JP6301180B2 - 車両内装部材 - Google Patents
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Description
支持体と、移動機構を介して該支持体に対して直線的に往復移動可能に配設された移動体を備えた車両内装部材において、
前記移動機構は、
前記移動体に、該移動体の移動方向に延在する軸線周りに回転可能に配設され、該移動体を支持して移動体と共に移動するシャフトと、
前記シャフトの周面に螺旋状に延在するように形成された係合部と、
前記支持体に設けられ、前記シャフトの前記軸線周りの回転を許容すると共に、該支持体に対するシャフトの前記移動方向の移動を許容するよう、該シャフトを支持する支持部と、
前記支持部に設けられ、前記係合部と係合して前記シャフトを回転するよう案内する案内部とを備え、
前記係合部と前記案内部との係合により回転することで前記支持体に対して移動する前記シャフトに伴って、前記移動体の往復移動を許容するよう構成し、
前記シャフトの周面に形成され、前記軸線方向に延在するよう形成された回転規制部と、
前記シャフトの周面に前記回転規制部の一端に連なるように形成され、該シャフトの周方向に延在する回転許容部と、
前記シャフトに沿って移動可能に配設されたスライダと、
前記スライダに設けられて該スライダの移動に伴い前記回転規制部または前記回転許容部に係合し、回転規制部との係合により前記シャフトを回転規制すると共に、回転許容部との係合によりシャフトの回転を許容するロック部とを備えたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、シャフトの周面に螺旋状に延在する係合部と、支持体における支持部に設けられた案内部との係合によりシャフトを回転するように案内し、回転されることで支持体に対して移動するシャフトと共に移動体を移動させることができる。そして、係合部と案内部との係合によりシャフトを回転させながら移動するのに伴って移動体の移動を許容する構成であるから、移動体の移動に際して適度な操作抵抗を付与することができる。また、移動体の移動方向に延在するシャフトによって剛性を確保し得ると共に、シャフトによって移動体が支持されるので、移動体の支持に要する構成を簡易にすることができる。更に、移動体を支持するシャフトが回転しなければシャフトおよび移動体を支持体に対して移動させることができないので、ロック部をシャフトの軸線方向に延在する回転規制部に係合してシャフトの回転を規制するだけの簡単な構成で移動体の移動を規制し得る。スライダを移動してロック部を回転規制部からシャフトの周方向に延在する回転許容部に係合させることで、シャフトの回転が許容され、これによりシャフトおよび該シャフトに伴って移動体を支持体に対して移動させることができる。
請求項2に係る発明によれば、係合部と案内部との係合によりシャフトを円滑に回転するよう案内することができ、移動体の移動に際する操作抵抗が過剰に大きくなるのを防止できる。
次に、実施例のコンソールリッド20の作用について説明する。移動体24を操作していない状態では、ロック手段62のロック部74が付勢部材76の付勢によりシャフト56の周面の回転規制部64に位置しており、ロック部74と回転規制部64との係合によりシャフト56が回転不能となり、これにより移動体24の前後移動が規制される。移動体24を第1位置と第2位置との間で移動するときは、操作部21の操作によりスライダ68を後方へ移動してロック部74をシャフト56の周面の回転規制部64から回転許容部66に移動し、この状態で移動体24を移動操作する。移動体24を移動させるべく力を加えると、前支持部38に設けられた案内部60に、シャフト56の周面に螺旋状に延在する係合部58が案内されてシャフト56が回転することで支持体22に対して該シャフト56が移動し、これによりシャフト56に支持された移動体24を移動し得る。この際に、ロック部74は、シャフト56の周面に周方向に延在する回転許容部66に位置しているので、シャフト56の回転の邪魔をしない。また、案内部60と係合部58との係合によりシャフト56を回転させるのに要する力によって、移動体24を移動する際に適度な操作抵抗を付与し得る。ここで、移動体24の第1位置と第2位置の移動に亘って、また移動体24を第1位置から第2位置に移動する際および第2位置から第1位置に移動する際の何れの移動向きであっても、案内部60と係合部58との係合関係が変化しない。すなわち、移動体24の第1位置と第2位置との移動全体に亘って操作抵抗を一定にし得ると共に、移動体24を前または後の何れの向きに動かしても操作抵抗を同じにし得る。そして、移動体24を支持するシャフト56の周面に螺旋状に形成した係合部58と、シャフト56を支持する前支持部38に設けた案内部60との係合による簡単な構成で、部品点数を増やしたり構成を複雑にすることなく移動体24に操作抵抗を与えることができる。
前述した実施例の構成に限定されず、例えば以下のようにも変更可能である。
(1)実施例では、支持部を2つ設けたが、3つ以上であってもよい。また、シャフトを支持可能であれば、支持体が1つであってもよい。
(2)案内部は、支持体に設けられた複数の支持部の全てに設けてもよい。
(3)案内部は、係合部に合わせた螺旋の一部をなすように延在する形状に限られず、円形状や楕円形状などその他の形状であってもよい。
(4)回転規制部と回転許容部との位置関係は、実施例に限定されず、回転規制部をシャフトの周面において係合部に近い側に設け、回転許容部をシャフトの周面において回転規制部よりも係合部から遠い側に設ける配置であってもよい。
(5)実施例では、シャフトの周面に回転規制部を1箇所だけ設ける構成であるが、シャフトの周面に周回りに互いに離間して該シャフトの軸線方向に延在する回転規制部を複数箇所設けてもよい。複数箇所の回転規制部を設けることで、移動体を第1位置と第2位置との間で複数の箇所で位置規制することができ、移動体の位置調節を細かく行うことができる。
(6)ロック手段の付勢部材としては、コイルばねに限られず、トーションばねやその他の弾性体を採用し得る。
(7)実施例では、車両内装部材としてコンソールリッドを例に挙げたが、アームレストその他であってもよい。
40 後支持部(支持部),56 シャフト,58 係合部,60 案内部,
64 回転規制部,66 回転許容部,68 スライダ,74 ロック部
Claims (2)
- 支持体と、移動機構を介して該支持体に対して直線的に往復移動可能に配設された移動体を備えた車両内装部材において、
前記移動機構は、
前記移動体に、該移動体の移動方向に延在する軸線周りに回転可能に配設され、該移動体を支持して移動体と共に移動するシャフトと、
前記シャフトの周面に螺旋状に延在するように形成された係合部と、
前記支持体に設けられ、前記シャフトの前記軸線周りの回転を許容すると共に、該支持体に対するシャフトの前記移動方向の移動を許容するよう、該シャフトを支持する支持部と、
前記支持部に設けられ、前記係合部と係合して前記シャフトを回転するよう案内する案内部とを備え、
前記係合部と前記案内部との係合により回転することで前記支持体に対して移動する前記シャフトに伴って、前記移動体の往復移動を許容するよう構成し、
前記シャフトの周面に形成され、前記軸線方向に延在するよう形成された回転規制部と、
前記シャフトの周面に前記回転規制部の一端に連なるように形成され、該シャフトの周方向に延在する回転許容部と、
前記シャフトに沿って移動可能に配設されたスライダと、
前記スライダに設けられて該スライダの移動に伴い前記回転規制部または前記回転許容部に係合し、回転規制部との係合により前記シャフトを回転規制すると共に、回転許容部との係合によりシャフトの回転を許容するロック部とを備えた
ことを特徴とする車両内装部材。 - 前記案内部は、前記係合部に合わせた螺旋の一部をなすように延在する請求項1記載の車両内装部材。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014090598A Active JP6301180B2 (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | 車両内装部材 |
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JP5809821B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2015-11-11 | 富士重工業株式会社 | 車両用飲料容器ホルダ |
-
2014
- 2014-04-24 JP JP2014090598A patent/JP6301180B2/ja active Active
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