JP6299513B2 - 電源パック - Google Patents

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Description

本発明は、例えば二次電池等の蓄電素子を用いた電源パックに関する。
二次電池は、一次電池の置きかえ用途はもとより、携帯電話、IT機器などの電子機器の電源として広く普及している。とりわけ、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、高エネルギー密度であることから、電気自動車などの電気機器への応用も進められている。
二次電池は充放電を繰り返すことにより内部の電解液が分解して気化することで、外装を膨張、変形させる。そのため、二次電池の外装には所定圧で開放され内部のガスを排出させるための安全弁が設けられている。更に、複数の電池を配列、接続してなる組電池においては、各電池の安全弁と連通し、外部へガスを誘導、排出するための排気管が備えられている(例えば特許文献1、図5、図15等を参照)。
特開2013−168355号公報
しかしながら、従来の組電池においては、以下のような課題があった。すなわち、排気管はパイプとして構成され、組電池本体に装着されるものであるが、そのような構成は組電池が収容される筐体に余剰な空間を生じさせ、ひいては組電池の大型化を招くこととなっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、省スペース化が可能な電源パックを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、
ハウジングと、
前記ハウジングに収納される、安全弁を有する蓄電素子を複数含むセルスタック、及び前記ハウジングの内壁と前記セルスタックとの間に位置する略平板状の形状を有する遮熱体を有する電源モジュール本体とを備え、
前記遮熱体は、前記セルスタックの前記安全弁に対向している、
電源パックである。
本発明の第2の側面は、
前記遮熱体と前記セルスタックの対向面同士が、前記蓄電素子の排気ガスを前記ハウジング内に導くガス流路を形成している、
本発明の第1の側面の電源パックである。
本発明の第3の側面は、
前記セルスタックは配列された複数の前記蓄電素子を配列方向に沿って挟持するエンドプレートを有し、
前記遮熱体は前記エンドプレートに固定されている、
本発明の第1又は第2の側面の電源パックである。
本発明の第4の側面は、
前記遮熱体の少なくとも一端は、前記蓄電素子の配列方向に交差する向きに曲成された端面部を有し、
前記端面部には前記蓄電素子のガスを通過させる連通部が設けられている、
本発明の第1から第3のいずれかの側面の電源パックである。
本発明の第5の側面は、
前記エンドプレートは、前記セルスタックの前記蓄電素子の配列方向に沿って延在するスタックバーにより固定されており、
前記遮熱体は、前記セルスタックの側面のうち、前記スタックバーが配置されている側面と対向する面に配置されている、
本発明の第3又は第4の側面の電源パックである。
本発明の第6の側面は、
前記遮熱体は、前記蓄電素子同士を接続するための接続部品と同一の側面に実装されており、
前記接続部品のうち、最も高い部位と同一またはそれ未満の高さの位置に配置されている、
本発明の第1から第5のいずれかの側面の電源パックである。
本発明の第7の側面は、
前記ハウジングは密閉されており、前記排気口を介してのみ外へ連通している、
本発明の第1から第6のいずれかの側面の電源パックである。
本発明の第8の側面は、
前記遮熱体は、前記安全弁と前記電源モジュール本体の電装品の間に配置されている、
本発明の第1から第7のいずれかの側面の電源パックである。
以上のような本発明は、電源パックの省スペース化を実現することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電源パックの構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの要部を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの要部を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの要部を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの要部を示す断面図 本発明の実施の形態1に係る電源パックの他の構成例の要部を示す分解斜視図 本発明の実施の形態2に係る電源パックの要部を示す分解斜視図 (a)本発明の実施の形態2に係る電源パックの遮熱板の他の構成例を示す斜視図(b)本発明の実施の形態2に係る電源パックの遮熱板の他の構成例を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る電源パックの他の構成例の要部を示す分解斜視図
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
(1.電源パック)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電源パック1の構成を示す斜視図であり、図2は一部を分解した状態で模式的に示す斜視図である。
電源パック1は、図1に示すように、ポリプロピレン等の合成樹脂製の開口箱状の容器本体10及び蓋部20から構成される、外形六面体のハウジングを備え、蓋部20の上面に露出した、図示しない外部負荷と接続するための負極の電極端子21a及び正極の電極端子21b、並びにハウジングの内部空間と連通する排気筒22を有する。
図2に示すように、電源パック1は、ハウジングの容器本体10内部に電源モジュール本体30を収容している。電源モジュール本体30は、容器本体10の底面に開口された貫通孔(死角のため図示されない)に挿入されるボルト11により、容器本体10の内底に固定される。容器本体10は蓋部20により超音波溶着、熱溶着等の手段により接合されることにより気密性を保つよう閉塞される。容器本体10と蓋部20の接合の他の手段としては、パッキンを間に介在させてネジ、ボルト等により締結するようにしてもよい。
更に、電源モジュール本体30の両側面には後述する、複数の単電池を配列してなるセルスタックからのガスが排出される排気口31が設けられている。ハウジング全体が気密性を有することにより、排気口31から排出されたガスはハウジングの内部に滞留した後に蓋部20の排気筒22から電源パック1の外部へ排気される。
なお、電源モジュール本体のセルスタックにおける単電池の配列方向は、図1に示すX軸、Y軸及びZ軸の直交座標系においてX軸と平行な直線上にあり、電源パック1を構成するハウジング、電源モジュール本体30等の各面は、おおよそX軸、Y軸及びZ軸とそれぞれ平行に位置するものとして定める。更に、以下の説明に際しては、図中矢印の方向を基準に、X軸方向を右から左、Y軸方向を奥から手前、及びZ軸方向を下から上と定める。
(2.電源モジュール本体)
図3は、電源モジュール本体30の構成の一部を分解した状態で模式的に示す斜視図である。電源モジュール本体30は、図3に示すように、非水電解質二次電池等の単電池を配列、締結してなるセルスタック32、セルスタック32の各単電池を電気的に接続するためのバスバーアセンブリユニット33、及びバスバーアセンブリユニット33と電気的に接続された電装品サブユニット34を備える。
セルスタック32は、複数の単電池が、負極の電極端子320a3、正極の電極端子320a4、及び安全弁320a5が上面となるよう配列された、後述するセルスタック本体320、セルスタック本体320の表面を覆う絶縁性のカバー32a、及びセルスタック本体320及びカバー32aの表面に設けられ、これら部品の一定形状を保持する保持具32bとを備える。
カバー32aの上面には、単電池の電極端子320a3及び320a4、並びに安全弁320a5を外部へ露出させるため開 口がそれぞれ設けられている。なお図中には安全弁320a5を露出させる開口32xのみを符号を付して示した。
次に、バスバーアセンブリユニット33は、ポリプロピレン等の、絶縁性及び電解液による腐食への耐性を有する合成樹脂等の部材であってセルスタック32の上面の外形に対応した枠体330a、枠体330a上に形成され、セルスタック32上に露出する電極端子320a3及び320a4並びに安全弁320a5の位置に対応して形成された開口を有する。なお、枠体330aの材料としては、PBT樹脂等の、絶縁性及び耐熱性を有する合成樹脂を用いるようにしてもよい。
電極端子320a3及び320a4に対応する開口は、各電池の電気的接続に対応して電極端子間の結線パターンを制御するように、隣接する電極間を跨って形成されるよう寸法が定められている。各開口には電極端子320a3及び320a4と接続される金属製のバスバー332a、332b及び332cが埋め込まれる。なお、バスバー332a及び332bはセルスタック32の端子同士の接続並びに電源パック1の電極端子21a及び21bへの接続に用いられ、バスバー332cはセルスタック32の電極端子同士の接続に用いられる。
一方、安全弁320a5に対応する開口330cは、セルスタック本体320を構成する単電池の個数に対応して個別に設けられる。
枠体330aにおいて開口330cの位置には、枠体330aの表面から見て二段の段差を有し、両端が枠体330aの両端まで達する溝部330xが形成されている。溝部330xは安全弁320a5の配列方向に沿って延伸し、開口330cが設けられている下段面330bと、下段面330bの縁に設けられた中段面330dとから構成される。
更に、溝部330xの上部には遮熱体331が位置している。遮熱体331は、セルスタック32からの放熱を遮蔽してバスバーアセンブリユニット33の上方に位置する、電源パック1を構成する各部材、電装品である、電装品サブユニット34、蓋部20、及び後述する蓋部20に内蔵される電装品への熱的影響を低減するとともに、電源モジュール本体30を補強する手段である。遮熱体331は、バスバーアセンブリユニット33の溝部330xの外形に対応した矩形状の金属製の遮熱本体板331aから構成され、溝部330xの中段面330dに嵌り込む。
遮熱体331は、遮熱本体板331aの表面に開口された貫通孔331bを介して、バスバーアセンブリユニット33の枠体330aに設けられた取付孔330eに取付ネジ331cによりネジ止めされることにより、バスバーアセンブリユニット33に固定される。
次に、電装品サブユニット34は、バスバーアセンブリユニット33の枠体330a同様の合成樹脂製のベース上にバスバー332a及び332bを経由した電気配線、リレー等の開閉器、抵抗等、その他バスバー332a、332b及び332cに接続されるハーネス等の電装品が配置されてなるユニットである。電装品サブユニット34とバスバーアセンブリユニット33との電気的接続は、バスバー332a及び332bにそれぞれ設けられた取付孔332a1及び332b1に対して、電装品サブユニット34の上面からボルトを装着することにより行われる。
なお、電装品サブユニット34の更に上層に位置する蓋部20内には、BMU(Battery Management Unit)その他、電源パック1の充放電の制御、温度等の状態管理、及び電源パック1が接続される機器との通信を行うための電子部品が電装品として設けられている。
(3.セルスタック)
図4は、セルスタック32の構成を、保持具32bを分解した状態で示す斜視図であり、図5はセルスタック本体320を分解した状態で示す斜視図である。
図4に示すように、セルスタック32において、一体化した状態にあるセルスタック本体320及びカバー32aは、セルスタック本体320を構成する単電池の配列方向に沿って、スタックの両端にそれぞれ配置された一対のエンドプレート321aに挟持される。
単電池の配列方向を軸として、当該軸に対して対称を成すようにセルスタック本体320の図中Z−X平面に平行な側面にスタックバー322a及び322bが配置され、当該軸の下方、すなわち図中Y−X平面に平行な平面となるセルスタック本体320の底面にスタックバー322cが配置される。
スタックバー322a〜322cは保持具32bにおける配置を除いて同一の構成を有する部材である。以下、スタックバー322aを例に取り構成を説明する。
スタックバー322aは、一対のエンドプレート321aにそれぞれ対向する平板状の一対の締結部322a1と、締結部322a1同士を繋ぎ、単電池の配列方向に沿って形成された渡り部322a2とを有する。スタックバー322aの基材は断面が略コの字となり、周縁にフランジが形成されるように鋼板等をプレス加工等されており、一例として、締結部322a1及び渡り部322a2は単一の基材を屈曲させることにより作成される、
スタックバー322aとエンドプレート321aは、エンドプレート321aの周囲に開口された取付孔321a1に、締結部322a1の貫通孔322a0を重ね、締結ボルト323aで締結することにより固定される。スタックバー322b及び322cとエンドプレート321aとの固定も、締結ボルト323b、323cを用いて同様に行われる。
なお、エンドプレート321aの下方には上下方向に沿って開口された取付孔321a2が設けられており、取付孔321a2には、ハウジングの外側から挿入されるボルト11が装着され、電源モジュール本体30とハウジングの容器本体10との固定に用いられる。
次に、図5に示すようにセルスタック本体320を構成する複数の単電池320aは、電極体及び電解液が封入されている、例えばアルミニウム又はステンレスを例とする、金属製の開口箱状の外装本体部320a1と、電極端子320a3及び320a4、安全弁320a5、並びに電解液注入口を封止する封止栓320a6が設けられ、外装本体部320a1の開口をレーザ溶接等により閉塞している、外装本体部320a1と同一の材料からなる蓋部320a2とを備え、蓋部320a2の表面及びその対向面である外装本体部320a1の底面を上下底面とした外形が扁平な角柱の形状を有する。なお、単電池320aにおいて、外装本体部320a1の表面はそのまま露出してもよいし、底面以外の側面が絶縁性のフィルムによって被覆される構成であってもよい。
単電池320aにおいて各側面のうち面積の最も大きい面を主面Sとし、隣接する単電池320aの主面S同士が、間にスペーサ320bを介して対向して配列されることにより、セルスタック本体320が構成される。
スペーサ320bは合成樹脂等の絶縁性材料により作成される部材であり、単電池320aの主面Sに挟み込まれる主板部320b1と、主板部320b1の周囲に形成され、単電池320aの配列方向に沿って双方に突出し、単電池320aの蓋部320a2の表面並びに他の側面を覆う側板部320b2とを有する。側板部320b2において、単電池320aの安全弁320a5と重なる部分には切り欠き320b3として、電極端子320a3又は320a4と干渉する部分は切り欠き320b4としてそれぞれ切り欠きが設けられる。
これにより、単電池320aとスペーサ320bとがセルスタック本体320を構成するよう配列された状態において、電極端子320a3及び320a4はセルスタック本体320の上面に露出するとともに、対向する一対の切り欠き320b3は開口32xを構成して、安全弁320a5をセルスタック本体320の上面に露出させる。
なお、セルスタック本体320において両端に位置する単電池320aの表面は、スペーサ320bの主板部320b1と同一形状の主板部320c1と、互いに対向する向きにのみ突出して形成された側板部320c2とを有するスペーサ320cにより覆われる。両端の単電池320aは、スペーサ320cの側板部320c2に設けられた切り欠き320c3及び320c4と、スペーサ320cに隣接するスペーサ320bの側板部320b2に設けられた切り欠き320b3及び320b4とにより、電極端子320a3及び320a4並びに安全弁320a5をセルスタック本体320の上面に露出させている。
以上のような構成を有する電源パック1において、ハウジングは本発明のハウジングに相当し、単電池320aは本発明の蓄電素子に相当し、セルスタック32は本発明のセルスタックに相当し、電源モジュール本体30は本発明の電源モジュール本体に相当する。
また、遮熱体331は本発明の遮熱体に相当し、エンドプレート321aは本発明のエンドプレートに相当し、スタックバー322a〜322cは本発明のスタックバーに相当する。更に、電装品サブユニット34を構成する電気部品その他の電装品及び蓋部20内に設けられた電子部品等の電装品は、本発明の電装品に相当する。
このような構成を有する本実施の形態1の電源パック1は、セルスタック32との組み合わせにより電源モジュール本体30を構成するバスバーアセンブリユニット33が、セルスタック32の安全弁320a5と対向する遮熱体331を有することにより、セルスタック32からの排気ガスを外部へ導出するガス流路を構成したことを特徴とする。
すなわち、図3に示すように、電源モジュール本体30において、セルスタック32は、その上面にバスバーアセンブリユニット33が積層されていることにより、一列に配列された各単電池320aの安全弁320a5を含む面に対して、バスバーアセンブリユニット33の、矩形平板状の遮熱体331が離隔して対向している。さらに、図6の断面図に示すように、遮熱体331はバスバーアセンブリユニット33の枠体330a上に形成された溝部330xに嵌め込まれていることで、溝部330xの表面(下段面330b及び中段面330aと下段面330bとの境界面)、及びセルスタック32の、安全弁320a5周囲の表面と共に、遮熱体331の延伸方向、つまり安全弁320a5の配列方向に沿ってなるガス流路Pを形成している。
溝部330xは枠体330aの縁端まで達していることにより、図2に示すように、ガス流路Pの両端は一対の排気口31として電源モジュール本体30の側面に露出し、密閉されたハウジングにおいて、排気筒22を介して外へ連通している。なお、ガス流路Pは本発明のガス流路に相当する。
