JP6296754B2 - 袋状容器の充填シール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上端が開放された袋状容器(バッグ)に粉末状のコーヒー等の製品を充填した後、上端の開口部をシールする袋状容器の充填シール装置に関するものである。
上端が開口した袋状容器に粉末状のコーヒーや紅茶等の製品を充填して、袋状容器の上端をシールする充填シール装置は従来から広く知られている。このような従来の装置では、袋状容器の両側面の上方側を把持して、袋状容器を吊り下げた状態で搬送しつつ、袋状容器を開口して充填を行い、その後、上端部をシールしている。
袋状容器側面のシール部分が狭い場合や、側面が内側に折り込まれたガセット容器の両側面を把持する場合、その把持した箇所が袋状容器の開口部にかかってしまい袋状容器を十分に開口することができなくなるという問題があった。そこでガセット容器でも開口面積を大きくすることができる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4159507号公報
前記特許文献1に記載された発明の構成では、ガセット容器の側面4箇所をクランプすることによって開口面積を大きくするようにしているので、構成が複雑であるという問題があった。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、袋状容器内に製品を充填する充填ノズルと、充填された袋状容器の上部をシールするシール手段と、袋状容器の底面および前後左右面を囲むように支持する囲みガイドと、昇降可能に設けられ、袋状容器の上端に係合可能なトップガイドと、前記トップガイドの下方に配置されて前記囲みガイドによって保持されている袋状容器を押える押圧ガイドとを備え、前記充填ノズルによる充填が終了た袋状容器を、前記押圧ガイドによって袋状容器の移動を許容するように弱く押圧しつつ、前記トップガイドを下降させて袋状容器の上端を一定の高さに揃えた後に、前記押圧ガイドは袋状容器が移動しないように強く押圧して前記シール手段によりシールすることを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記押圧ガイドを移動させて前記押圧ガイドを2段階の強さで袋状容器を押圧する押圧ガイド駆動手段とを設けことを特徴とするものである。
さらに、第3の発明は、前記第1の発明または第2の発明において、前記囲みガイドは、回転体に円周方向等間隔で複数設けられており、袋状容器の底面を支持する底面ガイドと、この底面ガイドの上方両側に設けられ、袋状容器の前後面と両側面とを支持する一対の側面ガイドとを有し、前記側面ガイドの少なくとも一方を袋状容器を保持する位置と開放位置とに移動可能にしたことを特徴とするものである。
また、第4の発明は、前記第3の発明において、前記回転体に設けられた前記底面ガイドへ、袋状容器を保持して供給する供給手段を移動可能に配置し、前記側面ガイドの一方を開放し、その開放した側方から前記供給手段により袋状容器を前記底面ガイド上へ供給することを特徴とするものである。
また、第5の発明は、前記第3または第4の発明において、前記側面ガイドの上下に一対ずつ配置された折り込みガイドと、これら折り込みガイドを移動させる折り込みガイド移動手段とを設け、前記折り込みガイドにより袋状容器の側面を折り込んだ後、前記押圧ガイドを移動させることを特徴とするものである。
本発明に係る袋状容器の充填シール装置は、袋状容器の底面および前後左右面を囲む囲みガイドによって袋状容器を支持した状態で、充填およびシールを行うようにしたので、クランプによって容器を保持する位置やクランプを動作させる機構等を考慮する必要なく、袋状容器を十分に開口することが可能になった。また、前記囲みガイドによって保持している袋状容器の上端をトップガイドによって揃えるようにしたので、シール位置が安定してシール強度のバラツキがなくなり、見栄えが良くなった。
図1は袋状容器の充填シール装置の全体の配置を示す平面図である。(実施例1) 図2はロータリ式充填機にバッグを供給する供給部の構成を示す斜視図である。 図3は充填バケットユニットおよびバッグ押さえガイドを示す図であり、図(a)は横断面図、図(b)は平面図、図(c)は左側面図、図(d)は右側面図である。 図4はバッグ供給チャックを示す図であり、図(a)は側面図、図(b)は要部の縦断面図である。 図5はバッグ供給チャックを示す図であり、図(a)は開閉駆動部を示す側面図、図(b)はバッグ供給チャックの開閉駆動部を示す平面図である。 図6はバッグ開口ユニットを示す図であり、図(a)は平面図、図(b)は縦断面図である。 図7はロータリ式充填機の充填ノズルによる充填時の状態を示す縦断面図である。 図8は折り込みユニットを示す図であり、図(a)は縦断面図、図(b)は正面図である。 図9はシールユニットを示す図であり、図(a)は折り込みユニットおよびシールユニットの揺動機構を示す図、図(b)は折り込みユニットおよびシールユニットの正面図、図(c)はロータリ式充填機およびシールユニットの縦断面図である。 図10(a)〜(f)は充填ノズルによる充填工程を順次示す図である。 図11は折り込み工程およびシール工程を順次示す斜視図である。
