以下、サーバ装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、ユーザが入力した1以上の商品の商品リストを蓄積しておき、商品リストを出力する際に、商品リストの各商品に対応する補助情報を取得し、商品リストとともに、ユーザの端末に送信するサーバ装置を含む販売促進システムについて説明する。なお、本明細書において、商品は購入対象のもので、サービスも含むと考える。また、商品リストは、通常、ユーザが欲しい商品の情報の集合である。また、商品の情報は、商品を特定する情報(品番など)でも良いし、商品の品目(種類)等でも良い。また、補助情報は、通常、商品の販売促進のための情報である。但し、補助情報は、商品を詳細に説明する情報、商品を販売する店舗の情報等でも良い。
また、本実施の形態において、商品リストに含まれる商品を販売する店舗以外の店舗の装置から取得した補助情報を、商品リストとともに、ユーザの端末に送信するサーバ装置を含む販売促進システムについて説明する。
また、本実施の形態において、2以上の異なる店舗で買い物をした実績データを用いて、2以上の店舗が合同で販売促進活動を行うサーバ装置を含む販売促進システムについて説明する。
また、本実施の形態において、家族等の複数人で一つの商品リストを作成し、利用する販売促進システムについて説明する。
また、本実施の形態において、ユーザの、金額に関する制約を用いて、制約を満たすような販売促進活動を行うサーバ装置を含む販売促進システムについて説明する。
また、本実施の形態において、1または2以上の補助情報が有する店舗情報を出力する際に、店舗の位置を示すように地図上に店舗の情報を出力する販売促進システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における販売促進システムの概念図である。販売促進システムは、1または2以上の第一装置1、1または2以上の第二装置2、およびサーバ装置3を備える。
第一装置1は、通常、ユーザが使用する装置である。第一装置1は、例えば、いわゆるパソコン、スマートフォン、携帯端末、携帯電話等である。また、第二装置2とは、通常、店舗の人が使用する装置である。第二装置2は、例えば、いわゆるパソコン、スマートフォン、携帯端末、携帯電話等である。
図2は、本実施の形態における販売促進システムのブロック図である。
第一装置1は、第一格納部11、第一受付部12、第一処理部13、第一送信部14、第一受信部15、第一出力部16を備える。
第二装置2は、第二格納部21、第二受付部22、第二処理部23、第二送信部24、第二受信部25、第二出力部26を備える。
サーバ装置3は、ユーザ情報格納部301、店舗情報格納部302、ユーザ興味商品情報格納部303、関連店舗情報格納部304、履歴情報格納部305、登録指示受信部306、商品リスト蓄積部307、商品リスト送信部308、補助情報受信部309、補助情報蓄積部310、取得指示受信部311、商品リスト情報取得部312、商品リスト情報送信部313、関連店舗情報登録部314を備える。
商品リスト送信部308は、店舗識別子取得手段3081、商品リスト送信手段3082を備える。
第一装置1を構成する第一格納部11は、ユーザを識別するユーザ識別子を格納し得る。ユーザ識別子は、通常、ユーザIDであるが、第一装置1を識別する情報、メールアドレス、電話番号等でも良い。第一装置1を識別する情報は、例えば、IPアドレス、MACアドレス等である。
第一受付部12は、指示や情報を受け付ける。指示は、例えば、1以上の商品情報を含む商品リストの登録の指示である。また、指示は、例えば、商品リストを有する商品リスト情報を取得する指示である。また、指示は、商品の購入の指示等でも良い。なお、商品情報とは、商品に関する情報である。また、商品リストの登録の指示は、商品リストを含む。この商品リストは、例えば、ユーザが、ウェブページや商品のリスト等から選択した1以上の商品の商品情報、ユーザが入力した1以上の商品の品目等である。また、商品の購入の指示は、購入する商品の商品識別子を有する。
ここで、商品情報は、例えば、商品ID、商品名、品目、価格(予算でも良い)、商品を販売する店舗を識別する店舗識別子、商品の属性値(色、形状、サイズ等)等を有する。また、商品リスト情報は、商品リスト以外に、補助情報等を有しても良い。
また、指示等の受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された指示等の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された指示等の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された指示等の受け付けなどを含む概念である。指示等の入力手段は、キーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部12は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一処理部13は、例えば、第一受付部12が商品リストの登録の指示を受け付けた場合に、ユーザ識別子を第一格納部11から取得し、当該ユーザ識別子と商品リストとを含む登録指示を構成する。なお、商品リストは、受け付けられた登録の指示に含まれる。
また、第一処理部13は、例えば、第一受付部12が商品リスト情報を取得する指示を受け付けた場合に、ユーザ識別子を第一格納部11から取得し、当該ユーザ識別子を含む取得指示を構成する。
また、第一処理部13は、例えば、第一受付部12が商品の購入の指示を受け付けた場合に、ユーザ識別子を第一格納部11から取得し、当該ユーザ識別子と受け付けられた指示が有する商品識別子を有する購入指示を構成する。
第一送信部14は、商品リストの登録の指示を受け付けた場合に、第一処理部13が構成した登録指示をサーバ装置3に送信する。また、第一送信部14は、商品リスト情報を取得する指示を受け付けた場合に、第一処理部13が構成した取得指示をサーバ装置3に送信する。また、第一送信部14は、商品の購入の指示を受け付けた場合に、第一処理部13が構成した購入指示をサーバ装置3に送信する。
第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信する。商品リスト情報は、商品リストと1以上の補助情報とを有する。商品リスト情報は、商品リストのみを有しても良い。
ここで、補助情報は、通常、販売促進のための情報である。また、補助情報は、商品情報または商品リストに関連する情報である。また、補助情報は、受信する商品リストに含まれる商品情報に対応付いている情報、または受信する商品リストに対応付いている情報である。また、補助情報は、店舗情報を有しても良い。店舗情報は、商品を販売する店舗に関する情報である。店舗情報は、店舗の位置を特定する位置情報を含むことを好適である。なお、位置情報は、例えば、(緯度,経度)であるが、住所等でも良い。また、補助情報は、例えば、商品情報に対応する商品を販売する店舗の他商品の情報、商品情報に対応する商品の値引きの情報、商品情報に対応する商品のクーポンの情報、商品情報に対応する商品を販売する店舗の情報(店舗のURL等でも良い)、商品情報に対応する店舗と異なる他の店舗の情報、商品情報に対応する商品とライバルとなる商品の情報であり、商品情報に対応する店舗と異なる他の店舗の商品の情報等である。なお、すべての商品情報に対応付けて、補助情報は存在する必要はなく、商品リストが有する一部の商品情報に対応付けて補助情報が存在しても良い。
第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報が有する店舗情報に含まれる位置情報を用いて、店舗の位置が分かる態様で地図をも出力することは好適である。
ここで、商品リスト情報が出力された後、ユーザは、出力された情報を閲覧するだけでも良いし、出力された情報を用いて、商品を購入しても良い。
また、出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であると考えても良い。
第二装置2を構成する第二格納部21は、1以上の補助情報を格納し得る。第二格納部21は、補助情報に対応付けて補助情報の属性情報を有しても良い。また、第二格納部21は、店舗を識別する店舗識別子を格納していても良い。また、第二格納部21は、自社(自店舗)と関連する店舗の店舗識別子や店舗情報を格納していても良い。また、第二格納部21は、自店舗の店舗識別子と商品識別子と対応付けて、他の店舗の店舗識別子と商品情報を格納していても良い。なお、店舗識別子、または店舗情報に含まれる一の情報は、関連する店舗の第二装置2の通知先を示す情報(例えば、IPアドレス、メールアドレス、MACアドレス等)である。また、補助情報の属性情報とは、例えば、補助情報の種類を示す情報(例えば、商品に関する情報、店舗に関する情報、店舗のウェブページを特定するURL等)である。
第二受付部22は、店舗の者から、指示や情報を受け付ける。情報は、例えば、補助情報である。指示は、例えば、補助情報の送信の指示、商品情報または商品リストまたは商品リスト情報の出力の指示等である。なお、補助情報の送信の指示は、補助情報をサーバ装置3に送信する指示である。出力の指示は、サーバ装置3から商品情報等を受信して、第二装置2で出力する指示である。なお、出力の指示は、取得の指示と言っても良い。
指示や情報の入力手段は、キーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第二受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第二処理部23は、補助情報を取得する。この補助情報は、第二受信部25が受信した商品情報に関係する補助情報、または第二受信部25が受信した補助情報に関係する他の補助情報、または第二受信部25が受信した商品情報と補助情報とに関係する他の補助情報等である。
また、第二処理部23は、第二受信部25が受信した商品リストに含まれる商品情報を用いて、補助情報を取得する。ここで、取得される補助情報は、第二受信部25が受信した商品情報が有する商品識別子に対応する情報(例えば、当該商品の値引きの情報、当該商品に対応するクーポンの情報等)でも良いし、第二受信部25が受信した商品情報が有する商品識別子に関連する商品識別子で識別される商品情報でも良いし、第二受信部25が受信した商品情報が有する店舗識別子で識別される店舗の情報でも良いし、第二受信部25が受信した商品情報が有する店舗識別子に関連する店舗識別子で識別される店舗の情報でも良いし、第二受信部25が受信した商品情報が有する店舗識別子と商品関連情報に対応する店舗識別子と商品関連情報等でも良い。
第二処理部23は、第二受付部22が送信の指示を受け付けた場合、当該指示に含まれる補助情報と、店舗識別子とを有する送信指示を構成する。なお、この店舗識別子は、通常、第二処理部23が第二格納部21から取得した情報である。
第二処理部23は、第二受付部22が出力の指示を受け付けた場合、店舗識別子を有する出力指示を構成する。なお、この店舗識別子は、通常、第二処理部23が第二格納部21から取得した情報である。
第二送信部24は、第二処理部23が取得した補助情報をサーバ装置3に送信する。また、第二送信部24は、店舗の者が入力し、第二受付部22が受け付けた補助情報をサーバ装置3に送信しても良い。つまり、第二送信部24が送信する補助情報は、第二装置2のユーザである店舗の者が入力しても良いし、第二装置2が自動的に取得しても良い。
