JP6288505B2 - 塗装化粧板 - Google Patents

塗装化粧板 Download PDF

Info

Publication number
JP6288505B2
JP6288505B2 JP2014088132A JP2014088132A JP6288505B2 JP 6288505 B2 JP6288505 B2 JP 6288505B2 JP 2014088132 A JP2014088132 A JP 2014088132A JP 2014088132 A JP2014088132 A JP 2014088132A JP 6288505 B2 JP6288505 B2 JP 6288505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sealing layer
sealing
decorative board
colored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014088132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015071288A (ja
Inventor
健悟 伊東
健悟 伊東
藤崎 健一
健一 藤崎
小関 祐子
祐子 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
DIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Corp filed Critical DIC Corp
Priority to JP2014088132A priority Critical patent/JP6288505B2/ja
Publication of JP2015071288A publication Critical patent/JP2015071288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6288505B2 publication Critical patent/JP6288505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Description

本発明は、着色層が、着色塗料のフローコーターによる塗布により形成された塗装化粧板に関する。
近年、国内のシステムキッチンや洗面市場では、鏡面性を有した木質系単色扉やパネル材等の鏡面化粧板が使用されることが多い。これは、単色の鏡面には高級感や清潔感を抱かせる効果や、高い清掃性を得ることが出来るからである。このような化粧板は低価格化の要請が高いことから、その基材として、安価なパーティクルボードや中密度繊維板(MDF)等の木質系基材の使用が求められる。しかし、これら木質系基材は表面の平滑性に乏しく硬さも不十分なため、平滑化や高硬度化を施す技術が求められている。
木質系基材を使用した鏡面化粧板としては、例えば、パーティクルボードや中密度繊維板の表面に、目止め層を積層し、当該目止め層上にシート状や薄板状の化粧単板を接着剤で貼り合せ、その上から透明塗料を塗布して鏡面に仕上げた化粧板が開示されている(特許文献1参照)。当該構成の化粧板は、シート状や薄板状の化粧単板を設けることで、表面の平滑性や硬度の向上を図るものである。しかし、当該構成においては、化粧単板を貼り合せる際にプレスが必要となるため、プレス圧の影響で接着剤層や化粧単板に歪みが生じることから十分な平滑性が得られないものであった。また、接着剤層や化粧単板は、それ自体を硬くすることが難しいことから、クリア塗装後の表面硬度の向上が困難であった。
特開平1−291934号公報
本発明が解決しようとする課題は、木質系基材を使用した場合にも高度な平滑性を実現できる塗装化粧板を提供することにある。
また、高度な平滑性を有すると共に、表面硬度の向上が可能な塗装化粧板を提供することにある。
本発明においては木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層され、前記着色層がフローコーターによる着色塗料の塗布により設けられた着色層である塗装化粧板により、上記課題を解決した。
本発明の塗装化粧板は、目止め層上にフローコーターで直接着色塗料を塗布することで、木質系基材を使用した場合にも極めて高い平滑性を実現できる。また、接着剤や化粧単板を使用しないことから安価に製造できる。また、接着剤層や化粧単板を使用しないことから、表面にクリア層を設けた場合に、クリア層の硬度低下が生じにくくなり、高い表面硬度を実現しやすくなる。
実施例4にて得られた化粧板の表面平滑性観察結果を示す写真である。 比較例1にて得られた化粧板の表面平滑性観察結果を示す写真である。
本発明の塗装化粧板は、木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層され、前記着色層がフローコーターによる着色塗料の塗布により設けられた塗装化粧板である。
[木質系基材]
