JP2003108846A - 販売促進方法及び販売促進装置 - Google Patents

販売促進方法及び販売促進装置

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JP2003108846A
JP2003108846A JP2001300193A JP2001300193A JP2003108846A JP 2003108846 A JP2003108846 A JP 2003108846A JP 2001300193 A JP2001300193 A JP 2001300193A JP 2001300193 A JP2001300193 A JP 2001300193A JP 2003108846 A JP2003108846 A JP 2003108846A
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JP2001300193A
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Kazuki Matsui
一樹 松井
Masatomo Yazaki
昌朋 矢崎
Osamu Watanabe
理 渡辺
Toshiaki Gomi
俊明 五味
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ASPを利用したオンラインショッピングに
おいて、ユーザのプライバシーを保護しつつ、商品提供
者間でユーザ利用履歴を共有し、商品の販売促進を図
る。 【解決手段】 ユーザU1がショッピングカートに例え
ばCDを登録した場合、CDと関係のある商品、例えば
同じアーティストが行うコンサートのチケットがユーザ
に対して提案される。ユーザU1のユーザIDを匿名ユ
ーザA1の匿名IDに変換する。商品名「CD」を、C
Dに関連する商品の情報、例えばアーティスト名や商品
名「コンサートチケット」に変換する。コンサートチケ
ットの提供者には、変換されたこれらの情報を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
おける商品の販売を促進するための技術に関する。なか
でも、ASP(Application Servic
e Provider)を利用したオンラインショッピ
ングにおける商品の販売促進技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用してショッ
ピングや旅行予約等を行う電子商取引が盛んに行われる
ようになっている。このような電子商取引における商品
提供者は、ネットワーク関連装置やソフトウェア開発に
多額の設備投資を避けるために、ASPを利用する場合
が多い。ASPとは、例えばショッピングカート機能
や、決済機能といったオンラインサービスで必要となる
機能を実行するプログラムを企業等の商品提供者に貸し
出すサービスまたはプログラムを提供するコンピュータ
である。
【0003】例えばショッピングカートプログラムを提
供するASPを利用すれば、ユーザを識別するユーザI
D毎にユーザのショッピングカートが生成される。各ユ
ーザのショッピングカートには、ユーザが興味を持つ商
品に関する情報やユーザの購入履歴などを含む利用履歴
が保存される。商品提供者は、ショッピングカートに保
存された購入履歴のうち自分自身が提供する商品に関連
する情報を、取得することができる。ユーザは、ユーザ
IDとパスワードによる認証を経て、自分のショッピン
グカートに保存された利用履歴を参照することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ショッピングカートの
利用履歴は、個人を特定する情報を排除した形態で、商
品の売れ行きランキングや人気ショップランキングとし
てASPの管理者が運営するホームページ上で提供され
ることがある。これらの情報は、ユーザにとっても商品
提供者にとっても、市場の動向を知る上で役に立つ情報
である。しかし、商品提供者にとっては、単なるランキ
ング情報では一般的な市場動向しか把握できず、その情
報により直接売上を増加させることは困難である。効率
的な販売促進のために、年代や性別、職業、趣味などの
ユーザの基本情報や前記利用履歴から各ユーザの嗜好性
を分析し、ユーザ毎にカスタマイズした商品やサービス
の提案を行うことができれば、より有効な販売促進手段
となる。
【0005】例えば、クラシックファンのユーザがお気
に入りのアーティストの音楽CDを購入するか又はショ
ッピングカートに登録しておくと、そのアーティストの
新しいCD販売情報やコンサート情報がユーザに送られ
るようにしても良い。また、そのアーティストが演奏し
た曲の作曲家が作曲した他の曲について、前記ユーザに
情報を提供しても良い。この場合、ユーザに関心のある
情報が送られるので、これらの情報に基づいてユーザが
CDを購入したり、チケットを予約する可能性が高く、
売上の増加に繋がると期待できる。また、ユーザにとっ
ても、関心のある情報を効率良く取得することができ
る。
【0006】これらを全て一商品提供者が行うことは困
難だが、例えば、CDの販売を行うCDショップや、コ
ンサートチケットの販売予約を行うチケットショップな
ど、さまざまな商品提供者がユーザのニーズに関連して
情報を提供可能である。
【0007】しかし、様々な商品提供者が各ユーザの嗜
好に合う商品やサービスの提案を行うには、一商品提供
者が入手したユーザの基本情報や利用履歴を、他の商品
提供者に提供する仕組みが必要である。しかし、ユーザ
のプライバシーを保護する必要性から、提供に先立って
ユーザの許可を得る必要がある。また、たとえユーザの
許可を得ても、同じユーザIDを用いて一商品提供者で
の利用履歴を他の商品提供者に提供すると、ユーザと一
商品提供者との取引の状況が他の商品提供者に把握され
てしまう危険がある。
【0008】また、ユーザの基本情報や利用履歴は、各
商品提供者にとって意味がある形式が使用されている場
合が多く、一商品提供者から他の商品提供者にこれらの
情報を提供しても、役に立たなかったり、不必要なデー
タを受け取ることにより管理負担が増加することがあ
る。例えば、音楽CDの商品情報にCD番号、価格、ア
ーティスト名、曲名、著作権IDが含まれているとす
る。CDショップはCD番号によりそのCDを識別可能
であるが、チケットショップはCD番号をもらっても自
分の商品のうちどれに関係するのか分からない。チケッ
トショップは、例えばアーティスト名や曲名を知ること
により、どのコンサートチケットに関係するCDなのか
を知ることができる。従って、一商品提供者が入手した
ユーザの基本情報や利用履歴を他の商品提供者と共有す
る場合には、他の商品提供者の商品やサービスに合わせ
て提供するデータを加工する必要がある。
【0009】本発明の目的は、ユーザのプライバシーを
保護しつつ、商品提供者間でユーザに関する情報を共有
することにより、ネットワーク上での商品の販売促進を
図る技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係る販売
促進方法は、第1提供者が提供する第1商品群及び第2
提供者が提供する第2商品群を含む商品群のユーザへの
販売をネットワーク上で促進する販売促進方法に関す
る。この販売促進方法は、以下のステップを含んでい
る。 ・前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商
品情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する
第2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ステ
ップ、 ・前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品
選択受付ステップ、 ・前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、前
記第1商品に関する第1商品情報と、前記第1提供者が
前記ユーザを識別する第1ユーザ識別子との対応付けを
蓄積する志向蓄積ステップ、 ・前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品
情報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの
第2商品に関する第2商品情報に、前記第1商品に関す
る第1商品情報を加工する商品加工ステップ、 ・前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前
記商品加工ステップで得られた前記第2商品の第2商品
情報を提供する第1提供ステップ。
【0011】この方法では、ユーザが関心のある第1商
品を選択した場合、第1商品に関連のある第2商品に関
する第2商品情報をユーザに提供する。ユーザが第2商
品にも関心を持つ可能性が高く、販売促進を図ることが
できる。ここで、商品選択受付ステップは、具体的に
は、ショッピングカートやウィッシュリストなどへの商
品の登録を受け付けるステップである。また、商品蓄積
ステップは、登録された商品を、ユーザ毎にユーザのシ
ョッピングカートやウィッシュリストの中身として蓄積
しておくステップである。以下では、説明を用意にする
ため、ショッピングカートを例に取り説明する。
【0012】本願第2発明は、第1提供者が提供する第
1商品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商
品群の販売をネットワーク上で促進する販売促進方法を
提供する。この販売促進方法は、以下のステップを含ん
でいる。 ・前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商
品情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する
第2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ステ
ップ、 ・前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品
選択受付ステップ、 ・前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、選
択された第1商品に関する前記第1商品情報と前記ユー
ザを識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する
志向蓄積ステップ、 ・前記第1ユーザ識別子を、前記第2提供者が前記ユー
ザを識別するための第2ユーザ識別子に加工する第1ユ
ーザ加工ステップ、 ・前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2ユー
ザ識別子を、前記第2提供者に提供する第2提供ステッ
プ。
【0013】この方法では、ユーザが関心を持つ第1商
品の第1商品情報をそのまま第2提供者に提供するが、
第1ユーザ識別子を第2ユーザ識別子に匿名化して、第
2提供者に提供するため、第2提供者に対するユーザの
匿名性が確保される。第2提供者は、自己の取り扱う商
品の中から第1商品情報に関連する第2商品を選択し、
ユーザに提案することにより、販売促進を図ることがで
きる。
【0014】本願第3発明は、第1提供者が提供する第
1商品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商
品群の販売をネットワーク上で促進する販売促進装置を
提供する。この販売促進装置は、以下の手段を含んでい
る。 ・前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商
品情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する
第2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積手
段、 ・前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品
選択受付手段、 ・前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、選
択された第1商品に関する第1商品情報と前記ユーザを
識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する志向
蓄積手段、 ・前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品
情報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの
第2商品に関する第2商品情報に、前記第1商品に関す
る第1商品情報を加工する商品加工手段、 ・前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前
記商品加工手段で得られた第2商品情報を提供する第1
提供手段。
【0015】この発明は、前記第1発明と同様の作用効
果を奏する。本願第4発明は、前記第3発明の各手段と
してコンピュータを機能させるプログラムを提供する。
【0016】本願第5発明は、第1提供者が提供する第
1商品及び第2提供者が提供する第2商品を含む商品群
の販売をネットワーク上で促進するための、請求項2に
記載の販売促進方法を実行するコンピュータに接続さ
れ、前記第2提供者が使用する情報取得装置を提供す
る。この装置は、以下の手段を有する。 ・前記コンピュータから、前記第1商品に関心を持つ第
1ユーザを特定する第1ユーザ識別子と、前記第1商品
に関連のある前記第2商品に関する第2商品情報とを取
得する取得手段、 ・前記取得手段が取得した前記第1ユーザ識別子と前記
第2商品情報とを出力する出力手段。
【0017】本発明に係る装置は、前記第1発明におい
て第2商品を提供する第2提供者が操作するコンピュー
タに相当する。
【0018】
【発明の実施の形態】<発明の概要>図1は、本発明に
係る販売促進システムの概念構成図である。このシステ
ムは、ASPとユーザU1,U2,U3の端末とが、ネ
ットワーク1により接続されている。ネットワーク1
は、例えば、インターネット、公衆回線網、無線通信網
などの通信回線である。ASP(Applicatio
n Service Provider)は、ショッピ
ングカートアプリケーション等のプログラムを、ネット
ワーク1を介して提供するサービス又は提供するコンピ
ュータをいう。以下の実施形態例では、説明を容易にす
るために、ASPがショッピングカートアプリケーショ
ンを提供する場合を例に取る。
【0019】ショッピングカートアプリケーションは、
バーチャルなショッピングカートをユーザに提供するサ
ービスを提供する。このサービスでは、商品提供者SP
1,SP2,SP3は、ネットワーク1上の電子ショッ
プSHOP1、SHOP2,SHOP3でそれぞれ商品
を提供する。ユーザは、電子ショップを訪れ、自端末の
画面に表示された自分のショッピングカートに商品を入
れたり、入れた商品を購入ボタンを押して購入したりす
る。ショッピングカートに登録された商品に関する情報
やその購入履歴、すなわちショッピングカートの利用履
歴は、ユーザ毎に保存される。商品提供者SP1,SP
2,SP3は、利用履歴のうち自分自身が提供する商品
に関する情報を参照する。商品には、書籍や音楽CD、
コンサートチケットなど有体物だけでなく、パッケージ
ツアーなどの無体物、すなわちサービスも含まれる。
【0020】本販売促進システムでは、ASPは、ユー
ザが興味を持つ商品に関係する商品を、ユーザに通知す
る。具体的には、ASPは、ユーザがショッピングカー
トに入れた商品提供者SP1の第1商品に関する第2商
品を、ショッピングカートの中身と共にユーザに提案す
る。また、ASPは、前記第1商品に興味を持つユーザ
U1〜U3の利用履歴を、ユーザU1〜U3のプライバ
シーを保護しつつ、前記第2商品を提供する商品提供者
SP2に提供する。さらにASPは、利用履歴に含まれ
る商品情報を、商品提供者SP2が利用しやすい情報に
加工して商品提供者SP2に提供する。これにより、商
品提供者SP2は、ユーザU1〜U3が関心を持ちそう
な商品をユーザに提案し、販売促進を図ることができ
る。
【0021】<第1実施形態例> [構成] (1)全体構成 図2は、本実施形態例に係る販売促進システムの概略構
成図である。この販売促進システムは、ASPとしての
仲介サーバ2と、商品提供サーバ3a〜3cと、ユーザ
端末4a〜4cと、商品提供者端末5a〜5cとが、ネ
ットワーク1で接続されることにより構成されている。
【0022】仲介サーバ2は、商品提供サーバ3a〜3
cのいずれかにアクセスしたユーザ端末4a〜4cにシ
ョッピングカートの内容や提案商品に関する情報を提供
し、商品の登録や購入の指示を受け付ける。ここで、提
案商品とは、ショッピングカートに登録された商品では
なく、ショッピングカートに登録された商品に関連する
商品である。
【0023】商品提供サーバ3a〜3cはそれぞれ同様
の機能を有しているので、ここでは商品提供サーバ3a
について説明する。商品提供サーバ3aは、商品DB3
1aとWWWサーバ32とを備えている。商品DB31
aは、商品提供者SP1が電子ショップで提供する商品
に関する商品情報を蓄積している。WWWサーバ32a
は、商品提供者SP1が運営する電子ショップのウェブ
ページをユーザ端末4a〜4cに提供する。これらの電
子ショップのウェブページには、それぞれ商品DB31
aに蓄積されている商品情報が表示される。
【0024】ユーザ端末4a〜4cはそれぞれ同様の機
能を有しているので、ここではユーザ端末4aについて
説明する。ユーザ端末4aはWWWブラウザ41aを備
えている。WWWブラウザ41aは、商品提供サーバ3
a〜cにアクセスし、電子ショップのウェブページを取
得してユーザ端末上に表示する。また、WWWブラウザ
41aは、ショッピングカートに登録された商品や提案
商品を、仲介サーバ2から取得して表示する。ユーザU
1〜U3は、WWWブラウザ41aにより表示される画
面上で各種の入力を行う。例えば、ショッピングカート
への商品の登録や購入指示、ユーザを識別するためのユ
ーザID及びパスワード、ユーザの基本情報の入力が行
われる。基本情報とは、例えばユーザの電子メールアド
レス、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号等の情報
を言う。
【0025】商品提供者端末5a〜5cはそれぞれ同様
の機能を有しているので、ここでは商品提供者端末5a
について説明する。商品提供者端末5aは、WWWブラ
ウザ51aを備えている。WWWブラウザ51aは、商
品提供サーバ3aにアクセスし、商品DB31aに商品
を登録したり削除するための商品提供画面を取得及び表
示する。また、WWWブラウザ51aは、仲介サーバ2
にアクセスしてショッピングカートの利用履歴やユーザ
の基本情報を取得及び表示する。商品提供者SP1〜S
P3は、WWWブラウザ51a〜51cが提供する画面
上で各種の入力を行う。例えば、商品DB31aに蓄積
されている商品情報の内容の変更指示や、仲介サーバ2
に蓄積されているデータの変更指示を受け付ける。
【0026】(2)仲介サーバの構成 図3は仲介サーバ2の機能構成を示すブロック図であ
る。仲介サーバ2は、商品データベース(DB)20
1、商品属性DB202、商品提供者DB203及び顧
客DB204の4つのデータベースを主に備えている。
また仲介サーバ2は、WWWサーバ205、顧客変更部
206、提案部207、匿名化部208、属性変換部2
09、提供者管理部210、属性変更部211及び提案
表示部212の各プログラムを備えている。