第二送信部24は、通常、第二受信部25が受信した商品リストに含まれる商品情報に対応付く態様で、補助情報をサーバ装置3に送信する。また、第二送信部24は、第二受信部25が受信した商品リストに対応付く態様で、補助情報をサーバ装置3に送信しても良い。
第二送信部24は、第二処理部23が構成した送信指示をサーバ装置3に送信しても良い。
第二送信部24は、第二処理部23が構成した出力指示をサーバ装置3に送信しても良い。なお、出力指示は、取得指示と言っても良い。
第二送信部24は、関連する他の店舗の第二装置2に、商品リスト、または商品リストと補助情報とを送信しても良い。なお、関連する他の店舗の店舗識別子は、第二格納部21に管理されている、とする。
第二受信部25は、商品リストをサーバ装置3から受信する。第二受信部25は、補助情報をサーバ装置3から受信しても良い。
第二出力部26は、第二受信部25が受信した商品リスト、または補助情報を出力する。第二出力部26は、第二受信部25が受信した商品リストと補助情報とを出力しても良い。第二出力部26は、通常、店舗の者からの指示により、商品リスト、または補助情報を出力する。ただし、ユーザからの指示なしに、第二受信部25が商品リストまたは/および補助情報を受信し、第二出力部26が出力しても良い。
サーバ装置3のユーザ情報格納部301は、1以上のユーザ情報を格納し得る。ユーザ情報は、ユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子、氏名、住所(居住地でも良い)、年齢、性別、メールアドレス、電話番号、趣味等を有する。
店舗情報格納部302は、1以上の店舗情報を格納し得る。店舗情報は、店舗に関する情報である。店舗情報は、例えば、店舗を識別する店舗識別子、店舗の名称、住所(市町村や地区名等でも良い)、店舗の位置情報、電話番号、店舗のジャンル(例えば、洋服屋、レストラン、ファミレス等)等を有する。なお、店舗の位置情報は、住所でも良い。
ユーザ興味商品情報格納部303は、1以上のユーザ興味商品情報を格納し得る。ユーザ興味商品情報は、ユーザが興味を持っている商品、またはユーザが欲しい商品等に関する情報である。ユーザ興味商品情報は、商品リスト情報とユーザ識別子とを有する。ここで、ユーザ興味商品情報の中のユーザ識別子は、通常、商品リスト情報に一つ対応付いているが、複数のユーザ識別子が、商品リスト情報に対応付いていても良い。例えば、一の商品情報に一のユーザ識別子が対応付いていても良い。つまり、家族等の複数のユーザが一の商品リストまたは商品リスト情報を構成しても良い。
また、ユーザ興味商品情報は、制約情報等の情報を有しても良い。制約情報は、金額に関する制約の情報である。制約情報は、例えば、1か月に使用できる金額である。制約情報は、例えば、クレジットカードの利用枠の金額、または残り使用可能金額等である。なお、補助情報に含まれる商品の情報に対する商品は、制約情報で示される制約を満たす、とする。
関連店舗情報格納部304は、1以上の関連店舗情報を格納し得る。関連店舗情報とは、2以上の関連のある店舗を管理するための情報である。関連店舗情報は、2以上の関連のある各店舗を識別する2以上の店舗識別子を有する。また、関連店舗情報は、関連する店舗商品情報を管理する情報であっても良い。店舗商品情報とは、商品に関連する商品関連情報と店舗識別子との組である。商品関連情報は、商品情報に含まれる情報であり、例えば、商品の品目、商品名、商品識別子、商品のブランド名等の商品の属性値等である。
履歴情報格納部305は、ユーザ識別子と履歴情報との組を、1組以上格納し得る。履歴情報は、商品の購入履歴を示す情報であり、ユーザが購入した商品に関する情報である。履歴情報は、例えば、商品識別子、商品を購入した店舗の店舗識別子、金額、購入日または購入日時等を有する。
登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示を受信する。
商品リスト蓄積部307は、登録指示受信部306が受信した登録指示が有する商品リストを、当該登録指示が有するユーザ識別子に対応付けてユーザ興味商品情報格納部303に蓄積する。
商品リスト送信部308は、ユーザ興味商品情報格納部303に格納されているユーザ興味商品情報が有する商品リストを、第一装置1または第二装置2に送信する。商品リスト送信部308は、ユーザ興味商品情報格納部303に格納されているユーザ興味商品情報が有する商品リスト情報を、第一装置1または第二装置2に送信しても良い。つまり、商品リスト送信部308は、商品リストに加えて補助情報を第一装置1または第二装置2に送信しても良い。また、商品リスト送信部308は、商品リストを送信せずに、補助情報を第一装置1または第二装置2に送信しても良い。
商品リスト送信部308は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子とは異なる店舗識別子に対応する第二装置2に、商品情報、または商品情報と対になる補助情報、または商品情報および商品情報と対になる補助情報を送信しても良い。
また、商品リスト送信部308は、商品リストと制約情報とを、第一装置1または第二装置2に送信しても良い。商品リスト送信部308は、商品リスト情報と制約情報とを、第一装置1または第二装置2に送信しても良い。また、商品リスト送信部308は、商品リストを送信せずに、補助情報と制約情報とを、第一装置1または第二装置2に送信しても良い。
ここで、商品リスト送信部308が情報を送信するタイミングは問わない。商品リスト送信部308が情報を送信するタイミングは、例えば、ユーザまたは店舗の者からの指示を第一装置1または第二装置2から受信した場合、商品リストが受信された直後、予め決められた時刻(例えば、毎日、20時など)、一の第二装置2に送信されるべき商品リストの量が閾値以上になった場合などである。また、商品リスト送信部308が情報を送信する第二装置2は、例えば、商品リストに含まれる店舗識別子に対応する第二装置2、商品リストに含まれる店舗識別子と関連する店舗識別子に対応する第二装置2、商品リストに含まれる商品名または品目に対応する店舗識別子に対応する第二装置等である。商品リスト送信部308は、商品リストを用いて、当該商品リストを送信する第二装置2を決定することは好適である。
商品リスト送信部308を構成する店舗識別子取得手段3081は、商品リストまたは商品情報を用いて、1以上の店舗識別子を取得する。なお、取得される店舗識別子は、商品リストまたは補助情報または制約情報等が送信される第二装置2に対応する店舗の識別子である。
店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子と対になる1以上の店舗識別子を関連店舗情報格納部304から取得する。
また、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子と商品関連情報と対になる1以上の店舗識別子を関連店舗情報格納部304から取得しても良い。
また、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子と商品関連情報と対になる1以上の店舗識別子と商品関連情報の組を関連店舗情報格納部304から取得しても良い。
また、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる1以上の商品情報を用いて、1以上の店舗識別子を店舗情報格納部302から取得しても良い。例えば、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する品目の商品を扱っている店舗の1以上の店舗識別子を、店舗情報格納部302から取得しても良い。また、例えば、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する品目の商品を扱っている店舗であり、当該商品リストに対応するユーザの住所と予め決められた条件を満たすほど近い店舗の1以上の店舗識別子を、店舗情報格納部302から取得しても良い。
商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した1以上の店舗識別子に対応する1以上の第二装置2に、商品情報、または商品情報と対になる補助情報、または商品情報と商品情報と対になる補助情報を送信する。
補助情報受信部309は、商品リスト送信部308が送信した商品リストが有する商品情報に対応付く態様で、または商品リスト送信部308が送信した商品リストに対応付く態様で、第二装置2から補助情報を受信する。
商品情報等と補助情報との対応付けの手段は問わない。商品情報等と補助情報とが一のレコードを構成していても良いし、補助情報が商品情報等を識別するIDを有していても良いし、補助情報が商品情報等へのポインタを有していても良い。
補助情報蓄積部310は、補助情報受信部309が受信した補助情報を、商品情報または商品リストに対応付けて、ユーザ興味商品情報格納部303に蓄積する。
取得指示受信部311は、第一装置1または第二装置2から取得指示を受信する。なお、取得指示は出力指示でも良い。また、例えば、第二装置2から受信する取得指示も、ユーザ識別子を有する。
商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、取得指示が有するユーザ識別子と対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報格納部303から取得する。
商品リスト情報取得部312は、補助情報受信部309が補助情報を受信した場合、当該補助情報に対応する商品情報が含まれる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報格納部303から取得しても良い。
商品リスト情報送信部313は、商品リスト情報取得部312が取得した商品リスト情報を、第一装置1に送信する。
関連店舗情報登録部314は、2以上の履歴情報から、2以上の店舗識別子を取得し、当該2以上の店舗識別子を有する1以上の関連店舗情報を構成し、関連店舗情報格納部304に蓄積する。なお、2以上の履歴情報は、ユーザ識別子とユーザ識別子で識別される一のユーザが商品を購入した履歴の情報であり、商品を購入した店舗の店舗識別子を含む。なお、履歴情報は、例えば、サーバ装置3で管理されていても良いし、外部の装置で管理されていても良い。履歴情報は、例えば、クレジットカードを用いて購入した商品の購入の情報である。また、2以上の店舗識別子は、一のユーザが、同日に購入している2以上の商品の2以上の店舗の識別子である。
第一格納部11、第二格納部21、ユーザ情報格納部301、店舗情報格納部302、ユーザ興味商品情報格納部303、関連店舗情報格納部304、履歴情報格納部305は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
第一格納部11等にユーザ識別子等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ識別子等が第一格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ識別子等が第一格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ識別子等が第一格納部11等で記憶されるようになってもよい。
第一処理部13、第二処理部23、商品リスト蓄積部307、補助情報蓄積部310、商品リスト情報取得部312、関連店舗情報登録部314、店舗識別子取得手段3081は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第一処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第一送信部14、第二送信部24、商品リスト送信部308、商品リスト情報送信部313、商品リスト送信手段3082は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第一受信部15、第二受信部25、登録指示受信部306、補助情報受信部309、取得指示受信部311は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第一出力部16、第二出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部16は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、販売促進システムの動作について説明する。まず、第一装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)第一受付部12は、商品リストの登録の指示を受け付けたか否かを判断する。登録の指示を受け付ければステップS302に行き、登録の指示を受け付けなければステップS304に行く。なお、ここで、商品リストは、複数の商品情報を含むとは限らず、一つの商品情報のみを含んでも良い。
(ステップS302)第一処理部13は、ユーザ識別子を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザ識別子と受け付けられた指示が有する商品リストとを含む登録指示を構成する。
(ステップS303)第一送信部14は、ステップS302で構成された登録指示をサーバ装置3に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS304)第一受付部12は、商品リスト情報を取得する指示を受け付けたか否かを判断する。当該取得の指示を受け付ければステップS305に行き、取得の指示を受け付けなければステップS309に行く。
(ステップS305)第一処理部13は、ユーザ識別子を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザ識別子と受け付けられた取得の指示に含まれる商品リスト情報とを含む取得指示を構成する。
(ステップS306)第一送信部14は、ステップS305で構成された取得指示をサーバ装置3に送信する。
(ステップS307)第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信したか否かを判断する。商品リスト情報を受信すればステップS308に行き、商品リスト情報を受信しなければステップS307に戻る。
(ステップS308)第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。ステップS301に戻る。
(ステップS309)第一受付部12は、商品の購入の指示を受け付けたか否かを判断する。購入の指示を受け付ければステップS310に行き、購入の指示を受け付けなければステップS301に戻る。なお、商品の購入の指示を受け付ける前に、通常、第一装置1は、購入の候補となる1以上の商品の情報を出力している。また、かかる購入の候補となる1以上の商品の情報が出力されるまでの処理は問わない。例えば、購入の候補となる1以上の商品の情報は、ステップS308で出力された商品リスト情報、または当該商品リスト情報を用いて取得された情報である。
(ステップS310)第一処理部13は、ユーザ識別子を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザ識別子と商品識別子を有する購入指示を構成する。なお、商品識別子は、受け付けられた購入の指示に含まれる。
(ステップS311)第一送信部14は、ステップS310で構成された購入指示をサーバ装置3に送信する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、第二装置2の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)第二受付部22は、商品情報または商品リストまたは商品リスト情報の出力の指示を受け付けたか否かを判断する。出力の指示を受け付けた場合はステップS402に行き、出力の指示を受け付けない場合はステップS406に行く。
(ステップS402)第二処理部23は、第二格納部21から店舗識別子を取得する。そして、第二処理部23は、当該店舗識別子を有する出力指示を構成する。なお、店舗識別子は、通常、出力の指示に含まれる。また、第二処理部23は、店舗識別子を有さない出力指示を構成しても良い。
(ステップS403)第二送信部24は、第二処理部23が構成した出力指示をサーバ装置3に送信する。
(ステップS404)第二受信部25は、サーバ装置3から商品リスト等を受信したか否かを判断する。商品リスト等を受信した場合はステップS405に行き、商品リスト等を受信しなかった場合はステップS404に戻る。なお、商品リスト等とは、商品リストだけでも良いし、商品リストと補助情報でも良いし、補助情報のみでも良い。
(ステップS405)第二出力部26は、ステップS404で受信された商品リスト等を出力する。ステップS401に戻る。
(ステップS406)第二受付部22は、補助情報の入力、および当該補助情報の送信の指示を受け付けたか否かを判断する。送信の指示等を受け付けた場合はステップS407に行き、送信の指示等を受け付けない場合はステップS409に行く。
(ステップS407)第二処理部23は、第二格納部21から店舗識別子を取得する。そして、第二処理部23は、当該店舗識別子と補助情報とを有する送信指示を構成する。なお、補助情報は、送信の指示に含まれる。
(ステップS408)第二送信部24は、第二処理部23が構成した送信指示をサーバ装置3に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS409)第二受信部25は、サーバ装置3から商品リスト等を受信したか否かを判断する。商品リスト等を受信した場合はステップS410に行き、商品リスト等を受信しなかった場合はステップS401に戻る。なお、本ステップにおいて、第二装置2は、自動的に商品リスト等を受信する。
(ステップS410)第二処理部23は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS411)第二処理部23は、ステップS409で受信された商品リスト等の中に、i番目の商品情報が存在するか否かを判断する。i番目の商品情報が存在すればステップS412に行き、i番目の商品情報が存在しなければステップS417に行く。
(ステップS412)第二処理部23は、第二処理部23は、i番目の商品情報に対応する補助情報を取得する。なお、かかる補助情報取得処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS413)第二処理部23は、ステップS412で補助情報が取得できたか否かを判断する。補助情報が取得できた場合はステップS414に行き、補助情報が取得できなかった場合はステップS416に行く。
(ステップS414)第二処理部23は、i番目の商品情報に対応付けて、ステップS413で取得した補助情報を、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS415)第二処理部23は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS411に戻る。
(ステップS416)第二処理部23は、店舗の者から、補助情報を受け付けたか否かを判断する。補助情報を受け付ければステップS414に行き、補助情報を受け付けなければステップS415に行く。
(ステップS417)第二処理部23は、商品リストに対応する補助情報を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS418)第二送信部24は、バッファに一時蓄積されている1以上の補助情報を取得する。そして、第二送信部24は、1以上の補助情報をサーバ装置3に送信する。ステップS401に戻る。なお、1以上の各補助情報は、商品情報または商品リストに対応付けられている。
なお、図4のフローチャートにおいて、補助情報は、すべて人手による入力により受け付けられても良い。つまり、図4のフローチャートにおいて、ステップS412において、補助情報が自動で取得できなかった場合に、人手による入力により取得したが、人手による入力により取得する処理を行わなくても良い。
また、図4のフローチャートにおいて、補助情報が取得できなかった場合、第二送信部24は、通常、補助情報をサーバ装置に送信しない。
また、図4のフローチャートにおいて、商品リスト等の受信は、常に、店舗の者による指示によって行われても良い。
さらに、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS412の補助情報取得処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)第二処理部23は、図4におけるi番目の商品情報が有する商品識別子と対になる補助情報を第二格納部21から取得する。かかる補助情報は、商品識別子で識別される商品に関する情報であり、例えば、値引き情報又は商品のクーポン等である。なお、ここでは、商品識別子で識別される商品に関する情報が補助情報である。
(ステップS502)第二処理部23は、図4におけるi番目の商品情報と対になる他の商品情報を第二格納部21から取得する。なお、ここでは、他の商品情報が補助情報である。
(ステップS503)第二処理部23は、図4におけるi番目の商品情報が有する店舗識別子で識別される店舗の店舗情報を第二格納部21から取得する。なお、ここでは、店舗情報が補助情報である。
(ステップS504)第二処理部23は、図4におけるi番目の商品情報が有する店舗識別子と対になる店舗識別子で識別される店舗情報を、第二格納部21から取得する。なお、ここでは、他の店舗の店舗情報が補助情報である。
(ステップS505)第二処理部23は、図4におけるi番目の商品情報が有する店舗識別子および商品関連情報と対になる店舗識別子で識別される店舗の店舗情報および商品関連情報の組を、第二格納部21から取得する。上位処理にリターンする。なお、ここでは、他の店舗の店舗情報とその店舗の商品関連情報が補助情報である。
なお、図5のフローチャートにおいて、ステップS501からステップS505までの一部の処理を行っても良い。
次に、サーバ装置3の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示を受信したか否かを判断する。登録指示を受信すればステップS602に行き、登録指示を受信しなければステップS606に行く。
(ステップS602)商品リスト蓄積部307は、ステップS601で受信された登録指示が有する商品リストを、当該登録指示が有するユーザ識別子に対応付けてユーザ興味商品情報格納部303に蓄積する。
(ステップS603)商品リスト送信部308は、商品リストを送信するタイミングであるか否かを判断する。商品リストを送信するタイミングであればステップS604に行き、商品リストを送信するタイミングでなければステップS601に戻る。なお、本ステップにおいて、常に商品リストを送信するタイミングであると判断しても良いし、常に商品リストを送信するタイミングでないと判断しても良い。
(ステップS604)商品リスト送信部308を構成する店舗識別子取得手段3081は、商品リストを送信する店舗の店舗識別子を取得する。なお、かかる店舗識別子取得処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS605)商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した1以上の店舗識別子に対応する1以上の第二装置2に、ステップS601で受信された登録指示が有する商品リストを送信する。ステップS601に戻る。なお、ここで送信する商品リストは、ステップS601で受信された登録指示が有する商品リストのうちの一部の商品情報を有するものでも良い。また、ここで、商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した1以上の店舗識別子のうち、一部の店舗識別子に対応する1以上の第二装置2に、商品リストを送信しても良い。
(ステップS606)商品リスト送信部308は、商品リストを送信するタイミングであるか否かを判断する。商品リストを送信するタイミングであればステップS607に行き、商品リストを送信するタイミングでなければステップS612に行く。なお、商品リストを送信するタイミングは、例えば、予め決められた時刻(例えば、24:00)になった場合等である。
(ステップS607)商品リスト送信部308は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS608)ユーザ興味商品情報格納部303にi番目のユーザの商品リストが存在するか否かを判断する。i番目のユーザの商品リストが存在すればステップS609に行き、i番目のユーザの商品リストが存在しなければステップS601に戻る。なお、ここで、i番目のユーザの商品リストが存在していても、商品リストが予め決められた条件を満たさない場合、ステップS611に行っても良い。予め決められた条件を満たさない場合とは、ユーザが許可を与えていない場合、商品リストに含まれる商品情報が閾値以内の数の場合等である。
(ステップS609)店舗識別子取得手段3081は、商品リストを送信する店舗の店舗識別子を取得する。なお、かかる店舗識別子取得処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS610)商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した1以上の店舗識別子に対応する1以上の第二装置2に、i番目のユーザの商品リストを送信する。なお、ここで送信する商品リストは、商品リストのうちの一部の商品情報を有するものでも良い。また、ここで、商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した1以上の店舗識別子のうち、一部の店舗識別子に対応する1以上の第二装置2に、商品リストを送信しても良い。
(ステップS611)商品リスト送信部308は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS608に戻る。
(ステップS612)補助情報受信部309は、第二装置2から補助情報を受信したか否かを判断する。補助情報を受信すればステップS613に行き、補助情報を受信しなければステップS616に行く。
(ステップS613)補助情報蓄積部310は、ステップS612で受信された補助情報を、商品情報または商品リストに対応付けて、ユーザ興味商品情報格納部303に蓄積する。
(ステップS614)商品リスト情報取得部312は、ステップS612で受信された補助情報に対応する商品情報が含まれる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報格納部303から取得する。
(ステップS615)商品リスト情報送信部313は、ステップS614で取得された商品リスト情報を、第一装置1に送信する。ステップS601に戻る。
(ステップS616)取得指示受信部311は、第一装置1または第二装置2から、取得指示を受信したか否かを判断する。取得指示を受信すればステップS617に行き、取得指示を受信しなければステップS619に行く。なお、ここで、取得指示は、出力指示と言っても良い。
(ステップS617)商品リスト情報取得部312は、ステップS616における取得指示の受信に応じて、当該取得指示が有するユーザ識別子と対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報格納部303から取得する。
(ステップS618)商品リスト情報送信部313は、ステップS617で取得された商品リスト情報を、第一装置1または第二装置2に送信する。ステップS601に戻る。
(ステップS619)取得指示受信部311は、第一装置1から購入指示を受信したか否かを判断する。購入指示を受信すればステップS620に行き、購入指示を受信しなければステップS601に戻る。
(ステップS620)サーバ装置3の図示しない購入処理部は、購入指示に対応する商品の購入のための処理を行う。ステップS601に戻る。なお、購入のための処理は、公知技術であるので、詳細な説明を省略する。購入のための処理は、例えば、購入指示に含まれるユーザ識別子と対になるクレジット番号を取得し、当該クレジット番号を用いた、クレジットカードを使用した決済処理である。また、購入のための処理は、例えば、図示しない決済サーバに、購入指示に関する情報を送信する処理である。
なお、図6のフローチャートにおいて、ステップS614、ステップS615の処理は存在しなくても良い。
また、図6のフローチャートのステップS617において、商品リスト情報取得部312は、第二装置2から取得指示を受信し、かつ当該取得指示がユーザ識別子を有さなない場合、取得指示が有する店舗識別子で識別される店舗の店舗情報を取得し、当該店舗情報を用いて、送信する商品リストを決定しても良い。例えば、商品リスト情報取得部312は、店舗情報が有する店舗の住所に、予め決められた条件を満たすほど近い住所のユーザの商品リストを取得しても良い。また、例えば、商品リスト情報取得部312は、店舗情報が有する店舗の取扱い商品の品目含む商品リストを取得しても良い。
さらに、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS604等の店舗識別子取得処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)店舗識別子取得手段3081は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS702)店舗識別子取得手段3081は、対象となる商品リストの中に、j番目の商品情報が存在するか否かを判断する。j番目の商品情報が存在すればステップS703に行き、j番目の商品情報が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS703)店舗識別子取得手段3081は、j番目の商品情報と対になる店舗識別子を取得する。なお、ここで店舗識別子を取得できない場合もある。
(ステップS704)店舗識別子取得手段3081は、ステップS703で取得した店舗識別子に関連する店舗識別子が、関連店舗情報格納部304に存在するか否かを判断する。関連する店舗識別子が存在すればステップS705に行き、関連する店舗識別子が存在しなければステップS707に行く。なお、ステップS703で店舗識別子を取得できない場合は、店舗識別子に関連する店舗識別子は存在しない。
(ステップS705)店舗識別子取得手段3081は、ステップS703で取得した店舗識別子に関連する店舗識別子を関連店舗情報格納部304から取得する。
(ステップS706)店舗識別子取得手段3081は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS608に戻る。
(ステップS707)店舗識別子取得手段3081は、予め決められた条件を満たす1以上の店舗識別子を取得する。なお、予め決められた条件とは、商品情報に対応する商品を取り扱っている店舗であり、ユーザ識別子で識別されるユーザの住所と店舗の位置情報から特定される店舗の位置とが予め決められた条件を満たすほど近い店舗である。店舗識別子取得手段3081は、ユーザ情報および店舗情報を用いて、1以上の店舗識別子を取得する。ステップS706に行く。
なお、図7のフローチャートのステップS707において、取得した1以上の各店舗識別子と対になる他の店舗の1以上の店舗識別子を取得しても良い。
以下、本実施の形態における販売促進システムの具体的な動作について説明する。販売促進システムの概念図は図1である。
今、サーバ装置3のユーザ情報格納部301は、図8に示すユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、「ユーザID」「住所」「年齢」「性別」「メールアドレス」「電話番号」「趣味」「家族ID」等を有する1以上のレコードを保持している。「ユーザID」はユーザ識別子である。「家族ID」は、ユーザが属するグループのID(ここでは、家族のIDである)。なお、図8において、ユーザ「A」とユーザ「X」は家族である。
また、店舗情報格納部302は、図9に示す店舗情報管理表を保持している。店舗情報管理表は、「店舗ID」「名称」「住所」「電話番号」「ジャンル」「URL」「IPアドレス」等を有する1以上のレコードを保持している。「店舗ID」は店舗識別子である。「名称」は店舗の名称である。「住所」は、ここでは、店舗の位置情報に対応しているが、店舗情報は(経度,緯度)の情報を有しても良い。また、「URL」は店舗の商品を購入できるウェブページのURLである。「IPアドレス」は第二装置2を識別する情報であり、店舗の者に情報(商品リスト等)を送信する場合に使用される。
また、ユーザ興味商品情報格納部303は、図10に示すユーザ興味商品情報管理表を保持している。ユーザ興味商品情報管理表は、「ID」「ユーザ興味商品情報」を有する1以上のレコードを保持している。「ID」はレコードを識別する情報である。「ユーザ興味商品情報」は、「ユーザID」「商品リスト情報」「制約情報」等を有する。「商品リスト情報」は「商品リスト」「補助情報」等を有する。「商品リスト」は、1または2以上の商品情報である。商品情報は、ここでは、「品目(商品名)」「予算(価格)」「店舗ID」を有する。「品目(商品名)」は、品目(商品の種類)でも良いし、具体的な商品を識別する商品名や商品識別子でも良い。「予算(価格)」は、ユーザが考えている予算でも良いし、具体的な商品の価格でも良い。「補助情報」は、「第一補助情報」「第二補助情報」「第二店舗ID」を有する。「第一補助情報」は、通常、「品目(商品名)」で示される商品を販売する店舗の補助情報である。「第二補助情報」は「第一補助情報」に対応する店舗以外の店舗の補助情報である。「第一補助情報」に対応する店舗以外の店舗は、例えば、「第一補助情報」に対応する店舗に関連する店舗である。なお、「第一補助情報」に対応する店舗は、通常、商品リストに含まれる店舗IDで識別される店舗である。また、「第二店舗ID」は、「第二補助情報」に対応する店舗である。つまり、「第一補助情報」は、例えば、商品リストに含まれる店舗IDで識別される店舗に関する情報(例えば、当該店舗の割引情報、当該店舗で使用できるクーポンやポイント等)である。また、「第二補助情報」は、例えば、「第二店舗ID」で識別される店舗に関する情報(例えば、当該店舗の割引情報、当該店舗で使用できるクーポンやポイント等)である。さらに、「制約情報」は、「利用限度額」「利用金額」を有する。「利用限度額」は、所定期間(例えば、1か月)における利用限度額である。「利用金額」は、所定期間(例えば、1か月)における利用金額である。