本発明に使用する木質系基材は特に制限されないが、ベニヤ、合板、インシュレーションボード、ハードボード、ミディアムデンシティファイバーボード(MDF)、パーティクルボード(PB)など、各種の木質系基材を広く使用することができる。本発明においては、これら木質系基材を使用することで、安価に塗装化粧板を形成できる。
[目止め層]
本発明で使用する目止め層は木質系基材上に形成される層である。当該目止め層は、各種樹脂を使用した塗料を塗布した後、乾燥及び/又は硬化して形成される層であることが好ましい。当該塗料は樹脂成分と、必要に応じて各種添加剤とを含有することで、目的とする機能を効率的に付与できる。
目止め層に使用される樹脂としては、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が使用される。これら樹脂は紫外線硬化型でも熱硬化型でもよい。
添加剤としては、体質顔料、分散剤、消泡剤、重合禁止剤、光開始剤等を適宜使用できる。
本発明においては、当該目止め層を木質系基材上に設けることで、木質系基材に含まれるリグニンやタンニンなどのヤニ成分溶出の防止、着色層の木質系基材への浸透防止、化粧層の密着性向上、木質系基材における色調の隠蔽、更には着色層塗布前の下地の平滑化等の各種の機能を実現できる。
当該目止め層は、一層のみで構成されていても、二層以上の多層で構成されていてもよい。一層のみで構成される場合には、製造工程が簡略化でき、製造コストを低減できるため好ましい。また、二層以上の多層で構成される場合には、上記目止め層の機能を各層で分担して発現すればよいため、これら機能を好適に発現しやすいため好ましい。また、二層以上の構成とすることで、使用できる原材料の種類が多くなり、それらを用いた設計の幅も多くなる。
本発明においては、目止め層を、木質系基材に接する第一の目止め層(以下、第一目止め層と称する)と、着色層と接する第二の目止め層(以下、第二目止め層と称する)とを積層した二層構成とすることが特に好ましい。当該二層構成とすることで、上記したような目止め層の機能を好適に発現でき、また、設計自由度を向上させることができる。
目止め層を二層構成とする際の第一目止め層に使用する塗料としては、木質系基材表層の凹部へ効率的に充填できるものを好適に使用できる。当該塗料としては、粘度が5000〜80000mPa・sであることが好ましく、20000〜70000mPa・sであることが好ましく、35000〜55000mPa・sであることが特に好ましい。当該粘度とすることで、木質系基材へ浸透しにくく、かつ木質系基材表層の凹部へ好適に塗料を充填しやすくなり、得られる塗装化粧板の表面平滑性を向上させやすくなる。また、当該範囲とすることで、塗料のドライアップを抑制しやすく、好適な塗工適正も確保しやすいため好ましい。
第一目止め層の塗料に使用する樹脂種としては、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等が使用できる。なかでも、木質系基材表層の凹部への充填性能に特に優れることから、エポキシアクリレート樹脂とポリエステル樹脂を配合したものが好ましい。また、エポキシアクリレート樹脂を使用することで、得られる塗膜の硬度を好適に確保しやすくなる。
また、第一目止め層の塗料は、紫外線硬化型、熱硬化型のいずれであってもよいが、より効率的に塗料を硬化させやすく、或いは安定して優れた機能を発現するためには紫外線硬化型を使用することが好ましい。また、塗料としては溶剤系、水系及び無溶剤系が使用できるが、木質系基材表層の凹部への充填に好適であり、また、乾燥工程が不要となり、乾燥時の不具合が生じにくいため無溶剤系を使用することが好ましい。
また、第一目止め層の塗料には、無機顔料を含有することが好ましい。塗料中に無機顔料を含有することで、塗料を高粘度化させやすくなり、好適に木質系基材表層の凹部への充填性を向上できる。また、硬化後の被膜の目減りが生じにくくなる。
無機顔料を含有する場合には、下式で表されるPWC(顔料重量濃度)が、30〜70wt%であることが好ましく40〜60wt%であることがより好ましい。PWCを当該範囲とすることで、塗工適正を良好に維持しつつ、木質系基材への塗料の浸透を特に好適に抑制でき、木質系基材表層の凹部への充填性を向上できる。
PWC(wt%)=[(塗料中の顔料重量)/(塗料中の固形分重量)]×100
また、第一目止め層に使用する塗料には、各種のモノマーや添加剤を添加して、塗工性能等を適宜調整してもよい。
第一目止め塗料を塗工する方式としては、ナチュラルロールコーター、リバースロールコーター、ナチュラルリバースロールコーター、ナチュラルリバーススクイーズコーター、ダイコーター、ナイフコーター等が使用できる。なかでも、第一目止め層の塗料の塗工においては塗料を木質系基材表層の凹部に好適に充填しやすいことから、ナチュラルリバーススクイーズコーターを好ましく使用できる。
第一目止めの塗布量については、乾燥時で5〜200g/mであることが好ましく、10〜100g/mであることが特に好ましい。当該範囲とすることで、塗工時に木質系基材表面への凹部への塗料の充填ムラが生じにくく、塗工面の平滑性を向上させやすくなる。
第二目止め層に使用する塗料としては、塗工時のレべリングや塗工後のサンダー加工適正等が良好で、表面の平滑性が得られやすいものを好適に使用できる。当該塗料としては、粘度が1500〜20000mPa・sであることが好ましく、2000〜10000mPa・sであることが好ましく、3000〜8000mPa・sであることが特に好ましい。当該粘度とすることで、塗工時のレべリング性を確保しやすくなり、塗装化粧板の平滑性を向上させやすくなる。また、塗料の厚塗り塗工がしやすく、好適な塗工適正も確保しやすくなる。
第二目止め層の塗料に使用する樹脂種としては、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等を使用できる。なかでも、塗料のレべリング性を確保しやすく、硬化後の塗膜硬さを向上させやすいことから、エポキシアクリレート樹脂を好ましく使用できる。
また、第二目止め層の塗料は、紫外線硬化型、熱硬化型のいずれであってもよいが、より効率的に塗料を硬化させやすく、或いは安定して優れた機能を発現するためには紫外線硬化型を使用することが好ましい。また、塗料としては溶剤系、水系及び無溶剤系が使用できるが、乾燥工程が不要となり、乾燥時の不具合が生じにくいため無溶剤系を使用することが好ましい。
また、第二目止め層の塗料においても、無機顔料を含有することが好ましい。塗料中に無機顔料を含有することで、サンダー加工等による硬化被膜の平滑化処理適正を向上しやすくなり、塗工化粧板の好適な平滑性が得られやすくなる。また、硬化後の被膜の目減りが生じにくくなる。
無機顔料を含有する場合には、下式で表されるPWC(顔料重量濃度)が、30〜70wt%であることが好ましく40〜60wt%であることがより好ましい。PWCを当該範囲とすることで、塗工適正を良好に維持しつつ、硬化被膜の平滑化処理適正を好適に向上できる。
また、第二目止め層に使用する塗料には、各種のモノマーや添加剤を添加して、レべリング性や塗工性能等を適宜調整してもよい。
第二目止め塗料を塗工する方式としては、ナチュラルロールコーター、リバースロールコーター、ナチュラルリバースロールコーター、ナチュラルリバーススクイーズコーター、ダイコーター、ナイフコーター等が使用できる。なかでも、第二目止め層の塗料の塗工においては、塗布面の平滑性を確保しやすいことから、ナチュラルリバースコーターを好ましく使用できる。
第二目止めの塗布量については、乾燥時で10〜200g/mであることが好ましく、30〜100g/mであることがより好ましく、50〜100g/mであることが特に好ましい。当該範囲とすることで、塗工面の平滑性を向上させやすくなる。また、サンダー加工を行う場合に、十分なサンダーしろを確保できる。
本発明においては、着色層を設ける目止め層の表面の平滑性を向上させるために、目止め層表面に平滑化処理を施してもよい。当該平滑化処理としては、着色層との密着性と表面平滑性とを確保しやすいことから、サンダー加工による平滑化処理を好ましく使用できる。サンダー方式はベルトサンダーを使用することが好ましく、プラテン方式、ドラム方式及びこれらの併用方式の何れも使用することできる。サンドペーパーの種類としては、粗目(#30〜100)、中目(#100〜200)、細目(#200〜400)、極細目(#400〜600)、超極細目(#600以上)などの何れも使用することができるが、細目もしくは極細目を使用することで、目止め層の平滑化、着色層との密着性向上、さらには、着色層とトップコート層との平滑性向上が得られやすいため好ましい。また、サンダー加工する回数は1回でも複数回でも良いが、粗研磨と平滑化研磨の2回に分けることが好ましい。例えば、粗研磨を#220で、平滑化研磨を#320で各々サンダー加工を行い、はじめの粗研磨では目止め層表面の凹凸を比較的深く削り込むことで全体をならし、次の平滑化研磨で目止め層が平滑になるよう薄く削り込むことができる。このようすることで、トップコート層の下地として特に好適な平滑性が得られ、高度な平滑性の塗装化粧板が得られやすくなる。
[着色層]
本発明に使用する着色層は、フローコーターによる着色塗料の塗布により設けられる。フローコーターは、一定幅の薄いカーテン状にした塗料を上方から絶えず流れ落ちるようにし、塗装対象をコンベヤでくぐらせて塗装する方式である。本発明においては、当該フローコーターによる直接塗布にて着色層を設けることで、塗装時及び塗装後に外的な圧力がかからないために着色塗料の塗膜厚が均一となり、優れた平滑性を得ることができる。その他塗工手段としてスプレー方式があるが、当該方式では乾燥塗工量で10〜100g/mとなるように均一な塗膜厚を形成することが困難である。また、ロールコーターやカーテンロールコーターについては、ロール塗工及びロール圧着による物理的な外的圧力あるいはロールが塗工面から離れる際に発生するローピング現象など、やはり乾燥塗工量で10〜100g/mとなるように均一に塗膜厚を形成することが困難である。
なお、着色層をフローコーターによる着色塗料の塗布により設ける場合には、上記目止め層上に直接フローコーターにより塗布してもよいが、目止め層上に前処理として湿しロールにて着色塗料を塗布した後にフローコーターによる塗布を行ってもよい。前処理無しにフローコーターによる着色塗料の塗布を行う方法は工程が簡略化できるため好ましい。また、湿しロールによる前処理を行った後、フローコーターによる着色塗料の塗布を行う方法は、着色塗料のハジキ等を抑制しやすく、特に平滑な着色層表面を得やすいため好ましい。
着色層は、上記目止め層上に設けられ、木質系基材の色調を隠蔽して、化粧板に対して任意の意匠性の高い色調の付与する層である。当該着色層を形成する着色塗料は、樹脂成分及び着色材を含有する塗料であり、必要に応じて各種添加剤を含有してもよい。
着色層に使用する着色塗料で使用される樹脂としては、例えば塩化ビニル酢酸−ビニル共重合体樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、硝化綿、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、セルロース誘導体、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ブチラール樹脂、等の樹脂の一種または二種以上の混合物が用いられる。なお、これらは硬化剤を用いていわゆる二液型とすることもできる。そのなかでも二液ウレタン系樹脂が好ましく、例えばポリエステル、アクリル、アクリルアルキッド等のポリオールとイソシアネートを二液混合したもの等が例示できる。
着色塗料に使用される着色材としては、有機顔料及び無機顔料から選ばれた着色材並びに体質顔料を含むものである。着色材を構成する無機顔料としては、たとえば、チタン白、カーボンブラック、黄鉛、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、弁柄、群青、及びアルミホワイト等を使用することができる。有機顔料としては、キナクリドン、レーキレッド、ベンジシンイエロー、イソインドリノン、フタロシアニンブルー、シンクレアレッド等を使用することができ、所望の色調に応じて上記以外にも任意の有機及び無機顔料が適宜使用できる。また、骨材として用いる体質顔料としては、無機質のものが好ましく、炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ、アルミナ等の粒子等を用いることができる。
着色塗料には、必要に応じてレベリング剤や沈降安定剤或いは下地やトップコート層との密着性向上剤などの添加剤を含有することができる。
着色塗料の塗布量としては、好適な平滑性の化粧板を得やすいことから、乾燥塗膜で10〜100g/mとすることが好ましく、20〜80g/mとすることがより好ましい。
また、着色塗料の粘度は適宜調整することができるが、アネスト岩田(株)製イワタカップNK−2を用いたカップ法にて測定される時間が、溶剤希釈した状態で10秒〜40秒であることが好ましい。当該カップ法により測定される時間は、アネスト岩田(株)製イワタカップNK−2を塗料中に入れた後、カップを引き上げ、カップ下端の穴から塗料がし始めてから塗料の流出が切れるまでの流出時間である。なお、イワタカップNK−2は、真鍮製の容量47ccのカップであり、その容積部分の概形は直径約35mm、高さ約44mmの端部が開口した円柱状の胴部の一端に、高さ12mmの頂部が開口した円錐部が当接し、当該円錐部頂部の開口の直径が約4mmであり、当該開口部に長さ約6mmの円柱状の流出口が当接した概形を有する。
本発明に使用する着色層は、ガラス板上に乾燥塗膜厚さ30μmで塗布した際の表面鉛筆硬度が好ましくはF以上、より好ましくはH以上となる着色塗料により形成された着色層であることが好ましい。上限は特に制限されるものではないが、通常3H程度である。当該着色層を使用することで、得られる化粧板表面の表面硬度を高くしやすくなる。
本発明の塗装化粧板においては、着色層は単層であっても複数層設けられていてもよい。
[塗装化粧板]
本発明の塗装化粧板は、上記木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層された塗装化粧板である。本発明の塗装化粧板は、好適な表面平滑性を有するリコーダブル化粧板であり、トップコート層としてクリア塗装を施すことで、極めて優れた平滑性を実現できる。また、着色層を設ける際に接着剤を使用しないことから、表面硬度や耐傷付き性の向上にも有用である。
着色層上にクリア塗料によるトップコート層を設ける場合のクリア塗料としては、特に制限されず、各種化粧板において一般的に使用されるクリア塗料を使用できる。特に、透明性が高いクリア塗料や、表面硬度の高いクリア塗料を好適に使用できる。また、化粧板表面を艶消し表面とする場合には、マット剤等を添加したクリア塗料を好適に使用できる。
クリア層の厚さは、使用態様等に応じて1〜300μm程度で適宜調整すればよい。
塗装化粧板を高鏡面の塗装化粧板とする場合には、クリア層単独でのヘイズ値を20%以下とすることが好ましく、10%以下とすることがさらに好ましい。さらに、グロス値が50以上であることが好ましい。また、艶消しの塗装化粧板とする場合には、クリア層単独でのヘイズ値を60%以下とすることが好ましく、40%以下とすることがさらに好ましい。さらにグロス値が50未満であることが好ましい。
クリヤ塗料の硬化方式としては、自然乾燥型・熱硬化型・電離放射線硬化型など何れも使用することができ、これに応じて1液タイプでも良いし、硬化剤を併用する2液タイプでも良い。
本発明の塗装化粧板においては、上記クリア層を設ける前に、着色層上に他の任意の層を設けることで、さらなる意匠性や特性の向上が可能となる。当該任意の層としては、光輝性顔料を含有する光輝性層や、プライマー層等が好ましく例示できる。光輝性層を設けることで得られる化粧板に光輝性を付与でき、また、プライマー層を設けることで、着色層とクリア層との密着性を向上でき、化粧板の表面性状の向上が可能となる。
これら着色層上に設ける光輝性層やプライマー層に使用する塗料で使用される樹脂としては、上記着色層に使用できる樹脂種と同様のものを例示できる。
光輝性層に使用する光輝性顔料としては、例えば、マイカ系、ビスマス系、アルミナフレーク系、ガラスフレーク系などのパール顔料やエフェクト顔料など各種高輝性顔料を使用することができる。
本発明の塗装化粧板は上記例示した層以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で化粧板に使用される各種の任意の層をさらに形成してもよいが、好適な構成の具体例としては、(1)木質系基材/目止め層/着色層、(2)木質系基材/目止め層/着色層/クリア層、(3)木質系基材/目止め層/着色層/光輝性層/クリア層、(4)木質系基材/目止め層/着色層/プライマー層/クリア層、(5)木質系基材/目止め層/着色層/光輝性プライマー層/クリア層、等の構成を例示できる。
本発明の塗装化粧板は、上記のとおり各層を順に積層することで形成できるものであり、以下の(1)〜(3)の各工程を経ることで製造できる。
(1)木質系基材の一面に目止め塗料を塗布して目止め層を形成する工程
(2)前記目止め層表面をサンダー加工する工程
(3)前記サンダー加工した目止め層表面に、着色塗料をフローコーターにより塗布する工程
各塗料の塗布による各層の形成は、塗料を塗布した後、適宜乾燥及び/又は硬化して層形成を行う。
本発明の製造方法においては、上記(1)の工程において、以下(1−1)〜(1−2)の工程を経て、木質系基材の一面に、第一目止め層と第二目止め層が積層された目止め層を形成することも好ましい。
(1−1)木質系基材の一面に、粘度5000〜80000mPaの目止め塗料を塗布して第一の目止め層を形成する工程
(1−2)第一の目止め層表面に、粘度1500〜10000mPaの目止め塗料を塗布して第二の目止め層を形成する工程
当該工程を経ることで、得られる化粧板を特に平滑化しやすくなる。また、上記(1−1)の工程においては、目止め塗料の塗布をナチュラルリバーススクイーズコーターにて行うことで、より平滑化がしやすくなるため好ましい。
また、上記(3)の工程を、(3’)前記サンダー加工した目止め層表面に湿しロールにて着色塗料を塗布した後に、着色塗料をフローコーターにより塗布する工程、とすることも好ましい。当該(3’)の工程とすることで、第二の目止め層表面での着色塗料のハジキ等を抑制しやすく、特に平滑な着色層表面を得やすくなる。
着色層上に設けられるクリア層や、プライマー層、光輝性層等の塗工方式は特に制限されず、使用する塗料に応じて、フローコーターやロールコーター等の適宜の塗工方式を選択すればよい。
以上記載したとおり、本発明の塗装化粧板及び塗装化粧板の製造方法によれば、木質系基材を使用した場合にも極めて高い平滑性を実現できる。また、接着剤や化粧単板を使用しないことから安価に製造できる。また、接着剤層や化粧単板を使用しないことから、表面にクリア層を設けた場合に、クリア層の硬度低下が生じにくくなり、高い表面硬度を実現しやすくなる。また、高透明性のクリア層を使用することで平滑性が高く高鏡面性の鏡面化粧板とでき、艶消しのクリア層を使用することで平滑性の高い艶消し化粧板とすることができる。当該塗装化粧板を使用することで、キッチン部材、収納部材、ドア部材、壁面部材、その他パネル部材など、各種用途に広く展開できる室内用塗装化粧板を実現できる。
<実施例1>
厚さ15mm幅300mm長さ600mmのパーティクルボードの片面に、無溶剤系のエポキシアクリレート系紫外線硬化型目止め塗料(粘度40000mPa・s、体質顔料50wt%含有、DIC(株)製)を乾燥塗布量50g/mとなるようにナチュラルリバーススクイーズコーターで塗布した後、紫外線照射し、第一の目止め層を形成した。次いで、第一の目止め層上に無溶剤系のエポキシアクリレート系紫外線硬化型目止め塗料(粘度6000mPa・s、体質顔料50wt%含有、DIC(株)製)を乾燥塗布量70g/mとなるようにナチュラルリバースコーターで塗布した後、紫外線照射して塗料を硬化させ、第二の目止め層を形成した。得られた化粧板を8時間室温にて静置後、第二の目止め層表面を2連ドラムサンダー機により、#220、#320の順にサンダー加工を行った。次に、着色塗料の主剤としてDIC(株)製アクリルポリオール塗料UCカラーS DF D−023NT(白色)に、イソシアネート系硬化剤及び酢酸エチルを配合して、カップ法(NK−2)による粘度が10秒及び20秒の2種類のアクリルウレタン塗料を調製した。調整した粘度10秒のアクリルウレタン塗料を用いて、前処理として第二の目止め層表面にナチュラルロールコーターで乾燥塗布量3.3g/mとなるように塗布し、その後直ちに粘度20秒のアクリルウレタン塗料をフローコーターで乾燥塗布量45g/mとなるように塗布し、70℃20分の条件で乾燥及び硬化させて着色層を形成した。着色層上に、DIC(株)製UV硬化型クリア塗料ポリメディックSK285全艶(無溶剤タイプ)をフローコーターで乾燥塗布量80g/mとなるように塗布し、紫外線照射により硬化させ、化粧板1を得た。
