JP6283243B2 - キャパシタの製造方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

キャパシタの製造方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、キャパシタの製造方法及び半導体装置の製造方法に関する。
近年、アナログ−ディジタルLSI(Large Scale Integrated circuit)に内蔵される種々のフィルタ回路やアナログ−ディジタルコンバータ回路、RF(Radio Frequency)送受信LSIに内蔵される送受信回路などにおいて、高容量・高精度で、かつリーク電流の少ない静電容量素子(以下、キャパシタと記載する)が要求されている。また、LSIのコスト低減のために、キャパシタの高集積化も要求されている。
この種のキャパシタとして、半導体基板上に形成した金属膜からなる一対の電極(下部電極および上部電極)間に容量絶縁膜を配置する、いわゆるMIM(Metal Insulator Metal)構造のキャパシタが知られている(例えば、以下の特許文献1)。
そして、以下の特許文献2では、MIM構造のキャパシタの容量を増大させるために、上部電極及び下部電極に挟まれる誘電体膜の形状を、下部電極と誘電体膜との間に微細な隙間が設けられた形状としている。
図6は、例えば特許文献1に記載の従来のMIM構造のキャパシタ130を備える半導体装置200の構成を模式的に示す断面図である。MIM構造のキャパシタ130は、下部電極層131と、容量絶縁膜132と、上部電極層133と、を備えている。図6に記載のキャパシタ130では、下部電極層131上に容量絶縁膜132を介して上部電極層133が設けられている。
このようなキャパシタ130を備える半導体装置200は、例えば、シリコン基板111の一部に設けられた不純物拡散層112及び素子分離層113を備える半導体基板110と、半導体基板110上に形成された第1層間絶縁膜120と、第1層間絶縁膜120上に形成されたキャパシタ130と、キャパシタ130を覆う第2層間絶縁膜140と、上部電極層33と電気的に接続されたプラグ電極150aと、キャパシタ130の下部電極層131と電気的に接続されたプラグ電極50bと、キャパシタ130のプラグ電極150a上に設けられた第3配線層160aと、プラグ電極150b上に設けられた第4配線層160bと、第2層間絶縁膜140、第3配線層160a及び第4配線層160bを覆う、酸化膜171と窒化膜172とを備える保護層170と、を備える。
半導体装置200では、周辺環境の大気中の水分が、例えば図示しない金属パッド電極を露出させる開口部の近傍、損傷によるクラック、及び第2層間絶縁膜140を経由して半導体装置200内に浸入する可能性がある。
半導体装置200は、半導体ウエハの分割によって切り出された半導体チップであり、例えば半導体チップの断面部(半導体装置200の外周側面)に露出する第2層間絶縁膜140から水分が浸入する可能性が特に高い。
第2層間絶縁膜140は、例えば、PTEOS層、SOG(Spin On Glass)層及びPTEOS層の連続層からなる。なお、PTEOS層は、TEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)ソースを用いてP−CVD法により成膜したTEOS層である。特に、SOG層は、PTEOS層に比して水分が浸入しやすい。これは、SOG層を構成するSiOの化学構造に起因する。このため、最初に水分が第2層間絶縁膜140のSOG層に浸入し、続いて水分がSOG層からPTEOS層に拡散する。
そして、キャパシタ130が半導体装置200内に浸入した水分を吸湿することにより、キャパシタ130の容量(以下、MIM容量と記載する場合がある)の変動が生じるという問題がある。キャパシタ130では、水分の吸湿量が多い程、キャパシタ130のMIM容量が大きくなる。すなわち、キャパシタ130の使用に伴って、キャパシタ130の吸湿量が増加し、MIM容量が経時変化してしまう。
特に、高温環境下に載置された半導体装置200は、常温環境下に載置された半導体装置200に比して水分の吸湿によるMIM容量の変動が大きくなり、高温・高湿環境下に載置された半導体装置200はさらにMIM容量の変動が大きくなる。
キャパシタ130のMIM容量が変動すると、所望の回路特性を得ることが困難となってしまう。
このため、以下の特許文献3では、電極層への水分の浸入を防止するための、耐水性を有する保護膜を設けた薄膜キャパシタが提案されている。
特許文献3には、誘電体膜を下部電極及び上部電極で挟んで構成されたキャパシタ構造体が、熱硬化樹脂、光硬化樹脂及び熱可塑性樹脂等の樹脂前駆体から形成される硬化樹脂からなる絶縁保護膜で被覆されていることが記載されている。
特開2006−203057号公報 特開2010−205763号公報 特開2007−194472号公報
しかしながら、特許文献1又は2に記載のキャパシタは、水分浸入に対する吸湿対策が十分とは言えない。
また、特許文献3に記載の薄膜キャパシタでは、電極部を覆うように耐水性を有する保護膜が設けられており、水分浸入に対する吸湿対策がなされてはいるものの当該保護膜破損時にキャパシタが水分を吸湿し、MIM容量の変動が生じるおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、容量変動の少ないキャパシタの製造方法及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、本発明の一態様に係るキャパシタの製造方法は、下部電極層を形成する下部電極層形成工程と、前記下部電極層上に、容量絶縁膜を形成する容量絶縁膜形成工程と、前記容量絶縁膜を吸湿させる吸湿工程と、吸湿させた前記容量絶縁膜上に、上部電極層を形成する上部電極層形成工程と、少なくとも前記容量絶縁膜の側面を覆うように、耐水性保護膜を形成する耐水性保護膜形成工程を備える。
また、上述のキャパシタの製造方法の前記容量絶縁膜形成工程において、前記下部電極層の一部領域が露出するように前記容量絶縁膜を形成し、前記耐水性保護膜形成工程において、露出した前記下部電極層を覆うように前記耐水性保護膜を形成し、該耐水性保護膜と該下部電極層と前記上部電極層とで形成される空間領域内に前記容量絶縁膜を密閉することが好ましい。
また、上述のキャパシタの製造方法の前記吸湿工程において、前記容量絶縁膜を温度80℃以上かつ湿度80%以上の環境下に放置して、該容量絶縁膜を吸湿させることが好ましい。
本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、上述のキャパシタの製造方法を含む。
本発明の一態様によれば、キャパシタの容量変動を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の一構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る半導体装置が備えるキャパシタの吸湿時間とMIM容量の変動との関係を示すグラフである。 従来のキャパシタの一構成例を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<1.半導体装置>
[半導体装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置100の一構成例を示す断面図である。半導体装置100は、水分を吸湿させた容量絶縁膜32が、水分を透過させない耐水性保護膜34で覆われているMIMキャパシタ30を備えている。
図1に示すように、この半導体装置100は、例えば半導体基板10と、半導体基板10上に形成された第1層間絶縁膜20と、第1層間絶縁膜20上に形成されたMIM構造のキャパシタ(以下、MIMキャパシタと記載する場合がある)30と、MIMキャパシタ30を覆う第2層間絶縁膜40と、MIMキャパシタ30の上部電極層33と電気的に接続された第1プラグ電極50aと、MIMキャパシタ30の下部電極層31と電気的に接続された第2プラグ電極50bと、第1プラグ電極50a上に設けられた第3配線層60aと、第2プラグ電極50b上に設けられた第4配線層60bと、第2層間絶縁膜40、第3配線層60a及び第4配線層60bを覆う保護層70と、を備える。