ロータリ式充填機の外周部に円周方向等間隔で複数の囲みガイドが設けられ、これら各囲みガイドの上方にそれぞれ充填ノズルが配置されている。囲みガイドは、袋状容器(バッグ)を保持する充填バケットであり、バッグの底部を支持する底面ガイドと、この底面ガイド上に載せられたバッグの搬送方向前方側の側面と後方側の側面をそれぞれ支持する前後の側面ガイドを備えている。搬送方向前方側の側面ガイドは開閉可能になっており、この前方側側面ガイドを開放した状態で、ロータリ式充填機の回転体の回転方向と逆の方向に回転可能なバック供給手段によってバッグを供給する。バッグ供給手段は、旋回可能なチャックを有しており、このチャックによって把持したバッグを、前記底面ガイド上に移載する。
充填バケットに供給されて保持されたバッグの開口部を、バッグ開口ユニットの開口手段によって両面を吸着した後後退して開口部を開放する。バッグが開口されると、上方の充填ノズルおよび充填ノズルの開口部の周囲を囲むカバーをバッグ内に挿入し、計量装置で計量された製品(粉末状のコーヒー等の内容物)を充填する。その後、折り込みポジションで、上方側の折り込みガイドと下方側の折り込みガイドをバッグの両側から挿入するとともに、バッグ押さえガイドを接近させてバッグの上部を弱い力で押さえ、バッグトップ揃えガイドを下降させてバックの上端の高さを同一に揃える。バッグは製袋時の誤差等によってそれ自体の高さが異なっている場合があり、また、粉末等を充填した際にバッグの膨らみ量にバラツキが発生する場合があるため、充填バケットに保持されているバッグの高さが異なっている場合がある。そこで、このバッグトップ揃えガイドによって上端の高さを揃えている。バッグの高さを揃えた後、バッグ押さえガイドによってバッグを強く保持して位置決めした状態にする。
上端の高さが揃えられたバッグは、次のシールステーションで開口部をシールされる。シール手段は一対のヒータを備えており、これらヒータをバッグの開口部に両側から接触させてシールする。上下の折り込みガイドとトップ揃えガイドを備えた折り込みユニットおよびシール手段を備えたシールユニットは、ロータリ式充填機の回転に追従して回転するようになっており、前記折り込み工程およびシール工程を行う間回転体の回転に追従して回転する。その後、元の位置に戻って次のバッグの折り込み、シールを行う。シールが済んだバッグは、排出手段によって排出され、次の工程に送られる。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。袋状容器2(この実施例ではドリップコーヒー用のバッグ)に内容物(粉末状のコーヒー等の製品)を充填するロータリ式充填機4と、このロータリ式充填機4にバッグ2を供給するバッグ供給手段6(図1および図2では図示を省略して位置だけを示す)と、前記ロータリ式充填機4の充填ノズル8(図2参照)に内容物を供給する計量装置10と、内容物が充填されたバッグ2の折り込みを行う折り込みユニット12(図8参照)と、内容物が充填されたバッグ2の開口部をシールするシールユニット14(図9参照)等を備えている。
この実施例で使用されるバッグ2は、ロール状に巻かれたウエブ(不織布で構成されたシート状本体部分の両側部に所定の間隔で紙製の支持体16が接着されている)を繰り出して長手方向に2つ折りにし、この長手方向を横断する方向に所定の長さごとにシールおよび切断を行って、袋状容器(バッグ2)に成形する。このバッグ2の両側部をガセット折り装置(図示せず)によって内側に折り込んだ後、バッグ供給手段6によって前記ロータリ式充填機4に供給する。
ロータリ式充填機4には、回転体18の外周部に円周方向等間隔で、バッグ供給手段6から供給されたバッグ2の底面を保持する底面ガイド20と、この底面ガイド20上に載せられたバッグ2の搬送方向後方側の側面を保持する後方側側面ガイド22、およびバッグ2の搬送方向前方側の側面を保持する前方側側面ガイド24を有する充填バケット26が設けられている(図2参照)。この実施例では、底面ガイド20は、底部がV字状に折り曲げられた2つの傾斜面を有しており、全体として回転体18の接線方向を向けて配置されている。前記傾斜面の一方(回転体18の半径方向内方側)は、上部に垂直な支持面が形成されている。また、前後の側面ガイド24、22は、半径方向外方側の端部が直角に折り曲げられ、前記底面ガイド20に支持されたバッグ2の半径方向外方側の一部を支持するようになっている。
前記各充填バケット26の上方には、この充填バケット26に支持されているバッグ2の上部を両側から押さえる押圧ガイド(バッグ押さえガイド28)が配置されている。このバッグ押さえガイド28は、回転体18の半径方向内方側と外方側に配置され、互いに接近離隔可能な一対の水平板28a、28bを有している。バッグ押さえガイド28は、両水平板28a、28bが離隔した位置と、接近してバッグ2を両側から軽く押さえる保持位置と、さらに接近してバッグ2を強く押さえる固定位置との2段階の閉鎖位置を有している。前記保持位置ではバッグ2を軽く押さえてその移動を許容するが、固定位置ではバッグ2が移動しないように強く押さえるようになっている。
充填バケット26の側面ガイド22、24は、ロータリ式充填機4の回転体18に放射方向を向けて固定した垂直な取付板30の両側に配置されている(図3(b)、(c)、(d)参照)。バッグ2の搬送方向前後に配置された一対の側面ガイド22、24は、それぞれ側面ガイド開閉用カム32、34によって回動(開閉動作)するようになっている。各側面ガイド22、24は、基部側が、一端を支点として水平面内で回動するL字状レバー36、38の他端(先端)に固定され、このL字状レバー36、38の先端寄りに水平なロッド40、42の一端が連結されている。このロッド40、42の他端は、前記取付板30に水平な支点軸によって回転可能に支持されたレバー44、46の一端に連結されている。このレバー44、46の支点軸を挟んだ他端側にスプリング48、50が取り付けられてこのレバー44、46を引き付けており、前記ロッド40、42を押し出す方向(側面ガイド22、24を閉じる方向)に常時付勢している。
また、前記レバー44、46の他方の端部に縦方向のリンク52、54が連結され、これらリンク52、54の下端にそれぞれカムフォロア56、58が取り付けられている。これらのカムフォロア56、58は前記スプリング48、50によって側面ガイド開閉用カム32、34に係合している。従って、搬送方向の前後に配置された一対の側面ガイド22、24は、側面ガイド開閉用カム32、34の形状に応じて独立して開閉することができる。垂直な取付板30の両側に垂直方向のレール60、62が固定され、前記縦方向のリンク52、54に取り付けたスライダー64、66が嵌合しており、これらレール60、62に案内されて縦方向のリンク52、54が昇降し、側面ガイド22、24が開閉する。
充填バケット26の上方に配置されているバッグ押さえガイド28も、カム(バッグ押さえガイド作動用カム68)によって開閉するようになっている。水平方向に互いに向かい合って配置されているバッグ押さえガイド28の水平板28a、28bは、前記垂直な取付板30の両側に配置され、回転体18の半径方向に進退動する進退動プレート70、72に取り付けられている。これら進退動プレート70、72にはそれぞれスライダー74、76が固定されて、前記取付板30の両側に取り付けられた水平方向のレール78、80にそれぞれ嵌合している。また、両進退動プレート70、72は、それぞれ斜め方向のリンク82、84を介して昇降部材86に連結されている。この昇降部材86は、下端にカムフォロア88が取り付けられており、このカムフォロア88が前記バッグ押さえガイド作動用カム68に係合している。昇降部材86にはスライダー90が固定されており、前記垂直な取付板30に固定された垂直方向のレール92に嵌合しており、このレール92に沿って昇降する。昇降部材86は、スプリング94によって常時下方へ付勢されて、前記カムフォロア88がバッグ押さえガイド作動用カム68に係合するようになっている。
ロータリ式充填機4のバッグ供給位置(図1に符号Aで示す位置)には、上流側で成形されたバッグ2を受け取って前記充填バケット26に供給するバッグ供給手段6が設けられている。このバッグ供給手段6は、バッグ受け取り位置Xで受け取ったバッグ2を、ロータリ式充填機4の回転体18の回転方向(図1の矢印R参照)と逆方向に回転して(同図の矢印S参照)前記充填バケット26に受け渡す。
バッグ供給手段6は、バッグ2を保持する旋回移載チャック96と、この旋回移載チャック96を開閉してバッグ2を保持し、また解放するチャック開閉手段(チャック開閉用モータ98)と、バッグ旋回移載チャック96をバッグ受け取り位置Xとバッグ供給位置Aとの間で往復揺動させるチャック旋回用モータ100とを備えている。旋回移載チャック96は、水平プレート102の下面側に固定された取付体104に一対の回転ピン106を介して回転可能に支持された一対のチャック部材96a、96bを有している。一対のチャック部材96a、96bの一方(図4(a)、図5(a)、(b)の右側のチャック部材96b)に、レバー108を介してロッド110(図5(b)参照)の一端が連結されている。また、両回転ピン106は、回転伝達手段112を介して連結されており、両チャック部材96a、96bは同時に逆方向に回転するようになっている。従って、前記レバー108を回動させることにより前記一方のチャック部材96bを回転させると、両チャック部材96a、96bが開閉して、バッグ2を把持し、また解放することができる。
旋回移載チャック96が取り付けられている前記水平プレート102に縦方向のプレート114が固定され、この縦方向プレート114に、水平方向を向けたチャック開閉用モータ98が固定されている。このチャック開閉用モータ98の駆動軸に、前記ロッド110の他端部が偏心円板116を介して連結されている。従って、チャック開閉用モータ98の駆動によりロッド110の他端部(チャック開閉用モータ98側)を偏心回転させると、このロッド110の前記一端部(レバー108側)が進退動して、旋回移載チャック96を開閉する。
ロータリ式充填機4の側方にスタンド118(図4参照)が設置されており、このスタンド118に水平な支持板120が固定されている。この水平支持板120の先端部寄りに、直立した円筒部材122が固定され、この円筒部材122内にベアリング124を介して垂直な回転軸126が回転自在に支持されている。この回転軸126の、前記円筒部材122の下面から突出した部分に、前記旋回移載チャック96を支持している水平プレート102が固定されている。回転軸126の上端の円筒部材122から突出している部分に、レバー128が取り付けられ、その一端にロッド130の一端が連結されている。このロッド130の他端は、前記スタンド118に鉛直方向を向けて取り付けられているチャック旋回用モータ100の駆動軸に、偏心円板132を介して連結されている。
チャック旋回用モータ100の駆動によって前記ロッド130の他端を偏心回転させることにより、ロッド130の前記一端側に連結されているレバー128を所定角度回動させ、前記旋回移載チャック96が取り付けられている水平プレート102を往復回動させることができる。この水平プレート102の往復回動により、前記旋回移載チャック96をバッグ受け渡し位置Xとロータリ式充填機4へのバッグ供給位置Aとの間で往復揺動する(図1の符号S、Tで示す矢印参照)。なお、この実施例では、上流側の工程で成形されたバッグ2が横方向を向けて(開口部2aと底部2bが横を向いた状態)取り出されるようになっており、開口部2a側を上方に向けた状態に90度回転された後、このバッグ供給手段6の旋回移載チャック96に受け渡される(図2参照)。
前記バッグ供給手段6によってロータリ式充填機4の充填バケット26にバッグ2が供給された後、まず最初に、バッグ開口ユニット134(図6(a)、(b)参照)によってバッグ2の開口部2aを開放する。バッグ開口ユニット134は、前記バッグ供給位置Aの下流側に配置されており(バッグ開口位置を図1中に符号Bで示す)、回転体18の回転軸136の外周に嵌合された回転筒体138に取り付けられた水平な取付板140上に設置されている。この水平な取付板140は、縦方向のアーム141によって回転体18の下部外周に嵌合した筒体144に取り付けられており、駆動手段(後に説明する折り込みユニットおよびシールユニットと同じ駆動手段)により、回転体18の回転と別に回転できるようになっている。水平な取付板140は、前記バッグ供給手段6によってバッグ2が供給された充填バケット26を所定の区間追従して回転し、その後、逆方向に回転し、元の位置に戻って次の充填バケット26を待つようになっている。
前記水平な取付板140は、回転体18の各充填バケット26よりもやや高い位置に配置されており、その下面側の、充填バケット26に保持されているバッグ2の上端部とほぼ同じ高さに、バッグ2の移動経路の両側に位置するように開口手段142が配置されている。この開口手段142は一対の吸着部142a、142bを備えている。また、水平な取付板140の上面に、一対の吸着部142a、142bを互いに接近離隔する方向に進退動させる駆動部が配置されている。水平な取付板140上に回転体18の半径方向を向いたレール145が固定され、このレール145上に充填バケット26の移動経路の半径方向内方側と外方側にそれぞれ位置するように2個のスライダ146、148が嵌合している。これら2個の各スライダ146、148に、それぞれ取り付けアーム150、152を介して開口手段142の吸着部142a、142bが取り付けられている。一方(半径方向外方側)の取り付けアーム150は、中央部が支点ピン154を介して回動可能なレバー156の一端に、短いリンク158を介して連結され、他方(半径方向内方側)の取り付けアーム152は、前記レバー156の他端にロッド160を介して連結されている。
前記水平な取付板140上に直立した固定板162が設置され、この固定板162に開口ユニット作動モータ164が水平方向を向けて固定されている。この開口ユニット作動モータ164の駆動軸が、偏心円板166、水平方向のリンク168およびL字状アーム170を介して前記ロッド160の端部側に連結されている。従って、開口ユニット作動モータ164の駆動によって、前記ロッド160を回転体18の半径方向内方側へ引くと、開口手段142の半径方向内方側の吸着部142bが図6(a)の右側へ移動するとともに、半径方向外方側の吸着部142aが同図の左方へ移動し、両吸着部142a、142bが離隔する(図6(a)、(b)に示す状態)。また、ロッド160を半径方向外方側へ押すと、このロッド160側に連結されている吸着部142bが同図の左方へ移動するとともに、他方の吸着部142aが図の右方へ移動し、両吸着部142a、142bが互いに接近する。
開口手段142の両吸着部142a、142bの互いに向かい合う面には多数のバキューム孔が形成されている。また、両吸着部142a、142bの内部空間は、バキューム配管172、174を介して図示しないバキューム源に接続されており、両吸着部142a、142bが両側からバッグ2の上端部に密着した状態でバキュームを作用させた後、これら両吸着部142a、142bを互いに離隔させることによりバッグ2の上端開口部2aを開放することができる。
バッグ開口ユニット134によってバッグ2の開口部2aが開放された後、このバッグ2は、充填バケット26に保持された状態で充填位置Cに到達して製品(コーヒー粉等の内容物)の充填が行われる。このロータリ式充填機4には、各充填バケット26の上方にそれぞれ充填ノズル8が配置されている(図7参照)。回転体18の中心部(前記回転軸136の軸心部)に設置されている支柱176の上端に水平な固定円板178が取り付けられており、この固定円板178の外周寄りに取り付けたカム180(以下、充填ノズル昇降カムと呼ぶ)によって充填ノズル8が昇降される。充填ノズル8は、直立した昇降体182に取り付けられており、この直立昇降体182の上端に取り付けられたカムフォロア184が前記充填ノズル昇降カム180に係合している。回転体18の回転によって充填ノズル8が回転移動すると、この充填ノズル昇降カム180の形状に応じて充填ノズル8が昇降する。この充填ノズル8は上部がホッパ8aになっており、後に説明する計量装置10から内容物がこのホッパ8a内に投入される。
また、充填ノズル8は、充填時にその先端に付着した粉が次の充填時にバッグ2の内面に付着しないように、先端を覆うカバー186(図2参照)とともにバッグ2内に挿入されるようになっている。前記充填ノズル昇降カム180が取り付けられている固定円板178には、別のカム(カバー昇降カム188)が取り付けられている。カバー186も充填ノズル8と同様に直立した昇降体190に取り付けられており、この直立した昇降体190の上端に取り付けられたカムフォロア192が前記カバー昇降カム188によって昇降されることにより、前記カバー186も昇降する。
充填位置Cの、回転体18の側方には、前記充填ノズル8に粉末状のコーヒー等の内容物を供給する計量装置10が配置されている。この計量装置10は、上下を貫通する計量孔(図示せず)が円周方向等間隔で形成された回転円板194を備えている。各計量孔は底面にそれぞれ開閉可能なシャッターが設けられており、この計量孔と前記充填ノズル8とが重なり合ったときにシャッターを開放して内容物を充填ノズル8のホッパ8a内に投入する。
計量装置10が配置された充填位置Cで、充填ノズル8から内容物の充填が行われたバッグ2は、充填ノズル8およびカバー186が抜き取られた後、次の折り込み位置Dに送られる。この折り込み位置Dには、折り込みユニット12が配置されている。この折り込みユニット12は、後に説明するシールユニット14と同じフレーム196上に設置され(図9(b)、(c)参照)、下方のベース198上に固定された円弧状のレール200に嵌合するスライダー202、204を介して回転移動できるようになっている。この実施例では、折り込みユニット12とシールユニット14が、回転体18に追従して一体的に前進し、バッグ2の側部を折り込む工程およびバッグ2の上端の高さを揃える工程と、バッグ2の上端をシールする工程をそれぞれ行った後、後退して元の位置に戻り、往復回動する。
折り込みユニット12は、直立した姿勢のバッグ2の上部に側方(バッグ2の搬送方向前方側と後方側)から挿入されて、バッグ2の側部を折り込む上部折り込みガイド206と、そのバッグ2の下部に側方から挿入されて、バッグ2の側部を折り込む下部折り込みガイド208と、バッグ2の上端を押圧してその高さを一定に揃えるバッグトップ揃えガイド210とを備えている(図8(a)、(b)参照)。前記上部折り込みガイド206は、垂直面内で回動して互いに接近離隔する一対の折り込み爪206a、206bを有している。また、下部折り込みガイド208は、水平面内で回動して互いに接近離隔する一対の折り込み爪208a、208bを有している。
バッグトップ揃えガイド210は、回転体18に設けられた充填バケット26に保持されて搬送されているバッグ2の搬送経路の上方に昇降可能に配置されている。バッグトップ揃えガイド210は、水平方向に配置された取付部材212の先端に取り付けられた水平なプレートからなっている。前記取付部材212の他端は、支点軸214を中心に回転可能に支持されているレバー216の一端に、縦方向のリンク218を介して連結されている。同じ支点軸214に連結されて一体回転する他のレバー220の回動端に水平なロッド222が連結されており、このロッド222の進退動によってバッグトップ揃えガイド210が昇降する。バッグトップ揃えガイド210が取り付けられている取付部材212には、スライダー224が取り付けられて、垂直な取付板228に固定された縦方向のレール226に嵌合しており、バッグトップ揃えガイド210はこのレール226に案内されて昇降する。
上方の折り込みガイド206(206a、206b)は、前記バッグ2の搬送経路の上方に配置されており、この位置で昇降可能であるとともに、両側からバッグ2内に挿入されてバッグ2の両側部を折り込む折り込み位置(図8(b)に示す位置)と、先端部が離れる方向に回動してバッグ2から離れた開放位置とに回転可能である。上方折り込みガイド206は、垂直な取付壁228を貫通する2本の支点ピン230a、230bに、それぞれ上端を回転可能に支持された一対のL字状アーム232a、232bの先端に取り付けられている。このL字状アーム232a、232bは、取付壁228の背面側にそれぞれ取付部材234(図8(a)に一方だけを示す)を介してカムフォロア236が取り付けられており、これらカムフォロア236が、一対の上方折り込みガイド開閉用カム238にそれぞれ係合し、この開閉用カム238の形状に応じて開閉する。
また、L字状アーム232a、232bの後方側の取付部材234が、縦方向リンク240の上端に連結され、この縦方向リンク240の下端は回転軸242に固定されたレバー244の一端に連結されている。同じ回転軸242に固定された他のレバー246の一端が水平なロッド248に連結されている。この水平ロッド248の進退動によって上方折り込みガイド206(206a、206b)が昇降する。上方折り込みガイド206の取付部材234にはスライダー250が固定され、このスライダー250が前記縦方向のレール226に嵌合しており、このレール226によって上方折り込みガイド206の昇降が案内される。
下方折り込みガイド208(208a、208b)は、水平な取付部材252(252a、252b)の先端に取り付けられて進退動するとともに、開閉するようになっている。取付部材252の他端側が水平なリンク254を介して、回転軸256を中心に回転するレバー258の先端に連結されている。同じ回転軸256に固定された他のレバー260の先端に水平なロッド262の先端が連結されており、このロッド262を進退動させることにより下方折り込みガイド208が前進後退する。下方折り込みガイド208の水平なリンク254にスライダー264が固定されて、水平方向のレール266に嵌合しており、下方折り込みガイド208の進退動がこのレール266に案内される。下方折り込みガイド208(208a、208b)の取付部材252(252a、252b)の下方に、垂直方向のピン268(268a、268b)を介して固定された水平部材270(270a、270b)にカムフォロア272(272a、272b)が取り付けられており、このカムフォロア272(272a、272b)が下方折り込みガイド開閉用カム274(274a、274b)に係合している。この開閉用カム274(274a、274b)の形状に応じて下方折り込みガイド208(208a、208b)が水平な面内で開閉する。
前記折り込みユニット12のバッグトップ揃えガイド210によってバッグ2の上端の高さを一定の高さに揃えた後、次のシール位置Eでバッグ2の開口部2aをシールして密封する。前記折り込みユニット12と同じフレーム196上に配置されているシールユニット14は、ロータリ式充填機4の充填バケット26に保持されて回転体18によって回転搬送されるバッグ2の搬送経路の両側に配置されたシール手段276(一対のヒータ276a、276b)を有している(図9(c)参照)。下部の枠体278(図9(b)、(c)参照)を貫通して水平な回転軸280が支持され、この回転軸280の中央に、一端が駆動ロッド282に連結されたリンク284の他端が連結されている。また、回転軸280の両端にそれぞれ、垂直方向のロッド286a、286bに一端が連結されたリンク288a、288bの他端が連結されている。
これら両側の縦方向のロッド286a、286bの上端には、それぞれリンク290a、290bおよび取付部材292a、292bを介してヒータ276a、276bが取り付けられている。縦方向のロッド286a、286bを上昇させると、図9(b)の右方のヒータ276bが左方へ移動するとともに、同図の左側のヒータ276aが右方へ移動して、両ヒータ276a、276bが互いに接近する。また、縦方向のロッド286a、286bを下降させると、右側のヒータ276bが右に移動するとともに、左側のヒータ276aが左に移動して両ヒータ276a、276bが離隔する。前記下方の駆動ロッド282は、ヒータ開閉用モータ294の駆動軸に偏心円板296を介して連結されており、このモータ294の駆動によって前記のように両ヒータ276a、276bが接近離隔する。
前記折り込みユニット12およびシールユニット14は、同じフレーム196上に設置されており、これらユニット12、14はこのフレーム196を移動させることにより一体的に回転移動する。フレーム196の下面には2箇所(折り込みユニット12の下方とシールユニット14の下方)にスライダー202、204が取り付けられており、これらスライダー202、204が、回転体18の円周と同心円上に配置された円弧状レール200に嵌合している。前記フレーム196は、ロッド298を介して駆動源300に連結されており、回転体18の回転に追従して所定区間移動し、その後元の位置に復帰するように往復移動する。なお、フレーム196は、前記開口ユニット134が縦方向のアーム141を介して連結されている筒体144に連結されており、これら折り込みユニット12、シールユニット14および前記開口ユニット134は、同一の駆動により一体的に回転する。
以上の構成に係る袋状容器の充填シール装置の作動について説明する。この充填シール装置の上流側のガセット折り装置(図示せず)で袋状容器(バッグ2)が成形される。ガセット折り装置では、不織布で構成されたシート状の本体部の両側部に一定の間隔で、支持体16(ドリップコーヒー用のバッグからコーヒーを抽出する際にカップの縁部に引っ掛ける紙製の支持体)が取り付けられたウエブがロール状に巻かれており、このロールから引き出されてウエブを2つ折り手段で2つ折りにし、各支持体16の中間部で、ウエブの長手方向を横断する方向に溶着し切断をして一端2aが開口しているバッグ2を成形する。このバッグ2の両側部をバッグ2の内部側に折り曲げて(ガセット折り)両側にマチがあるバッグ2を成形する。
前記のようにガセット折りされ、開口部2aが横方向(図2の左方向)を向いた状態のバッグ2を図示しない取り出し手段でガセット折り装置から取り出して、開口部2aが上向きとなるように90度回転させた後、バッグ供給手段6の旋回移載チャック96に引き渡す。旋回移載チャック96は開閉用モータ98によって開閉できるようになっており、また、旋回用モータ100で前記受け取り位置Xと供給位置Aとの間で揺動可能になっており、受け取り位置Xで旋回移載チャック96を開放した後閉じることにより、前記バッグ受け渡し手段からバッグ2を受け取る。このとき旋回移載チャック96はバッグ2の上端の開口部2a付近を把持する(図2および図4(b)参照)。
旋回移載チャック96がバッグ2を受け取ると、ロータリ式充填機4方向へ旋回(矢印S方向に回転)させて充填機4の充填バケット26に供給する。ロータリ式充填機4は、図1の矢印R方向に連続回転しており、バッグ供給手段6は、その逆方向から(回転体18の回転方向前方側から)回転して充填バケット26にバッグ2を供給する。充填バケット26は、V字状の底面ガイド20と、搬送方向前方側と後方側にそれぞれ開閉可能に配置された側面ガイド24、22とを有しており、バッグ供給位置Aでは、搬送方向前方側の側面ガイド24を開放している(図2参照)。バッグ供給位置Aで充填バケット26にバッグ2が供給されると、バッグ2は、底面ガイド20と搬送方向後方側の側面ガイド22によって支持される。その後、搬送方向前方側の側面ガイド24を閉じて前後の側面ガイド22、24によってバッグ2の四方を囲んだ状態で搬送する。このようにバッグ2を回転体18の回転と逆方向に回転させて供給するようにしたので、バッグ2の供給時に追従区間を設ける必要がなく、装置をコンパクトにすることができる。
充填バケット26に支持されたバッグ2は、次に、バッグ開口位置Bに到達する。このバッグ開口位置Bには、一対の吸着部142a、142bを有する吸着手段142を備えたバッグ開口ユニット134が配置されており、このバッグ開口ユニット134が一定の区間回転体18によって搬送されているバッグ2に追従して回転移動し、その後元の位置まで後退するようになっている。一対の吸着部142a、142bが離隔した状態の開口ユニット134に、図6(a)に符号26Aで示す充填バケット26が到達すると、開口ユニット作動モータ164の駆動により一対の吸着部142a、142bが接近してバッグ2の閉じた状態の開口部2aの両側から接触して吸着し、続いて、両吸着部142a、142bが離隔して、バッグ2の開口部2aを開放する。両吸着部142a、142bが接近してバッグ2に接触し、吸着して開放するまでの間、開口ユニット134は充填機4の回転体18に追従して回転移動する。その後、バキュームを遮断してバッグ2を離し元の位置まで後退して次のバッグ2の開口を行う。
バッグ2を開口した後、充填位置Cで、充填バケット26の上方に設けられている充填ノズル8とカバー186を下降させてバッグ2内に挿入する。図10(a)に示すように、バッグ開口ユニット134の吸着手段142がバッグ2の上端の両面を吸着して拡開した状態でいる間に、充填ノズル8とカバー186を下降させてバッグ2の開口部2aから挿入する(図10(b)参照)。このように充填ノズル8とカバー186を挿入した後に、吸着手段142のバキュームを遮断してバッグ2を離す。その後、カバー186はバッグ2の開口部2aの内側に停止させておき、充填ノズル8をさらに下降させてバッグ2の底部2b近くまで挿入する(図10(c)参照)。
ロータリ式充填機4の回転体18の回転によりバッグ2内に挿入されている充填ノズル8が計量装置10の位置に到達し、計量装置10の回転円板194に形成されている計量孔(図示せず)の一つと重なり合ったとき(図7に示す状態)に、計量孔の底面に設けられているシャッターが開放して、計量孔内に計量されていた内容物(粉末状のコーヒー)が充填ノズル8の上部のホッパ8a内に投入される。充填ノズル8に投入された内容物がバッグ2内に充填され(図10(d)参照)、全量が充填された後、充填ノズル8が上昇される(図10(e)参照)。充填ノズル8の先端がカバー186内の位置まで上昇すると、以降は充填ノズル8とカバー186が一体的に上昇する(図10(f)参照)。なお、図10(d)〜(f)のバッグ2内に斜線で示す部分Mが、充填された粉末状コーヒー等の内容物を示す。
