JP6296235B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
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Description
このような特許文献1に記載されている従来の湯水混合装置においては、湯用弁体に設けられた湯用圧力開放穴の開度が湯用パイロット弁により減少されると、湯用圧力室内の圧力が上昇して湯用弁体が湯用弁座に向けて押圧されるようになっている。一方、水用弁体に設けられた水用圧力開放穴の開度が水用パイロット弁により減少されると、水用圧力室内の圧力が上昇して水用弁体が水用弁座に向けて押圧されるようになっている。また、湯用パイロット弁及び水用パイロット弁は、レバーにより、湯用圧力開放穴の開度が減少されると水用圧力開放穴の開度が増加され、湯用圧力開放穴の開度が増加されると水用圧力開放穴の開度が減少されるように駆動されるようになっている。さらに、レバーは、バイアスばね、及び湯水混合装置本体内で混合された湯の温度に応じて付勢力を発生する感温ばねによって付勢され、湯用パイロット弁及び水用パイロット弁を駆動するようになっている。
このように構成された本発明においては、移動速度規制手段として、湯用弁体及び水用弁体を制動するダンパ部材を採用することにより、簡易な構成によって湯用弁体の湯用弁座に対する移動速度と水用弁体の水用弁座に対する移動速度を効果的に規制することができる。
このように構成された本発明においては、連結部材により湯用弁体と水用弁体とが互いに連結されており、この連結部材の一端部及び他端部の少なくとも一方にダンパ部材のダンパ本体部が設けられているため、このダンパ本体部が湯用弁体及び水用弁体と一体的に湯用圧力室内又は水用圧力室内を移動することができる。また、ダンパ本体部が湯用圧力室内又は水用圧力室内を移動する際、ダンパ本体部の外周に設けられて環状に形成された当接部材が湯用圧力室又は水用圧力室の内面に当接した状態で摺動することにより、その摺動抵抗を湯用弁体と水用弁体のそれぞれに対して適度に与えることができるため、簡易な構成によって湯用弁体の湯用弁座に対する移動速度と水用弁体の水用弁座に対する移動速度を適切に規制することができる。
このように構成された本発明においては、ダンパ本体部の周囲の通水可能な流路が当接部材によって、一部を除いて狭められている状態になる。このような状態においては、ダンパ部材が移動する際に、水がダンパ本体部の全周のうち一部のみを通過する流路には抵抗(以下「流路抵抗」と呼ぶ)が生じており、この流路抵抗が高まることにより、水の急激な移動が抑制され、水が湯用圧力室又は水用圧力室から急激に流出したり、急激に流入したりすることを抑制できる。したがって、湯用弁体の湯用弁座に対する移動速度と水用弁体の水用弁座に対する移動速度が規制されるため、吐水温度及び吐水流量が周期的に変化する現象を効果的に抑制することができる。一方で、湯用弁体及び水用弁体が比較的緩やかな速度で移動する際には、湯用圧力室又は水用圧力室へ流出入する水の瞬間流量が少量であり、十分にスムーズに流れるため、摺動抵抗が抑えられ、僅かな力でも弁体が移動できるため、微量な温度変化に対しても敏感に反応することが可能となる。
このように構成された本発明においては、ダンパ本体部が湯用弁体と共に閉弁方向且つ水用弁体と共に開弁方向に移動しているときには、当接部材が連通路の流路面積を広げることにより連通路の流路抵抗が低められて水が流れやすくなる。一方、ダンパ本体部が湯用弁体と共に開弁方向且つ水用弁体と共に閉弁方向に移動しているときには、当接部材が連通路の流路面積を狭めることにより連通路の流路抵抗が高められて水が流れにくくなる。したがって、湯用弁体がダンパ本体部と共に全閉状態に移動しているときの制動について、水用弁体がダンパ本体部と共に全閉状態に移動しているときの制動よりも弱めることができ、開弁している状態の湯用弁体を閉弁させる場合において、開弁している状態の水用弁体を閉弁させる場合に比べて、素早く閉弁させることができる。特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体を素早く閉弁させることができるができるため、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができる。
このように構成された本発明においては、連結部材の他端部に連結されるダンパ本体部が第1の圧力室内やこの第1の圧力室内と連通孔により連通している第2の圧力室内を水用弁体と一体的に移動することにより、連結部材の一端部に連結される湯用弁体を湯用圧力室内で連結部材及びダンパ本体部と一体的に移動させることができる。また、水用ダンパ本体部は、湯用弁体が開弁方向に移動している場合には、第1の圧力室内や第2の圧力室内を水用弁体の閉弁方向に移動し、湯用弁体が閉弁方向に移動している場合には、第1の圧力室内や第2の圧力室内を水用弁体の開弁方向に移動するが、このダンパ本体部が第1の圧力室内や第2の圧力室内を移動する際、ダンパ本体部の外周に沿って環状に形成された環状溝に取り付けられた当接部材の当接部が第1の圧力室の内面や第2の圧力室の内面に当接した状態で摺動することにより、その摺動抵抗を湯用弁体と水用弁体のそれぞれに対して適度に与えることができるため、簡易な構成によって湯用弁体の湯用弁座に対する移動速度と水用弁体の水用弁座に対する移動速度を適切に規制することができる。さらに、当接部材の先端部が、第1の圧力室の内面や第2の圧力室の内面に当接する当接部から水用弁体の開弁方向に向かって先細り形状に形成されているため、湯用弁体が閉弁方向に移動してダンパ本体部が水用弁体の開弁方向に移動している場合には、当接部材の当接部が第1の圧力室の内面や第2の圧力室の内面に当接した状態で摺動するときの摺動抵抗を弱めることができる一方、湯用弁体が開弁方向に移動してダンパ本体部が水用弁体の閉弁方向に移動している場合には、当接部材の当接部が第1の圧力室の内面や第2の圧力室の内面に当接した状態で摺動するときの摺動抵抗を強めることができる。特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体を素早く閉弁させることができるができるため、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができる。
このように構成された本発明においては、少なくともダンパ部材が設けられている湯用圧力室又は水用圧力室の何れか一方の圧力室内と湯水混合装置本体の外部とを連通させてこの圧力室内の空気を抜くための空気穴が形成され、この空気穴には、圧力室内の空気を抜く際に取り外し可能であり且つ空気抜いた後に取り付け可能な蓋体が設けられていることにより、例えば、組立時に、空気穴から蓋体を取り外した状態で、ダンパ部材が設けられた圧力室内の空気を空気穴から湯水混合装置本体の外部に完全に抜いた後に、蓋体を空気穴に取り付けた状態でダンパ部材を作動させることにより、圧力室内の空気がダンパ部材の制動を阻害することを確実に防ぐことができ、ダンパ部材による確実な制動を実現することができる。
このように構成された本発明においては、湯用圧力室内の圧力と水用圧力室内の圧力とが互いに等しい状態のときに、湯用弁体から湯用弁座までの距離が水用弁体から水用弁座までの距離よりも小さくなるように湯用弁体及び水用弁体のそれぞれを位置決めする位置決め手段を有することにより、湯用弁体が全閉状態に移動しているときの制動について、水用弁体が全閉状態に移動しているときの制動よりも弱めることができ、開弁している状態の湯用弁体を閉弁させる場合において、開弁している状態の水用弁体を閉弁させる場合に比べて、素早く閉弁させることができる。特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体を素早く閉弁させることができるができるため、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができる。
図1は、本発明の第1実施形態による湯水混合装置を前方斜め上方から見た斜視図である。また、図2は、図1のII−II線に沿って見た断面図であり、図3は、図1のIII−III線に沿って見た断面図であり、図4は、図1のIV−IV線に沿って見た断面図である。さらに、図5は、本発明の第1実施形態による湯水混合装置の底面図である。
また、湯水混合装置1には、感温付勢手段である感温ばね22と、付勢手段であるバイアスばね24とを備え、パイロット弁軸20の軸方向の中央部には、その径方向外側に突出して形成され且つこれらのばね22,24の付勢力によりパイロット弁軸20の軸方向に押圧されるパイロット弁駆動部26が設けられている。
また、中央本体部2aにおける湯側本体部2bとの結合面には、湯供給部4に連通した湯導入凹部28が形成されており、その中央には、湯用弁座30が設けられている。
同様に、中央本体部2aにおける水側本体部2cとの結合面には、水供給部6に連通した水導入凹部32が形成されており、その中央には、水用弁座34が設けられている。図3に示すように、湯用弁座30及び水用弁座34から流入した湯及び水は、中央本体部2aの中心部で合流して混合された後、下方に向かい、湯水吐出部8から吐出されるようになっている。
さらに、図4及び図5に示すように、中央本体部2a内には、湯用パイロット弁16の先端付近から最終的に中央本体部2aの底面まで延びる湯用圧力開放通路42が形成されている。これらの湯用圧力開放通路40,42は、それぞれの下端が湯水混合装置本体2の下方の湯用管部材44によって接続され、互いに連通している。
さらに、図4及び図5に示すように、中央本体部2a内には、水用パイロット弁18の先端付近から最終的に中央本体部2aの底面まで延びる水用圧力開放通路52が形成されている。これらの水用圧力開放通路50,52は、それぞれの下端が湯水混合装置本体2の下方の管部材54によって接続され、互いに連通している。
同様に、パイロット弁軸20水用パイロット弁18が設けられている側の端部は、水用開放通路52内に摺動可能に挿入されている。水用開放通路52の開口端52aは、水用パイロット弁18が軸方向に摺動することによって開閉され、また、開度が変化されるようになっている。さらに、水用開放通路52と連通する水用開放通路50及び水用圧力開放穴46aのそれぞれについても、水用パイロット弁18によって水用開放通路52の開口端52aが開閉されると、水用圧力室46の水用圧力開放穴46aから水用圧力開放通路50に流出する水量が変化されるようになっている。
また、湯導入孔12aには、湯用クリーニングピン56が取り付けられており、湯導入孔12aを貫通するように延びている。この湯用クリーニングピン56は、湯導入孔12aに異物が詰まるのを防止すると共に、湯導入孔12aの流路面積を狭めるようになっている。
また、水導入孔14aには、水用クリーニングピン58が取り付けられており、水導入孔14aを貫通するように延びている。この水用クリーニングピン58は、水導入孔14aに異物が詰まるのを防止すると共に、水導入孔14aの流路面積を狭めるようになっている。
これらの構造により、例えば、パイロット弁軸20が、その軸方向に沿って図4の左方向に移動されると、水用圧力開放通路52の開口端52aの開度が減少すると共に、湯用圧力開放通路42の開口端42aの開度が増大し、湯用圧力室36の湯用圧力開放穴36aから湯用圧力開放通路40に流出する湯量が増加されると共に、水用圧力室46の水用圧力開放穴46aから流出する水量が減少されるようになっている。逆に、パイロット弁軸20が図4の右方向に移動されると、水用圧力開放通路52の開口端52aの開度が増大すると共に、湯用圧力開放通路42の開口端42aの開度が減少し、湯用圧力室36の湯用圧力開放穴36aから湯用圧力開放通路40に流出する湯量が減少されると共に、水用圧力室46の水用圧力開放穴46aから流出する水量が増加されるようになっている。
また、保持部材62は、パイロット弁軸20のパイロット弁駆動機構部26の一端側(図4に示すパイロット弁駆動機構部26に対して左側)を軸方向に摺動可能に保持している。パイロット弁ケーシング60の内部には、湯用圧力開放通路42が形成され、パイロット弁軸20の湯用パイロット弁16が設けられている側の端部が摺動可能に挿入されている。これにより、パイロット弁ケーシング60の内部の湯用圧力開放通路42の開口端42aは、湯用パイロット弁16によって開閉され、また、開度が変化されるようになっている。
さらに、感温ばね22の先端は、このパイロット弁軸20のパイロット弁駆動機構部26の一端側(図4に示すパイロット弁駆動機構部26に対して左側)に当接している。これにより、混合された湯水の温度が上昇して感温ばね22が伸びると、パイロット弁駆動機構部26を図4における右方向に押圧するようになっている。すなわち、感温ばね22は、パイロット弁ケーシング60の内部の湯用圧力開放通路42の開口端42aの開度が減少する方向にパイロット弁駆動機構部26を付勢している。
温度設定スピンドル10の送り雄ねじ10aは、中央本体部2aに形成された雌ねじ溝68に螺合されており、温度設定スピンドル10が回転されると、送りねじの作用により、送り雄ねじ10aが中央本体部2a内で軸方向に摺動されるようになっている。例えば、温度設定スピンドル10を回転操作して、送り雄ねじ10aを図4の左方向に移動させると、保持部材64についても図4の左方向に移動し、湯用パイロット弁16が湯用圧力開放通路42の開口端42aの開度を増大させる方向に移動すると共に水用パイロット弁18が水用圧力開放通路52の開口端52aの開度を減少させる方向に移動するようになっている。一方、温度設定スピンドル10を回転操作して、送り雄ねじ10aを図4の右方向に移動させると、保持部材64についても図4の右方向に移動し、湯用パイロット弁16が湯用圧力開放通路42の開口端42aの開度を減少させる方向に移動すると共に水用パイロット弁18が水用圧力開放通路52の開口端52aの開度を増大させる方向に移動するようになっている。
図6は、本発明の第1実施形態による湯水混合装置の連結部材、湯用ダンパ部材及び水用ダンパ部材を示す分解斜視図であり、図7は、本発明の第1実施形態による湯水混合装置の連結部材、湯用ダンパ部材及び水用ダンパ部材を示す斜視図である。
図2、図3、図6及び図7に示すように、湯用ダンパ部材72は、その中心部が連結部材10の一端部に固定されて湯用圧力室36内を湯用弁体12と一体的に軸方向(図3の左右方向)に摺動可能な湯用ダンパ本体76と、この湯用ダンパ本体76の外周に沿って環状に形成された湯用環状溝76aに取り付けられ且つ部分的に切り欠いて概ね環状に形成されて湯用圧力室36の内周面に当接する当接部材である湯用Cリング78とを備えている。
同様に、図2、図3、図6及び図7に示すように、水用ダンパ部材74は、その中心部が連結部材10の他端部に固定されて水用圧力室46内を水用弁体14と一体的に軸方向(図3の左右方向)に摺動可能な水用ダンパ本体80と、この水用ダンパ本体80の外周に沿って環状に形成された水用環状溝80aに取り付けられ且つ部分的に切り欠いて概ね環状に形成されて水用圧力室46の内周面に当接する当接部材である水用Cリング82とを備えている。
また、図9は、図3に示すA部(又はB部)を拡大した本発明の第1実施形態による湯水混合装置における湯用ダンパ部材の湯用ダンパ本体及び湯用Cリングの部分拡大断面図(又は水用ダンパ部材の水用ダンパ本体及び水用Cリングの部分拡大断面図)であり、湯用ダンパ本体が湯用弁体の開弁方向に移動しているときの状態(又は水用ダンパ本体が水用弁体の閉弁方向に移動しているときの状態)を示す。
さらに、図10は、図7に示すC部(又はD部)を拡大して背面側から見た本発明の第1実施形態による湯水混合装置における湯用ダンパ部材の湯用ダンパ本体及び湯用Cリング(又は水用ダンパ部材の水用ダンパ本体及び水用Cリング)の部分拡大背面図である。
また、図8に示すように、湯用環状溝76aの軸方向の内側面S1とこの内側面S1と対向する湯用Cリング78の軸方向の内側面S2との間、及び、湯用ダンパ本体76の外周面と湯用圧力室36の内面36dとの間には、この湯用Cリング78の内側面S2により開閉されて且つ湯用ダンパ本体76の軸方向の外側の湯用圧力室36bと湯用切欠き溝76cとを連通させる湯用連通路84が形成されている。
さらに、図10に示すように、湯用Cリング78は、その平面断面の一部が切欠き部78aにより湯用ダンパ本体76の移動方向の一端から他端に亘って切り欠かれており、この湯用Cリング78の切欠き部78aにより切り欠かれている部分によって形成される流路は、図8に示す湯用Cリング78により流路面積が変化される湯用連通路84及び湯用切欠き溝76cと連通している。
また、図8に示すように、水用環状溝80aの軸方向の内側面S3とこの内側面S3と対向する水用Cリング82の軸方向の外側面S4との間、及び、水用ダンパ本体80の外周面と水用圧力室46の内面46dとの間には、この水用Cリング82の外側面S4により開閉されて且つ水用ダンパ本体80の軸方向の外側の水用圧力室46bと水用切欠き溝80cとを連通させる水用連通路86が形成されている。
さらに、図10に示すように、水用Cリング82は、その平面断面の一部が切欠き部82aにより水用ダンパ本体80の移動方向の一端から他端に亘って切り欠かれており、この水用Cリング82の切欠き部82aにより切り欠かれている部分によって形成される流路は、図8に示す水用Cリング82により流路面積が変化される水用連通路86及び水用切欠き溝80cと連通している。
