)。
そして、商品「焼酎」が出来上がった際に、店員が商品情報等表示領域G1中の出来上がった商品情報S1である「1・焼酎」を押下して選択し且つ「完了」ボタンK1を押下すると(ステップ2−3)、商品情報等表示領域G1中の選択した商品情報S1である「1.焼酎」の表示及び第1付加情報F1である「水割り」などの表示と、選択された商品情報S1に対応する付加情報F2,F3が付加情報等表示領域G2に表示されている場合はその表示も併せて、非表示とされる(ステップ2−4)。このとき、別の商品情報(例えば「2.ビール(大)」等の表示)がある場合は、これを繰り上げて表示する(「1.ビール(大)」となる)。即ち、調理が済んだ商品を非表示にすると同時に、当該商品における付加情報も全て非表示にする。これによって、誤って他の商品に、別の付加情報に基づき調理等をして提供する恐れがなくなる。
そして上記「完了」ボタンK1の押下によって、上記商品「焼酎」が出来上がったとキッチンモニタ40のCPU400が判断すると、CPU400はアクセスポイント70を経由してカスタマモニタ60に直接(又は管理装置10を介して)その商品情報S1を送信し(ステップ2−5)、ステップ2−1に戻る。
出来上がった商品の商品情報S1を受信したカスタマモニタ60は、例えば図11に示すように、その商品の商品情報S1(商品名「焼酎」)とこれを注文したテーブル番号とを表示する。ホール側の店員はこの表示を確認し、その商品を注文を受けたテーブルに運ぶ。その際、「完了」ボタンK3を押下すれば、前記テーブル番号と商品名の表示が消去される。
一方、上記した各処理の後にステップ2−1に戻った場合に、注文端末20からの新たな商品情報の受信がなく、且つキッチンモニタ40の商品情報等表示領域G1に表示される商品情報S1が残っていない場合(ステップ2−14)は、この動作フローを終了する。逆に、キッチンモニタ40の商品情報等表示領域G1に表示される商品情報S1が残っている場合は(ステップ2−14)、ステップ2−3に移行し、上記動作フローを繰り返す。
以上説明したように、付加情報F1,F2,F3の中には、予め定型で設定しておき易い第1付加情報F1及び第2−1付加情報F2と、定型にし難いために文字入力させる第2−2付加情報F3とがある。そして定型にしたものは情報の量を少なく一定にできるので、第1付加情報F1については商品情報等表示領域G1中の商品情報S1に隣接して表示することとし、一方定型にし難いために情報の量が多くなる可能性がある第2−2付加情報F3については商品情報等表示領域G1とは別の付加情報等表示領域G2中に表示することとした。なお、第2−1付加情報F2は定型ではあるが、付加情報等表示領域G2にスペース的な余裕があるので、付加情報等表示領域G2に表示している。従って、場合によっては商品情報等表示領域G1に表示しても良いし、または第1付加情報F1に含めることで、第2−1付加情報F2としての表示を省略しても良い。以上のことから、商品情報等表示領域G1に表示される商品情報S1に文字入力による第2−2付加情報F3が重なることを確実に防止できる。言い換えれば、文字入力される情報はどれだけの文字が入力されるか否かが分からず、商品情報S1が表示される商品情報等表示領域G1に予め大きくその領域を取っておくことはできない。そこで文字入力された第2−2付加情報F3は、別画面である付加情報等表示領域G2に表示するようにし、これによって注文を受けた商品が表示される領域と、文字入力される領域とが重なることを確実に防止し、何れの情報も見易くなるようにしたのである。
また上述のように、上記例では、商品情報等表示領域G1中の商品情報S1に対して付加情報等表示領域G2中に表示される第2付加情報F2,F3がある場合に、商品情報等表示領域G1中のその商品名の近傍に付加情報存在表示としてマークM1を表示することとしているが、これによって、付加情報等表示領域G2中に付加情報があることを操作者に気付かせることができる。なお付加情報存在表示としては、マークM1の代りに、前記商品情報等表示領域G1中の商品名自体の色彩を変更して表示したり、点滅して表示したりすること等でも良く、種々の変更が可能である。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの構成であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記例では、注文端末20の文字入力部220で入力された手書き文字のイメージ画像(画像情報)をデータとしてキッチンモニタ40に送信して表示したが、その代りに、文字入力部220で入力された手書き文字を文字認識させ、文字のコード情報としてキッチンモニタ40に送信し、活字で表示させても良い。
