JP6297464B2 - シュラウドの取付構造 - Google Patents
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Description
そこで、本発明はこれらの問題点を解決することを課題とする。
コア(1)の樹脂タンク(13)の外周に樹脂製の係止部材(3)が突設され、シュラウド(2)側に樹脂製の係合部材(4)が突設されたシュラウドの取付構造において、
前記樹脂タンク(13)の係止部材(3)は、その樹脂タンク(13)の外周に互いに対向して配置された一対の脚部(5a)と、その脚部(5a)の先端間に設けた方形の枠部(5)とを有し、
前記枠部(5)は、その先端面に係合部材(4)を挿通する開口部(6)が形成され、その先端面から厚み方向の端に段部(5b)が形成され、その枠部(5)の後端面側は横断面が台形(7)に形成され、
前記シュラウド(2)側の係合部材(4)は、前記枠部(5)の開口部(6)の内周に整合する方形の台部(8) と、その台部(8)上に互いに対向して突設された一対の係合片(9)と、その各係合片(9)の先端部にそれぞれ外側へ向けて突設された係合爪(10)と、を具備し、
前記係合部材(4)の台部(8)が、前記係止部材(3)の枠部(5)内に嵌入したとき、前記一対の係合片(9)の各係合爪(10)が前記枠部(5)の後端面の縁に係止されるように構成されたシュラウドの取付構造である。
前記係合爪(10)は、その長手方向に平行な横断面が楔状に形成されたシュラウドの取付構造である。
前記係合片(9)の対向面側で、その各係合片(9)の長手方向に平行に補強リブ(11)が設けられ、前記補強リブ(11)はその対向面で互いに重ならない位置に配置されたシュラウドの取付構造である。
係合部材4が、枠部5の内周に整合する方形の台部8と、その台部8上に互いに対向して突設された一対の係合爪10を有する係合片9と、を具備する。そして、台部8が、係止部材3の枠部5に嵌入したとき、一対の係合片9の各係合爪10が前記枠部5の後端面の縁に係止されるものである。
そのため、台部8が枠部5内に嵌入することより、シュラウドの重量を確実に支持し、一対の係合爪10により、容易にその抜け止めを行うことができる。しかも、シュラウド側の構造が簡単で樹脂成形の金型の製作が容易となり、量産性が高く、安価に提供できる。
また、枠部5の後端面側は横断面が台形7に形成されているため、そこに親指と人指し指を挿入することにより、容易に一対の係合爪10の係合を分離できると共に、シュラウドを容易に外し易い。
請求項3に記載の発明は、各係合片9対向面側で、その長手方向に平行に補強リブ11が設けられ、各補強リブ11は互いに重ならない位置に配置されたので、係合片9の剛性が補強されて、その破損を効果的に防止できる。
本発明のシュラウドの取付構造は、図2に示す如く、シュラウド2の少なくとも上部の幅方向両端部に係合部材4を突設し、その係合部材4の位置に整合するように樹脂タンク13の端部に係止部材3を設ける。
シュラウド2は、その内部に図示しないファンが収納される樹脂製のものであり、樹脂タンク13も同様のものであって、その一端が開口し、その開口部にチューブプレート14を介して、フィンと偏平チューブとからなるコア1のチューブ端が挿通されるものである。
係止部材3の係止端部から脚部5aと樹脂タンク13の付根部までの間隔は、係合部材4の係合片9の先端から係合爪10の長さよりも僅かに長く形成され(図3参照)ている。
また、係止部材3の台形7の位置では全周が側壁に囲まれているが、台形7から後端の位置では脚部5aを除いた部分が開放されており、そこに指を挿入して係合片9を容易に挿脱できるように形成されている。
この例では、左側の係合片9には一本の補強リブ11を設けたが、それに替えて、複数本それを設け、且つその位置が対向する係合片9の補強リブ11と重ならない位置に設けることができる。
2 シュラウド
3 係止部材
4 係合部材
5 枠部
5a 脚部
5b 段部
7 台形
8 台部
9 係合片
10 係合爪
11 補強リブ
12 パッキン
13 樹脂タンク
14 チューブプレート
Claims (3)
- 熱交換器のコア(1)に対向して導風用のシュラウド(2)が配置され、
コア(1)の樹脂タンク(13)の外周に樹脂製の係止部材(3)が突設され、シュラウド(2)側に樹脂製の係合部材(4)が突設されたシュラウドの取付構造において、
前記樹脂タンク(13)の係止部材(3)は、その樹脂タンク(13)の外周に互いに対向して配置された一対の脚部(5a)と、その脚部(5a)の先端間に設けた方形の枠部(5)とを有し、
前記枠部(5)は、その先端面に係合部材(4)を挿通する開口部(6)が形成され、その先端面から厚み方向の端に段部(5b)が形成され、その枠部(5)の後端面側は横断面が台形(7)に形成され、
前記シュラウド(2)側の係合部材(4)は、前記枠部(5)の開口部(6)の内周に整合する方形の台部(8) と、その台部(8)上に互いに対向して突設された一対の係合片(9)と、その各係合片(9)の先端部にそれぞれ外側へ向けて突設された係合爪(10)と、を具備し、
前記係合部材(4)の台部(8)が、前記係止部材(3)の枠部(5)内に嵌入したとき、前記一対の係合片(9)の各係合爪(10)が前記枠部(5)の後端面の縁に係止されるように構成されたシュラウドの取付構造。 - 請求項1に記載のシュラウドの取付構造において、
前記係合爪(10)は、その長手方向に平行な横断面が楔状に形成されたシュラウドの取付構造。 - 請求項1または請求項2に記載のシュラウドの取付構造において、
前記係合片(9)の対向面側で、その各係合片(9)の長手方向に平行に補強リブ(11)が設けられ、前記補強リブ(11)はその対向面で互いに重ならない位置に配置されたシュラウドの取付構造。
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