JP6293545B2 - 光学素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、光学素子及びその製造方法に関する。
光透過性の材料がレンズ形状に加工された光学素子(レンズなど)が、各種の装置に用いられている。従来よりも付加価値が高く、製造プロセスへの負荷を低減し得る新規な光学素子が望まれる。
特開2013−254160号公報
本発明の実施形態は、付加価値の高い光学素子及びその製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、光学素子は、第1光学部と、第2光学部と、第1連結領域と、を含む。前記第1光学部は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、光透過性である。前記第2光学部は、前記第1面と対向し前記第1面と離間した第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有し、光透過性である。前記第1連結領域は、前記第1光学部の端部の少なくとも一部と前記第2光学部の端部の少なくとも一部とを連結し前記第1光学部及び前記第2光学部とシームレスに連続し、光透過性である。前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、前記第2光学部から前記第1光学部に向かう第1方向に対して垂直な平面に対して傾斜する部分を含む。前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、接合跡がなく界面のない一体である。前記第1連結領域は、前記第1光学部の前記端部の一部と前記第2光学部の前記端部の一部とを連結する。前記第1面と前記第3面との間に形成される間隙は、前記光学素子の外と繋がっている。
本発明の別の実施形態によれば、光学素子の製造方法が提供される。前記光学素子は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する光透過性の第1光学部と、前記第1面と対向し前記第1面と離間した第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有する光透過性の第2光学部と、前記第1光学部の端部の少なくとも一部と前記第2光学部の端部の少なくとも一部とを連結し前記第1光学部及び前記第2光学部とシームレスに連続した光透過性の第1連結領域と、を含み、前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、前記第2光学部から前記第1光学部に向かう第1方向に対して垂直な平面に対して傾斜する部分を含む。前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、接合跡がなく界面のない一体である。前記第1連結領域は、前記第1光学部の前記端部の一部と前記第2光学部の前記端部の一部とを連結する。前記第1面と前記第3面との間に形成される間隙は、前記光学素子の外と繋がっている。前記製造方法は、前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域となる材料に局所的にエネルギー線を照射して、前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域を形成することを含む。前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域の前記形成は、前記第3面及び前記第4面の少なくともいずれかを前記平面に対して傾斜させることを含む。前記第1連結領域の材料は、前記第1光学部の材料と同じであり、前記第2光学部の材料と同じ材料である。
図1(a)〜図1(d)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式図である。 図2は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。 図3(a)〜図3(p)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。 図5(a)〜図5(d)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、第2の実施形態に係る光学素子を例示する模式図である。 図7は、実施形態に係る光学素子の製造方法を例示する模式的断面図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る光学素子の別の製造方法を例示する模式図である。 図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る光学素子の別の製造方法を例示する模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)〜図1(d)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式図である。 図1(a)及び図1(b)は、斜視図である。図1(c)は、断面図である。図1(d)は、平面図である。
図1(a)〜図1(d)に表したように、本実施形態に係る光学素子110は、第1光学部10と、第2光学部20と、第1連結領域30と、を含む。
第1光学部10は、第1面11と、第2面12と、を有する。第2面12は、第1面11とは反対側の面である。第1光学部10は、光透過性である。
第2光学部20は、第3面23と、第4面24と、を有する。第3面23は、第1面11と対向し、第1面11と離間している。第4面24は、第3面23とは反対側の面である。第2光学部20は、光透過性である。
第2光学部20から第1光学部10に向かう方向を第1方向(Z軸方向)とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向とX軸方向とに対して垂直な方向をY軸方向とする。
第1連結領域30は、第1光学部10の端部10eの少なくとも一部と、第2光学部20の端部20eの少なくとも一部と、を連結する。第1連結領域30は、第1光学部10及び第2光学部20とシームレスに連続している。例えば、第1光学部10と第1連結領域30との間には、光を反射する界面が実質的に無い。例えば、第2光学部20と、第1連結領域30との間には、光を反射する界面が実質的に無い。第1連結領域30は、光透過性である。
第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30は、例えば、透明である。これらには、例えば、アクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂などが用いられる。これらには、ガラスを用いても良い。実施形態において、これらに用いられる材料は任意である。
この例では、第1連結領域30は、第1光学部10の端部10eの一部と、第2光学部20の端部20eの一部とを連結している。この例では、第1連結領域30は、2つの位置でこれらの光学部を連結している。
すなわち、第1連結領域30は、第1連結部31と、第2連結部32と、を含む。第2連結部32は、第1連結部31と離間している。一方、第1光学部10の端部10eは、第1部分10eaと、第1部分10eaと離間した第2部分10ebと、を含む。そして、第2光学部20の端部20eは、第3部分20eaと、第3部分20eaと離間した第4部分20ebと、を含む。第1連結部31は、第1部分10eaと第3部分20eaとを連結する。第2連結部32は、第2部分10ebと第4部分20ebとを連結する。
第1面11と第3面23との間に形成される間隙35は、光学素子110の外と繋がっている。
この例では、第1面11と第3面23との間の領域において、第1連結部31及び第2連結部32により、複数の空間が形成される。すなわち、第1光学部10の端部10eは、第1部分10eaと第2部分10ebとに加えて、複数の部分をさらに含む。第2光学部20の端部20eは、第3部分20eaと第4部分20ebとに加えて、複数の部分をさらに含む。第1光学部10の端部10eのこれらの複数の部分と、第2光学部20の端部20eのこれらの複数の部分と、により、複数の空間(第1空間36a及び第2空間36b)が形成される。第1面11と第3面23との間に形成される間隙35は、この複数の空間(第1空間36a及び第2空間36b)を介して、光学素子110の外と繋がっている。
実施形態においては、第1面11及び第2面12の少なくともいずれかは、X−Y平面(第2光学部20から第1光学部10に向かう第1方向に対して垂直な平面)に対して傾斜する部分を含む。この例では、第1面11は、実質的に平面である。第2面12は、凸面(この例では、凸状の曲面)である。
実施形態において、第3面23及び第4面24の少なくともいずれかは、X−Y平面に対して傾斜する部分を含んでも良い。この例では、第3面23は、凸面(この例では、凸状の曲面)である。第4面24は、凸面(この例では、凸状の曲面)である。
例えば、第1光学部10は凸レンズとして機能する。第2光学部20も凸レンズとして機能する。
実施形態において、第1連結領域30は、第1光学部10及び第2光学部20とシームレスに連続している。第1連結領域30の材料は、第1光学部10の材料と同じであり、第2光学部20の材料と同じである。第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30には、例えば、樹脂(例えば、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂など)が用いられる。。第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30には、ガラスを用いても良い。ガラスにおいては、光の透過性が高く、熱伝導率が、樹脂と比べて高い。樹脂は、軽量であり、低コストである。
第1連結領域30と第1光学部10との間には、境界(界面)が実質的に形成されない。第1連結領域30と第2光学部20との間には、境界(界面)が実質的に形成されない。第1連結領域30において、第1光学部10及び第2光学部20とは異なる光学特性を得ることができる。
図2は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。
図2は、光学素子110の特性を例示している。
例えば、光学素子110に入射光Liが入射する。入射光Liは、第1光学部10及び第2光学部20に入射する。そして、入射光Liは、第1光学部10及び第2光学部20を通過する。光学素子110から、出射光Loが出射する。例えば、入射光Liが平行光であるとき、出射光Loは集光する。すなわち、この例では、第1光学部10及び第2光学部20は、凸レンズとして機能する。すなわち、第1光学部10及び第2光学部20の少なくともいずれかは、光を集光させる。後述するように、第1光学部10及び第2光学部20が、凹レンズとして機能しても良い。第1光学部10及び第2光学部20は、光を発散させるように機能してもよい。
これらの光学部のそれぞれの光軸は、実質的に一致する。例えば、第1光学部10は、第1光軸を有し、第2光学部20は、第1光軸に対して平行な第2光軸を有する。
すなわち、実施形態において、第1方向(Z軸方向)において第1光学部10及び第2光学部20に入射し、第1光学部10及び第2光学部20を通過した出射光Loの広がり角は、第1光学部10及び第2光学部20に入射する入射光Liの広がり角とは異なる。
一方、第1連結領域30には、第1光学部10及び第2光学部20の光学特性とは異なる光学特性を付与できる。例えば、第1連結領域30に入射する光が平行光であるとき、第1連結領域30から出射する光は、平行光でも良い。すなわち、第1光学部10及び第2光学部20に入射する第1光L1の進行方向は、第1連結領域30に入射する第2光L2の進行方向とは異なる。例えば、第1入射方向で第1光学部10に入射して第2光学部20から出射する第1光L1の第1出射方向は、第1入射方向で第1連結領域30に入射し第1連結領域30から出射する第2光L2の第2出射方向とは異なる。例えば、第1入射方向で第2光学部20に入射して第1光学部10から出射する第1光L1の第1出射方向は、第1入射方向で第1連結領域30に入射し第1連結領域30から出射する第2光L2の第2出射方向とは異なる。
本実施形態においては、第1光学部10及び第2光学部20により形成される例えばレンズと、そのレンズとは異なる特性を有する第1連結領域30と、が設けられる。これにより、例えば、レンズと、そのレンズとは異なる特性を有効に利用できる。付加価値の高い光学素子が提供できる。
例えば、光学素子110が電子機器(カメラなど)に応用される。光学素子110が、実装基板に実装される。この実装工程において、第1連結領域30に入射した光を利用することで、光学素子110の実装を容易にする。実装の精度が向上できる。実施形態に係る光学素子110においては、製造プロセス(実装)への負荷を低減し得る。この他、第1光学部10及び第2光学部20により形成される例えばレンズとは異なる光学特性により、他の機能が利用できる。例えば、多焦点(複数の集光点)が得られる。
このとき、本実施形態においては、第1連結領域30は、第1光学部10及び第2光学部20とシームレスに連続している。例えば、第1連結領域30と第1光学部10との間に界面が形成され、第1連結領域30と第2光学部20との間に界面が形成される参考例がある。この参考例においては、入射した光がこれらの界面で反射されたり、吸収されたりし、反射ロスや吸収ロスによって、光の損失が生じる。所望の方向ではない方向に光が出射する場合もある。これに対して、本実施形態においては、第1連結領域30が第1光学部10及び第2光学部20とシームレスに連続しているので、このような反射及び吸収が抑制される。光が有効に利用できる。
さらに、本実施形態においては、第1面11と第3面23との間に間隙35が形成される。この間隙35により放熱性が向上する。これは、第1面11と第3面23の輻射熱によって、熱が外に放出されるためである。間隙35が光学素子110の外と繋がっていることで、放熱性がさらに向上する。これは、間隙35から外に向かった空気の流れが生じ、熱が外に放出されるためである。間隙35が、複数の空間(第1空間36a及び第2空間36b)を介して光学素子110の外と繋がっている場合、複数の空間のいずれかが空気の流入口となり、他の空間が流出口となる。これにより、空気の流量が増加するため、さらに放熱性が向上する。
実施形態において、間隙35を設けることで、空気との界面により、適切な屈折効果が得られる。これにより、所望の光学特性が得られる。
光学素子において、空気との界面において、最も強い屈折効果を得ることができる。空気との界面を設けることによって、光の光路を曲げる能力が高い光学素子を実現できる。空気との界面を用いない場合(他の材料との界面による屈折効果を得る場合)と比べて、その他の材料を必要としないので、材料コストが低くなる。
間隙35を設けることにより、光学素子110が軽量化できる。
第1連結領域30の材料が、第1光学部10の材料及び第2光学部20の材料と同じであることにより、熱膨張係数が同じにし易い。これにより、熱による変形が抑制し易くなる。温度補償が容易になり、温度制御が容易になる。
なお、複数のレンズをホルダなどにより保持する参考例がある。ホルダには例えば、金属などが用いられる。金属は光を遮断するため、ホルダを透過型の光学素子として利用することは困難である。ホルダは光を吸収するため、吸収ロスも生じる。さらに、ホルダとレンズとの材料が異なることで、温度制御も困難である。
実施形態に係る光学素子110は、一体的に形成される。例えば、後述するAM(Additive Manufacturing)技術などにより形成できる。これにより、例えば、第1光学部10と第2光学部20とを組み合わせる組み立て工程が不要である。第1光学部10と第2光学部20とにおいて、光軸などの調整が不要となる。精度の高い光学特性が得られる。
図3(a)〜図3(p)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。
図3(a)に表したように、光学素子111aにおいては、第1面11は、凸状である。この例では、第2面12、第3面23及び第4面24は、実質的に平面である。この例のように、第1面11は、第3面23に対して非平行である。
図3(b)に表したように、光学素子111bにおいては、第1面11は、凹状である。この例では、第2面12、第3面23及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(c)に表したように、光学素子111cにおいては、第3面23は、凸状である。この例では、第1面11、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(d)に表したように、光学素子111dにおいては、第3面23は、凹状である。この例では、第1面11、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(e)に表したように、光学素子111eにおいては、第1面11は、凸状である。第3面23は、凹状である。この例では、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(f)に表したように、光学素子111fにおいては、第1面11は、凹状である。第3面23は、凸状である。この例では、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(g)に表したように、光学素子111gにおいては、第1面11は、凸状である。第3面23は、凸状である。この例では、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(h)に表したように、光学素子111hにおいては、第1面11は、凹状である。第3面23は、凹状である。この例では、第2面12及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(i)に表したように、光学素子111iにおいては、第2面12は、凸状である。この例では、第1面11、第3面23及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(j)に表したように、光学素子111jにおいては、第2面12は、凹状である。この例では、第1面11、第3面23及び第4面24は、実質的に平面である。
図3(k)に表したように、光学素子111kにおいては、第4面24は、凸状である。この例では、第1面11、第2面12及び第3面23は、実質的に平面である。
図3(l)に表したように、光学素子111lにおいては、第4面24は、凹状である。この例では、第1面11、第2面12及び第3面23は、実質的に平面である。
図3(m)に表したように、光学素子111mにおいては、第2面12は、凸状である。第4面24は、凹状である。この例では、第1面11及び第3面23は、実質的に平面である。
図3(n)に表したように、光学素子111nにおいては、第2面12は、凹状である。第4面24は、凸状である。この例では、第1面11及び第3面23は、実質的に平面である。
図3(o)に表したように、光学素子111oにおいては、第2面12は、凸状である。第4面24は、凸状である。この例では、第1面11及び第3面23は、実質的に平面である。
図3(p)に表したように、光学素子111pにおいては、第2面12は、凹状である。第4面24は、凹状である。この例では、第1面11及び第3面23は、実質的に平面である。
第1面11は、凹状または凸状である。第2面12は、凹状または凸状である。第3面23は、凹状または凸状である。第4面24は、凹状または凸状である。上記の面のそれぞれの曲率は、他の面の曲率と同じでも、異なっても良い。種々の変形が可能である。
図4(a)及び図4(b)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。
図4(a)に表したように、光学素子112aにおいては、第1面11は、フレネルレンズ面を有している。このフレネルレンズは、凸レンズに対応する。
図4(b)に表したように、光学素子112bにおいては、第1面11は、凹レンズ状のフレネルレンズ面を有している。
フレネルレンズ面は、第2面12に設けられても良い。すなわち、第1面11及び第2面12の少なくともいずれかは、フレネルレンズ面を含む。同様に、第3面23及び第4面24の少なくともいずれかが、フレネルレンズ面を含んでも良い。フレネルレンズ面を含むことにより、薄い光学素子が実現できる。
図5(a)〜図5(d)は、第1の実施形態に係る光学素子を例示する模式的断面図である。
図5(a)に表したように、光学素子113aにおいては、第1面11は第3面23と実質的に平行である。第1面11は、第2面12に対して傾斜している。第3面24は、第4面24に対して傾斜している。第1連結領域30の側面は、第2面12に対して実質的に垂直である。
図5(b)に表したように、光学素子113bにおいては、第1面11は第3面23と実質的に平行である。第1面11は、第2面12に対して傾斜している。第3面24は、第4面24に対して傾斜している。第1連結領域30の側面は、第1面11に対して実質的に垂直である。
図5(c)に表したように、光学素子113cにおいては、第1面11及び第3面23のそれぞれに、複数の斜面が設けられている。第1光学部10及び第2光学部20のそれぞれは、プリズム部として機能する。この例では、第1面11の斜面は、第3面23の斜面に対して実質的に平行である。
複数の斜面は、第2面12に設けられても良い。複数の斜面は、第4面24に設けられても良い。
このように、実施形態において、第1面11及び第2面12の少なくともいずれかは、第1方向(Z軸方向)に対して傾斜した複数の斜面を含んでも良い。
例えば、第1面11は、第1方向に対して傾斜した第1傾斜面11sを含む。第3面23は、第1方向に対して傾斜した第2傾斜面23sを含む。第2傾斜面23sは、第1傾斜面11sに対向する。これらの傾斜面は、互いに実質的に平行である。例えば、第1傾斜面11sを含む平面と、第2傾斜面23sを含む平面と、の間の角度の絶対値は、1度以下である。
この角度の絶対値を1度以下にすることで、最終的に出射される方向の、所望の角度からのずれを1度以下に抑えることができる。例えば、照明用の光学素子の場合、一般的に1度の精度があれば十分である。つまり、1度以下の精度で光路を制御できれば高精度といえる。
図5(d)に表したように、光学素子113dにおいては、第1面11及び第3面23のそれぞれに、複数の斜面が設けられている。この例では、第1面11の斜面は、第3面23の斜面に対して非平行である。斜面を非平行にすることにより、出射方向を入射方向に対して変化させることが可能となる。
(第2の実施形態)
図6(a)〜図6(c)は、第2の実施形態に係る光学素子を例示する模式図である。 図6(a)は、斜視図である。図6(b)は、断面図である。図6(c)は、平面図である。
図6(a)〜図6(c)に表したように、本実施形態に係る光学素子120は、第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30に加えて、第3光学部40及び第2連結領域50をさらに含む。第3光学部40及び第2連結領域50は、光透過性である。第3光学部40及び第2連結領域50は、例えば、透明である。
この例では、第1光学部10と第3光学部40との間に、第2光学部20が配置される。第3光学部40は、第5面45と、第6面46と、を有する。第5面45は、第4面24に対向し、第4面24から離間する。第6面46は、第5面45とは反対側の面である。
第2連結領域50は、第2光学部20の端部20eの少なくとも一部と、第3光学部40の端部40eの少なくとも一部と、を連結する。第2連結領域50は、第2光学部20及び第3光学部40とシームレスに連続している。例えば、第2連結領域50の材料は、第2光学部20の材料と同じであり、第3光学部40の材料と同じである。
第5面45及び第6面46の少なくともいずれかは、X−Y平面に対して傾斜する部分を含む。この例では、第5面45は、凸状であり、第6面46は凸状である。
このように、実施形態において、設けられる光学部の数は任意であり、連結領域の数も任意である。
光学素子120においても付加価値の高い光学素子が提供できる。
この例において、第4面24と第5面45との間に間隙55が形成される。すなわち、第2連結領域50は、第2光学部20の端部20eの一部と、第3光学部40の端部40eの一部と、を連結する。そして、第4面24と第5面45との間に形成される間隙55は、光学素子120の外と繋がっている。この例においても、高い放熱性が得られる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は光学素子の製造方法に係る。この製造方向においては、例えばAM(Additive Manufacturing)技術が用いられる。
図7は、実施形態に係る光学素子の製造方法を例示する模式的断面図である。
図7に表したように、製造装置310は、エネルギー線Lsと、原料M1と、を出射するヘッド61を含む。加工体Wpの上に、原料M1を供給しつつ、エネルギー線Lsを照射する。エネルギー線Lsは、例えば、レーザ光または電子線である。エネルギー線Lsは、加工体Wpの表面近傍において集中されている。エネルギー線Lsによる熱エネルギーにより、例えば、原料M1が溶融する。溶融領域M2が形成される。溶融した原料M1が冷却されて光学素子の一部が形成される。加工体Wpとヘッド61との相対的な位置を変更しつつ、この動作を行う。これにより、所望の形状の光学素子が得られる。この例では、例えば、指向性エネルギー堆積法により、光学素子が形成される。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る光学素子の別の製造方法を例示する模式図である。
図8(a)に表したように、製造装置311は、原料M1を出射するヘッド62を含む。ヘッド62は、加工体Wpに対して、相対的に移動する。この例では、X1方向、Y1方向及びZ1方向において、ヘッド62と加工体Wpとの相対的位置が変更される。
図8(b)に表したように、原料M1を含む液体がヘッド62から出射する。この液体が加工体Wpに付着する。この例では、ヘッド62にエネルギー線照射部62aが設けられている。エネルギー線照射部62aからエネルギー線(例えば紫外光)が出射する。これにより、例えば、液体に含まれる原料M1が加工体Wp上に残り光学素子の一部となる部分が形成される。例えば、ヘッド62に平坦化部62b(例えばローラなど)を設けても良い。原料M1から形成された上記の部分が平坦化される。この動作を、ヘッド62と加工体Wpとの相対的位置を変えながら繰り返す。これにより、所望の形状の光学素子が得られる。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る光学素子の別の製造方法を例示する模式図である。
図9(a)に表したように、製造装置312においては、ステージSTが設けられる。ステージSTの上に原料M1を含む層が形成される。例えば、格納部63に原料M1が格納される。ステージSTの高さを制御することで、所望の厚さの層(原料M1を含む層)がステージST上に形成される。
図9(b)に表したように、その層に、エネルギー線Lsを所望の形状で照射する。エネルギー線Lsと、ステージSTと、の相対的位置を変更することで、所望の位置に光学素子の一部となる部分を形成できる。
本実施形態に係る製造方法は、第1面11と、第1面11とは反対側の第2面12と、を有する光透過性の第1光学部10と、第1面11と対向し第1面11と離間した第3面23と、第3面23とは反対側の第4面24と、を有する光透過性の第2光学部20と、第1光学部10の端部10eの少なくとも一部と第2光学部20の端部20eの少なくとも一部とを連結し第1光学部10及び第2光学部20とシームレスに連続した光透過性の第1連結領域30と、を含み、第1面11及び第2面12の少なくともいずれかは、第2光学部20から第1光学部10に向かう第1方向に対して垂直な平面に対して傾斜する部分を含む光学素子の製造方法である。本製造方法においては、第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30となる材料に局所的にエネルギー線を照射して、第1光学部10、第2光学部20及び第1連結領域30を形成する。
実施形態によれば、付加価値の高い光学素子及びその製造方法が提供できる。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、光学素子に含まれる光学部及び連結領域などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した光学素子及びその製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての光学素子及びその製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…第1光学部、 10e…端部、 10ea…第1部分、 10eb…第2部分、 11…第1面、 11s…第1傾斜面、 12…第2面、 20…第2光学部、 20e…端部、 20ea…第3部分、 20eb…第4部分、 23…第3面、 23s…第2傾斜面、 24…第4面、 30…第1連結領域、 31、32…第1、第2連結部、 35…間隙、 36a、36b…第1、第2空間、 40…第3光学部、 40e…端部、 45…第5面、 46…第6面、 50…第2連結領域、 55…間隙、 61、62…ヘッド、 62a…エネルギー線光照射部、 62b…平坦化部、 63…格納部、 110、111a〜111p、112a、112b、113a〜113d、120…光学素子、 310〜312、320…製造装置、 L1、L2…第1、第2光、 Li…入射光、 Lo…出射光、 Ls…エネルギー線、 M1…原料、 M2…溶融領域、 ST…ステージ、 Wp…加工体

Claims (17)

  1. 第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する光透過性の第1光学部と、
    前記第1面と対向し前記第1面と離間した第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有する光透過性の第2光学部と、
    前記第1光学部の端部の少なくとも一部と前記第2光学部の端部の少なくとも一部とを連結し前記第1光学部及び前記第2光学部とシームレスに連続した光透過性の第1連結領域と、
    を含み、
    前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、前記第2光学部から前記第1光学部に向かう第1方向に対して垂直な平面に対して傾斜する部分を含み、
    前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、接合跡がなく界面のない一体で、
    前記第1連結領域は、前記第1光学部の前記端部の一部と前記第2光学部の前記端部の一部とを連結し、
    前記第1面と前記第3面との間に形成される間隙は、前記光学素子の外と繋がっている、光学素子。
  2. 前記第3面及び前記第4面の少なくともいずれかは、前記平面に対して傾斜する部分を含む請求項1記載の光学素子。
  3. 前記第1連結領域の材料は、前記第1光学部の材料と同じであり、前記第2光学部の材料と同じである請求項1または2に記載の光学素子。
  4. 前記第1面は、凹状または凸状である請求項1〜3のいずれか1つに記載の光学素子。
  5. 前記第3面は、凹状または凸状である請求項1〜4のいずれか1つに記載の光学素子。
  6. 前記第1方向において前記第1光学部及び前記第2光学部に入射し、前記第1光学部及び前記第2光学部を通過した出射光の広がり角は、前記第1光学部及び前記第2光学部に入射する入射光の広がり角とは異なる請求項1〜5のいずれか1つに記載の光学素子。
  7. 前記第1光学部及び前記第2光学部の少なくともいずれかは、光を集光させる請求項1〜5のいずれか1つに記載の光学素子。
  8. 前記第1入射方向で前記第1光学部に入射して前記第2光学部から出射する第1光の第1出射方向は、
    前記第1入射方向で前記第1連結領域に入射し前記第1連結領域から出射する第2光の第2出射方向とは異なる請求項1〜7のいずれか1つに記載の光学素子。
  9. 前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、樹脂を含む請求項1〜8のいずれか1つに記載の光学素子。
  10. 前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、ガラスを含む請求項1〜8のいずれか1つに記載の光学素子。
  11. 前記第1光学部の前記端部は、第1部分と、前記第1部分と離間した第2部分と、を含み、
    前記第2光学部の前記端部は、第3部分と、前記第3部分と離間した第4部分と、を含み、
    前記第1連結領域は、第1連結部と、前記第1連結部と離間した第2連結部と、を含み、
    前記第1連結領域は、前記第1部分と前記第3部分とを連結し、
    前記第2連結領域は、前記第2部分と前記第4部分とを連結する請求項1〜10のいずれか1つに記載の光学素子。
  12. 前記第1光学部の前記端部は、複数の部分をさらに含み、
    前記第2光学部の前記端部は、複数の部分をさらに含み、
    前記第1面と前記第3面との間に形成される間隙は、前記第1光学部の前記端部の前記複数の部分と、前記第2光学部の前記端部の前記複数の部分と、により形成される複数の空間を介して、前記光学素子の外と繋がっている請求項1記載の光学素子。
  13. 前記第1光学部は、第1光軸を有し、
    前記第2光学部は、前記第1光軸に対して平行な第2光軸を有する請求項1〜1のいずれか1つに記載の光学素子。
  14. 前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、フレネルレンズ面を含む請求項1〜1のいずれか1つに記載の光学素子。
  15. 前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、前記第1方向に対して傾斜した複数の斜面を含む請求項1〜1のいずれか1つに記載の光学素子。
  16. 前記第1面は、前記第3面に対して非平行である請求項1〜1のいずれか1つに記載の光学素子。
  17. 第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する光透過性の第1光学部と、前記第1面と対向し前記第1面と離間した第3面と、前記第3面とは反対側の第4面と、を有する光透過性の第2光学部と、前記第1光学部の端部の少なくとも一部と前記第2光学部の端部の少なくとも一部とを連結し前記第1光学部及び前記第2光学部とシームレスに連続した光透過性の第1連結領域と、を含み、前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれかは、前記第2光学部から前記第1光学部に向かう第1方向に対して垂直な平面に対して傾斜する部分を含む光学素子の製造方法であって、
    前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域は、接合跡がなく界面のない一体で、
    前記第1連結領域は、前記第1光学部の前記端部の一部と前記第2光学部の前記端部の一部とを連結し、
    前記第1面と前記第3面との間に形成される間隙は、前記光学素子の外と繋がっており、
    前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域となる材料に局所的にエネルギー線を照射して、前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域を形成
    前記第1光学部、前記第2光学部及び前記第1連結領域の前記形成は、前記第3面及び前記第4面の少なくともいずれかを前記平面に対して傾斜させることを含み、
    前記第1連結領域の材料は、前記第1光学部の材料と同じであり、前記第2光学部の材料と同じ材料である、光学素子の製造方法。
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