JP6299980B2 - 回転電機及び回転電機の製造方法 - Google Patents
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Description
図1を参照しつつ、本実施形態に係る回転電機1の全体構成の一例について説明する。
次に、図2及び図3を参照しつつ、反負荷側軸受8の保持構造の一例について説明する。
次に、本実施形態の効果の理解を容易とするために、図4を参照しつつ、比較例について説明する。図4に示すように、比較例の回転電機1’では、軸受保持部材20’が反負荷側ブラケット6の軸受保持部40の内側にインサート成形されており、反負荷側ブラケット6の軸受保持部40が軸受保持部材20’の外周を覆っている。軸受保持部材20’と摺動部材30との間には微小な間隙が形成されており、摺動部材30は軸受保持部材20’の内周面に対し軸方向に摺動するように構成されている。軸受保持部材20’は、負荷側が凹状に開口した略環状体であり、摺動部材30を介して反負荷側軸受8を保持する。軸受保持部材20’は、例えば鉄を主成分とする鉄合金で形成される。回転電機1’のその他の構成は、本実施形態の回転電機1と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態の回転電機1は、シャフト10を回転自在に支持する負荷側軸受7及び反負荷側軸受8と、反負荷側軸受8の外周側に配置され、シャフト10の軸方向に沿って延びる穴部21が周方向複数箇所に形成された軸受保持部材20と、軸受保持部材20の軸方向における一端部20aが内面6aに固定され、軸受保持部材20の穴部21に充填された複数の柱状突起部14を一体に備えた反負荷側ブラケット6と、反負荷側軸受8の外輪に固定され、軸受保持部材20の内周面20bに対し軸方向に摺動するように構成された摺動部材30とを有する。
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
上記実施形態では、軸受保持部材20が摺動部材30を介して反負荷側軸受8を保持する二重ハウジング構造としたが、摺動部材30を設けずに、軸受保持部材20が直接反負荷側軸受8を保持する構造としてもよい。回転電機が高速モータ等でなく温度上昇がさほど大きくない場合には、本変形例の構造とすることが可能である。本変形例の一例を図5に示す。
上記実施形態では、軸受保持部材20の軸方向両側の端面26,27に円環溝22,23が形成された構成としたが、いずれか一方の端面のみに円環溝が形成された構成としてもよい。本変形例の一例を図6に示す。図6に示すように、本変形例における軸受保持部材20Aでは、軸方向において反負荷側ブラケット6とは反対側の端面26にのみ、複数の穴部21が連通される円環溝22が形成され、反負荷側ブラケット6側の端面27には円環溝は形成されていない。反負荷側ブラケット6は、軸受保持部材20の複数の穴部21に充填された複数の柱状突起部14と、軸受保持部材20の円環溝22に充填され、複数の柱状突起部14の先端部を連結する円環部15とを一体に備える。
上記実施形態では、ピン部材32を軸受保持部材20と摺動部材30との間に設けた構成としたが、これに限定されるものではない。例えば図7に示すように、反負荷側ブラケット6と摺動部材30との間に設けてもよい。この例では、ピン部材32は反負荷側ブラケット6の内面6aに立設されており、摺動部材30の反負荷側の端面にピン部材32が挿入される軸方向の長穴25が形成されている。これによっても、軸受保持部材20と摺動部材30との軸方向の摺動を許容しつつ、摺動部材30のクリープ現象を防止することができる。
以上では、軸受保持部材20に円環溝を形成した構成としたが、これに限定されるものではなく、軸受保持部材20に軸方向に延びる複数の穴部21のみを形成した構成としてもよい。この場合でも、反負荷側ブラケット6で軸受保持部材20の外周を覆う構成とすることなく、軸受保持部材20を反負荷側ブラケット6に固定することができるので、温度変化による軸受保持部材20の内径の変化を抑制できる。
1A 回転電機
5 負荷側ブラケット(ブラケットの一例)
6 反負荷側ブラケット(ブラケットの一例)
6a 内面
7 負荷側軸受(軸受の一例)
8 反負荷側軸受(軸受の一例)
10 シャフト
14 柱状突起部
15 円環部(第1円環部の一例)
