JP2008282903A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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利至 竹脇
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大介 押田
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Abstract

【課題】MIM構造の容量素子の耐圧を向上させる。
【解決手段】半導体装置100は、シリコン基板101の上部に設けられた下部電極119、下部電極119の上部に設けられるとともに、下部電極119の一部と重なるように設けられた上部電極123、下部電極119と上部電極123との間に設けられた容量膜121、および、上部電極123の上部に接して設けられるとともに下部電極119の上部に選択的に設けられ、下部電極119よりも膜密度の高い第二絶縁膜125を含む。第二絶縁膜125が、上部電極123の側面および上面を被覆している。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、容量素子を備える半導体装置およびその製造方法に関する。
MIM(Metal Insulator Metal)構造の容量素子を備える半導体装置に関する技術として、従来、特許文献1〜特許文献3に記載のものがある。
特許文献1には、半導体基板上に、直接またはバッファ層を介して形成された容量素子が記載されている。同文献によれば、上部電極の面積を下部電極の面積よりも小さくすることにより、下部電極の段差部付近で絶縁膜が薄くなることによる漏電や絶縁破壊を抑制できるとされている。また、ゲート絶縁膜かつ容量膜として機能する絶縁膜として、SiO2膜が例示されており、容量素子の上部電極上の絶縁膜として、SiO2膜およびSiNx膜が例示されている。
また、特許文献2には、容量素子の上部電極の側壁に、SiN膜からなるサイドウォールを形成する技術が記載されている。これにより、上部電極のエッジ直下の誘電体膜(容量膜)にサイドエッチやエッチングダメージが入ることを抑制できるとされている。また、エッチングの条件設定を容易にする観点で、サイドウォールと容量膜とが同一の絶縁膜であることが好ましいとされている。
また、特許文献3には、容量素子の上層電極層(上部電極)の上面領域および端面領域を覆うようにプラズマTEOS等の絶縁体からなるリークガードを設ける技術が記載されている。同文献によれば、上部電極と反射防止膜との間にこうしたリークガードを設けることにより、上部電極と反射防止膜とが直接接触せず、上部電極と下層電極層(下部電極)との間のリーク電流の発生を完全に防止することができるとされている。
特開2005−159290号公報 特開2003−258108号公報 特開2003−318269号公報
ところが、上述の従来のMIM容量について本発明者が検討したところ、耐圧の低下を抑制する面で、依然として改善の余地があることが見出された。
そこで、図7に示す半導体装置を例に、耐圧低下の原因を検討した。図7は、容量素子を備える半導体装置の構成を示す断面図である。
図7に示した半導体装置においては、シリコン基板(不図示)の上部に、キャップ膜205、層間絶縁膜207、キャップ膜213、層間絶縁膜215、層間絶縁膜217、キャップ膜233および層間絶縁膜235が下からこの順に積層されている。層間絶縁膜207およびキャップ膜205中に下部配線211および下部配線209が埋設されており、層間絶縁膜235およびキャップ膜233中に上部配線237が埋設されている。
また、容量素子が、層間絶縁膜215の上部に接するとともに層間絶縁膜217中に埋設されている。容量素子は、下部電極219、上部電極223およびこれらの間に設けられた容量膜221から構成される。下部電極219と上部配線237とが接続プラグ229によって接続され、上部電極223と上部配線237とが接続プラグ227によって接続されている。上部電極223および下部電極219をそれぞれ上部配線237に接続するため、上部電極223は、下部電極219の形成領域の一部に重なった形状となっている。また、下部配線211と上部配線237とが接続プラグ231によって接続されている。
図7に示した半導体装置の製造工程においては、層間絶縁膜215上に、下部電極219となる導電膜、容量膜221となる絶縁膜および上部電極223となる導電膜を順次形成した後、上部電極223となる導電膜をエッチングにより選択的に除去する。
ところが、上部電極223の形成工程において、図8に示すように、上部電極223の端部近傍において、上部電極223の端部に沿って容量膜221となる絶縁膜がオーバーエッチされてしまい、溝部249が形成される場合があることが見出された。これにより、上部電極223の端部周辺が、容量膜のリークパスとなり、耐圧が低下することが推察された。
そこで、本発明者は、以上の知見に基づき、上部電極の形成時に、容量膜の特定の領域がエッチングされてしまった場合でも、耐圧の低下を抑制すべく鋭意検討を行い、本発明を完成させるに至った。
本発明によれば、
容量素子を有する半導体装置の製造方法であって、
半導体基板の上部に、第一導電膜、第一絶縁膜および第二導電膜をこの順に形成する工程と、
前記第二導電膜を選択的に除去して上部電極を形成する工程と、
前記上部電極が形成された前記半導体基板の素子形成面に、前記第一絶縁膜の上面から前記上部電極の上面にわたって、前記第一絶縁膜の上面ならびに前記上部電極の前記側面および前記上面を覆う第二絶縁膜を形成する工程と、
前記第二絶縁膜、前記第一絶縁膜および前記第一導電膜を順次選択的に除去して、前記第二絶縁膜を所定の形状に加工するとともに容量膜および下部電極を形成する工程と、
を含み、
前記第二絶縁膜の膜密度が、前記第一絶縁膜よりも膜密度より高い、半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の製造方法においては、第一絶縁膜の上面ならびに上部電極の側面および上面を、容量膜よりも膜密度が高い第二絶縁膜で被覆する。これにより、上部電極の形成時に、上部電極の端部近傍において第一絶縁膜の一部が選択的に除去されてしまう場合にも、除去された箇所を、第一絶縁膜よりも膜密度第二絶縁膜で埋めて補うことができるため、MIM容量の耐圧が向上する。また、上部電極端部は、電界集中しやすい箇所である。本発明によれば、このような電界が集中しやすい箇所に膜密度が相対的に高い絶縁膜が形成されるため、耐圧がさらに向上する。
なお、実施例において後述するように、こうした作用効果は、上部電極上に、単に同じ膜を形成したのでは得ることができないものである。
本発明の製造方法において、上部電極を形成する前記工程において、エッチングにより前記第一導電膜を選択的に除去し、前記第一導電膜が除去された領域において前記第一絶縁膜の上面を露出させるとともに、前記上部電極の端部の近傍において前記第一絶縁膜を選択的にエッチすることにより前記第一絶縁膜に溝部を形成し、第二絶縁膜を形成する前記工程において、前記溝部に前記第二絶縁膜を埋設してもよい。
また、本発明によれば、
半導体基板の上部に設けられた下部電極と、
前記下部電極の上部に設けられるとともに、前記下部電極の一部と重なるように設けられた上部電極と、
前記下部電極と前記上部電極との間に設けられた第一絶縁膜と、
前記上部電極の上部に接して設けられるとともに前記下部電極の上部に選択的に設けられ、前記第一絶縁膜よりも膜密度の高い第二絶縁膜と、
を含み、
前記第二絶縁膜が、前記上部電極の前記側面および上面を被覆する、半導体装置が提供される。
本発明の半導体装置においては、第一絶縁膜よりも膜密度の高い第二絶縁膜が、下部電極の上部に選択的に設けられているため、組み立ての際にかかるストレスからMIM容量を保護することができる。また、下部電極の上部の領域を膜密度の高い膜で覆い、補強することができる。これにより、より一層信頼性に優れた構成とすることができる。
また、膜密度の高い膜を下部電極の上部に選択的に設けることによって、他の箇所の層間絶縁膜の誘電率を抑えることができるので、配線間容量を抑えることができる。
本発明の半導体装置において、上部電極の端部に沿って、第一絶縁膜に溝部が設けられ、上部電極の側面および上面を被覆する第二絶縁膜が、溝部を埋め込むように設けられていてもよい。こうすれば、上部電極の端部近傍における容量膜の絶縁破壊がさらに確実に抑制され、より一層耐圧に優れた構成とすることができる。
なお、これらの各構成の任意の組み合わせや、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた本発明の態様として有効である。
以上説明したように、本発明によれば、MIM構造の容量素子の耐圧を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いてさらに詳細に説明する。なお、すべての図面において、共通する構成要素には同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。
図1に示した半導体装置100は、半導体基板(シリコン基板101)の上部に設けられた下部電極119、下部電極119の上部に設けられるとともに、下部電極119の一部と重なるように設けられた上部電極123、下部電極119と上部電極123との間に設けられた第一絶縁膜(容量膜121)、および、上部電極123の上部に接して設けられるとともに下部電極119の上部に選択的に設けられ、下部電極119よりも膜密度の高い第二絶縁膜125を含む。
また、図6は、図1に示した半導体装置100の容量素子の形成領域の構成を示す平面図である。図1および図6に示したように、半導体装置100においては、平面視において、下部電極119の端部に沿って、容量膜121に溝状の凹部(溝部149)が設けられ、第二絶縁膜125が、溝部149を埋め込むとともに、上部電極123の側面および上面を被覆している。
容量膜121を構成する第一絶縁膜と第二絶縁膜125とは、たとえば構成元素の種類が同じ膜とする。具体的には、容量膜121および第二絶縁膜125が、いずれも構成元素としてNおよびSiを含み、第二絶縁膜125のNの含量が、容量膜121のNの含量よりも高い構成とする。また、第二絶縁膜125の誘電率が、容量膜121の誘電率よりも高い構成とする。
ここで、容量膜121または第二絶縁膜125中のNの含量とは、単位体積中の膜に含まれる構成元素(たとえばSi、N)の合計に対するNの割合のことをいい、たとえばFT−IR(フーリエ変換赤外分光光度計)法により測定される。
また、半導体装置100においては、シリコン基板101上に、層間絶縁膜103、キャップ膜105、層間絶縁膜107、キャップ膜113、層間絶縁膜115、層間絶縁膜117、キャップ膜133および層間絶縁膜135がこの順に積層されている。層間絶縁膜107およびキャップ膜105中に、下部配線109および下部配線111が埋設されており、層間絶縁膜135およびキャップ膜133中に上部配線137が埋設されている。
層間絶縁膜103、層間絶縁膜107、層間絶縁膜115、層間絶縁膜117および層間絶縁膜135は、たとえば低誘電率材料により構成された絶縁膜(低誘電率膜)である。低誘電率膜の比誘電率は、たとえば3.5以下、好ましくは3以下である。低誘電率膜は、たとえば、Si、OおよびHを構成元素として含む膜とすることができる。また、低誘電率膜は、Si、C、OおよびHを構成元素として含む膜であってもよい。
低誘電率膜として、さらに具体的には、
SiOC膜;
MSQ(メチルシルセスキオキサン)等のメチルポリシロキサン、MHSQ(メチル化ハイドロジェンシルセスキオキサン)等の水素化メチルポリシロキサン、OSG(Organo-Silicate Glass)、CDO(Carbon Doped Oxide)、およびその他のポリオルガノシロキサン膜;
HSQ(ハイドロジェンシルセスキオキサン)、梯子型水素化シロキサン等のラダーオキサイド、およびその他の水素化シロキサン膜;
パリレン系樹脂、サイトップ(登録商標)等のフッ素系樹脂、SiLK(登録商標)等の非フッ素系芳香族含有有機樹脂、ポリアリールエーテル(PAE)、ポリフェニレン、およびその他の有機樹脂膜が挙げられる。また、これらの膜がポーラス化された膜であってもよい。これらの膜の製造方法は特に限定されず、たとえばCVD(chemical vapor deposition)法や塗布法により形成される。
キャップ膜105、キャップ膜113およびキャップ膜133は、エッチングストッパ膜として機能する。これらのキャップ膜の材料としては、たとえば、SiCN、SiN等が挙げられる。
下部電極119、上部電極123およびこれらの間に設けられた絶縁膜により構成される容量素子は、層間絶縁膜115の上部に接するとともに層間絶縁膜117中に埋設されている。下部電極119と上部配線137とが接続プラグ129によって接続され、上部電極123と上部配線137とが接続プラグ127によって接続されている。接続プラグ127、接続プラグ129および接続プラグ131の上面はいずれも同一水準、具体的には層間絶縁膜117中に位置し、これらのプラグはいずれも層間絶縁膜117中に埋設されている。
上部電極123および下部電極119をそれぞれ上部配線137に接続するため、上部電極123は、下部電極119の形成領域の一部に重なった形状となっている。半導体装置100では、図6に示したように、平面視において、下部電極119の外周よりも内側に上部電極123が設けられている。また、下部配線111と上部配線137とが接続プラグ131によって接続されている。
次に、半導体装置100の製造方法を説明する。この製造方法は、容量素子を有する半導体装置の製造方法であって、以下の工程を含む。
ステップ11:シリコン基板101の上部に、第一導電膜(TiN膜139)、第一絶縁膜(SiN膜141)および第二導電膜(TiN膜143)をこの順に形成する、
ステップ12:TiN膜143を選択的に除去して上部電極123を形成する、
ステップ13:上部電極123が形成されたシリコン基板101の素子形成面に、SiN膜141の上面から上部電極123の上面にわたって、SiN膜141の上面ならびに上部電極123の側面および上面を覆い、SiN膜141よりも膜密度の高い第二絶縁膜125を形成する、
ステップ14:第二絶縁膜125、SiN膜141およびTiN膜139を順次選択的に除去して、第二絶縁膜125を所定の形状に加工するとともに容量膜121および下部電極119を形成する
以下、図2〜図5を参照して、さらに具体的に説明する。図2〜図5は、半導体装置100の製造工程を示す断面図である。
まず、シリコン基板101(図1)上に、トランジスタ等の所定の素子(不図示)を形成する。そして、図2(a)に示したように、シリコン基板101上に、層間絶縁膜103(図1)、キャップ膜105としてSiCN膜、層間絶縁膜107としてSiOC膜をこの順に形成し、ダマシンプロセスにより下部配線111および下部配線109を形成する。そして、層間絶縁膜107の上部に接するキャップ膜113として、SiCN膜を100〜200nm程度形成する。
キャップ膜113上に、層間絶縁膜115としてSiCN膜を形成した後(図2(b))、層間絶縁膜115上に、下部電極119となるTiN膜139(図2(c))、容量膜121となるSiN膜141(図2(d))および上部電極123となるTiN膜143(図3(a))を順次形成する。SiN膜141の厚さは、たとえば10〜15nm程度とする。
次に、TiN膜143上に、上部電極123の形成領域以外の領域を開口部とするマスク145を形成し(図3(b))、マスク145から露出するTiN膜143をエッチングにより選択的に除去して上部電極123を形成する(図3(c))。このとき、TiN膜143が除去された領域においてSiN膜141の上面を露出させるとともに、TiN膜143の端部の近傍においてSiN膜141を選択的にエッチすることによりSiN膜141に溝部149を形成する。このように、本実施形態の製造方法では、エッチングによる上部電極123の形成時に、容量膜121となるSiN膜141を除去しないで残す。また、このエッチングにより、上部電極123の端部に沿って、SiN膜141にくぼみ(オーバーエッチ領域)つまり溝部149が形成される。
マスク145を除去した後、上部電極123および溝部149が形成されたシリコン基板101の素子形成面全面に第二絶縁膜125を形成する。第二絶縁膜125は、たとえば構成元素としてSiおよびNを含み、SiN膜141よりもN含量が高く、SiN膜141よりも膜密度の高いSiN膜とし、これをたとえばCVD法により成膜して溝部149に第二絶縁膜125を埋設する(図4(a))。第二絶縁膜125の厚さは、たとえば100〜200nm程度とする。
なお、第二絶縁膜125として容量膜121よりも膜密度の高いSiN膜を形成する場合、CVD法における容量膜121および第二絶縁膜125の条件を、たとえば以下のようにする。すなわち、容量膜121については、シラン等のSiを含むガスの流量とアンモニア等のNを含むガスの流量を同程度とし、プラズマパワーを相対的に弱くする。これにより、容量膜121の膜厚が小さい場合にも、膜厚制御性を向上させることができる。一方、第二絶縁膜125については、Siを含むガスの流量に対するNを含むガスの流量を相対的に多くするとともに、プラズマパワーを、容量膜121の形成時に比べて高くする。これにより、容量膜121よりもNの含量が高く、膜密度および誘電率の高い第二絶縁膜125が安定的に形成される。
その後、第二絶縁膜125上に、容量膜121および下部電極119の形成領域を覆うマスク147を形成し(図4(b))、マスク147から露出している第二絶縁膜125、SiN膜141およびTiN膜139を順次選択的に除去することにより、容量膜121および下部電極119を、いずれも、第二絶縁膜125の形成領域の下部に選択的に形成する(図5(a))。これにより、容量膜121および下部電極119は、第二絶縁膜125と実質的に同じ平面形状となる。
マスク147を除去した後、第二絶縁膜125が加工されたシリコン基板101の素子形成面全面に、層間絶縁膜117としてSiOC膜を形成し、容量素子を層間絶縁膜117中に埋設する(図5(b))。その後、層間絶縁膜117上に、キャップ膜133および層間絶縁膜135を順次形成し、デュアルダマシン法等のダマシンプロセスを用いて、下部配線111に接続する接続プラグ131、下部電極119に接続する接続プラグ129、および上部電極123に接続する接続プラグ127、ならびにこれらの接続プラグに接続する上部配線137を形成する。以上の手順により、図1に示した半導体装置100が得られる。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態においては、下部電極119の一部に重なって上部電極123が設けられるため、上部電極123の加工時に、容量膜121が、上部電極123の端部(外周縁)に沿って選択的にエッチングされて溝部149が形成される。溝部149の形成領域は、電界が集中しやすい領域であるため、従来の装置では、このような箇所で容量膜121が損傷していると、絶縁破壊が生じやすく、耐圧の低下につながっていた。
これに対し、本実施形態では、溝部149に容量膜121よりも膜密度の高い第二絶縁膜125を埋め込むことにより、絶縁破壊を効果的に抑制し、耐圧を向上させることができる。この作用効果は、第二絶縁膜125の誘電率が容量膜121の誘電率よりも高いとき、より顕著に発揮される。また、図1に示した半導体装置100のように、平面視において、上部電極123を下部電極119の形成領域の内部に設けると、より一層効果的である。
また、本実施形態においては、図6に示したように、平面視において、容量膜121および第二絶縁膜125が、いずれも下部電極119の上部に選択的に設けられている。このため、組み立ての際にかかるストレスからMIM容量を保護することができる。また、膜密度の高い膜、すなわち、誘電率の高い膜を下部電極119の上部に選択的に設けることによって、他の箇所の層間絶縁膜の誘電率を抑えることができるので、配線間容量を抑えることができる。また、層間絶縁膜117が低誘電率膜である場合にも、下部電極119の形成領域における容量素子と層間絶縁膜117との密着性を向上させることができる。また、層間絶縁膜117が比較的吸湿しやすい低誘電率膜により形成されている場合にも、下部電極119の形成領域全体に第二絶縁膜125を設けることにより、容量素子の耐湿性を向上させることができる。よって、第二絶縁膜125が上部電極123の形成領域近傍のみに選択的に設けられた構成に比べて、半導体装置100の製造安定性および信頼性をより一層向上させることができる。この作用効果は、第二絶縁膜125が下部電極119の形成領域および上部電極123の形成領域の全面を覆う構成とすることにより、顕著に発揮される。
また、半導体装置100では、平行平板形の容量素子の下部電極119と上部配線137との導通を確保するため、下部電極119上部の上部電極123の非形成領域に、下部電極119の上面および上部配線137の下面に接する接続プラグ129が設けられている。このような構成において、容量膜121および第二絶縁膜125を下部電極119上に形成し、接続プラグ129が容量膜121および第二絶縁膜125を貫通するとともに第二絶縁膜125が接続プラグ129の側面に接して設けられた構成とすることにより、素子の微細化に伴い上部電極123の端部と接続プラグ129とが近接して配置される場合にも、接続プラグ129と上部電極123との間の領域を補強し、接続プラグ129の側面と上部電極123との間の領域における絶縁破壊をさらに効果的に抑制することができる。また、層間絶縁膜117が低誘電率膜の場合にも、接続プラグ129を所望の位置に安定的に形成し、接続プラグ129とその側面に接して設けられた絶縁膜との密着性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、層間絶縁膜117が低誘電率膜であり、第二絶縁膜125の誘電率が、層間絶縁膜115および層間絶縁膜117の誘電率よりも高い。そして、半導体装置100は、シリコン基板101の上部に設けられるとともに層間絶縁膜115の下面に接して設けられたストッパ膜(キャップ膜113)を含み、第二絶縁膜125のエッチングレートが、層間絶縁膜115および層間絶縁膜117のエッチングレートよりも小さく、かつ、キャップ膜113のエッチングレート以上である。
第二絶縁膜125のエッチングレートが、層間絶縁膜117のエッチングレートよりも小さいため、底面の位置が異なる接続プラグ129および接続プラグ127を同一工程で同時に形成する際に、第二絶縁膜125がエッチングストッパ膜として機能し、接続孔形成時の上部電極123のオーバーエッチングを抑制することができる。さらに、第二絶縁膜125のエッチングレートをキャップ膜113のエッチングレート以上とすることにより、接続プラグ127および接続プラグ129に加えて接続プラグ131を同一工程で形成する場合にも、接続孔形性時の下部電極119および上部電極123のオーバーエッチングを抑制し、各プラグの製造安定性を向上させることができる。また、接続プラグ131が埋設される接続孔については、キャップ膜113をストッパ膜としてその上面でエッチングを確実に終端させた後、マスクとして設けられたレジスト膜(不図示)を除去し、キャップ膜113をエッチバックすることにより、下部配線111に接続する接続孔を安定的に形成することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、以上の実施形態においては、容量膜121および第二絶縁膜125がSiN膜である場合を例に説明したが、これらの膜の材料は、SiN膜には限られない。
容量膜121の材料として、他に、SiCN膜、SiC膜、SiON膜、SiO2膜、炭化窒化シリコン膜、ポリイミド膜等が挙げられ、これらの単層または二以上の積層膜とすることができる。また、容量膜121を高誘電率膜としてもよい。高誘電率膜は、酸化シリコンよりも比誘電率の高い膜であり、いわゆるhigh−k膜を用いることができる。高誘電率膜は、比誘電率が6以上の材料により構成することができる。具体的には、高誘電率膜は、それぞれ、Hf、Ta、Zr、Ti、W、Re、TbおよびAlからなる群から選択される一または二以上の金属元素を含む材料により構成することができ、これらのいずれかの金属元素を含む膜、合金膜、酸化膜、シリケート膜、炭化膜等とすることができる。これらの膜は、単独で用いてもよいし、複数組み合わせて積層膜としてもよい。
また、第二絶縁膜125は、容量膜121よりも膜密度の高い材料であればよく、たとえば、容量膜121の材料として上に例示した材料の中から、容量膜121の材料に応じて選択することができる。
容量膜121と第二絶縁膜125との組み合わせの具体例として、他に、
容量膜121をSiN膜とし、第二絶縁膜125を容量膜121よりも膜密度の高いタンタルオキサイド膜とする組み合わせ;
容量膜121および第二絶縁膜125をいずれもタンタルオキサイド膜とし、第二絶縁膜125のO含量が下部電極119のO含量よりも少ない構成とする組み合わせ;
容量膜121および第二絶縁膜125をいずれもジルコニウムオキサイド膜とし、第二絶縁膜125のO含量が下部電極119のO含量よりも少ない構成とする組み合わせ;
容量膜121をSiON膜とし、第二絶縁膜125をSiN膜とする組み合わせ;および
容量膜121をタンタルオキサイド/SiNの積層膜とし、第二絶縁膜125を容量膜121より膜密度の高いSiN膜とする組み合わせ;等が挙げられる。
(実施例)
本実施例では、図1に示した半導体装置100に対応する構成の半導体装置を作製し、容量膜の耐圧の指標として、TDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)を評価した。
ここでは、上部電極の総面積を1mm2とし、図9に示すように、上部電極の周辺長が異なる6種類の測定パターンについて評価した。図9は、本実施例で作製した容量素子の上部電極および下部電極の平面形状を示す図である。図9中、各パターンの下に記載されている数字は、上部電極の周辺長の合計長さ(mm)である。たとえば、図9中、白抜きの三角(△)で示したパターンにおいては、上部電極を1辺1mmの正方形としたため、上部電極の周辺長の合計は4mmである。
また、MIM絶縁膜(容量膜)は、厚さ15nmのSiN膜とし、その成膜条件は、以下のようにした。
RFパワー:840W
SiH4フロー:260sccm
NH3フロー:140sccm
2:18000sccm
得られた膜の、XRR(X-ray Reflectivity:X線反射率)法により測定した膜密度は3.1g/cm3であり、RBS(Rutherford Backscattering Spectroscopy:ラザフォード後方散乱分析)法により測定したN含量は30%であった。
電極上絶縁膜(第二絶縁膜)は、厚さ100nmのSiN膜とし、その成膜条件は、以下のようにした。
RFパワー:1000W
SiH4フロー:260sccm
NH3フロー:280sccm
2:18000sccm
得られた膜の、XRR法により測定した膜密度は3.7g/cm3であり、RBS法により測定したN含量は40%であった。
評価結果を図10に示す。なお、図10および後述する図11において、横軸はブレークダウン電圧(V)を示し、縦軸は、累積不良率(%)を示す。
(比較例)
本比較例では、図1に示した半導体装置100に代えて、図7に示した半導体装置に対応する構成の半導体装置を作製し、実施例に準じて容量膜のTDDBを評価した。
評価結果を図11に示す。
図10および図11より、図11に示した比較例では、上部電極上に第二絶縁膜を有しないため、上部電極の周辺長が長いほど、初期不良耐圧が低下している。
これに対し、図10に示した実施例では、上部電極上に第二絶縁膜を設けることにより、上部電極の周辺におけるリークが効果的に抑制されて、初期不良耐圧およびブレークダウン電圧が顕著に向上していることがわかる。
本実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図1の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図1の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図1の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図1の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本実施形態における半導体装置の容量素子の形成領域の構成を示す平面図である。 半導体装置の構成を示す断面図である。 図7の半導体装置の容量素子の構成を示す平面図である。 実施例における容量素子の構成を説明する図である。 実施例における容量素子の耐圧の評価結果を示す図である。 実施例における容量素子の耐圧の評価結果を示す図である。
符号の説明
100 半導体装置
101 シリコン基板
103 層間絶縁膜
105 キャップ膜
107 層間絶縁膜
109 下部配線
111 下部配線
113 キャップ膜
115 層間絶縁膜
117 層間絶縁膜
119 下部電極
121 容量膜
123 上部電極
125 第二絶縁膜
127 接続プラグ
129 接続プラグ
131 接続プラグ
133 キャップ膜
135 層間絶縁膜
137 上部配線
139 TiN膜
141 SiN膜
143 TiN膜
145 マスク
147 マスク
149 溝部

Claims (14)

  1. 容量素子を有する半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板の上部に、第一導電膜、第一絶縁膜および第二導電膜をこの順に形成する工程と、
    前記第二導電膜を選択的に除去して上部電極を形成する工程と、
    前記上部電極が形成された前記半導体基板の素子形成面に、前記第一絶縁膜の上面から前記上部電極の上面にわたって、前記第一絶縁膜の上面ならびに前記上部電極の側面および前記上面を覆う第二絶縁膜を形成する工程と、
    前記第二絶縁膜、前記第一絶縁膜および前記第一導電膜を順次選択的に除去して、前記第二絶縁膜を所定の形状に加工するとともに容量膜および下部電極を形成する工程と、
    を含み、
    前記第二絶縁膜の膜密度が、前記第一絶縁膜よりも膜密度より高い、半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    上部電極を形成する前記工程において、エッチングにより前記第一導電膜を選択的に除去し、前記第一導電膜が除去された領域において前記第一絶縁膜の上面を露出させるとともに、前記上部電極の端部の近傍において前記第一絶縁膜を選択的にエッチすることにより前記第一絶縁膜に溝部を形成し、
    第二絶縁膜を形成する前記工程において、前記溝部に前記第二絶縁膜を埋設する、半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
    第二絶縁膜を所定の形状に加工するとともに容量膜および下部電極を形成する前記工程において、前記容量膜および前記下部電極を、いずれも、前記第二絶縁膜の形成領域の下部に選択的に形成する、半導体装置の製造方法。
  4. 請求項2または3に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第二絶縁膜の誘電率が、前記第一絶縁膜の誘電率よりも高い、半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一絶縁膜の構成元素と前記第二絶縁膜の構成元素とが同じである、半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一絶縁膜および前記第二絶縁膜が、いずれも、構成元素としてNおよびSiを含み、
    前記第二絶縁膜のNの含量が、前記第一絶縁膜のNの含量よりも高い、半導体装置の製造方法。
  7. 半導体基板の上部に設けられた下部電極と、
    前記下部電極の上部に設けられるとともに、前記下部電極の一部と重なるように設けられた上部電極と、
    前記下部電極と前記上部電極との間に設けられた第一絶縁膜と、
    前記上部電極の上部に接して設けられるとともに前記下部電極の上部に選択的に設けられ、前記第一絶縁膜よりも膜密度の高い第二絶縁膜と、
    を含み、
    前記第二絶縁膜が、前記上部電極の側面および上面を被覆する、半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置において、
    平面視において、前記上部電極の端部に沿って、前記第一絶縁膜に溝部が設けられ、
    前記第二絶縁膜が、前記溝部を埋め込んでいる、半導体装置。
  9. 請求項7または8に記載の半導体装置において、
    前記第二絶縁膜および前記第一絶縁膜が、いずれも、前記下部電極の上部に選択的に設けられた、半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記第二絶縁膜の上部に設けられるとともに、低誘電率材料により構成された層間絶縁膜と、
    前記上部電極の非形成領域において、前記第一および第二絶縁膜を貫通し、前記下部電極の上面に接続する接続プラグをさらに含み、
    前記下部電極、前記第一絶縁膜、前記上部電極、前記第二絶縁膜および前記接続プラグが、いずれも前記層間絶縁膜中に埋設されており、
    前記第二絶縁膜が、前記接続プラグと前記上部電極との間に設けられるとともに、前記接続プラグの側面に接して設けられた、半導体装置。
  11. 請求項10に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の上部に設けられるとともに前記層間絶縁膜の下面に接して設けられたストッパ膜をさらに含み、
    前記第二絶縁膜のエッチングレートが、前記層間絶縁膜のエッチングレートよりも小さく、かつ、前記ストッパ膜のエッチングレート以上である、半導体装置。
  12. 請求項7乃至11いずれかに記載の半導体装置において、
    前記第二絶縁膜の誘電率が、前記第一絶縁膜の誘電率よりも高い、半導体装置。
  13. 請求項12に記載の半導体装置において、
    前記第一絶縁膜の構成元素と前記第二絶縁膜の構成元素とが同じである、半導体装置。
  14. 請求項13に記載の半導体装置において、
    前記第一絶縁膜および前記第二絶縁膜が、いずれも構成元素としてNおよびSiを含み、
    前記第二絶縁膜のNの含量が、前記第一絶縁膜のNの含量よりも高い、半導体装置。
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