JP6282713B1 - 出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム - Google Patents

出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の主な目的は外乱が生じた場合でも的確な健康診断を実施することができる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムを提供することができる。【解決手段】本発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100は、健診スタッフ毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信デバイス500と、受診者毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信端末400と、受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況を記録する記録部300と、携帯通信デバイス500および携帯通信端末400との送受信、および記録部300への記録操作を行う制御システム200と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、出張型巡回健診現場で健康診断システムから収集するエントリ記録情報を利用して、健診スタッフ、健康管理主体側の企業担当者や受診者向けに公開する機能に関する。
特開2002−312473号公報(特許文献1)には、出張型の健康診断において、受診者の受診時間全体を短くする予約を作業場から行うと共に、健診の現場では順番や順路案内できるようにすることについて開示されている。
特許文献1記載の健康診断システムにおいては、スケジューラ111は検査項目別待ちキュー手段114と受診者別の待ちキュー手段115で構成される。受診者はスケジューラ111をネットワーク上で操作し、次に予約可能な時間帯の早い検査項目順に受診時間全体を短くするようスケジュールを決める。検査現場1では受診者の携行するワイヤレスディスプレイ1131,1132と通信し、現場での行先案内等の個別ガイダンスを行うことで、健康診断の効率化を図るものである。
特開平08−194853号公報(特許文献2)には、複数ある利用希望対象物に対して、対象物理用までの待ち時間を短縮させることについて開示されている。
特許文献2記載の待ち時間短縮システムにおいては、複数の利用希望対象物に対する利用申込を行う入力装置と、前記入力装置で入力された利用申込情報と前記対象物の稼働状況を入力とし、対象物毎の利用申込情報を記憶する待ち行列となる記憶手段と、利用申込者自身の状態を記憶する記憶手段を有する順番管理用装置と、複数ある前記利用申込情報に対して前記順番管理装置でそれぞれの順番管理を行い、いずれかの利用申込対象物が当該申込者の順番になった時に、申込者に対して希望対象物の利用が可能となったことを示す表示装置を具備し、複数の利用希望対象物への利用申込情報を順番管理用装置内に設けた対象物毎の待ち行列としての記憶手段で待たせるものである。
特開平11−205337号公報(特許文献3)には、 病院など電波の利用が制限されている施設内において、施設の利用者に適切に情報を伝達するとともに、利用者からの応答を受理することが可能な情報通信システムについて開示されている。
特許文献3記載の情報通信システムにおいては、情報通信システム10は、情報を管理し、かつ、情報を送受信可能なセンタ装置16と、各々が、センタ装置16からの情報を受理し、かつ、センタ装置に情報を送信することが可能なページャ22とを備えている。ページャ22は、各々がセンタ装置と接続された赤外線受光部24に、赤外線信号を送信し、当該赤外線信号を受信した赤外線受光部24が、センタ装置16に信号を伝達することについて開示されている。
特開2002−312473号公報 特開平08−194853号 特開平11−205337号
特許文献1記載の健康診断システムでは、健康診断の受診者個人の予約コントロールを行うものが提案されているが、決められた時間内で出張型の健康診断を終了させるための健診スタッフ側または健康管理主体側への配慮の無い技術しか提案されていなかった。
また、特許文献2記載の待ち時間短縮システムには、固定化された受診施設内に既に受診者が到着していることを前提にして、それ以降の待ち順番の最適化をするための順番を予約するものだけであり、特許文献3記載の情報通信システムには、固定化された受診施設内に既に受診者が到着していることを前提にして、順番指示するものだけであった。
しかしながら、健康診断を各企業施設内でおこなう出張型の健康診断システムにおいては、待ち時間を最適化した後でも、イレギュラー発生が多数生じるため、特許文献1乃至3のいずれも適用したとしても、円滑に時間内に健康診断を終了させることは困難であった。
本発明の主な目的は、外乱が生じた場合でも的確な健康診断を実施することができる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムを提供することができる。
なお、本発明にかかる外乱とは、健診における受診者が停滞者となる場合、健診における受診者が怠惰状態、または行方不明になる場合等を意味する。
また、健診スタッフとは、健康診断を実施するスタッフを意味し、具体的には、健康診断を円滑に進めるための要員を意味する。
(1)
一局面に従う出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、健診スタッフ毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信デバイスと、受診者毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信端末と、受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況を記録する記録部と、携帯通信デバイスおよび携帯通信端末との送受信、および記録部への記録操作を行う制御部と、を含み、制御部は、記録部における健診状況に応じて、受診者の位置情報に基づいて報知部に報知を行うとともに、一の携帯通信端末に報知した情報に応じて一の受診者の位置情報が報知に非対応または移動しない場合に、記録部に記録された情報に応じて受診者の健診順序の組み換えを行い、他の携帯通信端末に報知を行い、受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況に応じて携帯通信デバイスに報知を行うとともに位置情報を取得し、一の携帯通信端末の位置情報の確認を一の携帯通信デバイスの報知部に報知させるものである。
この場合、制御部は、健診スタッフの複数の携帯通信デバイス、受診者の複数の携帯通信端末、および記録部との通信を行う。
制御部は、記録部における健診状況に応じて、受診者の位置情報に基づいて報知部に報知を行うことができる。
また、制御部は、一の携帯通信端末に報知した情報に応じて一の受診者の位置情報が報知に非対応または移動しないと判定した場合、記録部に記録された情報に応じて受診者の健診順序の組み換えを行うことができる。さらに、制御部は、他の携帯通信端末に報知を行うことができる。
その結果、移動すべき受診者が報知情報に応じない場合または移動しない場合、最寄りでかつ手空きの健診スタッフが対応することができる。
さらに、受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況に応じて非対応の受信者の携帯通信デバイスに報知を行うことで、健診スタッフが、受診者を移動させるべき検査ブースを認識し、当該受診者の位置情報を取得することができる。
その結果、診断の途中に業務などで検査ブースに移動しない受診者に対して即座に対応を行うことができる。すなわち、システムで報知するのみでなく、健診スタッフが容易に案内をすることができるので、予定していた健診時間で全受診者の健診を終了することができる。
(2)
第2の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面に係る出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、検査ブースの入り口および出口に設けられた入出検出部をさらに含み、制御部は、複数の携帯通信端末のうち、一の携帯通信端末が入出検出部からの情報に応じて、記録部の検査状況を判定してもよい。
この場合、制御部は、受診者の携帯通信端末が入出検出部からの入室および退出に応じて当該検査ブースにおいてかかった時間、入出人数、等を判定することができる。
その結果、円滑に検査ブースにおける待機人数を設定することができる。
(3)
第3の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面または第2の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、複数の携帯通信デバイスに対して、記録部に記録する検査ブース毎の集計または健診状況を共有表示させるとともに、携帯通信デバイス毎の報知部に報知を行ってもよい。
この場合、健診スタッフの複数の携帯通信デバイスに対して、検査ブース毎の集計または健診状況を共有表示させることができるので、健診スタッフは、全体の流れを認識することができる。
なお、健診スタッフの内、リーダー格の健診スタッフ達の携帯通信デバイスに対してのみ、当該検査ブース毎の集計または健診状況を共有表示させてもよい。
(4)
第4の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面から第3の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、健康管理主体側の企業担当者における通信端末をさらに含み、制御部は、記録部の検査ブース毎の集計および健診状況を通信端末に送信してもよい。
この場合、健康管理主体側の企業担当者における通信端末に、検査ブース毎の集計および健診状況を送信することができる。その結果、受診者の企業担当者も診査診断の進捗状況を容易に確認することができる。
(5)
第5の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面から第4の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、健診順序において通過禁忌情報を追加する追加機能を有してもよい。
この場合、制御部は、健診順序における通過禁忌情報を追加することができるので、所定の検査ブースへ移動の際に、事前に実施しなければならない別検査ブースへ誘導させることができる。
具体的には、胸部レントゲン検査の後でなければ、胃部レントゲン検査を行うことができない。すなわち、検査順序として必須条件を追加することができる。
(6)
第6の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面から第5の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、各検査ブースにおける携帯通信端末の位置情報を取得し、携帯通信端末の個数が第1閾値以下の場合に、携帯通信端末の報知部に報知を行わせ、携帯通信端末の個数が第2閾値超過の場合に、携帯通信端末の報知部に他の検査ブースへ移動するよう報知するとともに、携帯通信端末の位置情報に近接する携帯通信デバイスの報知部に報知を行ってもよい。
この場合、制御部は、各検査ブースの携帯通信端末の個数が第1閾値以下の場合に、当該検査ブースに受診者が移動できるよう報知を行い、第2閾値超過の場合に、当該検査ブースが混雑しているので受診者を他の検査ブースへ移動させることができる。
ここで、第1閾値および第2閾値を別途設けることで、検査ブースのバッファを設けることができる。
また、上記においては、第1閾値と第2閾値とを別の値として設けてもよく、第1閾値および第2閾値が同じであってもよい。
(7)
第7の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、第6の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、携帯通信端末への報知は、地図情報に基づく移動経路情報を含んでもよい。
この場合、携帯通信端末への報知は、地図情報に基づく移動経路情報を含むので、受診者は、検査ブースへ向かう際に移動経路情報を確認しつつ移動することができる。
(8)
第8の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、一局面から第7の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、携帯通信デバイスに対して、受診未完了者情報または遅延予測時間、次健診会場の開始時間および担当連絡先情報を報知してもよい。
この場合、制御部は、携帯通信デバイスに対して受診未完了者情報または遅延予測時間を報知させるので、健診スタッフは、終了予定時刻等を認識することができる。さらに、次健診会場の開始時間および担当連絡先情報も報知させることができるので、健診スタッフは、容易に次健診会場の健康管理主体側の企業担当者に連絡を行うことができる。
(9)
第9の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、第4から第8の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、通信端末に対して、検査ブース毎の健診状況、受診未完了者情報または遅延予測時間を報知してもよい。
この場合、健康管理主体側の企業担当者の通信端末に対して検査ブース毎の健診状況、受診未完了者情報または遅延予測時間を報知することができるので、企業担当者は未受診者の受診を勧奨して、遅延を解消することができる。
第10の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムは、第5の発明にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムにおいて、制御部は、通過禁忌情報に応じて、入出検出部に通過禁忌情報に該当する携帯通信端末の情報を送信し、入出検出部において、携帯通信端末の情報を受信した場合、報知を行ってもよい。
この場合、制御部は、通過禁忌情報に応じて、入出検出部と携帯通信端末との通信時に、報知を行うことができる。その結果、携帯通信端末を所有する受診者に検査を受けないよう、または、検査に注意するよう、報知することができる。なお、報知は、入出検出部が実施してもよく、携帯通信端末が実施してもよく、両者が実施してもよい。さらに、携帯通信デバイスに報知させてもよい。その結果、健診スタッフが、受診者に注意を促すことができる。
本発明の実施形態による出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムの構成の一例を示す模式的斜視図である。 出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システムの制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。 健康診断実施内容に応じた検査ブースの一例を示す模式図である。 受診者用の携帯通信端末の表示の一例を示す模式図である。 制御システムのイレギュラー時の制御フローの一例を示すフローチャートである。 健診スタッフの携帯通信デバイスの表示および企業担当者の通信端末の表示の一例を示す模式図である。 健診スタッフの携帯通信デバイスの表示例の一例を示す模式図である。 現実待ち時間の制御フローの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。なお、説明をわかりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施形態による出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100の構成の一例を示す模式的斜視図である。
(概略構成)
図1に示すように、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100は、制御システム200、記録部300、1または複数の携帯通信端末400、1または複数の携帯通信デバイス500、各検査ブースに設けられた複数の入出検出部600および健康管理主体側の企業担当者システム700を含む。
(受診者用の携帯通信端末)
本実施の形態においては、1または複数の携帯通信端末400は、受診者の各自が所有する携帯通信端末400である。具体的に携帯通信端末400は、携帯電話、スマートフォン、タブレット等の通信機器である。
なお、受診者が携帯通信端末400を所有していない場合、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100における携帯通信端末400を受信者へ供与する形であってもよい。
(受診スタッフの携帯通信デバイス)
また、1または複数の携帯通信デバイス500は、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100の健診スタッフが所有する携帯通信デバイス500である。
具体的に携帯通信デバイス500は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノート型パソコン等の通信機器である。
本実施の形態における健診スタッフは、携帯通信デバイス500を用いて受診者の本人認証時間、または測定値等の入力終了時間を通過情報として制御システム200から受信し、健診会場全体の進捗状況を確認することができる。
(入出検出部)
さらに、入出検出部600は、各検査ブースにそれぞれ配置されており、受診者の検査ブースの入室、退室および待ち人数を検出するものである。すなわち、入出検出部600は、近距離無線通信機器610およびビーコン検出機器620からなり、入出する受診者の携帯通信端末400と通信を行うことにより受診者の入退出および待ち人数を検知することができる。
本実施の形態におけるビーコン検出機器620は、半径5m範囲内に、存在する携帯通信端末の個数を認識することができる。その結果、ビーコン検出機器620により当該検査ブースで待っている受診者の人数を検出することができる。なお、半径5m範囲内に携帯通信端末400が存在する場合に、自動的に検出を行い、その後、1分毎に検出を行ってもよい。
なお、本実施の形態においては、1分毎に検出としているが、これに限定されず、2分、3分、5分、10分等任意の時間で検出してもよい。
また、近距離無線通信機器610は、NFCによりタッチすることで、入退室を検出するので、当該検査ブースにおいて受診者の受診時間を検出することができる。
なお、本実施の形態においては、近距離無線通信機器610およびビーコン検出機器620の両者を設ける場合について説明したが、これに限定されず、近距離無線通信機器610およびビーコン検出機器620の少なくとも一方を備えていてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、ビーコン検出機器620を例示したが、これに限定されず、iBeacon等のBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)機器、ワイヤレスの近距離無線通信機器等を用いてもよい。また、通信距離は、半径5mではなく、半径10mであってもよく、NFC等の10cm以下の近接型であってもよい。
以上のように、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100においては、制御部システム200が、記録部300、1または複数の携帯通信端末400、1または複数の携帯通信デバイス500、複数の入出検出部600および企業担当者システム700とインタネットクラウドCLを介して通信可能に設けられる。
(制御フロー)
図2は、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100の制御システム200の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御システム200は、健康管理主体側の企業担当者システム700からの依頼を受信する(ステップS1)。
制御システム200は、健康管理主体側の企業担当者システム700からの依頼を受信し、受診者の診察人数、受診者の健診内容等の契約依頼内容に応じて健診スタッフの人数、検査ブース数の選定を行う(ステップS2)。
ここで、図3は、受診者の健診内容等の契約依頼内容に応じた検査ブースの一例を示す模式図である。
図3に示すように、検査名に応じて各検査ブースが設置され、基本順序、混雑閾値、所要時間、禁足(通過忌避情報)、通過登録タイミング等がリスト化される。
次に、図2に示すように、制御システム200は、健康管理主体側の企業担当者システム700に対して受診者通過情公開システムにおけるアプリケーションソフトの指示を送信する(ステップS3)。
健康管理主体側の企業担当者システム700は、受診者の所有する携帯通信端末400に当該アプリケーションソフトをダウンロードするためのURLを送信する(ステップS4)。
本実施の形態においては、健康管理主体側の企業担当者システム700から受診者の所有する携帯通信端末400にアプリケーションソフトのダウンロードのURLを送信することとしたが、これに限定されず、制御システム200から受診者の所有する携帯通信端末400にアプリケーションソフトのダウンロードのURLを送信してもよく、制御システム200から貸し出し用の携帯通信端末400にアプリケーションソフトのダウンロードのURLを送信して受診者に手渡ししてもよく、受診票等の紙面に記載されたURLまたはQRコード(登録商標)等の情報からダウンロード用のURLを受診者に伝えてもよい。
続いて、受診者は、URLに基づいて、携帯通信端末400にアプリケーションソフトをダウンロードする。そして、受診者は、携帯通信端末400の表示部に表示された自分の健診内容等を確認することができる。
図4は、受診者用の携帯通信端末400の表示の一例を示す模式図である。
まず、受診者は、携帯通信端末400を用いて生年月日を入力することでログインする。図4においては、ログイン画面の記載を省略する。
なお、本実施の形態においては、生年月日を入力することとしているが、これに限定されず、生年月日と任意のパスワードとを入力させてもよく、任意のパスワードのみであってもよい。
また、図4に示すように、携帯通信端末400には、受診者本人の受診状況が一覧で表示される。したがって、検査ブースにおいて受診した場合には、当該一覧に『終了しました』と記載され、未受信の場合には、当該一覧に『未実施』と記載される。
なお、本実施の形態においては、未実施と記載することとしているが、表示画面から消去されてもよく、図4の胸部X線に記載の表示の色が変化されてもよい。この例では、胸部X線の検査ブースが混雑している場合、表示の色を変化させている。
また、受診者は、受診者の業務都合により、健診の一時中断登録を行うことができる。すなわち、図4に示すように、受診者通過情報テーブルの一時中断フラグSFをオンにする。また、受診者は、一時中断フラグSFを操作して一時中断フラグSFをオフにすることができる。当該操作による一時中断フラグSFのオンオフによる制御システム200および健診スタッフの携帯通信デバイス500の詳細については後述する。
また、当該アプリケーションソフトは、GPS通信により現在地を制御システム200に1分毎に通信確認する機能を含むものである。
一方、図2に示すように、制御システム200は、健康管理主体側の企業担当者システム700からの依頼に応じて決定した各検査ブースの設置を決定する(ステップS5)。ここで、各検査ブースの設置位置についても、記録部300に記録された検査ブースの通過禁忌情報に基づいて配置を指示する。
通過禁忌情報とは、胃カメラ撮影の前に胸部レントゲンを配置することなどである。胃カメラ撮影後のバリウム等が胸部レントゲンに撮像されてしまうことが起きるという問題を回避するためである。
また、具体的に各検査ブースの設置順は、通過管理フローテーブルに登録された基本順序に基づくが、企業担当者システム700からの契約内容による検査の有無、または会場準備完了時点での各検査ブースの設置状況により、健診スタッフのリーダー格が、携帯通信デバイス500を用いて会場通過管理テーブルに登録を行うことで最終決定される。
次いで、制御システム200は、健診スタッフが所有する携帯通信デバイス500に対して、各検査ブースへ移動するよう報知する(ステップS6)。
また、携帯通信デバイス500には、次の検査の待ち人数、および混雑状況が表示される。
ここで、健診スタッフは、各検査ブースにおいて次の検査ブースへの案内を行う。また、健診スタッフは、次の検査ブースが混雑した場合、携帯通信デバイス500を確認し、次に可能な検査ブースへのエスコートを行う。
次に、制御システム200は、ステップS4の処理の後に、受診者から受診予定時間には検査ブースに行けないことを意味する一時中断フラグSFの有無を判定する(ステップS7)。
上述したように、受診者は、携帯通信端末400に表示された自分の受診予定時間において、会議、来客等の時間の融通をつけられない仕事がある場合、携帯通信端末400を用いて制御システム200に予定変更の指示を行う。
制御システム200は、ステップS8の処理において、一時中断フラグSFが有る場合、制御システム200は、該当する携帯通信端末400へ、時間変更の指示を行う(ステップS8)。その後、一時中断フラグSFがオフになるまで、ステップS7の処理を繰り返す。
一方、一時中断フラグSFが無い場合、制御システム200は、処理を終了する。
なお、上記の実施の形態においては、一時中断フラグSFのみについて説明を行っているが、これに限定されず、受診者が携帯通信端末400の受診内容、受診時間を確認し、時間変更を希望するフラグを設けても良い。
その結果、受診者の都合に合わせて健診を行うことができる。
上記においては、制御システム200がステップS2の処理を行うこととしているが、これに限定されず、別途上位制御システムを設け、当該上位制御システムが健診の依頼を受け取り、ステップS2の処理を行い、当該処理結果を制御システム200に送信する形態を採用しても良い。
(イレギュラーの制御フロー)
続いて、本発明にかかる制御システム200のイレギュラー時の制御フローについて説明する。
図5は、制御システム200のイレギュラー時の制御フローの一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御システム200は、携帯通信端末400からのGPS情報を定期的に取得する(ステップS11)。
また、制御システム200は、携帯通信デバイス500からのGPS情報を定期的に取得する(ステップS12)。
制御システム200は、携帯通信デバイス500におけるGPS情報が予定した位置か否かを判定する(ステップS13)。
予定した位置に携帯通信デバイス500が存在しない時間が所定時間以上経過した場合、当該携帯通信デバイス500に警告を送信し(ステップS14)、予定した位置へ向けて移動するか否かを判定する(ステップS15)。
制御システム200は、当該携帯通信デバイス500が予定した位置に戻らない場合、当該携帯通信デバイス500が現実に存在する位置に健診スタッフのうちリーダー格の携帯通信デバイス500に当該位置に移動するよう指示を行う(ステップS16)。すなわち、リーダー格の携帯通信デバイス500に当該健診スタッフが所定の位置に戻るように、指示を行うものである。
次に、制御システム200は、携帯通信端末400におけるGPS情報が予定した位置か否かを判定する(ステップS17)。
予定した位置に携帯通信端末400が存在しない時間が所定時間以上経過した場合、当該携帯通信端末400に予定した検査ブースへの地図道順を送信し(ステップS18)、予定した検査ブースへ向けて移動するか否かを判定する(ステップS19)。
制御システム200は、当該携帯通信端末400が予定した検査ブースへ向けて移動しない場合、当該携帯通信端末400が現実に位置する場所に最寄りの携帯通信デバイス500に当該位置する場所へ移動し、移動を促すよう地図道順を指示する(ステップS20)。
当該携帯通信デバイス500へのサポートの指示は、移動しない受診者の携帯通信端末400の位置情報、すなわち、携帯通信デバイス500から携帯通信端末400までの移動地図情報が表示される。その結果、健診スタッフは、容易に受診者の位置へ移動し、当該受診者をエスコートすることができる。
制御システム200は、ステップS20の処理の後、携帯通信端末400が移動するか否かを判定する(ステップS21)。
携帯通信端末400が移動しない場合、ステップS17の処理からステップS21の処理を繰り返す。一方、携帯通信端末400が移動した場合、処理を終了する。
すなわち、例えば、受診者が、検査ブースに移動する途中で、仕事の連絡が入る場合等がある。いわゆるイレギュラーな状態が起こり得る。
そのため、制御システム200は、携帯通信端末400を所有している受診者のGPS情報が所定時間移動しない場合、他の受診者の携帯通信端末400に検査ブースへの移動を促すとともに、携帯通信端末400を所有している受診者のGPS情報を検知し続けることで、受診者に受診を促すことができる。
以上の制御システム200のイレギュラーの制御フローにより、受診者が検査順序を迷った場合等、即座に対応を行うことができる。
(健診スタッフの携帯通信デバイス500の表示例)
次に、図6および図7は、健診スタッフの携帯通信デバイス500の表示例の一例を示す模式図である。
健診スタッフは、携帯通信デバイス500を用いて、受診日、会場名(企業名称)、事業所名称、パスワード等を入力してログインする。
図6に示すように、携帯通信デバイス500には、未受診者数、中断者数、終了者数、等が表示される。また、図6の一覧ボタンを操作することにより、未受診者一覧として、受診者の名前、所属部署、および内線電話番号が表示される。
さらに、上述したように、一時中断フラグSFを操作しない状態で、行方不明と制御システム200が判定した受診者名、所属部署、および内線番号を受診者情報が表示される。
また、携帯通信デバイス500には、全体の終了予想時間が表示される。
また、携帯通信デバイス500には、各検査ブースにおいて、未受診者の受付誘導シミュレーションが表示されたり、行方不明者の位置情報までの地図情報が表示されたりする。
また、図7に示すように、携帯通信デバイス500のエスコート画面には、発見ボタン、中断ボタン、キャンセルボタン、停滞者または行方不明者の現在地までの地図情報等が表示される。例えば、停滞者または行方不明者『テスト四朗』さんの現在地が表示されるため、携帯通信デバイス500を所有する受診スタッフが経路に沿って行方不明者の現在地に移動して、エスコートを行うことができる。
図7に示す地図経路に基づいて健診スタッフが、直接受診者と会話を行い、次の検査以降の混雑状況の情報を確認し、発見ボタンを押下操作する。その結果、検診スタッフの所有する携帯通信デバイス500から制御システム200へ停滞者または行方不明者を発見した旨の通知が行われる。
また、中断ボタンは、受診者の一時中断フラグSFと同様の機能を有し、検査ブースの混雑が緩和するまで中断して勤務に戻ることを申し合わせることを許可する場合に操作される。なお、この場合、中断ボタンの操作に応じて、携帯通信デバイス500から制御システム200に携帯通信端末400が一時中断フラグSFを操作したことを送信する。
キャンセルボタンは、図6の画面から図5の画面に移動する場合に操作されるものである。その他、図6および図7に表示していないが、各検査ブースが混雑している場合、「混んでます警告表示」を行ってもよい。
(企業担当者システム700の表示例)
図6および図7は、健康管理主体側の企業担当者システム700からの表示の一例を示す模式図でもある。
企業担当者は、企業担当者システム700を用いて、受診日、会場名(企業名称)、事業所名称、パスワード等を入力してログインする。
企業担当者が健診スタッフと同様に図6のように健診進捗状況を確認することができる。
また健診現場を離れることのできない健診スタッフからの連絡により、企業担当者が図7の画面を利用して行方不明者を地図上で捜索して迎えに行くことができる。この場合は、「現在位置」、「発見ボタン」「中断ボタン」「キャンセルボタン」の機能は無効となり、表示もされない。
(入出検査機器600による現実待ち時間の制御フロー)
図8は、現実待ち時間の制御フローの一例を示すフローチャートである。
制御システム200は、入出検査機器600の近距離無線通信機器610により受診者が入出した時間を検出する(ステップS41)。
すなわち、各検査ブースにおける実際に検査にかかる時間について検出を行う。
次に、制御システム200は、予定していた経過時間が検出した時間よりも大きいか否かを判定する(ステップS42)。
制御システム200は、検出した時間が予定していた経過時間よりも短い場合、制御システム200は、ビーコン検出機器620により待ち人数を算出し(ステップS43)、さらに、当該検査ブース以降の健診順序において待ち人数を増加すべきか否かの判定を行う(ステップS44)。
待ち人数を増加すべきと判定した場合には、制御システム200は、次の受診者の携帯通信端末400に対して検査ブースへ移動するように、指示を行う(ステップS45)。
一方、ステップS44の処理において、下流検査ブースの増加がNGの場合、すなわち、待ち人数を減少すべきと判定した場合には、制御システム200は、次の受診者の携帯通信端末400に対して、制御システム200によって現在待ち人数を増加すべきと判断されている次の通過順の検査ブースへ移動するように、指示を行う(ステップS46)。すなわち、空いている検査ブースに移動してもらうよう、携帯通信端末400に送信する。
また、制御システム200は、企業担当者システム700に指示の内容に基づいた状況を報知する(ステップS47)。具体的には、制御システム200は、企業担当システム700に対して、全体の健診状況、終了時刻等を報告する。企業担当システム700に報告された内容に基づいて企業担当者は、健診状況または終了時刻を認識することができる。
さらに、制御システム200は、健診スタッフのリーダー格の携帯通信デバイス500に対して、指示の内容に基づいた状況を報知するとともに、次の健診企業の場所、予定時刻、次の健診企業担当者の連絡先を報知する(ステップS48)。
また、本実施の形態においては、指示の内容に基づいた状況について説明したが、これに限定されず、制御システム200が、既に受診を終了した人数と所要時間とから平均受診時間を計算し、未受診人数と前述平均受診時間とから残りの必要時間を計算してもよい。
その結果、健診スタッフのリーダーは、状況に応じて、次の健診企業の場所、予定時刻、次の健診企業担当者の連絡先に連絡を行うことができる。
具体的には、健診スタッフのリーダーは、予定時間から遅延する場合、次の健診企業担当者に報知を行うことができる。
また、本実施の形態にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100においては、各検査ブースにおいて、検査した結果を記録部300に随時記録させてもよい。さらに、受診者の問診の結果を携帯通信端末400または健診スタッフの携帯通信デバイス500を用いて記録部300に記録させてもよい。
制御システム200は、当該問診結果に基づいて禁忌情報を記録部300に記録すると共に、受診者の携帯通信端末400に送信する。
また、制御システム200は、近距離無線通信機器610へ通過させてはならない、または注意をすべき携帯通信端末400を送信する。
その結果、近距離無線通信機器610は、通過させてはならない、または注意をすべき携帯通信端末400が近接した場合には、当該携帯通信端末400に対して報知を行うようにする。
例えば、携帯通信端末400を持つ受診者に『当該検査ブースを通過してください。』または、『健診スタッフにお声がけください。』等の音声報知および/または表示、点灯点滅等を行う。
また、近距離無線通信機器610は、通過させてはならない、または注意をすべき携帯通信端末400が近接した場合には、健診スタッフの携帯通信デバイス500に、通過させてはならない、または注意をすべき携帯通信端末400が近接した旨を送信してもよい。
例えば、禁忌情報には、以下の例がある。子宮体がん検診の禁忌情報は、妊娠中または妊娠の可能性のある方、避妊リングを挿入している方、生理中の方、子宮を全摘出されている方、血小板減少症の方、抗凝固剤を服用している方が該当し、マンモグラフィ受診の禁忌情報は、妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方、豊胸手術を受けた方、ペースメーカーを装着している方、VPシャントを挿入している方が該当し、胃レントゲン受診の禁忌情報は、妊娠中または妊娠の可能性のある方、バリウムによるショック症状や副作用のあった方、潰瘍性大腸炎、急性胃腸炎で治療中の方、クローン病で治療中の方、または既往歴のある方、下部消化管穿孔の既往歴のある方、透析治療を受けている方(腹膜透析 含む)、体重120kg以上の方、当日の血圧測定で最高血圧180mmHg/最低血圧110mmHg以上の方、腸閉塞になってから初めてのバリウム検査の方が該当し、胸部レントゲンおよび骨密度検査受診の禁忌情報は、妊娠中または妊娠の可能性のある方が該当する。
なお、上記の禁忌情報は、例示であり、その他の健診に応じて追加、削除等任意に変更することが可能である。
以上のように、本実施の形態にかかる出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100においては、外乱が生じた場合でも的確な健康診断を実施することができる。
また、移動すべき受診者が報知情報に応じない場合または移動しない場合、最寄りでかつ手空きの健診スタッフが対応することができる。
さらに、受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況に応じて非対応の受診者の携帯通信端末に報知を行うことで、健診スタッフが、受診者を移動させるべき検査ブースを認識し、当該受診者の位置情報を取得することができる。
その結果、健診の途中に業務などで検査ブースに移動しない受診者に対して即座に対応を行うことができる。すなわち、システムで報知するのみでなく、健診スタッフが容易に案内をすることができるので、予定していた時間で全受診者の健診を終了することができる。
(実施形態における各部と請求項の各構成要素との対応関係)
本発明において、携帯通信デバイス500が「携帯通信デバイス」に相当し、携帯通信端末400が「携帯通信端末」に相当し、記録部300が「記録部」に相当し、制御システム200が「制御部」に相当し、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム100が、「出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム」に相当し、入出検出部600が「入出検出部」に相当し、企業担当者システム700が「健康管理主体側の企業担当者における通信端末」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム
200 制御システム
300 記録部
400 携帯通信端末
500 携帯通信デバイス
600 入出検出部
700 企業担当システム

Claims (9)

  1. 出張型巡回健診スタッフ毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信デバイスと、
    受診者毎の位置情報および報知部を含む複数の携帯通信端末と、
    前記受診者の所属する企業担当者における通信端末と、
    前記受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況を記録する記録部と、
    前記携帯通信デバイスおよび前記携帯通信端末との送受信、および前記記録部への記録操作を行う制御部と、を含み、
    前記制御部は、前記記録部における健診状況に応じて、前記受診者の位置情報に基づいて前記報知部に報知を行うとともに、
    一の前記携帯通信端末に報知した情報に応じて一の前記受診者の位置情報が報知に非対応または移動しない場合に、前記記録部に記録された情報に応じて受診者の健診順序の組み換えを行い、他の前記携帯通信端末に報知を行い、
    さらに、前記受診者のデータ、健診内容、健診順序、検査ブース毎の集計および各検査ブースの健診状況に応じて前記携帯通信デバイスに報知を行うとともに位置情報を取得し、前記一の前記携帯通信端末の位置情報の確認を一の前記携帯通信デバイスの報知部に報知させ、
    さらに、前記記録部の検査ブース毎の集計および健診状況を前記通信端末に送信する、出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  2. 前記検査ブースの入り口および出口に設けられた入出検出部をさらに含み、
    前記制御部は、前記複数の携帯通信端末のうち、一の携帯通信端末が前記入出検出部からの情報に応じて、前記記録部の健診状況を判定する、請求項1記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  3. 前記制御部は、前記複数の携帯通信デバイスに対して、前記記録部に記録する検査ブース毎の集計または前記健診状況を共有表示させるとともに、前記携帯通信デバイス毎の報知部に報知を行う、請求項1または2記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  4. 前記制御部は、前記健診順序において通過禁忌情報を追加する追加機能を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  5. 前記制御部は、前記各検査ブースにおける前記携帯通信端末の位置情報を取得し、前記携帯通信端末の個数が第1閾値以下の場合に、前記携帯通信端末の報知部に報知を行わせ、
    前記携帯通信端末の個数が第2閾値超過の場合に、前記携帯通信端末の報知部に他の検査ブースへ移動するよう報知するとともに、前記携帯通信端末の位置情報に近接する前記携帯通信デバイスの報知部に報知を行う、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  6. 前記携帯通信端末への報知は、地図情報に基づく移動経路情報を含む、請求項5記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  7. 前記制御部は、前記携帯通信デバイスに対して、受診未完了者情報または遅延予測時間、次健診会場の開始時間および担当連絡先情報を報知する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  8. 前記制御部は、前記通信端末に対して、検査ブース毎の健診状況、受診未完了者情報または遅延予測時間を報知する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
  9. 前記制御部は、前記健診順序において通過禁忌情報を追加する追加機能を有し、
    前記制御部は、前記通過禁忌情報に応じて、前記入出検出部に前記通過禁忌情報に該当する携帯通信端末の情報を送信し、前記入出検出部において、当該携帯通信端末の情報を受信した場合、報知を行う、請求項に記載の出張型巡回健診現場における受診者通過情報公開システム。
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