16 円環部(第2円環部の一例)
20 軸受保持部材
20A 軸受保持部材
20a 一端部
20b 内周面
21 穴部
22 円環溝(第1円環溝の一例)
23 円環溝(第2円環溝の一例)
25 長穴
26 端面
27 端面
30 摺動部材
32 ピン部材
Claims (9)
- 内周に固定子が設けられたフレームと、
シャフトを回転自在に支持する軸受と、
前記フレームと別体であると共に離間して配置され、前記軸受の外周側に配置され、前記シャフトの軸方向に沿って延びる穴部が周方向複数箇所に形成された、前記軸受を保持する軸受保持部材と、
前記フレームの前記軸方向における端部に配置され、前記軸受保持部材の前記軸方向における一端部が内面に固定され、前記軸受保持部材の前記穴部に充填された複数の柱状突起部を一体に備えたブラケットと、を有し、
前記軸受保持部材は、
前記ブラケットの前記柱状突起部と前記軸受との間に介在する
ことを特徴とする回転電機。 - シャフトを回転自在に支持する軸受と、
前記軸受の外周側に配置され、前記シャフトの軸方向に沿って延びる穴部が周方向複数箇所に形成された、前記軸受を保持する軸受保持部材と、
前記軸受保持部材の前記軸方向における一端部が内面に固定され、前記軸受保持部材の前記穴部に充填された複数の柱状突起部を一体に備えたブラケットと、を有し、
前記軸受保持部材は、
前記軸方向において前記ブラケットとは反対側の端面に、複数の前記穴部が連通される第1円環溝が形成されており、
前記ブラケットは、
前記軸受保持部材の前記第1円環溝に充填され、前記複数の柱状突起部の先端部を連結する第1円環部を一体に備える
ことを特徴とする回転電機。 - シャフトを回転自在に支持する軸受と、
前記軸受の外周側に配置され、前記シャフトの軸方向に沿って延びる穴部が周方向複数箇所に形成された、前記軸受を保持する軸受保持部材と、
前記軸受保持部材の前記軸方向における一端部が内面に固定され、前記軸受保持部材の前記穴部に充填された複数の柱状突起部を一体に備えたブラケットと、を有し、
前記軸受保持部材は、
前記軸方向において前記ブラケット側の端面に、複数の前記穴部が連通される第2円環溝が形成されており、
前記ブラケットは、
前記軸受保持部材の前記第2円環溝に充填され、前記複数の柱状突起部の基端部を連結する第2円環部を一体に備える
ことを特徴とする回転電機。 - 前記軸受保持部材の複数の前記穴部は、
前記周方向に等角度間隔となるように形成されており、
前記ブラケットの前記複数の柱状突起部は、
前記周方向に等角度間隔となるように配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転電機。 - 前記軸受の外輪に固定され、前記軸受保持部材の内周面に対し前記軸方向に摺動するように構成された摺動部材をさらに有し、
前記軸受保持部材は、
前記摺動部材を介して前記軸受を保持する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転電機。 - 前記軸受保持部材又は前記ブラケットと前記摺動部材との間に配置され、前記軸受保持部材と前記摺動部材との前記軸方向の摺動を許容しつつ前記摺動部材の前記周方向の回転を規制するように構成されたピン部材をさらに有する
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機。 - 前記軸受は、
前記回転電機に対して負荷が取り付けられる側とは反対側で前記シャフトを支持する反負荷側軸受を含み、
前記軸受保持部材は、
前記反負荷側軸受を保持し、
前記摺動部材は、
前記反負荷側軸受の外輪に固定される
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の回転電機。 - 前記ブラケットは、
アルミを主成分とするアルミ合金製であり、
前記軸受保持部材は、
鉄を主成分とする鉄合金製である
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の回転電機。 - 請求項1乃至8のいずれか1項記載の回転電機の製造方法であって、
前記軸受保持部材をインサート部品として前記ブラケットを鋳造により一体成形すること
を有することを特徴とする回転電機の製造方法。
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