JP6300600B2 - 栄養食品 - Google Patents

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Description

本発明は、ビオチンの補給に最適な栄養食品に関する。より詳しくは、栄養補給の必要な患者や高齢者等に必要量のビオチンを含む各種栄養素の補給に最適な栄養食品に関する。
経腸栄養は、経静脈栄養と比較して生理的に経口摂取に近く、消化管を正常に維持することができ、また合併症が少なく、安全に管理できる。咀嚼・嚥下機能の著しい低下や意識障害などによって、食物の経口摂取が困難な患者や高齢者等の重要な栄養投与法である。
経腸栄養法には、投与経路によって経鼻経管栄養法や胃瘻経管栄養投与法などがある。経腸栄養法に使用される栄養食品は、液体であるが、粘度の低いものを液状といい、粘度の上昇に従って、とろみ状、半固形状、と称してそれぞれを区別している。経鼻経管栄養法は、鼻腔を経由して胃内に挿入した細くかつ長いチューブを介して液状の栄養食品を投与する。この場合、急速な投与は下痢を起こすため、経腸栄養ポンプや栄養セットに付属しているローラークレンメで流量を調整する必要がある。そのため、結果として投与に数時間程度の長時間を要し、患者や高齢者等ばかりでなく、その介護者への負担が大きい。また、経鼻経管栄養法により長期で経腸栄養を施行した場合では、液状の栄養食品の胃食道逆流に起因する誤嚥性肺炎などの呼吸器合併症に悩まされる症例も少なくない。
一方、胃瘻経管栄養投与法とは、経皮内視鏡的胃瘻造設術(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy、PEG)を施行して胃に接続したPEGカテーテルにより体外から直接、胃内部へ栄養を投与する栄養管理法である。従来行われてきた経鼻経管栄養法と比較し、管理が容易であること、患者や高齢者等の苦痛が少ないこと、摂食・嚥下リハビリテーションが容易であることから最近では有用な経管栄養法の一つとして注目されている。
しかし、胃瘻経管栄養投与法で使用される栄養食品は、通常の食事をミキサーにかけ、粘度を調節したものが主であるために、消化管から吸収できるビタミンのアンバランスが生じる。ビタミンのうち、特にビオチンは、生体において4種類のカルボキシラーゼ、すなわち、ピルビン酸カルボキシラーゼ、 アセチルCoAカルボキシラーゼ、プロピオニルCoAカルボキシラーゼ、メチルクロトニルCoAカルボキシラーゼの補酵素として、カルボキシル化反応を触媒する重要な役割を担っており、これらの酵素反応は糖新生、分岐鎖アミノ酸、脂肪酸合成、エネルギー代謝などに関連して細胞の機能維持に重要なビタミンである。ビオチンは、哺乳類では生合成ができないため、必須の水溶性ビタミンである。食品から摂取するほか、腸内細菌によっても合成されるが、その合成量だけでは生体における必要量を維持できないと言われている。ビオチンは、通常の食生活をしている人では欠乏症は起こらないが、抗けいれん薬を長期間にわたって使用している患者・高齢者等や長期間血液透析を受けている患者・高齢者等はビオチン欠乏が疑われる。また、ビオチンは皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たし、患者や高齢者等に多い皮膚の疾患の回復を早める働きがある。その他のビオチン欠乏症としては、食欲不振、吐き気、悪心、うつ症状、舌炎、蒼白、乾燥鱗片皮膚炎、筋肉痛、結膜炎、脱毛、運動失調、緊張低下、ケト乳酸アシドーシス、有機酸尿、けいれん、皮膚の感染、知覚過敏などが知られている。
ビオチン含量の高い食品素材としては、ウシ肝臓や卵黄 、大豆などの豆・穀類が一般に知られている。しかし、これらの天然食品素材をビオチンの摂取に十分な量、栄養食品に配合した場合、栄養食品が凝集して、PEGカテーテルから投与する場合にPEGカテーテルが閉塞したり、風味を損なう等の問題が生じる。
本発明の目的は、ビオチン欠乏症を予防するのに充分な量のビオチンを患者や高齢者者等に供給することができ、しかも安全で性状や風味を損なうことがない食品を提供することである。
本発明は、ビオチン含有酵母を栄養食品に含有させているので、ビオチンの吸収性が良く、風味を劣化させることなく、ビオチン欠乏症の予防に充分な量のビオチンを補給することができ、患者や高齢者等にビオチン等の1日に必要な栄養や熱量を経腸的栄養補給法により簡単に供給できるという効果がある。
本発明者は、栄養食品に配合可能なビオチン源として各種食品素材を鋭意検討した結果、ビオチン含有酵母は、菌体内にビオチンが取り込まれているため、ビオチンが栄養食品に含まれるたんぱく質との結合や食物繊維による吸着が生じないことから、ビオチンの吸収性に優れているという知見を得た。
本発明の栄養食品はかかる知見に基づいて完成されたものであって、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、およびビオチン含有酵母を含む栄養食品であって、前記ビオチン酵母の配合量がビオチンとして1〜500μg/100g、前記栄養食品の熱量が1g当たり0.5kcal以上、25℃での粘度が1,000〜42,000mPa・sであることを特徴とする。
本発明の栄養食品は、患者や高齢者等のビオチン欠乏症を確実に回避し、必要な栄養や熱量を経腸的栄養補給法により簡単に補給できるようになる。
本発明の栄養食品は、ビオチン源としてビオチン含有酵母を配合したものである。ビオチンを含有する酵母としては、特に制限はなく、食用酵母を含め種々の酵母が使用可能である。例えば、Saccharomyces 属、Torulopsis属、Mycotorula属、Torulaspora 属、Candida 属、Rhodotorula 属、Pichia属などに属する酵母がある。
具体的には、Saccharomyces cerevisiae、Saccharomyces uvarum、Saccharomyces rouxii IFO 0439;Torulopsis utilis、Torulopsis candida IFO 0856; Mycotorula japonica、Mycotorula lipolytica; Torulaaspora delbrueckii; Candida sake、Candida tropicalis; Hansenula anomala IFO 0140、Hansenula suaveolens;Saccharomycopsis fibligera IFO 1665、 Saccharomycopsis lipolytica ATCC 20182;Rhodotorula rubra IFO 0870;Pichia farinosa IFO 0607等が挙げられる。
特に好ましくは、食用酵母として使用されているもの、例えばSaccharomyces cerevisiae、Saccharomyces uvarum、Saccharomyces rouxii、Saccharomycopsisfibligera等に属するパン酵母、ビール酵母、ぶどう酒酵母、清酒酵母、アルコール酵母、甘酒酵母、味噌醤油酵母、飼料酵母、餌料酵母等が挙げられる。これらの酵母にビオチンを取り込ませるには、ビオチンを水に溶解させて得たビオチン溶液中に酵母を懸濁させ、必要に応じて加温しながら、攪拌または振とうさせればよい。処理後、菌体を洗浄し、凍結乾燥して目的のビオチン含有酵母を得る。
このようにして得られたビオチン含有酵母のビオチン含有量は、処理条件によって変化するが、通常、酵母100g に対してビオチンを450〜600mg含有している。菌体内に取り込まれたビオチンは容易に菌体外に流出してくることがない。また、ビオチン含有酵母の平均粒径は、10〜100μmであるため、栄養食品に含まれるたんぱく質との結合や食物繊維への吸着が少ない。
本発明中の栄養食品に使用するビオチン含有酵母の配合量は、ビオチンとして1〜500μg/100g、好ましくは10〜100μg/100gであることが良い。ビオチン酵母の配合量がビオチンとして1μg未満であると、ビオチンを配合してもビオチン欠乏症となる可能性があるため、好ましくない。ビオチン酵母の配合量がビオチンとして500μgを超えると、ビオチン酵母の酵母臭が風味に影響を与えるため好ましくない。
本発明の栄養食品に使用するたんぱく質は、従来より栄養食品で利用されてきている公知の各種のもののいずれもすることが使用できる。
植物性たんぱく質としては、米等の穀類、大豆、豆腐等の豆類等に含まれるたんぱく質が挙げられる。なお、大豆たんぱく質については、胆汁酸と結合してコレステロールの排泄を促進する等の保健機能を有しうる。動物性たんぱく質としては、卵、肉類、魚介類、牛乳等に含まれるたんぱく質が挙げられる。
これらのたんぱく質のうち、動物性たんぱく質としては、牛乳(乳清)を原料とするホエイたんぱく質、牛乳に含まれるカゼインたんぱく質を用いることが好ましく、植物性たんぱく質としては、大豆たんぱく質を用いることが好ましい。これらのたんぱく質のなかでも、ホエイたんぱく質を用いることがより好ましい。当該ホエイたんぱく質としては、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)、ホエイプロテインアイソレート(WPI)、加水分解ホエイペプチド(WPH)等が挙げられる。WPCやWPI、大豆たんぱく等は市販されているものを用いてもよく、市販品としては、WPI8855(Fonterra社製)、WPI8899(Fonterra社製)、WPI895(Fonterra社製)、WPC392(Fonterra社製)、WPC80(Fonterra社製)、WPC7009(Fonterra社製)、WPC164(Fonterra社製)、WPC162(Fonterra社製)、WPC132(Fonterra社製)、WPC472(Fonterra社製)、プロリーナ(登録商標)900(不二製油株式会社製)、ニューフジプロ(登録商標)3000(不二製油株式会社製)、ニューフジプロ(登録商標)1700N(不二製油株式会社製)等が挙げられる。
本発明では、たんぱく質は上記した狭義のたんぱく質のほか、当該狭義のたんぱく質がそうであるように窒素源として生体に利用されるアミノ酸、ペプチドを含む概念である。
アミノ酸としては、バリン、ロイシン、イソロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、ヒスチジン等の必須アミノ酸;およびグリシン、アラニン、セリン、システイン、アスパラギン、グルタミン、プロリン、チロシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン等の非必須アミノ酸が挙げられる。さらに、前記アミノ酸は、無機酸塩(塩酸塩等)、有機酸塩(酢酸塩等)、生体内で加水分解可能なエステル体(メチルエステル等)の形態であってもよい。
ペプチドとしては、上記アミノ酸の2以上がペプチド結合(アミド結合)を介して重合したものが用いられうる。当該ペプチドは、ジペプチド、トリペプチド、オリゴペプチド(アミノ酸が約10個程度のもの)、ポリペプチド(アミノ酸が数十〜数百個のもの)のいずれであってもよい。前記ポリペプチドは、植物たんぱく質や動物性たんぱく質等の天然のたんぱく質由来のもの、合成したものを含む。
上述のたんぱく質、アミノ酸またはペプチドは、単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の栄養食品に使用するたんぱく質の配合量は、1.5〜12質量%であることが好ましい。たんぱく質の配合量が1.5質量%より少ないと、生命の維持において組織を構築するとともに、さまざまな機能の発揮に必要なたんぱく質量が当該栄養食品から得られないため、好ましくない。たんぱく質の配合量が12質量%を超えると、患者や高齢者等の腎機能に負荷がかかる可能性があるため、好ましくない。
本発明の栄養食品に使用する糖質は、従来より食品で利用されてきている公知の各種のもののいずれも使用できる。例えば、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース等の単糖類、スクロース(ショ糖)、ラクトース(乳糖)、マルトース(麦芽糖)、イソマルトース、トレハロース等の二糖類、デンプン(アミロース、アミロペクチン)、デキストリン等の多糖類や水飴、還元水飴、はちみつ、異性化糖、転化糖、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、テアンデオリゴ糖、大豆オリゴ糖など)、粉飴、糖アルコール(マルチトール、エリスリトール、ソルビトール、パラチニット、キシリトール、ラクチトールなど)、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよい。
また、従来公知もしくは将来知られうる甘味成分も糖類の代わりに用いることができる。具体的には、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アリテーム、ネオテーム、カンゾウ抽出物(グリチルリチン)、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビア抽出物、ステビア末などの甘味成分を用いても良いが、前述の脂質およびたんぱく質の熱量に関する記載から明らかな通り、これら甘味成分の配合には糖質の熱量に留意して配合する必要がある。
前記糖質としては、例えばマルトデキストリン、デキストリン、粉飴、さらにブドウ糖、果糖等の単糖類、マルトース、乳糖等の二糖類、グラニュー糖、オリゴ糖などが挙げられる。糖質は1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の栄養食品に使用する糖質の配合量は、10〜35質量%であることが好ましい。糖質の配合量が10質量%より少ないと、生命維持に必要な熱量が当該栄養食品から得られないため、好ましくない。糖質の配合量が35質量%を超えると、患者や高齢者等が高血糖となる可能性があるため、好ましくない。
本発明の栄養食品に使用する脂質は、従来より栄養食品で利用されてきている公知の各種のもののいずれも使用できる。アマニ油、エゴマ油、オリーブ油、ごま油、米ぬか油、サフラワー油、シソ油、大豆油、とうもろこし油、ナタネ油、胚芽油、パーム油、パーム核油、ひまわり油、綿実油、やし油、落花生油等の植物性油脂、魚油、乳脂等の動物性油脂、中鎖脂肪酸、高度不飽和脂肪酸などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよい。また、その他にDHA、EPA、ジアシルグリセロールなどの加工製剤も配合することができる。
本発明の栄養食品に使用する脂質の配合量は、1〜6質量%であることが好ましい。脂質の配合量が1量%より少ないと、生命維持に必要な熱量が当該栄養食品から得られないため、好ましくない。脂質の配合量が6質量%を超えると、患者や高齢者等が高脂血症となる可能性があるため、好ましくない。
本発明の栄養食品に使用する食物繊維は、従来より食品で利用されてきている公知の各種のもののいずれも使用できる。前記食物繊維としては、例えばセルロース、リグニン、レジスタントスターチ、ポリデキストロース、オリゴ糖、グアガム酵素分解物などの難消化性の多糖類等が挙げられる。
本発明の栄養食品に使用する食物繊維の配合量は、0.5〜2質量%であることが好ましい。食物繊維の配合量が0.5質量%より少ないと、食物繊維が持つ本来の機能、例えば糞便重量の増加による良好な排便が当該栄養食品によって期待できなくなるため、好ましくない。食物繊維の配合量が2質量%を超えると、栄養食の粘度が上昇し、患者や高齢者等が摂食しにくくなるため、好ましくない。
本発明の栄養食品の熱量は、1g当たり0.5kcal以上である。栄養食品の熱量が1g当たり0.5kcalより少ないと、生体成分の合成・分解および体温維持や最低限の臓器の活動維持に必要な熱量が当該栄養食品から得られないため、好ましくない。
本発明の栄養食品の粘度は、25℃で1,000〜42,000mPa・sである。粘度が1,000mPa・sより低いと、胃食道逆流に起因する誤嚥性肺炎などの呼吸器合併症となる可能性があるため、好ましくない。粘度が42,000mPa・sを超えると、栄養食品の粘度が上昇し、患者や高齢者等が摂食しにくくなるため、好ましくない。
本発明の栄養食品のpHは、3.0〜4.5であることが好ましい。栄養食品のpHが3.0より低いと、酸性が強くなり、清涼感が得られず、好ましくない。pHが4.0を超えると、栄養食品を胃瘻から投与する場合、胃瘻カテーテル内の細菌の増殖を抑制しづらくなり、好ましくない。
本発明では、上記の各成分以外に従来より種々の栄養食品に配合されているビタミン、ミネラル、乳化剤、増粘多糖類等を必要に応じて配合することができる。
本発明の栄養食品に配合するビオチン以外のビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。ビタミンとして、ビタミン誘導体を使用してもよい。
本発明の栄養食品に配合するビタミンの量は、栄養食品100gあたり下記の範囲が適当である。
ビタミンA:好ましくは0〜3000μg、より好ましくは20〜200μg
ビタミンD:好ましくは0.1〜50μg、より好ましくは0.1〜5.0μg
ビタミンE:好ましくは1〜800mg、より好ましくは0.2〜10mg
ビタミンK:好ましくは0.5〜1000μg、より好ましくは2〜50μg
ビタミンB1:好ましくは0.01〜40mg、より好ましくは0.1〜10mg
ビタミンB2:好ましくは0.01〜20mg、より好ましくは0.05〜10mg
ナイアシン:好ましくは0.1〜300mgNE、より好ましくは0.5〜60mgNE
パントテン酸:好ましくは0.1〜55mg、より好ましくは0.2〜30mg
ビタミンB6:好ましくは0.01〜60mg、より好ましくは0.1〜30mg
葉酸:好ましくは1〜1000μg、より好ましくは10〜200μg
ビタミンB12:好ましくは0.01〜100μg、より好ましくは0.2〜60μg ビタミンC:好ましくは1〜2000mg、より好ましくは5〜1000mg
本発明の栄養食品に配合するミネラルは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレン、ヨウ素、クロムおよびモリブデンなどが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。これらは、無機電解質成分として配合されていても良いし、有機電解質成分、として配合されていてもよい。無機電解質成分としては、例えば、塩化物、硫酸化物、炭酸化物、リン酸化物などのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩類が挙げられる。また、有機電解質成分としては、有機酸、例えばクエン酸、乳酸、アミノ酸(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸など)、アルギン酸、リンゴ酸またはグルコン酸と、無機塩基、例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩類が挙げられる。例えば、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアロイル乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、未焼成カルシウム、塩化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、塩化第二鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ピロリン酸第二鉄、硫酸第一鉄、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、グルコン酸銅、硫酸銅などが挙げられる。また、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、マンガンなどは、高濃度の微量元素化合物を含有する培地内で培養して得られる微量元素蓄積性を有する微生物由来の微量元素含有微生物菌体を用いても良い。
本発明の栄養食品に配合するミネラルの量は、下記の範囲が適当である。
ナトリウム:好ましくは5〜6000mg、より好ましくは10〜3500mg
カリウム:好ましくは1〜3500mg、より好ましくは25〜1800mg
カルシウム:好ましくは10〜2300mg、より好ましくは30〜300mg
リン:好ましくは1〜3500mg、より好ましくは25〜1500mg
マグネシウム:好ましくは1〜740mg、より好ましくは10〜150mg
鉄:好ましくは0.1〜55mg、より好ましくは1〜10mg
亜鉛:好ましくは0.1〜30mg、より好ましくは1〜15mg
銅:好ましくは0.01〜10mg、より好ましくは0.06〜6mg
ヨウ素:好ましくは0.1〜3000μg、より好ましくは1〜150μg
マンガン:好ましくは0.01〜11mg、より好ましくは0.1〜4mg
セレン:好ましくは0.1〜450μg、より好ましくは1〜35μg
クロム:好ましくは0.1〜40μg、より好ましくは1〜35μg
モリブデン:好ましくは0.1〜320μg、より好ましくは1〜25μg
本発明の栄養食品に配合する乳化剤としては、例えばグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、リン脂質などが挙げられる。また、上記した成分以外にも、例えば塩化ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、果汁などの呈味成分、コーヒー風味、抹茶風味、ミルク風味などのフレーバーなどを適宜配合することができる。
本発明の栄養食品に配合する増粘多糖類としては、例えばガラクトマンナン、タマリンドシードガム、ペクチン、アラビアガム、トラガントガム、カラヤガム、カラギーナン、寒天、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ジェランガム、プルラン、セルロース、大豆水溶性多糖類、サイリウムシードガム、グルコマンナン、キチン、キトサン、ローカストビーンガムなどが挙げられる。
本発明の栄養食品は、さらにその他の公知の成分、例えば、機能性添加物、食品添加物、増粘剤等を含んでいてもよい。
得られた栄養食品は、例えば、連続殺菌した後に容器に充填して、製品化することができる。当該連続殺菌の方法としては、特に制限されないが、超高温短時間(UHT)殺菌、熱水殺菌、バッチ式殺菌、およびこれらの組み合わせが挙げられる。前記殺菌は、短時間で行うことが好ましい。短時間で殺菌を行うことにより、栄養食品に含まれる成分の劣化を抑制することができる。
栄養食品を充填する容器としては、特に限定されず、公知の容器が用いられうる。当該容器としては、テトラパック、カート缶、ガラス容器、金属缶、アルミパウチ、プラスチック容器等が挙げられる。これらのうち、プラスチック容器を用いることが好ましい。
前記プラスチック容器の原料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−α−オレフィン共重合体、ポリフルオロカーボン、ポリイミド等を用いることが好ましい。
前記プラスチック容器には、さらにポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエステル等を含むガスバリア性樹脂層;アルミ箔、アルミ蒸着フィルム、酸化ケイ素皮膜、酸化アルミ被膜等のガスバリア性無機層を適宜組み合わせて用いてもよい。当該ガスバリア層を設けることによって、酸素や水蒸気等による栄養食品の劣化を防止できる。
また、前記容器はさらに遮光されていてもよい。当該遮光によって、例えば、栄養食品に配合されうるビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンK等の光による劣化を抑制できる。
上述の容器は市販されているものを用いてもよく、例えば、ソフトパウチ(株式会社フジシール)、ボトルドパウチ(登録商標)(凸版印刷株式会社)、スパウチ(登録商標)(大日本印刷株式会社)、チアーパック(登録商標)(株式会社細川洋行)等が用いられる。
このようにして得られる栄養食品は、患者や高齢者等に必要な栄養・熱量を補給するだけでなく、菌体内にビオチンを保持し分散性に優れたビオチン含有酵母を含有しているため、従来の栄養食品では困難であった必要量のビオチンを安全にかつ風味を損なうことなく供給することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1)
