JP6299841B1 - 車両のフロア下構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアトンネル5を流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させる車両1のフロア下構造を提供することを目的とする。【解決手段】車両1の車両前後方向に延びるフロアトンネル5と、フロアトンネル5における車幅方向外側の下部に配設された左右のフロアパネル6と、フロアトンネル5の内部に配置された排気管12とを備えた車両1のフロア下構造であって、排気管12が、車幅方向に沿った断面の断面積が排気管12の断面積よりも大きい尿素SCR触媒122と、尿素SCR触媒122における車幅方向の両側面に装着された一組の整流板30とを備え、整流板30が、フロアアンダーカバー9の下端に対して略同じ車両上下方向の位置、または車両上方の位置で車両前後方向に延びる右側整流板31の右側本体部312、及び左側整流板32の左側本体部322を備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば車両前後方向に延びるフロアトンネルを有する車両において、フロアトンネルの内部を車両後方へ向けて流下する走行風を整流するような車両のフロア下構造に関する。
従来、自動車などの車両において、車両の床面を車両上方に膨出させて形成したフロアトンネルの内部に、内燃機関に連結された排気管や内燃機関の駆動力を伝達するプロペラシャフトが配設された後輪駆動車や四輪駆動車などがある。
このような車両では、車両がアイドリング状態で停車している場合、排気管に一体的に設けた触媒などの浄化装置の熱によって、フロアトンネル内の空気が加熱されて高温になり易い。
そこで、例えばプロペラシャフトのセンターサポートベアリングのような熱影響を受け易い構造体を、浄化装置によって加熱された空気の熱影響から保護する技術が提案されている(特許文献1参照)。
より詳しくは、特許文献1では、浄化装置(触媒コンバータ)の上面及び側面を一体的に覆う遮熱板が、後部開口の一部を閉塞する面を備えるとともに、浄化装置の上面と対向する面に複数のリブを備えていることが記載されている。
このような遮熱板を備えたことにより、特許文献1では、浄化装置によって熱せられた空気を、遮熱板の前部から排出するとともに、エンジンルームからフロアトンネルに流入した空気と合流させて車両後方へ流下させている。これにより、特許文献1は、車両後方へ流下する空気の温度を低下させて、熱影響を受け易い構造体を熱害から保護している。
ところで、車両が走行している場合、フロアトンネルの内部には、フロントバンパーのグリル開口からエンジンルームを介して流入した走行風が、車両後方へ向けて流下している。
このようなフロアトンネルの内部を車両後方へ向けて流下する走行風が浄化装置に到達すると、走行風の一部は、浄化装置に衝突することで流下方向が偏向され、浄化装置の表面に沿うように流動を開始する。
この際、浄化装置の表面に沿うように流動開始した走行風の風速が、フロアパネルよりも車両下方の空間を車両後方へ向けて流下する走行風の風速よりも遅くなるため、浄化装置の表面に沿うように流動開始した走行風は、フロアパネルよりも車両下方を流下する走行風に引き寄せられるように、フロアトンネルから流出することになる。
このように浄化装置近傍において、走行風がフロアトンネルの外部へ流動すると、浄化装置よりも車両後方へ流下する走行風の風量が減少するため、車両後部に配置されたリヤデフなどが十分に冷却できないという問題があった。
さらに、フロアトンネルから流出した走行風によって、フロアパネルよりも車両下方を流下する走行風の風量が、車両前部に対して車両後部の方が多くなるため、車両前後における空力バランスが乱れるおそれがあった。
特開平11−5567号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させる車両のフロア下構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両の車両前後方向に延びるフロアトンネルと、該フロアトンネルにおける車幅方向外側の下部に配設された左右のフロアパネルと、前記フロアトンネルの内部に配置された車両前後方向に延びる排気管とを備えた車両のフロア下構造であって、前記排気管が、車幅方向に沿った断面の断面積が前記排気管における配管部分の断面積よりも大きい断面形状で車両前後方向に延びる浄化装置と、該浄化装置とは別体で構成されるとともに、前記浄化装置における車幅方向の両側面に装着された一組の整流板とを備え、該整流板が、前記フロアパネルの部分における下端に対して略同じ車両上下方向の位置、または車両上方の位置で車両前後方向に延びる略平板状の平板部を備え、該平板部が、底面視において、前記フロアパネルに近接する車幅方向の長さを有する形状に形成されたことを特徴とする。
上記浄化装置は、排気ガス中の炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物、あるいは粒子状物質を除去する装置であって、例えば、尿素SCRシステムや三次元触媒などとすることができる。
上記フロアパネルの部分における下端とは、フロアパネルの下端、フロアパネルの下面に接合されたフロアトンネルの端部における下端、あるいはフロアパネルに装着されたアンダーカバーの下端などとすることができる。
この発明により、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
具体的には、フロアパネルの部分における下端に対して略同じ車両上下方向の位置、または車両上方の位置で車両前後方向に延びる整流板の平板部により、車両のフロア下構造は、フロアトンネルと、浄化装置と、整流板の平板部とで囲われたトンネル状の導風経路を構成することができる。
このため、車両のフロア下構造は、フロアトンネルの内部において、浄化装置近傍を流動する走行風が、フロアパネルよりも車両下方の空間を流下する走行風の影響を受けることを阻止できる。
これにより、車両のフロア下構造は、フロアトンネルの内部において、浄化装置に衝突することで、浄化装置の表面に沿うように流動開始した走行風が、フロアパネルよりも車両下方の空間を流下する走行風に引き寄せられるようにフロアトンネルの外部へ流出することを整流板の平板部で抑制することができる。
さらに、浄化装置の表面に沿って流動開始した走行風の風速は、浄化装置との衝突によってその風速が低下する。このため、浄化装置の表面に沿って流動開始した走行風は、フロアトンネル、浄化装置、及び一組の整流板で囲われた導風経路の内部において、最も風速の速い走行風に引き寄せられやすくなる。すなわち、浄化装置の表面に沿って流動開始した走行風は、浄化装置に衝突することなく車両後方へ流下する走行風に引き寄せられやすくなる。
これにより、車両のフロア下構造は、浄化装置との衝突によって風速が低下した走行風を、その風速を増加させながら浄化装置よりも車両後方へ向けて流下させることができる。このため、車両のフロア下構造は、車両後部に配設された冷却が所望される構造体、例えば、車両後部に配置されたリヤデフに対して走行風を供給することができる。
さらに、車両のフロア下構造は、フロアトンネルから流出した走行風によって、車両後部におけるフロアパネルよりも車両下方を流下する走行風の風量が増大することを抑制できる。このため、車両のフロア下構造は、車両前後における空力バランスが意図しないバランスになることを防止できる。
従って、車両のフロア下構造は、浄化装置に設けた一組の整流板により、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
この発明の態様として、前記排気管の車両上方に、車両前後方向へ延びるプロペラシャフトを備えている。
上記プロペラシャフトは、例えば、2ジョイントのプロペラシャフト、あるいは3ジョイントのプロペラシャフトなどとすることができる。
この発明により、車両のフロア下構造は、プロペラシャフトの回転によって生じる空気の流れに、浄化装置の表面に沿って流動開始した走行風を引き寄せることができる。このため、車両のフロア下構造は、フロアトンネルからの走行風の流出をより確実に阻止することができる。
さらに、車両のフロア下構造は、プロペラシャフトの後端近傍に配置された冷却が所望される構造体に、フロアトンネルの内部を流下する走行風を確実に供給することができる。
例えば、車両のフロア下構造は、プロペラシャフト後部のユニバーサルジョイントに対して走行風を確実に供給することができる。
あるいは、車両のフロア下構造は、プロペラシャフトの後端に連結されたリヤデフ、またはトランスアクスルに対して走行風を確実に供給することができる。
これにより、車両のフロア下構造は、フロアトンネルにおける走行風をより車両後方へ流下させる一組の整流板によって、プロペラシャフトの後端近傍に配置された冷却が所望される構造体を熱害から保護することができる。
またこの発明の態様として、前記プロペラシャフトが、センターサポートベアリングを備え、前記フロアトンネルが、前記浄化装置の車両上方において、前記プロペラシャフトのセンターサポートベアリングを支持する支持ブラケットを備えている。
この発明により、車両のフロア下構造は、プロペラシャフトのセンターサポートベアリングが浄化装置の車両上方に配置された場合であっても、浄化装置に設けた一組の整流板によって、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
具体的には、プロペラシャフトのセンターサポートベアリングが浄化装置の車両上方に配置されているため、浄化装置に衝突することなく車両後方へ流下した走行風の一部が、センターサポートベアリング、及び支持ブラケットに衝突することになる。
この際、車両のフロア下構造は、センターサポートベアリング、及び支持ブラケットに衝突した走行風が、浄化装置やフロアトンネルに沿ってフロアトンネルの外部へ流出することを、浄化装置に設けた一組の整流板によって抑制することができる。
さらに、センターサポートベアリング、及び支持ブラケットに衝突した走行風は、フロアトンネル、浄化装置、及び一組の整流板で囲われた導風経路の内部において、最も風速の速い走行風に引き寄せられやすくなる。
すなわち、センターサポートベアリング、及び支持ブラケットに衝突した走行風は、センターサポートベアリングと支持ブラケットとの隙間、センターサポートベアリングと浄化装置との隙間などを通って車両後方へ向けて流下する走行風に引き寄せられやすくなる。
これにより、車両のフロア下構造は、センターサポートベアリング、及び支持ブラケットにも衝突した走行風を、その場に滞留させることなく、浄化装置よりも車両後方へ向けて流下させることができる。
従って、車両のフロア下構造は、プロペラシャフトのセンターサポートベアリングが浄化装置の車両上方に配置された場合であっても、浄化装置に設けた一組の整流板によってフロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
またこの発明の態様として、前記フロアトンネルを挟んで前記フロアパネルを連結するトンネルクロスメンバを備え、該トンネルクロスメンバが、前記浄化装置よりも車両前方における前記排気管の車両下方に配置されている。
この発明により、車両のフロア下構造は、フロアトンネルに流入する走行風の風量を安定して確保できるとともに、フロアトンネル内の走行風をより車両後方へ走行風を流下させることができる。
具体的には、例えば、フロアトンネルの前端近傍から浄化装置の前端近傍までをトンネルクロスメンバで覆うことで、車両のフロア下構造は、浄化装置よりも車両前方に、走行風が流下するトンネル状の導風経路を構成することができる。
これにより、車両のフロア下構造は、例えばエンジンルームから車両後方へ流下する走行風が、フロアパネルよりも車両下方の空間を流下する走行風に引き寄せられるように流動することを防止できる。このため、車両のフロア下構造は、エンジンルームからフロアトンネルに流入する走行風の風量を安定して確保することができる。
さらに、車両のフロア下構造は、一組の整流板とトンネルクロスメンバとによって、例えば、フロアトンネルの前端近傍から浄化装置の後端近傍に至る車両前後方向の範囲に、走行風が流下する導風経路を構成することができる。
これにより、車両のフロア下構造は、より多くの風量の走行風をフロアトンネル内へ流入させることができるとともに、浄化装置よりも車両後方へ安定した風量の走行風を流下させることができる。
従って、車両のフロア下構造は、浄化装置よりも車両前方に配置したトンネルクロスメンバによって、フロアトンネルに流入する走行風の風量を安定して確保できるとともに、フロアトンネル内の走行風をより車両後方へ流下させることができる。
またこの発明の態様として、前記排気管、または/および前記浄化装置が、前記排気管または/および前記浄化装置の内部に一部が露出する所定装置を備え、前記整流板が、前記所定装置に一端が接続された接続構造体を保持する保持手段を備えている。
上記所定装置は、排気管や浄化装置の内部状態を検出するセンサ、排気管や浄化装置の内部へ所定流体を噴射する噴射装置、あるいは排気ガスの熱を吸収するヒートパイプなどとすることができる。
上記接続構造体は、1つの電線、複数の電線を束ねたワイヤーハーネス、あるいは所定流体や熱交換媒体が流動可能な内部中空の配管、あるいはこれらを組み合わせたものとすることができる。
この発明により、車両のフロア下構造は、例えば、車両前後方向に延びる複数の接続構造体を整流板の保持手段で一体的に保持することができる。
さらに、車両のフロア下構造は、排気管が大きく揺動した場合であっても、接続構造体と所定装置との接続部分、及び接続構造体に意図しない荷重が加わることを防止できる。
従って、車両のフロア下構造は、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制できるとともに、排気管または/および浄化装置に装着された所定装置及び接続構造体に不具合が生じることを防止することができる。
本発明により、フロアトンネルを流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させる車両のフロア下構造を提供することができる。
底面視における車両の外観を示す底面図。 図1中のA−A矢視断面図。 プロペラシャフトと尿素SCR触媒との位置関係を説明する説明図。 車両右側上方視における尿素SCR触媒、及び右側整流板の外観を示す外観斜視図。 車両左側上方視における尿素SCR触媒、及び左側整流板の外観を示す外観斜視図。 左側整流板の外観を示す外観斜視図。 整流板を備えていない場合における走行風の流れを説明する説明図。 本実施形態における走行風の流れを説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態における車両は、車両前部に配設されたディーゼルエンジン(図示省略)の駆動力によって、少なくとも後輪が回転駆動する後輪駆動車、あるいは四輪駆動車である。この車両のフロア下構造について、図1から図6を用いて詳しく説明する。
なお、図1は車両1の底面図を示し、図2は図1中のA−A矢視断面図を示し、図3はプロペラシャフト11と尿素SCR触媒122との位置関係を説明する説明図を示し、図4は車両右側上方視における尿素SCR触媒122、及び右側整流板31の外観斜視図を示し、図5は車両左側上方視における尿素SCR触媒122、及び左側整流板32の外観斜視図を示し、図6は左側整流板32の外観斜視図を示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図2中の上方を車両上方とし、図中の下方を車両下方とする。
本実施形態における車両1のフロア下構造は、図1に示すように、車両1の床面を構成する部分であって、底面視において、車両1の前部に配設された左右一対の前輪2と、車両1の後部に配設された左右一対の後輪3と、前輪2、及び後輪3の間で車両前後方向に延びる左右一対のサイドシル4とで囲われた部分である。
詳述すると、車両1のフロア下構造は、図1及び図2に示すように、左右のサイドシル4の間における車幅方向略中央を車両前後方向に延びるフロアトンネル5と、サイドシル4、及びフロアトンネル5の間に配設されるとともに、乗員が着座する座席(図示省略)が装着される部分であるフロアパネル6と、フロアパネル6を連結する第1トンネルクロスメンバ7、及び第2トンネルクロスメンバ8とで構成されている。
さらに、車両1のフロア下構造には、図1及び図2に示すように、フロアパネル6を車両下方から覆うフロアアンダーカバー9が装着されている。
加えて、車両1のフロア下構造には、図1及び図2に示すように、車両1の後部に配設されたカップリング付きリヤデフ10に後端が連結された車両前後方向に延びるプロペラシャフト11と、ディーゼルエンジンが排出した排気ガスが流下する排気管12とが、フロアトンネル5の内部に配設されている。
引き続き、このような構成の車両1のフロア下構造について、さらに詳しく説明する。
フロアトンネル5は、図2に示すように、車幅方向に沿った縦断面において、車両上方に突出した略ハット状の断面形状を、車両前後方向に延設した形状に形成されている。
具体的には、フロアトンネル5は、図2に示すように、車幅方向に沿った断面において、フロアパネル6の下面に接合される左右一対のトンネルフランジ部51と、トンネルフランジ部51から立設した左右一対のトンネル側壁部52と、左右のトンネル側壁部52における上端を車幅方向に連結するトンネル天板部53とで、略ハット状の断面形状に形成されている。
トンネルフランジ部51は、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が、車両下方に突設した断面略ハット状に形成されている。このトンネルフランジ部51は、フロアパネル6の下面に接合されることで、車両前後方向に延びる閉断面形状を構成している。
トンネル側壁部52は、トンネルフランジ部51における車幅方向内側の端部から車幅方向内側、かつ車両上方へ向けて傾斜させて延設した形状に形成されている。
このような構成のフロアトンネル5には、図2に示すように、フロアトンネル5の上面を覆うガセット13と、トンネルレインフォースメント14とがこの順番で接合されている。
ガセット13は、図2に示すように、車幅方向に沿った断面において、トンネル側壁部52に沿って傾斜した左右一対のガセット傾斜部131と、ガセット傾斜部131から車両上方へ延設した左右一対のガセット縦壁部132と、左右のガセット縦壁部132における上端を車幅方向で連結するガセット天板部133とで、断面略門型形状に形成されている。
トンネルレインフォースメント14は、図2に示すように、車幅方向に沿った断面において、ガセット13のガセット傾斜部131に沿って傾斜した左右一対のトンネルレイン傾斜部141と、トンネルレイン傾斜部141からガセット縦壁部132に沿って車両上方へ延設したトンネルレイン縦壁部142と、左右のトンネルレイン縦壁部142を車幅方向で連結するトンネルレイン天板部143とで、断面略門型形状に一体形成されている。
なお、トンネルレイン天板部143の車幅方向略中央には、車両下方へ向けて凹設されるとともに、ガセット13のガセット天板部133に接合される凹設部分が形成されている。
さらに、凹設部分よりも車幅方向外側におけるトンネルレイン天板部143には、所定の内装部材(図示省略)が装着される溶着ボルト144が、上面から車両上方へ突出させた状態で溶着されている。
また、第1トンネルクロスメンバ7は、図1に示すように、車両前方側、及び車両後方側が凹設された底面視略H型形状であって、フロアトンネル5の前端近傍におけるトンネルフランジ部51に締結固定されている。
なお、第1トンネルクロスメンバ7には、車両前部に配設されたフロントサブフレーム15と第1トンネルクロスメンバ7の間を覆うエンジンアンダーカバー16の後端が装着されている。
また、第2トンネルクロスメンバ8は、図1に示すように、車両後方側が凹設された底面視略門型形状であって、車両前後方向略中央におけるフロアトンネル5のトンネルフランジ部51に締結固定されている。
より詳しくは、第2トンネルクロスメンバ8は、第1トンネルクロスメンバ7の後端から、後述する排気管12の尿素SCR触媒122における車両前後方向長さと略同等の間隔を隔てた位置に配設されている。
また、フロアアンダーカバー9は、フロアパネル6の車両下方をとおる空気の流れを整流する合成樹脂製のパネル部材であって、空気抵抗を低減する機能と、乱流の発生を抑制する機能を有している。
このフロアアンダーカバー9は、図1及び図2に示すように、フロアパネル6の下面から車両下方に所定間隔を隔てた位置で、左右のフロアパネル6をそれぞれ車両下方から覆う左右一対の前部カバー91と左右一対の後部カバー92とで構成されている。
左右一対の前部カバー91は、第2トンネルクロスメンバ8の後部よりも車両前方におけるフロアパネル6を車両下方から覆う形状に形成されている。
一方、左右一対の後部カバー92は、前部フロアアンダーカバー9よりも車両後方におけるフロアパネル6を車両下方から覆う形状に形成されている。