また上記例では、商品情報等表示領域G1と付加情報等表示領域G2とを、キッチンモニタ40の1つの画面(タッチパネル406)を2つの領域に分割してそれぞれの領域に表示した。このように構成すれば、商品情報等表示領域G1と付加情報等表示領域G2とが同時に表示され、同時に見ることができるので、商品情報と付加情報とを容易且つ確実に確認することができる。その代りに、図12に示すように、商品情報等表示領域G1と付加情報等表示領域G2とを、2つのキッチンモニタ40−1,40−2を隣接させてそれぞれのキッチンモニタ40−1,40−2の画面(タッチパネル406−1,406−2)に表示しても良い。このように構成しても、上記と同様に、商品情報と付加情報とを容易且つ確実に確認することができる。さらに図13に示すように、1つのキッチンモニタ40−3の1つの画面(タッチパネル406―3)の表示を切り替えることで商品情報等表示領域G1と付加情報等表示領域G2を交互に表示するように構成しても良い。
また上記例では、付加情報等表示領域G2に表示する第2付加情報として、第2−1付加情報F2と第2−2付加情報F3とを表示したが、場合によっては、第2−1付加情報F2は、第1付加情報F1と共に、商品情報等表示領域G1側に表示しても良い。即ち第2付加情報は少なくとも文字入力による付加情報を具備していれば良い。その際、手書き文字のイメージ情報でも良いし、手書き文字を文字認識して活字として表示しても良いし、当初より活字文書で注文端末20に文字入力しこれをキッチンモニタ40に活字として表示しても良い。要は予め設定していない付加情報を文字で入力するものであればよい。また逆に、第1付加情報F1を、付加情報等表示領域G2側に表示しても良い。
1 注文システム 10 管理装置
20 注文端末 200 CPU
210 ROM 212 RAM
214 タッチパネル(商品選択手段)
216 通信部(送信手段)
218 操作ボタン部(商品選択手段)
220 文字入力部(付加情報生成手段) 222 バス
30 POS端末装置 40 キッチンモニタ(表示器)
400 CPU 402 ROM
404 RAM
406 タッチパネル(表示部、表示部兼操作部)
408 通信部 410 バス
60 カスタマモニタ(第2表示器) 70 アクセスポイント
80 ルータ 90 LAN
500 メニューファイル(商品ファイル) 550 指示ファイル
G1 商品情報等表示領域 G2 付加情報等表示領域
S1 商品情報 F1 第1付加情報
F2 第2−1付加情報(第2付加情報)
F3 第2−2付加情報(第2付加情報)
M1 マーク(付加情報存在表示)
T1,T2,T3 「取消」ボタン K1 「完了」ボタン
K2 「閉じる」ボタン K3 「完了」ボタン

Claims (4)

  1. 厨房に配置され、注文端末で注文を受けた商品を示す商品情報と、当該注文を受けた商品に関する付加的な情報を示す付加情報とを表示する表示装置において、
    前記商品情報を表示する商品情報等表示画面を表示する場合と、前記付加情報を表示する付加情報等表示画面及び前記商品情報等表示画面の両画面を同時に表示する場合と、を切替える切替手段を有し、
    さらに前記商品情報等表示画面には、前記商品情報の他に、前記付加情報の内の優先順位の高い付加情報を合わせて表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記商品情報等表示画面に表示する商品情報は、注文を受けた商品の商品名であり、
    前記付加情報等表示画面に表示する付加情報は、前記商品情報等表示画面に表示した商品情報の内、選択された何れかの商品情報の付加情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記商品情報等表示画面と付加情報等表示画面は、表示装置の1つの画面を2つの領域に分割してそれぞれの領域に表示されるか、或いは2つの表示装置を隣接させてそれぞれの画面に表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置
  4. 請求項1又は2又は3に記載の表示装置と、
    前記注文端末と、
    を具備し、
    前記注文端末で注文を受け付けた商品に関する情報を前記表示装置へ送信して表示することを特徴とする注文システム。
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