JP6295175B2 - ロール成形ロール及びこれを用いたロール成形方法 - Google Patents

ロール成形ロール及びこれを用いたロール成形方法 Download PDF

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Description

本発明はロール成形ロール及びそれを用いたロール成形方法に関する。
ロール成形は、最低3つのロールを用いてR曲げ加工を行う成形方法であり、ロール押込み量の調整によって曲率を多様に与えることができる成形方法である。このため、多品種少量生産の曲げ品の生産において、金型数を少量かつ小型化できることから、生産コストと金型交換時間の低減が図れる。
従来の一般的なロール成形ロールは、全てのロールが金属製のもので、ロール形状も簡易形状の円筒形であり、成形品は大径パイプが多い。
他には、たとえば特許文献1のように、ロール成形ロールの一部のロールの表面に弾性体を用い、成形精度の向上と小径パイプの成形を可能にしたロール成形ロールがある。
また、特許文献2には、パイプ形状ではなく、異形形材を有する長尺材の長手方向へのロール成形方法として、ウレタン樹脂で異形形材を覆う方法が記載されている。具体的には、異形形材をウレタン樹脂の型枠内に配置し、型枠内の成形空間部に硬質ウレタン樹脂を注入する。硬質ウレタン樹脂が異形形材を包み込んで硬化した後、ウレタン被覆層に切れ目を入れ、ウレタン被覆層で覆われた異形形材を上記ロール成形法でR曲げ加工をする。曲げ加工終了後、前記ウレタン被覆層は、曲げ成形品から取り外され、次回の曲げ加工に再使用される。
特開2002−113521号公報 特開平9−108742号公報
特許文献1の例では、円筒形のロールを用いているため、被加工材の幅方向の拘束がなく、薄板材の曲げ加工を行うことができるが、異形断面で断面形状が複雑になると不整変形が生じる。前記不整変形としては、被加工材の意匠面のしわ、座屈、ひずみ、ねじれ、断面形状の変形がある。これらは、後工程での修正が難しく、特に意匠面のしわ、座屈、ひずみは修正が困難である。
特許文献2では、前記ウレタン被覆層で前記被加工材を包んでR曲げ加工を行うため、前記特許文献1の問題である不整変形を抑制することができるが、前記被加工材を拘束する材料が、硬度が金属より低く弾性のあるウレタン樹脂のみのため、ねじれ、断面形状の変形が生じやすいという問題がある。また、前記被加工材の全周を前記ウレタン被覆層で覆っているため、R曲げ半径が小さくなるにつれて前記ウレタン被覆層に圧縮側と引張側の差が大きくなり前記断面形状が前記ウレタン被覆層に密着しなくなるため、R曲げ半径に制限があるという問題がある。さらに、全体を前記ウレタン被覆層で覆うため、前記被加工材の断面形状のばらつきが大きいと前記ウレタン被覆層を装着することが困難となり、前記被加工材の寸法許容値の制限が厳しいという問題がある。
上記の問題から、複雑な断面形状を有するものや、その他ロール曲げ方式では成形が困難であるものに対しては、引張曲げが用いられている。しかし、引張曲げでは、成形対象の断面形状、R形状、材質別に金型を用意する必要があり、また、金型交換にも多大な時間を要するため、多品種少量生産には向かない。
これらのことから、本発明の目的は、被加工材の断面形状が複雑であっても意匠面のしわ、歪、座屈、さらに意匠面を傷つけずに任意のR曲げ加工が可能なロール成形ロール及びこれを用いたロール成形方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、例えば、意匠面を有する被加工材をロール成形するためのロール成形ロールにおいて、回転軸と、前記回転軸を中心に回転し前記被加工材に当接する接触部とを有し、前記接触部は、前記回転軸に対して平行な方向に沿って前記被加工材の意匠面に当接する第一接触部と、前記回転軸に対して垂直な方向に沿って前記被加工材の意匠面に当接する第二接触部とを有し、前記第一接触部は、弾性を有する第一樹脂材料で構成され、前記第二接触部は、前記第一樹脂材料よりも硬度の高い第二樹脂材料で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記第一接触部を弾性を有する第一樹脂材料で構成することで、前記被加工材の意匠面への傷と前記被加工材の断面変形を抑制する効果がある。
また、前記第二接触部を前記第一樹脂材料よりも硬度の高い第二樹脂材料で構成することで、前記被加工材に生じる前記回転軸に対して平行な方向の膨らみを抑える拘束力を発揮しつつ、意匠面への傷、しわ、歪、座屈、断面変形を防ぐ効果がある。
一般的なロール成形ロールと被加工材の配置方法と各ロールの移動方向の例を示す図である。 本発明によるロール成形ロールで成形可能な断面形状の被加工材と、ロール成形ロール構造の例を示す図である。 本発明によるロール成形ロールを用いずに、図2で示した被加工材を成形した場合の断面形状の例を示す図である。 本発明によるロール成形ロールで成形可能な断面形状の被加工材と、ロール成形ロールの構造の別の例を示す図である。
以下、本発明によるロール成形ロールとロール成形方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、一般的なロール成形方法の例について説明する。いずれの図も装置全体を描いているわけではなく、前記ロール成形ロールの位置関係のみを記載している。
ロール成形方法は、被加工材長手方向へのR曲げ半径内側に配置する内側ロール2を1つ、前記R曲げ半径外側に配置する外側ロール3、4の2つの、最低3つ以上の前記ロール成形ロールが必要となる。
図1に、その最小の形態の例として3つのロール成形ロールの配置方法と各ロールの移動方向の例を示す。図1に示すように、内側ロール2と外側ロール3、4の間に被加工材1を配置する。
次いで、内側ロール2の回転方向21への回転もしくは外側ロール3、4の回転方向31、41への回転で、被加工材1を長手方向に駆動し、内側ロール2を移動方向22に移動させることで、被加工材1を長手方向に曲率を付与する。前記長手方向への曲率は、内側ロール2の移動方向22の移動量で調整する。一般的なロール成形方法では、内側ロール2および外側ロール3、4は金属製の円筒状ロール成形ロールか、金属製の円筒状ロールに樹脂材料を巻いた簡易的な構造となっている。
図2は、本発明による前記ロール成形ロールで成形可能な断面形状の被加工材と、ロール成形ロールの構造の例を示す図である。
図2(a)に、被加工材11の断面形状と意匠面領域の例を示す。被加工材11は、薄板材を折り曲げて成形したものであり、チャンネル材と同様の断面形状である。被加工材11は、ロール成形ロールの回転軸に対して平行な方向に沿った平行方向部113と、ロール成形ロールの回転軸に対して垂直な方向に沿った垂直方向部111、112とで構成され、被加工材11の意匠面領域は、薄板材を折り曲げて形成された外側の面であり、平行方向部113の意匠面である意匠面113aと、垂直方向部111、112の意匠面である111a、112aとで構成される。また、被加工材11の平行方向部113の短手方向の寸法である幅500と、垂直方向部111、112の短手方向の寸法である厚さ501の長さ比率は、本例では問わない。
図2(b)に、被加工材11を成形可能な外側ロール3、4の構造と、被加工材11の拘束状態の例を示す。外側ロール3、4は、円筒形状で中間部に位置する中ロール303と、円筒形状で中ロール303の外周に配置された被覆ロール304と、円筒形状で被覆ロール304よりも大きな直径を持ち、中ロール303と被覆ロール304を挟んで配置された外ロール301、302と、中ロール303、被覆ロール304、外ロール301、302の中心を貫く回転軸300aとによって構成される。また、被覆ロール304は、回転軸300aに対して平行な方向に沿って被加工材11の意匠面113aと接触する接触部304aを有し、外ロール301、302はそれぞれ、回転軸300aに対して垂直な方向に沿って被加工材11の意匠面111a、112aと接触する接触部301a、302aを有する。
中ロール303は、被覆ロール304が外周上にあり、被加工材11と接触することはなく、被覆ロール304を支える目的であるため、安価な金属製の材料でよい。
被覆ロール304は、接触部304aを有しており、意匠面113aと接触するため、弾性を有する樹脂材料を使用する。例えば、使用する樹脂材料として、ウレタンがある。前記のような樹脂材料を使用することで、被加工材11の意匠面113aへの傷、折り曲げ部の断面変形を防ぐことができる。
外ロール301、302は、接触部301a、302aを有しており、意匠面111a、112aと接触するため、被覆ロール304の接触部304aで使用する樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料を使用する。例えば、使用する材料として、MCナイロンがある。接触部301a、302aを有することで、回転軸30に対して平行な方向へ拘束力が働き、被加工材11の垂直方向部111、112の幅500方向への開きを防止する効果がある。このとき、接触部301a、302aを構成する樹脂材料は、接触部304aを構成する樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料であるため、接触部304aを構成する樹脂材料と同じ樹脂材料を用いる場合に比べて幅500方向への開きを防止する効果が高い。さらに前記のような樹脂材料を使用することで、意匠面111a、112aへの傷を防ぎつつ、垂直方向部111、112の座屈、歪、断面変形を防ぐ拘束力を発揮することができる。なお、接触部301a、302aは、接触部304aよりも高い摺動性を有することが望ましい。
図2(c)に、被加工材11を成形可能な内側ロール2の構造と、被加工材11の拘束状態の例を示す。内側ロール2は、円筒形状で中間部に位置する中ロール205と、円筒形状で中ロール205よりも大きい直径を持ち、中ロール205を挟んで配置された外ロール201、202と、円筒形状で中ロール205と外ロール201、202よりも小さな直径を持ち、中ロール205と外ロール201、中ロール205と外ロール202それぞれの間に挟んで配置されたプレートロール203、204と、中ロール205、外ロール201、202、プレートロール203、204の中心を貫く回転軸200aとによって構成される。また、外ロール201、202はそれぞれ、回転軸200aに対して垂直な方向に沿って被加工材11の意匠面111a、112aと接触する接触部201a、202aを有する。
中ロール205は、薄板材を折り曲げて形成された被加工材の内側から保持する役割であり、被加工材の意匠面領域に接触することはないため、安価な金属製の材料でよい。
外ロール201、202は、被加工材の意匠面111a、112aと接触する接触部201a、202aを有しており、外ロール201、202の目的、材料、効果は、図2(b)に示した外側ロール3の外ロール301、302の接触部301a、302aと同様である。すなわち、接触部201a、202aを構成する材料として、接触部301a、302aと同様に、接触部304aを構成する樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料を用いる。このとき、接触部301a、302aと同じ樹脂材料とすることが望ましい。
上記のように前記ロール成形ロールを、高硬度の金属材料と、弾性を有する樹脂材料と、前記樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料とによって構成し複数の材料を場所に応じて使い分けて用いることで、しわ、歪、座屈、断面変形を抑制する効果と、意匠面への傷を防ぐ効果を両立するロール成形ロールとなる。
図3に、本発明によるロール成形ロールを用いずに、図2で示した被加工材11を成形した場合の断面形状の例を示す。
図3(a)に、図2(b)で示したロール成形ロールの外側ロール3、4の外ロール301、302および接触部301a、302aと、被覆ロール304および接触部304aと、図2(c)で示したロール成形ロールの内側ロール2の外ロール201、202および接触部201a、202aとが金属製のロール成形ロールを用い、薄板材を折り曲げて成形したチャンネル材と同様の断面形状をもつ被加工材11をロール成形した場合の断面形状の例を示す。
被加工材11を上記構造のロール成形ロールによって成形した被加工材11aは、ロール成形ロールの回転軸に対して平行な方向に沿った平行方向部116と、ロール成形ロールの回転軸に対して垂直な方向に沿った垂直方向部114、115とで構成され、被加工材11aの意匠面領域は、薄板材を折り曲げて形成された外側の面であり、平行方向部116の意匠面である意匠面116aと、垂直方向部114、115の意匠面である114a、115aとで構成される。また、平行方向部116と垂直方向部114、平行方向部116と垂直方向部115をそれぞれ結んだ点にある折り曲げ部117、118を有する。また、被加工材11aの平行方向部116の幅502と、垂直方向部114と、115の厚さ503の長さ比率は、図2(a)の被加工材11と同様である。
外側ロール3、4の外ロール301、302および接触部301a、302aと、内側ロール2の外ロール201、202および接触部201a、202aが金属製のロール成形ロールでロール成形を行うと、図2(b)で示した回転軸300に対して平行な方向へ拘束力が働き、被加工材11aの垂直方向部114、115の幅502方向への開きを防止する効果がある。しかし、金属製の接触部301a、302aが意匠面114a、115aと接触することで金属同士が擦れ合い、意匠面114a、115aに傷が発生する。
また、外側ロール3,4の被覆ロール304および接触部304aが金属製のロール成形ロールでロール成形を行うと、接触部304aが意匠面116aと接触するため、金属同士が擦れ合い意匠面116aに傷が発生する。さらに、ロール成形時、折り曲げ部117、118に応力集中が生じ、折り曲げ部117、118の断面形状が変形してしまう。
図3(b)に、図2(b)で示したロール成形ロールの外側ロール3、4の外ロール301、302および接触部301a、302aと、被覆ロール304および接触部304aと、図2(c)で示したロール成形ロールの内側ロール2の外ロール201、202および接触部201a、202aとが弾性を有する樹脂材料のロール成形ロールを用い、薄板材を折り曲げて成形したチャンネル材と同様の断面形状をもつ被加工材11を成形した場合の断面形状の例を示す。尚、ここでは図2で説明した構成とは異なり、接触部301a、302a、接触部201a、202aに用いられる樹脂材料を、接触部304aと同じ弾性を有する樹脂材料(接触部304aに用いられるのに適した硬度の低い弾性を有する樹脂材料)とした場合の例を示している。
被加工材11を上記構造のロール成形ロールによって成形した被加工材11bは、ロール成形ロールの回転軸に対して平行な方向に沿った平行方向部121と、図3(a)で示した垂直方向部114、115が幅504方向に広がった垂直方向部119、120とで構成され、被加工材11bの意匠面領域は、薄板材を折り曲げて形成された外側の面であり、平行方向部121の意匠面である意匠面121aと、垂直方向部119、120の意匠面である119a、120aとで構成される。また、被加工材11bの平行方向部121の幅504は、開きが生じることにより、図2(a)で示した被加工材11bの幅500よりも大きく、平行方向部119、120の厚さ505は図2(a)の被加工材11の厚さ501よりもわずかに小さくなる。
このように、外側ロール3、4の外ロール301、302および接触部301a、302aと、内側ロール2の外ロール201、202および接触部201a、202aに、接触部304aと同じ弾性を有する樹脂材料を用いたロール成形ロールでロール成形を行うと、意匠面119a、120aを傷つけることなく成形することはできるが、図2と図3(a)の材料を使用した場合に比べ、図2(b)で示した回転軸300aに対して平行な方向へ拘束力が失われ、被加工材11bが幅504方向に広がり、断面変形が生じる。また、被加工材の垂直方向部119、120への拘束力が低下することにより、垂直方向部119、120にしわ、歪、座屈が生じやすくなる。
上記のことから、図2で説明したように、ロール成形ロールを高硬度の金属材料と、弾性を有する樹脂材料と、前記樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料とによって構成し複数の材料を場所に応じて使い分けて用いることで、しわ、歪、座屈、断面変形を抑制する効果と、意匠面への傷を防ぐ効果を両立するロール成形ロールとなる。この場合、硬度が高い樹脂材料の硬度を適宜調整して弾性を小さくすることで、開きを小さく、あるいは、ほぼ生じないようにすることができる。
図4に、本発明によるロール成形ロールで成形可能な断面形状の被加工材12と、ロール成形ロールの構造の別の例を示す図である。
図4(a)に、被加工材12の断面形状と意匠面領域の例を示す。被加工材12は、薄板材の端部を円弧状に曲げて、それぞれの端部が半円状になるよう成形した断面形状を持つ被加工材である。被加工材12は、ロール成形ロールの回転軸に対して平行な方向に沿った平行方向部126と、平行方向部126の端から内側ロールの回転軸方向に円弧状に90度で形成された第一円弧部124、125と、第一円弧部124、125の端点から平行方向部126に平行な方向に向かって円弧状に90度で形成された第二円弧部122、123とで構成され、被加工材12の意匠面領域は、円弧状に曲げて、それぞれの端部が半円状になるよう形成された外側の面であり、平行方向部126の意匠面である意匠面126aと、第一円弧部124、125の意匠面である意匠面124a、125aと、意匠面122a、123aとで構成される。また、被加工材12断面で見たとき、平行方向部126の幅506と、第一円弧部と第二円弧部を足し合わせた厚さ507の長さ比率は、本例では問わない。
図4(b)に、被加工材12を成形可能な外側ロール3、4の構造と、被加工材12の拘束状態の例を示す。外側ロール3、4は、円筒形状で中間部に位置する中ロール307と、中ロール307の外周に配置され、円筒形状の内径部と被加工材12の意匠面124a、125a、126aに沿うように形成された外径部を持つ被覆ロール308と、円筒形状で被覆ロール308よりも大きな直径を持ち、中ロール307と被覆ロール308を挟んで配置された外ロール305、306と、中ロール307、被覆ロール308、外ロール305、306の中心を貫く回転軸300bとによって構成される。また、被覆ロール308は、被加工材12の第一円弧部の意匠面124a、125aとそれぞれ接触する接触部308a、308bと水平方向部126の意匠面126aと接触する接触部308cを有し、外ロール305、306は、回転軸300bに対して垂直な方向に沿って被加工材12の意匠面122aと124aとの接点、および、123aと125aとの接点、それぞれと接触する接触部305a、306aを有する。また、被加工材12は、半円状の中空部を有しており、ロール成形時に断面変形が発生しやすいため、被加工材12の中空部の内側に断面変形を抑制するマンドレル12b、12cを挿入し成形することが一般的である。
中ロール307は、図2(b)の中ロール303と同様で、被覆ロール308を支えることが目的のため、安価な金属製材料でよい。
被覆ロール308は、接触部308a、308b、308cを有しており、意匠面124a、125a、126aと接触するため、図2(b)同様、弾性を有する樹脂材料を使用する。例えば、使用する樹脂材料として、ウレタンがある。前記樹脂材料を被覆ロール308に使用した接触部308cにより、図2(b)の接触部304aと同様に、被加工材12の水平方向部126の断面変形と意匠面126aへの傷を防ぐことができる。しかし、図2の被加工材11では薄板材を直角に折り曲げたチャンネル材型の形状であったが、本例の形状は半円状の円弧部を有するため、被覆ロール308の接触部308a、308bを、被加工材12の第一円弧部124、125に沿った円弧状にすることで、より効果的に第一円弧部124、125の意匠面への傷を防ぎ、断面変形を抑制することができる。
尚、図2との違いは、被加工材12が、回転軸300bに対して平行な方向と垂直な方向以外の方向に形成された意匠面を有する第三方向部(第一円弧部の意匠面124a、125a)(この場合は、曲面でもあるので曲面部にも該当)を有すること、および、被覆ロール308が、第三方向部の意匠面124a、125aに平行に当接する第三接触部(接触部308a、308b)(曲面部にも接触するので第四接触部にも該当)を有することである。ここで、接触部308cは、接触部304aに対応するので、接触部304aと同じ弾性を有する樹脂材料を用いる。また、第三接触部あるいは第四接触部は、接触部308cと同じ材料(すなわち接触部304aと同じ材料)を用いることが望ましいが、幅方向の拘束力を得るために接触部301a等と同じように接触部308cよりも硬度の高い樹脂材料を用いるようにしてもよく、接触部305a、306aと同じ材料を用いるようにしてもよい。
外ロール305、306は、接触部305a、306aを有しており、これは図2の接触部301a、302aに対応し、意匠面122aと124aとの接点、および、123aと125aとの接点とそれぞれ接触するため、図2(b)の外ロール301、302と同様に、被覆ロール308で使用する樹脂材料よりも硬度が高い材料を使用する。例えば、使用する材料として、MCナイロンがある。前記樹脂材料を用いた外ロール305、306により、図2(b)と同様に意匠面122aと124aとの接点、および、123aと125aとの接点への傷を防ぎつつ、被加工材12の幅506方向への拘束力により断面変形を防ぐことができる。
図4(c)に、被加工材12を成形可能な内側ロール2の構造と、被加工材12の拘束状態の例を示す。
内側ロール2は、円筒形状で中間部に位置する中ロール210と、円筒形状で中ロール210よりも大きい直径を持ち、中ロール210を挟んで配置された外ロール206、207と、被加工材12の第二円弧部122、123の意匠面122a、123aに沿うように円弧状に面取りされ、中ロール210と外ロール206、207よりも小さな直径を持ち、中ロール210と外ロール206、中ロール210と外ロール207それぞれの間に挟んで配置された円弧面取りロール208、209と、中ロール210、外ロール206、207、円弧面取りロール208、209の中心を貫く回転軸200bとによって構成される。また、円弧面取りロール208、209は、被加工材12の第二円弧部122、123の意匠面122a、123a(これらも第三方向部、曲面部に対応する)とそれぞれ接触する接触部208a、209a(これらも第三接触部、第四接触部に対応する)を有し、外ロール206、207は、前記図4(b)の外側ロール3、4の外ロール305、306の接触部305a、306aと同様に、被加工材12の意匠面122aと124aとの接点、および、123aと125aとの接点、それぞれと接触する接触部206a、207aを有する。
中ロール210は、図2(c)の中ロール205と同様に、被加工材12を内側から保持する役割であり、被加工材12の意匠面領域に接触することはないため、安価な金属製の材料でよい。しかし、本例では、前記に加え、被加工材12に半円状の中空部が存在し、中空部内側からも拘束するためにマンドレル12b、12cを用いており、中ロール210は被加工材12の第一円弧部124、125と第二円弧部122、123とを、幅506方向内側への変形をマンドレル越しに抑制する効果がある。
外ロール206、207は、接触部206a、207aを有しており、意匠面122aと124aとの接点、および、123aと125aとの接点とそれぞれ接触するため、前記図4(b)の接触部305a、306aと同様の樹脂材料を用い、効果も同様である。
円弧面取りロール208、209は、接触部208a、209aを有しており、被加工材12の第二円弧部122、123の意匠面122a、123aとそれぞれ接触するため、内側ロール2の外ロール206、207と同様に、図4(b)で示した外側ロールの被覆ロール308の接触部308cで使用する樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料を使用する。例えば、使用する材料として、MCナイロンがある。但し、第三接触部、第四接触部にも該当するため、接触部308cと同じ樹脂材料を使用してもよい。また、本例の被加工材12は、薄板材の端部を円弧状に曲げて、それぞれの端部が半円状になるよう成形した断面形状を持つため、接触部208a、209aは第二円弧部122、123の意匠面122a、123aに沿うように円弧形状にする必要がある。前記の円弧面取りロール208、209の形状により、第二円弧部122、123のしわ、歪、断面変形を防ぐことができる。また、円弧面取りロール208、209に前記の樹脂材料を用いることで、意匠面122a、123aへの傷を防ぐことができる。
上記のことから、断面形状が図4(a)のような形状やその他複雑な断面形状のものについても、ロール成形ロールに高硬度の金属材料と、弾性を有する樹脂材料と、前記樹脂材料よりも硬度が高い樹脂材料とによって構成し、複数の材料を場所に応じて使い分けて用いることで、各面を拘束する機能と意匠面を保護する機能を両立することができるロール成形ロールとなる。
1 被加工材
2 内側ロール
3 外側ロール
4 外側ロール
11 被加工材
11a 被加工材
11b 被加工材
12 被加工材
12b マンドレル
12c マンドレル
21 回転方向
22 移動方向
31 回転方向
41 回転方向
111 垂直方向部
111a 意匠面
112 垂直方向部
112a 意匠面
113 平行方向部
113a 意匠面
114 垂直方向部
114a 意匠面
115 垂直方向部
115a 意匠面
116 平行方向部
116a 意匠面
117 折り曲げ部
118 折り曲げ部
119 垂直方向部
119a 意匠面
120 垂直方向部
120a 意匠面
121 平行方向部
121a 意匠面
122 第二円弧部
122a 意匠面
123 第二円弧部
123a 意匠面
124 第一円弧部
124a 意匠面
125 第一円弧部
125a 意匠面
126 平行方向部
126a 意匠面
200a 回転軸
200b 回転軸
201 外ロール
201a 接触部
202 外ロール
202a 接触部
203 プレートロール
204 プレートロール
205 中ロール
206 外ロール
206a 接触部
207 外ロール
207a 接触部
208 円弧面取りロール
208a 接触部
209 円弧面取りロール
209a 接触部
210 中ロール
300a 回転軸
300b 回転軸
301 外ロール
301a 接触部
302 外ロール
302a 接触部
303 中ロール
304 被覆ロール
304a 接触部
305 外ロール
305a 接触部
306 外ロール
306a 接触部
307 中ロール
308 被覆ロール
308a 接触部
308b 接触部
308c 接触部
500 幅
501 厚さ
502 幅
503 厚さ
504 幅
505 厚さ
506 幅
507 厚さ

Claims (5)

  1. 意匠面を有する被加工材をロール成形するためのロール成形ロールにおいて、
    回転軸と、前記回転軸を中心に回転し前記被加工材に当接する接触部とを有し、
    前記接触部は、前記回転軸に対して平行な方向に沿って前記被加工材の前記意匠面に当接する第一接触部と、前記回転軸に対して垂直な方向に沿って前記被加工材の前記意匠面に当接する第二接触部とを有し、
    前記第一接触部は、弾性を有する第一樹脂材料で構成され、
    前記第二接触部は、前記第一樹脂材料よりも硬度の高い第二樹脂材料で構成されていることを特徴とするロール成形ロール。
  2. 請求項1において、前記ロール成形ロールは、前記被加工材を長手方向へ曲げるのに用いられることを特徴とするロール成形ロール。
  3. 請求項1において、前記被加工材が、前記回転軸に対して平行な方向と垂直な方向以外の方向に形成された前記意匠面を有する第三方向部を有するとき、
    前記ロール成形ロールの前記接触部は、前記第三方向部の前記意匠面に平行に当接する第三接触部を有し、
    前記第三接触部は、前記第一樹脂材料もしくは前記第二樹脂材料で構成されていることを特徴とするロール成形ロール。
  4. 請求項1において、前記被加工材が曲面形状の前記意匠面を有する曲面部を有するとき、
    前記ロール成形ロールの前記接触部は、前記曲面部の前記意匠面に沿って当接する第四接触部を有し、
    前記第四接触部は、前記第一樹脂材料もしくは前記第二樹脂材料で構成されていることを特徴とするロール成形ロール。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のロール成形ロールを用い、
    前記被加工材を前記ロール成形ロールに当接させてロール成形することを特徴とするロール成形方法。
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