以下に2,000gの仕込量における調合方法を記す。各原料の配合量は、表1に示す通りである。3Lのステンレスビーカーに調合水750gを計量し、湯浴にて80℃以上に加温した。次いで、寒天、ペクチンを加え、十分に溶解させた後に冷却し、乳清たんぱく(アラセン392、Fonterra社)、および糖質であるデキストリン(TK−16、松谷化学工業株式会社)を配合した。当該溶液に大豆たんぱく(プロリーナ(登録商標)900、不二製油株式会社)、を混合した後、脂質である植物油、乳化剤であるグリセリン脂肪酸エステルを70℃で混合した分散液を混合した。さらに、ビタミンとして、脂溶性ビタミンミックス(表2に示す。)、水溶性ビタミンミックス(表3に示す。)、ビオチン含有酵母(Re−Natured(登録商標) Biotin、Grow社)、アスコルビン酸、ミネラルとして、グルコン酸カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム、精製塩、リン酸二水素ナトリウム、クエン酸三カリウム、グルコン酸亜鉛、グルコン酸銅、セレン酵母、モリブデン酵母、クロム酵母、およびマンガン酵母、食物繊維として、大豆食物繊維、酸味料として、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、乳酸ナトリウム、香料を適宜配合して撹拌した。全量が2,000gとなるまで水を添加し、均一な状態となるまで溶解分散させた。得られた溶液は、均質化及び連続殺菌し、1個当たり200gとなるように口栓付きのアルミパウチに充填後、90℃で10分間の容器殺菌処理を行った。前記容器殺菌処理の後、冷却することで、ビオチンの配合量が20μg/100g、熱量が1.5kcal/gの栄養食品を製造した。
熱量は、(4kcal×糖質含量)+(9kcal×脂質含量)+(4kcal×たんぱく質含量)+(2kcal×食物繊維含量)として計算し、試料g当たりのkcalとして示した。
Figure 0006300600
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得られた栄養食品について、粘度とビオチンの溶出率を測定した。測定方法は以下の通りである。
1.粘度
栄養食品を25℃で24時静置後、B型回転粘度計(メーカー:Brookfield社、型式:DV‐II+Pro、測定条件:回転速度6rpm、測定時間1分、ローターNo.64)を用い測定した。
2.ビオチンの溶出率
得られた栄養食品について、人工胃液および人工腸液における溶出試験を実施して、ビオチンの溶出率を測定した。
(1)人工胃液におけるビオチンの溶出試験
溶出試験器NTR−VS6P(富山産業株式会社)のビーカー内に人工胃液(pH1.2、関東化学株式会社)を200gを37℃に30分加温した後、200gの試料(本実施例1)をシリンジにて注入した。溶出試験器のパドルを65rpmの速度で5分間回転させた後、溶出試験器を停止し、溶液を50g採取し、遠心分離した。その上澄液中のビオチンをLactobacillus plantarum ATCC8014を用いた微生物定量法にて測定して、以下のようにしてビオチンの溶出率(%)を測定した。
溶出率(%)=溶出したビオチン(μg)/栄養食品に含まれるビオチン(μg)×100(%)
(2)人工腸液におけるビオチンの溶出試験
溶出試験器NTR−VS6P(富山産業株式会社)のビーカー内に人工腸液(pH6.8、関東化学株式会社)を100gを37℃に30分加温した後、200gの試料(本実施例1)をシリンジにて注入した。溶出試験器のパドルを65rpmの速度で5分間回転させた後、溶出試験器を停止し、溶液を50g採取し、遠心分離した。その上澄液中のビオチンをLactobacillus plantarum ATCC8014を用いた微生物定量法にて測定して、(1)と同じようにしてビオチンの溶出率(%)を測定した。
得られた栄養食品の粘度は20,000mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は95.4%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は94.3%であった。結果を表4に示す。
(実施例2)
実施例1において、仕込量を1,500gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して、ビオチンの配合量が27μg/100g、熱量が2.0kcal/gの栄養食品を製造した。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は31,500mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は96.1%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は97.2%であった。結果を表4に示す。
(実施例3)
実施例1において、仕込量を3,000g、ビオチン含有酵母を0.14gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返して、ビオチンの配合量が21μg/100g、熱量が1.0kcal/gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は4,000mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は95.4%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は98.2%であった。結果を表4に示す。
(実施例4)
実施例1において、仕込量を5,454g、ビオチン含有酵母を0.25gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返してビオチンの配合量が21μg/100g、熱量が0.55kcal/gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は2,500mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は95.9%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は95.1%であった。結果を表4に示す。
Figure 0006300600
(比較例1)
実施例1において、ビオチン酵母0.09gをビオチン(ビオチン、田辺三菱製薬株式会社)0.0004gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返してビオチンの配合量が20μg/100gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は21,000mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は72.1%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は74.6%であった。結果を表5に示す。
(比較例2)
実施例1において、仕込量を1,500g、ビオチン含有酵母をビオチン(ビオチン、田辺三菱製薬株式会社)0.0004gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返してビオチンの配合量が27μg/100g、熱量が2.0kcal/gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は32,500mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は75.9%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は72.4%であった。結果を表5に示す。
(比較例3)
実施例1において、仕込量を3,000g、ビオチン含有酵母をビオチン(ビオチン、田辺三菱製薬株式会社)0.0006gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返してビオチンの配合量が20μg/100g、熱量が1.0kcal/gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は37,900mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は74.8%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は74.9%であった。結果を表5に示す。
(比較例4)
実施例1において、仕込量を5,454g、ビオチン含有酵母2.0gをビオチン(ビオチン、田辺三菱製薬株式会社)0.0011gに変えた以外は、実施例1と全く同じ調製法を繰り返してビオチンの配合量が20μg/100g、熱量が0.55kcal/gの栄養食品を得た。粘度およびビオチンの溶出率について上記実施例1と同様にして測定した。得られた栄養食品の粘度は2,300mPa・s、人工胃液におけるビオチンの溶出率は71.3%、人工腸液におけるビオチンの溶出率は76.0%であった。結果を表5に示す。
Figure 0006300600
ビオチン含有酵母を使用した実施例の栄養食品は、ビオチンを使用した比較例の栄養食品より人工胃液および人工腸液による溶出試験でビオチンの溶出率が高かった。このことから、ビオチン含有酵母を使用した実施例の栄養食品のビオチンは栄養食品のたんぱく質との結合や食物繊維への吸着が少ないことから、ビオチンの吸収性に優れていると考えられた。また、ビオチン含有酵母を使用した実施例の栄養食品は、いずれも性状はたんぱく質の凝集もなく均一に分散しており、風味を損なうことなく良好であった。

Claims (1)

  1. たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、およびビオチン含有酵母を含む栄養食品であって、前記ビオチン含有酵母の配合量がビオチンとして1〜500μg/100g、前記栄養食品の熱量が1g当たり0.5kcal以上、25℃での粘度が1,000〜42,000mPa・s、pHが3.0〜4.5である液体栄養食品。
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