JP5484868B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明はモータに関する。
従来のモータとして、ステータを焼きばめ等によってハウジングに固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−219996号公報
しかしながら、前述したモータでは、ステータが焼きばめ等によってハウジングに固定されていても、振動の激しい作業機器や車両などに用いられた場合には、ステータが軸方向にずれてしまうという問題点があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、ステータが軸方向にずれるのを抑制することを目的とする。
本発明は、コイルが巻き回されたステータと、前記ステータによって外周を覆われ、前記ステータが形成する回転磁界によって回転するロータと、前記ロータと一体となって回転する回転軸と、前記ステータを固定するハウジングと、前記ハウジングの開口端を閉じるカバーと、を備えるモータである。
そして、前記ステータが、前記ハウジングの内周面と当接する外周面に、前記カバーの底面と対向する一端面から前記回転軸の軸方向に伸びる所定長さの溝を備え、前記カバーが、その底面から前記回転軸の軸方向に延設されて、前記溝に挿入されるとともに先端が前記ステータと当接する突出部を備え、前記ハウジングが、前記ステータの一端面の反対側の他端面に当接するステータ保持部を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、カバーに形成された突出部とハウジングに形成されたステータ保持部とによって、ステータを挟み込むことができる。これにより、ステータが軸方向にずれるのを抑制することができる。
第1実施形態によるブラシレスモータの断面図である。 第1実施形態によるステータコアの積層鋼板のみを図示したステータの斜視図である。 第2実施形態によるブラシレスモータの断面図である。 第2実施形態によるステータコアの積層鋼板のみを図示したステータの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるブラシレスモータ1の断面図である。
ブラシレスモータ1は、一端が開口した円筒状の容器であるハウジング2と、ハウジング2の一端を閉じるためのカバー3と、を備える。カバー3は、ボルト31によってハウジング2に固定される。
ハウジング2及びカバー3には、それぞれベアリング4が設けられ、このベアリング4によって回転軸5が回転自在に支持される。
回転軸5には、回転軸5と一体となって回転するロータ6が固定される。ロータ6には、複数の永久磁石がロータ6の周方向に互いに所定間隔を隔てて埋め込まれている。この永久磁石によって、ロータ6の外周は、N極及びS極が周方向に交互に入れ替わる磁極となっている。
そして、このロータ6の外周を覆うように、ハウジング2の内周面2aに円筒状のステータ7が焼きばめによって固定される。
ステータ7は、円環状となるように、複数のステータコア71を連結して形成される。ステータコア71は、鋼板を積層して一体化した積層鋼板72と、絶縁性の合成樹脂によって形成されたインシュレータ73と、インシュレータ73を介して積層鋼板72に巻き回されるコイル74とを備える。なお、本実施形態では9つのステータコア71を連結してステータ7を構成している。
図2は、ステータコア71の積層鋼板72のみを図示した斜視図である。
図2示すように、各積層鋼板72はT字形状をしており、外周面721aがハウジング2の内周面2aと接するように形成される弧状のヨーク部721と、ヨーク部721からブラシレスモータ1の内径方向に突出するティース部722と、を備える。ティース部722にインシュレータ73が嵌め込まれ、コイル74が巻き回される。
ヨーク部721の外周面721aには、軸方向に伸びる溝723が形成される。溝723は、ヨーク部721の一端面(図中上側の端面)721bから他端面(図中下側の端面)721cにわたって形成される。溝723には、ステータ7が周方向にずれるのを抑制するピン8(図1参照)が挿入される。
ブラシレスモータ1は上記のように構成されて、コイル74に対する通電をロータ6の回転位置に応じて制御することで、ステータ7がロータ6の永久磁石を吸着するとともに反発させる。これによりロータ6とともに回転軸5が回転する。このように、ロータ6は、ステータ7が形成する回転磁界によって回転する。
ここで、ブラシレスモータ1を振動の激しい作業機器や車両などに使用する場合、その振動によって、ハウジング2に固定したステータ7が軸方向にずれてしまい、ステータ7の劣化やブラシレスモータ1の機能低下を引き起こすという問題点があった。
そこで本実施形態では、図1に示すように、カバー3に、その底面3aから周方向に沿って延設されて、積層鋼板72のヨーク部721の一端面721bと接する突出部32を設けた。突出部32は、周方向に沿って連続するように円環状に形成される。また、ハウジング2の外周壁21に、ブラシレスモータ1の内径方向に突出する段部(ステータ保持部)22を形成した。段部22は、突出面22aが積層鋼板72のヨーク部721の他端面721cと接するように形成される。
これにより、積層鋼板72がカバー3の突出部32とハウジング2の段部22とによって挟まれる状態になるので、ステータ7が軸方向にずれるのを抑制することができる。そのため、ステータ7の劣化を抑制することができるとともに、ブラシレスモータ1の機能低下を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図3及び図4を参照して説明する。本実施形態は、ステータ7の軸方向のずれを抑制する手段が第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。なお、以下に示す実施形態では前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図3は、本実施形態によるブラシレスモータ1の断面図である。図4は、本実施形態によるステータコア71の積層鋼板72のみを図示した斜視図である。
本実施形態では、図4に示すように、ハウジング2の内周面2aと接する各積層鋼板72のヨーク部721の外周面721aに、ヨーク部721の一端面721bから軸方向に伸びる所定長さの溝724を形成する。この溝724の長さは、積層鋼板72の軸方向長さよりも短い。
そして、図3に示すように、この各積層鋼板72の溝724に対応してカバー3の底面3aから延びて、各溝724に挿入される棒状の突出部33を形成した。突出部33は、先端が溝724の端面724aに当接するように形成される。本実施形態では、積層鋼板72が9つあるので、棒状の突出部33も9つ形成される。
これにより、カバー3に形成された棒状の突出部33とハウジング2の段部22とによってステータ7が挟まれた状態となるのでステータ7が軸方向にずれるのを抑制することができる。また、この突出部33は第1実施形態のピンの機能も果たすのでステータ7が周方向にずれるのも抑制することができる。さらに、カバー3に形成された突出部33がステータ7の周方向ずれを規制するのでピンが不要となり、部品点数を少なくしてコストを下げることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、第1実施形態ではカバー3の突出部32を円環状としたが、扇状のもの複数形成してヨーク部721の一端面721bと当接させるようにしても良い。
また、第2実施形態では、各積層鋼板72に溝724を形成し、この溝に対応する数の突出部33を形成したが、少なくとも1つの積層鋼板72に溝724を形成し、突出部33を挿入させれば良い。
また上記各実施形態では、ロータ6に永久磁石を埋め込む構成としたが、これに限られるものではなく、例えばロータ6の外周を永久磁石としても良い。
1 ブラシレスモータ(モータ)
2 ハウジング
2a 内周面
3 カバー
3a 底面
5 回転軸
6 ロータ
7 ステータ
22 段部(ステータ保持部)
32 突出部
33 突出部
74 コイル
721a 側面
721b 一端面
721c 他端面
724 溝

Claims (1)

  1. コイルが巻き回されたステータと、
    前記ステータによって外周を覆われ、前記ステータが形成する回転磁界によって回転するロータと、
    前記ロータと一体となって回転する回転軸と、
    前記ステータを固定するハウジングと、
    前記ハウジングの開口端を閉じるカバーと、
    を備えるモータであって、
    前記ステータは、前記ハウジングの内周面と当接する外周面に、前記カバーの底面と対向する一端面から前記回転軸の軸方向に伸びる所定長さの溝を備え、
    前記カバーは、その底面から前記回転軸の軸方向に延設されて、前記溝に挿入されるとともに先端が前記ステータと当接する突出部を備え、
    前記ハウジングは、前記ステータの一端面の反対側の他端面に当接するステータ保持部を備える、
    ことを特徴とするモータ。
JP2009264051A 2009-11-19 2009-11-19 モータ Active JP5484868B2 (ja)

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