JP6301165B2 - 電子ビューファインダー - Google Patents

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本発明は、反射型液晶表示素子を有する電子ビューファインダーに関する。
図2は、従来技術による電子ビューファインダーの断面図である。従来技術による電子ビューファインダー1は、画像を出力する反射型液晶表示モジュール2と、反射型液晶表示モジュール2から出力された画像を集光する接眼光学系(レンズ等)3と、電子ビューファインダー1内へのゴミ等の侵入を防ぐ透明板4と、それらを収容する筒状の筐体5とを備えている。反射型液晶表示モジュール2、接眼光学系3、透明板4は、反射型液晶表示モジュール2から出力された画像の光軸に沿って筐体5内に互いに離間して配置されている。このような、接眼光学系と観察者との間に透明板が配置された電子ビューファインダーは、例えば、特許文献1に開示されている。
反射型液晶表示モジュール2は、反射型液晶表示素子11と、反射型液晶表示素子11を照明する光源12と、光源12から出射された光を拡散する拡散板13と、拡散板13から出射された拡散光の内、一方向の直線偏光成分のみを透過する偏光板(例えば、吸収型偏光板)14と、偏光板14を透過した光を反射型液晶表示素子11に向けて反射し、かつ反射型液晶表示素子11により反射された光の内、偏光板14が透過する一方向の直線偏光成分とは直交する方向の直線偏光成分のみを透過する反射型偏光板(偏光ビームスプリッター等)15とを備えている。このような、反射型液晶表示モジュールを用いた電子ビューファインダーは、例えば、特許文献2に開示されている。
光源12から出射された光は、光源の種類によりその程度は違うが指向性を持った光であり、拡散板13を透過することによりランダムな方向に拡散される。拡散板13を透過した光は、次に偏光板14の透過軸と同方向の直線偏光成分のみが偏光板14を通過する。この偏光板14を通過した光は、反射型偏光板15の透過軸とは直交する直線偏光成分のため、反射型偏光板15により反射され、反射型液晶表示素子11へと照射される。反射型液晶表示素子11に入射した光は、反射型液晶表示素子11の液晶の状態により2つのうちのどちらかの偏光状態で反射される。1つは、入射時の偏光方向を維持した状態での反射で、このときの反射光の偏光方向は、反射型偏光板15の透過軸と直交するため、再び反射型偏光板15により反射され、観察者の目に届くことは無い。この状態が画像の黒表示状態である。もう1つは、入射時の偏光方向から90度回転した状態での反射で、このときの反射光の偏光方向は、反射型偏光板15の透過軸と同方向であるため、反射型偏光板15を通過し、次いで接眼光学系3と透明板4を通過して、観察者の目に届くことになる。この状態が画像の白表示状態である。
特開平7−64153号公報 特開2003−153044号公報
従来技術による電子ビューファインダーにおいては、反射型液晶表示モジュール2から出力された画像(光)の一部が透明板4の表面で反射し、電子ビューファインダー1内の接眼光学系3を通り反射型液晶表示モジュール2に入射する可能性があり、その場合、反射型液晶表示モジュール2に入射した光は、反射型偏光板15の表面や反射型偏光板15を透過した先にある反射型液晶表示素子11で反射され、反射型液晶表示モジュール2から出力された本来の画像と重なることで、複数の画像(ゴースト画像)が発生し、画像品質が低下することとなる。
本発明は、以上の問題点に鑑みたもので、ゴースト画像の発生を抑えた画像品質の高い電子ビューファインダーを提供することを目的とする。
反射型液晶表示素子と、前記反射型液晶表示素子に光を供給する光源と
前記光源から出射された光の内、一方向の直線偏光成分を透過させ、当該一方向の直線偏光成分とは直交する他方向の直線偏光成分を吸収する第一の偏光板と、前記第一の偏光板を透過した前記一方向の直線偏光成分の内、一部を前記反射型液晶表示素子の画像表示面に向けて反射し、その他の一部を透過させる半透過反射板と、前記半透過反射板を挟んで前記反射型液晶表示素子と対向するように配置された透明板と、前記透明板の前記反射型液晶表示素子と対向する側の表面に密着して配置され、前記反射型液晶表示素子から出力された光画像信号の内、前記一方向の直線偏光成分を吸収し、前記他方向の直線偏光成分を透過させることにより、前記光画像信号から画像を生成する第二の偏光板と、を備えた電子ビューファインダーとする。
前記第二の偏光板は、透光性の接着剤を介して前記透明板に密着している電子ビューファインダーとすることができる。
前記第二の偏光板は、前記透明板の表面に偏光機能を有する膜を形成したものである電子ビューファインダーとすることができる。
本発明の電子ビューファインダーでは、透明板からの反射光が減少するため、ゴースト画像の発生を抑えることができる。
本発明による電子ビューファインダーの一実施例の断面図 従来技術による電子ビューファインダーの断面図
図1は、本発明による電子ビューファインダーの一実施例の断面図である。図1に示す電子ビューファインダー21は、光源12と、光源12から出射された光を拡散する拡散板13と、拡散板13から出射された拡散光の内、一方向の直線偏光成分のみを透過する偏光板(第一の偏光板)14と、偏光板14を透過した光の半分を透過させ、かつ残りの半分を反射する半透過反射板(ハーフミラー)22と、半透過反射板22によって反射された光を光画像信号に変換して出力する反射型液晶表示素子11と、反射型液晶表示素子11から出力された光画像信号を集光(拡大結像)する接眼光学系(レンズ等)3と、接眼光学系3を通過した光画像信号の内、偏光板14の透過軸と同方向の直線偏光成分を透過し、それと直交する方向の直線偏光成分を吸収する吸収型偏光板(第二の偏光板)23と、電子ビューファインダー21内へのゴミ等の侵入を防ぐ透明板4と、それらを収容する筒状の筐体5とを備えている。反射型液晶表示素子11、ハーフミラー22、接眼光学系3、吸収型偏光板23、透明板4は、反射型液晶表示素子11から出力された光画像信号の光軸に沿って筐体5内に配置され、それらの内、吸収型偏光板23と透明板4は互いに密着して配置され、その他は互いに離間して配置されている。吸収型偏光板23と透明板4は、透光性を有する接着剤などを介して間接的に密着しているが、何も介さずに直接密着していても良い。
光源12から出射された光は、拡散板13によりランダムな方向に拡散された後、偏光板14の透過軸と同方向の直線偏光成分のみが偏光板14を通過する。この偏光板14を通過した光のうち半分は、ハーフミラー22により反射されて反射型液晶表示素子11の画像表示面へと入射し、残りの半分は、そのままハーフミラー22を透過して筐体5の内面に向けて出射する。
ハーフミラー22から反射型液晶表示素子11の画像表示面に入射した光は、反射型液晶表示素子11の液晶の状態により2つのうちのどちらかの偏光状態で反射される。1つは、入射時の偏光方向を維持した状態で反射され、そのうち半分はハーフミラー22を透過し、残りの半分はハーフミラー22により反射されるが、この時の反射光の偏光方向は、透明板4の手前に配置された吸収型偏光板23の透過軸と直交するため、ハーフミラー22を透過した光は、吸収型偏光板23に吸収され、観察者の目に届くことは無い。一方、ハーフミラー22により反射された残り半分の光は、そのまま偏光板14に入射し、一部の光は偏光板14を透過して拡散板13により拡散され、わずかな光ではあるが照明光として再利用される。
もう1つは、入射時の偏光方向が90度回転した状態で反射され、そのうち半分はハーフミラー22を透過し、残りの半分はハーフミラー22により反射されるが、この時の反射光の偏光方向は、透明板4の手前に配置された吸収型偏光板23の透過軸と同方向のため、ハーフミラー22を透過した光は、吸収型偏光板23を透過し、観察者の目に届くことになる。一方、ハーフミラー22により反射された残り半分の光は、そのまま偏光板14に入射し、偏光板14に吸収される。尚、ここで仮に偏光板14が反射型偏光板であった場合には、偏光板14に入射した光は、偏光板14により反射されて迷光(散乱光)となり、それにより画像のコントラストが低下したり、偏光板14が光って見えたりするなどして、画質が低下する恐れがある。従って、偏光板14には、吸収型偏光板を用いるのが好ましい。但し、偏光板14には、反射型偏光板を用いても構わない。
本実施例においては、透明板4に吸収型偏光板23が密着し、互いの間に空気層が実質的に介在していないため(介在していたとしても無視できる程度)、透明板4の表面における光画像信号の反射は起こり難く、その一方で、吸収型偏光板23の表面は、一般的にガラス等で構成される透明板4の表面よりも光が反射し難いため、従来に比べて反射光は減少する。また、透明板4や吸収型偏光板23の表面で僅かに反射された光画像信号も、吸収型偏光板23やハーフミラー22を再度透過する過程で減衰する。よって、従来の構成と比較して二重画像の発生が抑えられる。
以上の実施例において、偏光板14と吸収型偏光板23は、他の部材から独立した板状やフィルム状のものに限らず、例えば、拡散板13や透明板4の表面に偏光機能を有する膜を形成したものであっても良い。また、拡散板13や接眼光学系3は、省略することも可能である。また、ハーフミラー22は、入射した光のうち半分を透過し、残りの半分を反射するものに限らず、その他の割合で透過と反射を行うものであっても良い。
1 電子ビューファインダー
2 反射型液晶表示モジュール
3 接眼光学系
4 透明板
5 筐体
11 反射型液晶表示素子
12 光源
13 拡散板
14 偏光板(第一の偏光板)
15 反射型偏光板
21 電子ビューファインダー
22 半透過反射板(ハーフミラー)
23 吸収型偏光板(第二の偏光板)

Claims (3)

  1. 反射型液晶表示素子と、
    前記反射型液晶表示素子に光を供給する光源と、
    前記光源から出射された光の内、一方向の直線偏光成分を透過させ、当該一方向の直線偏光成分とは直交する他方向の直線偏光成分を吸収する第一の偏光板と、
    前記第一の偏光板を透過した前記一方向の直線偏光成分の内、一部を前記反射型液晶表示素子の画像表示面に向けて反射し、その他の一部を透過させる半透過反射板と、
    前記半透過反射板を挟んで前記反射型液晶表示素子と対向するように配置された透明板と、
    前記透明板の前記反射型液晶表示素子と対向する側の表面に密着して配置され、前記反射型液晶表示素子から出力された光画像信号の内、前記一方向の直線偏光成分を吸収し、前記他方向の直線偏光成分を透過させることにより、前記光画像信号から画像を生成する第二の偏光板と、
    を備えたことを特徴とする電子ビューファインダー。
  2. 前記第二の偏光板は、透光性の接着剤を介して前記透明板に密着していることを特徴とする請求項1に記載の電子ビューファインダー。
  3. 前記第二の偏光板は、前記透明板の表面に偏光機能を有する膜を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の電子ビューファインダー。
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