JP6286672B2 - 免税処理システム、免税処理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、免税処理システムおよび免税処理方法に関する。
特許文献1は還付金決済システムを開示する。この還付金決済システムによればリファンド会社における還付処理を迅速かつ正確に行うことができる。
特開2004−213167号公報
本開示は、免税処理を効率的に行う免税処理システムおよび免税処理方法を提供する。
本開示における免税処理システムおよび免税処理方法はカード発行装置と免税決済装置とを含む。カード発行装置は第1のプロセッサと第1の通信部を有する。第1のプロセッサは第1の通信部を介して旅券から得た旅券情報を、持ち運び可能な情報記録媒体に書き込む。免税決済装置は、第2のプロセッサと、第2の通信部とを有する。第2のプロセッサは、第2の通信部を介して情報記録媒体から旅券情報を読み込み、旅券情報に基づいて旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断する。第2のプロセッサは旅券の所持者が免税措置の対象である場合は免税決済処理を行う。
本開示における免税処理システムおよび免税処理方法は、免税処理を効率的に行うのに有効である。
実施の形態1における免税処理システムの一例を示す図 実施の形態1におけるカード発行装置の構成の一例を示す図 実施の形態1における免税決済装置の構成の一例を示す図 実施の形態1におけるカード発行処理を説明するフローチャート 実施の形態1における免税決済処理を説明するフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1は実施の形態1における免税処理システムの一例を示す図である。
免税処理システムはカード発行装置110と免税決済装置120を有する。カード130は持ち運び可能な情報記録媒体である。カード130はRFID(Radio Frequency IDentifier)、NFC(Near Field Communication)などの通信機能を有する。カード130は情報を記録する記憶部(図示しない)を有する。カード130はカード発行装置110および免税決済装置120と通信することができる。免税処理システムはカード発行装置110によって発行されたカード130を用いることで、免税決済装置120に免税決済をさせる。本開示において「カードの発行」とは実際に物理的なカードを排出することを指すものに限定されずカード130の記憶部に新たな情報を書き込むことも発行に含める。
カード発行装置110は旅券111のチップ112から得た旅券情報を、カード130に書き込む。旅券111のチップ112は通信機能を有する。チップ112はカード発行装置110と通信することができる。チップ112に記録されている旅券情報とは旅券に印字されている情報である。カード発行装置110が旅券情報をカード130に書き込むことで、カード130に旅券111と同等の情報が記録される。旅券111の所持者が旅券111の替わりにカード130を携帯することで、旅券111を紛失するリスクが低減する。
旅券111の所有者は免税対象の買い物を行う際にカード130を店員に提示する。店員は免税決済装置120を用いて免税処理を行う。免税決済装置120はカード130から旅券情報を読み込む。免税決済装置120は旅券情報を読み込むことで、カード130の所有者が免税措置の対象であるか否かの判断を行うことができる。カード130には電子マネー機能が付帯されており、免税決済の支払いに用いることができる。
また、必要に応じて、カード発行装置110は旅券111の所有者に関する旅券者プロファイルを管理当局サーバ113から取得して、カード130に記録する。管理当局サーバ113には旅券の所有者に関する、上陸年月日、在留資格等の情報が記録されている。カード発行装置110が旅券者プロファイルをカード130に記録することで、カード130は旅券のチップ112に記録されていない情報を記録することができる。免税決済装置120はカード130から旅券者プロファイルを読み込む。免税決済装置120は旅券プロファイルを読み込むことで、カード130の所有者が免税措置の対象であるか否かの判断をより正確な情報に基づいて行うことができる。
また、免税決済装置120は旅券情報に基づいて生成した購入記録表情報を、免税情報サーバ121に送信する。国等の公的機関は免税情報サーバ121に記録された購入記録表情報を参照することができる。免税決済装置120が購入記録情報を免税情報サーバ121に送信することで、国等はより正確な情報に基づいて免税手続きを行うことができる。
図2は実施の形態1におけるカード発行装置の構成の一例を示す図である。
カード発行装置110はプロセッサ201と、通信部202と、撮影部203と、入力部204と、表示部205と、記憶部206と、バス207とを有する。
プロセッサ201は演算を行うことでカード発行装置110の他の構成要素を制御する。
通信部202は外部の装置と通信を行う。通信部202はRFID、NFC、LAN(Local Area Network)を介して通信を行う機能の総称である。通信部202は有線通信、無線通信を問わず通信を行う。
撮影部203は、カード発行装置110の使用者および旅券111の撮影を行う。撮影部203はレンズおよび撮像素子等で構成される。
入力部204は外部からの入力を受け付ける。入力部204はマウス、キーボード、タッチパネル、あるいは外部入力ポートなどで構成される。
表示部205は外部に対して情報を提示する。表示部205は液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成される。
記憶部206は情報を一時的に、あるいは恒久的に記憶する。記憶部206はROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などに相当する。カード発行装置110は、用途やアクセススピードの必要性に応じて記憶部206を複数備えても良い。HDD(Hard Disk Drive)やSDRAM(Synchronus Dynamic Random Access Memory)等で記憶部206を構成することができる。
バス207はカード発行装置110を構成する各要素を接続する経路である。プロセッサ201にバス207を統合することでプロセッサ201の内部にバス207を構成することもできる。バス207は各要素を有線で接続しても良いし、各要素を無線で接続しても良い。
図3は実施の形態1における免税決済装置の構成の一例を示す図である。
免税決済装置120はプロセッサ301と、通信部302と、入力部304と、表示部305と、記憶部306と、バス307とを有する。免税決済装置120の各要素について、カード発行装置110の各要素と同一の名称を付したものは、構成要素としては、カード発行装置110と同等のものを用いることができる。
以上に述べたカード発行装置110、免税決済装置120の構成は一例である。したがって以上に述べた構成に別の構成要素を追加することでカード発行装置110、免税決済装置120を構成してもよい。また、以上に述べた構成から構成要素の一部を必要に応じて削除することでカード発行装置110、免税決済装置120を構成してもよい。また、以上に述べた構成要素を互いに統合することでカード発行装置110、免税決済装置120を構成してもよい。また、以上に述べた構成要素を分離してカード発行装置110、免税決済装置120を構成してもよい。
[1−2.動作]
以上に述べた免税処理システムの動作を説明する。
免税処理システムの動作はカード発行処理と、免税決済処理とに大別される。
図4は実施の形態1におけるカード発行処理を説明するフローチャートである。
カード発行処理はカード発行装置110、旅券111、管理当局サーバ113、カード130が共同して行う処理である。カード発行処理においてはカード発行装置110のプロセッサ201が、各ステップの動作指示を主として行う。
ステップS400において、カード発行装置110のプロセッサ201はカード発行処理を開始する。プロセッサ201がカード発行処理を始めるタイミングの一例としては、所定のアプリケーションが実行されたタイミングや、入力部204から所定の信号が入力されたタイミングなどが挙げられる。プロセッサ201はカード発行処理を開始する際に表示部205に「パスポートをかざしてください」のような旅券111のかざしを促すメッセージを表示することで、カード発行装置110のユーザに旅券111をかざさせる指示をしても良い。旅券111がかざされる箇所は通信部202の付近が好ましい。カード発行処理は典型的には空港内に設けられたカード発行所において行われる。
ステップS401において、プロセッサ201は通信部202からチップタイプを取得する。チップタイプとは旅券111のチップ112の種類のことである。プロセッサ201は、チップタイプを取得することで当該チップタイプを備える媒体の種類が旅券であるか、多目的カード(電子マネー機能付カード等)であるかを判別することができる。
ステップS402において、プロセッサ201はステップS201で取得したチップタイプが旅券を示すものであるか否かを判断する。チップタイプが旅券を示すものでない場合(ステップS402でNo)、プロセッサ201は通信部202からチップタイプを再度取得する(ステップS401)。プロセッサ201は通信部202からチップタイプを再度取得する際に表示部205に「パスポートを認識できませんでした、パスポートをかざしてください。」のような旅券111のかざしを促すメッセージを表示することで、カード発行装置110のユーザにパスポートをかざさせる指示をしても良い。チップタイプが旅券を示すものである場合(ステップS402でYes)、プロセッサ201の行う処理がステップS403に進む。
ステップS403において、プロセッサ201はカード発行装置110の使用者(カードの発行を申請する者)が旅券111に記載された者であるか否かの本人確認を行う。本人確認は、プロセッサ201が旅券111のチップ112から取得した旅券情報に基づいて行うことができる。旅券情報には旅券111に記載された者の顔画像データが記録されている。プロセッサ201は撮影部203を介してカード発行装置110の使用者の顔画像を撮影する。プロセッサ201は旅券情報の顔画像データと撮影部203で撮影した顔画像データとを照合することで、本人確認を行うことができる。なお、プロセッサ201は、入力部204を介してカード発行装置110の管理者(カード発行権限を与えられた者)の入力を受け付けることで、本人確認を行っても良い。
ステップS404において、プロセッサ201は旅券情報を記憶部206へ記録する。プロセッサ201は通信部202を介してチップ112から旅券情報を取得する。旅券情報には上述した顔画像情報の他にも、旅券111に記載された情報が含まれる。例えば旅券所有者の氏名、生年月日等が旅券情報に含まれる。
ステップS405において、プロセッサ201はカード130のかざしを要求する。プロセッサ201は表示部205に「書き込み用のカードをかざしてください。」のようなカード130のかざしを促すメッセージを表示することで、カード130のかざしを要求する。カード130がかざされる箇所は通信部202の付近が好ましい。
ステップS406において、プロセッサ201は通信部202を介してステップS405においてかざされたカードのチップタイプを取得する。
ステップS407において、プロセッサ201はステップS406で取得したチップタイプがカード130を示すものであるか否かを判断する。チップタイプがカード130を示すものでない場合(ステップS407でNo)、プロセッサ201は通信部202からチップタイプを再度取得する(ステップS406)。プロセッサ201は通信部202からチップタイプを再度取得する際に表示部205に「書き込み用カードを認識できませんでした、書き込み用カードをかざしてください。」のようなカード130のかざしを促すメッセージを表示することで、カード発行装置110のユーザにカード130をかざさせる指示をしても良い。チップタイプがカード130を示すものである場合(ステップS407でYes)、プロセッサ201の行う処理がステップS408に進む。
ステップS408において、プロセッサ201は記憶部206に記録された旅券情報をカード130に書き込む。プロセッサ201は通信部202を介して旅券情報をカード130に書き込む。
ステップS409において、プロセッサ201は通信部202を介して管理当局サーバ113の旅券者プロファイルをカード130に書き込む。管理当局サーバ113とは、旅券者プロファイルを記録する記憶媒体の総称である。旅券者プロファイルとは旅券情報に含まれない情報を含む情報であって、特に、旅券111の所持者に関する詳細な情報を含む。旅券者プロファイルに含まれる情報の例としては、旅券111の所有者に関する、上陸年月日または在留資格に関する情報が挙げられる。上陸年月日とは旅券111の所有者が行う渡航に関する上陸年月日である。在留資格とは旅券111の所有者が行う渡航に関する在留資格である。一般的に、渡航に関する情報は秘匿性を高めるために官公庁などのサーバに記録される。よって、本開示においては、開示の理解のために「管理当局サーバ」の語を用いる。しかし、民間に置かれたサーバであっても、カード発行装置110の外部のサーバに当たり、旅券者プロファイルが記録されている限りは本開示の「管理当局サーバ」に含まれる。
ステップS410において、プロセッサ201は旅券情報を記憶部206から消去する。プロセッサ201が旅券情報を記憶部206から消去する目的は旅券111の所有者のプライバシー保護である。
すべての処理が終わると、ステップS411において、プロセッサ201はカード発行処理を終了する。
図5は実施の形態1における免税決済処理を説明するフローチャートである。
免税決済処理は免税決済装置120、免税情報サーバ121、カード130が共同して行う処理である。カード発行処理においては免税決済装置120のプロセッサ301が、各ステップの動作指示を主として行う。
ステップS500において、免税決済装置120のプロセッサ301は免税決済処理を開始する。プロセッサ301が免税決済処理を始めるタイミングの一例としては、所定のアプリケーションが実行されたタイミングや、入力部304から所定の信号が入力されたタイミングなどが挙げられる。免税決済処理は、典型的には、店舗内に設けられた会計カウンターにおいて行われる。
ステップS501において、プロセッサ301は税込み商品金額を代金と仮確定する。税込み商品金額とは免税決済処理を受けようとするユーザが買い物をすることで算出された商品の金額に税金を足した金額である。免税決済装置120は税込み商品金額を入力部304を介して取得する。なお、免税決済装置120自体にレジスターとしての機能を付加してもよい。プロセッサ301は仮確定した税込み商品代金を記憶部306に記録する。
ステップS502においてプロセッサ301は旅券情報および旅券者プロファイルを読み込む。プロセッサ301は、通信部302を介してカード130から旅券情報および旅券者プロファイルを読み込む。プロセッサ301は読み込んだ旅券情報および旅券者プロファイルを記憶部306に記録する。
ステップS503において、プロセッサ301は旅券情報と旅券者プロファイルが免税措置の対象に含まれるかを判断する。免税措置の対象は各国の法規によって定められる。一例として日本国の免税措置の対象を述べると(1)日本に入国して6ヶ月以内の外国籍保有者(再入国者を除く)(2)在留資格が「外交」「公用」の者が挙げられる。プロセッサ301は旅券情報と旅券者プロファイルが免税措置の対象に含まれないと判断した場合(ステップS503でNo)、免税決済処理を終了する(ステップS511)。プロセッサ301が旅券情報と旅券者プロファイルが免税措置の対象に含まれると判断した場合(ステップS503でYes)、処理がステップS504へ進む。
ステップS504において、プロセッサ301は事後免税を行うか否かの判断を行う。免税処理には少なくとも2種類が存在する。免税処理の1つの方法として、免税後の金額で会計を行う事前免税がある。免税処理の他の方法の1つとして免税前の金額で会計を行い、他の箇所で税金相当額を還付する事後免税がある。プロセッサ301は入力部304を介して事後免税を行うか否かの決定を受け付ける。
事後免税を行う場合(ステップS504でYes)処理がステップS505へ進む。
ステップS505において、プロセッサ301は免税情報をカード130へ書き込む。免税情報は税金相当額に関する情報を含む。プロセッサ301が免税情報をカード130へ書き込むと処理がステップS507へ進む。
ステップS506において、プロセッサ301は税抜き商品金額を代金に確定する。税抜き商品金額とは、ステップS501において税込み商品金額の計算の基となった商品の金額である。プロセッサ301は税抜き商品金額を記憶部306に記録する。
ステップS507において、プロセッサ301は入力部304から購入者誓約書情報を読み込む。購入者誓約書情報とは購入者誓約書に関する情報である。購入者誓約書とは免税購入した物品を国外に輸出すること等を誓約する書面である。免税措置を受けようとする者は購入者誓約書を記載する義務がある。免税措置を行った店舗も購入誓約書を保管する義務がある。本実施の形態において購入者および店舗の店員は免税決済装置120の入力部304を介して購入者誓約書に記載すべき情報を入力することができる。プロセッサ301は購入誓約書情報を読み込めない場合は、免税処理を中止する。免税決済装置120は購入者誓約書情報から購入者誓約書を作成することができる。また、ステップS507においてプロセッサ301はステップS502で読み込んだ旅券情報または旅券者プロファイルを用いて購入者誓約書情報の一部を生成する処理を行っても良い。このようにすると、購入者誓約書に記載すべき内容には旅券情報や旅券者プロファイルの内容が含まれるから、免税決済装置120は正確な情報に基づいて購入者誓約書を作成することができる。
ステップS508において、プロセッサ301はカード130から代金を引き去る。本実施の形態においてカード130は電子マネー機能を付帯している。プロセッサ301は当該電子マネー機能における電子決済情報に対して代金の引き去り処理を行う。なお、カード130に電子マネー機能が付帯されていない場合はカード130に代えて現金決済等の他の決済方法を用いてもよい。
ステップS509において、プロセッサ301は購入記録表情報を生成する。購入記録表情報とは購入記録表に関する情報である。購入記録表とは免税措置を受けた者が保管すべき書類であって、出国時に税関へ提出する必要のある書類である。プロセッサ301はステップS507で入力された購入者誓約者情報を基に購入記録表情報を生成する。本実施の形態において、プロセッサ301は生成した購入記録情報をカード130に書き込むことができる。このようにすると、免税措置を受けた者が税関に設置されたカードリーダなどにカード130をかざすことで、より確実に免税処理を完了させることができる。本実施の形態において、プロセッサ301は生成した購入記録表情報を基に購入記録表を作成してもよい。
ステップS510において、プロセッサ301は購入記録表情報を免税情報サーバ121へ送信する。免税情報サーバ121は免税決済装置120の外部に設置されたサーバである。送信された購入記録表情報を税関の担当者が参照することで、税関での免税処理をより効率的に行うことができる。また、免税措置を受けた者が税関に設置されたカードリーダなどにカード130をかざして免税処理を完了させる場合は、カード130に記載された購入記録表情報と免税情報サーバ121に送信された購入記録表情報を照合することで、購入記録表情報の改ざんを抑止することができる。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、免税決済処理システムはカード発行装置110と免税決済装置120とを含む。カード発行装置110はプロセッサ201(第1のプロセッサ)と通信部202(第1の通信部)を有する。プロセッサ201は通信部202を介して旅券111から得た旅券情報を、持ち運び可能な情報記録媒体に書き込む。免税決済装置120は、プロセッサ301(第2のプロセッサ)と、通信部302とを有する。プロセッサ301は、通信部302を介して情報記録媒体から旅券情報を読み込み、旅券情報に基づいて旅券111の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断する。プロセッサ301は旅券111の所持者が免税措置の対象である場合は免税決済処理を行う。
これにより、情報記録媒体を用いて旅券情報に基づいた免税措置を行うことができる。そのため、効率的な免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、免税決済装置120は、入力部204を介して購入誓約書情報を読み込んだ場合に免税決済処理を行う。これにより、免税措置を受けようとする者の誓約が無い場合には免税決済装置120は免税決済処理を行わない。そのため、より効率的な免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、プロセッサ301は、旅券情報に基づいて購入記録情報を生成する。これにより、旅券所持者の自己申告による情報よりも確実な情報に基づいて購入記録情報を生成することができる。そのため、より効率的な免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、免税決済処理は情報記録媒体に記録された電子決済情報に対して代金の引き去り処理を行う処理である。
これにより、情報記録媒体に電子マネー機能が付帯している際に当該電子マネー機能を利用した決済を行うことができる。そのため、より効率的な免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、プロセッサ301は入力部304を介して事後免税処理の要否を受け付ける。プロセッサ301は事後免税を行わない場合は、税抜き商品金額に基づいて免税決済処理を行う。プロセッサ301は事後免税を行う場合は、税込み商品金額に基づいて免税決済処理を行う。これにより、多様な免税の方式に対応した免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、プロセッサ201は、通信部202を介して旅券111の所有者に関する旅券者プロファイルを取得し、当該旅券者プロファイルを情報記録媒体に書き込む。プロセッサ301は旅券情報および旅券者プロファイルに基づいて旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断する。プロセッサ301は、旅券の所持者が免税措置の対象である場合は免税決済処理を行う。
これにより、旅券に記載された旅券情報のみでは免税措置の対象であるか否かが一意に定まらない際であっても、旅券者プロファイルを用いることで免税措置の対象であるか否かの判断をより正確に行うことができる。そのため、より効率的な免税処理を実現することができる。
また、本実施の形態において、プロセッサ301は、通信部302を介して購入記録表情報を外部サーバに送信する。
これにより、送信された購入記録表情報を税関の担当者が参照することができる。そのため、免税処理をより効率的に行うことができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜Nで説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では情報記録媒体の一例として電子マネー機能つきのカード130を説明した。情報記録媒体には電子マネー機能以外にも様々な機能を付帯させることができる。例えば、施設や乗り物に対する入場チケット機能を付帯させることができる。このようなチケット機能を情報記録媒体に付帯させることで、旅券者情報を用いて入場管理を行うことができる。そのため、旅券111の所持者に対して、娯楽施設等に訪問する際にパスポートを携帯することで生じるリスクを低減することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、免税処理を行うシステムに適用可能である。例えば、税関内に設置されたカード発行装置と、店舗内に配置された免税決済装置を有するシステムとして本開示は利用可能である。
110 カード発行装置
111 旅券
112 チップ
113 管理当局サーバ
120 免税決済装置
121 免税情報サーバ
130 カード
201 プロセッサ
202 通信部
203 撮影部
204 入力部
205 表示部
206 記憶部
207 バス
301 プロセッサ
302 通信部
304 入力部
305 表示部
306 記憶部
307 バス

Claims (14)

  1. カード発行装置と、免税決済装置とを含む免税処理システムであって、
    前記カード発行装置は、
    第1のプロセッサと、第1の通信部とを有し、
    前記第1のプロセッサは、
    前記第1の通信部を介して旅券から得た旅券情報を、
    持ち運び可能な情報記録媒体に書き込み、
    前記免税決済装置は、
    第2のプロセッサと、第2の通信部とを有し、
    前記第2のプロセッサは、
    第2の通信部を介して前記情報記録媒体から前記旅券情報を読み込み、
    前記旅券情報に基づいて前記旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断し、
    前記旅券の所持者が免税措置の対象である場合は、
    免税決済処理を行う、
    免税処理システム。
  2. 前記免税決済装置は入力部を有し、
    前記第2のプロセッサは、
    前記入力部を介して購入誓約書情報を読み込んだ場合に、
    前記免税決済処理を行う、
    請求項1に記載の免税処理システム。
  3. 前記第2のプロセッサは、
    前記旅券情報に基づいて、購入記録表情報を生成する、
    請求項1に記載の免税処理システム。
  4. 前記免税決済処理は、
    前記情報記録媒体に記録された電子決済情報に対して代金の引き去り処理を行う処理である、
    請求項1に記載の免税処理システム。
  5. 前記第2のプロセッサは、
    入力部を介して事後免税処理の要否を受け付け、
    事後免税を行わない場合は、税抜き商品金額に基づいて免税決済処理を行い、
    事後免税を行う場合は、税込み商品金額に基づいて免税決済処理を行う、
    請求項1に記載の免税処理システム。
  6. 前記第1のプロセッサは、
    前記第1の通信部を介して、
    前記旅券の所有者に関する、上陸年月日または在留資格に関する情報を含む旅券者プロファイルを取得し、
    前記旅券者プロファイルを前記情報記録媒体に書き込み、
    前記第2のプロセッサは、
    前記旅券情報および前記旅券者プロファイルに基づいて前記旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断し、
    前記旅券の所持者が免税措置の対象である場合は、
    免税決済処理を行う、
    請求項1に記載の免税処理システム。
  7. 前記第2のプロセッサは、
    前記第2の通信部を介して前記購入記録表情報を外部サーバに送信する、
    請求項3に記載の免税処理システム。
  8. カード発行装置と、免税決済装置とが実行する免税処理方法であって、
    前記カード発行装置は、
    旅券から得た旅券情報を、
    持ち運び可能な情報記録媒体に書き込み、
    前記免税決済装置は、
    前記情報記録媒体から前記旅券情報を読み込み、
    前記旅券情報に基づいて前記旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断し、
    前記旅券の所持者が免税措置の対象である場合は、
    免税決済処理を行う、
    免税処理方法。
  9. 前記免税決済装置は、
    購入誓約書情報を読み込んだ場合に、
    前記免税決済処理を行う、
    請求項8に記載の免税処理方法。
  10. 前記免税決済装置は、
    前記旅券情報に基づいて、購入記録表情報を生成する、
    請求項8に記載の免税処理方法。
  11. 前記免税決済処理は、
    前記情報記録媒体に記録された電子決済情報に対して代金の引き去り処理を行う処理である、
    請求項8に記載の免税処理方法。
  12. 前記免税決済装置は、
    事後免税処理の要否を受け付け、
    事後免税を行わない場合は、税抜き商品金額に基づいて免税決済処理を行い、
    事後免税を行う場合は、税込み商品金額に基づいて免税決済処理を行う、
    請求項8に記載の免税処理方法。
  13. 前記カード発行装置は、
    前記旅券の所有者に関する、上陸年月日または在留資格に関する情報を含む旅券者プロファイルを取得し、
    前記旅券者プロファイルを前記情報記録媒体に書き込み、
    前記免税決済装置は、
    前記旅券情報および前記旅券者プロファイルに基づいて前記旅券の所持者が免税措置の対象であるか否かを判断し、
    前記旅券の所持者が免税措置の対象である場合は、
    免税決済処理を行う、
    請求項8に記載の免税処理方法。
  14. 前記免税決済装置は、
    前記購入記録表情報を外部サーバに送信する、
    請求項10に記載の免税処理方法。
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