従来の組電池(セルスタック)においては単電池の安全弁から排気ガスを導出するための排気管はパイプのような独立した部材としてセルスタックに装着されるため、筐体(ハウジング)内を占有して余剰な空間を作り出し、ひいてはハウジングを含めた電源パックの大型化を招くこととなっていた。
これに対し、本実施の形態1においては、ガス流路Pは単電池同士の電気的接続に用いられるバスバーアセンブリユニット33を利用して形成されることにより、ハウジング内に余剰な空間をつくることがなく、ガスをハウジングの外へ排出させることができ、電源パックの省スペース化を実現することが可能となる。具体的には、図6に示すように、ガス流路Pを構成する遮熱体331の遮熱本体板331aは、その最も高い部位がバスバーアセンブリユニット33の枠体330a又は及びバスバー332aの取付孔332a1が設けられた部位より低い位置に配置されている。このため、ガス流路Pの付加が電源パックの他の部材、部品の占有部分に影響を与えることがない。したがって、電源パックの省スペース化が実現し、ひいては電源パックの小型化又はセルスタックの大容量化等に寄与することが可能となる。なお、上記の説明において、バスバー332a及び枠体331aは本発明の接続部品に相当する。また、遮熱体の331の遮熱本体板331aが最も高い部位は枠体330a又はバスバー333aよりも低い位置にあるとしたが、同一位置であってもよく、同様の効果が得られる。すなわち、バスバー332aの最も高い部位と枠体330aの最も高い部位のうち高い方よりも低い位置に、遮熱体331の最も高い部位(上面)が配置されていればよい。更に、取付ネジ331cを皿ネジにすることによっても遮熱体331をより背低にすることができ、より望ましい。好ましくは、バスバーの最も高い部位よりも低く、且つ、枠体の最も高い部位よりも低い位置に、遮熱体の最も高い部位が配置されていれば良い。
さらに、上記の説明において、図中Z軸方向上方に向かって大きいことは本発明の「高い」であり、蓋部320a2に直交する方向で、蓋部320a2から離れる向きである。
また、本発明の遮熱体は、ここでは遮熱本体板331aの上面となり、詳細には遮熱体のうち最もZ軸方向に高い場所に実装される部位に対応する。
更に、本実施の形態のガス流路は、セルスタック32と電装品サブユニット34との間に位置する金属製の遮熱体331から構成されていることにより、セルスタック32の動作中の発熱、又はセルスタック32から高温の排気ガスが排出された場合であっても、その熱の影響が、電装品サブユニット34その他、バスバーアセンブリユニット33より上層に位置する電装品へ及ぶことを低減することが可能となる。
更に、本実施の形態のガス流路は、バスバーアセンブリユニット33に組み込まれた金属製の遮熱体331から構成されていることにより、バスバーアセンブリユニット33を含めた電源モジュール本体30の機械的強度を向上させることが可能となる。
なお、上記の説明においては、本発明のガス流路は、ガス流路Pとして、バスバーアセンブリユニット33に組み込まれた遮熱体331、バスバーアセンブリユニット33の枠体330a、及びセルスタック32を構成する配列された単電池320aの蓋部320a2の、安全弁320a5周囲の表面(これは本発明のセルスタックの対向面に相当する)から構成されるものとした。
しかしながら、本発明のガス流路は、遮熱体とセルスタックの対向面とにより構成されていればよく、電源パックの他の具体的な構成によって限定されるものではない。
具体的には、図7に示すセルスタック32のように、セルスタック本体320が、安全弁320a5が設けられた蓋部320a2を、本発明のセルスタックの対向面として、エンドプレート321aに対向している構成において、スタックバー322a及び322bとともに保持具を構成するエンドプレート321aを本発明の遮熱体として用いることにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。この場合、セルスタック本体320の安全弁320a5から排出されたガスは、エンドプレート321aに衝突して流れの向きを変え、その表面上を伝って、ハウジング内部へ拡散し、排気筒22から外部へ排出されることとなる。なお、図7においてはセルスタック本体320とエンドプレート321aとの間には、何もないものとして示したが、絶縁、緩衝用のスペーサその他の部品を介在させるようにしてもよい。
さらに、本発明は、遮熱体331とセルスタック本体320の対向面である蓋部320a2との間にガス流路を形成するものとしたが、ガスを特定の方向に導くガス流路を形成することなく、単に遮熱体331がセルスタック本体320の蓋部320a2に位置する安全弁320a5に対向して配置される構成として実現してもよい。この場合、セルスタック32から排気されたガスは、遮熱本体板331aの表面に衝突させて流れの向きを遮熱本体板331aの表面上を伝ってハウジング内部へ拡散されることにより、ハウジングの排気筒22から外部へ排出されることとなり、ハウジングに排気管等のための余剰な空間を生じさせることなく、省スペース化を実現することができる。
なお、外形矩形状の形状を有する遮熱本体板331aを有する遮熱体333は本発明の、略平板状の形状を有する遮熱体に相当するが、本発明の略平板状とは、安全弁に対向して、排気されるガスを表面に衝突させてその表面上に拡散させることができればよく、平面形状によって限定されない。したがって矩形の円形、多角形等、電源モジュール本体の他の電装品の配置等に対応した任意の形状としてもよい。更に、本発明の略平板状とは、排気されるガスが衝突する面の寸法が他の部分の寸法よりも大きい、換言すればガスが衝突する面以外の部分の寸法が小さければ、省スペース化の効果を奏することができ、当該他の部分の形状によって限定されるものではない。したがって、本実施の形態1の遮熱本体板331aのように平板状の構成であってもよいし、断面形状において波板状、コの字状等の態様をとするようにしてもよい。さらに、排気されるガスが衝突する面の断面が曲面として形成されていてもよい。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る電源パック2の構成を、一部を分解した状態で模式的に示す斜視図である。ただし図1〜7と同一又は相当する構成については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
本実施の形態2の電源パック2は、図8に示すように、電源モジュール本体30において、バスバーアセンブリユニット33に組み込まれた遮熱体として、バスバーアセンブリユニット33の両端からそれぞれ下方向に屈曲して延出し、電装品サブユニット34の側面まで達する遮熱体335を備えたことを特徴とする。
遮熱体335において、アングル部335aは下方に屈曲してセルスタック32の側面を蔽う部位である。アングル部335bの下端には、電源モジュール本体30の仮組み時にエンドプレート321aに開口された取付孔(図中死角となり表示されない)と同軸となるよう設けられた貫通孔335a1が開口されている。アングル部335aからボルト335bを挿入、締結することにより遮熱体335とセルスタック32が固定される。なおアングル部335aの上端には、バスバーアセンブリユニット33の溝部330xと連通するスリット335cを備える。
なお、上記の構成において、アングル部335aは本発明の端面部に相当し、スリット335cは本発明の連通部に相当する。
以上のような構成を有する本実施の形態2の電源パックは、アングル部335aを有する遮熱体335を備えたことにより、以下の効果を奏する。すなわち、アングル部335aを介して一対のエンドプレート321aと固定されることにより、遮熱体333は、スタックバー322a〜322cとともにエンドプレート321aを締結して、セルスタック本体320の形状を保持する保持具の構成要素として機能する。
更に、遮熱体335はセルスタック32の上面に位置することにより、スタックバー322a〜322cを含めたスタックバー全体の配置が、セルスタック本体320を構成する単電池の配列方向を軸として、当該軸に対して図中Z−X平面、及びX−Y平面においてそれぞれ対称を成して、それぞれセルスタック32に対して延在することとなり、保持具の性能が高められている。これにより、セルスタック32の剛性が補強され、電源モジュール本体30の機械的強度を向上させることができ、ひいては電源パック2の耐久性を高めることが可能となる。
更に、アングル部335aにおいてスリット335cを設けてバスバーアセンブリユニット33の溝部330xと連通する構成としたことにより、実施の形態1と同様、省スペース化したガス流路を得ることが可能となっている。
なお、遮熱体335は、略コの字状に両端が屈曲してなる金属製の基材により得ることができ、屈曲位置近傍にガス流路と連通するスリット335cを開口より得られるが、以下のように制作してもよい。すなわち、図9(a)に示すように、一枚の板状の基材333xの両端の中央にコの字状の切り込みを設け、当該切り込みで分離された各部を互いに逆方向に屈曲させることにより作成してもよい。特に、図9(a)に示す例の場合、アングル部333aにおいて、バスバーアセンブリユニット33の枠体330aの溝部330xと連通する開口335cの反転形状として上方に屈曲したことにより生じたアングル部335bがバスバーアセンブリユニット33を図中X軸方向から挟持することができ、バスバーアセンブリユニット33と電装品サブユニット34との位置合わせや固定時の補強に用いることが可能となる。なお、開口335cは本発明の連通部に相当する。
