JP6287329B2 - 画像記録装置およびシート搬送方法 - Google Patents

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この発明は、搬送されるシートにテンションを与える技術に関する。
特許文献1には、シートにテンションを与える機構を備えたプリンターが記載されている。特に、このプリンターはモーター(ロールモーター)を備えており、モーターが発生するトルクをシートに伝えることで、シートにテンションを与える。
特開2009−263044号公報
ところで、モーターが出力するトルクを、減速機を介してシートに与えることが考えられる。なぜなら、モーターのトルクを減速機によって増大してからシートに与えることができるため、比較的小さい出力のモーターの使用が可能になるからである。しかしながら、減速機を用いた構成では、シートの搬送の加速時には次のような問題が生じるおそれがあった。
例えば回転軸へ向けて搬送されてきたシートを回転軸で巻き取りつつ、モーターから回転軸にトルクを与えてシートにテンションを与える場合、シートのテンションに緩みを生じさせないためには、モーターのトルクをシートに確実に伝えることが求められる。これに対して、シートの搬送の加速時には、加速されるシートに減速機の動作を追従させる必要がある。そのため、モーターのトルクの一部が減速機で消費されてシートに十分に伝達されず、シートのテンションが緩んでしまうおそれがあった。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、モーターから減速機を介して回転軸にトルクを与えて回転軸に巻き取られるシートのテンションを制御する際に、シートの搬送の加速時にシートのテンションが緩むのを抑制可能とする技術の提供を目的とする。
本発明にかかる画像記録装置は、上記目的を達成するために、シートを搬送する搬送部と、モーターと、モーターが出力するトルクが入力される減速機と、減速機が出力するトルクを受けて回転することで、搬送部から搬送されるシートを巻き取る回転軸と、目標テンションに応じたトルクをモーターに出力させてシートのテンションを目標テンションに近づける制御を実行しつつ搬送部によるシートの搬送を制御する制御部とを備え、制御部は、目標テンションを第1目標値に設定した状態で搬送部にシートの搬送を加速させた後に、目標テンションを第1目標値より小さい第2目標値に設定した状態で搬送部にシートを一定速度で搬送させることを特徴とする。
本発明にかかるシート搬送方法は、上記目的を達成するために、シートの搬送を加速しつつ、搬送されるシートを回転軸に巻き取る第1工程と、シートを一定速度で搬送しつつ、搬送されるシートを回転軸に巻き取る第2工程とを備え、第1工程では、第1目標値に応じたトルクをモーターから減速機を介して回転軸に与えることで、シートのテンションを第1目標値に近づけ、第2工程では、第1目標値より小さい第2目標値に応じたトルクをモーターから減速機を介して回転軸に与えることで、シートのテンションを第2目標値に近づけることを特徴とする。
このように構成された本発明(画像記録装置、シート搬送方法)では、搬送されるシートが回転軸に巻き取られる。この際、目標テンションに応じたトルクをモーターに出力させて当該トルクを減速機を介して回転軸に与えることで、シートのテンションを目標テンションに近づける制御が実行される。特に目標テンションは、シートの搬送状態に応じて変更される。具体的には、第1目標値に応じたトルクをモーターから出力させつつシートの搬送の加速を行った後に、第2テンションに応じたトルクをモーターから出力させつつシートを一定速度で搬送する。すなわち、シートの搬送を加速する際には、比較的大きな第1目標値に応じたトルクがモーターから出力される。そのため、モーターから出力されるトルクの一部が減速機で消費されたとしても、シートに伝わるトルクを確保することができる。その結果、本発明ではシートの搬送の加速時にシートのテンションが緩むのを抑制可能となっている。
ちなみに、シートのテンションを目標テンションに近づけるための具体的な制御態様は種々考えられる。そこで、シートのテンションを検出する検出器を備え、制御部は、シートのテンションを制御するために、検出器が検出したテンションと目標テンションとの偏差に基づくフィードバック制御を実行するように、画像記録装置を構成しても良い。あるいは、制御部は、シートのテンションを制御するために、目標テンションに基づくフィードフォワード制御を実行するように、画像記録装置を構成しても良い。
また、制御部は、シートの搬送の加速が開始してから終了するまでの期間、目標テンションを第1目標値に設定するように、画像記録装置を構成しても良い。かかる構成では、シートの搬送が加速されている期間全体を通じて、シートのテンションが緩むのを確実に抑制することができる。
また、制御部は、搬送部がシートの搬送の加速を開始する前から目標テンションを第1目標値に設定するように、画像記録装置を構成しても良い。かかる構成では、シートの搬送の加速を開始した時点から、シートのテンションが緩むのを確実に抑制することができる。
また、制御部は、目標テンションを第1目標値から第2目標値へ漸減させることで、目標テンションを第2目標値に設定するように、画像記録装置を構成しても良い。このように目標テンションを漸減させる構成は、シートのテンションを緩やかに減少させることができ、テンションの急激な変動によるシートの搬送への影響を抑制できる。
また、第1目標値は第2目標値の2倍以上であるように、画像記録装置を構成しても良い。かかる構成では、シートの搬送を加速する際にモーターから出力されるトルクを大きく確保することができる。その結果、モーターから出力されるトルクの一部が減速機で消費されたとしても、シートに伝わるトルクを確保して、シートの搬送の加速時にシートのテンションが緩むのを確実に抑制できる。
本発明を実行可能なプリンターが備える装置構成を例示する正面図。 図1に示すプリンターを制御する電気的構成を例示するブロック図。 巻取テンションの制御の内容を例示するブロック図。 巻取テンションの制御の内容を例示するタイミングチャート。 目標テンションの変化パターンの第1変形例を示すタイミングチャート。 目標テンションの変化パターンの第2変形例を示すタイミングチャート。
図1は、本発明を実行可能なプリンターが備える装置構成を模式的に例示する正面図である。図1に示すように、プリンター1では、その両端が繰出軸20および巻取軸40にロール状に巻き付けられた1枚のシートS(ウェブ)が搬送経路Pcに沿って張架されており、シートSは、繰出軸20から巻取軸40へ向かう搬送方向Dsへ搬送されつつ、画像記録を受ける。シートSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等があり、フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)フィルム、PP(polypropylene)フィルム等がある。概略的には、プリンター1は、繰出軸20からシートSを繰り出す繰出部2(繰出領域)と、繰出部2から繰り出されたシートSに画像を記録するプロセス部3(プロセス領域)と、プロセス部3で画像の記録されたシートSを巻取軸40に巻き取る巻取部4(巻取領域)を備える。なお、以下の説明では、シートSの両面のうち、画像が記録される面を表面と称する一方、その逆側の面を裏面と称する。
繰出部2は、シートSの端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたシートSを巻き掛ける従動ローラー21とを有する。繰出軸20は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き付けて支持する。そして、繰出軸20が図1の時計回りに回転することで、繰出軸20に巻き付けられたシートSが従動ローラー21を経由してプロセス部3へと繰り出される。ちなみに、シートSは、繰出軸20に着脱可能な芯管22を介して繰出軸20に巻き付けられている。したがって、繰出軸20のシートSが使い切られた際には、ロール状のシートSが巻き付けられた新たな芯管22を繰出軸20に装着して、繰出軸20のシートSを取り換えることが可能となっている。さらに、繰出部2には、繰出軸20にロール状に巻かれたシートSのロール半径を検出するロール半径センサーS20が設けられている。
プロセス部3は、繰出部2から繰り出されたシートSを回転ドラム30で支持しつつ、回転ドラム30の外周面に沿って配置された各機能部51、52、61、62、63により処理を適宜行って、シートSに画像を記録するものである。このプロセス部3では、回転ドラム30の両側に前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSが回転ドラム30に支持されて、画像記録を受ける。
前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出部2から繰り出されたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図1の時計回りに回転することで、繰出部2から繰り出されたシートSを搬送経路の下流側へと搬送する。なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。このニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でシートSを挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とシートSの間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるシートSの搬送を確実に行なうことができる。
回転ドラム30は図示を省略する支持機構により搬送方向Dsおよびその逆方向の両方向に回転可能に支持された、例えば400[mm]の直径を有する円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSを裏面側から巻き掛ける。この回転ドラム30は、シートSとの間の摩擦力を受けてシートSの搬送方向Dsに従動回転しつつ、シートSを裏面側から支持するものである。ちなみに、プロセス部3では、回転ドラム30への巻き掛け部の両側でシートSを折り返す従動ローラー33、34が設けられている。これらのうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31と回転ドラム30の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。一方、従動ローラー34は、回転ドラム30と後駆動ローラー32の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。このように、回転ドラム30に対して搬送方向Dsの上・下流側それぞれでシートSを折り返すことで、回転ドラム30へのシートSの巻き掛け部を長く確保することができる。
後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、回転ドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は図1の時計回りに回転することで、シートSを巻取部4へと搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にシートSを挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とシートSの間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるシートSの搬送を確実に行なうことができる。
このように、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSは、回転ドラム30の外周面に支持される。そして、プロセス部3では、回転ドラム30に支持されるシートSの表面に対してカラー画像を記録するために、互いに異なる色に対応した複数の記録ヘッド51が設けられている。具体的には、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックに対応する4個の記録ヘッド51が、この色順で搬送方向Dsに並ぶ。各記録ヘッド51は、回転ドラム30に巻き掛けられたシートSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、対応する色のインク(有色インク)をノズルからインクジェット方式で吐出する。そして、搬送方向Dsへ搬送されるシートSに対して各記録ヘッド51がインクを吐出することで、シートSの表面にカラー画像が形成される。
ちなみに、インクとしては、紫外線(光)を照射することで硬化するUV(ultraviolet)インク(光硬化性インク)が用いられる。そこで、プロセス部3では、インクを硬化させてシートSに定着させるために、UV照射器61、62(光照射部)が設けられている。なお、このインク硬化は、仮硬化と本硬化の二段階に分けて実行される。複数の記録ヘッド51の各間には、仮硬化用のUV照射器61が配置されている。つまり、UV照射器61は弱い照射強度の紫外線を照射することで、インクの濡れ広がり方が紫外線を照射しない場合に比べて十分に遅くなる程度にインクを硬化(仮硬化)させるものであり、インクを本硬化させるものではない。一方、複数の記録ヘッド51に対して搬送方向Dsの下流側には、本硬化用のUV照射器62が設けられている。つまり、UV照射器62は、UV照射器61より強い照射強度の紫外線を照射することで、インクの濡れ広がりが停止する程度に硬化(本硬化)させるものである。
このように、複数の記録ヘッド51の各間に配置されたUV照射器61が、搬送方向Dsの上流側の記録ヘッド51からシートSに吐出された有色インクを仮硬化させる。したがって、一の記録ヘッド51がシートSに吐出したインクは、搬送方向Dsの下流側で一の記録ヘッド51に隣り合う記録ヘッド51に到るまでに仮硬化される。これによって、異なる色の有色インクが混ざり合うといった混色の発生が抑制される。こうして混色が抑制された状態で、複数の記録ヘッド51は互いに異なる色の有色インクを吐出して、シートSにカラー画像を形成する。さらに、複数の記録ヘッド51より搬送方向Dsの下流側では、本硬化用のUV照射器62が設けられている。そのため、複数の記録ヘッド51により形成されたカラー画像は、UV照射器62により本硬化されてシートSに定着する。
