JP6283261B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6283261B2 JP6283261B2 JP2014107394A JP2014107394A JP6283261B2 JP 6283261 B2 JP6283261 B2 JP 6283261B2 JP 2014107394 A JP2014107394 A JP 2014107394A JP 2014107394 A JP2014107394 A JP 2014107394A JP 6283261 B2 JP6283261 B2 JP 6283261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- housing recess
- pattern
- cable
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
本発明の実施の形態1を図面に基づいて以下に説明する。
図1は、実施の形態1のアンテナ装置10を示す分解斜視図である。図2は、図1に示したアンテナ装置10をBピラーに含む自動車20を示す斜視図である。
ベース部材1は略表方形の板状であり、Bピラーの金属部分への取付面1aおよびその裏面となる収納面1bを有し、この収納面1bに、アンテナ収納凹部1cが形成されている。すなわち、ベース部材1は、アンテナ収容凹部1cの下部にあたる、略長方形の薄板部1xと、薄板部1xを取り囲む、額縁状の厚板部1yとを有している。
アンテナ部材2は、例えば、長方形のFPC(Flexible Printed Circuits)であり、アンテナ基板2kと、アンテナ基板2k上に形成されたアンテナパターン2pとを備える。すなわち、アンテナ部材2の下面は、凹凸のあるアンテナパターン形成面2aであり、アンテナ部材2の上面は、凹凸のない、フラットなアンテナパターン非形成面2bとなっている。
封止部材3は、フラットなアンテナパターン非形成面2b、収納面1bのアンテナ収納凹部1cを取り囲む部分(額縁状の厚板部1yの上面)、およびベース部材1の4つの側面(側面1zを含む)を覆うように形成され、アンテナ収納凹部1cを封止する。具体的には、ベース部材1およびアンテナ部材2を、アンテナ収納凹部1cにアンテナ部材2が収納された状態で金型内に配置し、樹脂を用いて封止部材3を射出成形する。なお、封止部材3が射出成型されると、ベース部材1の側面1zを覆う部分に、同軸ケーブル5の位置に対応する引出孔3aが形成される。
ベース部材1および封止部材3の材料には、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、ABSあるいはポリカーボネートを使用することができる。その他、例えば、ポリブチレンテレフタレートPBT等のポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレン等のポリオレフィン、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスルホン(PSU)、ポリケトン(PK)、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、フェノキシ樹脂、フッ素系樹脂、これら系統の熱可塑エラストマー等、これらの共重合体、変性体などの熱可塑性樹脂成分が、単独または2種類以上ブレンドされた樹脂を使用することができる。なお、各部材には、同一の樹脂、あるいは互いに異なる樹脂を適宜使用することができる。
図3は、実施の形態1のアンテナ装置10(上記の各部材を組み付けた状態)を示す斜視図である。図4は、アンテナ装置10のA−A矢視断面図である。
以下に、アンテナ装置10の製造方法について説明する。
実施の形態1では、アンテナ収納凹部1cは、アンテナ部材2が隙間なく嵌る形状とされ、アンテナ部材2をアンテナ収納凹部1cに収納したときに、収納面1bのアンテナ収納凹部1cを取り囲む部分(厚板部1yの上面)とアンテナ部材2のパターン非形成面2bとが略面一になる。この状態で、ベース部材1の上面(厚板部1yの上面)および凹凸のないアンテナ部材2のパターン非形成面2bを覆うように封止部材3を射出成型するため、アンテナ装置10の外面となる封止部材表面3fをうねりや引け(凹凸)のないフラットな状態とすることができ、同時に十分な防水性能を確保することができる。
図5は本実施の形態1の変形例を示す断面図である。同図に示すように、実施の形態1のアンテナ装置10では、ベース部材1の裏面(取付面1a)の、ケーブル収容溝1eに対応する部分を膨らませて畝状凸部1hとすることで、ケーブル収容溝1eを確保することもできる。こうすれば、ベース部材1の厚みが小さくても、同軸ケーブル5をケーブル収容溝1fに収めることができる。
本発明の実施の形態2を図9・図10に基づいて以下に説明する。
図9・10に示すように、ベース部材1は略表方形の板状であり、Bピラー(金属製窓枠の縦部分)への取付面1aおよびその裏面となる収納面1bを有し、この収納面1bに、アンテナ収納凹部1cが形成され、さらに、アンテナ収納凹部1cの底部に、パターン収容凹部1gが形成されている。
図10は、アンテナ装置10の断面図(厚み方向に沿って切断した時の断面図)である。
実施の形態2では、アンテナ部材2をアンテナ収納凹部1cに収納したときに、アンテナパターン2pがパターン収納凹部1gに嵌まることで、アンテナ収容凹部の底面1sと、アンテナパターン形成面2aのアンテナパターン2pを取り囲む領域とが接するため、アンテナパターンの形成面2aとアンテナ収納凹部の底面1hとの密着性がより高まる。これにより、収容面1bとアンテナパターンの非形成面2bとがずれた状態で封止部材3が形成され、表面品質が低下するといった不具合をより低減することができる。
1a 取付面
1b 収容面
1c アンテナ収容凹部
1d 半田収容窪み
1e ケーブル収納溝
1f ケーブル引出溝
2 アンテナ部材
2a アンテナパターンの形成面
2b アンテナパターンの非形成面
2p アンテナパターン
2k アンテナ基板
3 封止部材
5 同軸ケーブル
10 アンテナ装置
Claims (6)
- 対象物への取り付け面となる第1面およびその裏面となる第2面を有し、この第2面にアンテナ収納凹部が形成されたベース部材と、
アンテナパターンの形成面およびその裏面となるアンテナパターンの非形成面を有し、アンテナパターンの形成面が上記アンテナ収納凹部の底面と向かい合うようにアンテナ収納凹部に収納されたアンテナ部材と、
上記アンテナパターンの非形成面を覆うとともに上記アンテナ収納凹部を封止する樹脂製の封止部材とを備え、
上記アンテナパターンが、上記アンテナ収納凹部の底面に設けられたパターン収納凹部に収納されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 上記封止部材は、射出成型されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 上記アンテナパターンに接続するケーブルの一部が、上記アンテナ収納凹部の底面に形成されたケーブル収容溝に収容されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 上記ケーブルが、上記第2面のアンテナ収納凹部を取り囲む部分に形成されたケーブル引出溝を通って外部に引き出されていることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 上記ベース部材の第1面は、上記ケーブル収容溝に対応する部分が膨らんでいることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 上記ベース部材は、車両の窓枠の外側に取り付け可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014107394A JP6283261B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014107394A JP6283261B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015222924A JP2015222924A (ja) | 2015-12-10 |
JP6283261B2 true JP6283261B2 (ja) | 2018-02-21 |
Family
ID=54785732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014107394A Expired - Fee Related JP6283261B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6283261B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743608U (ja) * | 1980-08-26 | 1982-03-10 | ||
JPH0555607U (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-23 | 日立化成工業株式会社 | 車載用平面アンテナ装置 |
JP2005167666A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Nippon Plast Co Ltd | アンテナ装置を備えた成形品及びその製造方法 |
JP4582314B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2010-11-17 | ミツミ電機株式会社 | プロテクタ付きアンテナ装置及びアンテナプロテクタ |
-
2014
- 2014-05-23 JP JP2014107394A patent/JP6283261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015222924A (ja) | 2015-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6526408B2 (ja) | ケース、このケースを備える電子装置並びにこのケースの製造方法 | |
US6827232B1 (en) | Resin case providing compatibility between air permeability and water proofing property, and mold for producing such case | |
CN104755325A (zh) | 线束装接结构 | |
KR102431222B1 (ko) | 전기-광학 요소를 위한 전기적 연결 | |
CN107866943B (zh) | 壳体及其制作方法、移动终端 | |
JP2005533459A (ja) | 容器、特に移動電話部材のためのケーシング並びにケーシング部材を製造する方法 | |
JP2011055460A (ja) | 電子装置のハウジング及びその製造方法 | |
US20190263036A1 (en) | Component comprising a cover layer and method for producing a component of this kind | |
JP6283261B2 (ja) | アンテナ装置 | |
US9345152B2 (en) | Foam assembly and method for manufacturing the same, and electronic device using the foam assembly | |
JP6366071B2 (ja) | 電子装置 | |
KR100312084B1 (ko) | 접속소자를구비한페인과그의제작방법및실행장치 | |
KR101609375B1 (ko) | 안테나 일체형 케이스 및 그 제조 방법 | |
JP6324528B2 (ja) | 防水型制御ユニットの製造方法 | |
JP6240517B2 (ja) | アンテナ装置およびその製造方法 | |
KR101730994B1 (ko) | 전자 부품 | |
JP2005340170A (ja) | フレキシブル基板内蔵の電子部品用ケース | |
JP6716941B2 (ja) | 端子台およびその製造方法 | |
JP5689987B1 (ja) | シール部材付きフレキシブル配線基板及びその製造方法 | |
JP5047937B2 (ja) | 回路基板への端子板接続構造および接続方法 | |
CN106714491B (zh) | 密封组件的制作方法及终端 | |
JP2001155814A (ja) | 通気性と防水性を両立させた樹脂製ケース、及び該ケースを製造するための金型 | |
JP4675273B2 (ja) | インストルメントパネル及びその製造方法 | |
JP5936570B2 (ja) | 構造体および無線通信装置 | |
US10925175B2 (en) | Compression gasket for an electronic assembly |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180126 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6283261 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |