JP6291277B2 - アクチュエーター - Google Patents

アクチュエーター Download PDF

Info

Publication number
JP6291277B2
JP6291277B2 JP2014027360A JP2014027360A JP6291277B2 JP 6291277 B2 JP6291277 B2 JP 6291277B2 JP 2014027360 A JP2014027360 A JP 2014027360A JP 2014027360 A JP2014027360 A JP 2014027360A JP 6291277 B2 JP6291277 B2 JP 6291277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
moving body
bearing member
actuator
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014027360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015152114A (ja
Inventor
基範 川内
基範 川内
賢治 江頭
賢治 江頭
晃司 川田
晃司 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2014027360A priority Critical patent/JP6291277B2/ja
Publication of JP2015152114A publication Critical patent/JP2015152114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6291277B2 publication Critical patent/JP6291277B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、回転軸に取り付けられた移動体を回転軸の回転に応じて移動させつつ、回転軸を支持するサポートを移動体に連動させるアクチュエーターに関する。
従来、ボールネジに螺合するナットにスライダーを取り付けて、ナットおよびスライダーをボールネジの回転に応じてボールネジの軸方向へ移動させるアクチュエーターが広く用いられている。かかるアクチュエーターでは、ボールネジの回転数(1秒あたりの回転数)がボールネジの固有振動数に一致すると、ボールネジが共振することが知られている。具体的に説明すると、ボールネジの端部を受ける軸受部材とナットを節とする振動の振動数(固有振動数)に、ボールネジの回転数が一致した場合等に、ボールネジが共振する。そして、ボールネジの共振は、騒音やボールネジの破損といった問題を引き起こすおそれがあった。
そこで、特許文献1では、ボールネジを支持するサポートブラケットが、ナットと軸受部材の間に配置される。このサポートブラケットは、ナットの速度の半分の速度でナットに連動するように構成されており、ナットと軸受部材の中心でボールネジを支持しながら移動する。こうして、ナットと軸受部材を節とする振動の腹をサポートブラケットで抑え込むことで、当該振動の発生が抑制されている。
特開平8−98455号公報
このように、回転軸(ボールネジ)に取り付けられた移動体(ナット、スライダー)を回転軸の回転に応じて軸方向へ移動させるアクチュエーターにおいては、移動体に連動するサポート(サポートブラケット)で回転軸を支持することで、回転軸の振動の発生を抑制できる。ただし、特許文献1は、移動体の速度に対するサポートの速度の比を1/2に設定することで所定の課題の解決を図るものである。そのため、特許文献1で示された技術は1/2の減速比を構成する場合に適用できるに過ぎず、適用可能な範囲が限られていた。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、回転軸に取り付けられた移動体を回転軸の回転に応じて移動させつつ、回転軸を支持するサポートを移動体に連動させるにおいて、より広範囲への適用が可能な技術の提供を目的とする。
本発明の第1態様にかかるアクチュエーターは、上記目的を達成するために、軸方向に延びる回転軸と、回転軸に取り付けられて回転軸の回転に応じて軸方向へ移動する移動体と、回転軸を受ける軸受部材と、移動体と軸受部材の間で回転軸を支持するサポートと、移動体の移動をサポートに伝達することでサポートを軸方向へ移動させる伝達機構とを備え、伝達機構は、移動体の移動に応じて回転する主回転部材および回転することでサポートを移動させる従回転部材を有し、主回転部材の回転に従って従回転部材を回転させることで、主回転部材の径と従回転部材の径との比に応じた減速比で移動体の移動をサポートに伝達して、移動体の移動する側へサポートを移動させる。
このように構成された本発明の第1態様は、移動体の移動をサポートに伝達することでサポートを軸方向へ移動させる伝達機構を備える。具体的には、伝達機構は、移動体の移動に応じて回転する主回転部材と、回転することでサポートを移動させる従回転部材とを有する。そして、伝達機構は、主回転部材の回転に従って従回転部材を回転させることで、主回転部材の径と従回転部材の径との比に応じた減速比で移動体の移動をサポートに伝達する。したがって、主回転部材および従回転部材の少なくとも一方の径を変更することで、移動体の移動をサポートに伝達する際の減速比を容易に変更できる。かかる本発明は、移動体の速度に対するサポートの速度の比を所望の値に容易に設定することができ、より広範囲への適用が可能となっている。
なお、本明細書においては、減速比は、入力側の速度を出力側へ伝達するとしたとき、入力側の速度に対する出力側の速度の比として与えられるものとする。すなわち、減速比は、(出力側の速度)/(入力側の速度)で与えられるものとする。
この際、主回転部材の径と従回転部材の径との比に応じた減速比で移動体の移動をサポートに伝達するための具体的構成としては種々考えられる。そこで、主回転部材および従回転部材は、それぞれの回転中心線を一致させた状態で互いに固定されて、回転中心線を中心に一体的に回転するように、アクチュエーターを構成しても良い。あるいは、主回転部材および従回転部材のそれぞれはギヤであり、複数のギヤを並べたギヤ列の少なくとも一部を構成するように、アクチュエーターを構成しても良い。
また、移動体と軸受部材の間に設けるサポートの個数は、1個に限られず、複数であっても良い。なお、複数のサポートを設けた構成では、軸受部材の側のサポートほど、軸受部材に近い分だけ、移動体に連動して移動すべき範囲が狭い。そのため、軸受部材の側のサポートほど、より低速で移動させることが適切となる。
そこで、複数のサポートを移動体と軸受部材の間に設けたアクチュエーターにおいて、伝達機構は、複数のサポートのそれぞれについて従回転部材を有し、主回転部材の回転に従って各従回転部材を回転させ、軸方向に隣り合う2個のサポートのうち、軸受部材の側のサポートを移動させる従回転部材の径は、移動体の側のサポートを移動させる従回転部材の径と比較して、より小さい減速比に対応するように、アクチュエーターを構成しても良い。かかる構成では、軸受部材の側のサポートほど、より低速で移動させることができる。
また、減速比の具体的値としては種々考えられる。そこで、移動体と軸受部材の間に1個以上のサポートを備えるアクチュエーターにおいて、伝達機構は、軸方向に軸受部材と隣り合うサポートに対して、整数分の1の減速比で移動体の移動を伝達するように、アクチュエーターを構成しても良い。
あるいは、移動体と軸受部材の間に1個以上のサポートを備えるアクチュエーターにおいて、伝達機構は、軸方向に軸受部材と隣り合うサポートに対して、非整数分の1の減速比で移動体の移動を伝達するように、アクチュエーターを構成しても良い。かかる構成は、特許文献1には開示されていない態様(非整数分の1の減速比)で、移動体にサポートを連動させることができ、より広範囲への適用が可能となっている。
そこで、本発明の第2態様にかかるアクチュエーターは、上記目的を達成するために、軸方向に延びる回転軸と、回転軸に取り付けられて回転軸の回転に応じて軸方向へ移動する移動体と、回転軸を受ける軸受部材と、移動体と軸受部材の間で回転軸を支持する1個以上のサポートと、移動体の移動をサポートに伝達することで軸方向に沿って移動体の移動する側へサポートを移動させる伝達機構とを備え、伝達機構は、移動体が移動する速度の非整数分の1の速度で、軸方向に軸受部材と隣り合うサポートを移動させる。このように構成された本発明の第2態様は、特許文献1には開示されていない態様(非整数分の1の減速比)で、移動体にサポートを連動させることができ、より広範囲への適用が可能となっている。
この際、伝達機構は、移動体が移動する速度に対してサポートの個数に1を加えた値分の1未満の速度で、軸方向に軸受部材と隣り合うサポートを移動させるように、アクチュエーターを構成しても良い。
また、移動体と軸受部材の間に複数のサポートを備えたアクチュエーターでは、軸受部材に隣り合うサポート以外のサポートが移動する速度についても、種々の態様で設定することができる。
そこで、移動体と軸受部材の間に複数のサポートを備え、伝達機構は、複数のサポートのうち軸方向に軸受部材と隣り合う端部サポートの速度の、1より大きい整数倍の速度で、端部サポート以外のサポートを移動させるように、アクチュエーターを構成しても良い。
あるいは、移動体と軸受部材の間に複数のサポートを備え、伝達機構は、複数のサポートのうち軸方向に軸受部材と隣り合う端部サポートの速度の、1より大きい非整数倍の速度で、端部サポート以外のサポートを移動させるように、アクチュエーターを構成しても良い。
回転軸に取り付けられた移動体を回転軸の回転に応じて移動させつつ、回転軸を支持するサポートを移動体に連動させるアクチュエーターにおいて、本発明は、より広範囲への適用が可能となっている。
本発明を適用したアクチュエーターの第1実施形態を模式的に例示する斜視図である。 図1中のA−A線矢視図である。 移動体およびサポートの速度のバリエーションの概要を表形式で例示する図である。 本発明を適用したアクチュエーターの第2実施形態を模式的に例示する斜視図である。 図4に例示したアクチュエーターの平面図である。 図4に例示したアクチュエーターの底面図である。 図4に例示したアクチュエーターの部分拡大斜視図である。
図1は、本発明を適用したアクチュエーターの第1実施形態を模式的に例示する斜視図である。図2は、図1中のA−A線矢視図である。なお、両図および以下の図では、アクチュエーターの長手方向をX方向とし、アクチュエーターの幅方向をY方向(X方向に直交する)とし、アクチュエーターの高さ方向をZ方向(X方向およびY方向に直交する)とするXYZ直交座標軸を適宜示す。また、各座標軸の矢印側を正側と適宜称し、各座標軸の矢印の反対側を負側と適宜称する。
このアクチュエーター1は、単一の回転軸2と、回転軸2の回転に伴って移動する移動体3とを備えた単軸ロボットである。アクチュエーター1は、例えばステンレス鋼等の合金鋼あるいはアルミニウム等の金属(軽金属)で構成された筐体10を備える。筐体10は、X方向に長尺な形状を有しており、X方向の両側に開口している。さらに、筐体10は、Z方向正側にも開口している。これによって、アクチュエーター1の構成部品をZ方向から開口を介して筐体10に取り付けることができ、アクチュエーター1の組立の容易化が図られている。
回転軸2は、X方向に平行な軸方向へ直線状に延びるボールネジ等のネジ(送りネジ)であり、筐体10のY方向の中央に配置されている。アクチュエーター1は、筐体10のX方向の両端部にそれぞれ固定された2個の軸受部材4を備えており、回転軸2のX方向の各端部は、軸受部材4によって回転可能に支持されている。さらに、アクチュエーター1は、X方向正側における筐体10の端部に固定されたモーターMを備えており、X軸方向正側の軸受部材4は、モーターMと回転軸2とを相互に結合する。したがって、モーターMで回転軸2を駆動することで、回転軸2をその中心線の回りで回転させることができる。
移動体3は、テーブル30と、テーブル30のZ方向負側に固定されて回転軸2に螺合するナット31(送りナット)とを有する。こうして、回転軸2とナット31とでボールネジが構成されている。したがって、モーターMが回転軸2を回転させると、移動体3は、回転軸2の回転に伴って回転軸2に沿ってX方向へ移動する。なお、この移動体3の移動は、回転軸2に平行に配置されたガイドレール5によって案内される。つまり、筐体10では、回転軸2のY方向の両側それぞれにガイドレール5が固定されており、移動体3は、Y方向の両端部でガイドレール5に係合しつつ、ガイドレール5に沿ってX方向へ移動する。
また、アクチュエーター1は、回転軸2に係合しつつ回転軸2を支持するサポート6a、6bを備える。具体的には、筐体10内では、X方向における移動体3と軸受部材4との間に2個のサポート6a、6bが設けられている。なお、2個のサポート6a、6bのうち、移動体3側のサポートに符号6aを付するとともに、軸受部材4側のサポートに符号6bを付した。かかるサポート6a、6bは、移動体3の両側それぞれに設けられている。こうして、移動体3よりもX方向正側およびX方向負側のそれぞれにおいて、X方向に並ぶ2個のサポート6a、6bが回転軸2を支持する。
サポート6a、6bのそれぞれは、軸接触部62およびガイド係合部64を有する。軸接触部62は、ガイド係合部64に固定されており、回転軸2に沿ってX方向へ移動自在な状態で回転軸2に接触する。ガイド係合部64は、ガイドレール5に沿ってX方向へ移動自在な状態でガイドレール5に係合する。なお、ここの例では、ガイド係合部64は、2本のガイドレール5のうち一方(ここではY軸負側)に係合しているが、2本のガイドレール5の両方に係合しても構わない。かかる構成を具備するサポート6a、6bは、軸接触部62に接触する回転軸2を支持しつつ、ガイドレール5に沿ってX方向へ移動することができる。特に、このアクチュエーター1は、移動体3に連動して各サポート6a、6bをX方向へ移動させる連動機構100を備える。
連動機構100は、筐体10のX方向の両端部のそれぞれに設けられた多段プーリー110を有する。各多段プーリー110は、3個のプーリー112、114、116と、これらに共通に設けられたプーリー軸118とを有する。プーリー112、114、116は、それぞれの回転中心線Cを一致させた状態でZ方向に積層されており、プーリー軸118がプーリー112、114、116の回転中心をZ方向に貫いて、プーリー112、114、116を相互に固定する。プーリー軸118の一端は、筐体10の底面に設けられた軸受孔11に嵌っており、プーリー軸118は、軸受孔11によって回転自在に支持されている。そして、プーリー軸118が回転すると、プーリー112、114、116が一体的に回転する。この際、プーリー112の周速度V112、プーリー114の周速度V114、プーリー116の周速度V116の比は、プーリー112の径D112、プーリー114の径D114、プーリー116の径D116の比と等しくなる(V112:V114:V116=D112:D114:D116)。
プーリー112の径D112、プーリー114の径D114、プーリー116の径D1116は、この順に大きい(D112>D114>D116)。したがって、プーリー112の周速度V112に対するプーリー114の周速度V114の比R11(=V114/V112=D114/D112)は1より小さく、換言すれば、プーリー112の回転が減速比R11(<1)でプーリー114に伝達される。また、プーリー112の周速度V112に対するプーリー116の周速度の比R12(=V116/V112=D116/D112)は1より小さいとともに減速比R11よりも小さく、換言すれば、プーリー112の回転が減速比R12(<R11<1)でプーリー116に伝達される。
連動機構100では、X方向の両端にそれぞれ設けられた同径の2個のプーリーでプーリー対が形成され、各プーリー対にベルト122、124、126が架け渡されている。具体的には、2個のプーリー112、112にベルト122が架け渡されており、2個のプーリー114、114にベルト124が架け渡されており、2個のプーリー116、116にベルト126が架け渡されている。ちなみに、プーリー112、114、116はいずれも歯付プーリーであり、ベルト122、124、126はいずれも歯付ベルトである。このように歯付プーリーを用いた場合、プーリーの径はピッチ円の径として求めれば良い。
そして、移動体3が取付具132によりベルト122に固定され、移動体3のX方向の両側(両外側)に設けられた2個のサポート6aが所定のサポート間隔LaをX方向に空けてそれぞれ取付具134によりベルト124に固定され、これらサポート6aのX方向の両側(両外側)に設けられた2個のサポート6bが所定のサポート間隔Lb(≒2×La>La)を空けてそれぞれ取付具136によりベルト126に固定されている。なお、移動体3、サポート6a、サポート6bは、それぞれが対応するベルト122、ベルト124、ベルト126のY方向の同一側(負側)に固定されている。
かかる連動機構100は、移動体3に連動してサポート6a、6bを移動させる。具体的には、モーターMの駆動力を受けて移動体3が速度V3でX方向へ移動すると、移動体3が取り付けられたベルト122が回転して、プーリー112を速度V3に等しい周速度V112で回転させる。同時にプーリー114、116のそれぞれが速度V3(=V112)を減速比R11、R12で減速した周速度V114、V116で回転して、ベルト124、126を周速度V114、V116で回転させる。その結果、各サポート6aは、速度V3を減速比R11で減速した速度V114で移動し(V114=V3×R11)、各サポート6bは、速度V3を減速比R12で減速した速度V116で移動する(V116=V3×R12)。この際、移動体3、サポート6a、サポート6bは、それぞれが対応するベルト122、ベルト124、ベルト126のY方向の同一側に取り付けられているため、いずれもX方向の同じ側へ移動する。
このように、移動体3がX方向にストロークの一端から他端へ移動するのに伴って、サポート6a、6bがX方向の一端側から他端側へ移動する。この際、サポート6aは、移動体3の移動速度V3よりも遅い速度V114で移動し、サポート6bは、サポート6aよりも遅い速度V116で移動する。したがって、移動体3がストロークS3の一端から他端を移動する間、各サポート6aは移動体3のストロークS3より短い移動範囲(=S3×V114/V3)を移動し、各サポート6bはサポート6aより短い移動範囲(=S3×V116/V3)を移動する。この際、モーターMの回転方向を切り換えることで、移動体3をX方向へ往復移動させることができ、サポート6a、6bのそれぞれも移動体3に連動してX方向に往復移動させることができる。
以上に説明したように、本発明を適用したアクチュエーター1は、移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達することでサポート6a、6bをX方向(軸方向)へ移動させる連動機構100(伝達機構)を備える。具体的には、連動機構100は、移動体3の移動に応じて回転するプーリー112(主回転部材)と、回転することでサポート6a、6bを移動させるプーリー114、116(従回転部材)とを有する。そして、連動機構100は、プーリー112の回転に従ってプーリー114、116を回転させることで、プーリー112の径D112とプーリー114、116の径D114、D116との比に応じた減速比R11、R12で移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達する。したがって、例えばアクチュエーター1の設計時や工場出荷時等において、プーリー112およびプーリー114の少なくとも一方の径を変更することで、移動体3の移動をサポート6aに伝達する際の減速比R11を容易に変更でき、同様に、プーリー112およびプーリー116の少なくとも一方の径を変更することで、移動体3の移動をサポート6bに伝達する際の減速比R12を容易に変更できる。かかる本発明は、移動体3の速度に対するサポート6a、6bの速度の比を所望の値に容易に設定することを可能とし、より広範囲への適用が可能となっている。
この際、移動体3と軸受部材4の間には、本実施形態のように複数(2個)のサポート6a、6bを設けることができる。なお、複数のサポート6a、6bを設けた構成では、軸受部材4の側のサポート6bほど、軸受部材4に近い分だけ、移動体3に連動して移動すべき範囲が狭い。そのため、軸受部材4の側のサポート6bほど、より低速で移動させることが適切となる。
これに対して、本実施形態のアクチュエーター1では、連動機構100は、複数のサポート6a、6bのそれぞれについてプーリー114、116(従回転部材)を有し、プーリー112(主回転部材)の回転に従って各プーリー114、116を回転させる。この際、X方向(軸方向)に隣り合う2個のサポート6a、6bのうち、軸受部材4の側のサポート6bを移動させるプーリー116の径D116は、移動体3の側のサポート6aを移動させるプーリー114の径D114と比較して、より小さい減速比R12(<R11)に対応する。かかる構成では、軸受部材4の側のサポート6bほど、より低速で移動させることができる。
ちなみに、減速比の具体的値としては種々考えられる。そこで、例えばX方向に軸受部材4と隣り合うサポート6bを、次に示すような種々の速度で移動させても良い。つまり、連動機構100は、サポート6bに対して整数分の1の減速比R12で移動体3の移動を伝達しても良い。具体的には、サポート6a、6bの個数(2個)に1を加えた値分の1の速度(=V3×1/3)でサポート6bを移動させても良い。ここで、サポート6a、6bの個数は、一の軸受部材4と移動体3との間におけるサポート6a、6bの個数であり、本実施形態の例では2個となる。
あるいは、連動機構100は、サポート6bに対して非整数分の1(例えば、1/3.1)の減速比R12で移動体3の移動を伝達する、換言すれば、移動体3が移動する速度V3の非整数分の1(例えば、1/3.1)の速度V116でサポート6bを移動させても良い。かかる構成は、特許文献1には開示されていない態様(非整数分の1の減速比R12)で、移動体3にサポート6bを連動させることができ、より広範囲への適用が可能となっている。
この際、連動機構100は、移動体3が移動する速度V3に対してサポート6a、6bの個数(2個)に1を加えた値分の1未満の速度(<V3×1/3)でサポート6bを移動させても良い。あるいは、連動機構100は、移動体3が移動する速度V3に対してサポート6a、6bの個数(2個)に1を加えた値分の1より大きい速度(>V3×1/)でサポート6bを移動させても良い。ちなみに、このようにサポート6a、6bの個数に1を加えた値と異なる非整数分の1の減速比で、移動体3の移動をサポート6bに伝達する場合は、サポート個数に1を加えた値と非整数との差を、サポート個数に1を加えた値の所定割合(例えば、10%、5%、1%あるいは0.1%等)以下に設定しても良い。
また、本実施形態で例示したように、移動体3と軸受部材4の間に複数のサポート6a、6bを備えたアクチュエーター1では、軸受部材4に隣り合うサポート6b以外のサポート6aが移動する速度V114についても、種々の態様で設定することができる。
そこで、連動機構100は、サポート6b(端部サポート)の速度V116の、1より大きい整数倍(例えば2倍)の速度V114で、サポート6aを移動させる構成を具備しても良い。具体的には、サポート6bを起点に対象となるサポート6aまでサポートの個数を数えて求まる整数(=2)倍の速度V114で、サポート6aを移動させても良い。
あるいは、連動機構100は、サポート6b(端部サポート)の速度V116の、1より大きい非整数倍(例えば2.1倍)の速度で、サポート6aを移動させる構成を具備しても良い。具体的には、サポート6bを起点に対象となるサポート6aまでサポートの個数を数えて求まる整数(=2)の所定割合(±10%、5%、1%あるいは0.1%等)を有する非整数を、サポート6bの速度V116に乗じた速度でサポート6aを移動させても良い。
こうして例示した移動体3およびサポート6a、6bの速度のバリエーションの概要をまとめると図3の表のようになる。ここで、図3は、移動体およびサポートの速度のバリエーションの概要を表形式で例示する図である。
図4は、本発明を適用したアクチュエーターの第2実施形態を模式的に例示する斜視図である。図5は、図4に例示したアクチュエーターの平面図である。図6は、図4に例示したアクチュエーターの底面図である。図7は、図4に例示したアクチュエーターの部分拡大斜視図である。第1実施形態と第2実施形態との差異点は、主として連動機構の構成であるので、以下では差異点を中心に説明することとし、共通点については相当符号を付して説明を適宜省略する。なお、第2実施形態においても第1実施形態と共通する構成を具備することで、同様の作用および効果を奏することは言うまでもない。
このアクチュエーター1に設けられた連動機構200では、それぞれX方向に延びる3個のベルト回転機構210、220、230が並列に並ぶ。ベルト回転機構210は、筐体10のX方向の両端部のそれぞれに設けられたプーリー211、211にベルト213を架け渡した構成を具備している。ここで、プーリー211は歯付プーリーであり、ベルト213は歯付ベルトである。各プーリー211は、筐体10によって回転自在に支持されており、ベルト回転機構210は、各プーリー211の回転とベルト213との回転が互いに連動する構成を具備する。同様に、ベルト回転機構220はX方向に設けられたプーリー221、221、にベルト223を架け渡して、これらの回転が連動する構成を具備し、ベルト回転機構230はX方向に設けられたプーリー231、231にベルト233を架け渡して、これらの回転が連動する構成を具備する。なお、プーリー211、221、231は、互いに等しい径(ピッチ円の径)を有する。
そして、移動体3が取付具214によりベルト213に固定され、移動体3のX方向の両側(両外側)に設けられた2個のサポート6aがサポート間隔LaをX方向に空けてそれぞれ取付具224によりベルト223に固定され、これらサポート6aのX方向の両側(両外側)に設けられた2個のサポート6bがサポート間隔Lb(≒2×La>La)を空けてそれぞれ取付具234によりベルト233に固定されている。なお、移動体3、サポート6a、サポート6bは、それぞれが対応するベルト213、ベルト223、ベルト233のY方向の同一側(正側)に固定されている。
X方向正側のプーリー211、221、231のそれぞれには、ギヤ215、225、235がZ方向負側から固定されている。ギヤ215、225、235のそれぞれのギヤ軸217、227、237は、対応するプーリー211、221、231の回転中心線に一致しており、ギヤ215、225、235と対応するプーリー211、221、231との回転中心は一致している。また、ギヤ215、225、235それぞれの間には伝達ギヤ245、255が設けられており、これらのギヤ215、245、225、255、235がこの順番で並んでギヤ列を構成する。したがって、ギヤ215の回転が伝達ギヤ245によってギヤ225に伝達され、さらにギヤ225の回転が伝達ギヤ255によってギヤ235に伝達される。
このようなギヤ列が構成されているため、ギヤ215が回転すると、ギヤ225、235もギヤ215と同じ方向に回転する。この際、ギヤ215の角速度W215とギヤ225の角速度W225の比と、ギヤ215の径D215とギヤ225の径D225の比の間には、次の関係
W215:W225=D225:D215
が成立し、ギヤ215の角速度W215とギヤ235の角速度W235の比と、ギヤ215の径D215とギヤ235の径D235の比の間には、次の関係
W215:W235=D235:D215
が成立する。なお、ギヤの径D215、D225、D235はそれぞれ、対応するギヤ215、225、235のピッチ円の径として求めることができる。
ギヤ215の径D215、ギヤ225の径D225、ギヤ235の径D235は、この順に小さい(D215<D225<D235)。したがって、ギヤ215の角速度W215に対するギヤ225の角速度W225の比R21(=W225/W215=D215/D225)は1より小さく、換言すれば、ギヤ215の回転が減速比R21(<1)でギヤ225に伝達される。また、ギヤ215の角速度W215に対するギヤ235の角速度W235の比R22(=W235/W215=D215/D235)は1より小さいとともに減速比R21よりも小さく、換言すれば、ギヤ215の回転が減速比R22(<R11<1)でギヤ235に伝達される。
かかる連動機構200は、移動体3に連動してサポート6a、6bを移動させる。具体的には、モーターMの駆動力を受けて移動体3が速度V3でX方向へ移動すると、移動体3が取り付けられたベルト213が回転して、プーリー211を周速度V3で回転させる。その結果、プーリー211に取り付けられたギヤ215は、速度V3をプーリー211の半径rで除した角速度W215(=V3/r)で回転する。また、ギヤ215の回転と同時に、ギヤ225、235のそれぞれが角速度215を減速比R21、R22で減速した角速度W225、W235で回転して、それぞれに取り付けられたプーリー221、231を角速度W225、W235させる。その結果、ベルト223は、各サポート6aを伴って、角速度W223(=R21×V3/r)にプーリー221の半径rを乗じた周速度(=R21×V3)で回転し、ベルト233は、各サポート6bを伴って、角速度W235(=R22×V3/r)にプーリー231の半径rを乗じた周速度(=R22×V3)で回転する。すなわち、各サポート6aは、移動体3の速度V3を減速比R21で減速した速度(=R21×V3)で移動し、各サポート6bは、移動体3の速度V3を減速比R22で減速した速度(=R22×V3)で移動する。この際、移動体3、サポート6a、サポート6bは、それぞれが対応するベルト213、ベルト223、ベルト233のY方向の同一側に取り付けられているため、いずれもX方向の同じ側へ移動する。
このように、移動体3がX方向にストロークの一端から他端へ移動するのに伴って、サポート6a、6bがX方向の一端側から他端側へ移動する。この際、サポート6aは、移動体3の移動速度V3よりも遅い速度(=R21×V3)で移動し、サポート6bは、サポート6aよりも遅い速度(=R22×V3)で移動する。したがって、移動体3がストロークS3の一端から他端を移動する間、各サポート6aは移動体3のストロークS3より短い移動範囲(=S3×R21)を移動し、各サポート6bはサポート6aより短い移動範囲(=S3×R22)を移動する。この際、モーターMの回転方向を切り換えることで、移動体3をX方向へ往復移動させることができ、サポート6a、6bのそれぞれも移動体3に連動してX方向に往復移動させることができる。
以上に説明したように、本発明を適用したアクチュエーター1は、移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達することでサポート6a、6bをX方向(軸方向)へ移動させる連動機構200(伝達機構)を備える。具体的には、連動機構200、移動体3の移動に応じて回転するギヤ215(主回転部材)と、回転することでサポート6a、6bを移動させるギヤ225、235(従回転部材)とを有する。そして、連動機構200は、ギヤ215の回転に従ってギヤ225、235を回転させることで、ギヤ215の径D215とギヤ225、235の径D225、D235との比に応じた減速比R21、R22で移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達する。したがって、例えばアクチュエーター1の設計時や工場出荷時等において、ギヤ215およびギヤ225の少なくとも一方の径を変更することで、移動体3の移動をサポート6aに伝達する際の減速比R21を容易に変更でき、同様に、ギヤ215およびギヤ235の少なくとも一方の径を変更することで、移動体3の移動をサポート6bに伝達する際の減速比R22を容易に変更できる。かかる本発明は、移動体3の速度に対するサポート6a、6bの速度の比を所望の値に容易に設定することを可能とし、より広範囲への適用が可能となっている。
また、本実施形態のアクチュエーター1では、連動機構200は、複数のサポート6a、6bのそれぞれについてギヤ225、235(従回転部材)を有し、ギヤ215(主回転部材)の回転に従って各ギヤ225、235を回転させる。この際、X方向(軸方向)に隣り合う2個のサポート6a、6bのうち、軸受部材4の側のサポート6bを移動させるギヤ235の径D235は、移動体3のサポート6aを移動させるギヤ225の径D225と比較して、より小さい減速比R22(<R21)に対応する、かかる構成では、第1実施形態と同様に、軸受部材4の側のサポート6bほど、より低速で移動させることができる。
ちなみに、減速比の具体的値としては種々考えられる。そこで、第2実施形態における減速にR21、R22についても第1実施形態における減速比R11、R12と同様に種々の値に設定することができる。例えば、連動機構200は、サポート6bに対して非整数分の1(例えば、1/3.1)の減速比R22で移動体3の移動を伝達する、換言すれば、移動体3が移動する速度V3の非整数分の1(例えば、1/3.1)の速度でサポート6bを移動させても良い。かかる構成は、特許文献1には開示されていない態様(非整数分の1の減速比R22)で、移動体3にサポート6bを連動させることができ、より広範囲への適用が可能となっている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達する具体的構成は、上で例示した連動機構100、200に限られず、適宜変更が可能である。つまり、移動体3の移動をサポート6a、6bに伝達する種々の構成を用いることが可能である。
そこで、例えば第2実施形態の構成において、ギヤ列の一部を構成するギヤ215、225、235の径D215、D225、D235を互いに等しくする一方、プーリー211、221、231の径を互いに異ならせることで、減速比R21、R22を実現しても良い。この場合、プーリー211が本発明の「主回転部材」の一例に相当し、プーリー221、231が本発明の「従回転部材」の一例に相当する。
また、サポート6a、サポート6bの個数は、上記の例に限られず、1個あるいは3個以上であっても良い。
1…アクチュエーター
2…回転軸
3…移動体3
4…軸受部材
6a…サポート
6b…サポート
100…連動機構(伝達機構)
112…プーリー(主回転部材)
114…プーリー(従回転部材)
116…プーリー(従回転部材)
200…連動機構(伝達機構)
215…ギヤ(主回転部材)
225…ギヤ(従回転部材)
235…ギヤ(従回転部材)

Claims (3)

  1. 軸方向に延びる回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられて前記回転軸の回転に応じて前記軸方向へ移動する移動体と、
    前記回転軸の一方端を受ける一方軸受部材と、
    前記回転軸の他方端を受ける他方軸受部材と、
    前記移動体と前記一方軸受部材の間で前記回転軸を支持する一方サポートと、
    前記移動体と前記他方軸受部材の間で前記回転軸を支持する他方サポートと、
    前記移動体の移動を前記一方サポートおよび前記他方サポートに伝達することで前記一方サポートおよび前記他方サポートを前記軸方向へ移動させる伝達機構と
    を備え、
    前記伝達機構は、前記移動体の移動に応じて回転する主回転部材および回転することで前記一方サポートおよび前記他方サポートを移動させる従回転部材を有し、前記主回転部材および前記従回転部材は、それぞれの回転中心線を一致させた状態で互いに固定されて、前記回転中心線を中心に一体的に回転することで、前記主回転部材の径と前記従回転部材の径との比に応じた減速比で前記移動体の移動を前記一方サポートおよび前記他方サポートに伝達して、前記移動体の移動する側へ前記一方サポートおよび前記他方サポートを移動させるアクチュエーター。
  2. 前記移動体と前記一方軸受部材の間に1個以上の前記一方サポートを備えるとともに、 前記移動体と前記他方軸受部材の間に前記一方サポートと同じ個数の前記他方サポートを備える請求項1に記載のアクチュエーターにおいて、
    前記伝達機構は、前記軸方向に前記一方軸受部材と隣り合う前記一方サポートに対して、整数分の1の前記減速比で前記移動体の移動を伝達するとともに、前記軸方向に前記他方軸受部材と隣り合う前記他方サポートに対して、整数分の1の前記減速比で前記移動体の移動を伝達するアクチュエーター。
  3. 前記移動体と前記一方軸受部材の間に1個以上の前記一方サポートを備えるとともに、前記移動体と前記他方軸受部材の間に前記一方サポートと同じ個数の前記他方サポートを備える請求項1に記載のアクチュエーターにおいて、
    前記伝達機構は、前記軸方向に前記一方軸受部材と隣り合う前記一方サポートに対して、非整数分の1の前記減速比で前記移動体の移動を伝達するとともに、前記軸方向に前記他方軸受部材と隣り合う前記他方サポートに対して、非整数分の1の前記減速比で前記移動体の移動を伝達するアクチュエーター。
JP2014027360A 2014-02-17 2014-02-17 アクチュエーター Active JP6291277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027360A JP6291277B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 アクチュエーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027360A JP6291277B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 アクチュエーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015152114A JP2015152114A (ja) 2015-08-24
JP6291277B2 true JP6291277B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=53894605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014027360A Active JP6291277B2 (ja) 2014-02-17 2014-02-17 アクチュエーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6291277B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI632312B (zh) * 2016-06-29 2018-08-11 上銀科技股份有限公司 具有支撐裝置的滾珠螺桿

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526816B2 (ja) * 1992-10-14 1996-08-21 日本精工株式会社 可動体送り装置
JP4326199B2 (ja) * 2002-09-25 2009-09-02 東芝機械株式会社 リテーナずれ防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015152114A (ja) 2015-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4948479B2 (ja) 複合型波動歯車減速機
KR101408203B1 (ko) 유성기어 방식의 rv감속기
JP2014145479A (ja) 減速器
KR101606863B1 (ko) 로봇 디스크 커플링 정밀 감속기
US9605742B2 (en) Large-ratio strain wave gearing speed changing apparatus
KR101423538B1 (ko) 유성기어 증감속기
JP6291277B2 (ja) アクチュエーター
KR102154787B1 (ko) 이중 편심 구조의 감속기
JP6280800B2 (ja) アクチュエーター
CN103075488A (zh) 可调节传动距的传动装置
JP5980952B2 (ja) モータの駆動軸と被駆動装置の被駆動軸との間の連結部
EP2988024A2 (en) Large-ratio strain wave gearing speed changing apparatus
CN104154185B (zh) 一种内置行星传动高刚度少齿差齿轮传动装置
KR20110095618A (ko) 하이포 사이클로이드 타입 웜 감속기
TWI487858B (zh) 諧波傳動裝置
KR101138266B1 (ko) 백래시 방지용 동력전달장치
JP6571962B2 (ja) 多方向に自在に出力を取り出すギヤ機構
JP5650580B2 (ja) 変速機
JP6610242B2 (ja) 動力伝達装置およびそれを含んだバルブタイミング可変装置
JP5897793B2 (ja) 中間歯車減速機
JP2017145941A (ja) 常時噛合式変速機
JP2015223074A (ja) ギヤードモータおよびギヤードモータの組立方法
JP6587005B6 (ja) タイミングベルト差動機構
TWI438358B (zh) 減速機構
JP2019203603A (ja) 動力伝達装置およびそれを含んだバルブタイミング可変装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160804

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6291277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250