JP6303335B2 - 電子部品の放熱構造、放熱方法、及び電子機器 - Google Patents
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Description
その放熱手法の従来実装構造例を示す図12から図15において、1はカメラのレンズユニット、2はレンズユニット1のヒートシンク、3はセンサーアッシー、4はセンサープレート、5はセンサーFPC(フレキシブル基板)、6はセンサーアッシー3のヒートシンク、11はネジ、12は放熱クッションである。
図示のように、センサープレート4に平行に形成した一対の長孔4aにおいて、撮像素子7が実装されたセンサー基板9の背面に、UV硬化接着剤8を塗布してUV照射により硬化させる。
また、センサーアッシー3のヒートシンク6とレンズユニット1のヒートシンク2を密着させるため、図15に示すように、複数枚の放熱クッション12を貼り付け、レンズユニット1を製品に組込んだ状態で放熱クッション12をフレームや筐体等に押し付けて密着されるような構造としている。
特許文献1の撮像素子ユニットは、厚さ方向の一方に撮像面が位置する固体撮像素子と、その撮像面と反対に位置する固体撮像素子の背面に固着され、且つ、固体撮像素子ユニット全体を保持する締結部を有し、更に固体撮像素子で発生する熱を放熱する保持部材と、固体撮像素子を動作させる多層プリント基板と、固体撮像素子と多層プリント基板は保持部材を挟むように配置される固体撮像素子ユニットであって、固体撮像素子外形より内側であり、且つ、保持部材の端部の稜線形状と、保持部材の板厚、及び、固体撮像素子背面と多層プリント基板に囲われた空間を部品実装エリアとして使用する。
また、固体撮像素子ユニットは、固体撮像素子背面と多層プリント基板に囲われた空間部と同一な形状の扁平部と、その一部から延伸している腕部を備えた熱伝導シートを有し、扁平部は固体撮像素子の背面に貼り付けられ、腕部の一部が撮像装置筐体に固定される。
特許文献2の放熱構造は、撮像素子パッケージを実装した回路基板が熱伝導部材を介して放熱部材(筐体)に取り付けられている。撮像素子パッケージの裏面中央の平坦面部分には、変形可能なシート状熱伝導部材が密着した状態で伝熱性接着剤によって貼り付けられている。シート状熱伝導部材は、撮像素子パッケージの裏面中央部分から両側に突出し、撮像素子パッケージと筐体とに跨がって回路基板の外側方をバイパスするように配置され、シート状熱伝導部材の先端部分が筐体の平坦面に密着した状態で貼り付けられている。
そして、シート状熱伝導部材は、撮像素子パッケージ及び放熱部材(筐体)から両側に湾曲させて突出している。
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクが、複数枚重なるように折り畳んだ折り畳み形状部を備え、
前記ヒートシンクは、折り畳む前の展開した状態では所定の一方向と当該一方向と略直交する方向との複数の方向へ突出する複数の面からなり、前記折り畳み形状部は、前記複数の面を複数の方向から折り畳んで重ねることによって形成されている、電子部品の放熱構造を特徴とする。
(実施形態1)
図1は本発明を適用したカメラのレンズユニットに対するセンサーアッシーの組み込みの一実施形態の構成を示すもので、前述した従来実装構造例と同様、1はレンズユニット、3はセンサーアッシー、4はセンサープレート、5はセンサーFPC、8はUV硬化接着剤であって、31はシート状のヒートシンクである。
そして、センサープレート4周囲からセンサーFPC5側に突出して左右両側方に突出した長い部分を何回も折り返して重ねた幅が狭い一対の折り畳み形状部33が形成されている。
図5から図8は実施形態2を示すもので、前述した実施形態1と同様、1はレンズユニット、3はセンサーアッシー、4はセンサープレート、5はセンサーFPC、7は撮像素子、8はUV硬化接着剤、9はセンサー基板、11はネジ、31はシート状のヒートシンクである。
そして、センサープレート4周囲からセンサーFPC5側に突出して左右両側方に突出した長い部分を何重にも巻き付けた幅が狭い一対のロール形状部35が形成されている。
図9は変形例1のヒートシンクの展開状態を示したもので、図示のように、ヒートシンク31のセンサープレート4周囲に突出する折り畳み形状部36を、延長折り返し部37と両側方折り返し部38を重ねて形成してもよい。
また、折り曲げ片37aや突起37bは、延長折り返し部37だけでなく、両側方折り返し部38に形成しておいてもよい。
図11は変形例2のヒートシンクの折り畳み状態を示したもので、ヒートシンク31のセンサープレート4周囲に突出する延長部分を、図示のように、複数枚重なるように何度も山谷折りした蛇腹形状部39としてもよい。
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、実施形態では、撮像素子としたが、LSIチップやメモリチップなど他の電子部品であってもよい。
さらに、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクが、複数枚重なるように折り畳んだ折り畳み形状部を備えることを特徴とする電子部品の放熱構造。
<請求項2>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクが、複数枚重なるように巻き付けたロール形状部を備えることを特徴とする電子部品の放熱構造。
<請求項3>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクが、複数枚重なるように山谷折りした蛇腹形状部を備えることを特徴とする電子部品の放熱構造。
<請求項4>
前記電子部品は基板に搭載された撮像素子で、
前記ヒートシンクは前記基板に対し前記撮像素子と反対側面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品の放熱構造。
<請求項5>
請求項1から4のいずれか一項に記載の電子部品の放熱構造を備えることを特徴とする電子機器。
<請求項6>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクを、複数枚重なるように折り畳んで折り畳み形状に形成して、
前記電子部品の発熱を前記シート状のヒートシンクの前記折り畳み形状部で放熱することを特徴とする電子部品の放熱方法。
<請求項7>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクを、複数枚重なるように巻き付けてロール形状に形成して、
前記電子部品の発熱を前記シート状のヒートシンクの前記ロール形状部で放熱することを特徴とする電子部品の放熱方法。
<請求項8>
電子部品に接続されるシート状のヒートシンクを、複数枚重なるように山谷折りして蛇腹形状に形成して、
前記電子部品の発熱を前記シート状のヒートシンクの前記蛇腹形状部で放熱することを特徴とする電子部品の放熱方法。
<請求項9>
前記電子部品として基板に搭載された撮像素子を用い、
前記撮像素子の発熱を、前記基板に対し前記撮像素子と反対側面に貼り付けられた前記シート状のヒートシンクの前記折り畳み形状部、前記ロール形状部、または前記蛇腹形状部で放熱することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の電子部品の放熱方法。
3 センサーアッシー
4 センサープレート
4a 長孔
5 センサーFPC
7 撮像素子(電子部品)
8 UV硬化接着剤
9 センサー基板
31 シート状のヒートシンク
32・33 折り畳み形状部
34・35 ロール形状部
36 折り畳み形状部
37a 折り曲げ片
37b 突起
39 蛇腹形状部
Claims (5)
- 電子部品に接続されるシート状のヒートシンクが、複数枚重なるように折り畳んだ折り畳み形状部を備え、
前記ヒートシンクは、折り畳む前の展開した状態では所定の一方向と当該一方向と略直交する方向との複数の方向へ突出する複数の面からなり、前記折り畳み形状部は、前記複数の面を複数の方向から折り畳んで重ねることによって形成されていることを特徴とする電子部品の放熱構造。 - 前記電子部品は基板に搭載された撮像素子で、
前記ヒートシンクは前記基板に対し前記撮像素子と反対側面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の放熱構造。 - 請求項1または2に記載の電子部品の放熱構造を備えることを特徴とする電子機器。
- 電子部品に接続されるシート状のヒートシンクを、複数枚重なるように折り畳んで折り畳み形状に形成して、
前記電子部品の発熱を前記シート状のヒートシンクの前記折り畳み形状部で放熱する方法であって、
前記ヒートシンクは、折り畳む前の展開した状態では所定の一方向と当該一方向と略直交する方向との複数の方向へ突出する複数の面からなり、前記折り畳み形状部は、前記複数の面を複数の方向から折り畳んで重ねることによって形成されていることを特徴とする電子部品の放熱方法。 - 前記電子部品として基板に搭載された撮像素子を用い、
前記撮像素子の発熱を、前記基板に対し前記撮像素子と反対側面に貼り付けられた前記シート状のヒートシンクの前記折り畳み形状部で放熱することを特徴とする請求項4に記載の電子部品の放熱方法。
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