【0027】(2−1)データベース まず、仲介サーバ2が有するデータベースについて説明
する。図4(a)は、商品DB201に蓄積されている
情報の概念説明図である。商品DB201には、商品に
関する情報、すなわち商品データが蓄積されている。商
品データは、商品共通データと商品固有データとからな
る。商品共通データは、全ての商品に対して登録される
データであり、商品提供者名、商品提供者ID、商品
名、商品ID、価格、商品カテゴリを有している。商品
固有データは、各商品の属性を示すデータであり、商品
毎に異なる。例えば音楽CDの場合、商品固有データ
は、CD番号、CDタイトル、アーティスト名、発売
日、曲名である。また、コンサートチケットの場合、商
品固有データは、チケット番号、アーティスト名、場
所、開催日、発売日、座席IDの各項目を含んでいる。
【0028】図4(b)は、商品データの具体例であ
る。例えば商品提供者SP1が提供する「art1C
D」の商品共通データは、商品ID「CD−1」、価格
「¥2000」、商品カテゴリ「CD」である。また、
この商品の商品固有データは、ユーザID「XYZ00
00」、CDタイトル「タイトル1」、アーティスト名
「アーティスト1」、発売日「2002/4/1」、曲
名「曲目−1」である。
【0029】図5は、商品属性DB202に蓄積されて
いる情報の概念説明図である。商品属性DB202は、
商品カテゴリ表2021と属性表2022とを有してい
る。商品カテゴリ表2021には、商品カテゴリが記憶
されている。属性表2022には、商品カテゴリと、各
商品カテゴリの商品を提供する商品提供者と、各商品カ
テゴリに対する商品属性とが記憶されている。ここで、
商品属性とは、各商品を互いに関連づけるための情報で
ある。商品属性は、商品DB201に蓄積されている商
品固有データから選択される1または複数の項目からな
る。共通の商品属性を有する商品カテゴリは、互いに関
連があると見なされる。例えば、商品カテゴリ「CD」
と「コンサートチケット」とは、商品属性「アーティス
ト名」が共通なので、お互いに関連がある。従って、シ
ョッピングカートに「CD」が登録された場合、提案商
品として「コンサートチケット」を提案することができ
る。各商品カテゴリに対応する商品属性の数を増減させ
ることにより、互いに関連する商品の範囲を増減するこ
とができる。商品属性の設定は、各商品カテゴリに基づ
いて、各商品提供者毎に行っても良いし、商品提供者に
関わらず設定しても良い。
【0030】図6は、商品提供者DB203に蓄積され
ている情報の概念説明図である。商品提供者DB203
には、商品提供者数と、商品提供者データとが蓄積され
ている。商品提供者データは、商品提供者名、商品提供
者ID、商品数、商品ID及び商品カテゴリを含む。こ
の例では、商品提供者SP1は100の商品を提供して
おり、そのうちの1つが商品ID「CD−1」で特定さ
れるCDである。商品DB201に蓄積されている商品
提供者名、商品提供者ID、商品ID、商品カテゴリ
は、商品提供者DB203に基づいて生成される。
【0031】図7は、顧客DB204に蓄積されている
情報の概念説明図である。顧客DB204には、顧客プ
ロファイル表2041及びユーザID管理表2042が
蓄積されている。顧客プロファイル表2041には、仲
介サーバ2を利用するユーザ数と、各ユーザのプロファ
イルデータと、匿名ユーザ数と、各匿名ユーザのプロフ
ァイルデータとが記憶されている。ユーザID管理表2
042には、ユーザIDと匿名IDとが対応付けられて
格納されている。
【0032】ここで、ユーザIDは、本システム上でユ
ーザ端末を識別するための情報である。匿名ユーザと
は、匿名IDにより特定されるユーザである。匿名ID
は、ユーザIDにより特定されるユーザを匿名化して識
別するIDである。匿名IDは、ユーザID管理表20
42によりいずれかのユーザIDに対応付けられてい
る。1つのユーザIDに複数の匿名IDが対応していて
も良い。図7では、顧客プロファイル表2041を参照
すると、仲介サーバ2を利用しているユーザの数は3、
匿名化された匿名ユーザの数は8である。また、ユーザ
ID管理表2042を参照すると、匿名ユーザA1及び
A2はユーザU1に対応しており、匿名ユーザA3〜A
5はユーザU2に対応しており、匿名ユーザA6〜A8
はユーザU3に対応している。
【0033】(2−2)ユーザ及び匿名ユーザのプロフ
ァイルデータ 次に、顧客DB204に蓄積されるユーザのプロファイ
ルデータ及び匿名ユーザのプロファイルデータについ
て、図8〜図10を用いて詳細に説明する。
【0034】まず、ユーザのプロファイルデータについ
て説明する。ユーザのプロファイルデータは、ユーザの
ショッピングカートの内容である。図8は、顧客プロフ
ァイル表2041に蓄積された、各ユーザのプロファイ
ルデータの構造を示す説明図である。ここでは、ユーザ
U1のプロファイルデータを例にとり説明する。図8
(A)は、プロファイルデータが、基本情報サイズと、
基本情報と、提供者領域数と、利用履歴とを含むことを
示す。
【0035】基本情報は、ユーザID、パスワード、電
子メールアドレス、氏名、性別、生年月日、住所、電話
番号を含む。この例では、利用履歴は、商品提供者SP
1〜SP3の電子ショップにおけるユーザU1の利用履
歴である。利用履歴は各商品提供者ごとに記憶される。
つまり、商品提供者SP1の利用履歴はSP1用領域
に、商品提供者SP2の利用履歴はSP2用領域に、そ
れぞれ記憶される。各商品提供者は、WWWブラウザ5
1a〜51cにより、自己に関する利用履歴のみを閲覧
することができる。例えば、SP1用領域に記憶されて
いるユーザU1の利用履歴は、商品提供者SP1のみが
閲覧可能であり、SP2用領域に記憶されているユーザ
U1の利用履歴は商品提供者SP2のみが閲覧可能であ
る。
【0036】図8(B)は利用履歴の構造を示す。ここ
では、商品提供者SP1に関するユーザU1の利用履歴
を例示している。利用履歴は、各商品提供者が運営する
電子ショップにおいて、ユーザが画面上でショッピング
カートに登録した商品と、ユーザが画面上で購入指示を
した商品に関する情報である。利用履歴には、商品提供
者ID、商品提供者名、電子ショップを特定するための
URL(Uniform Resource Locator)が含まれる。また、
利用履歴には、ユーザID、基本情報の一部、購入数、
商品名、商品ID、購入日時が含まれている。この例で
は、ユーザU1は、商品名「art1CD」、商品ID
「CD−1」で特定されるCDを、2002/10/1
0に購入している。このように購入日時が記憶されてい
る場合は商品が実際に購入されたことを示している。商
品名及び商品IDは記憶されているが、購入日時が記憶
されていない場合は、商品をショッピングカートに登録
しているが、未だ購入指示をしていない状態を示す。
【0037】図8(C)は、ユーザU1の商品提供者S
P2に関する利用履歴を示す。この例では、ユーザU1
が商品提供者SP2が運営する電子ショップにおいて、
商品名「art1コンサートチケット」、商品ID「T
icket−1」で特定されるコンサートチケットを、
2002/10/10に購入したことを示している。
【0038】次に匿名ユーザのプロファイルデータにつ
いて説明する。匿名ユーザのプロファイルデータは、匿
名ユーザに対応するユーザのプロファイルデータ、つま
りショッピングカートの内容とは独立に生成され保存さ
れる。ショッピングカートに登録された商品に関連する
提案商品が存在する場合、ショッピングカートへの商品
の登録をイベントとして匿名ユーザのプロファイルデー
タが生成される。
【0039】図9及び図10は、顧客プロファイル表2
041における各匿名ユーザのプロファイルデータの構
造を示す説明図である。図9は、匿名ユーザA1のプロ
ファイルデータの構造を示す。匿名ユーザA1は、ユー
ザID管理表2042を参照すると、ユーザU1に対応
している。従って、匿名ユーザA1はユーザU1が匿名
化されたユーザである。匿名ユーザA1のプロファイル
データは、ユーザU1が例えば商品カテゴリ「CD」に
属する商品「art1CD」をショッピングカートに登
録することにより作成される。
【0040】この匿名ユーザA1のプロファイルデータ
は、基本情報サイズと、基本情報と、提供者領域数と、
匿名ユーザA1への提案商品情報とを含んでいる。基本
情報は、匿名ID、パスワード、電子メールアドレス、
氏名、性別、生年月日、住所及び電話番号を含む。匿名
IDは、ユーザU1のユーザIDを変換して匿名化され
ることにより作成される。また、基本情報は、匿名化さ
れて解読不能に記憶されており、ユーザU1をこれらの
情報から特定できないようになっている。
【0041】提案商品情報は、商品提供者ID、商品提
供者名、商品提供者の電子ショップのURLを含む。ま
た、提案商品情報には、匿名ID、購入数、商品属性
数、商品属性、登録日時、商品提案数、提案商品、提案
商品IDが含まれている。この例では、匿名ID「BC
DE1234」により特定される匿名ユーザA1に対し
て、商品提供者SP2が提供する商品「art1コンサ
ートチケット」が提案商品として登録されている。この
提案商品と商品「art1CD」とは、共通する商品属
性「アーティスト名」が共に「アーティスト1」である
ため、互いに関連があると見なされている。ユーザU1
が操作するユーザ端末4aは、提案商品がショッピング
カートに登録されていない場合であっても、匿名ユーザ
A1の提案商品情報を取得することができる。しかし、
各商品提供者5a〜5cは、他の商品提供者が提供する
提案商品情報を取得できない。この例では、商品提供者
SP2は、WWWブラウザ51bにより、匿名ユーザA
1の提案商品情報を取得できるが、商品提供者SP1、
SP3は匿名ユーザA2の提案商品情報を取得できな
い。
【0042】図10は、匿名ユーザA2のプロファイル
データの例である。ユーザID管理表2042を参照す
ると、匿名ユーザA2もユーザU1に対応している。従
って、匿名ユーザA2はユーザU1が匿名化されたユー
ザである。匿名ユーザA2のプロファイルデータは、前
記提案商品「art1コンサートチケット」がショッピ
ングカートに登録されると生成される。この匿名ユーザ
A2のプロファイルデータも、匿名ユーザA1のプロフ
ァイルデータと同様の内容を含んでいる。この例では、
匿名ID「CDEF2345」により特定される匿名ユ
ーザA2に対して、商品提供者SP3が提供する提案商
品「東京ツアー」が提案商品として登録されている。こ
の提案商品と商品「art1コンサートチケット」と
は、共通する商品属性「都市・地域名」が共に「東京」
であるため、互いに関連があるとみなされている。匿名
ユーザA2の提案商品情報は、商品提供者SP3のみが
取得可能である。
【0043】図11及び図12は、ユーザプロファイル
データ及び匿名ユーザプロファイルデータの表示例であ
る。図11はユーザ端末上での表示例を、図12は商品
提供者端末上での表示例をそれぞれ示す。図11(a)
はユーザ端末4aにおけるユーザU1のプロファイルデ
ータ及び匿名ユーザA1のプロファイルデータの表示例
である。図中、ショッピングカート内に表示される商品
名は、ユーザU1のプロファイルデータ(図8(b)参
照)に記憶されている商品名である。提案商品として表
示されている商品名は、ユーザU1に対応する匿名ユー
ザA1のプロファイルデータ(図9(b)参照)に表示
されている商品名である。この段階では匿名ユーザA2
のプロファイルデータは生成されていないので、「東京
ツアー」は提案商品として表示されていない。ユーザU
1は、提案商品「art1コンサートチケット」をドラ
ッグアンドドロップなどにより、ショッピングカートに
登録することができる。
【0044】図11(b)は、ユーザ端末4aにおける
ユーザU1のプロファイルデータ及び匿名ユーザA2の
プロファイルデータの別の表示例である。この図は、ユ
ーザU1が提案商品「art1コンサートチケット」を
ショッピングカートに登録した後、「art1コンサー
トチケット」に関連する提案商品「東京ツアー」が提案
されている状態を示す。この段階では、前記図10に示
す匿名ユーザA2のプロファイルデータが生成されてい
る。図11(c)は、ユーザ端末4aにおいて、ユーザ
U1が提案商品「東京ツアー」をショッピングカートに
登録した状態の画面例である。この状態は、前記図8に
示すユーザU1のプロファイルデータが生成されている
状態を示す。なお、図8において、SP3用領域には、
「東京ツアー」に関するデータが記述されているとす
る。
【0045】図12は、商品提供者端末5a〜5cにお
いて表示されるユーザのプロファイルデータ及び匿名ユ
ーザのプロファイルデータの表示例である。ここでは、
コンサートチケットを提供する商品提供者SP2の商品
提供者端末5b上の画面例を示す。画面上には、コンサ
ートチケットを提案されたユーザが「提案済みユーザ」
として表示されている。また、これからコンサートチケ
ットを提案する予定のユーザが「提案候補ユーザ」とし
て表示されている。
【0046】例えば、匿名ID「BCDE1234」の
匿名ユーザA1が、提案済みユーザの1人として表示さ
れている。この匿名ユーザA1は、提案されたコンサー
トチケット「art1コンサートチケット」をショッピ
ングカートに登録した後(図11参照)、この商品を購
入している(図8(c)参照)。匿名ユーザA1のプロ
ファイルデータ中の「登録日時」は、「提案日」として
表示されている。匿名ユーザA1に対応するユーザU1
のプロファイルデータ中の商品名「art1コンサート
チケット」の「購入日時」は、「購入日」として表示さ
れている。
【0047】(2−3)仲介サーバ2のプログラムの機
能 次いで、仲介サーバ2が有する各プログラムの主な機能
について、再び図3を参照して説明する。図3におい
て、WWWサーバ205は、商品提供サーバ3a〜3
c、ユーザ端末4a〜4c及び商品提供者端末5a〜5
cにネットワーク1を介して接続されている。WWWサ
ーバ205は、各商品提供者の商品を提供する電子ショ
ップのウェブページを、ユーザ端末4a〜4cに提供す
る。また、WWWサーバ205は、ショッピングカート
を表示するウェブページをユーザ端末4a〜4cに提供
する。ユーザが商品をショッピングカートに登録した場
合、WWWサーバ205は、Java(登録商標) Script
などを用いてユーザID及び商品IDをユーザ端末4a
〜4cから取得する。さらにWWWサーバ205は、前
記図11及び図12に例示する提案商品の表示画面を、
ユーザ端末4a〜4c及び商品提供者端末5a〜5cに
それぞれ提供する。
【0048】顧客変更部206は、WWWサーバ205
を介してユーザのプロファイルデータをユーザ端末4a
〜4cから取得し、顧客DB204に書き込む。また、
顧客変更部206は、匿名ユーザのプロファイルデータ
及びユーザID管理表2042を生成し、顧客DB20
4に書き込む。
【0049】提案部207は、匿名化部208から匿名
IDを、属性変換部209から提案商品の商品属性や商
品提供者IDなどを取得し、匿名ユーザのプロファイル
データを顧客変更部206に送出する。
【0050】匿名化部208は、ユーザIDを匿名ID
に変換し、匿名IDを提案部207に送出する。匿名I
Dの作成は、ユーザIDを引数とする匿名化関数Fa
(ユーザID)を用い、仲介サーバ2に存在しない新た
な匿名IDを算出することにより行う。図8及び図9の
例では、Fa(ABCD0123)=BCDE1234
により、ユーザU1のユーザID「ABCD0123」
を匿名ユーザA1の匿名ID「BCDE1234」に変
換している。
【0051】属性変換部209は、ショッピングカート
に登録された商品名及び商品IDを、提案商品名、提案
商品ID及び商品属性に変換する。この変換は、例え
ば、ショッピングカートに登録された商品の商品カテゴ
リが他の商品カテゴリと共通に有する商品属性を、前記
属性表2022から検索することにより行う。前記図8
及び図9では、商品提供者SP1の商品「art1C
D」の商品カテゴリ「CD」は、商品カテゴリ「コンサ
ートチケット」と商品属性「アーティスト名」が共通で
ある(図5参照)。従って、商品「art1CD」は、
そのアーティスト名「アーティスト1」に変換される。
【0052】提供者管理部210は、商品提供者DB2
03へのデータの書き込みや変更を行う。また、提供者
管理部210は、商品提供者端末5a〜5cから顧客管
理DB204の閲覧要求があった場合、要求元の商品提
供者端末が閲覧可能なデータを読出す。さらに、提供者
管理部210は、商品提供者端末5a〜5cから自己の
取り扱う商品の商品属性の追加/削除の要求を受け付け
る。
【0053】属性変更部211は、商品提供者端末5a
〜5cからの商品属性の追加/削除の要求に従い、商品
属性DB202の属性表2022を更新する。例えば、
図5において、コンサートチケットの商品属性「アーテ
ィスト名」を削除すると、CDとコンサートチケットは
互いに関連しなくなる。逆に、パッケージツアーに商品
属性「アーティスト名」を追加すれば、CDとパッケー
ジツアーが互いに関連するようになる。
【0054】提案表示部212は、顧客DB204に記
憶されている匿名ユーザのプロファイルデータから提案
商品情報を読み出し、WWWサーバ205を介してユー
ザ端末4a〜4c及び商品提供者端末5a〜5cに提供
する。
【0055】(3)処理の流れ 次に仲介サーバ2が行う処理の流れについて、具体的に
説明する。仲介サーバ2は、主に提案商品情報作成処
理、カート更新処理、整理処理を行う。
【0056】(3−1)提案商品情報作成処理 図13は、提案商品情報作成処理の流れを示すフローチ
ャートである。ここでは、ユーザU1が商品提供者SP
1の商品「art1CD」をショッピングカートに登録
した場合、ユーザ端末4aに商品「art1コンサート
チケット」を提案する場合について説明する。
【0057】ステップS11:WWWサーバ205は、
ユーザ端末4aにショッピングカートの内容を示すウェ
ブページを提供している。ユーザU1が商品「art1
CD」をショッピングカートに登録すると、WWWサー
バ205は、Java Scriptなどにより、ユーザ端末4a
のユーザID「ABCD0123」、商品名「art1
CD」、商品ID「CD−1」及び商品提供者ID「S
P1」を取得する。次いで、WWWサーバ205は、取
得した情報を、顧客変更部206に送出する。顧客変更
部206は、これらの情報を提案部207に送出する。
また、顧客変更部206は、ユーザU1のプロファイル
データを更新する。すなわち、商品提供者SP1用の領
域がない場合はこれを作成し、利用履歴を書き込む。既
に商品提供者SP1用の領域がある場合は、商品名や商
品IDを利用履歴に追加する。
【0058】ステップS12:提案部207は、ユーザ
U1のユーザIDを匿名化部208に、商品名「art
1CD」を属性変換部209に、それぞれ送出する。属
性変換部209は、商品属性DB202の属性表202
2を参照し、商品名「art1CD」が属する商品カテ
ゴリ「CD」の商品属性「CDタイトル、アーティスト
名」のいずれかと共通の商品属性を有する商品カテゴリ
を検索する。検索の結果、該当する商品カテゴリがない
場合には、本処理を終了する。この例では、商品カテゴ
リ「コンサートチケット」が、商品属性「アーティスト
名」を商品カテゴリ「CD」と共通にするため、ステッ
プS14に移行する。
【0059】ステップS14:匿名化部208は、ユー
ザU1のユーザID「ABCD0123」を匿名ユーザ
A1の匿名ID「BCDE1234」に変換する。匿名
化部208は、匿名ID「BCDE1234」を、提案
部207を介して顧客変更部206に送出する。顧客変
更部206は、顧客DB204のユーザID管理表20
42に、匿名ユーザA1の匿名ID「BCDE123
4」をユーザU1のユーザID「ABCD0123」に
対応付けて登録する。
【0060】ステップS15:属性変換部209は、商
品DB201において、商品「art1CD」の「アー
ティスト名」の値「アーティスト1」をキーに、商品カ
テゴリ「コンサートチケット」を検索する。この例で
は、商品名「art1コンサートチケット」、商品ID
「Ticket−1」、商品提供者ID「SP2」を検
索結果として得る。属性変換部209は、商品提供者名
「SHOP2」、商品提供者ID「SP2」、商品属性
値「アーティスト1」、商品名「art1コンサートチ
ケット」、商品ID「Ticket−1」を、提案部2
07を介して顧客変更部206に送信する。
【0061】なお、仲介サーバ2が商品DB201を有
しない場合には、属性変換部209は商品DB201に
おいて提案商品を検索することなく、コンサートチケッ
トの商品属性値「アーティスト1」を、商品提供者名
「SHOP2」、商品提供者ID「SP2」と共に提案
部207に送信する。
【0062】顧客変更部206は、匿名ユーザA1の匿
名ID「BCDE1234」、商品提供者名「SHOP
2」、商品提供者ID「SP2」、商品属性値「アーテ
ィスト1」、商品名「art1コンサートチケット」、
商品ID「Ticket−1」に基づいて、図9に例示
する匿名ユーザA1のプロファイルデータを生成する。
顧客変更部206は、生成したプロファイルデータを、
顧客DB204に書き込む。
【0063】ステップS16:提案表示部212は、W
WWサーバ205を介し、匿名ユーザA1のプロファイ
ルデータに含まれる提案商品情報を、ユーザU1が操作
するユーザ端末4aに提供する。例えば、提案表示部2
12は、ショッピングカートを表示するウェブページ上
に図11に例示する提案商品の表示領域を作成し、ここ
に提案商品を書き込む。これにより、図11(a)に示
すように、ユーザ端末4a上で提案商品「art1コン
サートチケット」が表示される。また、コンサートチケ
ットの提供者SP2の商品提供者端末5b上では、匿名
ユーザA1が提案済みユーザとして表示される(図12
参照)。
【0064】なお、ステップS11において、ユーザU
1が提案商品「art1コンサートチケット」をショッ
ピングカートに登録した場合は、仲介サーバ2はステッ
プS12〜S17を繰り返し、ユーザU1に対してさら
に関連する商品を提案する。
【0065】この例では、商品属性DB202の属性表
2022において、商品カテゴリ「パッケージツアー」
は、商品カテゴリ「コンサートチケット」と共通の商品
属性「都市・地域」を有している。仲介サーバ2は、商
品DB201において商品属性「都市・地域」の値が
「東京」であるパッケージツアーを検索し、「東京ツア
ー」を提案する。具体的には、仲介サーバ2は、図10
に例示する匿名ID「CDEF2345」で特定される
匿名ユーザA2のプロファイルデータを作成する。ユー
ザ端末4aには、図11(b)に例示する画面が表示さ
れる。この画面上では、商品「art1コンサートチケ
ット」がショッピングカートに登録され、商品「東京ツ
アー」が提案商品として表示されている。
【0066】(3−2)カート更新処理 図14は、仲介サーバ2が行うカート更新処理の流れを
示すフローチャートである。説明を容易にするため、ユ
ーザ端末4aに表示されたショッピングカートには商品
「art1CD」が登録されており、提案商品として商
品「art1コンサートチケット」が表示されていると
する。また、ユーザ端末4a上には、商品提供者SP1
の電子ショップSHOP1のウェブページが表示されて
いるとする。仲介サーバ2が起動することにより、以下
の処理が開始される。
【0067】ステップS21:WWWサーバ205は、
ショッピングカート内の商品が変更されたか否かを判断
する。具体的には、ユーザ端末4aから、提案商品「a
rt1コンサートチケット」のショッピングカートへの
登録指示、SHOP1で提供されるいずれかの商品のシ
ョッピングカートへの登録指示、またはいったんショッ
ピングカートに登録された商品の削除指示を受信したか
否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS2
2に移行し、“No”と判断するとステップS23に移
行する。
【0068】ステップS22:WWWサーバ205は、
CGIなどにより、ショッピングカート内の商品の変更
内容を、顧客DB204のユーザU1のプロファイルデ
ータに反映させる。例えば、提案商品「art1コンサ
ートチケット」をショッピングカートに登録することが
指示された場合、顧客変更部206は、ユーザU1のプ
ロファイルデータに、商品「art1コンサートチケッ
ト」に関する利用履歴を作成する。利用履歴には、匿名
ユーザA1の匿名IDも記述される。これにより、図1
1(b)に例示するように、ユーザU1のショッピング
カートに商品「art1コンサートチケット」が登録さ
れる。
【0069】一方、ショッピングカート内の商品、例え
ば「art1CD」の削除が指示された場合、顧客変更
部206は、ユーザU1のプロファイルデータから「a
rt1CD」に関する利用履歴を削除する。提案商品を
ショッピングカートに登録した後、その商品をショッピ
ングカートから削除する場合も同様の処理が行われる。
【0070】ステップS23:WWWサーバ205は、
ユーザ端末4aから、ショッピングカート内の商品、例
えば商品「art1コンサートチケット」の購入指示を
受信したか否か判断する。“Yes”と判断するとステ
ップS24に移行し、“No”と判断すると後述するス
テップS27に移行する。
【0071】ステップS24:顧客変更部206は、ユ
ーザU1のプロファイルデータに含まれる商品「art
1コンサートチケット」に関する利用履歴に、購入日時
及び購入数を書き込む。
【0072】ステップS25:顧客変更部206は、匿
名ユーザA1の匿名ID「BCDE1234」を使用し
て、商品「art1コンサートチケット」の購入の決済
処理を行う。決済処理には、通常用いられるSSLなど
の暗号化技術やクレジットカード決済手順、その他の決
済方法を用いることができる。
【0073】ステップS26:顧客変更部206は、購
入された元提案商品「art1コンサートチケット」が
提案商品情報に記述されている匿名ユーザA1のプロフ
ァイルデータを、顧客DB204から削除する。また、
顧客変更部206は、ユーザID管理表2042から、
匿名ユーザA1の匿名IDを削除する。その後、ステッ
プS21に戻る。匿名ユーザのユーザプロファイルや匿
名IDの削除は、提案商品が購入されたときの他、提案
から一定期間経過してもショッピングカートに登録され
ない場合にも行うと良い。これについては、次の整理処
理で詳述する。
【0074】ステップS27:WWWサーバ205は、
ユーザ端末4aから、提案商品「art1コンサートチ
ケット」の拒否を受信したか否か判断する。拒否とは、
例えば、提案商品がショッピングカート及び提案商品の
表示領域の外側にドラッグアンドドロップで運ばれるこ
とを言う。この場合、前記ステップS26に移行し、拒
否された提案商品に関するプロファイルデータの削除及
び匿名IDの削除を行う。ショッピングカート内の商品
に変更がなく、購入の指示もなく、提案商品の拒否もな
い場合、再びステップS21に戻り、前述の処理を繰り
返す。
【0075】ここでは、提案商品が「art1コンサー
トチケット」の場合について説明したが、仲介サーバ2
が、例えば提案商品「東京ツアー」のショッピングカー
トへの登録指示をユーザ端末4aから受信した場合も同
様の処理が行われる。顧客変更部206は、ユーザU1
のプロファイルデータに、商品「東京ツアー」に関する
利用履歴を作成する。このときの画面例が図10(c)
であり、「東京ツアー」がショッピングカートに登録さ
れている。
【0076】(3−3)整理処理 図15は、仲介サーバ2が行う整理処理の流れを示すフ
ローチャートである。仲介サーバ2が起動すると、以下
の処理が開始される。
【0077】ステップS31:顧客変更部206は、顧
客DB204のユーザID管理表2042において、い
ずれかの匿名IDを対象IDとして特定する。例えば、
まず、匿名ユーザA1を対象IDとする。
【0078】ステップS32:顧客変更部206は、対
象IDのプロファイルデータに含まれる登録年月日か
ら、匿名ユーザA1に対して商品を提案してから一定期
間が経過したか否か判別する。一定期間経過していれば
ステップS33に移行する。一定期間経過していなけれ
ば、ステップS31に戻り、別の匿名IDを対象IDと
する。
【0079】ステップS33:顧客変更部206は、顧
客DB204のユーザU1のプロファイルデータの利用
履歴を参照し、匿名ユーザA1に提案した商品がショッ
ピングカートに登録されているか否か判断する。登録さ
れていなければステップS34に移行する。登録されて
いればステップS31に戻り、別の匿名IDを対象ID
とする。
【0080】ステップS34:顧客変更部206は、顧
客DB204において、ユーザID管理表2042から
対象ID、例えば匿名ID「BCDE1234」を削除
する。また、顧客変更部206は、顧客DB204から
匿名ユーザA1のプロファイルデータを削除する。その
後、ステップS31に戻り、別の匿名IDについて前述
の処理を繰り返すことにより、提案から長時間経過して
もユーザが興味を持たない商品の提案を停止する。
【0081】以上の処理により、ユーザU1がショッピ
ングカートに登録した商品「art1CD」に関連する
情報を、ユーザU1のプライバシーを保ちつつ商品提供
者SP2に提供することができる。このとき、ユーザU
1がショッピングカートに登録した商品の商品名「ar
t1CD」を、商品属性「アーティスト1」に変換して
商品提供者SP2に提供する。これにより、ユーザU1
にとっては、ショッピングカートに登録した商品「ar
t1CD」を商品提供者SP2に直接知られずにすむ。
また商品提供者SP2にとっては、自己の商品「art
1コンサートチケット」を提案するのに必要な情報のみ
を受け取ることができる。
【0082】また、ユーザU1が提案商品「art1コ
ンサートチケット」をショッピングカートに登録する場
合にも、匿名IDにより決済処理が行われるので、ユー
ザU1は匿名性を保ちつつ提案商品を購入することがで
きる。
【0083】<その他の実施形態例> (A)情報の匿名化の他の方法 メタ関数Mf(ユーザID、商品名、商品提供者ID、
提供先商品提供者ID、Cinfo)を用い、匿名ID
及び提案商品の商品属性だけでなく、ユーザの基本情報
を変換するようにしても良い。ここで、Cinfoは制
御情報であり、この値により開示レベルを設定し、開示
レベルに基づいてユーザの基本情報を開示する。
【0084】前記第1実施形態例では、基本情報のうち
ユーザIDを匿名IDに変換するが、ユーザID以外の
基本情報(パスワード、電子メールアドレス、氏名、性
別、生年月日、住所、電話番号)は、商品情報の提供先
には解読不能に記憶されている。本実施形態例では、メ
タ関数Mfによりこれらの情報の一部又は全部を解読可
能に匿名ユーザのプロファイルデータに書き込む。
【0085】具体的には、ユーザ端末4a〜4cから商
品提供者毎に制御情報Cinfoの設定を受け付け、顧
客DB204に登録する。制御情報Cinfoの値は、
氏名だけ分かる場合、性別だけ分かる場合、年齢層のみ
分かる場合、居住地域のみ分かる場合など、複数に設定
できるようにする。顧客変更部206が匿名ユーザA1
のプロファイルデータを作成する前記ステップS15
で、制御情報Cinfoに基づいて匿名ユーザA1の基
本情報を作成する。例えば、制御情報Cinfoの値に
より、氏名、性別、年齢層、居住地域などを匿名ユーザ
のプロファイルデータに登録する。
【0086】この方法を用いれば、ユーザが制御情報C
infoの値を設定するので、ユーザのプライバシーを
保護しつつ、商品提供者は、販売促進に有用な基本情報
を共有することができるようになる。
【0087】(B) 上記実施形態では、ステップS1
6において、商品「art1CD」に関連する提案商品
「art1コンサートチケット」のみをユーザU1に提
案しているが、商品提供者SP2がさらに提案商品を追
加できるようにしても良い。即ち、WWWサーバ205
が商品提供者SP2の商品提供者端末5bからの提案商
品の変更を受け付けてもよい。顧客変更部206は、匿
名ユーザA1のプロファイルデータにおいて、提案商品
「art1コンサートチケット」の提案商品情報にさら
に関連する提案商品情報を追加する。この場合、商品提
供者SP2は、自己の判断により提案商品を追加するこ
とができるので、さらに販売促進を図ることができる。
【0088】(C)上記実施形態例では、ステップS1
5において、商品「art1CD」に関連する提案商品
「art1コンサートチケット」を商品提供者SP2の
みが取り扱っているとしたが、提案商品を取り扱う商品
提供者が複数ある場合には、全ての商品提供者が提案商
品を提案できるようにしても良いし、特定の商品提供者
に商品を提供させるようにしても良い。
【0089】全ての商品提供者に提案商品を提案させる
ようにする場合には、ステップS15において、匿名ユ
ーザA1のプロファイルデータに、全ての商品提供者に
ついて提案商品情報を作成する。この場合、提案を受け
たユーザは、価格を比較する等により、いずれの商品提
供者から購入するかを決めることができる。
【0090】一方、特定の商品提供者に商品を提供させ
る場合には、例えば、ユーザU1から予め商品提供者の
優先順位の設定を受け付けておき、優先順位の最も高い
商品提供者に商品を提案させる。具体的には、ユーザU
1からの設定により、顧客DB204のユーザU1のプ
ロファイルデータに商品提供者の優先順位を登録してお
く。そして、ステップS15において、複数の商品提供
者が提案商品「art1コンサートチケット」を取り扱
っている場合には、匿名ユーザA1のプロファイルデー
タに、最も優先順位の高い商品提供者のみの提案商品情
報を作成する。この場合、ユーザはお気に入りの商品提
供者から優先的に商品の提案を受けることができる。
【0091】(D)全基本発明の方法を実行するプログ
ラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。ここで記録媒
体としては、コンピュータが読み書き可能なフレキシブ
ルディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD-ROM、
DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げ
られる。
【0092】<付記> (付記1)第1提供者が提供する第1商品群及び第2提
供者が提供する第2商品群を含む商品群のユーザへの販
売をネットワーク上で促進する販売促進方法であって、
前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ステッ
プと、前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける
商品選択受付ステップと、前記ユーザがいずれかの第1
商品を選択した場合、前記第1商品に関する第1商品情
報と、前記第1提供者が前記ユーザを識別する第1ユー
ザ識別子との対応付けを蓄積する志向蓄積ステップと、
前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品情
報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの第
2商品に関する第2商品情報に、前記第1商品に関する
第1商品情報を加工する商品加工ステップと、前記第1
ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前記商品加工
ステップで得られた前記第2商品の第2商品情報を提供
する第1提供ステップと、を含む販売促進方法。
【0093】(付記2)前記商品加工ステップで得られ
た第2商品情報及び前記第1ユーザ識別子を、前記第2
提供者に提供する第2提供ステップをさらに含む、付記
1に記載の販売促進方法。
【0094】この方法では、第2提供者の拡販に有益な
情報を、第2提供者に提供する。第2提供者は、得た情
報に基づいて、ユーザの興味に合う商品をユーザに提案
することができる。
【0095】(付記3)前記第1ユーザ識別子を、前記
第2提供者が前記ユーザを識別するための第2ユーザ識
別子に加工する第1ユーザ加工ステップをさらに含み、
前記第2提供ステップは、前記第1ユーザ識別子の代わ
りに前記第2ユーザ識別子を前記第2提供者に提供す
る、付記2に記載の販売促進方法。
【0096】この方法では、第1提供者がユーザを識別
するための第1ユーザ識別子を第2提供者がユーザを識
別するための第2ユーザ識別子に変換し、この第2ユー
ザ識別子を第2提供者に提供する。従って、第2提供者
に対してはユーザが匿名化された状態で第2商品情報を
提供することができる。
【0097】(付記4)前記志向蓄積ステップは、前記
ユーザが、前記第1提供ステップで提供された第2商品
情報に基づいて前記第2商品を選択した場合、前記第2
商品に関する第2商品情報と前記第2ユーザ識別子との
対応付けをさらに蓄積する、付記3に記載の販売促進方
法。
【0098】この方法では、提案された第2商品をユー
ザが選択した場合、第2商品情報と第2ユーザ識別子と
を蓄積する。即ち、ユーザは、第2ユーザ識別子により
第2提供者に対して匿名化された状態で、提案された商
品を選択することができる。
【0099】(付記5)前記第1提供ステップで提供さ
れた第2商品情報に基づく前記第2商品の購入の指示
を、前記第1ユーザ識別子に基づいて前記ユーザから受
け付ける購入受付ステップと、前記第1ユーザ識別子に
対応する前記第2ユーザ識別子を用い、前記第2商品の
決済処理を行う決済処理ステップと、をさらに含む、付
記3に記載の販売促進方法。
【0100】この方法では、第2ユーザ識別子に基づき
第2商品の購入の受付及び決済処理を行う。従って、第
2提供者に対してユーザの匿名性が保たれた状態で購入
受付及び決済処理を行うことができる。
【0101】(付記6)前記商品群は、第3提供者が提
供する第3商品群をさらに含み、前記商品蓄積ステップ
は、前記第3商品群に含まれる各第3商品に関する第3
商品情報をさらに蓄積し、前記購入受付ステップにおい
て前記第2商品の購入の指示を受け付けた場合、前記商
品加工ステップは、前記第2商品に関する第2商品情報
及び前記第3商品情報に基づいて、前記第2商品に関連
のあるいずれかの第3商品に関する第3商品情報に、前
記第2商品に関する第2商品情報を加工し、前記第1提
供ステップは、前記第1ユーザ識別子で特定されるユー
ザに、前記第3商品情報をさらに提供する、付記5に記
載の販売促進方法。
【0102】この方法では、第2提供者が提案した第2
商品をユーザがショッピングカートに登録した場合に、
第2商品に関連する第3商品の第3商品情報をさらにユ
ーザに提供する。ユーザが関心を持つ可能性が高い商品
を連鎖的に提案することにより、さらなる販売促進を図
ることができる。
【0103】(付記7)前記商品加工ステップで得られ
た前記第3商品情報及び前記第1ユーザ識別子を、前記
第3提供者に提供する第3提供ステップをさらに含む、
付記6に記載の販売促進方法。
【0104】この方法では、提案する第3商品を取り扱
う第3提供者に第3商品情報を提供する。第3提供者
は、ユーザが購入指示をした第2商品に関連する第3商
品情報を得ることにより、ユーザの関心に沿う第3商品
をユーザに提案することができる。
【0105】(付記8)前記第1ユーザ識別子を、前記
第3提供者が前記ユーザを識別するための第3ユーザ識
別子に加工する第2ユーザ加工ステップをさらに含み、
前記第3提供ステップは、前記第1ユーザ識別子の代わ
りに前記第3ユーザ識別子を前記第3提供者に提供す
る、付記7に記載の販売促進方法。
【0106】この方法では、第1提供者がユーザを識別
するための第1ユーザ識別子を第3提供者がユーザを識
別するための第3ユーザ識別子に変換し、この第3ユー
ザ識別子を第3提供者に提供する。従って、第3提供者
に対してはユーザを匿名化した状態で第3商品情報を提
供することができる。
【0107】(付記9)前記第2提供者からの要求によ
り、第1提供ステップにおいて前記ユーザに提供する第
2商品情報の変更を受け付ける変更ステップをさらに含
む、付記2に記載の販売促進方法。
【0108】この方法では、第2提供者は、第2提供ス
テップで得た第2商品情報に変更を加えてユーザに提供
することができる。 (付記10)ユーザから、前記志向蓄積ステップで前記
第1ユーザ識別子と対応付けて蓄積された前記第1商品
情報の提供要求を受け付ける要求受付ステップと、前記
要求がある毎に、第1提供ステップを反復実行する反復
実行ステップと、前記反復実行ステップを終了する終了
ステップと、をさらに含む、付記1に記載の販売促進方
法。
【0109】この方法では、ユーザが商品情報の提供を
要求する毎に、ユーザに第2商品情報を反復して提供す
るが、所定の場合には第2商品情報の提供を終了する。
例えば、ユーザに第2商品情報を最初に提供してから一
定期間経過した場合、ユーザが第2商品を購入して決済
が終了した場合、ユーザが第2商品の提供を拒否した場
合などがある。このような場合に第2商品情報の提供を
終了することにより、販売の促進に有効ではない情報を
ユーザに提供し続けることを防止する。
【0110】(付記11)前記ユーザが関心を持つ提供
者の選択を、前記ユーザから受け付ける提供者選択受付
ステップをさらに含み、前記商品加工ステップでは、前
記第1商品に関連のあるいずれかの第2商品のうち前記
選択された提供者が扱う前記第2商品の第2商品情報
に、前記第1商品に関する第1商品情報を加工する、付
記2に記載の販売促進方法。
【0111】この方法では、ユーザはお気に入りの第2
提供者から第2商品の提案を受けることができる。 (付記12)前記志向蓄積ステップは、前記第1商品情
報及び前記第1ユーザ識別子に対応付けて、前記ユーザ
に関するユーザ情報をさらに蓄積し、前記第2提供ステ
ップは、前記第2提供者に前記ユーザ情報をさらに提供
する、付記2に記載の販売促進方法。
【0112】ここで、ユーザ情報とは、性別、氏名、年
齢、住所などのユーザの基本情報である。第2商品情報
及び第1ユーザ識別子だけでなく、ユーザの基本情報も
第2提供者に提供する。この場合、第2提供者は、ユー
ザの基本情報に基づいてユーザの志向を分析することが
でき、さらに販売促進を図ることができる。
【0113】(付記13)前記第2提供ステップでの前
記第2提供者に提供する前記ユーザ情報の開示レベルを
設定する開示レベル設定ステップと、前記開示レベルに
基づいて、前記第2提供者に提供する前記ユーザ情報を
加工するユーザ情報加工ステップと、をさらに含む、付
記12に記載の販売促進方法。
【0114】この方法では、ユーザ情報をそのまま第2
提供者に渡すのではなく、開示レベルに基づいてユーザ
情報を渡す。例えば、氏名だけ特定できるように開示し
たり、性別だけ特定できるように開示したり、年齢だけ
特定できるように開示したり、居住地域だけ特定できる
ように開示する。これにより、ユーザの基本情報がむや
みに開示されるのを防止でき、プライバシーを保護する
ことができる。
【0115】(付記14)第1提供者が提供する第1商
品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商品群
の販売をネットワーク上で促進する販売促進方法であっ
て、前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1
商品情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関す
る第2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ス
テップと、前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付
ける商品選択受付ステップと、前記ユーザがいずれかの
第1商品を選択した場合、選択された第1商品に関する
前記第1商品情報と前記ユーザを識別する第1ユーザ識
別子との対応付けを蓄積する志向蓄積ステップと、前記
第1ユーザ識別子を、前記第2提供者が前記ユーザを識
別するための第2ユーザ識別子に加工する第1ユーザ加
工ステップと、前記第1商品に関する第1商品情報及び
前記第2ユーザ識別子を、前記第2提供者に提供する第
2提供ステップと、を含む販売促進方法。
【0116】(付記15)第1提供者が提供する第1商
品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商品群
の販売をネットワーク上で促進する販売促進装置であっ
て、前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1
商品情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関す
る第2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積手
段と、前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける
商品選択受付手段と、前記ユーザがいずれかの第1商品
を選択した場合、選択された第1商品に関する第1商品
情報と前記ユーザを識別する第1ユーザ識別子との対応
付けを蓄積する志向蓄積手段と、前記第1商品に関する
第1商品情報及び前記第2商品情報に基づいて、前記第
1商品に関連のあるいずれかの第2商品に関する第2商
品情報に、前記第1商品に関する第1商品情報を加工す
る商品加工手段と、前記第1ユーザ識別子で識別される
前記ユーザに、前記商品加工手段で得られた第2商品情
報を提供する第1提供手段と、を含む販売促進装置。
【0117】(付記16)第1提供者が提供する第1商
品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商品群
の販売をネットワーク上で促進する販売促進装置として
コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積手段、
前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品選
択受付手段、前記ユーザがいずれかの第1商品を選択し
た場合、選択された第1商品に関する前記第1商品情報
と前記ユーザを識別する第1ユーザ識別子との対応付け
を蓄積する志向蓄積手段、前記第1商品に関する第1商
品情報及び前記第2商品情報に基づいて、前記第1商品
に関連のあるいずれかの第2商品に関する前記第2商品
情報に、前記第1商品に関する第1商品情報を加工する
商品加工手段、前記第1ユーザ識別子で識別される前記
ユーザに、前記商品加工ステップで得られた前記第2商
品情報を提供する第1提供手段、として前記コンピュー
タを機能させるためのプログラム。
【0118】(付記17)第1提供者が提供する第1商
品群及び第2提供者が提供する第2商品群を含む商品群
のユーザへの販売をネットワーク上で促進する販売促進
プログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、前記第1商品群に含まれる各第1商
品に関する第1商品情報と前記第2商品群に含まれる各
第2商品に関する第2商品情報とを含む商品情報を蓄積
する商品蓄積ステップと、前記ユーザが関心を持つ商品
の選択を受け付ける商品選択受付ステップと、前記ユー
ザがいずれかの第1商品を選択した場合、前記第1商品
に関する第1商品情報と、前記第1提供者が前記ユーザ
を識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する志
向蓄積ステップと、前記第1商品に関する第1商品情報
及び前記第2商品情報に基づいて、前記第1商品に関連
のあるいずれかの第2商品に関する第2商品情報に、前
記第1商品に関する第1商品情報を加工する商品加工ス
テップと、前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユー
ザに、前記商品加工ステップで得られた前記第2商品の
第2商品情報を提供する第1提供ステップと、を実行す
るための販売促進プログラムが記録された、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体。ここで、記録媒体として
は、コンピュータが読み書き可能なフレキシブルディス
ク、ハードディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DVD、
光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
【0119】(付記18)ユーザ端末 第1提供者が提供する第1商品及び第2提供者が提供す
る第2商品を含む商品群の販売をネットワーク上で促進
する付記15に記載の販売促進装置に接続され、ユーザ
により操作されるコンピュータであって、前記ユーザが
関心を持つ前記第1商品に関連する前記第2商品に関す
る第2商品情報を前記販売促進装置から受信する受信手
段と、前記受信手段により受信された第2商品情報を、
提案商品に関する情報として出力する提案手段と、を備
えるコンピュータ。
【0120】本発明は、前記第1発明のユーザが操作す
るコンピュータに相当する。 (付記19)第1提供者が提供する第1商品及び第2提
供者が提供する第2商品を含む商品群の販売をネットワ
ーク上で促進するための、付記2に記載の販売促進方法
を実行するコンピュータに接続され、前記第2提供者が
