JP6303049B1 - コンテンツ配信方法及びコンテンツ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツサーバと認証サーバとが分かれている構成のシステムにおいて、グローバルIPアドレスによらずにアクセス制限を行う。【解決手段】コンテンツ配信方法は、端末(30)が、ビーコン発信機(40)からビーコン発信機(40)を特定するためのビーコン識別子を受信するステップ(S100、S200)と、端末(30)が、端末又は端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及びビーコン識別子を含む在圏通知(Nta)を認証サーバに送信するステップ(S101、S201)と、認証サーバ(20)が、在圏通知(Nta)に含まれるビーコン識別子を用いて、端末(30)が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断するステップ(S102、S202)とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、コンテンツを配信する際における端末の認証に関する。
特定の空間(例えばインターネットカフェ等の店舗)にいるユーザーに対してのみコンテンツ(例えば映画又は音楽)を提供するサービスが知られている。このサービスにおいては、ユーザーが特定の空間にいることを認証する必要がある。ある種の店舗は、このサービスとともにインターネット接続サービスを提供しており、インターネット接続サービスのためにグローバルIPアドレスを取得している。この種の店舗においては、このグローバルIPアドレスを用いてユーザーが特定の空間にいることを認証することができる。しかし、グローバルIPアドレスを取得していない店舗においては、当然ながらグローバルIPアドレスを用いた認証を行うことができない。
グローバルIPアドレスによらない場所の特定方法に関し、特許文献1は、ビーコンIDを出力するデジタルサイネージ装置1を開示している。具体的には、特許文献1は、通信端末3がデジタルサイネージ装置1からビーコンを受信すると、通信端末3がサーバ4からビーコンIDに対応する関連データを取得することを開示している(例えば図1)。特許文献2は、ビーコンを用いた情報配信を開示している。具体的には、特許文献2は、通信端末10がビーコン送信機30からビーコン信号を受信し、かつAP40を介して通信する場合にサーバからデータを送信し、通信端末10において画像を表示することを開示している(例えば図5)。特許文献3は、ドキュメントサーバへのアクセスを制限する技術を開示している。具体的には、特許文献3は、ビーコンの位置信号を用いてモバイルデバイスの位置を確認し、位置によってドキュメントサーバへのアクセスを制限することを開示している(例えば図1)。
特開2015−222880号公報 特開2016−72778号公報 特開2016−119054号公報
特許文献1ないし3に記載された技術においては、コンテンツを提供するサーバと特定の空間への在圏を認証するサーバとが分かれている構成のシステムにおいてアクセス制限を提供することができなかった。
これに対し本発明は、コンテンツサーバと認証サーバとが分かれている構成のシステムにおいて、グローバルIPアドレスによらずにアクセス制限を行う技術を提供する。
本発明は、端末(30)が、ビーコン発信機(40)から当該ビーコン発信機(40)を特定するためのビーコン識別子を受信するステップ(S100、S200)と、前記端末(30)が、当該端末(30)又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を含む在圏通知(Nta)を認証サーバに送信するステップ(S101、S201)と、前記認証サーバ(20)が、前記在圏通知(Nta)に含まれる前記ビーコン識別子を用いて、前記端末(30)が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断するステップ(S102、S202)と、前記端末(30)が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、前記認証サーバ(20)が、前記在圏通知(Nta)に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理(S103、S203)を行うステップと、コンテンツサーバ(10)が、前記端末(30)から受信した配信要求(Rtc)に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が前記在圏データベースに記録されているか否かを示す情報を取得するステップ(S109、S208)と、前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していると判断された場合、前記コンテンツサーバ(10)が、前記端末(30)にコンテンツを送信するステップ(S110、S209)と、前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していないと判断された場合、前記コンテンツサーバ(10)が、前記端末(30)に不一致を通知するステップ(S112、S211)と、前記コンテンツサーバ(10)から前記コンテンツを受信した場合、前記端末(30)が、当該コンテンツを再生するステップ(S111、S210)と、を有するコンテンツ配信方法を提供する。
前記端末は、前記ビーコン識別子を継続的に受信している間、前記在圏通知を繰り返し前記認証サーバに送信し、前記認証サーバは、前記在圏通知を受信したことを契機として、前記端末が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断してもよい。
前記認証サーバが前記在圏データベースを記憶し、このコンテンツ配信方法は、前記端末(30)から前記配信要求(Rtc)を受信すると、前記コンテンツサーバ(10)が、当該配信要求(Rtc)に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を含む問い合わせ(Ica)を前記認証サーバ(20)に取得するステップ(S107)と、前記コンテンツサーバ(10)から前記問い合わせ(Ica)を受信すると、前記認証サーバ(20)が、当該問い合わせ(Ica)に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースと照合し、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が当該在圏データベースに記録されているか判断をするステップ(S108)と、前記認証サーバ(20)が、前記判断の結果(Rac)を前記コンテンツサーバ(10)に送信するステップ(S109)とを有してもよい。
前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を前記在圏データベースに記録するための処理は、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を含む在圏通知(Nac)を前記コンテンツサーバ(10)に送信する処理(S203)であり、このコンテンツ配信方法は、前記認証サーバ(20)から前記在圏通知(Nac)を受信すると、前記コンテンツサーバ(10)が、当該在圏通知(Nac)に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースに記録するステップ(S205)と、前記端末(30)から前記配信要求(Rtc)を受信すると、前記コンテンツサーバ(10)が、当該配信要求(Rtc)に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースと照合し、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が当該在圏データベースに記録されているか判断をするステップ(S208)とを有してもよい。
このコンテンツ配信方法は、前記コンテンツサーバ(10)から不一致を通知された場合、前記端末(30)が、前記コンテンツの再生以外の圏外処理を行うステップ(S113、S212)をさらに有してもよい。
このコンテンツ配信方法は、前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していないと判断された場合、前記コンテンツサーバ(10)が、送信中のコンテンツの送信を中止するステップ(S112、S211)をさらに有してもよい。
前記端末(30)が所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、当該端末(30)が当該地理的範囲内に在圏している旨を示す在圏応答(Nat)を、前記認証サーバ(20)が前記端末(30)に送信してもよい。
前記認証サーバ(20)から前記在圏応答(Nat)を受信した場合に限り、前記端末(30)は前記配信要求(Rtc)を送信してもよい。
また、本発明は、端末(30)と、認証サーバ(20)とを有し前記端末(30)は、ビーコン発信機(40)から当該ビーコン発信機(40)を特定するためのビーコン識別子を受信するビーコン受信手段(32)と、前記端末(30)又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を含む在圏通知を前記認証サーバに送信する在圏送信手段(33)と、コンテンツを特定するためのコンテンツ識別子及び前記端末/ユーザー識別子を含む配信要求をコンテンツサーバ(10)に送信する要求送信手段(34)と、前記配信要求の応答として前記コンテンツサーバ(10)から前記コンテンツを受信した場合、当該コンテンツを再生する再生手段(36)と、前記配信要求の応答として前記コンテンツサーバからコンテンツを受信しなかった場合、前記コンテンツの再生以外の圏外処理を行う圏外処理手段(37)とを有し、前記認証サーバ(20)は、端末(30)からコンテンツへのアクセスの許可を判断するためのビーコン識別子を記憶する記憶手段(21)と、前記端末(30)から、当該端末又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を受信する受信手段(22)と、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子を用いて、前記端末(30)が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断する判断手段(23)と、前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う処理手段(24)とを有するコンテンツ配信システム(1)を提供する。
また、本発明は、端末(30)であって、ビーコン発信機(40)から当該ビーコン発信機を特定するためのビーコン識別子を受信するビーコン受信手段(32)と、前記端末(30)又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を認証サーバ(20)に送信する在圏送信手段(33)と、コンテンツを特定するためのコンテンツ識別子及び前記端末/ユーザー識別子を含む配信要求(Rtc)をコンテンツサーバ(10)に送信する要求送信手段(34)と、前記配信要求(Rtc)の応答として前記コンテンツサーバから前記コンテンツを受信した場合、当該コンテンツを再生する再生手段(36)と、前記配信要求(Rtc)の応答として前記コンテンツサーバからコンテンツを受信しなかった場合、前記コンテンツの再生以外の圏外処理を行う圏外処理手段(37)とを有する端末(30)を提供する。
さらに、本発明は、端末(30)からコンテンツへのアクセスの許可を判断するためのビーコン識別子を記憶する記憶手段(21)と、前記端末(30)から、当該端末又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を含む在圏通知を受信する受信手段(22)と、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子を用いて、前記端末(30)が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断する判断手段(23)と、前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う処理手段(24)とを有する認証サーバ(20)を提供する。
本発明によれば、コンテンツサーバと認証サーバとが分かれている構成のシステムにおいて、グローバルIPアドレスによらずにアクセス制限を行うことができる。
一実施形態に係るコンテンツ配信システム1の構成を例示する図。 コンテンツ配信システム1の機能構成を例示する図。 端末30のハードウェア構成を例示する図。 認証サーバ20及びコンテンツサーバ10のハードウェア構成を例示する図。 コンテンツ配信システム1の動作例1に係る動作を例示する図。 在圏データベースを例示する図。 コンテンツ配信システム1の動作例2に係る動作を例示する図。 加入データベースを例示する図。
1.構成
図1は、一実施形態に係るコンテンツ配信システム1の構成を例示する図である。コンテンツ配信システム1は、コンテンツ配信サービスを提供する。この例においてコンテンツ配信サービスは、地理上の特定の空間にいるユーザーに対してのみコンテンツを配信するサービスである。コンテンツ配信システム1は、コンテンツサーバ10、認証サーバ20、端末30、及びビーコン発信機40を有する。コンテンツ配信システム1は、複数の端末30及び複数のビーコン発信機40を有してもよいが、図1では図面を簡潔にするため、端末30は2台のみ、ビーコン発信機40は1台のみ図示している。
コンテンツサーバ10は、コンテンツが記録されたデータベースを有している。ここでいうコンテンツはデータ化されたコンテンツであり、例えば、映画、音楽、TV番組、ビデオゲーム、及び電子書籍のうち少なくとも1つを含む。コンテンツサーバ10は、端末30からの要求に応じてコンテンツを配信する。コンテンツ配信システム1は、それぞれ異なる種類のコンテンツを配信する複数のコンテンツサーバ10を有していてもよい。これら複数のコンテンツサーバ10は、異なる事業者により管理及び運営されてもよい。
認証サーバ20は、端末30がコンテンツの配信を受ける権利があるか認証する。この例において認証は端末30がいる空間に依存して行われる。空間とは建物等の構造体により規定される空間であり、例えば店舗、ホテル、劇場、スタジアム、体育館、又は学校である。すなわち端末30がコンテンツの配信を受ける権利があるか否かは、端末30の現在位置に依存して決められる。ここでいう位置は高さを加味してもよく、例えば同じビル内の異なるフロア、又は同一フロア内の異なる部屋は、異なる空間として認識されてもよい。認証サーバ20は、例えば、コンテンツ配信サービスを提供する事業者により管理及び運営される。コンテンツ配信サービスを提供する事業者は、コンテンツサーバ10の事業者とは異なっていてもよい。
端末30は、ユーザーにより操作される端末である。端末30は、コンテンツ配信サービスのクライアントとして機能する。端末30はコンテンツサーバ10にアクセスし、コンテンツサーバ10からコンテンツを受信する。端末30は、受信したコンテンツを再生する。
ビーコン発信機40は、端末30がいる空間を特定するために用いられる。ビーコン発信機40は、ビーコン信号を出力する。ビーコン信号はビーコン発信機40を特定するための識別子(以下「ビーコン識別子」という)を示す。ビーコン識別子は、ビーコン発信機40を一意に特定するための識別子である。なお、ビーコン識別子は空間を特定することができれば十分であり、必ずしもビーコン発信機40を一意に特定する必要はない。例えば、同一の店舗内に複数のビーコン発信機40が設置される場合において、これら複数のビーコン発信機40は、すべて同一のビーコン識別子を示すビーコン信号を出力してもよい。この場合のビーコン識別子は、その店舗を特定する識別子である。端末30はビーコン信号を受信する機能を有している。端末30がビーコン信号を受信しているということは、端末30とビーコン発信機40との距離がビーコン信号の到達距離以下であることを意味する。ビーコン信号の到達距離は例えば10m程度であり、この場合、端末30がビーコン発信機40から半径10mの範囲にいるか否かを知ることができる。
図2は、コンテンツサーバ10、認証サーバ20、及び端末30の機能構成を例示する図である。コンテンツサーバ10は、記憶手段11、受信手段12、取得手段13、及び送信手段14を有する。認証サーバ20は、記憶手段21、受信手段22、判断手段23、及び処理手段24を有する。端末30は、記憶手段31、ビーコン受信手段32、在圏送信手段33、要求送信手段34、コンテンツ受信手段35、再生手段36、及び圏外処理手段37を有する。
端末30において、記憶手段31は、端末30を一意に特定するための識別子(以下「端末識別子」という。例えばMAC(Media Access Control)アドレス又は電話番号)を記憶する。記憶手段31は、さらにユーザーを特定するための識別子(以下「ユーザー識別子」という)を記憶する。ユーザー識別子は、例えばコンテンツ配信サービスの提供者によって付与される(例えば、いわゆるユーザーID又はログインID)。ビーコン受信手段32は、ビーコン発信機40からビーコン信号を受信する。ビーコン信号を受信すると、在圏送信手段33は、在圏通知を認証サーバ20に送信する。この在圏通知は、例えば、端末識別子、ユーザー識別子、及びビーコン識別子を含む。
認証サーバ20において、記憶手段21は、少なくともビーコンデータベースを記憶する。ビーコンデータベースは、コンテンツ配信サービスの対象となるビーコン識別子が記録されたデータベースである。受信手段22は、端末30から在圏通知を受信する。在圏通知を受信すると、判断手段23は、受信した在圏通知に含まれるビーコン識別子が、ビーコンデータベースに登録された識別子であるか判断する。受信した在圏通知に含まれるビーコン識別子がビーコンデータベースに登録されていると判断された場合、処理手段24は、在圏通知に含まれるビーコン識別子及びユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う。在圏データベースは、ユーザー識別子とビーコン識別子とを対応付けるデータベースである。在件データベースは、コンテンツサーバ10に記憶されてもよいし、認証サーバ20に記憶されてもよい。ビーコン識別子及びユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理は、在圏データベースがコンテンツサーバ10に記憶されているか認証サーバ20に記憶されているかに応じて異なる(詳細は後述)。
端末30において、要求送信手段34は、コンテンツの配信を求める要求(以下「配信要求」という)をコンテンツサーバ10に送信する。配信要求は、コンテンツの識別子(以下「コンテンツ識別子」という)及びユーザー識別子を含む。
コンテンツサーバ10において、記憶手段11は、少なくともコンテンツデータベースを記憶する。コンテンツデータベースは、コンテンツが記録されたデータベースである。受信手段12は、少なくとも端末30から配信要求を受信する。取得手段13は、端末30から受信した配信要求に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が在圏データベースに記録されているか否かを示す情報を取得する。この情報により両者が一致することが示された場合、送信手段14は、配信要求に含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツを、配信要求の送信元の端末30に送信する。両者が一致しないことが示された場合、送信手段14は、端末30が認証されないことの通知(以下「認証失敗通知」という)を、配信要求の送信元の端末30に送信する。
端末30において、コンテンツ受信手段35は、コンテンツサーバ10から、コンテンツ又は認証失敗通知を受信する。再生手段36は、コンテンツ受信手段35が受信したコンテンツを再生する。ここでいうコンテンツの再生には、コンテンツがプログラムである場合においてそのプログラムを実行することを含む。コンテンツ受信手段35が認証失敗通知を受信した場合、圏外処理手段37は、圏外処理を行う。
図3は、端末30のハードウェア構成を例示する図である。端末30は、CPU(Central Processing Unit)301、メモリー302、ストレージ303、ビーコン受信部304、無線通信部305、表示部306、音声出力部307、及び入力部308を有するコンピュータ装置、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又はノート型PC(Personal Computer)である。CPU301は、プログラムに従って各種の演算を行い、端末30の他のハードウェア要素を制御する。メモリー302は、CPU301がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する主記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ303は、各種のプログラム及びデータを記憶する不揮発性の補助記憶装置であり、例えばSSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)を含む。ビーコン受信部304は、ビーコン信号を受信する。ビーコン発信機40は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)を利用してビーコン信号を出力する装置であり、この場合、ビーコン受信部304は、Bluetooth(登録商標)に従った無線通信を行うためのアンテナ及びチップセットを含む。なおビーコン信号を送受信するための規格はBluetooth(登録商標)に限定されず、他の無線通信規格に従ってビーコン信号が送受信されてもよい。無線通信部305は、所定の通信規格に従った無線通信を行う。ここでいう通信規格には、移動体通信の規格(LTE(Long Term Evolution)、3Gなど)及び無線LAN(Local Area Network)の規格(IEEE 802.11a、IEEE 802.11bなど。いわゆるWiFi(登録商標))の少なくとも一方が含まれる。無線通信部305は、この通信規格に適合したアンテナ及びチップセットを含む。表示部306は、情報を表示する。表示部306は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を含む。音声出力部307は、音声を出力する。音声出力部307は、例えばスピーカー及びアンプを含む。入力部308は、ユーザーから指示又は情報の入力を受け付ける。入力部308は、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、又はボタンを含む。
この例において、ストレージ303は、コンピュータ装置をコンテンツ配信システム1におけるクライアントとして機能させるためのプログラム(以下「クライアントプログラム」という)を記憶する。CPU301がクライアントプログラムを実行することにより、図2に例示される機能が実装される。CPU301がクライアントプログラムを実行している状態において、CPU301は、再生手段36及び圏外処理手段37の一例である。メモリー302及びストレージ303の少なくとも一方は、記憶手段31の一例である。ビーコン受信部304は、ビーコン受信手段32の一例である。無線通信部305は、在圏送信手段33及びコンテンツ受信手段35の一例である。
図4は、認証サーバ20及びコンテンツサーバ10のハードウェア構成を例示する図である。認証サーバ20は、CPU201、メモリー202、ストレージ203、及び通信IF204を有するコンピュータ装置である。CPU201は、プログラムに従って各種の演算を行い、認証サーバ20の他のハードウェア要素を制御する。メモリー202は、CPU201がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する主記憶装置であり、例えばRAMを含む。ストレージ203は、各種のプログラム及びデータを記憶する不揮発性の補助記憶装置であり、例えばSSD又はHDDを含む。通信IF204は、所定の通信規格(例えばEthernet)に従った通信を行う装置であり、例えば、この通信規格に適合したコネクタ及びチップセットを含む。
この例において、ストレージ203は、コンピュータ装置をコンテンツ配信システム1における認証サーバ20として機能させるためのプログラム(以下「認証サーバプログラム」という)を記憶する。CPU201が認証サーバプログラムを実行することにより、図2に例示される機能が実装される。CPU201が認証サーバプログラムを実行している状態において、CPU201は判断手段23及び処理手段24の一例である。メモリー202及びストレージ203の少なくとも一方は、記憶手段21の一例である。通信IF204は、受信手段22の一例である。
コンテンツサーバ10は、CPU101、メモリー102、ストレージ103、及び通信IF104を有するコンピュータ装置である。各要素の詳細は認証サーバ20と同様である。この例において、ストレージ103は、コンピュータ装置をコンテンツ配信システム1におけるコンテンツサーバ10として機能させるためのプログラム(以下「コンテンツサーバプログラム」という)を記憶する。CPU101がコンテンツサーバプログラムを実行することにより、図2に例示される機能が実装される。CPU101がコンテンツサーバプログラムを実行している状態において、CPU101は、取得手段13の一例である。メモリー102及びストレージ103の少なくとも一方は、記憶手段11の一例である。通信IF104は、受信手段12及び送信手段14の一例である。
2.動作
以下、コンテンツ配信システム1の動作例を2つ説明する。動作例1においては、認証サーバ20が在圏データベースを記憶する。動作例2においては、コンテンツサーバ10が在圏データベースを記憶する。
2−1.動作例1
図5は、コンテンツ配信システム1の動作例1に係る動作(コンテンツ配信方法)を例示するシーケンスチャートである。図5のシーケンスの開始時点において、ビーコン発信機40は、一定の時間間隔で繰り返しビーコン信号を発信している。
ステップS100において、端末30は、ビーコン信号を受信する。端末30において、例えば図5のシーケンスの開始前の時点でクライアントプログラムが起動されており、端末30はビーコン信号を待ち受ける状態になっている。ビーコン発信機40からビーコン信号を受信すると、端末30は、ビーコン信号をデコードしてビーコン識別子を得る。ビーコン信号を受信すると、端末30は、認証サーバ20に対し在圏通知Ntaを送信する(ステップS101)。認証サーバ20を特定する情報(例えばURL(Uniform Resource Locator))は、クライアントプログラムにおいて設定される。在圏通知Ntaは、ビーコン識別子、端末30自身の端末識別子、及び端末30を利用しているユーザーのユーザー識別子を含む。端末30を利用しているユーザーは、例えばログイン処理により特定される。
端末30から在圏通知Ntaを受信すると、認証サーバ20は、端末30が所定の地理的範囲内に存在するか判断する。具体的には、認証サーバ20は、在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されているか判断する(ステップS102)。在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されていると判断された場合、認証サーバ20は、在圏通知Ntaに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う。この例において、認証サーバ20自身が在圏データベースを記憶しているので、ユーザー識別子及びビーコン識別子を在圏データベースに記録するための処理は、そのユーザー識別子及びビーコン識別子を、在圏データベースに記録する(書き込む)処理(ステップS103)である。
図6は、在圏データベースを例示する図である。在圏データベースにおいて、各レコードは、ユーザー識別子、ビーコン識別子、及びタイムスタンプを含む。タイムスタンプは、例えば、認証サーバ20が在圏通知Ntaを受信した時刻を示す。例えば、図6の最上行のレコードは、ユーザー識別子「U123456」に対応するユーザーの端末30が、ビーコン識別子「B987654」に対応するビーコン発信機40が設置された空間に、2017年6月2日15:30:05の時点で存在したことを示している。なお、コンテンツサーバ10は、例えば、タイムスタンプが示す時刻からしきい値以上の時間が経過したレコードを在圏データベースから消去してもよい。
