JP6295970B2 - 給紙装置、及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記録紙を積載収容し、記録紙を引出して供給する給紙装置及びそれを備える画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置は、記録紙を供給する給紙装置と、この供給された記録紙に画像を形成する画像形成部とを備えている。給紙装置では、複数の記録紙が積載されて収容された給紙トレイを上昇させて、最上層の記録紙をピックアップローラーに押し当て、ピックアップローラーを回転させて、記録紙を1枚ずつ引出して供給する。
このような給紙装置としては、給紙トレイに残っている記録紙の枚数を求めて表示するものがあり、これにより記録紙の補給タイミング等が容易に分かるようになって、利便性が向上する。
例えば、特許文献1では、給紙トレイに積載された記録紙の枚数を操作部の操作により入力して、このときの記録紙の積載高さを検出しておき、記録紙の引出しに伴い変化する積載高さの変動量に基づき記録紙の残り枚数を求めて表示している。また、給紙トレイの昇降に連動する可変抵抗器の抵抗値に基づき給紙トレイの高さを求めており、給紙トレイを上昇させて、最上層の記録紙が規定の高さに達したときの給紙トレイの高さに基づき記録紙の積載高さを求めている。
また、特許文献2では、給紙トレイに積載されている記録紙の表面に光を照射して、その表面で反射された光を受光し、受光した光量に基づき記録紙の種類を判別している。ここでは、記録紙の種類を判別しているが、光学センサーを用いて、記録紙の積載高さなどを検出する技術の記載はない。
特開2005−53633号公報 特開平10−221905号公報
しかしながら、特許文献1では、未使用の記録紙の場合は、その束の枚数が予め分かっているため、給紙トレイに積載された記録紙の枚数を容易に操作入力することができるが、表面が記録済みであって裏面が未使用の記録紙を再使用する場合は、給紙トレイへの積載の前に、記録紙の枚数を人手により数えて操作入力することが必要となるため、非常に手間がかかる。また、再使用の記録紙の場合は、その表面にインクがのっていて、インクの層を含む記録紙の厚みが不均一となるため、記録紙の表面のいずれの部分で積載高さを検出するかにより積載高さが異なり、積載高さの変動量に基づき求められる記録紙の残り枚数が不正確になる。特許文献2では、記録紙の種類は判別可能であるが、記録紙の残り枚数を検出することはできない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、再使用の記録紙を積載して収容し、その記録紙を引出して使用する状態においても、残り枚数を高精度で求めることが可能な給紙装置及びそれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる給紙装置は、複数の記録紙が積載される載置面と、
前記記録紙を1枚ずつ引出すピックアップローラーと、前記載置面に積載された前記記録紙の表面端部に対して接離可能に設けられ、前記記録紙の表面端部を押圧する押圧部と、前記押圧部により押圧されている前記記録紙の表面端部の高さを検出する高さ検出部と、前記ピックアップローラーによる記録紙の引出し枚数を計数する計数部と、前記引出し枚数が第1枚数及び前記第1枚数よりも多い第2枚数に達したそれぞれのときに前記高さ検出部により検出された第1高さ及び第2高さの差を求め、この高さの差及び前記第1枚数と前記第2枚数との枚数の差に基づき前記記録紙の厚みを求め、当該記録紙の厚み及び前記第2高さに基づき前記記録紙の残り枚数を求める演算部と、を備えている給紙装置である。
次に、本発明の一局面にかかる画像形成装置は、上記本発明の給紙装置と、前記給紙装置からの記録紙の供給を受けて、前記記録紙に画像を形成する画像形成部と、を備えている画像形成装置である。
上記の本発明の一局面にかかる給紙装置及びそれを備える画像形成装置によれば、再使用の記録紙を積載して収容して、その記録紙を引出して使用する場合であっても、残り枚数を高精度に求めることができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 図1の画像形成装置における給紙装置を概略的に示す断面図である。 給紙装置を概略的に示す平面図である。 給紙装置の給紙トレイが水平になった状態を概略的に示す断面図である。 図1の画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構造を示す正面断面図である。本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体2、操作部47、画像形成部120、定着部13、給紙装置14、搬送部15、原稿給送部6、及び画像読取装置(ISU;Image scanner unit)5等を備えて構成される。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や画像読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像読取装置5は、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は、コンタクトガラス(原稿載置ガラス)161に載置された原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。この画像データは、内蔵HDD等に保存される。また、ネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等のユーザー端末装置から受信した画像データも、内蔵HDD等に保存される。
画像形成部120は、内蔵HDDから画像データを読出し、この画像データに基づいて、給紙装置14から供給される記録紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部120の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム122と、感光体ドラム122の表面を除電する除電装置と、感光体ドラム122の表面をクリーニングするクリーニングブレードと、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させる帯電装置と、感光体ドラム122の表面を露光して、その表面に静電潜像を形成する露光装置(LSU;Laser scanning units)123と、感光体ドラム122の表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、画像形成部120のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkにおいては、感光体ドラム122の表面を除電してクリーニングし、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させてから露光して、その表面にカラーの色成分の画像に対応する静電潜像を形成し、感光体ドラム122の表面の静電潜像をその色成分のトナーにより現像して、感光体ドラム122上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125A及び従動ローラー125Bに張架されている中間転写ベルト125上に1次転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面を有し、感光体ドラム122の周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム122と同期しながら、駆動ローラー125Aと従動ローラー125Bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色成分のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125との間のニップ部Nにおいて、給紙装置14から搬送路190を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙装置14は、複数の記録紙Pが積載されて収容された給紙トレイ22と、最上層の記録紙Pに押し当てられるピックアップローラー23とを備え、ピックアップローラー23を回転させて、記録紙Pを1枚ずつ引出して供給する。
搬送部15は、記録紙Pを案内する搬送路190と、搬送路190に沿って配置された複数の搬送ローラー対19と、ニップ部Nよりも記録紙Pの搬送方向上流側に配置されたレジストローラー対20と、搬送路190の終端に配置された排出ローラー対159とを備えており、記録紙Pをニップ部N及び定着部13を経由させて排出トレイ151へと搬送する。
ところで、画像形成装置1では、給紙装置14の給紙トレイ22に残っている記録紙Pの枚数を求めて表示すれば、記録紙Pの補給タイミング等が容易に分かるようになって、利便性が向上する。
しかしながら、従来は、未使用の記録紙Pの残り枚数を高精度で求めることができても、表面が記録済みであって裏面が未使用の記録紙Pを再使用する場合は、記録紙Pの残り枚数を高精度で求めることができなかった。
そこで、本実施形態では、再使用の記録紙Pを給紙トレイ22に積載して使用する場合であっても、残り枚数を高精度で求めることができるようにしている。
図2は、給紙装置14を概略的に示す断面図である。また、図3は、給紙装置14を概略的に示す平面図である。
図2及び図3に示すように給紙装置14は、本体筐体21と、本体筐体21の内側に設けられた給紙トレイ22と、給紙トレイ22の先端側の上方に配置されたピックアップローラー23と、ピックアップローラー23を下方に押し下げるバネ24と、給紙ローラー25及び分離ローラー26と、昇降部27と、押圧部28と、高さ位置センサー29とを備えている。
給紙トレイ22の載置面22aには、複数の記録紙Pが積載され収容される。給紙トレイ22の一端部が軸31により軸支されて、給紙トレイ22が軸31を中心にして回転可能に支持されている。
昇降部27は、昇降モーター32と、ギアユニット33と、昇降アーム34とを備えている。昇降モーター32が回転駆動されて、この回転がギアユニット33を通じて昇降アーム34に伝達され、昇降アーム34がその軸34aを中心にして回転される。
昇降アーム34がその軸34aを中心にして時計回り方向に回転された場合は、昇降アーム34の先端により給紙トレイ22が押上げられ、給紙トレイ22が軸31周りに回転して傾斜し、給紙トレイ22の先端側が上昇してピックアップローラー23に接近し、給紙トレイ22上の最上層の記録紙Pがピックアップローラー23に押付けられる。
このとき、ピックアップローラー23がバネ24の弾性力に抗して僅かに押上げられ、ピックアップローラー23が最上層の記録紙Pに圧接される。この状態で、ピックアップローラー23が回転駆動されて、ピックアップローラー23により最上層の記録紙Pが引出され、この記録紙Pが給紙ローラー25と分離ローラー26との間を通じて搬送供給される。以降同様の動作が繰り返されて、給紙トレイ22上の複数の記録紙Pが1枚ずつ順次供給される。
また、昇降アーム34がその軸34aを中心にして反時計回り方向に回転された場合は、給紙トレイ22が昇降アーム34の先端に追従しつつ軸31周りに自重で回転し、給紙トレイ22の先端側が下降して行く。この結果、図4に示すように給紙トレイ22の載置面22aが水平になる。
押圧部28は、押圧板36と、押圧機構37とを備えている。押圧板36は、上方から見て、矩形状であり、その中央に検出孔36aが設けられている。また、この押圧板36は、上方から見て、給紙トレイ22の載置面22aの表面後端側の角部に重なる位置に、従って給紙トレイ22上の記録紙Pの表面後端側の角部に重なる位置に配置されている。
押圧機構37は、周知のリニア駆動機構を用いて、押圧板36を下降又は上昇させ、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部に押付けたり、押圧板36を最上層の記録紙Pから離間させたりする。リニア駆動機構としては、ボールねじを利用した駆動機構、ベルトを利用した駆動機構、ラックギアを利用した機構などがある。
高さ位置センサー29としては、発光素子及び受光素子を備える周知の距離センサーを適用することができる。高さ位置センサー29は、発光素子の光を押圧板36の検出孔36aを通じて最上層の記録紙Pの表面に入射させ、この表面で反射された光を受光素子で受光して、高さ位置センサー29から最上層の記録紙Pまでの距離(記録紙Pの高さ位置と称す)を検出する。
このような構成の給紙装置14においては、例えば、表面が記録済みであって裏面が未使用の複数の記録紙P、つまり再使用の複数の記録紙Pを給紙トレイ22の載置面22aに積載して収容した場合でも、給紙トレイ22の載置面22a上の残りの記録紙Pの枚数を求めることができる。
そのためには、まず再使用の複数の記録紙Pを給紙トレイ22の載置面22aに積載して収容したときに、図4に示すように昇降モーター32を回転駆動して、給紙トレイ22の載置面22aを水平にする。そして、押圧機構37により押圧板36を下降させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部に押付ける。
このとき、給紙トレイ22の載置面22aが水平にされていることから、高さ位置センサー29の光の出射方向が最上層の記録紙Pの表面と垂直に交差し、高さ位置センサー29による最上層の記録紙Pの高さ位置の検出精度が高くなる。
また、押圧板36により載置面22a上に積載された各記録紙Pの角部が押圧されていることから、各記録紙Pの角部の隙間空間が殆どなくなった状態となる。
そして、高さ位置センサー29による高さ位置の検出箇所が押圧板36の検出孔36a(図3)の略中央となっており、この検出孔36aの略中央では、押圧板36により各記録紙Pが確実に押圧されて各記録紙Pの隙間空間が最少に近くなることから、高さ位置センサー29により最上層の記録紙Pの高さ位置を正確に検出することができる。
ここで、再使用の記録紙Pの場合は、その表面にインクがのっていて、インクの層を含む記録紙Pの厚みが不均一となるため、記録紙Pの表面のいずれの部分で各記録紙Pの積載高さを検出するかにより積載高さが異なり、これが高さ位置センサー29による高さ位置の検出精度の低下の原因となる。
ところが、記録紙Pの角部には余白が設定されることが多く、またその角部に画像が形成されることは殆どない。このため、押圧板36により各記録紙Pの角部を押圧すると、各記録紙Pの角部の隙間空間が殆どなくなった状態となって、各記録紙Pの積載高さのバラつきが抑えられ、高さ位置センサー29による高さ位置の検出精度が向上する。しかも、押圧板36の検出孔36aの略中央の検出箇所で、つまり各記録紙Pが確実に押圧されて各記録紙Pの隙間空間が最少となっている検出箇所で高さ位置を検出するため、高さ位置の検出精度がより向上する。
こうして再使用の複数の記録紙Pを給紙トレイ22の載置面22aに積載したときに検出された最上層の記録紙Pの高さ位置を第1高さ位置h1とする。また、この第1高さ位置h1は、載置面22a上の各記録紙Pの第1積載高さH1に対応する。
次に、押圧機構37により押圧板36を上昇させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部から離間させ、記録紙Pの引出しに対して押圧板36が影響しないようにする。そして、図2に示すように昇降モーター32を回転駆動して、昇降アーム34の先端により給紙トレイ22を押上げ、給紙トレイ22上の最上層の記録紙Pをピックアップローラー23に押付ける。この状態で、ピックアップローラー23により給紙トレイ22から記録紙Pを1枚ずつ引出して供給しつつ、記録紙Pの引出枚数を計数する。
そして、記録紙Pの引出しが中断したときに、図4に示すように昇降モーター32を回転駆動して、給紙トレイ22の載置面22aを水平にする。また、押圧機構37により押圧板36を下降させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部に押付ける。この状態で、高さ位置センサー29により最上層の記録紙Pの高さ位置を検出して、この
高さ位置を第2高さ位置h2とする。この第2高さ位置h2は、記録紙Pが引出された後の載置面22a上の各記録紙Pの第2積載高さH2に対応する。
ここで、第1高さ位置h1を検出したときのピックアップローラー23による記録紙Pの引出枚数を第1枚数N1とし、第2高さ位置h2を検出したときの記録紙Pの引出枚数を第2枚数N2とすると、記録紙Pの厚さtを次式(1)から求めることができる。尚、上記の説明では、再使用の複数の記録紙Pを積載して収容したときに第1高さ位置h1を検出しているので、第1枚数N1が「0」となる。
t=(h2−h1)/(N2−N1) …(1)
そして、高さ位置センサー29から給紙トレイ22の載置面22aまでの高さ方向の予め設定された距離をHhとすると、第2積載高さH2を次式(2)から求めることができる。
H2=Hh−h2 …(2)
更に、載置面22a上の記録紙Pの残り枚数をNaとすると、残り枚数Naを次式(3)から求めることができる。
Na=H2/t …(3)
すなわち、記録紙Pの引出枚数を計数し、引出し枚数が第1枚数N1及び第1枚数N1よりも多い第2枚数N2に達したそれぞれのときに第1高さ位置h1及び第2高さ位置h2を検出して、第1高さ位置h1及び第2高さ位置h2の差(h2−h1)を求め、この高さ位置の差(h2−h1)及び第1枚数N1と第2枚数N2との枚数の差(N2−N1)に基づき記録紙Pの厚みtを求め、記録紙Pの厚みt及び第2高さ位置h2に基づき記録紙Pの残り枚数Naを求めることができる。
次に、画像形成装置1において、そのような記録紙Pの残り枚数Naを求めるための制御にかかる構成について説明する。図5は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御部60、画像読取装置5、原稿給送部6、定着部13、給紙装置14、搬送部15、画像形成部120、操作部47、高さ位置センサー29、画像メモリー62、HDD63、ファクシミリ通信部64、及びネットワークインターフェイス部66等を備えて構成される。尚、図1を用いて説明した構成要素と同じものには同じ符号を付している。
制御部60は、特許請求の範囲における演算部の一例であり、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成されており、画像形
成装置1の全体的を制御する。
ファクシミリ通信部64は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリ通信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部66は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部66に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置67と種々のデータ通信を行う。
画像メモリー62は、画像読取装置5により読取られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部120のプリント対象となるデータを一時的に保存したりする領域である。
HDD63は、画像読取装置5によって読取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
次に、制御部60による給紙トレイ22上の記録紙Pの残り枚数Naを求めて表示するまでの制御手順を説明する。
まず、例えば再使用の記録紙Pを給紙トレイ22に収容したときに、操作部47の操作により再使用の記録紙Pの収容の旨を入力する。これに応答して制御部60は、給紙装置14における昇降モーター32を回転駆動して、給紙トレイ22の載置面22aを水平にし、押圧機構37により押圧板36を下降させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部に押付け、この状態で高さ位置センサー29により最上層の記録紙Pの第1高さ位置h1を検出させて、第1高さ位置h1を取得する。また、制御部60は、第1枚数N1を「0」に設定する。
引き続いて、制御部60は、押圧機構37により押圧板36を上昇させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部から離間させ、昇降モーター32を回転駆動して、昇降アーム34の先端により給紙トレイ22を押上げ、給紙トレイ22上の最上層の記録紙Pをピックアップローラー23に押付ける。
この状態で、ピックアップローラー23により記録紙Pが給紙トレイ22から1枚ずつ引出されて供給され、画像形成部120により記録紙Pの裏面に画像が形成されて、記録紙Pが排出トレイ151に排出される。このとき、制御部60は、給紙トレイ22から記録紙Pが引き出される度に、記録紙Pの引出枚数を1つずつカウントアップして、引出枚数を計数する。
そして、制御部60は、記録紙Pの引出しが中断したときに、この引出しの直前の引出枚数を第2枚数N2として取得する。引き続いて、制御部60は、昇降モーター32を回転駆動して、給紙トレイ22の載置面22aを水平にし、押圧機構37により押圧板36を下降させて、押圧板36を最上層の記録紙Pの表面後端側の角部に押付け、この状態で高さ位置センサー29により最上層の記録紙Pの第2高さ位置h2を検出させて、第2高さ位置h2を取得する。
こうして制御部60は、第1枚数N1、第2枚数N2、第1高さ位置h1、及び第2高さ位置h2を取得する。制御部60は、また高さ位置センサー29から給紙トレイ22の載置面22aまでの予め設定された距離Hhを取得済みであることから、制御部60は、上記式(1)、(2)、(3)に基づき記録紙Pの残り枚数Naを求め、この残り枚数Naを表示部473に表示する。
このため、利用者は、再使用の記録紙Pを給紙トレイ22に収容したときでも記録紙Pの残り枚数Naを知って、記録紙Pの補給タイミング等を事前に予測することができ、利便性が向上する。
なお、当該記録紙Pの残り枚数Naの算出タイミングは、適宜のタイミングが設定可能であるが、操作者が給紙トレイ22を装置本体14から引き出して再度装置本体14に戻して装着したときに、制御部60が当該記録紙Pの残り枚数Naの算出を行うようにしてもよい。なお、当該給紙トレイ22の装着は、図略のトレイ検知センサー又はトレイ装着検知用機械スイッチにより検知され、当該トレイ検知センサー又はトレイ装着検知用機械スイッチから制御部60に検知結果が出力される。この場合、制御部60は、それまでに有していた、記録紙Pの引出枚数を第1枚数N1,第2枚数N2,第1高さ位置h1,第2高さ位置h2,厚さtを一旦リセットし、改めて、第1枚数N1及び第2枚数N2のカウント、第1高さ位置h1及び第2高さ位置h2の検出、そして厚さtの算出を行って、記録紙Pの残り枚数Naを算出することが好適である。
<変形例>
記録紙Pの残り枚数Naは、次のような手順で求めることも可能である。
給紙トレイ22の載置面22a上の複数の記録紙Pの第1積載高さH1、第2積載高さH2を次式(4)、(5)から求める。
H1=Hh−h1 …(4)
H2=Hh−h2 …(5)
記録紙Pの厚さtを(6)から求める。
t=(H1−H2)/(N2−N1) …(6)
残り枚数Naを次式(7)から求める。
Na=H2/t …(7)
また、押圧板36により押さえられる記録紙Pの箇所は、記録紙Pの角部だけではなく、記録紙Pの端部であっても構わない。記録紙Pの端部についても、余白が設定されることが多く、また画像が形成されることは殆どない。このため、記録紙Pの表面に付着したインクの層の厚みの影響を殆ど受けずに、各記録紙Pの高さ位置を検出することができる。
更に、高さ位置検出センサー29として、光学式センサーを例示しているが、他の種類のセンサーを適用しても構わない。例えば、押圧板36に連動するスライド式の可変抵抗器を設けておき、押圧板36を最上層の記録紙Pに圧接させたときの可変抵抗器の抵抗値に基づき最上層の記録紙Pの高さ位置を求めても構わない。
また、上記式(1)又は(6)に基づき記録紙Pの厚みを求めたときに、この記録紙Pの厚みに応じて画像形成装置1の動作条件を変更しても構わない。例えば、制御部60は、記録紙Pの厚みに応じて、定着部13を制御して、定着温度を変更したり、搬送部15を制御して、記録紙Pの搬送速度を変更したりする。より具体的には、記録紙Pの厚みが規定値を超えたときに、定着温度を上昇させたり、記録紙Pの搬送速度を低下させたりする。
また、画像形成装置1が図1に破線で示すように複数の給紙トレイ22を備える場合は、上記と同様にして、当該複数の給紙トレイ22の全てについて、収容されている記録紙Pの残り枚数Naを求めることが可能である。この場合、1つの給紙トレイ22についての残り枚数Naを求める際、この残り枚数Naの算出に用いる記録紙Pの厚さtを、他の給紙トレイ22について算出された厚さtに基づいて変更した上で、残り枚数Naを求めてもよい。例えば、1つの給紙トレイ22についての厚さtを算出したとき、他の給紙トレイ22についてこの時点で算出されている1つ又は複数の各厚さtとの平均値を、上記1つの給紙トレイ22についての厚さtとして、残り枚数Naの算出に用いるようにしてもよい。これにより、当該複数の給紙トレイ22に同種の記録紙が載置されている場合における残り枚数Naの算出精度を高めることができる。
尚、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明にかかる画像形成装置の一実施形態としてカラー複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図5を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 装置本体
5 画像読取装置
6 原稿給送部
12M、12C、12Y、及び12Bk 画像形成ユニット
13 定着部
14 給紙装置
15 搬送部
22 給紙トレイ
23 ピックアップローラー
27 昇降部
28 押圧部
29 高さ位置センサー
36 押圧板
47 操作部
60 制御部
62 画像メモリー
63 HDD
120 画像形成部
122 感光体ドラム
123 露光装置
125 中間転写ベルト
126 1次転写ローラー

Claims (8)

  1. 複数の記録紙が積載される載置面と、
    前記記録紙を1枚ずつ引出すピックアップローラーと、
    前記載置面に積載された前記記録紙の表面端部に対して接離可能に設けられ、前記記録紙の表面端部を押圧する押圧部と、
    前記押圧部により押圧されている前記記録紙の表面端部の高さを検出する高さ検出部と、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出し枚数を計数する計数部と、
    前記引出し枚数が第1枚数及び前記第1枚数よりも多い第2枚数に達したそれぞれのときに前記高さ検出部により検出された第1高さ及び第2高さの差を求め、この高さの差及び前記第1枚数と前記第2枚数との枚数の差に基づき前記記録紙の厚みを求め、当該記録紙の厚み及び前記第2高さに基づき前記記録紙の残り枚数を求める演算部と、を備え、
    前記高さ検出部は、前記記録紙の表面端部における検出箇所の高さを検出し、
    前記押圧部は、前記記録紙の表面端部における前記検出箇所を囲む周辺部位を押圧する給紙装置。
  2. 複数の記録紙が積載される載置面と、
    前記記録紙を1枚ずつ引出すピックアップローラーと、
    前記載置面に積載された前記記録紙の表面端部に対して接離可能に設けられ、前記記録紙の表面端部を押圧する押圧部と、
    前記押圧部により押圧されている前記記録紙の表面端部の高さを検出する高さ検出部と、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出し枚数を計数する計数部と、
    前記引出し枚数が第1枚数及び前記第1枚数よりも多い第2枚数に達したそれぞれのときに前記高さ検出部により検出された第1高さ及び第2高さの差を求め、この高さの差及び前記第1枚数と前記第2枚数との枚数の差に基づき前記記録紙の厚みを求め、当該記録紙の厚み及び前記第2高さに基づき前記記録紙の残り枚数を求める演算部と、を備え、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出しのときには、前記載置面の端部を前記ピックアップローラーへと上昇し接近させて該載置面を傾斜させ、前記高さ検出部による高さの検出のときには、前記載置面の端部を下降させて、該載置面を水平にする昇降部を備える給紙装置。
  3. 複数の記録紙が積載される載置面と、
    前記記録紙を1枚ずつ引出すピックアップローラーと、
    前記載置面に積載された前記記録紙の表面端部に対して接離可能に設けられ、前記記録紙の表面端部を押圧する押圧部と、
    前記押圧部により押圧されている前記記録紙の表面端部の高さを検出する高さ検出部と、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出し枚数を計数する計数部と、
    前記引出し枚数が第1枚数及び前記第1枚数よりも多い第2枚数に達したそれぞれのときに前記高さ検出部により検出された第1高さ及び第2高さの差を求め、この高さの差及び前記第1枚数と前記第2枚数との枚数の差に基づき前記記録紙の厚みを求め、当該記録紙の厚み及び前記第2高さに基づき前記記録紙の残り枚数を求める演算部と、を備え、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出しのときには、前記押圧部が前記記録紙から離間する給紙装置。
  4. 前記演算部は、画像形成装置に備えられた給紙トレイに載置されている前記記録紙について前記残り枚数を求めるものであって、操作者が当該給紙トレイを前記画像形成装置の装置本体から引き出して、再度当該装置本体に戻して装着したタイミングで、当該給紙トレイに載置されている前記記録紙の残り枚数を求める請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 複数の記録紙が積載される載置面と、
    前記記録紙を1枚ずつ引出すピックアップローラーと、
    前記載置面に積載された前記記録紙の表面端部に対して接離可能に設けられ、前記記録紙の表面端部を押圧する押圧部と、
    前記押圧部により押圧されている前記記録紙の表面端部の高さを検出する高さ検出部と、
    前記ピックアップローラーによる記録紙の引出し枚数を計数する計数部と、
    前記引出し枚数が第1枚数及び前記第1枚数よりも多い第2枚数に達したそれぞれのときに前記高さ検出部により検出された第1高さ及び第2高さの差を求め、この高さの差及び前記第1枚数と前記第2枚数との枚数の差に基づき前記記録紙の厚みを求め、当該記録紙の厚み及び前記第2高さに基づき前記記録紙の残り枚数を求める演算部と、を備え、
    前記演算部は、画像形成装置に備えられた複数の給紙トレイに載置されている前記記録紙について前記残り枚数を求めるものであって、1つの給紙トレイについての残り枚数を求める際、当該残り枚数の算出に用いる記録紙の厚さとして、他の給紙トレイの前記記録紙について算出された厚さとの平均値を用いて、前記残り枚数を求める給紙装置。
  6. 前記演算部は、画像形成装置に備えられた複数の給紙トレイに載置されている前記記録紙について前記残り枚数を求めるものであって、1つの給紙トレイについての残り枚数を求める際、当該残り枚数の算出に用いる記録紙の厚さとして、他の給紙トレイの前記記録紙について算出された厚さとの平均値を用いて、前記残り枚数を求める請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の給紙装置と、
    前記給紙装置からの記録紙の供給を受けて、前記記録紙に画像を形成する画像形成部と、を備えている画像形成装置。
  8. 前記演算部により求められた記録紙の厚みが規定値以上のときには、本画像形成装置の制御を変更する制御部を備えている請求項7に記載の画像形成装置。
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