JP6293547B2 - 既存プレス金型形状のデータベース登録システム及びプログラム - Google Patents
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Description
製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点を設定し、該特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面を配置し、配置された余肉断面の形状をそれぞれ設定し、隣接する余肉断面を順次連結することで余肉面を生成することで製品形状からプレス金型の余肉形状を作成する所定の金型設計システムで利用可能な共通の形式に各種システムにより得られた元データを変換してデータベースに登録するためのシステムであって、
製品に関する製品形状データと、該製品のためのプレス金型の製品面、余肉面及びしわ押さえ面に関するデータを含む既存の金型形状データ及び三次元パンチ開口線データと、を含む元データを取得する元データ取得部と、
前記元データを所定の形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された変換データをデータベースに登録するデータ登録部と、を有し、
前記変換データは、
プレス金型のしわ押さえ面に関するしわ押さえ面データと、
前記元データ取得部から得られる三次元パンチ開口線に関する三次元パンチ開口線データと、
前記三次元パンチ開口線をプレス方向に直交する面に投影した二次元パンチ開口線に関する二次元パンチ開口線データと、
製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点の位置に関する特徴点データと、
特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面に関する余肉断面データと、を含み、
前記データ変換部は、
前記元データ取得部により取得された前記元データに基づいてプレス金型形状を製品面部、余肉面部及びしわ押さえ面部の3つのパーツに分解するパーツ分解部と、
前記パーツ分解部により分解された前記しわ押さえ面部に基づいてしわ押さえ面を生成するためのしわ押さえ面生成部と、
前記パーツ分解部により分解された前記余肉面部の製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線上の特徴点を抽出するための特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点を少なくとも一方の端点とし、前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を配置するための余肉断面配置部と、
前記余肉断面配置部により配置された各余肉断面毎にその形状をパラメータ化する余肉断面パラメータ化部と、
前記余肉断面パラメータ化部により得られた前記余肉断面のパラメータ値に基づいて余肉面を作成する余肉面作成部と、を有する
ことを特徴とする。
前記余肉面作成部により作成された前記余肉面と前記元データの前記余肉面部を比較し、誤差が所定の許容値以下であるか否かを判定する誤差判定部、及び前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を追加するための余肉断面追加部を備え、
前記誤差判定部によって誤差が許容値以下であると判定されるまで、前記余肉面の誤差が大きい部分に前記余肉断面追加部により余肉断面を追加し、前記余肉断面パラメータ化部、前記余肉面作成部及び前記誤差判定部による処理を繰り返すデータ修正部と、を有する
ことを特徴とする。
前記元データ取得部は、当該製品の属性に関する製品属性データも取得し、
前記データ登録部は、前記製品属性データの属性をキーとして前記データベースに登録された所望の変換データを検索できるように、前記変換データと共に前記製品属性データを前記データベースに登録する
ことを特徴とする。
製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点を設定し、該特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面を配置し、配置された余肉断面の形状をそれぞれ設定し、隣接する余肉断面を順次連結することで余肉面を生成することで製品形状からプレス金型の余肉形状を作成する所定の金型設計システムで利用可能な共通の形式に各種システムにより得られた元データを変換してデータベースに登録するためのプログラムであって、
コンピュータを
製品に関する製品形状データと、該製品のためのプレス金型の製品面、余肉面及びしわ押さえ面に関するデータを含む既存の金型形状データ及び三次元パンチ開口線データと、を含む元データを取得する元データ取得部と、
前記元データを所定の形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された変換データをデータベースに登録するデータ登録部として機能させ、
前記データ変換部として機能させるときは、
プレス金型のしわ押さえ面に関するしわ押さえ面データと、前記元データ取得部から得られる三次元パンチ開口線に関する三次元パンチ開口線データと、前記三次元パンチ開口線をプレス方向に直交する面に投影した二次元パンチ開口線に関する二次元パンチ開口線データと、製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点の位置に関する特徴点データと、特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面に関する余肉断面データと、を含む前記変換データに変換するように、
前記元データ取得部により取得された前記元データに基づいてプレス金型形状を製品面部、余肉面部及びしわ押さえ面部の3つのパーツに分解するパーツ分解部と、
前記パーツ分解部により分解された前記しわ押さえ面部に基づいてしわ押さえ面を生成するためのしわ押さえ面生成部と、
前記パーツ分解部により分解された前記余肉面部の製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線上の特徴点を抽出するための特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点を少なくとも一方の端点とし、前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を配置するための余肉断面配置部と、
前記余肉断面配置部により配置された各余肉断面毎にその形状をパラメータ化する余肉断面パラメータ化部と、
前記余肉断面パラメータ化部により得られた前記余肉断面のパラメータ値に基づいて余肉面を作成する余肉面作成部として機能させる
ことを特徴とする。
図1は、既存プレス金型形状のデータベース登録システム1の中心となるコンピュータ10の構成を示す図である。このコンピュータ10は、CPU等の処理装置11と、メモリまたはハードディスク等の記憶装置12と、キーボード、マウスまたはCD−ROMドライブ等の入力装置13と、液晶ディスプレイまたはプリンタ等の出力装置14とを有する。
図2は、図1の処理装置11の構成を示すブロック図である。
図3は、図1の記憶装置12の構成を概略的に示すブロック図である。記憶装置12はプログラム記憶部12Aと元データ記憶部12Bと変換データ記憶部12Cとから主に構成されている。プログラム記憶部12Aは、図4に示すように、元データ取得プログラムPR1、データ変換プログラムPR2、変換データ登録プログラムPR3及び誤差表示プログラムPR4をそれぞれ格納するプログラム格納部12A1〜12A4を有している。各プログラムPR1〜PR4は、上述の処理装置11における元データ取得部100、データ変換部200、変換データ登録部300及び誤差表示部275によってそれぞれ実行される。
製品属性データDT101、DT201は、複数の既存製品に関する属性を製品ごとに整理したデータである。例えば、製品が車体を構成するプレス部品の場合、具体的には、図7に示すように、製品データ番号、車種名、製作年、部品名、サイズ、材料及び板厚などの属性から構成されている。製品属性データDT101は、液晶ディスプレイやキーボード等の入力装置13を介して処理装置11に入力される。製品属性データが示す属性は、金型形状データの形式に依らない情報であるので、変換データの製品属性データDT201には、元データの製品属性データDT101と基本的に同じ内容が各属性にコピーされる。
製品形状モデルデータDT102、DT203は、解析を行う対象となる製品の形状を示すデータであり、三次元CADソフトウェアを用いて作成されたIGES、DXF、DWG等のファイル形式の三次元CADデータ、または、CADデータに基づいて対象物を有限要素に離散化したメッシュデータ等である。製品形状モデルデータDT102、DT203は、CD―ROM等の記憶媒体に記憶され、CD―ROMドライブ等の入力装置13を介して処理装置11に入力される。
製品形状外形線データDT202は、製品面部の外形線を全周に亘って三次元点列に分解し、この点列を構成する各節点の位置等を示すデータである。具体的には、図8に示すように、節点番号N…、各節点の全体座標系でのXYZ座標、折れ角度を判定するための特徴点フラグから構成されている。
プレス振り角度データDT111、DT211は、プレス金型のプレス振り角度を示すデータである。具体的には、図9に示すように、金型の基準点座標(XYZ座標)、プレス振り角度に基づいてXYZ座標系からプレス方向を一軸とする金型座標系へ変換するための座標変換マトリクスの成分m11、…、m33等のパラメータから構成されている。
金型形状モデルデータDT113は、例えば、既存のCADシステムで設計されたCADデータ、特許文献1に記載のシステムと異なる金型設計システムで既に作成された様々なデータ形式の金型形状データ、現物の金型について3次元計測システムで計測して得られたSTL(Standard Triangulated Language)データなど、各種システムで得られた既存の金型形状データに基づいて一般的なメッシャにより生成された構造解析用のメッシュデータである。このメッシュデータは、プレス金型の製品面部、余肉面部及びホルダ面部が一体化されたモデル形状を示している。なお、メッシュ化される前の金型形状データを元データ記憶部12Bに記憶しておき、データ取得部100が元データ記憶部12Bから元データを取得する際に、この金型形状データをメッシュ化してメッシュデータとして取得してもよい。
しわ押さえ面データDT212は、プレス成形時にブランクの周縁部を挟持してしわ押さえする金型のしわ押さえ面の形状及び高さを示すデータである。なお、しわ押さえ面の形状は製品形状に応じて決まり、平面に限るものではない。
二次元パンチ開口線データDT213は、プレス金型の余肉面部の外形線である三次元のパンチ開口線をプレス方向に直交する面に投影した二次元形状を示すデータである。具体的には、図10に示すように、線分番号L…、線分タイプ(フィレット、円弧、直線)、第1端点座標(XY座標)、第2端点座標(XY座標)、中心座標(XY座標)、半径R、開始角度α及び終了角度β等から構成されている。
三次元パンチ開口線データDT112、DT214は、三次元のパンチ開口線を全周に亘って三次元点列に分解し、この点列を構成する各節点の位置等を示したデータである。具体的には、図11に示すように、節点番号N…、各節点の全体座標系でのXYZ座標、フィレット端部を示す特徴点フラグから構成されている。
特徴点データDT215は、図12に示すように、製品形状外形線及び三次元パンチ開口線上にある特徴点を節点番号で示したデータである。この特徴点は、上述の製品形状外形線データDT202と三次元パンチ開口線データDT214において、特徴点フラグに1が立てられた節点である。
断面線データDT216は、各特徴点を端点とする余肉断面と余肉面との交線である断面線の形状を示すデータである。具体的には、図13に示すように、断面番号P…、各断面線を構成する三次元点列の各節点の全体座標系でのXYZ座標、断面座標系でのXL、ZL座標、節点を通る円弧の半径R、節点間を結ぶ線分が直線か否かを示す直線判定フラグ、隣接する線分が一つの素材を構成する連続する要素か否かを示す連続判定フラグ、節点が素材の端点であるか否かを示す端点判定フラグ及び断面線を直線、円弧及びスプラインの素材に分解した結果を示す最終形状から構成されている。
余肉断面データDT217は、各特徴点を端点とする余肉断面の断面形状を示すデータである。具体的には、図14、図15に示すように、端点テーブル、断面別使用素材テーブル、直線、円弧及びスプラインの素材テーブルから構成されている。
入力装置13は、元データの製品属性に関するデータの入力、例えばCADデータ、メッシュデータ等の製品形状及び金型形状に関するデータの入力、データ変換時の各種条件の設定またはシステムの制御等に用いられる。
出力装置14には、入力画面、データ変換前後の金型形状の寸法誤差等を表示する変換結果等が表示される。例えば、変換結果には、図16に示すように、余肉面の寸法誤差の大きさに応じて色分けされたプレス金型の三次元形状がグラフィック表示される。
上述の既存プレス金型形状のデータベース登録システム1によって登録を行うプレス金型形状データで示されたプレス成形について、図17〜図23を参照しながら説明する。
本発明の登録システムによってデータベースに登録されたデータを利用してプレス金型を設計するためのプレス金型設計システムについて説明する。
データベース登録システム1によるプレス金型形状のデータベース登録方法について説明する。
図24のフローチャートに示されたメインルーチンの処理手順に従って、プレス金型形状のデータベース登録方法の全体的な流れについて説明する。
次に、上述のフローチャートのサブルーチンであるデータ変換(ステップS2)について、図25のフローチャートに従って、図29〜図32を参照しながら説明する。
図26のフローチャートに従って、特徴点抽出部230によって、特徴点を抽出する方法(ステップS13)について、図33〜図36を参照しながら説明する。
図27のフローチャートに従って、余肉断面配置部240による余肉断面の配置方法(ステップS14)について、図37〜図40を参照しながら説明する。
図28のフローチャートに従って、余肉断面パラメータ化部250による余肉断面のパラメータ化方法(ステップS15)について、図41〜図46を参照しながら説明する。なお、図43は、図41に示す断面線が円弧と直線に分解され、パラメータ化された結果を示している。同様に、図44は、図46に示す断面線がスプラインと直線と円弧に分解され、パラメータ化された結果を示している。
上述のように、本データベース登録システム1は、元データの金型形状をより高精度に再現できるように、元データと変換データの余肉面の誤差が小さくなるまで変換データが繰り返し修正される。図47〜図51を参照しながら、本データベース登録システム1の適用例について具体的に説明する。
当該データベース登録システム1によれば、各種システムで得られた元データを所定の形式に変換して記憶装置12に登録することができるので、この記憶装置12に登録された金型形状データを用いることで、技術者の金型の設計経験またはCADの操作経験の程度に依らず、金型設計ノウハウを盛り込んだ金型形状をより短時間で作成することができる。これによって、歩留まりが良い金型形状を設計の早期段階で検討できるので、金型形状を修正する工数を大幅に削減できる。
12: 記憶装置(データベース)
100: 元データ取得部
200: データ変換部
210: パーツ分解部
220: しわ押さえ面生成部
230: 特徴点抽出部
240: 余肉断面配置部
250: 余肉断面パラメータ化部
260: 余肉面作成部
270: 誤差判定部(データ修正部)
280: 余肉断面追加部(データ修正部)
300: 変換データ登録部(データ登録部)
Claims (4)
- 製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点を設定し、該特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面を配置し、配置された余肉断面の形状をそれぞれ設定し、隣接する余肉断面を順次連結することで余肉面を生成することで製品形状からプレス金型の余肉形状を作成する所定の金型設計システムで利用可能な共通の形式に各種システムにより得られた元データを変換してデータベースに登録するためのシステムであって、
製品に関する製品形状データと、該製品のためのプレス金型の製品面、余肉面及びしわ押さえ面に関するデータを含む既存の金型形状データ及び三次元パンチ開口線データと、を含む元データを取得する元データ取得部と、
前記元データを所定の形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された変換データをデータベースに登録するデータ登録部と、を有し、
前記変換データは、
プレス金型のしわ押さえ面に関するしわ押さえ面データと、
前記元データ取得部から得られる三次元パンチ開口線に関する三次元パンチ開口線データと、
前記三次元パンチ開口線をプレス方向に直交する面に投影した二次元パンチ開口線に関する二次元パンチ開口線データと、
製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点の位置に関する特徴点データと、
特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面に関する余肉断面データと、を含み、
前記データ変換部は、
前記元データ取得部により取得された前記元データに基づいてプレス金型形状を製品面部、余肉面部及びしわ押さえ面部の3つのパーツに分解するパーツ分解部と、
前記パーツ分解部により分解された前記しわ押さえ面部に基づいてしわ押さえ面を生成するためのしわ押さえ面生成部と、
前記パーツ分解部により分解された前記余肉面部の製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線上の特徴点を抽出するための特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点を少なくとも一方の端点とし、前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を配置するための余肉断面配置部と、
前記余肉断面配置部により配置された各余肉断面毎にその形状をパラメータ化する余肉断面パラメータ化部と、
前記余肉断面パラメータ化部により得られた前記余肉断面のパラメータ値に基づいて余肉面を作成する余肉面作成部と、を有する
ことを特徴とするシステム。 - 前記余肉面作成部により作成された前記余肉面と前記元データの前記余肉面部を比較し、誤差が所定の許容値以下であるか否かを判定する誤差判定部、及び前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を追加するための余肉断面追加部を備え、
前記誤差判定部によって誤差が許容値以下であると判定されるまで、前記余肉面の誤差が大きい部分に前記余肉断面追加部により余肉断面を追加し、前記余肉断面パラメータ化部、前記余肉面作成部及び前記誤差判定部による処理を繰り返すデータ修正部と、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記元データ取得部は、当該製品の属性に関する製品属性データも取得し、
前記データ登録部は、前記製品属性データの属性をキーとして前記データベースに登録された所望の変換データを検索できるように、前記変換データと共に前記製品属性データを前記データベースに登録する
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のシステム。 - 製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点を設定し、該特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面を配置し、配置された余肉断面の形状をそれぞれ設定し、隣接する余肉断面を順次連結することで余肉面を生成することで製品形状からプレス金型の余肉形状を作成する所定の金型設計システムで利用可能な共通の形式に各種システムにより得られた元データを変換してデータベースに登録するためのプログラムであって、
コンピュータを
製品に関する製品形状データと、該製品のためのプレス金型の製品面、余肉面及びしわ押さえ面に関するデータを含む既存の金型形状データ及び三次元パンチ開口線データと、を含む元データを取得する元データ取得部と、
前記元データを所定の形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部によって変換された変換データをデータベースに登録するデータ登録部として機能させ、
前記データ変換部として機能させるときは、
プレス金型のしわ押さえ面に関するしわ押さえ面データと、前記元データ取得部から得られる三次元パンチ開口線に関する三次元パンチ開口線データと、前記三次元パンチ開口線をプレス方向に直交する面に投影した二次元パンチ開口線に関する二次元パンチ開口線データと、製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線の全周に亘って点在する複数の特徴点の位置に関する特徴点データと、特徴点を少なくとも一方の端点とし、製品形状外形線と二次元または三次元パンチ開口線との間をつなぐ複数の余肉断面に関する余肉断面データと、を含む前記変換データに変換するように、
前記元データ取得部により取得された前記元データに基づいてプレス金型形状を製品面部、余肉面部及びしわ押さえ面部の3つのパーツに分解するパーツ分解部と、
前記パーツ分解部により分解された前記しわ押さえ面部に基づいてしわ押さえ面を生成するためのしわ押さえ面生成部と、
前記パーツ分解部により分解された前記余肉面部の製品形状外形線及び/または二次元もしくは三次元パンチ開口線上の特徴点を抽出するための特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点を少なくとも一方の端点とし、前記製品形状外形線と前記二次元または前記三次元パンチ開口線との間をつなぐ余肉断面を配置するための余肉断面配置部と、
前記余肉断面配置部により配置された各余肉断面毎にその形状をパラメータ化する余肉断面パラメータ化部と、
前記余肉断面パラメータ化部により得られた前記余肉断面のパラメータ値に基づいて余肉面を作成する余肉面作成部として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
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