JP6287440B2 - ハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法 - Google Patents

ハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法に関し、より詳細には、ターボチャージャーのコンプレッサで発生するサージ現象を回避することができるハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法に関する。
エンジンから排出される排ガスでタービンを高速回転させて、その回転力でコンプレッサを駆動することにより、圧縮した空気をエンジン内に送り込むターボチャージャーを設けて、排ガスのエネルギーを有効に活用しているものが提案されている。
このターボチャージャーのコンプレッサは、車両が減速する場合や変速する場合に、内燃機関の回転数が急激に低下するときに、サージ現象を生じる。このサージ現象とは、内燃機関の回転数の低下に伴ってコンプレッサの流量が減少することで、コンプレッサ内の流動が不安定になり、異音を伴う自励振動が生じる現象のことである。コンプレッサでサージ現象が発生すると、サージ音(間欠音)の他に車両の吸気ダクトからの吹き返し音が発生したり、自励振動によりターボチャージャーが破損したりする。
これに関連して、排ガスにより駆動するターボチャージャーのコンプレッサの駆動を補助する電動機を設け、コンプレッサの駆動がサージ領域に突入する場合に、電動機の駆動を制御する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この装置は、コンプレッサの駆動を補助するための電動機を別途設ける必要がある。そのため、コストが高くなることに加えて、車両への搭載性が悪化する。
また、この装置によりコンプレッサで発生するサージ現象を回避することは可能になるが、この場合には、サージ現象の発生の他に、燃費が悪化するという問題もある。
例えば、シフトアップ時には、クラッチを解放状態にしてエンジンの回転数を低下させてから、変速機の変速を行うが、このときエンジンの回転数を、変速機の変速後のクラッチを結合状態にすることが可能になる回転数まで低下する必要があり、その回転数から上昇させるので、その分燃費が悪化する。
一方、変速時に要する時間を短縮して、加速性と運転性を向上しているものも提案されている。しかしながら、シフト時間を短縮することは、エンジンの回転数の急激な変動の原因となるため、前述したサージ現象が発生する可能性が増える。
特開2008−101552号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、内燃機関の回転数が変動する際に、駆動輪に動力を伝達可能な電動機を利用して、運転性を維持しながら、内燃機関の排ガスで駆動するターボチャージャーのコンプレッサで発生するサージング現象を回避することができるハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明のハイブリッド車両は、ターボチャージャーを備える内燃機関と、該内燃機関の動力を動力断接装置と変速機を経由させて駆動輪に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構に連結された電動機とを設け、前記内燃機関及び前記電動機の少なくとも一方を駆動源とするハイブリッドシステムと、該ハイブリッドシステムの制御を行う制御装置とを備えるハイブリッド車両において、前記制御装置が、前記内燃機関の回転数の変動による前記ターボチャージャーのコンプレッサの駆動を予測して、該コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合に、前記動力断接装置を解放状態にすると共に、前記内燃機関の回転数を前記コンプレッサでサージ現象が発生しないサージ現象未発生領域に維持する回転数維持制御と、該回転数維持制御を行っている間で、前記動力伝達機構に駆動力及び制動力を付与するときに、前記電動機を駆動する電動機駆動制御と、を行うように構成される。
なお、ここでいうサージ現象とは、ターボチャージャーのコンプレッサで、異音が発生し始めることやサージ音を伴う自励振動が発生することを示す。例えば、コンプレッサを通過する吸気の流量とコンプレッサの前後の圧力比に基づくコンプレッサの性能特性図において、コンプレッサの駆動作動点が、異音が発生し始めるプレサージラインを超える領域や、激しいサージ音を伴う自励振動が発生するサージラインを超える領域に突入した状態のことである。
また、ここでいうサージ現象未発生領域とは、コンプレッサでサージ現象が発生しないように定められた内燃機関の回転数の領域のことである。通常、内燃機関の回転数が低下すると、その低下に伴ってコンプレッサの回転数も低下し、コンプレッサを通過する吸気の流量が減少する。このときにコンプレッサの性能特性図におけるコンプレッサの駆動作動点がプレサージラインを超えると、異音が発生し、サージラインを超えると激しいサージ音を伴う自励振動が発生する。よって、このサージ現象未発生領域とは、コンプレッサの回転数が、コンプレッサの性能特性図におけるコンプレッサの駆動作動点がプレサージラインを超えない流量になるような回転数を維持可能な内燃機関の回転数の領域のことである。
この構成によれば、内燃機関の回転数の変動によるコンプレッサの駆動を予測して、コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合に、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持し、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持している間は、ハイブリッド車両の走行を電動機で行うことで、運転性を悪化させずに、サージ現象の発生を回避することができる。
これにより、ターボチャージャーのコンプレッサでサージ現象が発生するような場合に、ハイブリッド車両の駆動力を付与可能な電動機を利用することで、運転性を維持しながら、内燃機関の回転数の低下に伴ってサージ現象の発生を回避することができる。
また、上記のハイブリッド車両において、前記制御装置が、前記変速機のシフトアップに際して、前記動力断接装置を解放状態にし、前記内燃機関の回転数を低下してから、前記変速機のシフトアップを行い、前記変速機のシフトアップが完了してから、前記動力断接装置を結合状態にする通常変速制御を行うように構成されると共に、前記通常変速制御を行う前に、前記通常変速制御を行った場合の前記内燃機関の回転数の変動による前記コンプレッサの駆動を予測して、前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、前記通常変速制御を行わずに、前記回転数維持制御を行うと共に、前記変速機のシフトアップが完了した後に前記電動機駆動制御により前記電動機を力行駆動し、更に、前記内燃機関の回転数と前記動力断接装置と前記変速機との間の入力軸の回転数とが予め定
めた回転数差になったときに前記動力断接装置を結合状態にするサージ回避変速制御を行うように構成されることが望ましい。
この構成によれば、変速機のシフトアップに際して、シフトアップする前に、通常変速制御を行った場合の内燃機関の回転数の変動によるコンプレッサの駆動を予測して、コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、通常変速制御を行わずに、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持すると共に、シフトアップが完了した後に電動機を力行駆動して動力伝達機構に駆動力を付与するサージ減少回避変速制御を行うので、変速機のシフトアップを行う場合に、運転性の維持とサージ現象の回避を図りながらシフトアップすることができる。そのため、サージ現象の発生を考慮せずに、変速に要する時間を短くすることもでき、変速に要する時間を短縮することで、より運転性を向上することができる。
また、変速時においてサージ現象が発生するような場合に、電動機で車両走行して、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持することで、内燃機関の回転数の急激な低下を抑制することができる。従って、変速中の内燃機関の回転数の変動が抑制されるので、変速時に燃費が悪化することを抑制することができる。
そして、上記の課題を解決するための本発明のハイブリッド車両の制御方法は、ターボチャージャーを備える内燃機関と、該内燃機関の動力を動力断接装置と変速機とを経由させて駆動輪に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構に連結された電動機とを設け、前記内燃機関及び前記電動機の少なくとも一方を駆動源とするハイブリッドシステムを備えるハイブリッド車両の制御方法において、前記内燃機関の回転数の変動による前記ターボチャージャーのコンプレッサの駆動を予測し、前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合に、前記動力断接装置を解放状態にすると共に、前記内燃機関の回転数を前記コンプレッサでサージ現象が発生しないサージ現象未発生領域に維持し、前記内燃機関の回転数を前記サージ現象未発生領域に維持する間で、前記動力伝達機構に駆動力及び制動力を付与する場合に、前記電動機を駆動する方法である。
また、上記のハイブリッド車両の制御方法において、前記変速機のシフトアップに際して、前記動力断接装置を解放状態にし、前記内燃機関の回転数を低下してから前記変速機のシフトアップを行い、前記変速機のシフトアップが完了してから前記動力断接装置を結合状態にする場合の前記内燃機関の回転数の変動による前記コンプレッサの駆動を予測して、前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、前記動力断接装置を解放状態にしたときに前記内燃機関の回転数を前記サージ現象未発生領域に維持すると共に、前記変速機のシフトアップが完了した後に前記電動機を力行駆動し、更に、前記内燃機関の回転数と前記動力断接装置と前記変速機との間の入力軸の回転数とが予め定めた回転数差になったときに前記動力断接装置を結合状態にすることが望ましい。
この方法によれば、変速機のシフトアップ中などに、内燃機関の回転数が急激に低下し、コンプレッサにサージ現象が発生すると判定した場合には、動力伝達機構に駆動力を付与可能な電動機を利用することで、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持することができる。これにより、サージ現象の発生を回避することができると共に、運転性と燃費を向上することができる。
本発明のハイブリッド車両とハイブリッド車両の制御方法によれば、第一に、変速機のシフトアップなどの際に、内燃機関の回転数の変動によるコンプレッサの駆動を予測し、コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持し、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持している間は、
ハイブリッド車両の走行を電動機で行うことで、運転性を悪化させずに、サージ現象の発生を回避することができる。
第二に、サージ現象が発生するような内燃機関の回転数が急激に低下する場合に、内燃機関の回転数をサージ現象未発生領域に維持することで、燃費が悪化することを抑制することができる。
これにより、ターボチャージャーのコンプレッサでサージ現象が発生するような場合に、ハイブリッド車両の駆動力を付与可能な電動機を利用することで、内燃機関の回転数の低下に伴って発生するサージ現象を回避することができると共に、サージ現象の回避中の運転性を維持することができ、更に、燃費の悪化を回避することができる。
本発明に係る実施の形態のハイブリッド車両の構成の一部を示す図である。 図1の制御装置の構成の一部を示す図である。 図1のコンプレッサの性能特性図である。 図1の内燃機関と電動機と入力軸の回転数の変化を示したグラフである。 図1の内燃機関と電動機と入力軸のトルクの変化を示したグラフである。 図1の内燃機関と従来技術の内燃機関の時速と回転数の関係を示したグラフである。
以下、本発明に係る実施の形態のハイブリッド車両とハイブリッドシステムの制御方法について説明する。
図1に例示するように、実施の形態のハイブリット車両(以下、HEVという)1は、ハイブリッドシステム2を備えており、そのハイブリッドシステム2は、ディーゼルエンジン(内燃機関;以下、エンジンという)3と、エンジン3で発生した駆動トルクを伝達する動力伝達機構4と、その動力伝達機構4に連結された電動発電機(電動機)5と、その電動発電機5にインバータ6を通じて電気的に接続されるバッテリー7とを備えている。
エンジン3は、エンジン本体10で生じた排ガスが、エグゾーストマニホールド11を経由してターボチャージャー12に送られ、ターボチャージャー12のタービン12aを駆動してから排ガス処理装置13で浄化されから排出されるように構成されている。また、このエンジン3は、エアクリーナー14から吸入される吸気が、ターボチャージャー12のコンプレッサ12bとインテーククーラー15で圧縮及び冷却され、吸気スロットル16で調節されてからインテークマニホールド17を経由して供給されるように構成されている。
動力伝達機構4は、エンジン3で発生した駆動トルクを、トルクコンバータ20と摩擦クラッチ(動力断接装置)21を経由してトランスミッション(変速機)22に伝達し、トランスミッション22からプロペラシャフト23、デファレンシャル24、及びドライブシャフト25を経由して駆動輪26に伝達している。また、電動発電機5で発生した駆動トルクをPTO(動力入出機構)27のスレーブドグクラッチ(以下、ドグクラッチという)27aを経由して駆動輪26に伝達している。
電動発電機5は、回生駆動すると発電機として動力伝達機構4に制動力を付与して回生発電をしたり、力行駆動すると電動機として動力伝達機構4に駆動力を付与してアシストしたりする。なお、発電して得た電力は、インバータ6で変換してバッテリー7に充電さ
れる。また、電動発電機5を駆動するときは、バッテリー7に充電された電力をインバータ6で変換して電動発電機5に供給する。
また、このHEV1は、制御装置30として、エンジン用制御装置31と、変速用制御装置32と、電動発電機用制御装置33とを備え、その各制御装置31〜33は互いに車載ネットワーク34により並列に接続され、相互に情報を送るように構成される。
また、各制御装置31〜33には、アクセルペダルに設けられたアクセルセンサ35、シフトレバーに設けられたシフトセンサ36、エンジン回転数センサ37、入力軸回転数センサ38、MAFセンサ(吸入吸気量センサ)39、及びMAPセンサ(圧力センサ)40が接続される。
制御装置30は、図2に示すように、ハイブリッドシステム2のトランスミッション22のシフトアップの制御として、通常変速制御C1と、サージ現象発生予測判定C10とを行うように構成されると共に、サージ現象発生予測判定C10を行ってコンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定した場合には、通常変速制御C1を行わずに、サージ現象回避変速制御C20を行うように構成される。
通常変速制御C1は、エンジン3の燃料噴射量を制御する噴射量制御C2、摩擦クラッチ21の解放状態と結合状態を制御して、エンジン3からの動力を断接する断接制御C3、及びトランスミッション22のシフトアップを行う変速制御C4からなる。この通常変速制御C1は、シフトセンサ36からシフトアップ信号を受け取ると行われ、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を解放状態にし、噴射量制御C2を行ってエンジン3の回転数Neを低下してから、変速制御C4を行ってトランスミッション22のシフトアップを行い、そのシフトアップが完了してから、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を結合状態にする制御である。この通常変速制御C1が完了し、トランスミッション22のシフトアップが完了すると噴射量制御C2を行ってエンジン3の回転数Neを上昇していく。
一方、サージ現象回避変速制御C20は、断接制御C3、変速制御C4、回転数維持制御C30、及び電動機駆動制御C40からなる。このサージ現象回避変速制御C20は、通常変速制御C1を行う前に、サージ現象発生予測判定C10を行って、通常変速制御C1を行う場合のエンジン3の回転数Neの変動によるコンプレッサ12bの駆動を予測し、コンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定した場合には、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を解放状態にしたときに回転数維持制御C30を行い、変速制御C4を行った後に電動機駆動制御C40を行って、エンジン3の回転数Neと摩擦クラッチ21とトランスミッション22との間の入力軸28の回転数Ninとが予め定めた回転数差ΔN1になったときに断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を結合状態にする制御である。
サージ現象発生予測判定C10は、エンジン3の回転数Neの変動によるコンプレッサ12bの駆動を予測し、コンプレッサ12bでサージ現象が発生するか否かを判定する。詳しくは、図3に示すコンプレッサ12bの性能特性マップM1を参照して、現時点のコンプレッサ12bの駆動作動点P1を取得し、その駆動作動点P1の変動をエンジン3の回転数Neの変動から予測して、コンプレッサ12bでサージ現象が発生するか否かを判定する。
この性能特性マップM1は、制御装置30に記憶されているマップであり、横軸がコンプレッサ12bを通過する吸気の流量を示し、縦軸がコンプレッサ12bの前後の圧力比を示すものである。また、この性能特性マップM1は、コンプレッサ12bから異音が発生し始めるプレサージラインL1と、サージ音を伴う自励振動が発生し始めるサージライ
ンL2が記されており、これらは、コンプレッサ12bの容量などにより予め定められている。
このサージ現象発生予測判定C10を詳しく説明する。まず、図3に示すように、現時点のコンプレッサ12bの駆動作動点P1を取得するために、MAFセンサ39でコンプレッサ12bを通過する吸気の流量Q1を検知し、コンプレッサ12bの上流側の圧力を大気圧と、MAPセンサ40で検知されたコンプレッサ12bの下流側の圧力とから圧力比PR1を算出する。次に、それらの値からコンプレッサ12bの駆動作動点P1が性能特性マップM1のどの領域に存在するかを記憶する。
次に、図4に示すように、エンジン3の回転数の変動による駆動作動点P1の変動を予測するために、アクセルセンサ35、及びシフトセンサ36などの操作信号からエンジン3の回転数Neの変動後の回転数N2を算出する。次に、図3に示すように、その算出されたエンジン3の回転数Neの変動後の回転数N2とエンジン本体10のシリンダ容量からコンプレッサ12bを通過する吸気の流量Q2を算出する。次に、流量Q2と圧力比PR1からコンプレッサの予測駆動作動点P2が性能特性マップM1のどの領域に存在するかを記憶する。
次に、図3に示すように、コンプレッサ12bでサージ現象が発生するか否かを判定するために、この現時点の駆動作動点P1の変動後の予測駆動作動点P2がプレサージラインL1、又はサージラインL2よりも左側の領域に存在するか否かを判断する。ここでは、予測駆動作動点P2がプレサージラインL1よりも左側の領域に存在しているため、コンプレッサ12bにサージ現象が発生すると判定する。
回転数維持制御C30は、サージ現象発生予測判定C10を行って、コンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定した場合に、摩擦クラッチ21を解放状態にしたまま、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持する制御である。
このサージ現象未発生領域Rとは、コンプレッサ12bでサージ現象が発生しないエンジン3の回転数Neの領域のことである。コンプレッサ12bを通過する吸気の流量Qcは、エンジン3の回転数Neに応じた、つまり燃料噴射量に応じた吸気流量になるように吸気スロットル16により調節されている。そのため、エンジン3の回転数Neが低下すると流量Qcは増加し、回転数Neが上昇すると流量Qcは減少する。従って、このサージ現象未発生領域Rは、図3における圧力比を基準として、プレサージラインL1よりも右側の領域にコンプレッサ12bの駆動作動点が存在する流量となるようなエンジン3の回転数Neの範囲となる。例えば、図3における圧力比PR1を基準とすると、コンプレッサ12bを通過する吸気の流量Qcが流量Q3よりも大きくなる範囲の流量となるエンジン3の回転数Neの範囲であり、図4では、回転数N3以上の範囲となる。
よって、この回転数維持制御C30は、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持するように、燃料噴射量を調節する制御である。
電動機駆動制御C40は、回転数維持制御C30を行って、エンジン3の回転数Neがサージ現象未発生領域Rに維持されている場合に、動力伝達機構4に駆動力を付与する必要があるときに、電動発電機5を力行駆動する制御である。
この電動機駆動制御C40は、回転数維持制御C30を行っている場合には、摩擦クラッチ21は解放状態であり、エンジン3から動力伝達機構4への動力の伝達は切断されている。その場合に、動力伝達機構4に駆動力を付与する必要があるときに、PTO27のスレーブドグクラッチ(以下、ドグクラッチという)27aを結合状態にすると共に、電動発電機5を力行駆動する制御である。
次に、本発明に係る実施の形態のHEV1の制御方法について、図4及び図5を参照しながら説明する。この実施の形態では、トランスミッション22の変速比を2速から3速にシフトアップする場合を例に説明する。
まず、図4及び図5の時間t1で、シフトセンサ36が検知したシフト信号を制御装置30が受信する。
次に、制御装置30が、サージ現象発生予測判定C10を行う。このときのサージ現象発生予測判定C10では、通常変速制御C1を行った場合でのコンプレッサ12bの駆動作動点P1の変動を予測する。次に、通常変速制御C1を行った場合での予測駆動作動点P2がプレサージラインL1を超えた否かを判定する。従って、図3に示すように、このまま通常変速制御C1を行うと、コンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定する。
サージ現象発生予測判定C10を行って、コンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定すると、制御装置30が、トランスミッション22のシフトアップに際して通常変速制御C1を行わずに、サージ現象回避変速制御C20で行うことを決定する。次に、制御装置30が、断接制御C3を行って、摩擦クラッチ21を解放状態にする。次に、回転数維持制御C30を行う。このときの回転数維持制御C30では、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持するように、つまり、エンジン3の回転数Neを回転数N1から回転数N3まで緩やかに下降するように燃料噴射量を調節する制御を行う。
次に、制御装置30が、図4及び図5の時間t2で、変速制御C4を行ってトランスミッション22の変速比を2速から3速にシフトアップする。次に、3速へのシフトアップが完了すると、電動機駆動制御C40を行って、ドグクラッチ27aを結合状態にすると共に、電動発電機5を力行駆動する。このときの電動機駆動制御C40では、変速後のトルク抜けを回避するように、電動発電機5をインバータ6により制御する。
次に、制御装置30が、エンジン回転数センサ37で検知されたエンジン3の回転数Neと、入力軸回転数センサ38で検知された入力軸28の回転数Ninとが予め定めた回転数差ΔN1になったと判断すると、図4及び図5の時間t3で、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を結合状態にする。
なお、ここでいう回転数差ΔN1は、摩擦クラッチ21を結合状態にしたときに発生する摩耗を回避可能な値が好ましく、ゼロ(回転数Neと回転数Ninが同回転数の場合)を含む。
次に、制御装置30が、図5に示すように、上昇するエンジン3のトルクTeに対して、入力軸28のトルクTinをトルクT1に維持するように電動発電機5のトルクTmを下降する。次に、エンジン3のトルクTeがトルクT1になったときに、ドグクラッチ27aを解放状態にすると共に、電動発電機5を停止する。
上記のHEV1とHEV1の制御方法によれば、トランスミッション22のシフトアップに際して、通常変速制御C1を行う前に、サージ現象発生予測判定C10を行ってコンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定した場合には、通常変速制御C1を行わずに、サージ現象回避変速制御C20を行うことで、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持し、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持している間は、HEV1の走行を電動発電機5で行うことで、トランスミッション22の変速中
に運転性の悪化とサージ現象の発生を回避することができる。
また、サージ現象の発生を考慮せずに、シフトアップに要する時間を短縮することもできるようになるので、より運転性を向上することができる。
加えて、トランスミッション22のシフトアップにおいてサージ現象が発生するような場合に、エンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持することで、エンジン3の回転数Neの急激な低下を抑制することができる。従って、変速中のエンジン3の回転数Neの変動を抑制して、変速時に燃費が悪化することを抑制することができる。
更に、エンジン3の回転数Neを急激に変動させないことで、性能特性マップM1におけるコンプレッサ12bの駆動作動点P1がプレサージラインL1及びサージラインL2を超えた領域に入らないようにすることで、図4及び図5に示す時間t1から時間t2までの2秒以下の短い時間でのサージ現象を回避することができる。
実施の形態のHEV1の加速状況と、サージ現象回避変速制御C20を設けない従来技術のHEVの加速状況を比較した結果を図6に示す。実施の形態のHEV1は、制御装置30にサージ現象回避変速制御C20を設けているため、変速時のサージ現象の発生を考慮する必要がなく、変速に要する時間Δt1が短い。一方、従来技術のHEVは、変速時にサージ現象の発生を考慮するため、エンジンの回転数を緩やかに低下する必要がある。そのため、HEV1と比較すると変速に要する時間Δt2は長くなる。
また、HEV1は、変速時にエンジン3の回転数Neを緩やかに低下させるため、変速時のエンジン3の回転数Neが変動する幅ΔN2が狭い。一方、従来技術のHEVは、変速時にエンジンの回転数を摩擦クラッチを結合状態にすることができる回転数まで低下させてから、上昇させるため、変速時のエンジンの回転数が変動する幅ΔN3が広い。
従って、実施の形態のHEV1によれば、コンプレッサ12bでサージ現象が発生することを回避しながら、従来技術のHEVよりも加速性及び運転性の向上を図ることができると共に、変速時の燃費の悪化を抑制することができることが分かる。
なお、上記の実施の形態では、パラレル方式のハイブリッドシステム2を搭載したHEV1を例に説明したが、本発明はこれに限定されずに、例えば、シリーズ方式のハイブリッドシステムを搭載した車両にも適用することができる。また、上記のハイブリッドシステム2の構成は一例であり、例えば、電動発電機5をPTO27を経由してトランスミッション22にしなくてもよい。
また、上記の実施の形態のトランスミッション22は、AMT(Automated Manual Transmission)を例に説明したが、AT(Automatic Transmission)やMT(Manual Transmission)にも適用することができる。
また、上記の実施の形態では、トランスミッション22のシフトアップに際してコンプレッサ12bで発生するサージ現象を回避する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。シフトアップに限らずに、運転手の操作やHEV1の走行状況が変わってエンジン3の回転数Neが変動する場合に、サージ現象発生予測判定C10を行うように構成するとよい。そして、サージ現象発生予測判定C10を行ってコンプレッサ12bでサージ現象が発生すると判定した場合に、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を解放状態にし、回転数維持制御C30を行ってエンジン3の回転数Neをサージ現象未発生領域Rに維持すると共に、回転数維持制御C30を行っている場合で、動力伝達機構4に駆動力及び制動力を付与する必要があるときには、電動機駆動制御C40を行って電動発電機5を力行又は回生駆動すると、運転性を維持しながら、サージ現象の発生を回避することができる。
また、上記の実施の形態では、コンプレッサ12bの性能特性マップM1を用いて、コンプレッサ12bの駆動作動点の変動を予測し、コンプレッサ12bでサージ現象が発生するか否かを判定したが、エンジン3の回転数Neが変動する前に、その変動によるコンプレッサ12bの状態を予測して、コンプレッサ12bでサージ現象が発生するか否かを判定することができればよく、本発明はこれに限定されない。
また、上記の実施の形態では、サージ現象回避変速制御C20において、変速制御C4を行った後に電動機駆動制御C40を行って電動発電機5を力行駆動してトルクT1を維持する例を説明したが、本発明はこれに限定されずに、運転手の操作やHEV1の走行状況によって、電動発電機5から出力されるトルクTmを増減することもできる。
また、上記の実施の形態では、サージ現象回避変速制御C20において、断接制御C3を行って摩擦クラッチ21を結合状態にした後も電動発電機5を力行駆動する例を説明したが、本発明はこれに限定されずに、摩擦クラッチ21を結合状態にしたときに、ドグクラッチ27aを解放状態にすると共に、電動発電機5を停止するように構成してもよい。
また、上記の実施の形態では、ハイブリッドシステム2に回生駆動して電力を発電可能な電動発電機5を設けた構成を例に説明したが、本発明は上記の電動発電機5の代わりに発電機能のない電動機を用いることもできる。
本発明のハイブリッド車両は、駆動輪に動力を伝達可能な電動機を利用して、運転性を維持しながら、排ガスで駆動するターボチャージャーのコンプレッサで発生するサージング現象を回避することができるので、排ガスで駆動するターボチャージャーを備えるハイブリッド車両に利用することができる。
1 HEV(ハイブリッド車両)
2 ハイブリッドシステム
3 エンジン(内燃機関)
4 動力伝達機構
5 電動発電機(電動機)
6 インバータ
7 バッテリー
12 ターボチャージャー
12a タービン
12b コンプレッサ
21 摩擦クラッチ(動力断接装置)
22 トランスミッション(変速機)
27 PTO
27a ドグクラッチ(スレーブドグクラッチ)
28 入力軸
30 制御装置
C10 サージ現象発生予測判定
C20 サージ現象回避変速制御
C30 回転数維持制御
C40 電動機駆動制御
L1 プレサージライン
L2 サージライン
M1 性能特性マップ(性能特性図)
R サージ現象未発生領域

Claims (4)

  1. ターボチャージャーを備える内燃機関と、該内燃機関の動力を動力断接装置と変速機を経由させて駆動輪に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構に連結された電動機とを設け、前記内燃機関及び前記電動機の少なくとも一方を駆動源とするハイブリッドシステムと、該ハイブリッドシステムの制御を行う制御装置とを備えるハイブリッド車両において、
    前記制御装置が、前記内燃機関の回転数の変動による前記ターボチャージャーのコンプレッサの駆動を予測して、該コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合に、前記動力断接装置を解放状態にすると共に、前記内燃機関の回転数を前記コンプレッサでサージ現象が発生しないサージ現象未発生領域に維持する回転数維持制御と、該回転数維持制御を行っている間で、前記動力伝達機構に駆動力及び制動力を付与するときに、前記電動機を駆動する電動機駆動制御と、を行うように構成されることを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記制御装置が、前記変速機のシフトアップに際して、前記動力断接装置を解放状態にし、前記内燃機関の回転数を低下してから、前記変速機のシフトアップを行い、前記変速機のシフトアップが完了してから、前記動力断接装置を結合状態にする通常変速制御を行うように構成されると共に、
    前記通常変速制御を行う前に、前記通常変速制御を行った場合の前記内燃機関の回転数の変動による前記コンプレッサの駆動を予測して、前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、前記通常変速制御を行わずに、前記回転数維持制御を行うと共に、前記変速機のシフトアップが完了した後に前記電動機駆動制御により前記電動機を力行駆動し、更に、前記内燃機関の回転数と前記動力断接装置と前記変速機との間の入力軸の回転数とが予め定めた回転数差になったときに前記動力断接装置を結合状態にするサージ回避変速制御を行うように構成されることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. ターボチャージャーを備える内燃機関と、該内燃機関の動力を動力断接装置と変速機とを経由させて駆動輪に伝達する動力伝達機構と、該動力伝達機構に連結された電動機とを設け、前記内燃機関及び前記電動機の少なくとも一方を駆動源とするハイブリッドシステムを備えるハイブリッド車両の制御方法において、
    前記内燃機関の回転数の変動による前記ターボチャージャーのコンプレッサの駆動を予測し
    前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合に、前記動力断接装置を解放状態にすると共に、前記内燃機関の回転数を前記コンプレッサでサージ現象が発生しないサージ現象未発生領域に維持し、
    前記内燃機関の回転数を前記サージ現象未発生領域に維持する間で、前記動力伝達機構に駆動力及び制動力を付与する場合に、前記電動機を駆動することを特徴とするハイブリッド車両の制御方法。
  4. 前記変速機のシフトアップに際して、前記動力断接装置を解放状態にし、前記内燃機関の回転数を低下してから前記変速機のシフトアップを行い、前記変速機のシフトアップが完了してから前記動力断接装置を結合状態にする場合の前記内燃機関の回転数の変動による前記コンプレッサの駆動を予測して、前記コンプレッサでサージ現象が発生すると判定した場合には、前記動力断接装置を解放状態にしたときに前記内燃機関の回転数を前記サージ現象未発生領域に維持すると共に、前記変速機のシフトアップが完了した後に前記電動機を力行駆動し、更に、前記内燃機関の回転数と前記動力断接装置と前記変速機との間の入力軸の回転数とが予め定めた回転数差になったときに前記動力断接装置を結合状態にすることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の制御方法。
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