JP7472640B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents
車両の下部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7472640B2 JP7472640B2 JP2020083661A JP2020083661A JP7472640B2 JP 7472640 B2 JP7472640 B2 JP 7472640B2 JP 2020083661 A JP2020083661 A JP 2020083661A JP 2020083661 A JP2020083661 A JP 2020083661A JP 7472640 B2 JP7472640 B2 JP 7472640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- tunnel
- rain
- closed cross
- floor tunnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 71
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
また、前記機械部品は、前記空間部に収容されるプロペラシャフトを前記トンネルレインに固定するための左右一対の下方突出部を有する固定用ブラケットである。そして、前記孔部は、側面視にて前記プロペラシャフトの上端から下端まで重複し、下面視にて前記孔部の上端が前記プロペラシャフトを支持するベアリングの車幅方向左右端部と重複するように、左右一対に形成されるとともに、前記下方突出部が挿入可能な大きさを有している。この構成では、四輪駆動車で使用されるプロペラシャフトおよび固定用ブラケットを必要としないFFの二輪駆動車の場合では、インシュレータの孔部に固定用ブラケットが取り付けられていない構成であっても、上記のようにトンネルレインとフロアトンネルによって閉断面が形成されることによって、二輪駆動車と四輪駆動車のインシュレータを共通化しながらフロアトンネルの遮熱をすることが可能である。
さらに、前記孔部と車両下面視および側面視で重なる前記閉断面の面積は、前記孔部の開口面積の70%以上となるように設定されている。閉断面はこの範囲の面積を有しているので、閉断面は必要最小限の面積で排気管から生じる熱からフロアトンネルを保護することが可能になり、閉断面を形成するトンネルレインの外形寸法を抑えながらフロアトンネルの遮熱が可能である。
(1)
本実施形態の車両1の下部車体構造では、フロアパネル2の車幅方向Yの中間位置(すなわち、車幅方向Yにおける中心線C(図1参照))を通るように車両前後方向Xに延び、上方Z1に膨出して車両前後方向Xに延びる空間部4を形成するフロアトンネル3と、フロアトンネル3の内面に固定され、内面に沿ってフロアトンネル3の幅方向(すなわち車幅方向Y)に延びるトンネルレイン7と、空間部4の内部のトンネルレイン7の下方Z2の位置において、車両前後方向Xに延びる排気管6と、トンネルレイン7と排気管6の間を通って車両前後方向Xに延びてフロアトンネル3の内面およびトンネルレイン7を覆い、フロアトンネル3を排気管6から生じる熱から保護するインシュレータ8とを備えている。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、図6~7に示されるように、インシュレータ8は、一対の孔部8aの近傍かつトンネルレイン7の車両前方側X1および車両後方側X2の少なくとも一方(本実施形態では両方)の位置においてトンネルレイン7の内面側に突出するとともに車幅方向に延びる突出部15、16を備える。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、突出部15、16は、閉断面13の車両前方側X1および車両後方側X2の少なくとも一方(本実施形態では両方)に隣接する位置に配設されている。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、図5に示されるように、閉断面13は、フロアトンネル3の上下方向Zにおける中間位置CL(図5参照)から上端3aにわたる範囲に形成されている。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、図6に示される車幅方向右側Y1の一対の孔部8aのうちの孔部8a1と車両下面視A1および側面視A2で重なる閉断面13の面積S1は、孔部8a1の開口面積S2の70%以上となるように設定されている。また、図7に示される車幅方向左側Y2の閉断面13のうち一対の孔部8aのうちの孔部8a2と車両下面視A1および側面視A2で重なる閉断面13の面積S3は、孔部8a2の開口面積S4の70%以上となるように設定されている。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、機械部品は、空間部4に収容されるプロペラシャフト5をトンネルレイン7に固定するための左右一対の下方突出部9aを有する固定用ブラケット9である。孔部8aは、図6に示されるように、側面視(図5の側面視A2)にてプロペラシャフト5の上端から下端まで重複し、下面視(図5の車両下面視A1)にて孔部8aの上端がプロペラシャフト5を支持するベアリング10の車幅方向左右端部と重複するように、左右一対に形成される。それとともに、孔部8aは、固定用ブラケット9の少なくとも一部、具体的には下方突出部9aが挿入可能な大きさを有する。
本実施形態の車両1の下部車体構造では、閉断面形成部7aは、フロアトンネル3から離れるように空間部4の内方に突出した形状を有する。
2 フロアパネル
3 フロアトンネル
3a 上端
4 空間部
5 プロペラシャフト
6 排気管
7 トンネルレイン
7a 閉断面形成部
8 インシュレータ
8a 孔部
9 固定用ブラケット(機械部品)
9a 下方突出部
13 閉断面
15、16 突出部
Claims (5)
- 車両の下部車体構造であって、
フロアパネルの車幅方向中間位置を通るように車両前後方向に延び、上方に膨出して車両前後方向に延びる空間部を形成するフロアトンネルと、
前記フロアトンネルの内面に固定され、前記内面に沿って前記フロアトンネルの幅方向に延びるトンネルレインと、
前記空間部の内部の前記トンネルレインの下方の位置において、車両前後方向に延びる排気管と、
前記トンネルレインと前記排気管の間を通って車両前後方向に延びて前記フロアトンネルの内面および前記トンネルレインを覆い、前記フロアトンネルを前記排気管から生じる熱から保護するインシュレータとを備え、
前記インシュレータは、機械部品を前記インシュレータに貫通させた状態で前記トンネルレインに取り付けることを可能にする孔部を備え、
前記機械部品は、前記空間部に収容されるプロペラシャフトを前記トンネルレインに固定するための左右一対の下方突出部を有する固定用ブラケットであり、
前記孔部は、側面視にて前記プロペラシャフトの上端から下端まで重複し、下面視にて前記孔部の上端が前記プロペラシャフトを支持するベアリングの車幅方向左右端部と重複するように、左右一対に形成されるとともに、前記下方突出部が挿入可能な大きさを有し、
前記トンネルレインは、前記孔部と車両下面視および側面視で重なる領域において前記フロアトンネルとの間で閉断面を形成する閉断面形成部を有し、
前記孔部と車両下面視および側面視で重なる前記閉断面の面積は、前記孔部の開口面積の70%以上となるように設定されている
ことを特徴とする車両の下部車体構造。 - 前記インシュレータは、前記孔部の近傍かつ前記トンネルレインの車両前方側および車両後方側の少なくとも一方の位置において前記トンネルレインの内面側に突出するとともに車幅方向に延びる突出部を備える、
請求項1に記載の車両の下部車体構造。 - 前記突出部は、前記閉断面の車両前方側および車両後方側の少なくとも一方に隣接する位置に配設されている
請求項2に記載の車両の下部車体構造。 - 前記閉断面は、前記フロアトンネルの上下方向における中間位置から上端にわたる範囲に形成されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造。 - 前記閉断面形成部は、前記フロアトンネルから離れるように前記空間部の内方に突出した形状を有する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020083661A JP7472640B2 (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 車両の下部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020083661A JP7472640B2 (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 車両の下部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021178536A JP2021178536A (ja) | 2021-11-18 |
JP7472640B2 true JP7472640B2 (ja) | 2024-04-23 |
Family
ID=78510303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020083661A Active JP7472640B2 (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 車両の下部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7472640B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012845A (ja) | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Suzuki Motor Corp | 車両の下部構造 |
JP2017087869A (ja) | 2015-11-06 | 2017-05-25 | マツダ株式会社 | 車両の下部車体構造 |
JP2018075850A (ja) | 2016-11-07 | 2018-05-17 | マツダ株式会社 | 車両のフロア下構造 |
JP2019014354A (ja) | 2017-07-06 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | 自動車の下部車体構造 |
JP2019064316A (ja) | 2017-09-28 | 2019-04-25 | マツダ株式会社 | 車体下部構造 |
-
2020
- 2020-05-12 JP JP2020083661A patent/JP7472640B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012845A (ja) | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Suzuki Motor Corp | 車両の下部構造 |
JP2017087869A (ja) | 2015-11-06 | 2017-05-25 | マツダ株式会社 | 車両の下部車体構造 |
JP2018075850A (ja) | 2016-11-07 | 2018-05-17 | マツダ株式会社 | 車両のフロア下構造 |
JP2019014354A (ja) | 2017-07-06 | 2019-01-31 | マツダ株式会社 | 自動車の下部車体構造 |
JP2019064316A (ja) | 2017-09-28 | 2019-04-25 | マツダ株式会社 | 車体下部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021178536A (ja) | 2021-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6881404B2 (ja) | 下部車体構造 | |
JP6572964B2 (ja) | 下部車体構造 | |
JP7444225B2 (ja) | 車両側部構造 | |
JP5928912B2 (ja) | 車両前部の下部車体構造 | |
JP2019167032A (ja) | 電動車両 | |
WO2014061223A1 (ja) | 異種金属部材の接合構造 | |
JP7472640B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2018140729A (ja) | 車体フロア構造 | |
JP6094852B2 (ja) | 車両の高電圧ケーブル配索構造 | |
JP7380806B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP6281556B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2015096349A (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JP6881405B2 (ja) | 下部車体構造 | |
JP5664968B2 (ja) | 車体のパネル構造 | |
JP6409828B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP5818477B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP7205788B1 (ja) | 車両の騒音カバー取付構造 | |
JP6510355B2 (ja) | 車体底部構造 | |
JP7232421B2 (ja) | 車両のフロアパネル補強構造 | |
JPH0761248A (ja) | エンジンルーム内部品遮熱構造 | |
JP6593297B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
JP4367183B2 (ja) | エンジンルーム構造 | |
JP2017171056A (ja) | 遮熱板構造 | |
JPS61129374A (ja) | トラクタ−の防熱装置 | |
JP2011235754A (ja) | 車体前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230926 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20231114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7472640 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |