JP4599514B2 - ラインジェネレータ - Google Patents
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Description
コリメートレンズ1203のサイズの制約から、FA方向に約10ミリメータの幅の光束の一部のみが使用されるので、光の利用効率は最大で約60%である。シリンダーレンズ1205の光学面形状を調整することでラインの輝度分布を任意に設計することができる。しかし、レンズの成形に使用する金型加工の制約により、シリンダー形状の接線角度を大きくすることが困難であり、広い放射角を得るのが困難である。また、ラインの特定の投影位置に対して焦点を合わせて輝度分布が一定になるように設計しているので、コリメートレンズ1203のフォーカス調整を行うと輝度分布が設計値から外れるという問題があった。
図1及び図2は、本発明の第1の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源101、シリンダーレンズである第1レンズ103及びシリンダーレンズである第2レンズ105を含む。図1は、半導体レーザ光源101の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図2は、半導体レーザ光源101の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図1において、半導体レーザ101から出射された光は、第1レンズ103によって、FA方向にコリメートされ、3ミリメータの幅の光束となる。コリメート後の光束の幅は、ラインジェネレータによって生成されるラインの幅である。ここで、第1レンズ103は、シリンダーレンズであるので、SA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ103によって、FA方向にコリメートされた光は、第2レンズ105によって、SA方向に拡散されラインが生成される。
図4及び図5は、本発明の第2の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源201、シリンダーレンズである第1レンズ203及びシリンダーレンズである第2レンズ205を含む。図4は、半導体レーザ光源201の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図5は、半導体レーザ光源201の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図5において、半導体レーザ201から出射された光は、第1レンズ203によって、SA方向にコリメートされ、3ミリメータの幅の光束となる。コリメート後の光束の幅は、ラインジェネレータによって生成されるラインの幅である。ここで、第1レンズ203は、シリンダーレンズであるので、FA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ203によって、SA方向にコリメートされた光は、第2レンズ205によって、FA方向に拡散されラインが生成される。
第3の実施例によるラインジェネレータの構成は、図4及び図5に示した第2の実施例の構成と同様である。
図8及び図9は、本発明の第4の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源301、シリンダーレンズである第1レンズ303及びシリンダーレンズである第2レンズ305を含む。図8は、半導体レーザ光源301の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図9は、半導体レーザ光源301の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図9において、半導体レーザ301から出射された光は、第1レンズ303によって、SA方向にコリメートされ、3ミリメータの幅の光束となる。コリメート後の光束の幅は、ラインジェネレータによって生成されるラインの幅である。ここで、第1レンズ303は、シリンダーレンズであるので、FA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ303によって、SA方向にコリメートされた光は、第2レンズ305によって、FA方向に拡散されラインが生成される。
図13及び図14は、本発明の第5の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源401、シリンダーレンズである第1レンズ403、シリンダーレンズである第2レンズ405及びシリンダーレンズである第3レンズ407を含む。図13は、半導体レーザ光源301の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図14は、半導体レーザ光源401の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図14において、半導体レーザ401から出射された光は、第1レンズ403によって、SA方向にコリメートされ、3ミリメータの幅の光束となる。コリメート後の光束の幅は、ラインジェネレータによって生成されるラインの幅である。ここで、第1レンズ403は、シリンダーレンズであるので、FA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ403によって、SA方向にコリメートされた光は、第2レンズ405及び第3レンズ407によって、FA方向に拡散されラインが生成される。
図16及び図17は、本発明の第6の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源501、シリンダーレンズである第1レンズ503及び像側面(第5面)に自由曲面を有する第2レンズ505を含む。図16は、半導体レーザ光源501の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図17は、半導体レーザ光源501の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図17において、半導体レーザ501から出射された光は、第1レンズ503によって、SA方向にコリメートされる。ここで、第1レンズ503は、シリンダーレンズであるので、FA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ503によって、SA方向にコリメートされた光は、第2レンズ505によって、FA方向に拡散され、SA方向に集光されてラインが生成される。
図18及び図19は、本発明の第7の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源601、シリンダーレンズである第1レンズ603及びシリンダーレンズである第2レンズ605を含む。さらに本実施例のラインジェネレータは、第1レンズ603及び第2レンズ605の間に、物体側の面(第4面)に自由曲面を有する位相板607を備える。図18は、半導体レーザ光源601の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図19は、半導体レーザ光源601の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図19において、半導体レーザ601から出射された光は、第1レンズ603によって、SA方向にコリメートされる。ここで、第1レンズ603は、シリンダーレンズであるので、FA方向にコリメートは行なわれない。第1レンズ603によって、SA方向にコリメートされた光は、位相板607によって調整され、第2レンズ605によって、FA方向に拡散され、SA方向に集光されてラインが生成される。
図20及び図21は、本発明の第8の実施例によるラインジェネレータの構成を示す図である。ラインジェネレータは、半導体レーザ光源701、像側(第3面)に自由曲面を有する第1レンズ703、シリンダーレンズである第2レンズ705及びシリンダーレンズである第3レンズ707を含む。図20は、半導体レーザ光源701の鉛直方向(Fast-Axis FA)の断面を示す図であり、図21は、半導体レーザ光源701の水平方向(Slow-Axis SA)の断面を示す図である。図21において、半導体レーザ701から出射された光は、第1レンズ703及び第2レンズ705によって、SA方向にコリメートされる。このように、第1レンズ703及び第2レンズ705は、第1レンズ群を構成する。第1レンズ群によって、SA方向にコリメートされた光は、第3レンズ707によって、FA方向に拡散されてラインが生成される。
103,203,303,403,503,603,703・・・・第1レンズ
105,205,305,405,505,605,705・・・・第2レンズ
407,707・・・・第3レンズ
Claims (7)
- 光源と、第1レンズ群と、第2レンズ群とを、含むラインジェネレータであって、前記光源から、第1レンズ群及び第2レンズ群の面にともに垂直に入射する光束の位置を光軸とし、第1レンズ群は、前記光源からの光束が、前記光軸に垂直な面内の第1の方向にコリメートを行なわずに、前記光軸に垂直な面内の第1の方向に直交する第2の方向にのみコリメートまたは集光して、ラインの幅を定めるように構成され、第2レンズ群は、第1レンズ群を通過した光束が、ラインを生成するように構成されたラインジェネレータ。
- 第1レンズ群の、前記光軸方向の位置を調整することによって、ラインの長手方向の強度分布を維持したまま、ラインの像面の位置を調整できるように構成された請求項1に記載のラインジェネレータ。
- 第2レンズ群の、前記光軸方向の位置を調整することによって、ラインの長手方向の強度分布を調整できるように構成された請求項1または2に記載のラインジェネレータ。
- 前記光源が半導体レーザであり、半導体レーザの鉛直方向(Fast-Axis FA)を第2の方向、前記半導体レーザの水平方向(Slow-Axis SA)を第1の方向とした請求項1から3のいずれかに記載のラインジェネレータ。
- 前記光源が半導体レーザであり、半導体レーザの鉛直方向(Fast-Axis FA)を第1の方向、前記半導体レーザの水平方向(Slow-Axis SA)を第2の方向とした請求項1から3のいずれかに記載のラインジェネレータ。
- 第1レンズ群及び第2レンズ群の少なくとも一面が、第1の方向及び第2の方向に軸対象な形状であり、中心部と外周部で第1の方向の焦点距離が異なる自由曲面を有する請求項1から5のいずれかに記載のラインジェネレータ。
- 少なくとも一つの自由曲面を有する位相板をさらに備えた請求項1から6のいずれかに記載のラインジェネレータ。
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