使用する情報取得装置であって、前記コンピュータか
ら、前記第1商品に関心を持つ第1ユーザを特定する第
1ユーザ識別子と、前記第1商品に関連のある前記第2
商品に関する第2商品情報とを取得する取得手段と、前
記取得手段が取得した前記第1ユーザ識別子と前記第2
商品情報とを出力する出力手段と、を備える情報取得装
置。
【0121】
【発明の効果】本発明を用いれば、ユーザのプライバシ
ーを保護しつつ、商品提供者間でユーザ利用履歴を共有
することにより、商品の販売促進を図ることができる。
また、本発明を用いれば、ユーザの利用履歴を共有し各
商品提供者が相互に乗り入れることにより、各商品提供
者単独では困難であった多様な商品の提供が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る販売促進システムの概念
図。
【図2】第1実施形態例に係る販売促進システムの構成
図。
【図3】図2のシステムにおける仲介サーバの機能構成
図。
【図4】商品DB201に蓄積されている情報の概念説
明図。
【図5】商品属性DB202に蓄積されている情報の概
念説明図。
【図6】商品提供者DB203に蓄積されている情報の
概念説明図。
【図7】顧客DB204に蓄積されている情報の概念説
明図。
【図8】図7の顧客プロファイル表2041における各
ユーザのプロファイルデータの構造を示す説明図。
【図9】図7の顧客プロファイル表2041における各
匿名ユーザのプロファイルデータの構造を示す説明図
(匿名ユーザA1)。
【図10】図7の顧客プロファイル表2041における
各匿名ユーザのプロファイルデータの構造を示す説明図
(匿名ユーザA2)。
【図11】各ユーザ端末上でのショッピングカート及び
提案商品の表示例。
【図12】各商品提供者端末上でのショッピングカート
及び提案商品の表示例。
【図13】提案商品情報作成処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図14】カート更新処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図15】整理処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1:ネットワーク 2:仲介サーバ 3a,3b,3c:商品提供サーバ 4a,4b,4c:ユーザ端末 5a,5b,5c:商品提供者端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 五味 俊明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1提供者が提供する第1商品群及び第2
    提供者が提供する第2商品群を含む商品群のユーザへの
    販売をネットワーク上で促進する販売促進方法であっ
    て、 前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
    情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
    2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ステッ
    プと、 前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品選
    択受付ステップと、 前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、前記
    第1商品に関する第1商品情報と、前記第1提供者が前
    記ユーザを識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄
    積する志向蓄積ステップと、 前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品情
    報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの第
    2商品に関する第2商品情報に、前記第1商品に関する
    第1商品情報を加工する商品加工ステップと、 前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前記
    商品加工ステップで得られた前記第2商品の第2商品情
    報を提供する第1提供ステップと、 を含む販売促進方法。
  2. 【請求項2】第1提供者が提供する第1商品群及び第2
    提供者が提供する第2商品群を含む商品群の販売をネッ
    トワーク上で促進する販売促進方法であって、 前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
    情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
    2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積ステッ
    プと、 前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品選
    択受付ステップと、 前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、選択
    された第1商品に関する前記第1商品情報と前記ユーザ
    を識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する志
    向蓄積ステップと、 前記第1ユーザ識別子を、前記第2提供者が前記ユーザ
    を識別するための第2ユーザ識別子に加工する第1ユー
    ザ加工ステップと、 前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2ユーザ
    識別子を、前記第2提供者に提供する第2提供ステップ
    と、 を含む販売促進方法。
  3. 【請求項3】第1提供者が提供する第1商品群及び第2
    提供者が提供する第2商品群を含む商品群の販売をネッ
    トワーク上で促進する販売促進装置であって、 前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
    情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
    2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積手段
    と、 前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品選
    択受付手段と、 前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、選択
    された第1商品に関する第1商品情報と前記ユーザを識
    別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する志向蓄
    積手段と、 前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品情
    報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの第
    2商品に関する第2商品情報に、前記第1商品に関する
    第1商品情報を加工する商品加工手段と、 前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前記
    商品加工手段で得られた第2商品情報を提供する第1提
    供手段と、 を含む販売促進装置。
  4. 【請求項4】第1提供者が提供する第1商品群及び第2
    提供者が提供する第2商品群を含む商品群の販売をネッ
    トワーク上で促進する販売促進装置としてコンピュータ
    を機能させるためのプログラムであって、 前記第1商品群に含まれる各第1商品に関する第1商品
    情報と前記第2商品群に含まれる各第2商品に関する第
    2商品情報とを含む商品情報を蓄積する商品蓄積手段、 前記ユーザが関心を持つ商品の選択を受け付ける商品選
    択受付手段、 前記ユーザがいずれかの第1商品を選択した場合、選択
    された第1商品に関する前記第1商品情報と前記ユーザ
    を識別する第1ユーザ識別子との対応付けを蓄積する志
    向蓄積手段、 前記第1商品に関する第1商品情報及び前記第2商品情
    報に基づいて、前記第1商品に関連のあるいずれかの第
    2商品に関する前記第2商品情報に、前記第1商品に関
    する第1商品情報を加工する商品加工手段、 前記第1ユーザ識別子で識別される前記ユーザに、前記
    商品加工ステップで得られた前記第2商品情報を提供す
    る第1提供手段、 として前記コンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  5. 【請求項5】第1提供者が提供する第1商品及び第2提
    供者が提供する第2商品を含む商品群の販売をネットワ
    ーク上で促進するための、請求項2に記載の販売促進方
    法を実行するコンピュータに接続され、前記第2提供者
    が使用する情報取得装置であって、 前記コンピュータから、前記第1商品に関心を持つ第1
    ユーザを特定する第1ユーザ識別子と、前記第1商品に
    関連のある前記第2商品に関する第2商品情報とを取得
    する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記第1ユーザ識別子と前記第
    2商品情報とを出力する出力手段と、 を備える情報取得装置。
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