JP6289150B2 - 搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 - Google Patents
搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6289150B2 JP6289150B2 JP2014027613A JP2014027613A JP6289150B2 JP 6289150 B2 JP6289150 B2 JP 6289150B2 JP 2014027613 A JP2014027613 A JP 2014027613A JP 2014027613 A JP2014027613 A JP 2014027613A JP 6289150 B2 JP6289150 B2 JP 6289150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- transport
- capsule
- conveyance
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Reciprocating Conveyors (AREA)
Description
所定間隔をおいて並設された少なくとも2の搬送経路構成部材63で構成されるとともに、ワーク7を搬送するための第1溝8,9と、ワーク7を支持する溝部を備えた検査台3を配置するために前記第1溝8,9に連続して設けられた第2溝12と、ワーク7を搬送するために前記第2溝12に連続して設けられた第3溝16が直線的に配置されてなる搬送経路と、
前記搬送経路に沿ってワーク7を移動させる搬送手段13,14,17と、
を具備することを特徴としている。
並設された3以上の前記搬送経路構成部材63によって2以上の前記搬送経路が互いに並設して構成されていることを特徴としている。
並設された3以上の前記搬送経路構成部材63が、並設方向について1つ置きに異なる二つの群61,62の一方に属するとともに、前記各群61,62ごとに、複数の前記搬送経路構成部材63の長手方向の互いに反対側がそれぞれ連結されており、前記各群61,62が互いに入れ子状に組み合わせられていることを特徴としている。
図1は、検査装置としての重量測定装置1を示す外観斜視図であり、一部が透光性とされた開閉自在の扉50を有する外筐体51を備えている。外筐体51の内部には、カプセルの供給部2と、カプセルを搬送する搬送装置60が設けられている。また、図1には現れないが、図4に示すように、検査手段としての重量測定部4等も外筐体51の内部に設けられている。外筐体51の上面には、供給部2に連通する供給孔52が設けられており、図示しないホッパを外筐体51の上面に取り付けて供給孔52に連通させることにより、外筐体51の内部にあるカプセルの供給部2にカプセルを供給することができる。
このように本実施形態では、被測定物であるワークとして、薬が封入され、両端が半球状に形成された円柱状のカプセル7を図4に例示している。
以下、各構成部分ごとにその構成を説明する。
〈搬送経路の構造〉
カプセル7を搬送するための搬送経路は、図5及び図6に示す第1部品61と第2部品62の2つの部品によって構成される。図5及び図6は、これら第1部品61と第2部品62の組み立て前の状態を示している。図5及び図6に示すように、両部品61,62は、それぞれ、カプセル7の搬送方向を長手方向とする長尺状の搬送経路構成部材63を複数本組み合わせて構成されている。実施形態では、第1部品61が6本の搬送経路構成部材63を備えており、第2部品62が5本の搬送経路構成部材63を備えている。各部品61,62において、複数の搬送経路構成部材63は所定間隔をおいて平行に配置されており、長手方向の互いに反対側がそれぞれ棒状又は板状の連結部材64,65で連結されている。すなわち、両部品61,62は櫛歯状の構造であり、組み立て時には隙間の開いた先端側を互いに対向させて配置される。
なお、図11では、分図(1)において測定台3を後述する重量測定部4に連結するアーム30は図示を省略しており、分図(2),(3)において一部の符号の図示を省略している。
図4に示すように、供給部2は、その上方に配置された図示しないホッパから供給されたカプセル7を、後工程の搬送経路へ間欠的に1個ずつ送り出す機能を有する。この機能を達成するために、供給部2は、搬送経路としてのマガジン10と、ストッパ11を備えている。マガジン10は、ホッパの底部に連通する供給路を有しており、周期的な上下方向の往復動作に伴ってカプセル7を落下させて供給する。カプセル7は、マガジン10の内部において、その軸線を上下方向に向けた縦方向の姿勢で、かつ上下方向に一列に並んだ状態で収容されている。ストッパ11は、マガジン10が上下方向の動作における下端位置から上方に移動した際に供給路を閉鎖し、供給路の下端からカプセル7が落下するのを防止する。
図4に示すように、測定台3の下流側には、間欠搬送部5が設けられている。この間欠搬送部5は、測定台3の後段に配置されており、カプセル7の搬送経路の後半部を構成している。間欠搬送部5は、前述した供給部2及び後述する重量測定部4の各動作と同期して、カプセル7を間欠的に搬送する機能を備えている。この間欠搬送部5は、カプセル7の搬送手段として爪状の搬送体14と階段状搬送機構15を備えている。
前記搬送経路構成部材63は、複数の水平部及び垂直部で構成され、カプセル7の搬送方向について下流に向けて下降していく階段状の部材である。搬送経路構成部材63の各水平部には、搬出溝16に面する縁辺に前述したテーパー部70が形成されている。段状プッシャ17は、搬送経路構成部材63と略同形状の階段状に形成された一体の板状部材である。段状プッシャ17は、搬送経路構成部材63,63の間に構成された搬出溝16内をカプセル7の搬送方向に沿って前後方向に交互にスライドすることができる。また、図4に示すように、段状プッシャ17が搬送方向の最も上流の位置、すなわちカプセル7を押し出す直前の始点位置にあるとき、段状プッシャ17の各水平部は、搬送経路構成部材63の各水平部よりも、段状プッシャ17及び搬送経路構成部材63の両垂直部の高さの略半分程低くなるような位置関係で配置されている。従って、搬送時に、段状プッシャ17が、搬送経路構成部材63の水平部の長さと同程度の長さだけ前進した終点位置まで進めば、搬送経路構成部材63に支持されたカプセル7は、段状プッシャ17の垂直部に押され、搬送経路構成部材63の次の水平部の上に突出している段状プッシャ17の次の水平部の上に落下する。次の工程で段状プッシャ17が後退すると、段状プッシャ17の水平部に載置されたカプセル7は搬送経路構成部材63の垂直部に突き当たって止められ、階段状プッシャ17がさらに後退して前記始点位置に戻れば、カプセル7は搬送経路構成部材63の次の水平部に落ちて載置される。
以上説明したように、カプセル7の重量を測定するための測定台3は、各搬送経路の中途、すなわち上流側の搬送経路である搬入溝9と、下流側の搬送経路である階段状の搬出溝16の間に設けられている。重量測定部4は図4において測定台3の下方に配置されている。
可動部27の変位を検出するセンサ、例えば可動部27の変位を静電容量の変化として検出できる容量センサを可動部27と固定部26の間に設けておき、測定台3にカプセル7を載置した際の可動部27の変位に基づく静電容量の変化を検出し、これを予め用意しておいたテーブルデータと比較することによってカプセル7の質量を測定する手法がある。
また、ロバーバル機構を備えた重量測定部4においては、上述した容量センサの他、ひずみゲージを使用したロードセル等を用いることもできる。
また、上記フォースバランス式を用いる場合には、可動部27の変位を検出する手段として、上述した容量センサの他、フォトダイオードを用いて変位を検出する手段を利用することもできる。
本実施形態に係る重量測定装置1によれば、以上説明した装置各部は制御部によって同期して駆動制御される。すなわち、上下方向に往復移動する供給部2のマガジン10からカプセル7が落下し、湾曲溝8に入ると、プッシャ13が前方にスライドしてカプセル7を搬入溝9へ送り出す。さらに、搬送体14が循環して作動することにより、搬入溝9のカプセル7を移動させて測定台3の上に載置する。そして、動作の静止期に重量測定部4によって該カプセル7の重量を測定する。重量を測定されたカプセル7は、搬送体14によって間欠搬送部5に入り、さらに間欠搬送部5の動作によって順次下流側へ間欠的に搬送され、重量測定部4による測定結果に応じて作動する振り分け部6により、NG品とOK品に振り分けられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、所定間隔をおいて並設された複数個の搬送経路構成部材63によって、カプセル7の搬入側である第1溝と、測定台3が設けられる第2溝と、カプセル7の搬出側である第3溝を直線的に連続させた搬送経路を構成することができる。このような搬送経路によれば、カプセル7を搬送手段で確実かつ高速で搬送していくことができ、能率的な重量測定が可能となる。また、搬送経路を清掃したい場合には、並設された第1部品61と第2部品62を分解すれば、個々の搬送経路構成部材63を清掃する作業を容易に行うことができ、また清掃後には第1部品61と第2部品62を組み立てて元の形状の搬送経路を復元することも容易である。
2…ワークの供給部
3…検査台としての測定台
4…検査手段としての重量測定部
5…間欠搬送部
7…被測定物であるワークとしてのカプセル
8…搬送経路の第1溝としての湾曲溝
9…搬送経路の第1溝としての搬入溝
12…搬送経路の第2溝としての測定溝
13…搬送手段としてのプッシャ
14…搬送手段としての搬送体
15…搬送手段としての階段状搬送機構
16…搬送経路の第3溝としての搬出溝
17…搬送手段としての段状プッシャ
60…搬送装置
61…搬送経路構成部材の一方の群である第1部品
62…搬送経路構成部材の他方の群である第2部品
63…搬送経路を構成する搬送経路構成部材
70…搬送経路のテーパー部
71…測定台のテーパー面
Claims (5)
- 所定間隔をおいて並設された少なくとも2の搬送経路構成部材(63)で構成されるとともに、ワーク(7)を搬送するための第1溝(8,9)と、ワークを支持する溝部を備えた検査台(3)を配置するために前記第1溝に連続して設けられた第2溝(12)と、ワークを搬送するために前記第2溝に連続して設けられた第3溝(16)が直線的に配置されてなる搬送経路と、
前記搬送経路に沿ってワークを移動させる搬送手段(13,14,17)と、
を具備することを特徴とする搬送装置(60)。 - 並設された3以上の前記搬送経路構成部材(63)によって2以上の前記搬送経路が互いに並設して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置(60)。
- 並設された3以上の前記搬送経路構成部材(63)が、並設方向について1つ置きに異なる二つの群(61,62)の一方に属するとともに、前記各群ごとに、複数の前記搬送経路構成部材の長手方向の互いに反対側がそれぞれ連結されており、前記各群が互いに入れ子状に組み合わせられていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置(60)。
- 請求項1に記載の搬送装置(60)と、
前記搬送装置の前記第2溝(12)に設けられて前記検査台(3)に接続された検査手段(4)と、
を有することを特徴とする検査装置(1)。 - 前記第2溝(12)を構成する搬送経路構成部材(63)の上端縁が、前記検査台(3)よりも上方にあることを特徴とする請求項4に記載の検査装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027613A JP6289150B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027613A JP6289150B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015152482A JP2015152482A (ja) | 2015-08-24 |
JP6289150B2 true JP6289150B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=53894890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014027613A Active JP6289150B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6289150B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6716310B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2020-07-01 | アンリツインフィビス株式会社 | 重量測定装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010506B1 (ja) * | 1969-07-28 | 1975-04-22 | ||
JPS6428112A (en) * | 1987-07-24 | 1989-01-30 | Toshiba Corp | Transporting device |
JP2953253B2 (ja) * | 1993-04-20 | 1999-09-27 | 富士電機株式会社 | 粒状製品の分離装置 |
JP2003089414A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Maruha Corp | 間欠送りコンベヤ |
JP5660805B2 (ja) * | 2010-05-20 | 2015-01-28 | 大和製衡株式会社 | 重量選別機 |
-
2014
- 2014-02-17 JP JP2014027613A patent/JP6289150B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015152482A (ja) | 2015-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5800544B2 (ja) | 組合せ秤 | |
JP7002217B2 (ja) | 食品把持装置、食品移載装置及び食品把持方法 | |
EP3135614A1 (en) | Distributing and transporting device, distributing and transporting method, sorting and packaging device, and sorting and packaging facility | |
JP5711011B2 (ja) | 物品選別装置 | |
JP6289150B2 (ja) | 搬送装置及び該搬送装置を用いた検査装置 | |
KR101407027B1 (ko) | 컨베이어 벨트 두께 측정장치 | |
JP2018193160A (ja) | 食品移載装置、食品把持装置及び食品移載方法 | |
JP2018194362A (ja) | 食品把持移載装置及び食品把持移載方法 | |
JP2012192941A (ja) | 包装計量システム | |
JP2007216115A (ja) | 物品検査選別システム | |
US4720958A (en) | Object aligning and packing system | |
CN107321631B (zh) | 一种电池壳分拣装置及其分拣方法 | |
US11959794B2 (en) | Combination weighing apparatus with a plurality of article suppliers | |
JP4781256B2 (ja) | 充填量検査装置およびその方法 | |
JP6348294B2 (ja) | チューブ容器検査装置 | |
JP6038624B2 (ja) | 重量選別装置 | |
JPH0567536B2 (ja) | ||
JP6289169B2 (ja) | 重量測定装置 | |
JP2008537124A (ja) | 梱包機械 | |
CN103017619A (zh) | 一种雷管半成品药量在线检测的方法及装置 | |
CN106809593B (zh) | 一种称量输送一体机 | |
JP2008230631A (ja) | 計数箱詰め装置 | |
JP6495120B2 (ja) | 重量測定装置 | |
JP6289145B2 (ja) | 重量測定装置 | |
JP2006194722A (ja) | 組合せ計量装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6289150 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |