JP2007008627A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の使用態様、ユーザの操作習熟度等を考慮して、給紙トレイ共通に複数の警告レベルの設定又は変更が迅速かつ容易にできるようにした画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 用紙を積層載置する複数の給紙トレイと、給紙トレイ毎に用紙残量を検知する用紙残量検知部と、給紙トレイ毎に用紙残量の任意のレベルに複数の警告レベルを設定する警告レベル設定手段と、給紙トレイ毎に設定された複数の警告レベルのうちから、その使用態様若しくは操作習熟度に応じて一の警告レベルを選択する選択手段と、給紙トレイ毎に用紙残量が前記一の警告レベルより少なくなった場合に警告を表示する警告表示部を備えて構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、より詳しくは、選択可能な機能の設定、実行条件の設定、指示あるいは表示等を行なう画像形成装置のユーザ・インターフェースに関する。
近年、複写機・プリンタ等の高機能化、高品位化が進み、印刷業界では小ロット印刷物については複写機等を印刷機として使用することが多くなっている。印刷物においては、製本等の関係から用紙上の指定した位置に厳格に複写することが求められる。そのため、複写の開始時においては、位置決めのための試行を繰り返し、位置ずれが起きないように複写機等の画像形成装置にセットされる用紙の位置調整を行なう必要がある。
しかしながら、小ロットとはいえ、複写機の容量からすると大量枚数の複写が求められるので、ジョブの途中で用紙が無くなることもある。そのため、ジョブの途中で給紙トレイの開閉や用紙の補給を行なうことにより当初設定した用紙位置が変化し、効率的な複写(印刷)作業を継続して行なうことができなくなることがある。
このような問題に対して、複写機等の画像形成装置では給紙トレイの用紙残量を事前に検知し用紙残量不足が認められると警告を発することにより、用紙切れを未然に防止する方法等が採用されている。また従来技術の中には、用紙残量を検知して、所定の残量レベルに警告レベルを設定する方法が採用されているものもあるが、一定の残量レベルで警告を発するものであり、目的に応じて複数の警告レベルを設定することができるものではなかった。
一方、特許文献1では給紙トレイのセンサ位置を変更調整して、使用者がそれぞれ必要と思われる用紙残量枚数を設定することで用紙切れを未然に防止するとともに、使用者のニーズに応じた用紙残量検出を行なう画像形成装置が開示されているが、機構的な警告レベルの設定方法であり、複数の警告レベルの設定や使用目的等に応じた警告レベルの変更が迅速かつ容易に行なえるものではなかった。
特開平11−292348
ところで、複数の給紙トレイを有する画像形成装置においては、単一の警告レベルのみで残量不足を判断すると、画像形成装置の使用態様等によっては非効率的な部分も生じうる。例えば、装置の使用態様等によっては、早めに用紙補給が必要とされる場合と、通常のオフィスで使用する場合とで用紙残量の検知レベルに差を設けなければ、通常のオフィスでの使用は比較上、非効率的となる。
一方、画像形成装置を使用するユーザのニーズによっても変更できることが効率的な使用につながる。例えば、通常のオフィスで共用する場合と、集中管理のために専用のオペレータが行なう場合とで、残量不足を知らせる警告レベルに差を設けたほうが、用紙交換頻度を減少させ、複写・印刷業務の効率化を図ることができる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の使用態様、ユーザの操作習熟度等を考慮して、単一又は複数の給紙トレイに複数の警告レベルの設定又は変更が迅速かつ容易にできるようにし、効率的に複写・印刷作業を継続できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、用紙を積層載置する複数の給紙トレイと、給紙トレイ毎に用紙残量を検知する用紙残量検知部と、給紙トレイ毎に用紙残量の任意のレベルに複数の警告レベルを設定する警告レベル設定手段と、給紙トレイ毎に設定された複数の警告レベルのうちから、その使用態様に応じて一の警告レベルを選択する選択手段と、給紙トレイ毎に用紙残量が前記一の警告レベルより少なくなった場合に警告を表示する警告表示部を備えて構成される。
請求項2に係る画像形成装置は、用紙を積層載置する複数の給紙トレイと、給紙トレイ毎に用紙残量を検知する用紙残量検知部と、給紙トレイ毎に用紙残量の任意のレベルに複数の警告レベルを設定する警告レベル設定手段と、給紙トレイ毎に設定された複数の警告レベルのうちから、操作習熟度に応じて一の警告レベルを選択する選択手段と、給紙トレイ毎に用紙残量が前記一の警告レベルより少なくなった場合に警告を表示する警告表示部を備えて構成される。
請求項3に係る画像形成装置では、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、用紙残量の検知結果に基づいて、給紙トレイ毎に用紙残量を表示する残量表示部を設け、警告表示部を残量表示部に設けるように構成する。
請求項4に係る画像形成装置では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、選択手段が、給紙トレイ共通に設定される警告レベルと、給紙トレイ毎に設定される警告レベルのいずれかを選択するように構成する。
請求項5に係る画像形成装置では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、選択手段が、給紙トレイ共通に設定される複数の警告レベルのうちから、いずれか一の警告レベルを選択するように構成する。上記手段構成によれば、以下のような作用効果が得られる。
本発明の画像形成装置では、ユーザが給紙トレイ毎に警告レベルを複数設定でき、また用紙残量レベルが、装置の使用態様又はユーザの操作習熟度等に応じて選択される一の警告レベル以下になった場合には警告が表示されるので、余裕をもって用紙残量を知る必要がある場合と、そうでない場合とで警告レベルの選択及び給紙トレイの使い分けができる。その結果、画像形成装置が用紙切れを起こすことなくユーザの用紙交換頻度を減少させることができ、複写・印刷業務の効率化を図ることが可能となる。
また、用紙残量の検知結果に基づいて、給紙トレイ毎に用紙残量を表示する残量表示部を設け、前記警告を残量表示部に重ねて表示すれば、ユーザは警告表示の時期を予測することができ、より効果的に用紙の補給時期を知ることができる。
さらにまた、選択手段により全トレイ一括した警告レベルの選択を可能にすれば、使用態様・操作習熟度に応じた警告レベルの切換を容易にすることができる。例えば、すべての給紙トレイを同一の使用態様等で使用する場合には、全トレイ共通に同一の警告レベルの設定を行ない、異なった使用態様等で使用する場合には、給紙トレイ毎に異なった警告レベルを一括設定して残量検知を行なうことができるだけでなく、警告レベルの変更および選択も容易となる。さらに、全給紙トレイ共通に設定される複数の警告レベルのうちから、使用態様・操作習熟度に応じていずれか一の警告レベルを選択するように構成すれば、よりユーザのニーズに対応した警告レベルの選択を迅速に行なうことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態である画像形成装置100の全体構成図である。この画像形成装置100は、画像入力部11(図3ブロック図参照)である自動原稿搬送装置10と画像読取部20、システム基板上に形成される画像処理部12及び本体制御部13、画像形成部30、給紙部40、定着装置50及び排紙部60を備えて構成されている。画像形成装置100の本体上部には画像読取部20と、さらにその上に自動原稿搬送装置10が搭載されている。
自動原稿搬送装置10により搬送される原稿はスリットガラス17上を通過する時に画像読取部20によって原稿画像が読み取られる。画像読取部20のCCDセンサ27は、読み取った原稿の光画像を電子画像データに変換して画像処理部12(図3参照)に送る。画像処理部12は、この電子画像データにアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、ディジタル化した画像情報のデータを画像形成部30へ搬送する。
画像形成部30は、表面に静電潜像が形成されるドラム状の感光体1を中央に有しており、感光体1の外周面に沿って画像形成動作順に、この感光体1の表面をほぼ一様に帯電する帯電装置31、露光装置32、現像装置33、転写分離装置34及びクリーニング装置35が配設されている。
画像形成部30の露光装置32では、ディジタル化された画像情報データをもとに、半導体レーザを電気的に変調し、コリメータレンズを通して多面体反射鏡36(ポリゴンミラー)と補正レンズ群によって副走査を行なう。さらに感光体1を回転させることで主走査が行われ、原稿画像の静電潜像が感光体1上に再現される。
露光に先立ち、感光体1上には、帯電装置31のコロナ放電により所定の表面電荷が付与されているが、レーザ光の照射により露光部分の電荷が露光量に応じて減じられ,結果として画像情報データに応じた静電潜像がそれぞれの感光体1上に形成される。静電潜像は、現像装置33から供給された現像剤により可視化されてトナー画像となる。
画像形成装置100本体の下部には、画像形成部30に記録紙を供給する給紙部40が設けられている。給紙部40は複数の給紙トレイ41を有し、記録紙を収容する給紙トレイ41の底部には持ち上げ手段により上方向に持ち上げられる可動板42が配置されている。記録紙が積層載置される可動板42は、給紙開始信号を受けて上限検知センサで限定される上限位置まで記録紙を持ち上げる。同時にピックアップローラ43は落下し、載置された記録紙の最上位のものがピックアップローラ43に接触するように構成されている。
ピックアップローラ43に接触した記録紙は、ローラ摩擦力により給紙トレイ41から排出され、フィードローラ44、分離ローラ45によって一枚ずつ分離されて送り出された後、中間ローラ46、レジストローラ47によって画像形成部30に送られる。感光体1の表面上に形成されたトナー画像は転写分離装置34において記録紙上に一括転写され、転写された未定着トナー画像は定着装置50によって記録紙に加熱定着された後、排紙ローラ61にガイドされて装置外に排出される。
本発明に係る画像形成装置100においては給紙部40に用紙残量検知部70が設けられている。図2はこの用紙残量検知部70の構成を示す断面概念図である。図2中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成は図1に示すものと同様である。なお、この用紙残量検知部70の構成は一例であって、種々の検出機構を利用して他の構成とすることもできる。
図2に示すように、給紙トレイ41には底板として可動板42が設けられている。この可動板42は一端が回動自在に給紙トレイ41本体に支持され、他端が持ち上げられて可動板42上に載置された記録紙をピックアップローラ43に接触させる。可動板42のピックアップローラ43と接触する側の端部にはワイヤが取り付けられ、このワイヤは可動コマ49を介して駆動モータ48の回転軸に巻取られるように固定されている。その結果、駆動モータ48の回転に従って可動板42の前記端部は上方向に引き上げられる。
駆動モータ48の回転軸には軸を同じくして円盤状のロータリーエンコーダ71が取り付けられている。このロータリーエンコーダ71は透明のプラスチック板に多数の黒いスリットラインが、その中心から放射状に形成されており、円周部分の一部はフォトセンサ72の間隙部分に挟まれるように配置されている。フォトセンサ72が作動してロータリーエンコーダ71が回転すると黒いスリットラインがフォトセンサ72の光を断続的に遮断し、受光部からパルス状又はサインカーブ状の出力が検出される。
この出力信号を成形して可動板42の底部に設定される原点位置から移動した波数又は回転数を計数することにより、既に使用した記録紙の高さを算出することができる。可動板42は、載置された記録紙がゼロの状態では上限位置センサにより規制される上限位置高さHに停止するので、この上限位置高さHと使用した記録紙の高さhを演算して、用紙残量高さhを算出することができる。
図3は警告レベル設定手段84を備えた本発明に係る画像形成装置100の機能を示すブロック図である。画像形成装置100の本体に設けられた本体制御部13は画像読取部20等を有する画像入力部11、画像入力部11からの電子画像データに種々の処理、変換、補正を行なう画像処理部12及び画像処理部12からの画像データに基づいて可視化された画像の形成を行なう画像形成部30と、それぞれ双方向に必要なデータの交換を行なって画像形成をコントロールする。
本体制御部13は、また入出力操作部80の操作部制御部82ともデータの交換を随時行なっている。入出力操作部80はユーザが必要な情報を手動で入力する手段及び装置の状態を表示する手段であり、図4に示すように画像形成装置100の前面部に設けられている。図4は本発明に係る画像形成装置100の外観斜視図である。なお、図4においても図1と同一部分には同一符号が付されている。
入出力操作部80には操作部制御部82の他に、操作/表示部81、記憶部83が含まれる。操作/表示部81の構成は特に限定するものではないが、CRT、液晶、EL等の表示パネルを用いて構成することができる。操作/表示部81はパネル上に形成されたボタン位置に対応した座標位置の検出を行なうタッチパネルやマウスなどによって入力指示装置を構成している。記憶部83は不揮発性の半導体メモリーによって構成されており、操作/表示部81から入力された給紙トレイ別、あるいは紙種別等に設定された警告レベルが記憶保持されている。
操作部制御部82には給紙部40に設けられた用紙残量検知部70からの出力信号が入力される。この信号は操作部制御部82において記憶部83に記憶された、対応する警告レベルと比較される。その結果、用紙残量レベルが警告レベル以下になった場合に操作/表示部81に警告が表示されるように構成されている。従って、本発明に係る警告レベル設定手段84は、操作/表示部81の一部、操作部制御部82の一部及び記憶部83の一部によって構成され、警告表示部は操作/表示部81に構成される。
以下に本発明の画像形成装置100の作用についてフロー図及び操作/表示部81の表示パネルを参照しながら説明する。なお、この表示パネルも表示例であり、これに限定するものではない。図5はコピー開始前に操作/表示部81に示されるパネル表示例であり、図6はユーザによる使用態様等のモード選択を行なう操作/表示部81のパネル表示例である。
図7は装置の使用態様に応じて残量警告レベルを設定する操作/表示部81のパネル表示例である。(a)は全トレイ一括して警告レベルを設定する場合の表示例であり、(b)はトレイ毎に警告レベルを設定する場合の表示例である。図5から図7の表示の切換は入出力操作部80に設けられたユティリティ・ボタン88(図4参照)を押して行なうことができる。なお、ここでは給紙トレイ41をすべてトレイと表示し、必要な場合にはトレイ番号を付して表わす。トレイ3は装置本体外部に接続される給紙部に載置された記録紙の種類と残量を示すものとして、本実施例では説明から除外し、トレイ1とトレイ2が使用可能な場合について解説する。
画像形成装置100に電源が投入されると、コピーモードにおいては図5に示す表示例が操作/表示部81に現れる。この表示部の右下部には用紙予約設定部85(図5参照)の表示部分があり、ここに、現在給紙トレイ41に載置されている記録紙の種類と残量が表示される残量表示部が形成されている。
図8は画像形成装置100のコピー開始前に選択可能な警告レベルを設定する場合の警告レベル設定フロー図である。ユーザが各種の警告レベルを設定する場合には、ユティリティ・ボタン88を押して警告レベルの設定を行なうことのできる画面(図6)を操作/表示部81に表示させる。そして、ユーザが画像形成装置100の使用態様や操作習熟度等を考慮して、例えば、選択手段である選択ボタンにより通常ユーザモードにするか、エキスパートユーザモードにするかを決定する(S1)。特に厳格な残量検知が必要ではない場合には、図6に示す通常ユーザボタン89を選択し、さらに全トレイ一括して警告レベルを選択するか否かを決定する(S2)。いずれかの選択ボタンを押すと、さらに詳細な設定画面(図7)に移行する。
全トレイ一括して警告レベルを設定する場合には、図7(a)に示す全トレイ一括ボタン86を選択して用紙残量の警告レベルを設定する。図8に示す警告レベル設定フロー図では、一例としてレベル2に設定している(S3)。また、トレイ毎に用紙を替えたい場合等にはトレイ毎に警告レベルを設定する(S4,S5)。例えば、図7(b)に示すトレイ1のボタンを選択して警告レベルをレベル2に設定し(S6)、トレイ2は警告レベルをレベル1に設定する(S7)。この設定切換は操作/表示部81から手動で行なうことができる。
エキスパートユーザモードを選択する場合(S8)も同様に、エキスパートユーザボタン90を選択し、さらに全トレイ一括して警告レベルを選択するか否かを決定する(S9)。全トレイ一括して警告レベルを設定する場合には、全トレイ一括ボタン86を選択して用紙残量の警告レベルを設定する。図8に示す警告レベル設定フロー図では一例としてレベル3に設定している(S10)。また、トレイ毎に用紙を替えたい場合等にはトレイ毎に警告レベルを設定する(S11,S12)。例えば、図7(b)に示すトレイ1のボタンを選択して警告レベルをレベル3に設定し(S13)、トレイ2は警告レベルをレベル2に設定する(S14)。設定が終了すると再びコピーモードの表示画面に戻る。
図9は警告レベルを設定した後に、画像形成装置100の操作/表示部81に警告表示がされる場合の警告表示フロー図を示すものである。この警告表示フローは図8に示した警告レベル設定フロー図に対応するものである。画像形成装置100に電源が投入され、コピーモードが選択される時には、給紙トレイ41に設けられた用紙残量検知部70のフォトセンサ72が作動しており、それぞれの給紙トレイ41の残量レベルを示すフォトセンサ72からの出力が操作部制御部82を介して操作/表示部81の用紙予約設定部85の残量表示部に表示される。表示方法の一例は図5に示すように、各トレイ内にどの程度満たされているかが数段階の残量レベルとして絵表示される。
次に、図6に示す操作/表示部81の表示パネルにおいて、通常ユーザモードを選択するかエキスパートモードを選択するかを手動で指定する(S16)。今、ユーザにより通常ユーザモードが選択されている場合には、操作部制御部82は記憶部83から通常ユーザモードで設定された警告レベルを読み出す(S17)。このとき、全トレイ一括指定した場合とトレイ毎に指定した場合では、読み出される警告レベルが異なることになる。
読み出された警告レベルはトレイ毎に、それぞれの残量レベルと比較され(S18)、いずれかのトレイの残量レベルが警告レベルに達し、又は下回ると警告表示がなされ(S19)、いずれも警告レベルに達していない場合には通常表示がなされる(S20)。警告表示は、図5に示す用紙予約設定部85の絵表示87(残量表示部)の残量レベルの色を反転することによって行なっている。
エキスパートユーザモードが選択されている場合にも同様に、操作部制御部82は記憶部83からエキスパートユーザモードで設定された警告レベルを読み出す(S21)。全トレイ一括で指定した場合には単一の警告レベルが、トレイ毎に設定した場合には、それぞれの警告レベルが記憶部83から操作部制御部82に読み出される。読み出された警告レベルはトレイ毎に、それぞれの残量レベルと比較され(S22)、いずれかのトレイの残量レベルが警告レベルに達し、又は下回ると警告表示がなされ(S23)、いずれも警告レベルに達していない場合には通常表示がなされる(S24)。
以上、本発明に係る実施の態様を説明したが、本発明における警告レベルの設定及び警告表示等は上記した実施例に示す方法に限定するものではなく、用紙残量の不足を警告するレベルをユーザの使用態様・操作習熟度等に応じて変更するという、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。特に警告レベルの設定には用紙の種類を考慮して、決定することができる。
本発明の実施形態である画像形成装置の全体構成図である。 用紙残量検知部の構成を示す断面概念図である。 本発明に係る画像形成装置の機能を示すブロック図である。 画像形成装置の外観斜視図である。 コピー開始時に操作/表示部の表示パネルに示される表示例である。 モード選択を行なう操作/表示部の表示パネルに示される表示例である。 警告レベルを設定する操作/表示部の表示パネルに示される表示例である。(a)は全トレイ一括して警告レベルを設定する場合の表示例である。(b)はトレイ毎に警告レベルを設定する場合の表示例である。 本発明に係る画像形成装置の警告レベル設定フロー図である。 本発明に係る画像形成装置の警告表示フロー図である。
符号の説明
10 自動原稿搬送装置
11 画像入力部
12 画像処理部
13 本体制御部
20 画像読取部
30 画像形成部
40 給紙部
41 給紙トレイ
42 可動板
70 用紙残量検知部
71 ロータリーエンコーダ
72 フォトセンサ
80 入出力操作部
81 操作/表示部(残量表示部、警告表示部)
82 操作部制御部
83 記憶部
84 警告レベル設定手段
85 用紙予約設定部
86 全トレイ一括ボタン
88 ユティリティ・ボタン
89 通常ユーザボタン(選択手段)
90 エキスパートユーザボタン(選択手段)
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 用紙を積層載置する複数の給紙トレイと、
    前記給紙トレイ毎に、用紙残量を検知する用紙残量検知部と、
    前記給紙トレイ毎に、前記用紙残量の任意のレベルに複数の警告レベルを設定する警告レベル設定手段と、
    前記給紙トレイ毎に設定された前記複数の警告レベルのうちから、その使用態様に応じて一の警告レベルを選択する選択手段と、
    前記給紙トレイ毎に、前記用紙残量が前記一の警告レベルより少なくなった場合に警告を表示する警告表示部と、を備えた画像形成装置。
  2. 用紙を積層載置する複数の給紙トレイと、
    前記給紙トレイ毎に、用紙残量を検知する用紙残量検知部と、
    前記給紙トレイ毎に、前記用紙残量の任意のレベルに複数の警告レベルを設定する警告レベル設定手段と、
    前記給紙トレイ毎に設定された前記複数の警告レベルのうちから、操作習熟度に応じて一の警告レベルを選択する選択手段と、
    前記給紙トレイ毎に、前記用紙残量が前記一の警告レベルより少なくなった場合に警告を表示する警告表示部と、を備えた画像形成装置。
  3. 前記用紙残量の検知結果に基づいて、前記給紙トレイ毎に前記用紙残量を表示する残量表示部を設け、前記警告表示部を前記残量表示部に設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記選択手段は、前記給紙トレイ共通に設定される警告レベルと、給紙トレイ毎に設定される警告レベルのいずれかを選択することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記選択手段は、前記給紙トレイ共通に設定される複数の警告レベルのうちから、いずれか一の警告レベルを選択することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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