JP6772451B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排気浄化用の添加剤のタンクを搭載した車両の車体構造に関する。
従来、排ガス成分を還元して浄化する排気浄化システムを備えた車両において、浄化対象物質に対する還元作用を持った添加剤のタンクを搭載したものが知られている。浄化対象物質が窒素酸化物(NOx)である場合、タンクの内部には尿素水溶液やアンモニア水溶液といった添加剤が貯留されている。また、タンクの配設位置は、例えば車室外の空間である車体下部やボディパネルの内部(例えば、アウタパネルの内側)に設定することが提案されている。このようなレイアウトにより、添加剤の漏洩による車室居住性の低下が防止される(特許文献1〜4参照)。
特許第4826612号公報 特許第4924352号公報 特許第5194543号公報 特開2008-273372号公報
しかしながら、タンクを車体下部に設けることで、路面からのチッピング(飛び石)や路面との接触が生じやすくなり、タンクの保護性が低下しうる。また、ボディパネルの内部にタンクを設けたとしても、ボディパネルの剛性や強度によってはタンクの保護性が低下しうる。一方、タンクの周囲に保護部材を追加することでタンクの保護性を向上させることも可能ではあるものの、保護部材を取り付けた分だけタンクの容積を小さくしなければならず、空間の利用効率が低くなる。また、保護部材の分だけ車体重量や車両コストが増加する。
本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、省スペース化を図りつつタンクの保護性を向上させることのできる車体構造を提供することである。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(1)ここで開示する第一の車体構造は、車両のフレームに固定されたスペアタイヤと、前記車両のホイールハウスの後方かつ前記スペアタイヤの下面よりも上方で、前記フレームとアウタパネルとの間に配置され、前記車両の排気浄化用の添加剤が貯留されるタンクと、前記タンクよりも後方かつ下方で車幅方向に延在し、前記フレームに固定されるガードバーと、前記ガードバーの後方で車幅方向に延在するバンパとを備える。前記タンクは、前記バンパの下面よりも上方に配置される。
なお、前記タンクは、前記スペアタイヤの側方に配置されることが好ましい。
(2)ここで開示する第二の車体構造は、車両のフレームに固定されたスペアタイヤと、前記車両のホイールハウスの後方かつ前記スペアタイヤの下面よりも上方で、前記フレームとアウタパネルとの間に配置され、前記車両の排気浄化用の添加剤が貯留されるタンクと、前記ホイールハウスの内面に設けられ、前記タンクの前方に前記タンクが通過しうる開口部を形成するスプラッシュシールドと、前記開口部を開閉自在に閉塞するスカートパネルとを備える。
なお、前記スカートパネルは、前記タンクの取り出し口を開閉するための蓋部材として機能することが好ましい。
)前記タンクよりも後方かつ下方で車幅方向に延在し、前記フレームに固定されるガードバーを備えることが好ましい。
前記ガードバーは、前記スペアタイヤの後方に配置されることが好ましい。
)前記タンクを前記フレームに支持させるブラケットを備えることが好ましい。 前記ブラケットは、前記スペアタイヤの側方に配置されることが好ましい。
)前記ガードバーの後方で車幅方向に延在するバンパを備え、前記タンクが前記バンパの下面よりも上方に配置されることが好ましい。
前記バンパの下面は、前記ガードバーよりも上方に配置されることが好ましい。
)前記スペアタイヤを挟んで車幅方向における前記タンクとは反対側に配置された排気管を備えることが好ましい。
)前記車両の側面のうち前記タンクが配置される一側に設けられ、前記タンクの内部に連通接続される注水口を備えることが好ましい
タンクをホイールハウスの後方かつスペアタイヤの下面よりも上方に配置することで、省スペース化を図りつつタンクの保護性を高めることができる。
実施形態の車体構造が適用された車両の側面(アウタパネルを取り外した状態の側面)を示す側面図である。 車体構造の下面図(図1のA矢視図)である。 車体構造を説明するための断面図(図1のB−B断面図)である。 車両のフレームを上方から見下ろした上面図である。 タンクの取り外し作業を説明するための図である。
図面を参照して、実施形態としての車体構造について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態の車体構造は、図1に示す車両10に適用される。この車両10は、尿素SCRシステムを搭載したピックアップトラック型のSUV(Sport Utility Vehicle)車両である。車両10の車体構造には、フレームとボディとを分離させたセパレートフレーム構造が採用されている。フレーム上における車両10の前方側には、乗員が搭乗する箱状のキャブ(車室)が載置され、その後方側には荷台11が載置される。
この車両10は、排気浄化用の添加剤(例えば、尿素水溶液,アンモニア水溶液など)が貯留されるタンク3を標準装備している。尿素SCRシステムとは、エンジンの排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化するための排気浄化システムの一種である。本実施形態の尿素SCRシステムでは、排気通路上に介装されたNOx選択還元触媒の上流側で尿素水溶液が噴射され、尿素の加水分解によって生成されるアンモニアを還元剤として、NOxが触媒上で窒素に還元される。なお、この種の尿素SCRシステムは、ディーゼルエンジンやリーンバーンエンジンを搭載した自動車や作業機械,船舶,発電施設などにおいて広く普及している。
車両10には、フレームとして機能する一対のサイドメンバ1が設けられる。サイドメンバ1は車幅方向(左右方向)に間隔を空けて配置された中空筒状の構造部材であり、車両10の車長方向(前後方向)に延設される。サイドメンバ1の配設方向はほぼ水平である。車両10のキャブ(車室)や荷台11は、制振マウント部材を介してサイドメンバ1の上に搭載される。
図1,図2に示すように、車両10の荷台11の下面側には、スペアタイヤ7,ガードバー8,バンパ9が設けられる。スペアタイヤ7は、後輪21の車軸22よりも後方に配置されたスペアタイヤブラケット19に対し、固定具を介して着脱可能となるように固定される。スペアタイヤブラケット19は、左右のサイドメンバ1の間を掛け渡すように取り付けられた部材である。
スペアタイヤ7の前後方向の位置は、後輪21の車軸22及びディファレンシャル装置23と干渉しない範囲で、できるだけ車両10の前方側の位置に設定される。また、スペアタイヤ7の左右方向の位置は、排気管24に対して所定の間隔が確保されるように設定される。図2では、排気管24が車体中心線Cよりも右側に偏って配置され、スペアタイヤ7が車体中心線Cよりも左側に寸法Wだけ偏って配置された車両10を例示する。
ガードバー8は、スペアタイヤ7よりも後方において左右方向に向かってほぼ水平に延在する部材であり、左右のサイドメンバ1のそれぞれに対し、ガードバーブラケット18を介して堅固に固定される。ガードバー8のおもな役割は、他車両や障害物との接触,衝突時における衝撃力を吸収しつつ、車体下部への潜り込みを防止することである。したがって、ガードバー8は車両10の後端部に近い位置に配置されることが好ましい。図1,図2,図4に示す例では、荷台11の後端部に取り付けられたバンパ9よりもやや前方にガードバー8が配置されている。ガードバー8の左右両端部のそれぞれは、車両10の後端部のほぼ全体が保護されるように、一対のサイドメンバ1よりも外側まで伸ばされる。なおガードバー8は、図1に示すように、バンパ9の下面よりもやや下方に配置される。
荷台11の左右側方には、サイドゲート20が荷台床面から立設され、荷台11の後方にはリアゲートが立設される。サイドゲート20は、図3に示すように、外装材であるアウタパネル4と、荷台11の内側の壁をなすインナパネル5とを組み合わせて形成される。アウタパネル4とインナパネル5との間にはサイドゲート20の厚みに相当する隙間が設けられ、図示しない補強材が介装される。また、インナパネル5の下端辺は、荷台床面をなすフロアパネルと接合される。
図3に示すように、サイドゲート20の内部からその下方にかけての空間内には、添加剤が貯留されるタンク3が配置され、タンクブラケット2を介してサイドメンバ1に固定される。本実施形態のタンク3は、左側の後輪21におけるホイールハウス6の後方において、サイドメンバ1とアウタパネル4との間に配置される。タンクブラケット2の位置は、スペアタイヤ7の側方に設定される。したがって、タンク3はスペアタイヤ7の側方(図3に示す例では左側方)に配置される。
タンク3の上部の形状は、図3に示すように、アウタパネル4とインナパネル5との隙間形状に対応する先細形状に形成される。また、タンク3の下面の高さは、スペアタイヤ7の下面よりも上方かつバンパ9の下面よりも上方に設定される。車両10の側面視におけるタンク3の位置は、図1に示すように、ガードバー8よりも前方かつ上方に設定される。これにより、段差や悪路走行時におけるタンク3の下面と路面との接触が防止され、タンク3の保護性が向上する。また、アウタパネル4の下端部はタンク3の下面側を覆って車両10の内側まで延長される。これにより、タンク3の下面はアウタパネル4によっても被覆されることになり、タンク3の保護性が向上する。
タンク3の前方に位置するホイールハウス6の内面には、スプラッシュシールド12が取り付けられる。スプラッシュシールド12は、後輪21によって跳ね上げられる小石や泥水などからフレームやボディを保護するための保護部材であり、車両10の側面視で後輪21の輪郭形状に応じた円弧状に形成される。ただし、図1に示すように、後輪21の前方から上方にかけての部分をスプラッシュシールド12で覆い、その後側に開口部13を形成するとともに、開口部13をスカートパネル14で閉塞しておく。
開口部13は、タンク3の前方に配置され、タンク3が通過しうる大きさに形成される。スカートパネル14は、開口部13を開閉自在に閉塞する保護部材であり、スプラッシュシールド12やアウタパネル4,インナパネル5などに対して締結具を用いて固定される。また、スカートパネル14の下方には、マッドガード15が着脱可能に取り付けられる。タンク3の取り付け作業や取り外し作業の際には、図5に示すように、後輪21,スカートパネル14,マッドガード15を取り外すことで、ホイールハウス6の内側からタンク3を出し入れすることが可能となる。
車両10の側面のうちタンク3が配置される一側(左側面)には、タンク3の内部に連通接続される尿素水注水口16(注水口)が設けられる。また、尿素水注水口16とタンク3との間は、注水管17で接続される。注水管17は、タンク3の内部に尿素水溶液を補充するための中空ホースである。尿素水注水口16の位置は、図1に示すように、ホイールハウス6の上方に設定される。これにより、タンク3と尿素水注水口16との距離が比較的短くなり、注水管17の管長が短縮される。なお、タンク3と注水管17との接続箇所は、開口部13を開放した状態でホイールハウス6の内側から手が届く位置に設定される。
[2.作用,効果]
(1)上記の車体構造では、タンク3がホイールハウス6の後方かつスペアタイヤ7の下面よりも上方で、サイドメンバ1とアウタパネル4との間に配置される。これにより、タンク3の耐チッピング性を高めることができ、路面との接触の可能性も小さくすることができるとともに、空きスペースを有効に活用することができる。特に、タンク3がスペアタイヤ7の下面よりも上方に配置されることから、段差や悪路走行時におけるタンク3の下面と路面との接触を確実に防止することができる。したがって、省スペース化を図りつつタンク3の保護性を高めることができる。
また、タンク3がスペアタイヤ7の左側方に配置されることから、車両10の側面から外力(側突荷重)が作用したときに、スペアタイヤ7でタンク3を弾性的に支えることができる。なお、スペアタイヤ7の上にタンク3をレイアウトした場合(例えば、特許文献3参照)には、タンク3の高さ方向の寸法を確保しにくくなることから、残量センサで検出されるタンク残量の検出精度が低下し、あるいは検出自体ができなくなる場合がある。これに対し、スペアタイヤ7の側方にタンク3をレイアウトすれば、タンク3の高さ方向の寸法を確保できるため、残量センサで検出されるタンク残量の検出精度を向上させることができる。また、ホイールハウス6の後方の空きスペースにタンク3を配置することで、タンク3がホイールハウス6よりも車体中心線C側に張り出すことがなくなり、省スペース化を図ることができる。
(2)図1に示すように、上記の車体構造では、タンク3の後方かつ下方にガードバー8が設けられる。これにより、段差や悪路走行時におけるタンク3の下面と路面との接触をより確実に防止することができ、タンク3の保護性を高めることができる。また、ガードバー8がスペアタイヤ7の後方に配置されるため、車両10の後方から外力(後面衝突荷重や追突荷重など)が作用したとしても、ガードバー8でスペアタイヤ7を保護することができる。
(3)図3に示すように、タンク3はタンクブラケット2を介してサイドメンバ1に支持される。これにより、タンク3をアウタパネル4やインナパネル5に固定した場合と比較して、タンク3の支持状態を堅牢にすることができる。また、タンクブラケット2はスペアタイヤ7の側方に配置されることから、車両10の側面や後方からの外力の影響を受けにくく、サイドメンバ1から外れにくい構造となる。したがって、タンク3の支持状態をより確実に保持することができ、タンク3の保護性をさらに高めることができる。
(4)図1に示すように、ガードバー8の後方にはバンパ9が設けられ、タンク3がバンパ9の下面よりも上方に配置される。これにより、段差や悪路走行時におけるタンク3の下面と路面との接触をより確実に防止することができ、タンク3の保護性を高めることができる。また、バンパ9の下面がガードバー8よりも上方に配置されるため、ガードバー8が変形するような大きな荷重が車両10の下方から作用した場合であっても、その荷重はバンパ9の下面で支えられ、タンク3に伝達されることがない。したがって、タンク3の保護性をさらに改善することができる。
(5)図2,図3に示すように、タンク3はスペアタイヤ7を挟んで排気管24と反対側に配置される。これにより、排気熱からタンク3を保護することができ、熱害の発生を防止することができる。
(6)図1に示すように、車両10の側面のうちタンク3が配置される一側(左側面)には、尿素水注水口16が設けられる。これにより、尿素水注水口16からタンク3までの配管長(注水管17の長さ)を短縮することができる。
(7)図1,図5に示すように、タンク3の前方に配置されるホイールハウス6の内面には、開口部13を形成するスプラッシュシールド12と、開口部13を開閉自在に閉塞するスカートパネル14とが設けられる。このような構造を備えたホイールハウス6の後方にタンク3を配置することで、タンク3をホイールハウス6側に取り外すことが可能となり、省スペース化を図りつつタンク3のメンテナンス性を高めることができる。
[3.変形例]
上述の実施形態では、セパレートフレーム構造の車両10におけるタンク3のレイアウトを説明したが、モノコック車両に上記のタンク3のレイアウトを適用することも可能である。例えば、モノコックボディのフレームに対してスペアタイヤ7やガードバー8を固定してもよい。また、上述の実施形態では、図1に示すように、車両10の左側にスペアタイヤ7が偏って配置された車両10を例示したが、スペアタイヤ7の車幅方向の位置は任意に設定可能である。また、タンク3の配置についても同様であり、車両10の右側面にタンク3を配置してもよい。少なくとも、ホイールハウス6の後方かつスペアタイヤ7の下面よりも上方で、サイドメンバ1とアウタパネル4との間にタンク3を配置することで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
上述の実施形態では、図3に示すように、アウタパネル4とインナパネル5との隙間に応じて、タンク3の上部が先細形状に形成されたものを例示したが、タンク3の具体的な形状は任意に設定可能である。例えば、タンク3を開口部13から出し入れする際の作業性を考慮して、タンク3の上面を平坦に形成してもよいし、その上面が荷台床面よりも下方に位置するように高さ方向のレイアウトを変更してもよい。少なくとも、タンク3の前方におけるホイールハウス6の内面にスプラッシュシールド12で開口部13を形成し、これをスカートパネル14で閉塞する構造とすることで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
なお、上述の実施形態では、一本のガードバー8が設けられた車両10を例示したが、ガードバー8の本数は任意である。例えば、タンク3のサイズ(前後方向の寸法)に合わせて、複数本のガードバー8を前後方向に並置してもよい。ガードバー8の本数を多くすることで、タンク3の保護性をさらに高めることができる。
1 サイドメンバ(フレーム)
2 タンクブラケット(ブラケット)
3 タンク
4 アウタパネル
5 インナパネル
6 ホイールハウス
7 スペアタイヤ
8 ガードバー
9 バンパ
10 車両
11 荷台
12 スプラッシュシールド
13 開口部
14 スカートパネル
15 マッドガード
16 尿素水注水口(注水口)
17 注水管
18 ガードバーブラケット
19 スペアタイヤブラケット
20 サイドゲート
21 後輪
22 車軸
23 ディファレンシャル装置
24 排気管
C 車体中心線

Claims (7)

  1. 車両のフレームに固定されたスペアタイヤと、
    前記車両のホイールハウスの後方かつ前記スペアタイヤの下面よりも上方で、前記フレームとアウタパネルとの間に配置され、前記車両の排気浄化用の添加剤が貯留されるタンクと、
    前記タンクよりも後方かつ下方で車幅方向に延在し、前記フレームに固定されるガードバーと、
    前記ガードバーの後方で車幅方向に延在するバンパと、を備え、
    前記タンクが前記バンパの下面よりも上方に配置される
    ことを特徴とする、車体構造。
  2. 車両のフレームに固定されたスペアタイヤと、
    前記車両のホイールハウスの後方かつ前記スペアタイヤの下面よりも上方で、前記フレームとアウタパネルとの間に配置され、前記車両の排気浄化用の添加剤が貯留されるタンクと、
    前記ホイールハウスの内面に設けられ、前記タンクの前方に前記タンクが通過しうる開口部を形成するスプラッシュシールドと、
    前記開口部を開閉自在に閉塞するスカートパネルと、
    を備えたことを特徴とする、車体構造。
  3. 前記タンクよりも後方かつ下方で車幅方向に延在し、前記フレームに固定されるガードバーを備える
    ことを特徴とする、請求項2記載の車体構造。
  4. 前記タンクを前記フレームに支持させるブラケットを備える
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車体構造。
  5. 前記ガードバーの後方で車幅方向に延在するバンパを備え、
    前記タンクが前記バンパの下面よりも上方に配置される
    ことを特徴とする、請求項3、または、請求項3に従属する請求項4に記載の車体構造。
  6. 前記スペアタイヤを挟んで車幅方向における前記タンクとは反対側に配置された排気管を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車体構造。
  7. 前記車両の側面のうち前記タンクが配置される一側に設けられ、前記タンクの内部に連通接続される注水口を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の車体構造。
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