さらに、UV照射器62に対して搬送方向Dsの下流側には、記録ヘッド52が設けられている。この記録ヘッド52は、回転ドラム30に巻き掛けられたシートSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、透明のUVインクをノズルからインクジェット方式でシートSの表面に吐出する。つまり、4色分の記録ヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクがさらに吐出される。この透明インクは、カラー画像の全面に吐出されて、光沢感あるいはマット感といった質感をカラー画像に与える。また、記録ヘッド52に対して搬送方向Dsの下流側には、UV照射器63が設けられている。このUV照射器63は強い紫外線を照射することで、記録ヘッド52が吐出した透明インクを本硬化させるものである。これによって、透明インクをシートS表面に定着させることができる。
このように、プロセス部3では、回転ドラム30の外周部に巻き掛けられるシートSに対して、インクの吐出および硬化が適宜実行されて、透明インクでコーティングされたカラー画像が形成される。そして、このカラー画像の形成されたシートSが、後駆動ローラー32によって巻取部4へと搬送される。
巻取部4は、シートSの端を巻き付けた巻取軸40の他に、巻取軸40と後駆動ローラー32の間でシートSを裏面側から巻き掛ける従動ローラー41を有する。巻取軸40は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き取って支持する。つまり、巻取軸40が図1の時計回りに回転すると、後駆動ローラー32から搬送されてきたシートSが従動ローラー41を経由して巻取軸40に巻き取られる。ちなみに、シートSは、巻取軸40に着脱可能な芯管42を介して巻取軸40に巻き取られる。したがって、巻取軸40に巻き取られたシートSが満杯になった際には、芯管42ごとシートSを取り外すことが可能となっている。さらに、巻取部4には、巻取軸40にロール状に巻かれたシートSのロール半径を検出するロール半径センサーS40が設けられている。
以上がプリンター1の装置構成の概要である。続いて、プリンター1を制御する電気的構成について説明を行なう。図2は、図1に示すプリンターを制御する電気的構成を模式的に例示するブロック図である。プリンター1では、プリンター1の各部を制御するプリンター制御部100が設けられている。そして、記録ヘッド、UV照射器およびシート搬送系の装置各部はプリンター制御部100によって制御される。これら装置各部に対するプリンター制御部100の制御の詳細は次のとおりである。
プリンター制御部100は、カラー画像を形成する各記録ヘッド51のインク吐出タイミングを、シートSの搬送に応じて制御する。具体的には、このインク吐出タイミングの制御は、回転ドラム30の回転軸に取り付けられて、回転ドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダーE30の出力(検出値)に基づいて実行される。つまり、回転ドラム30はシートSの搬送に伴って従動回転するため、回転ドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダーE30の出力を参照すれば、シートSの搬送位置を把握することができる。そこで、プリンター制御部100は、ドラムエンコーダーE30の出力からpts(print timing signal)信号を生成し、このpts信号に基づいて各記録ヘッド51のインク吐出タイミングを制御することで、各記録ヘッド51が吐出したインクを搬送されるシートSの目標位置に着弾させて、カラー画像を形成する。
また、記録ヘッド52が透明インクを吐出するタイミングも、同様にドラムエンコーダーE30の出力に基づいてプリンター制御部100により制御される。これによって、複数の記録ヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクを的確に吐出することができる。さらに、UV照射器61、62、63の点灯・消灯のタイミングや照射光量もプリンター制御部100によって制御される。
また、プリンター制御部100は、図1を用いて詳述したシートSの搬送を制御する機能を司る。つまり、シート搬送系を構成する部材のうち、繰出軸20、前駆動ローラー31、後駆動ローラー32および巻取軸40それぞれにはモーターが接続されている。そして、プリンター制御部100はこれらのモーターを回転させつつ、各モーターの速度やトルクを制御して、シートSの搬送を制御する。このシートSの搬送制御の詳細は次のとおりである。
プリンター制御部100は、繰出軸20を駆動する繰出モーターM20を回転させて、繰出軸20から前駆動ローラー31にシートSを供給する。この際、プリンター制御部100は、繰出モーターM20のトルクを制御して、繰出軸20から前駆動ローラー31までのシートSのテンション(繰出テンションTa)を調整する。つまり、繰出軸20と前駆動ローラー31の間に配置された従動ローラー21には、繰出テンションTaの大きさを検出するテンションセンサーS21が取り付けられている。このテンションセンサーS21は、例えばシートSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS21の検出結果(検出値)に基づいて、繰出モーターM20のトルクをフィードバック制御して、シートSの繰出テンションTaを調整する。
また、プリンター制御部100は、前駆動ローラー31を駆動する前駆動モーターM31と、後駆動ローラー32を駆動する後駆動モーターM32とを回転させる。これによって、繰出部2から繰り出されたシートSがプロセス部3を通過する。この際、前駆動モーターM31に対しては速度制御が実行される一方、後駆動モーターM32に対してはトルク制御が実行される。つまり、プリンター制御部100は、前駆動モーターM31のエンコーダー出力に基づいて、前駆動モーターM31の回転速度を一定に調整する。これによって、シートSは、前駆動ローラー31によって一定速度で搬送される。
一方、プリンター制御部100は、後駆動モーターM32のトルクを制御して、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32までのシートSのテンション(プロセステンションTb)を調整する。つまり、回転ドラム30と後駆動ローラー32の間に配置された従動ローラー34には、プロセステンションTbの大きさを検出するテンションセンサーS34が取り付けられている。このテンションセンサーS34は、例えばシートSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS34の検出結果(検出値)に基づいて、後駆動モーターM32のトルクをフィードバック制御して、シートSのプロセステンションTbを調整する。
また、プリンター制御部100は、減速機43を介して巻取軸40に接続された巻取モーターM40を回転させて、後駆動ローラー32が搬送するシートSを巻取軸40に巻き取る。この際、プリンター制御部100は、巻取モーターM40のトルクを制御して、後駆動ローラー32から巻取軸40までのシートSのテンション(巻取テンションTc)を調整する。つまり、後駆動ローラー32と巻取軸40の間に配置された従動ローラー41には、巻取テンションTcの大きさを検出するテンションセンサーS41が取り付けられている。このテンションセンサーS41は、例えばシートSから受ける力の大きさを検出するロードセルによって構成することができる。そして、プリンター制御部100は、テンションセンサーS41の検出結果(検出値)に基づいて、巻取モーターM40のトルクをフィードバック制御して、シートSの巻取テンションTcを調整する。ちなみに、プリンター制御部100は、巻取軸40に支持されるシートSのロール半径の増大に応じて巻取テンションTcを減少させるテーパーテンションを実行するために、ロール半径センサーS40の検出値に応じて巻取テンションTcを制御する。
このように、前駆動ローラー31および後駆動ローラー32(搬送部)が協働して巻取軸40に向けて搬送するシートSを巻取軸40で巻き取ることで、シートSに巻取テンションTcが与えられる。特に本実施形態では、これら駆動ローラー31、32によるシートSの搬送状態(搬送停止、加速搬送、定速搬送)に応じて、巻取テンションTcの目標値、すなわち目標テンションTctを変更するといった制御が実行される。続いては、このような巻取テンションTcの制御について具体的に説明する。
図3は、巻取テンションの制御の内容を例示するブロック図である。図4は、巻取テンションの制御の内容を例示するタイミングチャートである。図4では、シートSの搬送速度Vsの時間変化を示すグラフが上段に示され、目標テンションTctの時間変化を示すグラフが下段に示される。図3に示すように、プリンター制御部100は、PID制御部410、目標テンション設定部420および搬送速度推定部430を有する。
PID制御部410は、テンションセンサーS41が検出した巻取テンションTc(検出値)と目標テンションTctとの偏差Δ(=Tc−Tct)に基づいてFB(フィードバック)制御量を求める。このPID制御器420は、偏差Δに比例ゲインKpを乗じる比例演算、積分回路412で偏差Δを積分した値に積分ゲインKiを乗じる積分演算、および微分回路414で偏差Δを微分した値に微分ゲインKdを乗じる微分演算を行う。そして、比例演算、積分演算および微分演算のそれぞれで求められた値が加算されてFB制御量が求められる。PID制御部410は、こうして求めたFB制御量をトルク指令として巻取モーターM40に出力する。巻取モーターM40は、FB制御量に応じた大きさのトルクを出力し、減速機43を介して巻取軸40に与える。このようにして巻取テンションTcを目標テンションTctに近づけるフィードバック制御が実行される。
この際、フィードバック制御で用いられる目標テンションTctは、シートSの搬送状態に応じて変更される。かかる変更動作は、目標テンション設定部420および搬送速度推定部430の協働によって実行される。つまり、搬送速度推定部430は、シートSの搬送速度Vsの推定値を目標テンション設定部420に出力する。なお、シートSの搬送速度Vsは、例えばドラムエンコーダーE30の検出値から求めることができる。そして、目標テンション設定部420は、受け取った搬送速度Vsに基づきシートSの搬送状態を確認し、その結果に応じた値に目標テンションTctを設定する。この点について図4のタイミングチャートに沿って説明すると次の通りである。
時刻t1までの期間(搬送停止工程)では、シートSが停止しており、目標テンション設定部420に入力される搬送速度Vsの値はゼロとなる。この場合、目標テンション設定部420は、目標テンションTctを定速時目標値Tβ(=30[N])に設定する。その結果、フィードバック制御により巻取テンションTcが定速時目標値Tβに調整される。ちなみに、上述のテーパーテンションを実現するために、定速時目標値Tβはロール半径センサーS40の検出値Rcに基づき算出される。具体的には、目標テンション設定部420は基準値を記憶しており、検出値Rcに応じたテーパー率を基準値に乗じることで定速時目標値Tβを算出する。
時刻t1となり、シートSの搬送の加速(加速搬送工程)が開始されると、目標テンション設定部420に入力される搬送速度Vsが増加する。かかる加速搬送の開始を受けて目標テンション設定部420は、定速時目標値Tβよりも大きい加速時目標値Tα(=80[N])に目標テンションTctを設定し(Tα>Tβ)、巻取モーターM40が出力するトルクを増大させる。こうして、加速時目標値Tαに応じた大きさのトルクが巻取モーターM40から減速機43に出力され、減速機43が巻取モーターM40からのトルクを増大して巻取軸40に与える。このようにして、時刻t2〜t3の加速搬送工程では、巻取テンションTcを加速時目標値Tαに近づけるフィードバック制御が実行される。
なお、加速搬送工程では、巻取モーターM40が出力したトルクの一部は、減速機43を構成する各ギヤ等の回転を加速させるために消費される。したがって、巻取モーターM40が出力するトルクの全てが巻取軸40に与えられるわけではない。そのため、フィードバック制御が巻取テンションTcを加速時目標値Tαに近づけようとするものの、シートSの巻取テンションTcは必ずしも加速時目標値Tαに一致せず、加速時目標値Tαを下回ることもある。
加速搬送工程を実行した結果、時刻t2に搬送速度Vsが目標速度Vtに到達すると、シートSの一定速度(=目標速度Vt)での搬送が開始される(定速搬送工程)。その結果、目標テンション設定部420に入力される搬送速度Vsは目標速度Vtに維持される。かかる定速搬送の開始を受けて目標テンション設定部420は、目標テンションTctを加速時目標値Tαから定速時目標値Tβまで時間P2をかけて漸減させる。ちなみに、本実施形態において時間P2(=2000[ms])は、加速搬送工程に要した時間P1(=2500[ms])より短い(P2<P1)が、これに限定されず、減速機43の減速比に応じて適宜決定すると良い。このように目標テンションTctが漸減するのに追従して、巻取テンションTcも漸減し、最終的に定速時目標値Tβに一致する。
ちなみに、テーパーテンションを実行するために、定速搬送工程においても搬送停止工程と同様に、定速時目標値Tβはロール半径センサーS40の検出値Rcに基づき算出される。したがって、厳密には定速搬送工程における定速時目標値Tβは時間経過に伴って減少する。しかしながら、加速時目標値Tαから定速時目標値Tβへの時間変化に比べて、テーパーテンションの実行に伴う時間変化は極めて緩やかであるため、同図では当該時間変化は示していない。
以上に説明したように本実施形態では、シートSの搬送を加速する際には、比較的大きな加速時目標値Tαに応じたトルクが巻取モーターM40から出力される。そのため、巻取モーターM40から出力されるトルクの一部が減速機43で消費されたとしても、シートSに伝わるトルクを確保することができる。その結果、シートSの搬送の加速時にシートSの巻取テンションTcが緩むのを抑制可能となっている。
また、目標テンション設定部420は、シートSの一定速度Vstでの搬送が開始した以後に、目標テンションTctを加速時目標値Tαから定速時目標値Tβへ漸減させる。このように目標テンションTctを漸減させる構成は、シートSの搬送が一定速度Vstとなった以後のシートSの巻取テンションTcを緩やかに減少させることができ、巻取テンションTcの急激な変動によるシートSの搬送への影響を抑制できる。
また、加速時目標値Tαは定速時目標値Tβの2倍以上に設定されていた。かかる構成では、シートSの搬送を加速する際に巻取モーターM40から出力されるトルクを大きく確保することができる。その結果、巻取モーターM40から出力されるトルクの一部が減速機43で消費されたとしても、シートSに伝わるトルクを確保して、シートSの搬送の加速時にシートSのテンションが緩むのを確実に抑制できる。
以上のように、上記実施形態では、プリンター1が本発明の「画像記録装置」の一例に相当し、駆動ローラー31、32が協働して本発明の「搬送部」の一例として機能し、巻取モーターM40が本発明の「モーター」の一例に相当し、減速機43が本発明の「減速機」の一例に相当し、巻取軸40が本発明の「回転軸」の一例に相当し、プリンター制御部100が本発明の「制御部」の一例に相当し、テンションセンサーS41が本発明の「検出器」の一例に相当し、シートSが本発明の「シート」の一例に相当し、巻取テンションTcが本発明の「テンション」の一例に相当し、目標テンションTctが本発明の「目標テンション」の一例に相当し、加速時目標値Tαが本発明の「第1目標値」の一例に相当し、定速時目標値Tβが本発明の「第2目標値」の一例に相当し、加速搬送工程が本発明の「第1工程」の一例に相当し、定速搬送工程が本発明の「第2工程」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、搬送速度VsをドラムエンコーダーE30の検出値から求めていたが、搬送速度Vsを求める方法はこれに限られない。例えば、印刷開始にあたって搬送停止工程、加速搬送工程および定速搬送工程を順番に行う際の搬送速度Vsの時間変化のパターンを予め取得しておき、このパターンに基づいて搬送速度Vsを求めても良い。
目標テンションTctを変化させるパターンも図4の例に限られず、種々の変形が可能である。そこで、図5ように目標テンションTctを変化させても良い。ここで、図5は、目標テンションを変化させるパターンの第1変形例を示すタイミングチャートである。上記実施形態と第1変形例の差異点は、目標テンションTctを加速時目標値Tαから定速時目標値Tβへ漸減させるタイミングである。つまり、定速搬送工程が開始される時刻t2より前の時刻t4(換言すれば、加速搬送工程の途中の時刻t4)において、目標テンションTctの漸減が開始される。そして、時刻t4から定速搬送工程の開始後の時刻t5にかけて、目標テンションTctの漸減が実行される。かかる第1変形例においても、シートSの搬送の加速時にシートSの巻取テンションTcが緩むのを抑制することができる。
また、第1変形例においても、目標テンションTctを加速時目標値Tαから定速時目標値Tβへ漸減させる。このように目標テンションTctを漸減させる構成は、シートSの巻取テンションTcを緩やかに減少させることができ、巻取テンションTcの急激な変動によるシートSの搬送への影響を抑制できる。
あるいは、図6のように目標テンションTctを変化させても良い。ここで、図6は、目標テンションを変化させるパターンの第2変形例を示すタイミングチャートである。上記実施形態と第2変形例の差異点は、加速時目標値Tαあるいは定速時目標値Tβに目標テンションTctを設定するタイミングである。つまり、目標テンションTctは、加速搬送工程が開始する前の時刻t6に加速時目標値Tαに設定され、加速搬送工程が終了した後の時刻t7に定速時目標値Tβに設定される。また、時刻t6から時刻t7までの間は、目標テンションTctが加速時目標値Tαに継続して設定される。かかる第2変形例においても、シートSの搬送の加速時にシートSの巻取テンションTcが緩むのを抑制することができる。
また、第2変形例では、シートSの搬送の加速が開始してから終了するまでの期間、目標テンションTctが加速時目標値Tαに設定されている。かかる構成では、シートSの搬送が加速されている期間全体を通じて、シートSの巻取テンションTcが緩むのを確実に抑制することができる。
さらに、第2変形例では、シートSの搬送の加速が開始する前から目標テンションTctが加速時目標値Tαに設定される。かかる構成では、シートSの搬送の加速を開始した時点から、シートSの巻取テンションTcが緩むのを確実に抑制することができる。
また、上記実施形態では、シートSの巻取テンションTcを目標テンションTctに近づけるために、フィードバック制御が実行されていた。しかしながら、巻取テンションTcの制御態様はこれに限られない。そこで、巻取テンションTcが目標テンションTctに近づくように、フィードフォワード制御を巻取テンションTcに実行しても構わない。かかるフィードフォワード制御においても、シートSの搬送状態に応じて目標テンションTctを変更することで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、加速時目標値Tαおよび定速時目標値Tβの具体的な値や比も上記の例に限られず変更が可能である。特に加速時目標値Tαと定速時目標値Tβの比は、減速機43の減速比に応じて適宜決定すると良い。具体的には、減速比が大きい減速機43を用いるときは、減速機43で消費されるトルクも大きくなるため、定速時目標値Tβに対する加速時目標値Tαの比(=Tα/Tβ)を大きく設定すると良い。
また、搬送されるシートSを支持する部材についても、上記回転ドラム30のような円筒形状のものに限られない。したがって、シートSを平面で支持するフラット型のプラテンを用いることも可能である。
1…プリンター、31…前駆動ローラー、32…後駆動ローラー、40…巻取軸、43…減速機、M40…巻取モーター、100…プリンター制御部、S41…テンションセンサー、S…シート、Tc…巻取テンション、Tct…目標テンション、Tα…加速時目標値、Tβ…定速時目標値

Claims (8)

  1. シートを搬送する搬送部と、
    モーターと、
    前記モーターが出力するトルクが入力される減速機と、
    前記減速機が出力するトルクを受けて回転することで、前記搬送部から搬送される前記シートを巻き取る回転軸と、
    目標テンションに応じたトルクを前記モーターに出力させて前記シートのテンションを前記目標テンションに近づける制御を実行しつつ前記搬送部による前記シートの搬送を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記目標テンションを第1目標値に設定した状態で前記搬送部に前記シートの搬送を加速させた後に、前記目標テンションを前記第1目標値より小さい第2目標値に設定した状態で前記搬送部に前記シートを一定速度で搬送させ
    前記搬送部による前記シートの搬送の加速の開始時点での前記目標テンションの設定値が前記第1目標値である画像記録装置。
  2. 前記シートのテンションを検出する検出器を備え、
    前記制御部は、前記シートのテンションを制御するために、前記検出器が検出したテンションと前記目標テンションとの偏差に基づくフィードバック制御を実行する請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記制御部は、前記シートのテンションを制御するために、前記目標テンションに基づくフィードフォワード制御を実行する請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御部は、前記シートの搬送の加速が開始してから終了するまでの期間、前記目標テンションを前記第1目標値に設定する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  5. 前記制御部は、前記搬送部が前記シートの搬送の加速を開始する前から前記目標テンションを前記第1目標値に設定する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  6. 前記制御部は、前記目標テンションを前記第1目標値から前記第2目標値へ漸減させることで、前記目標テンションを前記第2目標値に設定する請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  7. 前記第1目標値は、前記第2目標値の2倍以上である請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  8. シートの搬送を加速しつつ、搬送される前記シートを回転軸に巻き取る第1工程と、
    前記シートを一定速度で搬送しつつ、搬送される前記シートを前記回転軸に巻き取る第2工程と
    を備え、
    前記第1工程では、第1目標値に応じたトルクをモーターから減速機を介して前記回転軸に与えることで、前記シートのテンションを前記第1目標値に近づけ、
    前記第2工程では、前記第1目標値より小さい第2目標値に応じたトルクを前記モーターから前記減速機を介して前記回転軸に与えることで、前記シートのテンションを前記第2目標値に近づけ
    前記第1工程では、前記シートの搬送の加速の開始時点での前記目標テンションの設定値が前記第1目標値であるシート搬送方法。
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