JP6285268B2 - 磁気特性測定装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、電磁鋼板の表面近傍の磁界強度を検出可能な磁界強度センサと、電磁鋼板の内部の磁束密度を検出可能な磁束密度センサとを備える磁気特性測定装置が記載されている。
このように構成することで、検出対象の表面から漏れる漏れ磁束が存在する場合であっても、鎖交磁束検出手段の検出結果に基づき漏れ磁束による誘起電圧を特定することができる。そのため、演算装置が測定する第1配線と第2配線との間の電圧、および、漏れ磁束による誘起電圧に基づき所定の演算を実施することによって、電磁鋼板の内部の磁束による誘起電圧を正確に求めることができる。したがって、本発明によれば、磁束密度の検出精度を向上することができる。そして、磁束密度および磁界強度に基づき定量化される検出対象の鉄損値の信頼性を確保することができる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態による磁気特性測定装置は、図1に示す磁気特性測定システムに適用されている。磁気特性測定システム90は、電磁鋼板91の表面92近傍における、板厚方向に対し垂直な方向の磁界強度、および、電磁鋼板91の内部における、板厚方向に対し垂直な方向の磁束密度を検出するものであり、磁気特性測定装置10および演算装置45を含む。
先ず、磁気特性測定システム90の概略構成について図1および図2を参照して説明する。
(磁気特性測定装置10)
磁気特性測定装置10は、ケース20、磁界強度センサ30および磁束密度センサ40を備えている。
ケース20は、磁界強度センサ30および磁束密度センサ40を保持するためのものである。ケース20は、樹脂製の直方体の部材であり、内部に弾性部材21が設けられている。本実施形態では、弾性部材21はゴムから構成されている。また、ケース20は、弾性部材21から特定面22まで延びている通孔23、24、および、特定面22から内側に凹む凹部25を有している。特定面22は、測定時、検出対象である電磁鋼板91の表面92に対向する面である。
演算装置45は、第1探針41および第2探針42が電磁鋼板91に押し付けられた状態で電磁鋼板91が交流励磁されるとき、リード線32とリード線33との間の電圧を測定し、この電圧に基づき所定の演算を実施することによって、電磁鋼板91の表面92近傍における磁界強度を求める。そして演算装置45は、上記演算結果から、電磁鋼板91の内部の磁界強度を推定する。
次に、磁束密度センサ40および演算装置45の特徴構成について図1〜図3を参照して説明する。
以下の説明において、図1に示すように第1探針41の先端と第2探針42の先端とを含む仮想的な平面を仮想平面51とし、仮想平面51に対し垂直な方向を垂直方向とする。図1では、仮想平面51は、第1探針41および第2探針42が電磁鋼板91に押し付けられたとき当該電磁鋼板91の表面92と略一致するように記載されている。図2は、図1の磁気特性測定装置10を垂直方向から見た図である。
また、図2に示すように、仮想平面51(図1参照)と平行であり且つ第1探針41と第2探針42とを結ぶ仮想的な直線を仮想直線52とする。
図1および図2に示すように、磁束密度センサ40の第2配線44は、ケース20の特定面22上において、第2探針42からコイル31を避けるように迂回して第1探針41付近まで延びており、その先が第1配線43と共に撚り線53を構成している。また、第1探針41と第2探針42との間には、電磁鋼板91を介して略直線的な電気パスができる。これにより、第2配線44は、垂直方向から見たとき第1探針41と共に第1のループ54を形成している。
v=Va+(Vb/2)・・・(1)
演算装置45は、第1探針41および第2探針42が電磁鋼板91に押し付けられた状態で電磁鋼板91が交流励磁されるとき、先ず、第1配線43と第2配線44との間の電圧Va、および、サーチコイル55の両端間の電圧Vbを測定する。次に、演算装置45は、式(1)の関係から電圧Vaおよび電圧Vbに基づき探針間電圧vを求める。次に、演算装置45は、探針間電圧vに基づき所定の演算を実施することによって、電磁鋼板91の内部における磁束密度を求める。
以上説明したように、第1実施形態では、第2配線44は、第1探針41の先端と第2探針42の先端とを含む仮想平面51に対し垂直な方向から見たとき、第1配線43と共に第1のループ54を形成している。また、磁束密度センサ40は、電磁鋼板91から漏れて第1のループ54を貫く鎖交磁束により第1配線43と第2配線44との間に誘起される電圧を検出する鎖交磁束検出手段として、サーチコイル55を有している。
本発明の第2実施形態による磁気特性測定装置について図4〜図6を参照して説明する。
[磁気特性測定装置60の特徴構成]
図4および図5に示すように、第2実施形態による磁気特性測定装置60の磁束密度センサ61は、第1実施形態による磁気特性測定装置10のサーチコイル55に代えて、第3配線62を有している。第3配線62は、ケース20の特定面22上において、第2探針42からコイル31を避けるように迂回して第1探針41付近まで延びており、その先が第1配線43および第2配線44と共に撚り線63を構成している。
v=(Va+Vb)/2・・・(2)
以上説明したように、第2実施形態では、電磁鋼板91の表面92から漏れて第1のループ54に鎖交する鎖交磁束が存在する場合であっても、第1配線43と第3配線62との間の電圧Vbに基づき上記鎖交磁束による誘起電圧Vを特定することができる。そのため、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、電磁鋼板91の内部における磁束密度の検出精度を向上することができる。そして、磁束密度および磁界強度に基づき定量化される電磁鋼板91の鉄損値の信頼性を確保することができる。
本発明の第3実施形態による磁気特性測定装置について図7を参照して説明する。
[磁気特性測定装置70の特徴構成]
図7に示すように、第3実施形態による磁気特性測定装置70の磁束密度センサ71は、第1実施形態による磁気特性測定装置10のサーチコイル55に代えて、ホール素子72を備えている。ホール素子72は、電磁鋼板91の表面92から漏れて当該ホール素子72を貫く鎖交磁束に応じた電圧を出力する。したがって、第1のループ54の面積とホール素子72の出力電圧とに基づき、ノイズ成分(鎖交磁束による誘起電圧V)を求めることができる。
以上説明したように、第3実施形態では、電磁鋼板91の表面92から漏れて第1のループ54に鎖交する鎖交磁束が存在する場合であっても、ホール素子72の出力電圧に基づき上記鎖交磁束による誘起電圧Vを特定することができる。そのため、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、電磁鋼板91の内部における磁束密度の検出精度を向上することができる。そして、磁束密度および磁界強度に基づき定量化される電磁鋼板91の鉄損値の信頼性を確保することができる。
第1〜第3実施形態では、第1探針41および第2探針42は、ケース20に対しそれぞれ独立して移動可能である。つまり、第1探針41および第2探針42は、互いに相対移動可能である。このような構成の場合、製造上の寸法誤差、がたつき等に起因して、電磁鋼板91に接触したときの両探針の先端の位置精度を確保するには限界がある。したがって、ノイズ成分除去や磁束密度算出の過程で誤差が生じる懸念がある。第4実施形態は、上記懸念を解消することを目的としたものである。
[磁気特性測定装置80の特徴構成]
第4実施形態による磁気特性測定装置80のケース81は、ベース82と、ベース82に対し垂直方向へ相対移動可能なスライダ83とから構成されている。ベース82は、特許請求の範囲に記載の「基部」に相当する。スライダ83は、特許請求の範囲に記載の「可動部」に相当する。
ベース82の鍔部85とスライダ83との間には、ばね87が設けられている。ばね87は、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」に相当し、ベース82およびスライダ83を互いに垂直方向へ離間するように付勢している。
以上説明したように、第4実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第4実施形態では、第1探針96および第2探針97は、スライダ83に固定され、互いに相対移動不能である。そのため、第1探針96および第2探針97が電磁鋼板91に突き当てられたときの両探針の先端の位置精度を向上させることができる。したがって、ノイズ成分除去や磁束密度算出の過程で誤差が生じることを回避することができる。
本発明の第5実施形態による磁気特性測定装置について図11、図12を参照して説明する。
[磁気特性測定装置100の特徴構成]
第5実施形態による磁気特性測定装置100のケース101は、ベース82と、スライダ83と、スライダ83のうち電磁鋼板91と対向する箇所に固定されている電子基板102とから構成されている。スライダ83および電子基板102は、特許請求の範囲に記載の「可動部」を構成している。
磁束密度センサ103の第1探針96および第2探針97は、電子基板102に固定され、互いに相対移動不能である。
以上説明したように、第5実施形態では、第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第5実施形態では、第1配線43、第2配線44、および第3配線62は、電子基板102に形成されたパターン配線である。これにより、垂直方向から見たときの第1ループ54と第2ループ64との対称性、および、垂直方向から見たときの第1のループ54の面積と第2のループ64の面積との同等性を確保することができる。したがって、磁気特性の測定精度を高めることができる。
