JP6287142B2 - 多層管 - Google Patents
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Description
前記プラスチック積層シートは、プラスチック基材の少なくとも片面に、金属または金属酸化物またはこれらの混合物からなる蒸着薄膜層を第1層とし、水溶性高分子と、(a)1種以上のアルコキシドまたは/およびその加水分解物または(b)塩化錫の少なくともいずれか1つを含む水溶液、あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤を塗布し、加熱乾燥してなる被膜層を第2層として積層してなるガスバリア層を含み、
前記プラスチック積層シートは、前記ガスバリア層に隣接して低密度ポリエチレン樹脂層と高密度ポリエチレン樹脂層をこの順序に含み、
前記プラスチック積層シートの両側端が重ね合わされてヒートシールされて管状に成形されていることを特徴とする多層管である。
前記プラスチック積層シートは、プラスチック基材の少なくとも片面に、金属または金属酸化物またはこれらの混合物からなる蒸着薄膜層を第1層とし、水溶性高分子と、(a)1種以上のアルコキシドまたは/およびその加水分解物または(b)塩化錫の少なくともいずれか1つを含む水溶液、あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤を塗布し、加熱乾燥してなる被膜層を第2層として積層してなるガスバリア層を含み、
前記プラスチック積層シートは、前記ガスバリア層に隣接して低密度ポリエチレン樹脂層と高密度ポリエチレン樹脂層をこの順序に含み、
前記プラスチック積層シートの両側端が重ね合わされてヒートシールされて管状に成形されていることを特徴とする多層管である。
ブのシール部が隠れるので、外観的にも優れた管となる。
本発明に係る多層管(1)は、ガスバリア性を有するプラスチック積層シート(2)を管状に成形してなる多層管である。図1、2、3はいずれも本発明に係る多層管(1)の実施態様を示した斜視模式図である。
分子との複合被膜がガスバリア性に優れることから第1層と第2層との界面に両層の反応層を生じるか、或いは第2層が第1層に生じるピンホール、クラック、粒界などの欠陥或いは微細孔を充填、補強することで、緻密構造が形成されるため、高いガスバリア性、耐水性、耐湿性を有するとともに、変形に耐えられる可撓性を有する。
H5等のアルキル基)で表せるものである。なかでもテトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウムが加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定であるので好ましい。
2・・・プラスチック積層シート
3・・・スリーブ
4・・・ガスバリア層
5・・・プラスチック基材
6・・・蒸着薄膜層
7・・・被膜層
8・・・低密度ポリエチレン樹脂層
9・・・高密度ポリエチレン樹脂層
10・・・熱可塑性樹脂外被層
11・・・シール部
12・・・シール装置
13・・・マンドレル
14・・・押出機
Claims (5)
- ガスバリア性を有するプラスチック積層シートを管状に成形してなる多層管であって、
前記プラスチック積層シートは、プラスチック基材の少なくとも片面に、金属または金属酸化物またはこれらの混合物からなる蒸着薄膜層を第1層とし、水溶性高分子と、(a)1種以上のアルコキシドまたは/およびその加水分解物または(b)塩化錫の少なくともいずれか1つを含む水溶液、あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤を塗布し、加熱乾燥してなる被膜層を第2層として積層してなるガスバリア層を含み、
前記プラスチック積層シートは、前記ガスバリア層に隣接して低密度ポリエチレン樹脂層と高密度ポリエチレン樹脂層をこの順序に含み、
前記プラスチック積層シートの両側端が重ね合わされてヒートシールされて管状に成形されていることを特徴とする多層管。 - ガスバリア性を有するプラスチック積層シートを管状に成形してなるスリーブを最内層として、その外周に熱可塑性樹脂外被層を設けてなる多層管であって、
前記プラスチック積層シートは、プラスチック基材の少なくとも片面に、金属または金属酸化物またはこれらの混合物からなる蒸着薄膜層を第1層とし、水溶性高分子と、(a)1種以上のアルコキシドまたは/およびその加水分解物または(b)塩化錫の少なくともいずれか1つを含む水溶液、あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤を塗布し、加熱乾燥してなる被膜層を第2層として積層してなるガスバリア層を含み、
前記プラスチック積層シートは、前記ガスバリア層に隣接して低密度ポリエチレン樹脂層と高密度ポリエチレン樹脂層をこの順序に含み、
前記プラスチック積層シートの両側端が重ね合わされてヒートシールされて管状に成形されていることを特徴とする多層管。 - 前記蒸着薄膜層は、アルミニウム、銅、銀、イットリウムタンタルオキサイド、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、またはこれらの混合物からなることを特徴とする請求項1または2に記載の多層管。
- 前記アルコキシドは、テトラエトキシシランまたはトリイソプロポキシアルミニウムま
たはこれらの混合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多層管。 - 前記水溶性高分子は、ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多層管。
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