<実施例2>
粘度20秒のアクリルウレタン塗料の乾燥塗布量を80g/mとした以外は実施例1と同様とし、化粧板2を得た。
<実施例3>
粘度20秒のアクリルウレタン塗料のDry塗布量を10g/mとした以外は実施例1と同様とし、化粧板3を得た。
<実施例4>
着色塗料としてDIC製アクリルポリオール塗料UCカラーS DF D−101NT(赤色)とした以外は実施例1と同様とし、化粧板4を得た。
<実施例5>
着色塗料として硬化剤を使用しなかった以外は実施例1と同様とし、化粧板5を
得た。
<比較例1>
厚さ15mm幅300mm長さ600mmのパーティクルボードを用意した。この片面に、エポキシアクリレート樹脂を主成分とする紫外線硬化型塗料にモース硬度7のガラスビーズを35%配合したものを溶剤で希釈して粘度を3000mPaに調製し、これをDry塗布量55g/mとなるようにローラーカーテンコーターで塗布し、これに照度200mJ/cmの紫外線を照射し、塗料を硬化させた。次に、エポキシアクリレート樹脂を主成分とする紫外線硬化型塗料にモース硬度7のガラスビーズを25%配合したものを溶剤で希釈して粘度を1000mPaに調製し、これをDry塗布量55g/mとなるようにフローコーターで塗布し、これに照度200mJ/cmの紫外線を秒間照射し、塗料を硬化させた。得られた化粧板を8時間室温放置後、2連ドラムサンダー機を使用し#220、#320の順にサンダー加工を行った。次に、表面に白色で着色し最表面にリコート処理した厚さ120μmのオレフィンシートに湿気硬化型ホットメルト接着剤(PUR)をDry塗布量60g/mとなるように塗布し、ロールプレスで貼り合せた。更に、この上からDIC製UV硬化型クリア塗料ポリメディックSK285全艶(無溶剤タイプ)をフローコーターでDry塗布量80g/mとなるように塗布し、これに照度200mJ/cmの紫外線を照射し塗料を硬化させ、化粧板6を得た。
<比較例2>
オレフィンシートの厚さを150μmにした以外は比較例1と同様とし、化粧板7を得た。
<比較例3>
オレフィンシートの厚さを70μmにした以外は比較例1と同様とし、化粧板8を得た。
<比較例4>
湿気硬化型ホットメルト接着剤のDry塗布量を100g/mにした以外は比較例1と同様とし、化粧板9を得た。
<比較例5>
湿気硬化型ホットメルト接着剤のDry塗布量を30g/mにした以外は比較例1と同様とし、化粧板10を得た。
<比較例6>
湿気硬化型ホットメルト接着剤のDry塗布量を100g/mにした以外は比較例2と同様とし、化粧板11を得た。
<比較例7>
湿気硬化型ホットメルト接着剤のDry塗布量を30g/mにした以外は比較例2と同様とし、化粧板12を得た。
上記にて得られた化粧板につき、以下の評価方法にて表面平滑性及び表面硬度を評価した。得られた結果を下表に示す。なお、上記した粘度は特別な標記が無いものは下記B型粘度計による粘度、カップ法の標記があるものは下記カップ法による粘度である。
<粘度の測定>
(B型粘度)
第一目止め用塗料のB型粘度は、東機産業社(株)製TVB−10H型ローターを用いて、30℃下、30rpmの回転数にて測定した。また、第二目止め用塗料のB型粘度は、東機産業社(株)製TVB−10M型ローターを用いて、30℃下、30rpmの回転数にて測定した。
(カップ法)
カップ法による粘度は、アネスト岩田(株)製イワタカップNK−2を塗料中に入れた後、カップを引き上げ、カップ下端の穴から塗料が流出する時間を測定した。
<表面平滑性評価>
得られた化粧板表面に蛍光灯を映し、その歪を目視にて観察した。なお、実施例4及び比較例1の観察結果の写真を図1(実施例4)及び図2(比較例1)に示した。
◎ 蛍光灯の形状が鮮明に映り、端部の歪みが確認されない
○ 蛍光灯の形状が映るが、端部に若干の歪み(ゆず肌状)が確認される
△ 蛍光灯の形状が映るが、端部に歪みが確認される
× 蛍光灯の形状自体に大きく歪みが生じる
<表面硬度>
JISK5600「鉛筆硬度試験」に準拠して、化粧板表面の鉛筆強度を測定した。
◎ 2H以上
○ H
△ F
× HB以下
上記表から明らかなとおり、本発明の塗装化粧板は、木質系基材を使用した場合にも高度な表面平滑性を実現できるものであった。また、優れた表面硬度を有するものであった。

Claims (12)

  1. 木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層され、前記着色層がフローコーターによる着色塗料の塗布により設けられた着色層であり、
    前記目止め層が、木質系基材に接する第一の目止め層と、着色層と接する第二の目止め層とを積層した目止め層であり、
    前記第一の目止め層が、粘度5000〜80000mPa・sの目止め塗料から形成される目止め層であり、前記第二の目止め層が粘度1500〜10000mPa・sの目止め塗料から形成される目止め層であることを特徴とする塗装化粧板。
  2. 前記着色層の乾燥塗工量が10〜100g/mである請求項1に記載の塗装化粧板。
  3. 前記第一の目止め層が、目止め塗料のナチュラルリバーススクイーズコーターによる塗布により設けられた目止め層である請求項1又は2に記載の塗装化粧板。
  4. 前記着色層が積層される目止め層表面がサンダー加工された表面である請求項1〜3のいずれかに記載の塗装化粧板。
  5. 前記着色層が、ガラス板上に乾燥塗膜厚さ30μmで塗布した際の表面硬度がF以上である着色塗料から形成される着色層である請求項1〜4のいずれかに記載の塗装化粧板。
  6. 前記着色層上に、クリア層が設けられた請求項1〜5のいずれかに記載の塗装化粧板。
  7. クリア層の表面鉛筆硬度がH以上である請求項6に記載の塗装化粧板。
  8. 木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層された塗装化粧板を製造する方法であって、
    前記木質系基材の一面に、粘度5000〜80000mPa・sの目止め塗料を塗布して第一の目止め層を形成した後、粘度1500〜10000mPa・sの目止め塗料を塗布して第二の目止め層を形成し、第一の目止め層と第二の目止め層が積層された目止め層を形成する工程、
    前記目止め層表面をサンダー加工する工程、
    前記サンダー加工した目止め層表面に、着色塗料をフローコーターにより塗布する工程、を有することを特徴とする塗装化粧板の製造方法。
  9. 前記粘度5000〜80000mPa・sの目止め塗料の塗布が、ナチュラルリバーススクイーズコーターによる塗布である請求項8に記載の塗装化粧板の製造方法。
  10. 木質系基材、目止め層及び着色層が順に積層された塗装化粧板を製造する方法であって、木質系基材の一面に目止め塗料を塗布して目止め層を形成する工程、
    前記目止め層表面をサンダー加工する工程、
    前記サンダー加工した目止め層表面に湿しロールコーターにて着色塗料を塗布した後に、着色塗料をフローコーターにより塗布する工程、
    を有することを特徴とする塗装化粧板の製造方法。
  11. 前記木質系基材の一面に目止め塗料を塗布して目止め層を形成する工程が、
    木質系基材の一面に、粘度5000〜80000mPa・sの目止め塗料を塗布して第一の目止め層を形成した後、粘度1500〜10000mPa・sの目止め塗料を塗布して第二の目止め層を形成し、第一の目止め層と第二の目止め層が積層された目止め層を形成する工程である請求項10に記載の塗装化粧板の製造方法。
  12. 前記粘度5000〜80000mPa・sの目止め塗料の塗布が、ナチュラルリバーススクイーズコーターによる塗布である請求項11に記載の塗装化粧板の製造方法。
JP2014088132A 2013-09-03 2014-04-22 塗装化粧板 Active JP6288505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088132A JP6288505B2 (ja) 2013-09-03 2014-04-22 塗装化粧板

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013182093 2013-09-03
JP2013182093 2013-09-03
JP2014088132A JP6288505B2 (ja) 2013-09-03 2014-04-22 塗装化粧板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015071288A JP2015071288A (ja) 2015-04-16
JP6288505B2 true JP6288505B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=53014046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014088132A Active JP6288505B2 (ja) 2013-09-03 2014-04-22 塗装化粧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6288505B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6451991B2 (ja) * 2015-04-23 2019-01-16 Dic株式会社 鏡面化粧板
JP6654380B2 (ja) 2015-08-31 2020-02-26 ニチハ株式会社 建材の製造方法
JP6784485B2 (ja) * 2015-09-30 2020-11-11 ニチハ株式会社 建材の製造方法
CN106584624A (zh) * 2015-10-20 2017-04-26 北京林业大学 一种嫁接金属离子诱发木材变色的方法
CN106182283B (zh) * 2016-07-06 2017-08-08 东北林业大学 一种改性木基质可逆温致变色复合材料的制备方法
JP7133933B2 (ja) * 2017-02-07 2022-09-09 アイカ工業株式会社 窯業系無機基材の目止め方法および窯業系無機基材化粧板の製造方法
JP7125074B2 (ja) * 2018-02-28 2022-08-24 壽工業株式会社 多面体状鏡面外装板材
JP7099880B2 (ja) * 2018-03-29 2022-07-12 株式会社エーアンドエーマテリアル 窯業系化粧板
JP7092575B2 (ja) * 2018-06-27 2022-06-28 アイカ工業株式会社 光硬化性目止め剤
CN118181424A (zh) * 2019-04-18 2024-06-14 瑞士克罗诺泰克股份公司 用于涂覆平面工件的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58208053A (ja) * 1982-05-28 1983-12-03 ワシ中越ボ−ド株式会社 砂粒状凹凸塗装板の製造法
JPH0420042Y2 (ja) * 1985-10-30 1992-05-07
JPH04349975A (ja) * 1991-05-27 1992-12-04 Matsushita Electric Works Ltd 板材の着色塗装方法
JPH05318417A (ja) * 1992-05-18 1993-12-03 Tostem Utsudo Waaku Kk 化粧用建材の製造方法
JPH11333368A (ja) * 1998-05-29 1999-12-07 Nippon Paint Co Ltd 化粧板用図柄シート及びその製造方法
JP2004090294A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 C I Kasei Co Ltd 化粧シート
JP2004148631A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Dainippon Ink & Chem Inc 木質系基材の木地処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015071288A (ja) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6288505B2 (ja) 塗装化粧板
JP4659752B2 (ja) 化粧材
JP6036490B2 (ja) 化粧シートの製造方法
CN104380152B (zh) 光扩散反射板
WO2003101734A1 (fr) Materiau decoratif et feuille decorative
JP2006239954A (ja) 高光沢化粧シート
US20160347970A1 (en) Liquefied wood coating
JP2016093966A (ja) 化粧シート
JP6221288B2 (ja) 化粧シート及びこれを用いた化粧板
JP2009051142A (ja) 木質化粧板の表面処理方法
JP6369084B2 (ja) 化粧シート及びこれを用いた化粧板
JP4867744B2 (ja) 高圧メラミン樹脂化粧板
KR20140003948A (ko) 판재에 자외선 경화형 도료를 이용한 전처리 후 필름을 접착하는 방법
US10953435B2 (en) Method for producing building material
JP2022161929A (ja) 化粧シート及び化粧板
US20180215950A1 (en) Liquefied wood coating
WO2018117260A1 (ja) 化粧材
JP6808950B2 (ja) 防湿化粧板および建材、化粧板、化粧シート
JP4467679B2 (ja) 化粧材
JP2016187942A (ja) 化粧シート及び化粧板
JP6451991B2 (ja) 鏡面化粧板
JP2002086658A (ja) 化粧材
KR20210129940A (ko) Uv 경화형 프라이머 조성물 및 이를 이용한 특수 인쇄 방법
WO2016136870A1 (ja) コート紙、熱硬化性樹脂化粧板の製造方法、及びインキ組成物
WO2016114409A1 (ja) 高輝度インキ組成物、高輝度原紙、及び熱硬化性樹脂化粧板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6288505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250