そして、図8に示すように、閉弁方向M1に移動している湯用弁体12及び湯用ダンパ本体76に摺動抵抗F1が図8の左方向に与えられると共に、開弁方向M1に移動している水用弁体14及び水用ダンパ本体80に摺動抵抗F2が図8の左方向に与えられた状態で、湯用ダンパ本体76の軸方向の内側の湯用圧力室36bと外側の湯用圧力室36cとが、湯用連通路84及び湯用切欠き溝76cを介して互いに連通していると共に、水用ダンパ本体80の軸方向の内側の水用圧力室46bと外側の水用圧力室46cとが、水用切欠き溝80c及び湯用連通路86を介して互いに連通している状態となっている。
そして、図9に示すように、開弁方向M2に移動している湯用弁体12及び湯用ダンパ本体76に摺動抵抗F1が図9の右方向に与えられると共に、閉弁方向M2に移動している水用弁体14及び水用ダンパ本体80に摺動抵抗F2が図9の右方向に与えられた状態で、湯用ダンパ本体76の軸方向の内側の湯用圧力室36bと外側の湯用圧力室36cとが、湯用連通路84及び湯用切欠き溝76cを介して互いに連通していると共に、水用ダンパ本体80の軸方向の内側の水用圧力室46bと外側の水用圧力室46cとが、水用切欠き溝80c及び湯用連通路86を介して互いに連通している状態となっている。
同様に、湯水混合装置本体2の水側本体部2cには、水用圧力室46と水側本体部2cとを連通させて水用圧力室46内の空気を抜くための水用圧力室用空気穴92が形成され、この空気穴92には、水用圧力室46内の空気を抜く際に取り外し可能であり且つ空気抜いた後に取り付け可能な蓋体94が設けられている。
まず、湯水混合装置1に供給された湯は、湯供給部4を介して湯導入凹部28に流入し、供給された水は、水供給部6を介して水導入凹部32に流入する。さらに、湯導入凹部28に流入した湯は、湯用弁体12の湯導入孔12aを通って湯用圧力室36に流入し、水導入凹部32流入した水は、水用弁体14の水導入孔14a通って水用圧力室46に流入する。
そして、図8に示すように、閉弁方向M1に移動している湯用弁体12及び湯用ダンパ本体76に摺動抵抗F1が図8の左方向に与えられると共に、開弁方向M1に移動している水用弁体14及び水用ダンパ本体80に摺動抵抗F2が図8の左方向に与えられた状態で、湯用ダンパ本体76の軸方向の内側の湯用圧力室36bと外側の湯用圧力室36cとが、湯用連通路84及び湯用切欠き溝76cを介して互いに連通し、水用ダンパ本体80の軸方向の内側の水用圧力室46bと外側の水用圧力室46cとが、水用切欠き溝80c及び湯用連通路86を介して互いに連通している状態となる。
そして、図9に示すように、開弁方向M2に移動している湯用弁体12及び湯用ダンパ本体76に摺動抵抗F1が図9の右方向に与えられると共に、閉弁方向M2に移動している水用弁体14及び水用ダンパ本体80に摺動抵抗F2が図9の右方向に与えられた状態で、湯用ダンパ本体76の軸方向の内側の湯用圧力室36bと外側の湯用圧力室36cとが、湯用連通路84及び湯用切欠き溝76cを介して互いに連通し、水用ダンパ本体80の軸方向の内側の水用圧力室46bと外側の水用圧力室46cとが、水用切欠き溝80c及び湯用連通路86を介して互いに連通している状態となる。
したがって、感温ばね22及びバイアスばね24は、単にパイロット弁軸20(湯用パイロット弁16及び水用パイロット弁18)を移動させる力を発生すれば良く、湯用弁体12及び水用弁体14を移動させるための大きな付勢力を発生させる必要はない。
一方、湯用弁体12及び水用弁体14が比較的緩やかな速度で移動する際には、湯用圧力室36及び水用圧力室46に対して流出入する湯水の瞬間流量が少量であり、十分にスムーズに流れるため、摺動抵抗が抑えられ、僅かな力でも湯用弁体12及び水用弁体14が移動できるため、微量な温度変化に対しても敏感に反応することが可能となる。
一方、図9に示すように、湯用ダンパ本体76が湯用弁体12と共に開弁方向M2に移動する共に水用ダンパ本体80が水用弁体14と共に閉弁方向M2に移動しているときには、湯用Cリング78の軸方向の内側面S2が湯用連通路84の流路面積を狭めることにより湯用連通路84の流路抵抗が高められ、湯用連通路84内の湯が流れにくくすることができる。同時に、水用Cリング82の軸方向の外側面S4が水用連通路86を狭めることにより水用連通路86の流路抵抗が高められ、水用連通路86内の水が流れにくくすることができる。これらの結果、湯用弁体12が湯用ダンパ本体76と共に全閉状態に移動しているときの制動について、水用弁体14が水用ダンパ本体80と共に全閉状態に移動しているときの制動よりも弱めることができ、開弁している状態の湯用弁体12を閉弁させる場合において、開弁している状態の水用弁体14を閉弁させる場合に比べて、素早く閉弁させることができる。特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体12を素早く閉弁させることができるができるため、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができる。
また、湯用ダンパ部材72及び水用ダンパ部材74のそれぞれについては、湯用圧力室36内及び水用圧力室46内のそれぞれに設ける代わりに、一方を省略してもよいし、湯用圧力室36及び水用圧力室46の外部に設けてもよい。
さらに、連結部材70を設けずに、湯用弁体12及び水用弁体14のそれぞれの移動について互いに独立に制御するようにしてもよい。
図11は、本発明の第2実施形態による湯水混合装置を示す、図3と同様な断面図である。また、図12は、本発明の第2実施形態による湯水混合装置の水用ダンパ部材を示す斜視図である。さらに、図13は、図11に示す本発明の第2実施形態による湯水混合装置における水用ダンパ部材の部分を拡大した部分拡大断面図である。
なお、図11〜図13に示す本発明の第2実施形態による湯水混合装置100について、上述した本発明の第1実施形態による湯水混合装置1と同一部分については、同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
この水用ダンパ部材174は、水用弁体14が連結されている連結部材70の端部に固定されて水用圧力室146内を水用弁体14と共に軸方向に移動する水用ダンパ本体180を備えており、この水用ダンパ本体180は、湯用弁体12が開弁方向(図11の左方向)に移動している場合には、水用弁体14の閉弁方向(図11の左方向)に移動し、湯用弁体14が閉弁方向(図11の右方向)に移動している場合には、水用弁体14の開弁方向(図11の右方向)に移動するようになっている。
特に、図13に示すように、パッキン182は、その周方向の断面形状が水用弁体14の閉弁方向(図13の左方向)に向かって開いた形状に形成されて且つ水用圧力室146の内面146dに当接する当接部182aと、この当接部182aから水用弁体14の開弁方向(図13の右方向)に向かって先細り形状に形成された先端部182bと、水用ダンパ本体180の水用環状溝180aの周面に取り付けられる取付部182cとを備えている。このように、パッキン182は、その当接部182aから先端部182bまで延びた後、この先端部182bから取付部182cに折り返すように形成される断面の形状が概ねU字形形状となっているため、簡易的に「Uパッキン」とも呼ばれている。
さらに、この連通孔186の周面には、雌ねじ186aが形成されており、この連通孔186には、雄ねじ部材187が挿入されて、雌ねじ186aに螺合されている。この雄ねじ部材187を回転させることにより、連通孔186内を軸方向に移動させることができ、連通孔186内の雄ねじ部材187の位置に応じて連通孔186aの開度を調整することができるようになっている。例えば、雄ねじ部材187を回転させることにより連通孔186内の雄ねじ部材187の位置を図13の左方向に移動させる程、連通孔186の開度が減少するようになっている。
なお、連通孔186の断面の大きさが極めて小さい細孔の場合には、雄ねじ部材187を省略してもよい。
したがって、湯用弁体12が湯用ダンパ本体72と共に全閉状態に移動しているときの制動について、水用弁体14が水用ダンパ本体180と共に全閉状態に移動しているときの制動よりも弱めることができ、開弁している湯用弁体12を閉弁させる場合において、開弁している水用弁体14を閉弁させる場合に比べて、湯用弁体12を素早く閉弁させることができる。この結果、特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体12を素早く閉弁させることができるができるため、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができる。
また、水用ダンパ部材174を水用圧力室146内に設ける代わりに、湯用弁体12の湯用弁座30に対する移動速度と水用弁体14の水用弁座34に対する移動速度を規制する移動速度規制手段である他の形態のダンパ部材を水用圧力室146の外部に設けてもよい。
なお、この際、Uパッキンをはじめとする方向性を有する、いわゆる、リップパッキンを利用することによって、湯又は水の何れか一方、特に湯の閉弁速度に偏った抵抗を発生させることが可能となる。この結果、特に、例えば、湯水の吐水中に突然の断水状態となって、意に反して高温の湯のみが吐出されてしまうような状況であっても、開弁している湯用弁体12を素早く閉弁させることができ、使用者が吐出された高温の湯に晒される等のトラブルを未然に防ぐことができるため、好ましい。
2 湯水混合装置本体
2a 中央本体部
2b 湯側本体部
2c 水側本体部
4 湯供給部
6 水供給部
8 湯水吐出部
10 温度設定スピンドル
10a 送り雄ねじ
12 湯用弁体
12a 湯導入孔
14 水用弁体
14a 水導入孔
16 湯用パイロット弁
18 水用パイロット弁
20 パイロット弁軸
20a フランジ部
22 感温ばね(感温付勢手段)
24 バイアスばね(付勢手段)
26 パイロット弁駆動部
28 湯導入凹部
30 湯用弁座
32 水導入凹部
34 水用弁座
36 湯用圧力室
36a 湯用圧力開放穴
36b 湯用圧力室
36c 湯用圧力室
36d 湯用圧力室の内面
38 湯用弁体保持部材
40 湯用圧力開放通路
42 湯用圧力開放通路
42a 湯用圧力開放通路の開口端
44 湯用管部材
46 水用圧力室
46a 水用圧力開放穴
46b 水用圧力室
46c 水用圧力室
46d 湯用圧力室の内面
48 湯用弁体保持部材
50 水用圧力開放通路
52 水用圧力開放通路
52a 水用圧力開放通路の開口端
54 水用管部材
56 湯用クリーニングピン
58 水用クリーニングピン
60 パイロット弁ケーシング
62 保持部材
64 保持部材
66 棒部材
68 雌ねじ溝
70 連結部材
72 湯用ダンパ部材(移動速度規制手段)
74 水用ダンパ部材(移動速度規制手段)
76 湯用ダンパ本体(ダンパ本体部)
76a 湯用環状溝
76b 湯用ダンパ本体の外側面
76c 湯用切欠き溝
78 湯用Cリング(当接部材)
78a 湯用Cリングの切欠き部
80 水用ダンパ本体(ダンパ本体部)
80a 水用環状溝
80b 水用ダンパ本体の内側面
80c 水用切欠き溝
82 水用Cリング(当接部材)
82a 水用Cリングの切欠き部
84 湯用連通路
86 水用連通路
88 湯用圧力室用空気穴
90 蓋体
92 水用圧力室用空気穴
94 蓋体
96 湯用スペーサ部材(位置決め手段)
98 水用スペーサ部材(位置決め手段)
100 本発明の第2実施形態による湯水混合装置
146 水用圧力室
146a 第1の水用圧力室
146b 第2の水用圧力室
146d 水用圧力室の内面
174 水用ダンパ部材
180 水用ダンパ本体(ダンパ本体部)
180a 水用環状溝
182 パッキン(当接部材)
182a パッキンの当接部
182b パッキンの先端部
182c パッキンの取付部
186 連通孔
186a 雌ねじ
187 雄ねじ部材
Claims (8)
- 供給された湯及び水を混合して吐出させる湯水混合装置であって、
湯用弁座及び水用弁座を備えた湯水混合装置本体と、
湯導入孔が設けられ、上記湯用弁座の開度を変化させる湯用弁体と、
湯用圧力開放穴が形成された湯用圧力室であって、上記湯用圧力開放穴から流出する湯量が減少すると、上記湯導入孔を介して流入する湯により内部の圧力が上昇して、上記湯用弁体を上記湯用弁座に向けて押圧する上記湯用圧力室と、
水導入孔が設けられ、上記水用弁座の開度を変化させる水用弁体と、
水用圧力開放穴が形成された水用圧力室であって、上記水用圧力開放穴から流出する水量が減少すると、上記水導入孔を介して流入する水により内部の圧力が上昇して、上記水用弁体を上記水用弁座に向けて押圧する上記水用圧力室と、
上記湯用圧力室の湯用圧力開放穴から流出する湯量を変化させると共に、上記水用圧力室の水用圧力開放穴から流出する水量を変化させるパイロット弁と、
上記湯用圧力室の湯用圧力開放穴から流出する湯量が減少されると、上記水用圧力室の水用圧力開放穴から流出する水量が増加され、上記湯用圧力室の湯用圧力開放穴から流出する湯量が増加されると、上記水用圧力室の水用圧力開放穴から流出する水量が減少されるように、上記パイロット弁を駆動するパイロット弁駆動部と、
上記湯用圧力室の湯用圧力開放穴から流出する湯量又は上記水用圧力室の水用圧力開放穴から流出する水量の何れか一方が減少するように、上記パイロット弁駆動部を付勢する付勢手段と、
上記湯用圧力室の湯用圧力開放穴から流出する湯量又は上記水用圧力室の水用圧力開放穴から流出する水量の他方が減少するように、上記パイロット弁駆動部を、上記湯水混合装置本体内で混合された湯水の温度に応じて付勢する感温付勢手段と、
上記湯用弁体の上記湯用弁座に対する移動速度と上記水用弁体の上記水用弁座に対する移動速度を規制する移動速度規制手段と、
を有することを特徴とする湯水混合装置。 - 上記移動速度規制手段は、上記湯用弁体及び上記水用弁体を制動するダンパ部材である請求項1記載の湯水混合装置。
- 更に、一端部が上記湯用弁体に連結されると共に他端部が上記水用弁体に連結される連結部材を有し、上記ダンパ部材は、上記連結部材の上記一端部及び上記他端部の少なくとも一方に設けられて上記湯用圧力室内又は上記水用圧力室内を移動するダンパ本体部と、このダンパ本体部が設けられた上記湯用圧力室又は上記水用圧力室の内面に当接するように上記ダンパ本体部に取り付けられた当接部材と、を備えている請求項2記載の湯水混合装置。
- 上記当接部材は、上記ダンパ本体部の外周に沿って環状に形成された環状溝に取付けられ、その少なくとも一部が上記ダンパ本体部の移動方向の一端から他端に亘って切り欠かれている請求項3記載の湯水混合装置。
- 上記ダンパ本体部には、上記環状溝から上記水用弁体の閉弁方向に向かって上記ダンパ本体部の端面まで切り欠いた切欠き溝が形成され、上記環状溝と上記当接部材との間には、上記ダンパ本体部の移動に伴って上記環状溝内で移動する上記当接部材により流路面積が変化されて上記ダンパ本体部の軸方向の内側又は外側と上記切欠き溝とを連通させる連通路が形成され、
上記ダンパ部材は、上記ダンパ本体部が上記湯用弁体と共に閉弁方向且つ上記水用弁体と共に開弁方向に移動するときには、上記連通路の流路面積が上記当接部材により広げられる一方、上記ダンパ本体部が上記湯用弁体と共に開弁方向且つ上記水用弁体と共に閉弁方向に移動するときには、上記連通路の流路面積が上記当接部材により狭められるように構成されている請求項4記載の湯水混合装置。 - 上記当接部材は、上記ダンパ本体部の外周に沿って取り付けられて上記水用圧力室及び/又は湯用圧力室の内面に当接するように環状に形成され、
上記ダンパ本体部は、上記湯用弁体が開弁方向に移動している場合には、上記水用弁体の閉弁方向に移動し、上記湯用弁体が閉弁方向に移動している場合には、上記水用弁体の開弁方向に移動し、
上記当接部材は、その周方向の断面形状が上記水用弁体の閉弁方向に向かって開いた形状に形成されて上記水用圧力室及び/又は湯用圧力室の内面に当接する当接部と、この当接部から上記水用弁体の開弁方向に向かって先細り形状に形成された先端部と、を備え、 上記水用圧力室及び/又は湯用圧力室は、上記ダンパ本体部に対して上記水用弁体側に形成される第1の圧力室と、上記ダンパ本体部に対して上記水用弁体と反対側に形成される第2の圧力室と、を備え、上記ダンパ本体部には、上記第1の圧力室と上記第2の圧力室とを連通させる連通孔が形成されている請求項3記載の湯水混合装置。 - 上記湯水混合装置本体には、少なくとも上記ダンパ部材が設けられている上記湯用圧力室又は上記水用圧力室の何れか一方の圧力室内と上記湯水混合装置本体の外部とを連通させて上記圧力室内の空気を抜くための空気穴が形成され、この空気穴には、上記圧力室内の空気を抜く際に取り外し可能であり且つ空気を抜いた後に取り付け可能な蓋体が設けられている請求項2乃至6の何れか1項に記載の湯水混合装置。
- 更に、上記湯用圧力室内の圧力と上記水用圧力室内の圧力とが互いに等しい状態のときに、上記湯用弁体から上記湯用弁座までの距離が上記水用弁体から上記水用弁座までの距離よりも小さくなるように上記湯用弁体及び上記水用弁体のそれぞれを位置決めする位置決め手段を有する請求項1乃至7の何れか1項に記載の湯水混合装置。
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