充填バケット26に支持されて内部にコーヒー粉等の内容物が充填されたバッグ2は、次に折り込みユニット12が配置された折り込み位置Dに到達する。この折り込みユニット12も一定の区間回転体18に追従回転するようになっており、その間に折り込み動作等を行う。先ず、上方折り込みガイド206をバッグ2の開口部2aの高さまで下降させるとともに、開放していた両折り込みガイド206(206a、206b)を閉じてその先端をバッグ2の内部側へ挿入する。また、上方折り込みガイド206と同時に、下方折り込みガイド208を水平移動させてバッグ2方向に前進させるとともに、両折り込みガイド208(208a、208b)を閉鎖してその先端部をバッグ2の内部側へ挿入する(図11の中央の図に示すように折り込みガイド206、208を動作させ、図8(b)の状態にする)。
前記上下の折り込みガイド206、208をバッグ2内に挿入しながら、バッグ押さえガイド28(28a、28b)を接近させてバッグ2の上部を保持する。バッグ押さえガイド28は開放した状態から2段階で閉じた状態に移動することができ、この時点では、完全には閉じず、バッグ2の厚さ程度の位置で停止させる。この状態では、バッグ2はバッグ押さえガイド28によって保持されてはいるが、移動可能な状態になっている。ここで上昇位置にあったバッグトップ揃えガイド210を下降させて(図11の右端の図に示す位置から同図の中央の位置まで下降させる)、バッグ2の上端の高さを一定の位置に揃える。バッグトップ揃えガイド210によってバッグ2の上端の高さを揃えると、直ちにバッグ押さえガイド28をさらに前進させてバッグ2を強く保持し、バッグ2の高さが変わらないようにする。
バッグ2の高さを揃えた後、上下の折り込みガイド206、208を開放し、後退させるとともに、バッグトップ揃えガイド210を上昇させて前記バッグ2から離した後、折り込みユニット12は回転体18の回転方向と逆方向に回転して後退する。前記バッグ2は、次のシールユニット14によるシール位置Eに到達する。折り込みユニット12とシールユニット14は、一体的に回転体18の回転移動に追従して移動するようになっている。折り込み位置Dでバッグ2側部の折り込みを開始し、続いてバッグ2上端の高さを揃え終わった時点で、両ユニット12、14が元の位置に戻ると、前記折り込み工程を終了したバッグ2は、戻ってきたシールユニット14の位置(シール位置E)にあり、バッグ2の回転移動に追従してシールユニット14が移動しつつシール工程を行う。シールユニット14は、両側のヒータ276a、276bを接近させてバッグ2上端の開口部2aをシールし、内容物が充填されたバッグ2内を密封する(ヒータ276a、276bが図11の左端の図のように移動してシールを行う)。
ロータリ式充填機4で内容物が充填され、開口部2aがシールされたバッグ2は、回転体16の回転により排出ポジションFに到達し、図示しない排出手段によって排出され次の工程に送られる。
2 袋状容器(バッグ)
8 充填ノズル
20 囲みガイド(底面ガイド)
22 囲みガイド(側面ガイド)
24 囲みガイド(側面ガイド)
210 トップガイド
276 シール手段(ヒータ)

Claims (5)

  1. 袋状容器内に製品を充填する充填ノズルと、充填された袋状容器の上部をシールするシール手段と、袋状容器の底面および前後左右面を囲むように支持する囲みガイドと、昇降可能に設けられ、袋状容器の上端に係合可能なトップガイドと、前記トップガイドの下方に配置されて前記囲みガイドによって保持されている袋状容器を押える押圧ガイドとを備え、
    前記充填ノズルによる充填が終了した袋状容器を、前記押圧ガイドによって袋状容器の移動を許容するように弱く押圧しつつ、前記トップガイドを下降させて袋状容器の上端を一定の高さに揃えた後に、前記押圧ガイドは袋状容器が移動しないように強く押圧して前記シール手段によりシールすることを特徴とする袋状容器の充填シール装置。
  2. 前記押圧ガイドを移動させて前記押圧ガイドを2段階の強さで袋状容器を押圧する押圧ガイド駆動手段とを設けことを特徴とする請求項1に記載の袋状容器の充填シール装置。
  3. 前記囲みガイドは、回転体に円周方向等間隔で複数設けられており、袋状容器の底面を支持する底面ガイドと、この底面ガイドの上方両側に設けられ、袋状容器の前後面と両側面とを支持する一対の側面ガイドとを有し、前記側面ガイドの少なくとも一方を袋状容器を保持する位置と開放位置とに移動可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の袋状容器の充填シール装置。
  4. 前記回転体に設けられた前記底面ガイドへ、袋状容器を保持して供給する供給手段を移動可能に配置し、前記側面ガイドの一方を開放し、その開放した側方から前記供給手段により袋状容器を前記底面ガイド上へ供給することを特徴とする請求項3に記載の袋状容器の充填シール装置。
  5. 前記側面ガイドの上下に一対ずつ配置された折り込みガイドと、これら折り込みガイドを移動させる折り込みガイド移動手段とを設け、
    前記折り込みガイドにより袋状容器の側面を折り込んだ後、前記押圧ガイドを移動させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の袋状容器の充填シール装置。
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