また、関連店舗情報格納部304は、図11に示す関連店舗情報管理表を保持している。関連店舗情報管理表は、「ID」「関連店舗情報」を有する1以上のレコードを保持している。「ID」はレコードを識別する情報である。「関連店舗情報」は、「第一関連店舗情報」「第二関連店舗情報」を有する。「第一関連店舗情報」は、「第一店舗ID」「第一商品関連情報」を有する。「第一関連店舗情報」は、「第一店舗ID」のみでも良い。また、「第二関連店舗情報」は、「第二店舗ID」「第二商品関連情報」を有する。「第二関連店舗情報」は、「第二店舗ID」のみでも良い。「第一店舗ID」と「第二店舗ID」は、店舗識別子である。「第一商品関連情報」「第二商品関連情報」は、商品に関連する情報であり、ここでは品目である。ただし、「第一商品関連情報」「第二商品関連情報」は、具体的な商品名や商品識別子、商品の属性値等でも良い。
また、店舗ID「s0001」で識別される店舗の第二装置2の第二格納部21は、図12に示す補助情報管理表を保持している。補助情報管理表は「ID」「補助情報検検索条件」「補助情報」を有する1以上のレコードを保持している。「補助情報検検索条件」は補助情報を検索するための条件であり、「NULL(−)」の場合は、常に条件を満足する。
さらに、店舗ID「s0003」で識別される店舗の第二装置2の第二格納部21は、図13に示す補助情報管理表を保持している、とする。
かかる状況において、以下の5つの具体例について説明する。
(具体例1)
具体例1は、ユーザが入力した商品リストに関する補助情報を一の店舗の第二装置2がユーザの第一装置1に対して送信する場合である。なお、ユーザが入力した商品リストは、ユーザの買い物候補の1以上の商品情報を含む。
具体例1において、まず、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、買い物候補の商品リストを登録するために、サーバ装置3にアクセスした、とする。そして、商品リストの登録画面が第一装置1に出力された、とする。
次に、ユーザ「u0001」は、図14に示すように、買い物候補の商品のリストである商品リスト(1401)を入力した、とする。本ユーザが入力した商品リストに含まれる商品情報は2つである。第一の商品情報は、品目「ジャケット」、予算「18,000」である。また、第一の商品情報は、品目「ベルト」である。第一の商品情報は、予算の情報を有さない。
そして、ユーザ「u0001」は、図14に示す「送信」ボタン(1402)を押下した、とする。すると、第一装置1の第一受付部12は、図14に示す商品リストの登録の指示を受け付ける。
次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザID「u0001」と受け付けられた指示が有する商品リスト(図14の2つの商品情報)とを含む登録指示を構成する。なお、登録指示は、例えば、「登録指示 「ユーザID:u0001」「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」」である。次に、第一送信部14は、当該登録指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示「登録指示 「ユーザID:u0001」「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」」を受信する。
次に、商品リスト蓄積部307は、受信された登録指示が有する商品リスト「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」を取得する。そして、商品リスト蓄積部307は、当該登録指示が有するユーザID「u0001」と、当該、商品リストとを、対応付けてユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積された商品リストは、図10の「ID=321」のユーザIDと商品リストである。
次に、店舗識別子取得手段3081は、例えば、商品リストを送信する店舗を以下のように選択する、とする。つまり、店舗識別子取得手段3081は、店舗識別子取得手段3081は、対象となる商品リスト第一の商品情報「品目:ジャケット,予算:18,000」を取得する。次に、店舗識別子取得手段3081は、「ユーザID:u0001」と対になるユーザ情報を構成する情報であり、予め決められたユーザの属性値「住所:大阪市・・・,年齢:40,性別:男,・・・」をユーザ情報管理表から取得する。
次に、店舗識別子取得手段3081は、例えば、店舗情報管理表から「大阪市」に住所を有する店舗であり、「品目:ジャケット」を扱っている店舗を選択する。なお、店舗情報管理表の店舗情報は、扱っている品目の情報を有する、とする。そして、店舗識別子取得手段3081は、例えば、店舗ID「s0001」を選択した、とする。
次に、商品リスト送信手段3082は、店舗識別子取得手段3081が取得した店舗ID「s0001」に対応する第二装置2に、当該ユーザの商品リスト「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」を送信する。
次に、店舗ID「s0001」に対応する第二装置2の第二受信部25は、サーバ装置3から商品リストを受信する。
次に、第二処理部23は、第一の商品情報「品目:ジャケット,予算:18,000」を用いて、図12の補助情報管理表から補助情報「全品10%OFF」「ネットで商品を購入頂くともれなくネクタイプレゼント」「ジャケット特別セール「3割引」」という3つの補助情報を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。なお、3つの補助情報は、図12の「ID=1,2,3」のレコードが有する補助情報である。
また、第二処理部23は、第二の商品情報「品目:ベルト,予算:」を用いて、図12の補助情報管理表から補助情報「全品10%OFF」「ネットで商品を購入頂くともれなくネクタイプレゼント」という3つの補助情報を取得し、店舗ID「s0001」に対応付けて図示しないバッファに一時蓄積する。
次に、第二送信部24は、バッファに一時蓄積されている2つの商品情報に対する補助情報を取得する。そして、第二送信部24は、取得した補助情報と店舗IDとを商品情報に対応付く態様で、サーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、第二装置2から補助情報と店舗IDとを受信する。そして、補助情報蓄積部310は、受信された補助情報と店舗IDとを、各商品情報に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。つまり、図10のユーザ興味商品情報管理表の1001に、3つの補助情報「全品10%OFF」「ネットで商品を購入頂くともれなくネクタイプレゼント」「ジャケット特別セール「3割引」」、および店舗ID「s0001」が蓄積される。また、図10のユーザ興味商品情報管理表の1002に、2つの補助情報「全品10%OFF」「ネットで商品を購入頂くともれなくネクタイプレゼント」、および店舗ID「s0001」が蓄積される。
次に、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、自分の第一装置1に、商品リスト情報の取得の指示を入力した、とする。
次に、第一受付部12は、商品リスト情報の取得の指示を受け付ける。次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得し、当該ユーザID「u0001」を含む取得指示を構成する。そして、第一送信部14は、当該取得指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の取得指示受信部311は、第一装置1からユーザID「u0001」を含む取得指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、取得指示が有するユーザIDと対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、商品リスト情報取得部312が取得した商品リスト情報を、第一装置1に送信する。
次に、第一装置1の第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信する。そして、第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。かかる出力例は、図15である。
なお、図15において、「NEW!」のアイコン(1501)をユーザが押下すれば、ジャケットの補助情報が出力される、とする。また、「NEW!」のアイコン(1502)をユーザが押下すれば、ベルトの補助情報が出力される、とする。また、「NEW!」のアイコンをユーザが押下すると、対応する店舗の情報や、店舗のURLで識別されるオンラインショップのウェブページが出力されても良い。
なお、具体例1において、店舗識別子取得手段3081が、商品リストを送信する店舗を決定し、自動的に第二装置2に商品リストが送信された。しかし、第二装置2の店舗の者が手動により、ユーザの商品リストを取得し、第二装置2に出力するようにしても良いことは言うまでもない。
(具体例2)
具体例2において、ユーザが入力した商品リストが一の店舗の第二装置2に送信される。そして、一の店舗の第二装置2から、ユーザの第一装置1および他の店舗の第二装置2に、商品リストと一の店舗の補助情報が送信される。次に、他の店舗の第二装置2から、当該他の店舗の補助情報がユーザの第一装置1に送信される。なお、他の店舗は一の店舗と関連がある店舗であり、その関連は、予め管理されている。
具体例2において、まず、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、買い物候補の商品リストを登録するために、サーバ装置3にアクセスした、とする。そして、商品リスト登録画面が第一装置1に出力された、とする。
次に、ユーザ「u0001」は、図14に示すように、買い物候補の商品のリストである商品リストを入力した、とする。
そして、ユーザ「u0001」は、図14に示す「送信」ボタンを押下した、とする。すると、第一装置1の第一受付部12は、図14に示す商品リストの登録の指示を受け付ける。
次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザID「u0001」と受け付けられた指示が有する商品リスト(図14の2つの商品情報)とを含む登録指示を構成する。なお、登録指示は、例えば、「登録指示 「ユーザID:u0001」「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」」である。次に、第一送信部14は、当該登録指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示を受信する。
次に、商品リスト蓄積部307は、受信された登録指示が有する商品リストを取得する。そして、商品リスト蓄積部307は、当該登録指示が有するユーザID「u0001」と、当該、商品リストとを、対応付けてユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積された商品リストは、図10の「ID=321」のユーザIDと商品リストである。
次に、第二装置2のユーザは、ユーザID「u0001」の商品リストを出力する指示を、第二装置2に入力する。