更に、図9(b)に示すように、基材333zの両端の中央に平行な2本の直線状の切り込みを設け、当該切り込みで分離された各部を互いに逆方向に屈曲させることにより、アングル部335b及び335aを作成してもよい。この場合も、一対のアングル部335bが1つのアングル部335aを跨いで形成されることにより生じた間隙Gが、バスバーアセンブリユニット33の枠体330aの溝部330xと連通することとなり、スリットを別途開口する手間を省略して、より簡易に遮熱体335を作成することが可能となる。なお、間隙Gは本発明の連通部に相当する。
なお、上記の説明においては、遮熱体335は両端にアングル部335cを有するものとしたが、いずれか一方の端部にのみ設ける構成としてもよい。更に、アングル部335cはエンドプレート321aに固定しない態様であるとしてもよい。この場合、アングル部335cは、バスバーアセンブリユニット33とセルスタック32の位置合わせに用いることが可能となり、電源パックの生産性を高めることができる。更に、アングル部335の開口335c等は本発明の連通部として、本発明のガス流路と連通するものとして説明を行ったが、単電池320aからのガスを通過させるものであれば、上記のガス流路とは異なる経路を経たものを通過させるものであってもよい。
また、上記の説明においては、本発明の遮熱体は、遮熱体335としてエンドプレート321aに固定されるアングル部335aを有するものとした。
しかしながら、本発明の遮熱体は、図10の電池パック3の遮熱体334として示すように、ハウジングの蓋部20に固定される、貫通孔334a1を有する板状のアングル部334aのみを備えた構成として実現してもよい。この場合でも、図9(a)(b)の構成と同様、アングル部334bを、バスバーアセンブリユニット33と電装品サブユニット34との位置合わせや固定時の補強に用いることが可能となる。
なお、上記の説明においては、本発明の遮熱体は金属製の遮熱本体板331aから構成されるものとしたが、耐熱性を有する素材であれば、フィラー入り合成樹脂、グラスファイバーその他任意の材料から作成されるものであってもよい。
また、上記の説明においては、本発明のハウジングは、合成樹脂製の、溶着等により密閉された容器本体10及び蓋部20から構成される、外形が直方体の容器であるとした。一方で、ハウジングは、金属その他の材料及びこれらの組合せとして実現してもよく、更に、3つ以上の部材の組合せとして実現してもよい。更に、ハウジングの外形は立方体、円筒形、または多角柱状の形状であってもよい。要するに、本発明のハウジングは、その形状、具体的な材料または構成によって限定されるものではない。さらにハウジングに設けられる排気筒22は本発明の排気口の例であるが、本発明の排気口は外とハウジング内部との間を連通させることができれば形状、寸法等は任意のものであってよく、本実施の形態の円筒形の排気筒22の形状に限定されるものではない。一例としては、壁体に設けられた高さ(長さ)を有さない開口として実現してもよい。
また、上記の説明においては、セルスタックを構成する単電池としての本発明の蓄電素子は、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池であるとしたが、電気化学反応により充放電可能な電池であれば、ニッケル水素電池その他各種の二次電池を用いてもよい。また、一次電池であってもよい。更に、電気二重層キャパシタその他各種のキャパシタであってもよい。要するに、本発明の蓄電素子は電極体と電解液を収納容器内に封入してなる電気を蓄積可能な素子であれば、起電力を発生させるための具体的な方式によって限定されるものではない。
要するに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、電源パックにおいて省スペース化を実現することが可能になる効果を有し、例えば二次電池のような蓄電素子を有する電源パックにおいて有用である。
1、2、3 電源パック
10 容器本体
11、333d、333f ボルト
20、320a2 蓋部
21a、21b、320a3、320a4 電極端子
22 排気筒
24、34 電装品サブユニット