再び図5を参照する。在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されていると判断された場合、認証サーバ20は、さらに端末30に在圏応答Natを送信する(ステップS104)。在圏応答Natは、コンテンツの配信が許可される旨の情報を含んでいる。認証サーバ20から在圏応答Natを受信すると、端末30は、後述するコンテンツの選択を受け付けることが可能となる(認証サーバ20から在圏応答Natを受信できないときは、コンテンツの選択を受け付けない)。すなわち、認証サーバ20から在圏応答Natを受信した場合に限り、端末30は配信要求Rtcをコンテンツサーバ10に送信する。
ステップS100〜S104の処理は、例えば一定の時間間隔τで繰り返し実行される。すなわち、端末30は、同一のビーコン発信機40からビーコン信号を継続的に受信している間、在圏通知Ntaを繰り返し認証サーバ20に送信する。認証サーバ20は、在圏通知Ntaを受信したことを契機として、端末30が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断する。ステップS100〜S104の処理を繰り返し実行することにより、少なくとも現時刻より時間τだけ前の時刻において端末30がどの空間に位置していたか(又はどこにも位置していなかったか)、認証サーバ20は知ることができる。なお、端末30から認証サーバ20への在圏通知Ntaの送信間隔は、一定の時間間隔τに限定されない。在圏通知Ntaの送信間隔は、端末30の状況等に応じて動的又は適応的に更新されてもよい。例えば、端末30は、同一のビーコン識別子を示すビーコン信号を継続して受信した時間に応じて在圏通知Ntaの送信間隔を更新してもよい。具体的には、同一のビーコン識別子を示すビーコン信号を継続して受信した時間が長くなると、在圏通知Ntaの送信間隔を長くしてもよい。
ステップS100〜S104の処理と並行して、ユーザーは、端末30を操作してコンテンツの配信を要求することができる。ステップS105において、端末30は、配信するコンテンツを選択するためのメニュー画面を表示する。このメニュー画面は、例えば、コンテンツ配信サービスの提供事業者により提供されるウェブページ(いわゆるポータルサイト)である。
ステップS106において、端末30は、コンテンツの配信要求Rtcをコンテンツサーバ10に送信する。配信要求Rtcは、コンテンツ識別子、ユーザー識別子、及びビーコン識別子を含む。配信要求Rtcに含まれるコンテンツ識別子は、ユーザーの指示入力に応じて選択される。すなわち、ユーザーは、メニュー画面において、配信を受けたいコンテンツを選択する。
端末30から配信要求Rtcを受信すると、コンテンツサーバ10は、認証サーバ20に問い合わせIcaを送信する(ステップS107)。問い合わせIcaは、配信要求Rtcに係る端末30が認証される端末であるか確認するための問い合わせである(端末30の認証要求であるともいえる)。問い合わせIcaは、ビーコン識別子及びユーザー識別子の組を含む。配信要求Rtcには問い合わせIcaの送信先を特定する情報(例えばURL)が含まれており、コンテンツサーバ10は、この情報を参照して問い合わせIcaの送信先を特定する。あるいは、ユーザー識別子と認証サーバとを対応させるための情報をコンテンツサーバ10が記憶しており、コンテンツサーバ10はこの情報を参照して問い合わせIcaの送信先を特定してもよい。
コンテンツサーバ10から問い合わせIcaを受信すると、認証サーバ20は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置しているか否か判断する(ステップS108)。この判断は、問い合わせIcaに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と、在圏データベースに記録されているレコードとの照合に基づいて行われる。タイムスタンプが示す時刻からしきい値以上の時間が経過したレコードが在圏データベースから消去される場合において、問い合わせIcaに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と同じユーザー識別子及びビーコン識別子の組が在圏データベースに記録されているときは、認証サーバ20は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置している(端末30が認証される)と判断する。あるいは、タイムスタンプが示す時刻からしきい値以上の時間が経過したレコードが在圏データベースから消去されない場合において、問い合わせIcaに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と同じユーザー識別子及びビーコン識別子の組が、現在時刻よりしきい値時間以内前のタイムスタンプとともに在圏データベースに記録されているときは、認証サーバ20は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置している(端末30が認証される)と判断する。上記以外の場合、認証サーバ20は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していない(端末30が認証されない)と判断する。
認証サーバ20は、ステップS108における判断の結果を含む回答Racを、問い合わせIcaの送信元であるコンテンツサーバ10に送信する(ステップS109)。この例においてコンテンツサーバ10は、在圏データベースを記憶した認証サーバ20から回答Rac(情報)を取得しており、ステップS109は、コンテンツサーバ10が、端末30から受信した配信要求Rtcに含まれるビーコン識別子及びユーザー識別子の組が在圏データベースに記録されているか否かを示す情報を取得するステップの一例である。
配信要求Rtcを送信した端末30が認証された場合、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcに含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツの、端末30への配信を開始する(ステップS110)。この配信はいわゆるストリーミング配信であり、端末30においてはデータのダウンロードとデータの再生とが並行して行われる(ステップS111。いわゆるストリーミング再生)。コンテンツは、例えば、無線LANを介して送信される。
配信要求Rtcを送信した端末30が認証されなかった場合、コンテンツサーバ10は、端末30に圏外通知Nctを送信する(ステップS112)。圏外通知Nctは、配信要求Rtcに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と、在圏データベースに記録されているユーザー識別子及びビーコン識別子の組とが不一致であることを示す。ステップ109の回答Racを受信した時点でコンテンツのストリーミング再生が継続中であった場合、コンテンツサーバ10は、ステップS112においてさらに、そのコンテンツの送信を中止する。コンテンツの送信中止は、コンテンツサーバ10側の圏外処理といえる。圏外通知Nctを受信すると、端末30は、圏外処理を行う(ステップS113)。圏外処理とは、配信要求において要求されたコンテンツのストリーミング再生以外の処理をいう。圏外処理は、例えば、エラーメッセージの表示、又は所定のウェブページの表示である。表示されるエラーメッセージ又はウェブページは、例えば圏外通知により指定される。あるいは、エラーメッセージ又はウェブページは、クライアントプログラムにより設定されてもよい。
なお端末30がビーコン信号を受信していない場合にも、端末30は、ユーザーの指示入力に対し圏外処理を行う。圏外処理の対象となる指示入力は、例えば、コンテンツ配信サービスのメニューを表示する指示、又は配信を希望するコンテンツを指定する指示である。この圏外処理は、コンテンツのストリーミング再生中である場合においてそのコンテンツの再生を中止する処理を含む。
2−2.動作例2
図7は、コンテンツ配信システム1の動作例2に係る動作(コンテンツ配信方法)を例示するシーケンスチャートである。以下においては、図5のシーケンスとの相違部分を中心に説明する。
ステップS200において、端末30は、ビーコン信号を受信する。ビーコン信号を受信すると、端末30は、認証サーバ20に対し在圏通知Ntaを送信する(ステップS201)。端末30から在圏通知Ntaを受信すると、認証サーバ20は、在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されているか判断する(ステップS202)。ステップS200〜S202の処理は、ステップS100〜S102の処理と同様に行われる。
在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されていると判断された場合、認証サーバ20は、在圏通知Ntaに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う。この例において、コンテンツサーバ10が在圏データベースを記憶しているので、ユーザー識別子及びビーコン識別子を在圏データベースに記録するための処理は、コンテンツサーバ10に在圏通知Nacを送信する処理(ステップS203)である。在圏通知Nacは、ユーザー識別子及びビーコン識別子を含む。在圏通知Ntaに含まれているビーコン識別子がビーコンデータベースに記録されていると判断された場合、認証サーバ20は、さらに端末30に在圏応答Natを送信する(ステップS204)。
コンテンツサーバ10を特定する情報(例えばURL)は、認証サーバプログラムにおいて設定される。例えば、コンテンツサーバ10は、ビーコン識別子とコンテンツサーバ10とを対応させるデータベース(以下「加入データベース」という)を記憶しており、加入データベースを参照して、在圏通知Nacの送付先となるコンテンツサーバ10を特定する。在圏通知Nacは、複数のコンテンツサーバ10に送信されてもよい。
図8は、加入データベースを例示する図である。加入データベースにおいて、各レコードは、1以上のビーコン識別子、加入者識別子、1以上のサーバ識別子を含む。加入者識別子は、コンテンツ配信サービスの加入契約の対象となる空間(例えば店舗)を特定するための識別子である。1つの空間に複数のビーコン発信機40が設置される場合、その空間に対応するレコードには複数のビーコン識別子が記録される。サーバ識別子は、その加入契約において配信(アクセス)が許可されているコンテンツサーバを特定するための識別子であり、例えば配信サイト名又はURLである(配信サイト名が記録されている場合、配信サイト名は別途URLに変換される)。その加入契約において、複数種類のコンテンツ(例えば、映画、音楽、及びスポーツ番組)の配信が許可されている場合、対応する複数のサーバ識別子がその空間に対応するレコードに記録される。
図8の例において、ビーコン識別子「B234567」は「ネットカフェABC店」という空間に設置されており、「ネットカフェABC店」においては、「映画」、「音楽」、及び「サッカー中継」のコンテンツサーバから配信を受けることが可能であることが示されている。
再び図7を参照する。認証サーバ20から在圏通知Nacを受信すると、コンテンツサーバ10は、在圏通知Nacに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子を在圏データベースに記録する(ステップS205)。
ステップS206において、端末30は、配信するコンテンツを選択するためのメニュー画面を表示する。ステップS207において、端末30は、コンテンツの配信要求Rtcをコンテンツサーバ10に送信する。端末30から配信要求Rtcを受信すると、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置しているか(認証されているか)否か判断する(ステップS208)。この判断は、配信要求Rtcに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と、在圏データベースに記録されているレコードとの照合に基づいて行われる。この例においてコンテンツサーバ10は、自らが記憶する在圏データベースから情報を取得しており、ステップS208は、コンテンツサーバ10が、端末30から受信した配信要求Rtcに含まれるビーコン識別子及びユーザー識別子の組が在圏データベースに記録されているか否かを示す情報を取得するステップの一例である。タイムスタンプが示す時刻からしきい値以上の時間が経過したレコードが在圏データベースから消去される場合において、配信要求Rtcに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と同じユーザー識別子及びビーコン識別子の組が在圏データベースに記録されているときは、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していると判断する。あるいは、タイムスタンプが示す時刻からしきい値以上の時間が経過したレコードが在圏データベースから消去されない場合において、配信要求Rtcに含まれるユーザー識別子及びビーコン識別子の組と同じユーザー識別子及びビーコン識別子の組が、現在時刻よりしきい値時間以内前のタイムスタンプとともに在圏データベースに記録されているときは、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していると判断する。上記以外の場合、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していないと判断する。