半導体基板10は、例えば単結晶のシリコン(Si)からなるシリコン基板11と、シリコン基板11の一部に設けられた不純物拡散層12及び素子分離層13と、を備える。
不純物拡散層12は、シリコン基板11に不純物が拡散された層であり、例えばウエル拡散層であってもよく、MOSトランジスタのソース又はドレインであってもよい。
素子分離層13は、不純物拡散層12を半導体基板10の他の領域や他の素子と分離するために、例えばLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法で形成された絶縁層であり、シリコン酸化膜(SiO)からなる。或いは、素子分離層13は、STI(Shallow Trench Isolation)法で形成された絶縁層であってもよい。
第1層間絶縁膜20は、例えばシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜(Si)、或いは、これらを積層した絶縁膜からなる。第1層間絶縁膜20は、例えば、プラズマ化学気相成長(P−CVD(Chemical Vapor Deposition))法により形成される。また、図示しないが、第1層間絶縁膜20には、第1層間絶縁膜20を貫いて不純物拡散層12に電気的に接続するプラグ電極を形成するためのビアホールが形成されている。
MIMキャパシタ30は、金属層、容量絶縁膜、金属層(MIM;Metal-Insulator-Metal)が厚さ方向に連続した連続層によって形成されたキャパシタである。具体的には、下部電極層31と、容量絶縁膜32と、上部電極層33とが厚さ方向に連続した電極層を備える。また、本発明のMIMキャパシタ30は、下部電極層31、容量絶縁膜32及び上部電極層33を覆う耐水性保護膜34を備える。MIMキャパシタ30の構成については後述する。
第2層間絶縁膜40は、例えば、PTEOS層と、SOG層と、PTEOS層と、を備える(図示せず)。第2層間絶縁膜40には、MIMキャパシタ30の下部電極層31と接続される第1プラグ電極50aを形成するための第1ビアホール40a及び上部電極層33と接続される第2プラグ電極50bを形成するための第2ビアホール40bが形成されている。
第1プラグ電極50a及び第2プラグ電極50bは、アルミニウム(Al)若しくはAlを含む合金、又はタングステン(W)等の金属からなる。第3配線層60a及び第4配線層60bは、例えば、Al又はAlを含む合金からなる。保護層70は、例えば酸化膜71と、窒化膜72とを備える。酸化膜71は、例えばSiOからなる。窒化膜72は、例えばSiNからなる。
上述した半導体装置100は、集積回路が形成された半導体ウエハを複数に分割して各半導体装置を切り出す方法(ダイシング)により得ることができる。
<2.キャパシタの構成>
以下、本発明の実施の形態に係るMIMキャパシタ30について詳細に説明する。
図1に示すように、MIMキャパシタ30は、MIMの連続層によって形成されたキャパシタである。MIMキャパシタ30は、例えば、下部電極層31と、下部電極層31上に形成された容量絶縁膜32と、容量絶縁膜32上に形成された上部電極層33と、容量絶縁膜32を介して対向する下部電極層31及び上部電極層33を被覆する耐水性保護膜34と、を備える。容量絶縁膜32は、予め水分を吸湿させることにより、水分を吸湿させない場合よりも多くのOH基を含有している。このような耐水性保護膜34は、例えば、少なくとも容量絶縁膜32の側面を被覆する。これにより、容量絶縁膜32が、耐水性保護膜34と、下部電極層31と、上部電極層33とで形成される空間領域内に密閉される。
下部電極層31は、例えば、アルミニウム(Al)又はAlを含む合金等からなる。また、下部電極層31は、例えば、Al又はAlを含む合金等の表面に、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)又はこれらの積層体等からなる金属保護層が形成された構成であってもよい。上部電極層33は、例えば、窒化チタン(TiN)等からなる。
容量絶縁膜32は、例えば、水分を吸湿させたシリコン化合物膜等からなる。シリコン化合物膜としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO,SiO等)又はシリコン窒化膜(SiN,Si等)が挙げられる。特に、シリコン酸化膜が、PTEOS膜の場合は、吸湿しやすく、容量変動が発生しやすいため、本実施形態に好適である。水分を吸湿させた容量絶縁膜32は、容量絶縁膜32を構成するシリコン化合物のダングリングボンドがOH基で終端されている。
本発明のMIMキャパシタ30における容量絶縁膜32には、OH基が一定濃度以上含まれていることが好ましい。具体的には、MIMキャパシタ30の容量絶縁膜32中のOH基の含有量が、容量絶縁膜がシリコン酸化膜の場合において、比誘電率が4.8以上となる範囲であることが好ましい。ここで、容量絶縁膜32の比誘電率は、容量絶縁膜32中のOH基の含有量と相関し、比誘電率が大きい場合には、容量絶縁膜32中のOH基の含有量が多くなる。なお、OH基の含有量は、半導体装置100完成時の含有量を示す。
OH基が容量絶縁膜32を構成するPTEOS中に含まれている場合、半導体装置100の使用時に、MIMキャパシタ30がさらに水分を取り込んでも、ダングリングボンドのOH基での終端を抑制することができる。このため、半導体装置100のMIMキャパシタ30は、半導体装置の使用に伴って容量絶縁膜が吸湿する従来のMIMキャパシタと比較して、MIM容量変動率が小さくなる。
また、OH基の含有量の上限値は、PTEOSのダングリングボンドすべてがOH基で終端される場合(即ち飽和となる場合)のOH基の含有量である。
なお、従来の半導体装置のMIMキャパシタの容量絶縁膜中のOH基含有量は、一般的に容量絶縁膜がシリコン酸化膜の場合において、比誘電率が4.5程度である。
また、容量絶縁膜32は、予め水分を吸湿させているが、この構成は一例であり、水分に限定されない。本実施の形態において、MIMキャパシタ30の容量変動を抑制するためには、容量絶縁膜32を構成するシリコン化合物のダングリングボンドが原子又は官能基によって終端されていればよい。また、容量絶縁膜32を構成するシリコン化合物のダングリングボンドが、分極の大きい官能基で終端されることにより、MIMキャパシタ30の容量変動の抑制効果に加えて、MIMキャパシタ30の容量が増大するという効果が得られる。したがって、水以外にも、アルコール、フェノール類等のOH基を有する他の材料を用いて、容量絶縁膜32を構成するシリコン化合物のダングリングボンドを終端させてもよい。
このような、一定濃度以上のOH基が含まれる容量絶縁膜32は、容量絶縁膜32形成時に、高湿度環境下に放置することにより得られる。例えば、温度80℃以上かつ湿度80%以上の環境下に放置することが好ましい。また、放置時間は、温度及び湿度が高い程短く、温度及び湿度が低い程長く設定されるが、温度80℃かつ湿度80%の環境下では100時間以上500時間以下であることが好ましい。
容量絶縁膜32は、下部電極層31上の一部領域が露出するように形成されることが好ましい。これにより、容量絶縁膜32は、下部電極層31と耐水性保護膜34とで形成される空間領域内に密閉される。
耐水性保護膜34は、耐水性が高い絶縁性材料からなる。このような耐水性保護膜34は、例えば窒化シリコン(SiN)膜、酸化窒化シリコン(SiON)膜、酸化アルミニウム(Al)等からなり、耐水性の観点から、窒化シリコン膜からなることが好ましいである。ここで、「耐水性が高い」という性質は、高撥水性若しくは低水分透過性、又は高水分吸着性等を有する等、下部電極層31と耐水性保護膜34とで形成される空間領域内から耐水性保護膜34の外側(第2層間絶縁膜40側)に水分を透過しにくい性質である。
図1に示すように、耐水性保護膜34は、例えば容量絶縁膜32が形成されていない下部電極層31の露出部分を覆うように形成される。これにより、容量絶縁膜32が吸湿した水分が容量絶縁膜32から脱水しにくくなる。
また、耐水性保護膜34には、MIMキャパシタ30の外部との電気的接続のために、例えば下部電極層31及び上部電極層33の上面の一部を露出させる開口部が設けられている(参照符号は付していない)。
耐水性保護膜34の厚さは、容量絶縁膜32からの水分の脱水を抑制できる厚さであればよく、例えば100Å以上200Å以下である。
なお、耐水性保護膜34上に、さらに図示しない反射防止膜を設けてもよい。反射防止膜は、露光時において照射光の反射を防止、すなわち照射光の屈折率をコントロール可能な材料からなり、例えばSiONからなる。
反射防止膜の厚さは、露光時において照射光の反射を防止できる厚さであればよく、例えば150Å以上250Å以下である。
<3.キャパシタの製造方法>
次に、図1に示した半導体装置100の製造方法について説明する。
図2(a)から図2(f)、図3(a)から図3(d)、及び図4(a)から図4(c)は、本発明の実施の形態に係る、MIMキャパシタ30を備える半導体装置100の製造方法を工程順に示す工程断面図である。
図2(a)に示すように、まず始めに、例えばシリコン基板11の表面に、LOCOS法等を用いて不純物拡散層12及び素子分離層13を形成し、半導体基板10とする。不純物拡散層12及び素子分離層13は、周知の方法を用いて形成することができる。
図2(b)に示すように、半導体基板10の不純物拡散層12及び素子分離層13形成側表面に、第1層間絶縁膜20を形成する。第1層間絶縁膜20は、例えばシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜等であり、P−CVD法により形成する。また、図示しないが、図2(b)において第1層間絶縁膜20を形成後、第1層間絶縁膜20を貫いて、不純物拡散層12に電気的に接続するプラグ電極を形成する。
図2(c)に示すように、第1層間絶縁膜20上に、MIMキャパシタ30の下部電極層31となる第1配線層31aを形成する。第1配線層31aは、例えばAl膜であり、スパッタ法により形成される。
図2(d)に示すように、第1配線層31a上に、後にMIMキャパシタ30の容量絶縁膜32となる容量絶縁膜用化合物膜32aを形成する。容量絶縁膜用化合物膜32aは、例えばPTEOS膜からなり、P−CVD法により形成される。このとき、P−CVD法による成膜時の条件は、通常の流量や温度等の成膜条件でもよい。特に、流量を低くするなど緻密な膜を形成する成膜の場合、膜が吸湿しやすくなるため本実施形態の製造方法が好適である。
図2(e)に示すように、容量絶縁膜用化合物膜32aを堆積させた後、シリコン基板11、第1層間絶縁膜20、第1配線層31a及び容量絶縁膜用化合物膜32aからなる積層体を、恒温恒湿の炉体内に一定時間放置する。この時、炉体内の環境条件は、例えば温度85℃、湿度85%、かつ放置時間200時間以上400時間以下とする。これにより、容量絶縁膜用化合物膜32aに炉体内の水分を十分に吸湿させて、吸湿化合物膜32bを形成する。なお、炉体内の環境条件は、上述の条件に限られない。MIMキャパシタ30完成時における容量絶縁膜32中のOH基濃度が、一定の濃度以上であれば、いずれの条件としてもよい。
図2(f)に示すように、容量絶縁膜用化合物膜32aに炉体内の水分を吸湿させた吸湿化合物膜32b上に、MIMキャパシタ30の上部電極層33となる第2配線層33aを形成する。このとき、吸湿化合物膜32bが吸湿した水分が吸湿化合物膜32bから脱水しないように、吸湿化合物膜32b形成後所定時間内に第2配線層33aを形成する。例えば、室温環境下においては、吸湿化合物膜32bの形成後24時間以内に第2配線層33aを形成することが好ましい。第2配線層33a形成の制限時間は、吸湿化合物膜32bの周囲の環境条件(温度、湿度)によって変化する。
図3(a)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、第2配線層33a上にフォトレジストのパターンからなるエッチング用マスク(図示せず)を形成し、エッチング技術を用いて、吸湿化合物膜32b及び第2配線層33aの一部を除去する。すなわち、容量絶縁膜32を、下部電極層31の一部領域が露出するように形成する。
また、図示しない領域において、第1配線層31aの一部を除去する。これにより、容量絶縁膜32、上部電極層33及び下部電極層31を形成する。また、下部電極層31の形成と同時に、第2配線層33aを用いて、下部電極層31と同一層(レイヤー)に配置された中継配線部(図示せず)を形成してもよい。
図3(b)に示すように、第1配線層31a、吸湿化合物膜32b及び第2配線層33aの一部を除去することにより露出した下部電極層31を覆うように、耐水性保護膜34を形成する。これにより、少なくとも容量絶縁膜32の側面が耐水性保護膜34で被覆される。そして、耐水性保護膜34と、下部電極層31と、上限電極層33とで形成される空間領域内に容量絶縁膜32が密閉される。
耐水性保護膜34は窒化膜、例えばSiNからなり、P−CVD法により形成する。これにより、容量絶縁膜32を介して対向する下部電極層31及び上部電極層33が耐水性保護膜34で被覆されたMIMキャパシタ30が形成される。
このとき、吸湿化合物膜32bが吸湿した水分が吸湿化合物膜32bから脱水しないように、吸湿化合物膜32b形成後所定時間内に耐水性保護膜34を形成する。例えば、室温環境下においては、吸湿化合物膜32bの形成後24時間以内に耐水性保護膜34を形成することが好ましい。耐水性保護膜34形成の制限時間は、吸湿化合物膜32bの周囲の環境条件(温度、湿度)によって変化する。
なお、第1配線層31aの一部を除去することにより、第1層間絶縁膜20が露出する。また、吸湿化合物膜32b及び第2配線層33aの一部を除去することにより、下部電極層31が露出する。さらに、下部電極層31と同一層(レイヤー)に配置された中継配線部(図示せず)が設けられる場合がある。したがって、本発明に係る半導体装置100では、例えば、第1層間絶縁膜20、下部電極層31、容量絶縁膜32及び上部電極層33、並びに下部電極層31と同一層(レイヤー)に配置された中継配線部が耐水性保護膜34によって被覆される。
図3(c)に示すように、耐水性保護膜34上に、第2層間絶縁膜40を形成する。第2層間絶縁膜40は、例えば、耐水性保護膜34側から順に積層されたPTEOS層、SOG層及びPTEOS層(図示せず)を備える。
図3(d)に示すように、第2層間絶縁膜40を形成後、上部電極層33上に第2層間絶縁膜40及び耐水性保護膜34を貫通する第1ビアホール40aを、下部電極層31上に第2層間絶縁膜40及び耐水性保護膜34を貫通する第2ビアホール40bを形成する。
図4(a)に示すように、第1ビアホール40a内に第1プラグ電極50aを、第2ビアホール40b内に第2プラグ電極50bをそれぞれ形成する。第1プラグ電極50a及び第2プラグ電極50bは、例えば、以下のようにして作製する。まず、第1ビアホール40a及び第2ビアホール40bを設けた第2層間絶縁膜40上に金属膜をスパッタ法で形成する。続いて、形成した金属膜を化学機械研磨(CMP;Chemical Mechanical Polish)することにより、第1ビアホール40a及び第2ビアホール40b内に金属膜を残し、それ以外の領域上から金属膜を除去する。これにより、第1ビアホール40a及び第2ビアホール40b内に残存する金属膜がそれぞれ第1プラグ電極50a及び第2プラグ電極50bとなる。
図4(b)に示すように、上部電極層33と電気的に接続された第1プラグ電極50a上に第3配線層60aを形成する。また、下部電極層31と電気的に接続された第2プラグ電極50b上に第4配線層60bを形成する。第3配線層60a及び第4配線層60bは、第2層間絶縁膜40上にスパッタ法により導電膜を形成し、フォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて導電膜をパターニングすることにより形成する。第3配線層60a及び第4配線層60bは、例えばAl、又はAlを含む合金からなる。
図4(c)に示すように、第2層間絶縁膜40と、第3配線層60a及び第4配線層60bとを覆うように、保護層70を形成する。保護層70は、第2層間絶縁膜40と、第3配線層60a及び第4配線層60bとを覆う酸化膜71と、酸化膜71上に設けられた窒化膜72とを備える。
以上により、本発明の実施の形態に係るMIMキャパシタ30を備える半導体装置100を得ることができる。
<4.本実施の形態の効果>
本発明の実施の形態は、以下の効果を奏する。
(1)予め水分を吸湿させた容量絶縁膜32を備えるMIMキャパシタ30は、その後半導体装置100内に水分が浸入したとしても、吸湿しにくくなる。このため、半導体装置100の使用を開始し、その後の使用を継続しても、半導体装置のMIM容量が変動しにくくなる。なお、本発明のMIMキャパシタ30では、容量絶縁膜32が下部電極層31と耐水性保護膜34とで形成される空間領域内に密閉されている。このため、半導体装置100の使用に伴う水分浸入があった場合でも、容量絶縁膜32がさらに水分を吸湿することを抑制することができる。
(2)予め水分を吸湿させた容量絶縁膜32を備えるMIMキャパシタ30は、水分を吸湿させない容量絶縁膜を備えるMIMキャパシタと比べて、MIM容量が大きくなる。また、本発明のMIMキャパシタ30では、容量絶縁膜32が下部電極層31と耐水性保護膜34とで形成される空間領域内に密閉されている。このため、容量絶縁膜32中の水分が第2層間絶縁膜40等のMIMキャパシタ30外の領域に拡散されず、容量絶縁膜32に保持され続ける。したがって、MIMキャパシタ30の高いMIM容量が維持される。
<5.その他>
本実施形態に係るキャパシタ及び半導体装置は、本実施の形態で説明した図1に示すMIMキャパシタ30及び半導体装置100の構成に限られない。本実施形態に係るキャパシタ及び半導体装置は、容量絶縁膜に吸湿させた水分が、MIMキャパシタ外の領域に拡散して、容量絶縁膜中に吸湿させた水分の量が減少しないように構成されているいずれかの構成であればよい。
したがって、容量絶縁膜が水分を保持できる構成であれば、容量絶縁膜32の形状、材料及び成膜方法は特に限定されない。また、図1のMIMキャパシタ30を構成する下部電極層31、容量絶縁膜32、上部電極層33及び耐水性保護膜34以外の部材がさらに設けられたキャパシタであってもよい。
[高温高湿試験]
以下の実施例及び比較例では、半導体装置を高温・高湿の環境下に放置し、高温・高湿の環境下放置前後でのMIM容量の変動率を確認した。
<実施例>
本実施の形態に係る半導体装置のMIMキャパシタ(図2〜4に示す方法により作製した、図1に示す半導体装置100のMIMキャパシタ30)のMIM容量(初期容量)を測定した。なお、本実施の形態に係るMIMキャパシタの初期容量は、46.5pFであった。
続いて、本実施の形態に係る半導体装置を、温度85℃、湿度85%の恒温恒湿の炉体内に放置し、一定時間経過後に当該半導体装置を炉体から取り出して、MIM容量(炉体内放置後容量)を測定した。その後、初期容量を100%とした場合の炉体内放置後容量を算出し、MIM容量変動率[%]とした。
ここで、本実施の形態に係る半導体装置の炉体内での放置時間は、192時間又は568時間とし、各放置時間で半導体装置を炉体内に放置した後のMIM容量(炉体内放置後容量)をそれぞれ測定した。また、放置時間毎に5サンプル(サンプル1〜5)の半導体装置を準備し、各サンプルのMIM容量変動率[%]を得た。
<比較例>
予め容量絶縁膜に吸湿させていない従来の半導体装置のMIMキャパシタのMIM容量(初期容量)を測定した。なお、従来の構成に係るMIMキャパシタの初期容量は、42.9pFであった。
続いて、従来の構成に係る半導体装置を、実施例と同様に温度85℃、湿度85%の恒温恒湿の炉体内に放置し、一定時間経過後に当該半導体装置を炉体から取り出して、MIM容量(炉体内放置後容量)を測定した。その後、初期容量を100%とした場合の炉体内放置後容量を算出し、MIM容量変動率[%]とした。
ここで、半導体装置の炉体内での放置時間は、24時間、120時間、144時間、168時間、192時間、288時間、432時間又は624時間とし、各放置時間で半導体装置を炉体内に放置した後のMIM容量(炉体内放置後容量)をそれぞれ測定した。また、放置時間毎に5サンプル(サンプル6〜10)の半導体装置を準備し、各サンプルのMIM容量変動率[%]を得た。
図5は、実施例及び比較例の各サンプルのMIM容量変動率を示すグラフである。図5に示すように、実施例のMIMキャパシタは、炉体内での放置時間が568時間となっても、全てのサンプルのMIM容量変動率が3%以内であり、MIM容量の変動が小さいことが分かった。
一方、比較例のMIMキャパシタは、炉体内での放置時間が長くなるにつれてMIM容量変動率が大きく増加し、放置時間が624時間の場合には、全てのサンプルのMIM容量変動率が9%を超えることが分かった。
また、実施例のMIMキャパシタは、初期容量が大きく、かつ高温高湿環境での保存後においてMIM容量が初期容量から大きく変動することがなかった。すなわち、実施例のMIMキャパシタのMIM容量は、高容量のまま維持されることが分かった。
一方、比較例のMIMキャパシタは、実施例のMIMキャパシタと比較して初期容量が小さかった。また、比較例のMIMキャパシタは、高温高湿環境での保存後においてMIM容量変動率の値が大きく、MIM容量が初期容量から大きく変動する。しかしながら、MIM容量の変動により、所望の回路特性を得ることが困難となってしまうという問題が生じる。
以上から、本実施形態に係るキャパシタ及び本実施形態に係るキャパシタを備える半導体装置は、MIM容量の変動が少ないため好ましく、また、高いMIM容量を維持可能な点でも好ましいことが分かった。
10・・・半導体基板
11・・・シリコン基板
12・・・不純物拡散層
13・・・素子分離層
20・・・第1層間絶縁膜
30・・・MIMキャパシタ
31・・・下部電極層
32・・・誘電体層
33・・・上部電極層
34・・・耐水性保護膜
40・・・第2層間絶縁膜
40a・・・第1ビアホール
40b・・・第2ビアホール
50a・・・第1プラグ電極
50b・・・第2プラグ電極
60a・・・第3配線層
60b・・・第4配線層
70・・・保護層
71・・・酸化膜
72・・・窒化膜

Claims (4)

  1. 下部電極層を形成する下部電極層形成工程と、
    前記下部電極層上に、容量絶縁膜を形成する容量絶縁膜形成工程と、
    前記容量絶縁膜を吸湿させる吸湿工程と、
    吸湿させた前記容量絶縁膜上に、上部電極層を形成する上部電極層形成工程と、
    少なくとも前記容量絶縁膜の側面を覆うように、耐水性保護膜を形成する耐水性保護膜形成工程と、
    を備えるキャパシタの製造方法。
  2. 前記容量絶縁膜形成工程において、前記下部電極層の一部領域が露出するように前記容量絶縁膜を形成し、
    前記耐水性保護膜形成工程において、露出した前記下部電極層を覆うように前記耐水性保護膜を形成し、該耐水性保護膜と該下部電極層と前記上部電極層とで形成される空間領域内に前記容量絶縁膜を密閉する
    請求項1に記載のキャパシタの製造方法。
  3. 前記吸湿工程において、前記容量絶縁膜を温度80℃以上かつ湿度80%以上の環境下に放置して、該容量絶縁膜を吸湿させる
    請求項1又は2に記載のキャパシタの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のキャパシタの製造方法を含む半導体装置の製造方法。
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