30 電源モジュール本体
31 排気口
32 セルスタック
32a カバー
32b 保持具
32x、330c、333b2 開口
33 バスバーアセンブリユニット
320 セルスタック本体
320a 単電池
320a1 外装本体部
320b、320c スペーサ
320b1、320c1 主板部
320b2、320c2 側板部
320b3、320b4、320c3 切り欠き
320a5 安全弁
320a6 封止栓
321a エンドプレート
321a1、321a2、330e、332a1、333e 取付孔
322a、322b、322c、322a〜322c スタックバー
322a0、331b、333a1、333b1、334a1、335a1 貫通孔
322a1 締結部
323a、323b、323c 締結ボルト
330a 枠体
330b 下段面
330d 中段面
330x 溝部
331、333、334、335 遮熱体
331a 遮熱本体板
331c 取付ネジ
332a、332b、332c バスバー
333c、335c スリット
333x、333y、333z 基材

Claims (10)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに収納される、安全弁を有する蓄電素子を複数含むセルスタック、及び前記ハウジングの内壁と前記セルスタックとの間に位置する略平板状の形状を有する遮熱体を有する電源モジュール本体とを備え、
    前記遮熱体は、前記セルスタックの前記安全弁に対向しており、
    前記遮熱体と前記セルスタックの対向面同士が、前記蓄電素子の排気ガスを前記ハウジング内に導くガス流路を形成している、
    電源パック。
  2. ハウジングと、
    前記ハウジングに収納される、安全弁を有する蓄電素子を複数含むセルスタック、及び前記ハウジングの内壁と前記セルスタックとの間に位置する略平板状の形状を有する遮熱体を有する電源モジュール本体とを備え、
    前記遮熱体は、前記蓄電素子同士を接続するための接続部品と同一の側面に、前記セルスタックの前記安全弁に対向するように実装されるとともに、前記接続部品のうち、最も高い部位と同一またはそれ未満の高さの位置に配置されている、
    電源パック。
  3. ハウジングと、
    前記ハウジングに収納される、安全弁を有する蓄電素子を複数含むセルスタック、前記セルスタックの各蓄電素子を電気的に接続するバスバーを有するバスバーアセンブリユニット、前記バスバーアセンブリユニットに電気的に接続された電装品サブユニット及び前記電装品サブユニットと前記セルスタックとの間に位置する略平板状の形状を有する遮熱体を有する電源モジュール本体とを備え、
    前記遮熱体は、前記セルスタックの前記安全弁に対向しているとともに、前記バスバーアセンブリユニットに固定されている、
    電源パック。
  4. 前記遮熱体と前記セルスタックの対向面同士が、前記蓄電素子の排気ガスを前記ハウジング内に導くガス流路を形成している、
    請求項2又は3に記載の電源パック。
  5. 前記遮熱体は、前記蓄電素子同士を接続するための接続部品と同一の側面に実装されており、
    前記接続部品のうち、最も高い部位と同一またはそれ未満の高さの位置に配置されている、
    請求項3に記載の電源パック。
  6. 前記セルスタックは配列された複数の前記蓄電素子を配列方向に沿って挟持するエンドプレートを有し、
    前記遮熱体は前記エンドプレートに固定されている、
    請求項1から5のいずれかに記載の電源パック。
  7. 前記エンドプレートは、前記セルスタックの前記蓄電素子の配列方向に沿って延在するスタックバーにより固定されており、
    前記遮熱体は、前記セルスタックの側面のうち、前記スタックバーが配置されている側面と対向する面に配置されている、
    請求項6に記載の電源パック。
  8. 前記遮熱体の少なくとも一端は、前記蓄電素子の配列方向に交差する向きに曲成された端面部を有し、
    前記端面部には前記蓄電素子のガスを通過させる連通部が設けられている、
    請求項に記載の電源パック。
  9. 前記ハウジングは、排気口を介してのみ外へ連通しているように密閉されている
    請求項1から8のいずれかに記載の電源パック。
  10. 前記遮熱体は、前記安全弁と前記電源モジュール本体の電装品の間に配置されている、
    請求項1から9のいずれかに記載の電源パック。
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