なお、フロアアンダーカバー9は、フロアトンネル5のトンネルフランジ部51やフロアパネル6に締結ボルト93(図2参照)を介して締結固定されている。
また、プロペラシャフト11は、図1から図3に示すように、ディーゼルエンジンに接続された変速機(図示省略)に前端が連結された前部シャフト111と、前部シャフト111の後端を車両前後方向にスライド可能に支持するとともに、カップリング付きリヤデフ10に後端が連結された後部シャフト112と、前部シャフト111を支持するセンターサポートベアリング113とで構成された3ジョイントタイプのプロペラシャフトである。
前部シャフト111の後部には、図3に示すように、センターサポートベアリング113の外径と略同径の略円板状で、センターサポートベアリング113に対向配置された後退防止プレート114が一体的に装着されている。
この後退防止プレート114は、車両後方への荷重が前部シャフト111に作用した際、車両前後方向でセンターサポートベアリング113に当接することで、前部シャフト111の車両後方への移動を規制する機能を有している。
センターサポートベアリング113は、図2に示すように、前部シャフト111を回転自在に支持するボールベアリング113aと、ボールベアリング113aを弾性支持する正面視略円環状の弾性支持部材113bと、弾性支持部材113bを挟持するアッパベアリングサポート113c、及びロアベアリングサポート113dと、アッパベアリングサポート113cの端部、及びロアベアリングサポート113dの端部を弾性支持するブッシュ113eとで構成されている。
ボールベアリング113aは、前部シャフト111の端部が圧入される内輪と、弾性支持部材113bが接合される外輪とを有するボールベアリングである。
弾性支持部材113bは、例えば合成ゴムなどの弾性を有する合成樹脂製で、ボールベアリング113aを揺動可能に弾性支持している。
アッパベアリングサポート113cは、正面視において、弾性支持部材113bの外径に沿うとともに、車両上方へ突出した略円弧状の円弧部と、円弧部から車両下方へ延設したのち、車幅方向外側へ延設した脚部とで一体形成されている。このアッパベアリングサポート113cの脚部には、ブッシュ113eを挿通可能な開口孔(図示省略)が開口形成されている。
ロアベアリングサポート113dは、正面視において、弾性支持部材113bの外径に沿うとともに、車両下方へ突出した略円弧状の円弧部と、円弧部の上端から車幅方向外側へ延設した脚部とで一体形成されている。このロアベアリングサポート113dの脚部には、ブッシュ113eを挿通可能な開口孔(図示省略)が開口形成されている。
ブッシュ113eは、例えば、ゴムなどの弾性を有する合成樹脂製で、略筒状体に形成されている。
このような構成のセンターサポートベアリング113は、図2に示すように、第1トンネルクロスメンバ7と第2トンネルクロスメンバ8との間において、フロアトンネル5の支持ブラケット17に支持固定されている。
支持ブラケット17は、図2に示すように、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が断面略ハット状であって、センターサポートベアリング113を支持する部分が、フロアトンネル5とで略ボックス状になるように形成されている。
具体的には、支持ブラケット17は、図2に示すように、フロアトンネル5のトンネル側壁部52に沿って傾斜した左右一対のブラケット端部171と、ブラケット端部171の上端から車幅方向内側へ略水平に延設した左右一対のブラケット平板部172と、ブラケット平板部172の車幅方向内側から車両上方へ立設した左右一対のブラケット縦壁部173と、ブラケット縦壁部173の上端からトンネル側壁部52に沿って傾斜した左右一対のブラケット傾斜部174と、ブラケット傾斜部174を連結するブラケット天板部175と、ブラケット縦壁部173の前端、及び後端からそれぞれ車幅方向外側へ延設したブラケット前面部176(図3参照)、及びブラケット後面部177とで一体形成されている。
さらに、支持ブラケット17のブラケット平板部172には、プロペラシャフト11が装着される溶着ボルト178が、下面から車両下方へ突出させた状態で溶着固定されている。
なお、支持ブラケット17は、ブラケット端部171、ブラケット傾斜部174、ブラケット前面部176、及びブラケット後面部177がフロアトンネル5のトンネル側壁部52に接合されている。これにより、支持ブラケット17は、トンネル側壁部52とで車両前後方向が略閉口された略ボックス形状を形成している。
また、排気管12は、図1及び図3に示すように、フロアトンネル5と、第1トンネルクロスメンバ7、及び第2トンネルクロスメンバ8とで囲われた空間内において、プロペラシャフト11よりも車両下方の位置に配設されている。
この排気管12は、ディーゼルエンジンにおけるエキゾーストマニホールド(図示省略)の直後に位置するディーゼル微粒子捕集フィルター121(図1参照)に前端が連結されるとともに、前端から車両後方へ向けて延設されている。
具体的には、排気管12は、図1に示すように、ディーゼル微粒子捕集フィルター121に連結された第1配管12a、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)触媒122、第2配管12b、スリップ触媒123、及び第3配管12cを、車両前方からこの順番で一体的に連結して構成している。
ディーゼル微粒子捕集フィルター121は、排気ガス中に含まれる粒子状物質を除去する機能を有している。
尿素SCR触媒122は、外部に設けた尿素タンク(図示省略)から供給された尿素水を排気ガスに噴射することで、排気ガス中の窒素酸化物を浄化する機能を有している。
この尿素SCR触媒122は、図1から図3に示すように、第1トンネルクロスメンバ7と第2トンネルクロスメンバ8の間で、かつプロペラシャフト11のセンターサポートベアリング113の車両下方の位置に配設されている。
より詳しくは、尿素SCR触媒122は、図2に示すように、車幅方向に沿った断面形状が車幅方向に長い断面略長楕円形状の触媒本体124と、触媒本体124を囲繞する遮熱板125とで構成されている。
触媒本体124は、車両上下方向、及び車幅方向の大きさが、第1配管12aの外径よりも大きい形状、すなわち車幅方向に沿った断面積が第1配管12aの断面積よりも大きい形状に形成されている。
さらに、触媒本体124には、図2に示すように、車幅方向に沿った縦断面において、車幅方向内側が開口した断面略ハット状のブラケット126が、車幅方向の両側面に溶着固定されている。このブラケット126には、図2、図4、及び図5に示すように、後述する締結ボルト129が螺合する2つの溶着ナット127と、車両外側へ突出した2つの溶着ボルト128とが溶着されている。
さらに、触媒本体124の車両左側には、図4及び図5に示すように、尿素水を内部へ噴射する尿素水噴射装置18が前部に装着されているとともに、排気ガスの温度を検出する排気温度センサ19が後部に装着されている。
なお、尿素水噴射装置18には尿素水が供給される供給ホース20が接続され、排気温度センサ19にはワイヤーハーネス21が接続されている。この尿素水噴射装置18の供給ホース20、及び排気温度センサ19のワイヤーハーネス21は、排気管12の後方から延びる別のワイヤーハーネス22とともに、フロアトンネル5のトンネルフランジ部51に締結固定されたハーネスブラケット23(図1及び図2参照)に結束バンド24によって固定されている。
一方、遮熱板125は、図2に示すように、車幅方向に沿った断面形状が触媒本体124よりも一回り大きい略長楕円形状であって、触媒本体124の下半分を車両下方から覆う下側遮熱板125aと、触媒本体124における上半分を車両上方から覆う上側遮熱板125bとで構成されている。
この遮熱板125の下側遮熱板125a、及び上側遮熱板125bには、図2、図4、及び図5に示すように、締結ボルト129が挿通する挿通孔と、溶着ボルト128が挿通する挿通孔とが開口形成されている。
そして、遮熱板125は、下側遮熱板125aの上端部分と上側遮熱板125bの下端部分とを重ね合わせた状態で、触媒本体124のブラケット126に締結ボルト129を用いて締結固定されている。
スリップ触媒123は、図1に示すように、第2トンネルクロスメンバ8の車両後方に配設されている。このスリップ触媒123は、排気ガス中に含まれるアンモニアを除去して外部への放出を抑制する機能を有している。
上述した構成の排気管12は、図4、及び図5に示すように、例えば、尿素SCR触媒122に設けた排気管側ハンガー25を、吊りゴム26を介して車体側ハンガーに連結することで揺動可能に支持されている。
そして、このような構成の排気管12における尿素SCR触媒122には、図1及び図2に示すように、フロアトンネル5の内部を流下する走行風を整流する左右非対称の一組の整流板30が装着されている。
左右一組の整流板30は、図4及び図5に示すように、尿素SCR触媒122における車両右側に設けた右側整流板31と、尿素SCR触媒122における車両左側に設けた左側整流板32とで構成されている。なお、右側整流板31、及び左側整流板32は、それぞれ尿素SCR触媒122の溶着ボルト128に締結ナットを介して締結固定されている。
右側整流板31は、図2及び図4に示すように、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が断面略L字状であって、尿素SCR触媒122の遮熱板125における車両前後方向の長さよりも僅かに短い車両前後方向の長さを有する形状に形成されている。
具体的には、右側整流板31は、図4に示すように、尿素SCR触媒122における車両右側の側面に取付けられる略平板状の右側取付部311と、右側取付部311の下端から車両右側へ延設された略平板状の右側本体部312と、右側本体部312の前端から立設した前壁部313と、右側本体部312の後端から立設した後壁部314とで一体形成されている。
右側整流板31の右側取付部311は、図4に示すように、車幅方向に厚みを有するとともに、車両前後方向に長い略矩形の平板部分と、車両前後方向に所定間隔を隔てた位置で車両上方へ向けて平板部分から延設された2つの締結部分とで一体形成されている。
なお、右側取付部311における2つの締結部分には、尿素SCR触媒122の溶着ボルト128が挿通する挿通孔(図示省略)が開口形成されている。
さらに、右側取付部311の平板部分には、車両右側へ略半円状に突設されるとともに、車両下方へ向けて延設されたリブが、車両前後方向に所定間隔を隔てて5つ形成されている。
右側整流板31の右側本体部312は、図2及び図4に示すように、前部フロアアンダーカバー9に近接する車幅方向の長さで、右側取付部311の下端から車両右側へ延設している。
なお、右側本体部312は、図2に示すように、尿素SCR触媒122に装着された状態において、車両上下方向における前部フロアアンダーカバー9と略同位置に位置するように形成されている。
加えて、右側本体部312には、図4に示すように、車両上方へ向けて突設された略半円状で、右側取付部311のリブから連続して形成されたリブが5つ形成されている。
右側整流板31の前壁部313は、図4に示すように、右側本体部312の前端から車両前方上方へ向けて立設されるとともに、右側取付部311の前端と連続するように一体形成されている。
右側整流板31の後壁部314は、図4に示すように、前壁部313よりも長い車両上下方向の長さで右側本体部312の後端から車両上方へ向けて立設されるとともに、右側取付部311の後端と連続するように一体形成されている。
一方、左側整流板32は、図2及び図5に示すように、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が断面略L字状であって、尿素SCR触媒122における車両前後方向の長さと略同等の車両前後方向の長さを有する形状に形成されている。
具体的には、左側整流板32は、図5及び図6に示すように、尿素SCR触媒122における車両左側の側面に取付けられる左側取付部321と、左側取付部321の下端から車両左側へ延設された左側本体部322と、左側取付部321の前端から車両前方へ延設された前方延設部323と、左側取付部321の後端から車両後方へ延設された後方延設部324とで一体形成されている。
左側整流板32の左側取付部321は、図5及び図6に示すように、車幅方向に厚みを有するとともに、車両前後方向に長い略矩形の平板部分と、車両前後方向に所定間隔を隔てた位置で車両上方へ向けて平板部分から延設された2つの締結部分と、2つの締結部分の間から尿素SCR触媒122に沿うように車両上方へ延設された中間延設部分とで一体形成されている。
なお、左側取付部321における2つの締結部分には、尿素SCR触媒122の溶着ボルト128が挿通する挿通孔321aが開口形成されている。
さらに、左側取付部321には、図6に示すように、後述する結束バンドが装着される装着部321bが中間延設部分における車幅方向の略中央を切り欠いて形成されるとともに、結束バンドが装着される装着孔235,326が平板部分における車幅方向の略中央、及びその後方に開口形成されている。
左側整流板32の左側本体部322は、図1及び図5に示すように、底面視において、尿素SCR触媒122へ向けて突出したハーネスブラケット23を避けるように、車両前後方向の略中央部分が凹設された形状に形成されている。
詳しくは、左側本体部322は、図5及び図6に示すように、左側取付部321における車両前後方向の略中央部分から車幅方向外側へ略水平に延設した略平板状の中央部分322aと、中央部分322aから車両前方側へ延設した略平板状の前方部分322bと、中央部分322aから車両後方下方へ延設した傾斜部分322cと、傾斜部分322cから車両後方へ略水平に延設した略平板状の後方部分322dとで一体形成されている。
なお、左側本体部322は、中央部分322aにおける車幅方向の長さよりも長い車幅方向の長さで前方部分322bが形成され、前方部分322bにおける車幅方向の長さよりも僅かに長い車幅方向の長さで後方部分322dが形成されている。
さらに、左側本体部322は、図2に示すように、尿素SCR触媒122に装着された状態において、前部フロアアンダーカバー9よりも車両上方で、かつ右側整流板31の右側本体部312よりも車両上方の位置に位置するように形成されている。
加えて、左側本体部322には、図6に示すように、後述する結束バンドが装着されるとともに、左側取付部321の装着孔235,326と対となる装着孔235,326が中央部分322aの後端、及び後方部分322dの前端に開口形成されている。
左側整流板32の前方延設部323は、図5及び図6に示すように、左側取付部321の前端、及び左側本体部322における前方部分322bの前端から、尿素SCR触媒122に沿うように車両前方上方、かつ車幅方向内側へ向けて所定長さだけ延設されている。
さらに、前方延設部323には、図6に示すように、後述する結束バンドが装着される装着部323aが前端近傍を切り欠いて形成されるとともに、結束バンドが装着される一対の装着孔327が後端に開口形成されている。
左側整流板32の後方延設部324は、図5及び図6に示すように、左側取付部321の後端、及び左側本体部322における後方部分322dの後端から、尿素SCR触媒122に沿うように車両後方上方、かつ車幅方向内側へ向けて所定長さだけ延設されている。
なお、後方延設部324は、尿素SCR触媒122の後部に設けたブラケット122aに締結固定されている。
さらに、後方延設部324には、図6に示すように、後述する結束バンドが装着される装着部324aが後端近傍を切り欠いて形成されるとともに、結束バンドが装着される一対の装着孔328が車両前後方向の略中央に開口形成されている。
そして、上述した構成の左側整流板32は、図5に示すように、左側取付部321、及び左側本体部322の装着孔325と、前方延設部323の装着部323aと、前方延設部323の装着孔327とに装着された結束バンド33によって、尿素水噴射装置18の供給ホース20を保持している。
さらに、左側整流板32は、左側取付部321、及び左側本体部322の装着孔326と、後方延設部324の装着部324aと、後方延設部324の装着孔328とに装着された結束バンド34によって、排気温度センサ19のワイヤーハーネス21、及び排気管12の後方から延びる別のワイヤーハーネス22を一体的に保持している。
加えて、左側整流板32は、左側取付部321の装着部321bに装着された結束バンド35によって、尿素水噴射装置18の供給ホース20、排気温度センサ19のワイヤーハーネス21、及び排気管12の後方から延びる別のワイヤーハーネス22を一体的に保持している。
このように左側整流板32は、尿素水噴射装置18の供給ホース20、排気温度センサ19のワイヤーハーネス21、及び排気管12の後方から延びる別のワイヤーハーネス22を、結束バンド33,34,35を介して保持する保持部材としても機能している。
次に、上述した構成の車両1のフロア下構造において、車両1が走行している際、フロアトンネル5の内部を流下する走行風について、図7及び図8を用いて説明する。
なお、図7は整流板30を備えていない場合における走行風の流れを説明する説明図を示し、図8は本実施形態における走行風の流れを説明する説明図を示している。
車両1が走行開始した場合、車両前方から車両後方へ流れる走行風は、図7及び図8に示すように、フロントバンパーの下部からフロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間へ流入する走行風W1と、図示を省略したフロントバンパーのグリル開口、及びエンジンルームを介して、フロアトンネル5と第1トンネルクロスメンバ7とで囲われた空間に流入する走行風とに分かれる。
さらに、フロアトンネル5と第1トンネルクロスメンバ7とで囲われた空間に流入した走行風は、図7及び図8に示すように、プロペラシャフト11と排気管12との隙間を流下する走行風W2と、尿素SCR触媒122に衝突して流下方向を変えた走行風W3とに分流する。
このうち、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図7及び図8に示すように、その風速が低下するとともに、尿素SCR触媒122の表面に沿うように流下方向を車幅方向外側へ偏向しながら車両後方へ流れようとする。
このようなフロアトンネル5と第1トンネルクロスメンバ7とで囲われた空間に流入した走行風に対して、フロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間を車両後方へ向けて流下する走行風W1は、フロアアンダーカバー9の整流効果によって、プロペラシャフト11と排気管12との隙間を流下する走行風W2の風速よりも速い風速となり易い。
このため、尿素SCR触媒122に左右一組の整流板30を備えていない場合、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図7に示すように、第1トンネルクロスメンバ7と第2トンネルクロスメンバ8の間において、風速の速い走行風W1に引き寄せられるように、車両後方下方へ向けて流動開始する。
その後、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図7に示すように、第1トンネルクロスメンバ7と第2トンネルクロスメンバ8の間から車両後方下方へ流出したのち、走行風W1と合流してフロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間を車両後方へ向けてさらに流下することになる。
これに対して、尿素SCR触媒122に左右一組の整流板30を設けた場合、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図8に示すように、左右一組の整流板30によって、風速の速い走行風W1の影響を受け難くなる。
さらに、プロペラシャフト11と排気管12との隙間を流下する走行風W2の風速が、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3の風速よりも速くなるため、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図8に示すように、風速の速い走行風W2に引き寄せられるように車両後方上方へ向けて流動開始する。
このため、尿素SCR触媒122に衝突した走行風W3は、図8に示すように、フロアパネル6と第2トンネルクロスメンバ8との間において、走行風W2に合流したのち、プロペラシャフト11と排気管12との隙間を車両後方へ向けてさらに流下することができる。
以上のような走行風の流れを実現できる車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5を流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
具体的には、右側整流板31の右側本体部312、及び左側整流板32の左側本体部322により、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5と、尿素SCR触媒122と、右側本体部312、及び左側本体部322とで囲われたトンネル状の導風経路を構成することができる。
このため、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5の内部において、尿素SCR触媒122近傍を流動する走行風W2,W3が、フロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間を流下する走行風W1の影響を受けることを阻止できる。
これにより、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5の内部において、尿素SCR触媒122に衝突することで、尿素SCR触媒122の表面に沿うように流動開始した走行風W3が、フロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間を流下する走行風W1に引き寄せられるようにフロアトンネル5の外部へ流出することを右側整流板31の右側本体部312、及び左側整流板32の左側本体部322で抑制することができる。
さらに、尿素SCR触媒122の表面に沿って流動開始した走行風W3の風速は、尿素SCR触媒122との衝突によってその風速が低下する。このため、尿素SCR触媒122の表面に沿って流動開始した走行風W3は、フロアトンネル5、尿素SCR触媒122、及び一組の整流板30で囲われた導風経路の内部において、最も風速の速い走行風に引き寄せられやすくなる。
すなわち、尿素SCR触媒122の表面に沿って流動開始した走行風W3は、尿素SCR触媒122に衝突することなく車両後方へ流下する走行風W2に引き寄せられやすくなる。
これにより、車両1のフロア下構造は、尿素SCR触媒122との衝突によって風速が低下した走行風W3を、その風速を増加させながら尿素SCR触媒122よりも車両後方へ向けて流下させることができる。このため、車両1のフロア下構造は、車両後部に配設された冷却が所望されるカップリング付きリヤデフ10に対して走行風を供給することができる。
さらに、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5から流出した走行風W3によって、車両後部におけるフロアパネル6よりも車両下方を流下する走行風の風量が増大することを抑制できる。このため、車両1のフロア下構造は、車両前後における空力バランスが意図しないバランスになることを防止できる。
従って、車両1のフロア下構造は、尿素SCR触媒122に設けた一組の整流板30により、フロアトンネル5を流下する走行風の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風を流下させることができる。
また、排気管12の車両上方にプロペラシャフト11を備えたことにより、車両1のフロア下構造は、プロペラシャフト11の回転によって生じる空気の流れに、尿素SCR触媒122の表面に沿って流動開始した走行風W3を引き寄せることができる。このため、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5からの走行風W3の流出をより確実に阻止することができる。
さらに、車両1のフロア下構造は、冷却が所望される構造体であるプロペラシャフト11後部のユニバーサルジョイントやカップリング付きリヤデフ10に対して走行風を確実に供給することができる。
これにより、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5における走行風をより車両後方へ流下させる一組の整流板30によって、プロペラシャフト11の後端近傍に配置された冷却が所望される構造体を熱害から保護することができる。
また、プロペラシャフト11のセンターサポートベアリング113が尿素SCR触媒122の車両上方に配置された場合であっても、車両1のフロア下構造は、尿素SCR触媒122に設けた一組の整流板30によって、フロアトンネル5を流下する走行風W2の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風W2を流下させることができる。
具体的には、プロペラシャフト11のセンターサポートベアリング113が尿素SCR触媒122の車両上方に配置されているため、尿素SCR触媒122に衝突することなく車両後方へ流下した走行風W2の一部が、センターサポートベアリング113、及び支持ブラケット17に衝突することになる。
この際、車両1のフロア下構造は、センターサポートベアリング113、及び支持ブラケット17に衝突した走行風が、尿素SCR触媒122やフロアトンネル5に沿ってフロアトンネル5の外部へ流出することを、尿素SCR触媒122に設けた一組の整流板30によって抑制することができる。
さらに、センターサポートベアリング113、及び支持ブラケット17に衝突した走行風は、フロアトンネル5、尿素SCR触媒122、及び一組の整流板30で囲われた導風経路の内部において、最も風速の速い走行風に引き寄せられやすくなる。
すなわち、センターサポートベアリング113、及び支持ブラケット17に衝突した走行風は、センターサポートベアリング113と支持ブラケット17との隙間、センターサポートベアリング113と尿素SCR触媒122との隙間などを通って車両後方へ向けて流下する走行風W2に引き寄せられやすくなる。
これにより、車両1のフロア下構造は、センターサポートベアリング113、及び支持ブラケット17にも衝突した走行風を、その場に滞留させることなく、尿素SCR触媒122よりも車両後方へ向けて流下させることができる。
従って、車両1のフロア下構造は、プロペラシャフト11のセンターサポートベアリング113が尿素SCR触媒122の車両上方に配置された場合であっても、尿素SCR触媒122に設けた一組の整流板30によってフロアトンネル5を流下する走行風W2の流出を抑制するとともに、より車両後方へ走行風W2を流下させることができる。
また、第1トンネルクロスメンバ7を、尿素SCR触媒122よりも車両前方における排気管12の車両下方に配置したことにより、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5に流入する走行風の風量を安定して確保できるとともに、フロアトンネル5内の走行風をより車両後方へ走行風を流下させることができる。
具体的には、フロアトンネル5の前端近傍から尿素SCR触媒122の前端近傍までを第1トンネルクロスメンバ7で覆うことで、車両1のフロア下構造は、尿素SCR触媒122よりも車両前方に、走行風が流下するトンネル状の導風経路を構成することができる。
これにより、車両1のフロア下構造は、例えばエンジンルームから車両後方へ流下する走行風が、フロアアンダーカバー9よりも車両下方の空間を流下する走行風W1に引き寄せられるように流動することを防止できる。このため、車両1のフロア下構造は、エンジンルームからフロアトンネル5に流入する走行風の風量を安定して確保することができる。
さらに、車両1のフロア下構造は、一組の整流板30と第1トンネルクロスメンバ7とによって、フロアトンネル5の前端近傍から尿素SCR触媒122の後端近傍に至る車両前後方向の範囲に、走行風W2,W3が流下する導風経路を構成することができる。
これにより、車両1のフロア下構造は、より多くの風量の走行風をフロアトンネル5内へ流入させることができるとともに、尿素SCR触媒122よりも車両後方へ安定した風量の走行風を流下させることができる。
従って、車両1のフロア下構造は、尿素SCR触媒122よりも車両前方に配置した第1トンネルクロスメンバ7によって、フロアトンネル5に流入する走行風の風量を安定して確保できるとともに、フロアトンネル5内の走行風をより車両後方へ流下させることができる。
また、結束バンド33,34,35を左側整流板32に備えたことにより、車両1のフロア下構造は、尿素水噴射装置18の供給ホース20、及び排気温度センサ19のワイヤーハーネス21を左側整流板32の結束バンド33,34,35で一体的に保持することができる。
さらに、車両1のフロア下構造は、排気管12が大きく揺動した場合であっても、尿素水噴射装置18と供給ホース20との接続部分、及び排気温度センサ19とワイヤーハーネス21との接続部分、及び供給ホース20やワイヤーハーネス21に意図しない荷重が加わることを防止できる。
従って、車両1のフロア下構造は、フロアトンネル5を流下する走行風の流出を抑制できるとともに、尿素SCR触媒122に装着された尿素水噴射装置18、排気温度センサ19、供給ホース20、及びワイヤーハーネス21に不具合が生じることを防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の浄化装置は、実施形態の尿素SCR触媒122に対応し、
以下同様に、
一組の整流板は、左右一組の整流板30に対応し、
平板部は、左側整流板32の左側本体部322、及び右側整流板31の右側本体部312に対応し、
トンネルクロスメンバは、第1トンネルクロスメンバ7に対応し、
所定装置は、尿素水噴射装置18、及び排気温度センサ19に対応し、
接続構造体は、供給ホース20、及びワイヤーハーネス21に対応し、
保持手段は、結束バンド33,34,35に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、3ジョイントタイプのプロペラシャフト11としたが、これに限定せず、センターサポートベアリング113を有していない2ジョイントタイプのプロペラシャフトであってもよい。
また、尿素SCR触媒122に装着された尿素水噴射装置18の供給ホース20、及び排気温度センサ19のワイヤーハーネス21を、左側整流板32の結束バンド33,34,35で保持する構成としたが、これに限定せず、第1配管12a、第2配管12b、または尿素SCR触媒122に装着された所定装置のワイヤーハーネスや配管を、左側整流板32の結束バンドで保持する構成としてもよい。
例えば、第1配管12a、第2配管12b、または尿素SCR触媒122の内部圧力を検出する圧力センサや、排気ガスの熱を吸収するヒートパイプを所定装置として、これに接続されたワイヤーハーネスや配管を、左側整流板32の結束バンドで保持する構成としてもよい。
また、尿素水噴射装置18の供給ホース20、及び排気温度センサ19のワイヤーハーネス21を左側整流板32で保持したが、これに限定せず、右側整流板31で保持する、あるいは、右側整流板31、及び左側整流板32で保持する構成としてもよい。
また、左右一組の整流板30を左右非対称としたが、これに限定せず、左右対称形状としてもよい。
また、左側整流板32の左側本体部322を、前方部分322bと後方部分322dとの上下方向位置が異なる構成としたが、これに限定せず、右側整流板31と同様に、前方部分322bと後方部分322dとの上下方向位置が同位置の左側本体部としてもよい。
また、左右一組の整流板30を尿素SCR触媒122に装着した構成としたが、これに限定せず、尿素SCR触媒122、及びスリップ触媒123に左右一組の整流板を装着した構成としてもよい。
また、左右一組の整流板30が装着される浄化装置を尿素SCR触媒122としたが、これに限定せず、フロアパネル6の内部を流下する走行風の流れを阻害する形状の浄化装置であれば、例えば三次元触媒や酸化触媒などであってもよい。
1…車両
5…フロアトンネル
6…フロアパネル
7…第1トンネルクロスメンバ
11…プロペラシャフト
12…排気管
17…支持ブラケット
18…尿素水噴射装置
19…排気温度センサ
20…供給ホース
21…ワイヤーハーネス
30…整流板
31…右側整流板
32…左側整流板
33…結束バンド
34…結束バンド
35…結束バンド
113…センターサポートベアリング
122…尿素SCR触媒
312…右側本体部
322…左側本体部

Claims (5)

  1. 車両の車両前後方向に延びるフロアトンネルと、
    該フロアトンネルにおける車幅方向外側の下部に配設された左右のフロアパネルと、
    前記フロアトンネルの内部に配置された車両前後方向に延びる排気管とを備えた車両のフロア下構造であって、
    前記排気管が、
    車幅方向に沿った断面の断面積が前記排気管における配管部分の断面積よりも大きい断面形状で車両前後方向に延びる浄化装置と、
    該浄化装置とは別体で構成されるとともに、前記浄化装置における車幅方向の両側面に装着された一組の整流板とを備え、
    該整流板が、
    前記フロアパネルの部分における下端に対して略同じ車両上下方向の位置、または車両上方の位置で車両前後方向に延びる略平板状の平板部を備え
    該平板部が、
    底面視において、前記フロアパネルに近接する車幅方向の長さを有する形状に形成された
    車両のフロア下構造。
  2. 前記排気管の車両上方に、
    車両前後方向へ延びるプロペラシャフトを備えた
    請求項1に記載の車両のフロア下構造。
  3. 前記プロペラシャフトが、センターサポートベアリングを備え、
    前記フロアトンネルが、
    前記浄化装置の車両上方において、前記プロペラシャフトのセンターサポートベアリングを支持する支持ブラケットを備えた
    請求項2に記載の車両のフロア下構造。
  4. 前記フロアトンネルを挟んで前記フロアパネルを連結するトンネルクロスメンバを備え、
    該トンネルクロスメンバが、
    前記浄化装置よりも車両前方における前記排気管の車両下方に配置された
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両のフロア下構造。
  5. 前記排気管、または/および前記浄化装置が、
    前記排気管または/および前記浄化装置の内部に一部が露出する所定装置を備え、
    前記整流板が、
    前記所定装置に一端が接続された接続構造体を保持する保持手段を備えた
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両のフロア下構造。
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