磁束密度センサを2つ設ける場合、第1の磁束密度センサの両探針を結ぶ第1仮想直線と、第2の磁束密度センサの両探針を結ぶ第2仮想直線とが交差するように設けられる。この場合、4つの探針が同一部材に固定されると、製造上の誤差に起因して、各探針の先端が同一平面内に位置することが難しくなる。したがって、ノイズ成分除去や磁束密度算出の過程で誤差が生じる懸念がある。第6実施形態は、上記懸念を解消することを目的としたものである。
[磁気特性測定装置110の特徴構成]
第6実施形態による磁気特性測定装置110のケース111は、ベース82と、スライダ112と、電子基板102とを有している。スライダ112は、環状凹部113および通孔114を有する以外は第4実施形態におけるスライダ83と同様の構成である。環状凹部113は、通孔86のうち電子基板102側で径方向外側に凹む凹部である。通孔114は、スライダ112の電子基板102側の端部に位置し当該電子基板102の面方向へ貫通している。電子基板102は、特許請求の範囲に記載の「第1電子基板」に相当する。また、スライダ112および電子基板102は、特許請求の範囲に記載の「第1可動部」を構成している。
以上説明したように、第6実施形態では、第5実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第6実施形態では、磁束密度センサ103および磁束密度センサ121によって、電磁鋼板91の内部の2方向の磁束密度を測定可能である。
さらに、第6実施形態では、磁束密度センサ103の第1探針96および第2探針97は電子基板102に固定され、磁束密度センサ121の第1探針96および第2探針97は電子基板116に固定されている。磁束密度センサ121の第1探針96および第2探針97は、磁束密度センサ103の第1探針96および第2探針97に対して垂直方向へ相対移動可能である。これにより、ベース82等を介して各探針96、97が電磁鋼板91に押し付けられたとき、各探針96、97の先端が同一平面内に位置するように自動調整される。したがって、ノイズ成分除去や磁束密度算出の過程で誤差が生じることを回避することができ、磁気特性の測定精度を高めることができる。
本発明の他の実施形態では、磁気特性測定装置は、電磁鋼板から漏れる漏れ磁束を検出する装置として用いられてもよい。例えば、第2実施形態と同じ構成の磁気特性測定装置を用いて、次の式(3)から漏れ磁束による誘起電圧Vが求められ、この誘起電圧Vから漏れ磁束が算出されてもよい。
v=(−Va+Vb)/2・・・(3)
本発明の他の実施形態では、磁気特性測定装置は、第1探針および第2探針を有する第1の磁束密度センサに加え、第1探針と第2探針とを結ぶ仮想直線に対し交差する方向へ並ぶ第3探針および第4探針を有する第2の磁束密度センサを備えるように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、サーチコイルは、仮想平面に対し垂直な方向から見たとき第1のループと一部が重なっていてもよいし、或いは全く重なっていなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、ケース内に設けられる弾性部材は、ゴムに限らず、例えばばね等から構成されてもよい。また、本発明の他の実施形態では、弾性部材は設けられなくてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
20、81、101、111・・・ケース
30・・・磁界強度センサ
40、61、71、95、103、121・・・磁束密度センサ
41、96・・・第1探針
42、97・・・第2探針
43・・・第1配線
44・・・第2配線
51・・・仮想平面
54・・・第1のループ
55・・・サーチコイル(鎖交磁束検出手段)
62・・・第3配線(鎖交磁束検出手段)
72・・・ホール素子(鎖交磁束検出手段)
91・・・電磁鋼板(検出対象)
92・・・表面
Claims (10)
- 検出対象(91)の表面(92)近傍の磁界強度を検出可能な磁界強度センサ(30)、前記検出対象の内部の磁束密度を検出可能な1つまたは複数の磁束密度センサ(40、61、71、95、103、121)、および、前記磁界強度センサおよび前記磁束密度センサを保持しているケース(20、81、101、111)を備える磁気特性測定装置(10、60、70、80、100、110)であって、
前記磁束密度センサは、
前記ケースから突き出している第1探針(41、96)と、
前記第1探針との間に前記磁界強度センサを挟む位置で前記ケースから突き出している第2探針(42、97)と、
一端が前記第1探針に接続されている第1配線(43)と、
前記第1探針の先端と前記第2探針の先端とを含む仮想的な平面を仮想平面(51)とし、前記仮想平面に対し垂直な方向を垂直方向とすると、一端が前記第2探針に接続され、前記垂直方向から見たとき、前記第1配線、および、前記検査対象を介して前記第1探針と前記第2探針との間に形成される電気パスと共に第1のループ(54)を形成している第2配線(44)と、
前記第1のループに鎖交する磁束を検出する鎖交磁束検出手段(55、62、72)と、
を有することを特徴とする磁気特性測定装置。 - 前記鎖交磁束検出手段は、前記垂直方向から見たとき単独で第2のループ(56)を形成しているサーチコイル(55)であることを特徴とする請求項1に記載の磁気特性測定装置(10)。
- 前記第2のループは、前記垂直方向から見たとき少なくとも前記第1のループと重なっていることを特徴とする請求項2に記載の磁気特性測定装置。
- 前記仮想平面と平行であり且つ前記第1探針と前記第2探針とを結ぶ仮想的な直線を仮想直線(52)とすると、
前記第2のループは、前記垂直方向から見たとき、前記第1のループに沿う経路と、前記仮想直線または当該仮想直線の中点を境にして前記第1のループとは対称な経路と、を辿ることを特徴とする請求項3に記載の磁気特性測定装置。 - 前記仮想平面と平行であり且つ前記第1探針と前記第2探針とを結ぶ仮想的な直線を仮想直線(52、122)とすると、
前記鎖交磁束検出手段は、一端が前記第2探針に接続され、前記垂直方向から見たとき、前記仮想直線または当該仮想直線の中点を境にして前記第1のループとは対称な第2のループ(64)を前記第1配線と共に形成している第3配線(62)であることを特徴とする請求項1に記載の磁気特性測定装置(60)。 - 前記ケース(81、101)は、基部(82)と、前記基部に対し前記垂直方向へ相対移動可能な可動部(83、102)と、を有し、
前記基部および前記可動部を互いに前記垂直方向へ離間するように付勢している付勢手段(87)をさらに備え、
前記第1探針(96)および前記第2探針(97)は、前記可動部に固定され、互いに相対移動不能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気特性測定装置。 - 前記可動部は電子基板(102)を含み、
前記第1配線、前記第2配線、および前記鎖交磁束検出手段は、前記電子基板に形成されたパターン配線であり、
前記第1探針および前記第2探針は前記電子基板に固定されていることを特徴とする請求項6に記載の磁気特性測定装置。 - 前記磁束密度センサは2つ設けられ、
前記ケース(111)は、基部(82)と、前記基部に対し前記垂直方向へ相対移動可能な第1可動部(102、112)と、前記基部および前記第1可動部に対し前記垂直方向へ相対移動可能な第2可動部(115、116)と、を有し、
前記基部および前記第1可動部を互いに前記垂直方向へ離間するように付勢している第1付勢手段(87)と、前記第1可動部および前記第2可動部を互いに前記垂直方向へ離間するように付勢している第2付勢手段(119)と、をさらに備え、
2つの前記磁束密度センサのうち一方(103)を第1磁束密度センサとし、他方(121)を第2磁束密度センサとすると、
前記第1磁束密度センサの前記第1探針(96)および前記第2探針(97)は、前記第1可動部に固定され、互いに相対移動不能であり、
前記第2磁束密度センサの前記第1探針(96)および前記第2探針(97)は、前記第2可動部に固定され、互いに相対移動不能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気特性測定装置。 - 前記第1可動部は第1電子基板(102)を含み、
前記第1磁束密度センサの前記第1配線、前記第2配線、および前記鎖交磁束検出手段は、前記第1電子基板に形成されたパターン配線であり、
前記第1磁束密度センサの前記第1探針および前記第2探針は、前記第1電子基板に固定され、
前記第2可動部は第2電子基板(116)を含み、
前記第2磁束密度センサの前記第1配線、前記第2配線、および前記鎖交磁束検出手段は、前記第2電子基板に形成されたパターン配線であり、
前記第2磁束密度センサの前記第1探針および前記第2探針は、前記第2電子基板に固定されていることを特徴とする請求項8に記載の磁気特性測定装置。 - 前記磁界強度センサは、前記ケースの前記基部のうち前記検出対象と対向する箇所(89)に設けられ、前記検出対象に対し接近および離間可能であることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の磁気特性測定装置。
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