配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していると判断された場合、コンテンツサーバ10は、配信要求Rtcに含まれるコンテンツ識別子により特定されるコンテンツの、端末30への配信を開始する(ステップS209)。端末30は、このコンテンツをストリーミング再生する(ステップS210)。コンテンツは、例えば、無線LANを介して送信される。配信要求Rtcを送信した端末30が、現在、コンテンツの配信が許可される空間に位置していないと判断された場合、コンテンツサーバ10は、端末30に圏外通知Nctを送信する(ステップS211)。圏外通知Nctを受信すると、端末30は、圏外処理を行う(ステップS212)。ステップS209〜S212の処理は、ステップS110〜S113の処理と同様に行われる。
2−3.まとめ
本実施形態によれば、店舗のLANに対して付与されるグローバルIPを用いなくても、コンテンツに対するアクセス制限を行うことができる。本実施形態によれば、例えば、以下のようなアクセス制限が可能である。
(1)端末30がビーコン発信機40の近くにいる場合
コンテンツのストリーミング再生を行うことができる。
(2)端末30がビーコン発信機40の近くにいない場合
コンテンツのストリーミング再生を行うことができない。
(3)端末30がビーコン発信機40の近くから遠くに移動した場合
端末30がビーコン発信機40の近くにいる間はコンテンツのストリーミング再生を行うことができるが、ビーコン発信機40の遠くに移動した場合はストリーミング再生が中止される。なお、「ビーコン発信機40の近く」とはビーコン信号の到達範囲内にいることを、「ビーコン発信機40の近く」とはビーコン信号の到達範囲外にいることをいう。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
ビーコン識別子以外の識別子は実施形態において例示されたものに限定されない。図5の例においては、在圏通知Ntaに端末識別子及びユーザー識別子が、在圏通知Nacにユーザー識別子が、それぞれ含まれる例を説明した。これらはそれぞれ、端末識別子及びユーザー識別子の少なくともいずれか一方を含んでいればよい。端末又はユーザーの少なくともいずれか一方を特定するという意味において、これらの識別子を包括して端末/ユーザー識別子という。在圏通知Ntaに含まれる端末/ユーザー識別子と、在圏通知Nacに含まれる端末/ユーザー識別子とは、同一であっても異なっていてもよい。例えば、在圏通知Ntaが端末/ユーザー識別子として端末識別子のみを含み、在圏通知Nacが端末/ユーザー識別子としてユーザー識別子のみを含んでもよい。なおこの場合、認証サーバ20は、端末識別子をユーザー識別子に変換するためのデータベースを有する。あるいは、在圏通知Nta及び在圏通知Nacがいずれも、端末/ユーザー識別子として端末識別子のみを含んでもよい。なおこの場合、配信要求Rtcは、端末/ユーザー識別子として端末識別子を含む。
図5において例示した処理ステップの一部は省略されてもよい。例えば、認証サーバ20が端末30に在圏応答Natを送信するステップS104は省略されてもよい。また、圏外処理は実施形態において例示されたものに限定されない。圏外処理は、例えば、所定のコンテンツ(例えば広告)をストリーミング再生するものであってもよい。
実施形態においては、端末30がビーコン信号の到達範囲外にいる場合、端末30側及びコンテンツサーバ10側の双方において圏外処理を行う例を示した。しかし、圏外処理は、必ずしも端末30及びコンテンツサーバ10の両方で行われる必要はなく、端末30及びコンテンツサーバ10の少なくとも一方において行われればよい。
動作例1及び動作例2は併存してもよい。例えば、コンテンツ配信システム1は、あるコンテンツサーバ10に対しては動作例1を採用し、別のコンテンツサーバ10に対しては動作例2を採用するというように、コンテンツサーバ10に応じて、在圏データベースを記憶する主体を変更してもよい。
コンテンツの配信方法はストリーミングに限定されない。コンテンツは、すべてダウンロードされた後に再生されてもよい。この場合において、端末30における圏外処理は、端末30に記憶されたコンテンツの一時ファイルを消去する処理であってもよい。
コンテンツ配信システム1の機能を実現するためのハードウェア構成は、実施形態において例示されたものに限定されない。例えば、認証サーバ20とコンテンツサーバ10とは、論理的に別体であればよく、物理的に単一の装置に、認証サーバ20及びコンテンツサーバ10が実装されてもよい。あるいは、認証サーバ20の機能が、物理的に複数の装置にまたがって実装されてもよい。また、図3及び図4において例示したハードウェア構成はあくまで例示であり、端末30、認証サーバ20、及びコンテンツサーバ10の具体的なハードウェア構成は、実施形態において例示されたものに限定されない。
クライアントプログラム、認証サーバプログラム、及びコンテンツサーバプログラムは、それぞれ、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供されてもよいし、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記録された状態で提供されてもよい。
1…コンテンツ配信システム、10…コンテンツサーバ、11…記憶手段、12…受信手段、13…取得手段、14…送信手段、20…認証サーバ、21…記憶手段、22…受信手段、23…判断手段、24…処理手段、30…端末、31…記憶手段、32…ビーコン受信手段、33…在圏送信手段、34…要求送信手段、35…コンテンツ受信手段、36…再生手段、37…圏外処理手段、40…ビーコン発信機、101…CPU、102…メモリー、103…ストレージ、104…通信IF、201…CPU、202…メモリー、203…ストレージ、204…通信IF、301…CPU、302…メモリー、303…ストレージ、304…ビーコン受信部、305…無線通信部、306…表示部、307…音声出力部、308…入力部

Claims (9)

  1. 端末が、ビーコン発信機から当該ビーコン発信機を特定するためのビーコン識別子を受信するステップと、
    前記端末が、当該端末又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を含む在圏通知を認証サーバに送信するステップと、
    前記認証サーバが、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子を用いて、前記端末が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断するステップと、
    前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、前記認証サーバが、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理を行うステップと、
    コンテンツサーバが、前記端末から受信した配信要求に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が前記在圏データベースに記録されているビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組と一致するか否かを示す情報を取得するステップと、
    前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していると判断された場合、前記コンテンツサーバが、前記端末にコンテンツを送信するステップと、
    前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していないと判断された場合、前記コンテンツサーバが、前記端末に不一致を通知するステップと、
    前記コンテンツサーバから前記コンテンツを受信した場合、前記端末が、当該コンテンツを再生するステップと、
    を有するコンテンツ配信方法。
  2. 前記端末は、前記ビーコン識別子を継続的に受信している間、前記在圏通知を繰り返し前記認証サーバに送信し、
    前記認証サーバは、前記在圏通知を受信したことを契機として、前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏しているか判断する
    請求項1に記載のコンテンツ配信方法。
  3. 前記認証サーバが前記在圏データベースを記憶し、
    前記端末から前記配信要求を受信すると、前記コンテンツサーバが、当該配信要求に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を含む問い合わせを前記認証サーバに取得するステップと、
    前記コンテンツサーバから前記問い合わせを受信すると、前記認証サーバが、当該問い合わせに含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースと照合し、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が当該在圏データベースに記録されているか判断をするステップと、
    前記認証サーバが、前記判断の結果を前記コンテンツサーバに送信するステップと
    を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ配信方法。
  4. 前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を前記在圏データベースに記録するための処理は、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を含む在圏通知を前記コンテンツサーバに送信する処理であり、
    前記認証サーバから前記在圏通知を受信すると、前記コンテンツサーバが、当該在圏通知に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースに記録するステップと、
    前記端末から前記配信要求を受信すると、前記コンテンツサーバが、当該配信要求に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組を前記在圏データベースと照合し、当該ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が当該在圏データベースに記録されているか判断をするステップと
    を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ配信方法。
  5. 前記コンテンツサーバから不一致を通知された場合、前記端末が、前記コンテンツの再生以外の圏外処理を行うステップをさらに有する
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  6. 前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していないと判断された場合、前記コンテンツサーバが、送信中のコンテンツの送信を中止するステップをさらに有する
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  7. 前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、当該端末が当該地理的範囲内に在圏している旨を示す在圏応答を、前記認証サーバが前記端末に送信する
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  8. 前記認証サーバから前記在圏応答を受信した場合に限り、前記端末は前記配信要求を送信する
    請求項7に記載のコンテンツ配信方法。
  9. 端末と、
    認証サーバと
    コンテンツを配信するコンテンツサーバと
    を有し、
    前記端末は、
    ビーコン発信機から当該ビーコン発信機を特定するためのビーコン識別子を受信するビーコン受信手段と、
    前記端末又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を含む在圏通知を前記認証サーバに送信する在圏送信手段と、
    コンテンツを特定するためのコンテンツ識別子及び前記端末/ユーザー識別子を含む配信要求をコンテンツサーバに送信する要求送信手段と、
    前記配信要求の応答として前記コンテンツサーバから前記コンテンツを受信した場合、当該コンテンツを再生する再生手段と、
    前記配信要求の応答として前記コンテンツサーバからコンテンツを受信しなかった場合、前記コンテンツの再生以外の圏外処理を行う圏外処理手段と
    を有し、
    前記認証サーバは、
    端末からコンテンツへのアクセスの許可を判断するためのビーコン識別子を記憶する記憶手段と、
    前記端末から、当該端末又は当該端末のユーザーを特定するための端末/ユーザー識別子及び前記ビーコン識別子を受信する受信手段と、
    前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子を用いて、前記端末が所定の地理的範囲内に在圏しているか判断する判断手段と、
    前記端末が前記所定の地理的範囲内に在圏していると判断された場合、前記在圏通知に含まれる前記ビーコン識別子及び前記端末/ユーザー識別子を在圏データベースに記録するための処理を行う処理手段と
    を有し、
    前記コンテンツサーバは、
    前記端末から受信した配信要求に含まれるビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が前記在圏データベースに記録されているビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組と一致するか否かを示す情報を取得する取得手段と、
    前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していると判断された場合、前記端末にコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    前記ビーコン識別子及び端末/ユーザー識別子の組が一致していないと判断された場合、前記端末に不一致を通知する通知手段と
    を有する
    コンテンツ配信システム。
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