そして、第二受付部22は、ユーザID「u0001」の商品リストを出力する指示を受け付ける。次に、第二処理部23は、第二格納部21から店舗ID「s0001」を取得する。そして、第二処理部23は、当該店舗IDを有する出力指示を構成する。次に、第二送信部24は、第二処理部23が構成した出力指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の図示しない受信部は、出力指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、出力指示の受信に応じて、ユーザID「u0001」と対になる商品リストまたは商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、取得された商品リストまたは商品リスト情報を、第二装置2に送信する。
次に、第二装置2の第二受信部25は、サーバ装置3からユーザID「u0001」の商品リストまたは商品リスト情報を受信する。次に、第二出力部26は、受信された商品リストまたは商品リスト情報を出力する。
そして、第二装置2のユーザは、ユーザID「u0001」の商品リストまたは商品リスト情報を見て、補助情報(例えば、品目「ジャケット」に対して「ジャケット3割引」)を入力した、とする。
次に、第二送信部24は、入力された補助情報を、ユーザID「u0001」および品目「ジャケット」に対応付けて、サーバ装置3に送信する。
また、第二処理部23は、第二格納部21から関連する店舗の店舗ID(例えば、「s0002」)や店舗情報を取得する。なお、店舗IDまたは店舗情報は、関連する店舗の第二装置2に、情報を送信するための情報を有する。
そして、第二送信部24は、ユーザID「u0001」の商品リスト、または商品リストと補助情報を、関連する店舗の第二装置2に送信する。なお、ここで、第二送信部24は、店舗が補助情報を送信した(販売促進を行った)旨の情報を、関連する店舗の第二装置2に送信するだけでも良い。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、ユーザID「u0001」および品目「ジャケット」に対応付けられた態様で、第二装置2から補助情報(例えば、「ジャケット3割引」)を受信する。そして、補助情報蓄積部310は、補助情報(例えば、「ジャケット3割引」)を、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。
また、関連する店舗の第二装置2の第二受信部25は、ユーザID「u0001」の商品リスト、または商品リスト情報と補助情報を受信する。そして、第二出力部26は、受信された商品リスト、または商品リストと補助情報を出力する。なお、ここで、関連する店舗の者が、第二装置2を使用して、手動で、商品リスト、または商品リストと補助情報を取得しても良い。
次に、関連する店舗の者は、自店舗の販売促進のために補助情報を、第二装置2に入力する。例えば、関連する店舗の者は、品目「ジャケット」に対して、補助情報「ジャケット5割引」を入力した、とする。すると、第二受付部22は、店舗の者から、品目「ジャケット」に対応付いた、補助情報「ジャケット5割引」を受け付ける。
次に、第二処理部23は、店舗ID「s0002」を取得する。そして、第二処理部23は、店舗ID「s0002」と補助情報「ジャケット5割引」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、バッファに一時蓄積する。
次に、第二送信部24は、バッファに一時蓄積されている補助情報を取得する。そして、第二送信部24は、取得した補助情報と店舗ID「s0002」とをサーバ装置3に送信する。なお、この補助情報等は、「ジャケット5割引」であり、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けられている。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、第二装置2から補助情報を受信する。そして、補助情報蓄積部310は、受信された補助情報「ジャケット5割引」と店舗ID「s0002」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、補助情報「ジャケット5割引」は、第二補助情報であり、図10の1003の属性値となる。また、店舗ID「s0002」は第二店舗IDであり、図10の1004の属性値となる。
次に、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、商品リスト情報の取得の指示を第一装置1に入力した、とする。
次に、第一装置1の第一受付部12は、商品リスト情報の取得の指示を受け付ける。次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得し、当該ユーザID「u0001」を含む取得指示を構成する。そして、第一送信部14は、当該取得指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の取得指示受信部311は、第一装置1からユーザID「u0001」を含む取得指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、取得指示が有するユーザIDと対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、商品リスト情報取得部312が取得した商品リスト情報を、第一装置1に送信する。
次に、第一装置1の第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信する。そして、第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。かかる出力例は、図16である。
なお、図16において、1601の「NEW!」のアイコンをユーザが押下すれば、対応する第二補助情報「ジャケット5割引」が出力される、とする。なお、「NEW!」のアイコンをユーザが押下すると、店舗ID「s0002」で識別される店舗の情報や、当該店舗のURLで識別されるオンラインショップのウェブページが出力されても良い。
(具体例3)
具体例3において、ユーザが入力した商品リストが一の店舗の第二装置2に送信される。そして、一の店舗の第二装置2から、ユーザの第一装置1に、商品リストと一の店舗の補助情報が送信される。また、一の店舗と異なる他の店舗の第二装置2は、商品リスト、または商品リストと一の店舗の補助情報とを受信する。そして、他の店舗の第二装置2から、サーバ装置3経由で、ユーザの第一装置1に、商品リストと他の店舗の補助情報が送信される。
なお、具体例3において、具体例2との差異は、店舗の第二装置2から、関連する他の店舗の第二装置2に情報が送信されない点である。つまり、具体例3において、一の店舗とは異なる他の店舗の第二装置2は、一の店舗の補助情報を含む商品リスト情報を受信し、出力する。そして、他の店舗の者は、ユーザの商品リストと一の店舗の補助情報を見て、自店舗の補助情報を入力する。
従って、具体例3において、一の店舗の補助情報がサーバ装置3に送信されるまでの処理は、具体例2と同じであるので、その処理の説明を省略する。
次に、一の店舗とは異なる他の店舗の者は、第二装置2に、ユーザID「u0001」の商品リスト情報の取得の指示を入力する。そして、第二装置2の第二受付部22は、商品リスト情報の取得の指示を受け付ける。
次に、第二処理部23は、第二格納部21から店舗ID「s0002」を取得する。そして、第二送信部24は、第二処理部23が構成した取得指示をサーバ装置3に送信する。なお、取得指示は、ユーザID「u0001」と店舗ID「s0002」とを有する。
次に、サーバ装置3の取得指示受信部311は、第二装置2から取得指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、当該取得指示が有するユーザID「u0001」と対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。次に、商品リスト情報送信部313は、取得された商品リスト情報を、第二装置2に送信する。
次に、第二装置2の第二受信部25は、サーバ装置3から商品リスト情報を受信する。次に、第二出力部26は、受信された商品リスト情報を出力する。
次に、当該店舗の者は、商品リスト情報を見て、販促実施のために、補助情報を第二装置2に入力する。そして、第二装置2の第二受付部22は、補助情報を受け付ける。なお、補助情報は、例えば、ユーザID「u0001」と商品情報とに対応付けて受け付けられる。
次に、第二送信部24は、受け付けられた補助情報と店舗ID「s0002」とをユーザID「u0001」と商品情報とに対応付けた態様で、サーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、第二装置2から補助情報と店舗ID「s0002」とを受信する。そして、補助情報蓄積部310は、受信された補助情報と店舗ID「s0002」とを、ユーザID「u0001」と商品情報とに対応付けて、図10のユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、補助情報は図10の1003の属性値となり、店舗ID「s0002」は図10の1004の属性値となる。
次に、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、商品リスト情報の取得の指示を第一装置1に入力した、とする。
次に、第一装置1の第一受付部12は、商品リスト情報の取得の指示を受け付ける。次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得し、当該ユーザID「u0001」を含む取得指示を構成する。そして、第一送信部14は、当該取得指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の取得指示受信部311は、第一装置1からユーザID「u0001」を含む取得指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、取得指示が有するユーザIDと対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、商品リスト情報取得部312が取得した商品リスト情報を、第一装置1に送信する。
次に、第一装置1の第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信する。そして、第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。かかる出力例は、図16である。
(具体例4)
具体例4において、ユーザの購入履歴を用いて、2以上の店舗の関連を取得し、当該2以上の店舗の第二装置2が、ユーザの第一装置1に、商品リスト補助情報を送信する。
ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、店舗ID「s0001」で識別される店舗でクレジットカードを用いた買い物を行い、その後、店舗ID「s0002」で識別される店舗でクレジットカードを用いた買い物を行ったとする。そして、2店舗での買い物の2つの記録が2つの履歴情報として、図示しない装置に格納されている、とする。
そして、関連店舗情報登録部314は、図示しない装置から、ユーザIDと購入日(取引日)とが一致する複数の履歴情報を取得し、当該複数の履歴情報が有する複数の店舗IDを取得する。ここでは、関連店舗情報登録部314は、店舗ID「s0001」と店舗ID「s0002」とを取得する。そして、関連店舗情報登録部314は、店舗ID「s0001」と店舗ID「s0002」とを有する関連店舗情報を構成し、図示しないバッファに一時蓄積する。
次に、店舗ID「s0001」で識別される店舗の第二装置2と店舗ID「s0002」で識別される店舗の第二装置2の両装置から、両店舗が合同で販売促進を行うことに同意する旨の情報をサーバ装置3に送信した、とする。なお、両店舗が合同で販売促進を行うことに同意する旨の情報が入力される前に、通常、サーバ装置3は、両装置に、両店舗が合同で販売促進を行うか否かを問い合わせる情報を送信している、とする。
そして、サーバ装置3は、2つの第二装置2から、両店舗が合同で販売促進を行うことに同意する旨の情報を受信した場合に、店舗ID「s0001」と店舗ID「s0002」とを有する関連店舗情報を、関連店舗情報管理表に登録する。なお、この関連店舗情報は、図11の「ID=1」のレコードである。
次に、ユーザ「u0001」は、図14に示すように、買い物候補の商品のリストである商品リストを入力した、とする。
そして、ユーザ「u0001」は、図14に示す「送信」ボタンを押下した、とする。すると、第一装置1の第一受付部12は、図14に示す商品リストの登録の指示を受け付ける。
次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該ユーザID「u0001」と受け付けられた指示が有する商品リスト(図14の2つの商品情報)とを含む登録指示を構成する。なお、登録指示は、例えば、「登録指示 「ユーザID:u0001」「品目:ジャケット,予算:18,000」「品目:ベルト,予算:」」である。次に、第一送信部14は、当該登録指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示を受信する。
次に、商品リスト蓄積部307は、受信された登録指示が有する商品リストを取得する。そして、商品リスト蓄積部307は、当該登録指示が有するユーザID「u0001」と、当該、商品リストとを対応付けてユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積された商品リストは、図10の「ID=321」のユーザIDと商品リストである。
次に、第二装置2の店舗の者は、ユーザID「u0001」の商品リストを出力する指示を、第二装置2に入力する。
そして、第二受付部22は、ユーザID「u0001」の商品リストを出力する指示を受け付ける。次に、第二処理部23は、第二格納部21から店舗ID「s0001」を取得する。そして、第二処理部23は、当該店舗IDを有する出力指示を構成する。次に、第二送信部24は、第二処理部23が構成した出力指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の図示しない受信部は、出力指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、出力指示の受信に応じて、ユーザID「u0001」と対になる商品リストまたは商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、取得された商品リストまたは商品リスト情報を、第二装置2に送信する。
次に、第二装置2の第二受信部25は、サーバ装置3からユーザID「u0001」の商品リストまたは商品リスト情報を受信する。次に、第二出力部26は、受信された商品リストまたは商品リスト情報を出力する。
そして、第二装置2のユーザは、ユーザID「u0001」の商品リストまたは商品リスト情報を見て、補助情報(例えば、品目「ジャケット」に対して「ジャケット3割引」)を入力した、とする。
次に、第二送信部24は、入力された補助情報を、ユーザID「u0001」および品目「ジャケット」に対応付けて、サーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、ユーザID「u0001」および品目「ジャケット」に対応付けられた態様で、第二装置2から補助情報(例えば、「ジャケット3割引」)を受信する。そして、補助情報蓄積部310は、補助情報(例えば、「ジャケット3割引」)を、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。
次に、商品リスト情報取得部312は、受信された補助情報に対応する商品情報が含まれる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。
次に、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗ID「s0001」と対になる店舗ID「s0002」を関連店舗情報管理表から取得する。また、店舗識別子取得手段3081は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗ID「s0001」および商品関連情報「ジャケット」と対になる店舗ID「s0003」および商品関連情報「ジャケット」を関連店舗情報管理表(図11参照)から取得する。
そして、第二送信部24は、ユーザID「u0001」の商品リスト、または商品リストと店舗ID「s0001」に対応する補助情報を、店舗ID「s0002」で識別される店舗の第二装置2と店舗ID「s0003」で識別される店舗の第二装置2とに送信する。なお、ここで、第二送信部24は、店舗が補助情報を送信した(販売促進を行った)旨の情報を、店舗ID「s0002」で識別される店舗の第二装置2と店舗ID「s0003」で識別される店舗の第二装置2とに送信するだけでも良い。
また、店舗ID「s0002」で識別される店舗の第二装置2と店舗ID「s0003」で識別される店舗の第二装置2の第二受信部25は、ユーザID「u0001」の商品リスト、または商品リスト情報と補助情報を受信する。そして、2つの第二装置2の第二出力部26は、受信された商品リスト、または商品リストと補助情報を出力する。なお、ここで、関連する店舗の者が、第二装置2を使用して、手動で、商品リスト、または商品リストと補助情報を取得しても良い。
次に、2つの第二装置2に対応する各店舗の者は、自店舗の販売促進のために補助情報を、各第二装置2に入力する。
例えば、店舗ID「s0002」で識別される店舗の者は、品目「ジャケット」に対して、補助情報「ジャケット5割引」を入力した、とする。すると、店舗ID「s0002」に対応する第二受付部22は、当該店舗の者から、品目「ジャケット」に対応付いた、補助情報「ジャケット5割引」を受け付ける。
次に、店舗ID「s0002」に対応する第二装置2の第二処理部23は、店舗ID「s0002」を取得する。そして、第二処理部23は、店舗ID「s0002」と補助情報「ジャケット5割引」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、バッファに一時蓄積する。
次に、第二送信部24は、バッファに一時蓄積されている補助情報を取得する。そして、第二送信部24は、取得した補助情報と店舗ID「s0002」とをサーバ装置3に送信する。なお、この補助情報等は、「ジャケット5割引」であり、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けられている。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、店舗ID「s0002」に対応する第二装置2から補助情報を受信する。そして、補助情報蓄積部310は、受信された補助情報「ジャケット5割引」と店舗ID「s0002」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ジャケット」)に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、補助情報「ジャケット5割引」は、第二補助情報であり、図10の1003の属性値となる。また、店舗ID「s0002」は第二店舗IDであり、図10の1004の属性値となる。
また、例えば、店舗ID「s0003」で識別される店舗の者は、品目「ベルト」に対して、補助情報「ベルトが大安売り。8割引!」を入力した、とする。すると、店舗ID「s0003」に対応する第二受付部22は、当該店舗の者から、品目「ベルト」に対応付いた、補助情報「ベルトが大安売り。8割引!」を受け付ける。
次に、店舗ID「s0003」に対応する第二装置2の第二処理部23は、店舗ID「s0003」を取得する。そして、第二処理部23は、店舗ID「s0003」と補助情報「ベルトが大安売り。8割引!」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ベルト」)に対応付けて、バッファに一時蓄積する。
次に、第二送信部24は、バッファに一時蓄積されている補助情報を取得する。そして、第二送信部24は、取得した補助情報と店舗ID「s0003」とをサーバ装置3に送信する。なお、この補助情報等は、「ベルトが大安売り。8割引!」であり、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ベルト」)に対応付けられている。
次に、サーバ装置3の補助情報受信部309は、店舗ID「s0003」に対応する第二装置2から補助情報を受信する。そして、補助情報蓄積部310は、受信された補助情報「ベルトが大安売り。8割引!」と店舗ID「s0003」とを、ユーザID「u0001」の商品情報(品目「ベルト」)に対応付けて、ユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、補助情報「ベルトが大安売り。8割引!」は、第二補助情報であり、図10の1005の属性値となる。また、店舗ID「s0003」は第二店舗IDであり、図10の1006の属性値となる。
次に、ユーザID「u0001」で識別されるユーザは、商品リスト情報の取得の指示を第一装置1に入力した、とする。
次に、第一装置1の第一受付部12は、商品リスト情報の取得の指示を受け付ける。次に、第一処理部13は、ユーザID「u0001」を第一格納部11から取得し、当該ユーザID「u0001」を含む取得指示を構成する。そして、第一送信部14は、当該取得指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の取得指示受信部311は、第一装置1からユーザID「u0001」を含む取得指示を受信する。そして、商品リスト情報取得部312は、取得指示の受信に応じて、取得指示が有するユーザIDと対になる商品リスト情報を、ユーザ興味商品情報管理表から取得する。そして、商品リスト情報送信部313は、商品リスト情報取得部312が取得した商品リスト情報を、第一装置1に送信する。
次に、第一装置1の第一受信部15は、取得指示の送信に応じて、商品リスト情報をサーバ装置3から受信する。そして、第一出力部16は、第一受信部15が受信した商品リスト情報を出力する。かかる出力例は、図17である。
なお、図17において、1701、1702、1703は、例えば、アンカーであり、ユーザが押下すれば、対応する店舗の情報や、当該店舗のURLで識別されるオンラインショップのウェブページが出力されても良い。
また、具体例4において、自分の購入履歴を用いて、2以上の店舗の関連を取得し、当該2以上の店舗の第二装置2が、ユーザの第一装置1に、商品リスト補助情報を送信した。しかし、他人である1以上のユーザの購入履歴を用いて、2以上の店舗の関連を取得し、当該2以上の店舗の第二装置2が、一のユーザの第一装置1に、商品リスト補助情報を送信しても良い。
(具体例5)
具体例5において、複数人のユーザ(ここでは、夫婦二人)で一の商品リストが作成され、利用される場合である。
具体例5において、まず、家族ID「f0001」で識別されるユーザID「u0001」と「u3105」で識別される二人のユーザのうちの一のユーザ(ここでは、ユーザID「u0001」で識別されるユーザ)は、買い物候補の商品リストを登録するために、サーバ装置3にアクセスした、とする。そして、商品リスト登録画面が第一装置1に出力された、とする。
次に、ユーザ「u0001」は、図14に示すように、買い物候補の商品のリストである商品リストを入力した、とする。本ユーザが入力した商品リストに含まれる商品情報は2つである。第一の商品情報は、品目「ジャケット」、予算「18,000」である。また、第二の商品情報は、品目「スカート」、予算「35,000」である。また、家族ID「f0001」で識別される家族の利用限度額は「55,000」である。さらに、第一の商品情報は、ユーザ「A」が欲しい商品に関する情報であり、第二の商品情報は、ユーザ「X」が欲しい商品に関する情報である。
そして、ユーザ「u0001」は、図18に示す「送信」ボタンを押下した、とする。すると、第一装置1の第一受付部12は、図18に示す商品リストの登録の指示を受け付ける。
次に、第一処理部13は、家族ID「f0001」を第一格納部11から取得する。そして、第一処理部13は、当該家族ID「f0001」と受け付けられた指示が有する商品リスト(図14の2つの商品情報)とを含む登録指示を構成する。次に、第一送信部14は、当該登録指示をサーバ装置3に送信する。
次に、サーバ装置3の登録指示受信部306は、第一装置1から登録指示「登録指示 「家族ID:f0001」「ユーザID:u0001,品目:ジャケット,予算:18,000」「ユーザID:u3105,品目:スカート,予算:35,000」」を受信する。
次に、商品リスト蓄積部307は、受信された登録指示が有する「家族ID:f0001」、およびユーザIDと商品リスト「ユーザID:u0001,品目:ジャケット,予算:18,000」「ユーザID:u3105,品目:スカート,予算:35,000」を取得する。そして、商品リスト蓄積部307は、当該登録指示が有する「家族ID:f0001」と、当該ユーザIDと商品リストとを、対応付けてユーザ興味商品情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積された商品リストは、図10の「ID=511」のユーザIDと商品リスト等である。
家族の商品リストが登録された後に、補助情報が対応付けられて蓄積される処理、およびユーザに補助情報が提示される処理等は、上記の具体例と同じであるので、説明を省略する。
以上、本実施の形態によれば、店舗とユーザの両者にとって、適切な販売促進活動を行うことができる。
また、本実施の形態において、例えば、一の店舗と他の店舗の組合せに対して、ユーザが複数の商品を購入すると、別個に購入するよりも安価になるように、一の店舗の第二装置2または他の店舗第二装置2から、補助情報がサーバ装置3に送信されても良い。また、サーバ装置3に対して「組合せで購入すると安くなる」というチケットを第一装置1で印刷可能、あるいは第一装置1に表示可能にし、それを店舗に提示する、あるいは、クレジットカードで支払うと、後払いなので別個に購入するよりも安価になるようにしても良い。
また、本実施の形態において、第一装置1は、図15から図18に示すように、商品リスト情報を出力した。しかし、第一装置1は、図19に示すように、店舗が存在する地域に分類して、商品リスト情報を出力しても良い。図19において、各商品に対応付いて、梅田(大阪市の梅田)地域の店舗の補助情報が出力され得る状況である。つまり、図19において、「NEW!」のアイコン(1901)をユーザが押下すれば、梅田地域の店舗のジャケットの補助情報が出力される。また、図19において、「NEW!」のアイコン(1902)をユーザが押下すれば、梅田地域の店舗のベルトの補助情報が出力される。さらに、図19の1903のタブを押下すると、各商品に対応付いて、難波地域の店舗の補助情報に対応する「NEW!」のアイコンが出力される。
なお、図19において、サーバ装置3は、店舗の位置情報(例えば、住所)を用いて、地域ごとに分類する。つまり、商品リスト情報取得部312は、店舗の位置情報を用いて、補助情報を地域ごとに分類し、商品リスト情報を構成する。そして、商品リスト送信部308は、構成された商品リスト情報を第一装置1に送信する。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるサーバ装置3を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、記憶媒体は、商品リスト情報とユーザ識別子とを有する1以上のユーザ興味商品情報を格納し得るユーザ興味商品情報格納部を具備し、コンピュータを、商品リストとユーザ識別子とを含む登録指示を第一装置から受信する登録指示受信部と、前記登録指示受信部が受信した登録指示が有する商品リストを、登録指示が有するユーザ識別子に対応付けて前記ユーザ興味商品情報格納部に蓄積する商品リスト蓄積部と、前記ユーザ興味商品情報格納部に格納されているユーザ興味商品情報が有する商品リストを、第二装置に送信する商品リスト送信部と、前記商品リスト送信部が送信した商品リストが有する商品情報に対応付く態様で、または前記商品リスト送信部が送信した商品リストに対応付く態様で、前記第二装置から補助情報を受信する補助情報受信部と、前記補助情報受信部が受信した補助情報を、前記商品情報または前記商品リストに対応付けて、前記ユーザ興味商品情報格納部に蓄積する補助情報蓄積部と、商品リスト情報を取得する指示であり、ユーザ識別子を有する取得指示を前記第一装置から受信する取得指示受信部と、前記取得指示の受信に応じて、当該取得指示が有するユーザ識別子と対になる商品リスト情報を取得する商品リスト情報取得部と、前記商品リスト情報取得部が取得した商品リスト情報を、前記第一装置に送信する商品リスト情報送信部として機能させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記商品情報は、当該商品を販売する店舗を識別する店舗識別子を有し、前記商品リスト送信部は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子とは異なる店舗識別子に対応する第二装置に、前記商品情報、または前記商品情報と対になる補助情報、または前記商品情報および前記商品情報と対になる補助情報を送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、記録媒体は、2以上の関連のある各店舗を識別する2以上の店舗識別子を有する1以上の関連店舗情報を格納し得る関連店舗情報格納部をさらに具備し、前記商品リスト送信部は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子と対になる1以上の店舗識別子を前記関連店舗情報格納部から取得する店舗識別子取得手段と、前記店舗識別子取得手段が取得した1以上の店舗識別子に対応する1以上の第二装置に、前記商品情報、または前記商品情報と対になる補助情報、または前記商品情報と前記商品情報と対になる補助情報を送信する商品リスト送信手段とを具備ものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記関連店舗情報は、商品情報に含まれる商品に関連する商品関連情報と店舗識別子との組である2以上の店舗商品情報を含み、関連する店舗商品情報を管理する情報であり、前記店舗識別子取得手段は、商品リストに含まれる商品情報が有する店舗識別子と商品関連情報と対になる1以上の店舗識別子を前記関連店舗情報格納部から取得し、前記商品リスト送信手段は、前記店舗識別子取得手段が取得した1以上の店舗識別子に対応する1以上の第二装置に、前記商品情報、または前記商品情報と対になる補助情報、または前記商品情報と前記商品情報と対になる補助情報を送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、ユーザ識別子で識別される一のユーザが商品を購入した履歴情報であり、商品を購入した店舗の店舗識別子とユーザ識別子とを含む2以上の履歴情報から、2以上の店舗識別子を取得し、当該2以上の店舗識別子を有する1以上の関連店舗情報を構成し、前記関連店舗情報格納部に蓄積する関連店舗情報登録部をさらに具備するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記ユーザ興味商品情報が有する商品リストに含まれる2以上の各商品情報は、異なるユーザ識別子に対応し得るものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記ユーザ興味商品情報は、金額に関する制約の情報である制約情報を有し、前記商品リスト送信部は、商品リストと制約情報とを前記第二装置に送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記制約情報は、クレジットカードの利用枠、または残り使用可能金額であるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記補助情報は、商品を販売する店舗に関する情報であり、店舗の位置情報を含む店舗情報を有するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図20は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のサーバ装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図20は、このコンピュータシステム3000の概観図であり、図21は、システム3000のブロック図である。
図20において、コンピュータシステム3000は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ3001と、キーボード3002と、マウス3003と、モニタ3004とを含む。
図21において、コンピュータ3001は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、バス3014と、ROM3015と、RAM3016と、ハードディスク3017とを含む。なお、バス3014は、MPU3013やCD−ROMドライブ3012に接続されている。また、ROM3015には、ブートアッププログラム等のプログラムが記憶されている。また、RAM3016は、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのものである。また、ハードディスク3017は、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのものである。ここでは、図示しないが、コンピュータ3001は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム3000に、上述した実施の形態のサーバ装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ3001に、上述した実施の形態のサーバ装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。