JP6282312B2 - 駐輪場の併用利用管理システム - Google Patents
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Description
最近は決済の形態が多様化してきており、キャッシュレスとすることで発券機、現金を扱う精算機のようなコストとスペースが不要となるシステムが求められていた。
また、駐輪容量とは、一定期間もしくは時間帯において収容可能台数の延べ数量であり、単位時間毎に供給できる駐輪区画数を期間または時間帯で積算した駐輪場のキャパシティを指す用語である。
しかしながら、定期利用契約は一日単位でみれば全時間帯をすべて購入する方式のものであり、定期利用ユーザの一時利用的利用ニーズを満足させる効果はなく、駐車場の提供者の観点からの最適化を図るシステムでしかなかったというのが問題であった。
また、一時利用ユーザのための発券機、現金の精算機は従来と同様に必要なシステムであった。
さらには、従来の一時利用システムに必要とされていた発券機及び現金精算機を不要とし、コストとスペースを節約できるシステムとすることも課題となる。
(a)前記駐輪場の利用に先立って、精算方法を含むユーザ情報の事前登録をし、認証キーを発行する事前登録手段と、
(b)前記固定利用ユーザによる前記利用パターンの入力を受けて、該利用パターンを前記認証キーと関連付けて記憶する固定利用情報記憶手段と、
(c)前記認証キーの入力を受けて、該入力に係るユーザが入場許可ユーザか否かの認証をする認証手段を有し、前記認証に係る認証キー及び入場時刻を含む入場記録をする認証入場記録手段と、
(d)前記認証の結果を受信して、前記入場許可ユーザによる前記駐輪場への入場が制限されないように動作し、該入場許可ユーザ以外の者による前記駐輪場への入場が制限されるように動作するゲート装置と、
(e)前記入場許可ユーザの退場において前記認証キーを受信して、退場時刻及び前記認証キーを含む退場記録をする退場記録手段と、
(f)前記固定利用ユーザ毎の利用パターンと現時刻との比較によって現時刻において確保すべき固定利用必要台数を検出する固定利用必要台数検出手段と、
(g)前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から一時利用在車台数を検出する一時利用在車台数検出手段と、
(h)現時刻における一時利用可能台数を、前記駐輪場の駐輪容量から前記固定利用必要台数と前記一時利用在車台数とを減算することによって、計算をする一時利用可能台数計算手段と、
(i)前記一時利用可能台数と所定の入場制限基準とを比較して前記一時利用ユーザの入場制限か否かの判断をする一時利用制限判断手段と、
を備え、
前記認証入場記録手段は、前記事前登録に係るユーザ以外のユーザと、前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合の一時利用ユーザと、を前記認証において入場許可ユーザではないと認証するシステムが、提供される。
前記一時利用在車台数は、前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から検出される一時利用在車台数に、前記振替に係る一時利用の台数を加算して求められた台数であるとしてもよい。
以下の説明における機能構成部で示される機器の動作は、予め組み込まれたファームウエア等の制御プログラムが各機器の回路等のプロセッサーで実行され、当該機器や通信相手の機器の各種デバイスと協働することによって実現される。
また、これらのプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該プロセッサーによって記録媒体から読み出され、コントローラのユーザが操作すること又はコントローラを構成するデバイスからの信号を受信することをトリガに実行される。
駐輪場1000と管理装置1013とが通信回線1012を介して接続されている。
駐輪場は、6区画の駐輪区画1003a〜1003fから構成される駐輪ブロック1002を含む駐輪エリア1001、認証入場記録機1006、入場ゲート装置1007、退場記録装置1008、退場ゲート装置1009そして満空表示装置1010を備える入退通路1004、事前登録機1005そして駐輪場を構成する上記機器とローカルに通信接続すると同時に通信回線1012との通信接続を行うベース通信部1011から構成されている。
ここでは、満車を通知する手段として満空表示装置が採用されているが、本発明に係る通知手段はこれに限定されるものではない。音声により満車を知らせる装置、満空表示装置と音声により満車を知らせる装置との併用などが適宜採用されうる。
ここでは6区画の駐輪区画1003a〜1003fから構成される駐輪ブロック1002を備えた駐輪エリア1001が示されているが、区画数及びブロック数は駐輪場を設ける用地や駐輪利用の態様に応じて適宜変更されうるものである。
まず、外観図2000から説明する。タッチパネル2001は、ユーザによる入力操作を受けるインターフェースである。ICカード読取口2002は、ユーザの所有する交通系のICカード読取のために備えられている。
次に、機能構成図2010を説明する。入力部2011は、ユーザから事前登録依頼や固定利用情報の入力を受け入れる。ここで事前登録依頼は、ユーザによるタッチパネル2001の操作により入力されたユーザ名、使用車両、クレジットカード番号等の精算方法を構成要素に含むデータであり、固定利用情報は、固定利用を望むユーザによる利用パターンを含む情報である。
ここで精算方法は、クレジット決済を採用したが、オンライン収納としてコンビニエンスストア決済するもの、インターネットバンキングのサイトに接続して引き落とすもの、ATM支払番号を通知して、ユーザに入金処理をさせるものなどが採用可能である。
まず、外観図3000から説明する。ICカード読取のための読取装置3001が、一般的なユーザが使いやすい1m〜1m20cm程度の高さに設けられている。
次に、機能構成図3010を説明する。上記読取装置を動作させてユーザが提示したICカードに格納された認証キーを読取るICカード読取部3011、読み取った認証キーを認証し、制限又は許可の信号を送信する認証部3012そして認証キーをタイマー3014から取得した現時刻と関連付けて入場記録データを生成して送信する入場記録部3013という構成要素から構成されている。
まず、外観図4000から説明する。ユーザの通行を制限するためのフラッパー4001が、筐体4002に開閉自在に取り付けられている。
次に、機能構成図4010を説明する。上記フラッパーを動作させて開放状態と閉鎖状態との間の制御を行う開閉制御部4011、通行の制限又は許可の信号を受信して開閉制御部に送信する第2通信部4012という構成要素から構成されている。
本発明で採用可能な入場ゲートの動作はこれに限定されるものではなく、初期状態においてフラッパーが閉鎖されており、入場許可ユーザが通過する場合は開放状態になるように動作し、それ以外の通過に対してフラッパーはそのまま閉鎖されるというような動作などが適宜採用されうる。
まず、外観図5000から説明する。ICカード読取のための読取装置5001が、一般的なユーザが使いやすい1m〜1m20cm程度の高さに設けられている。
次に、機能構成図5010を説明する。上記読取装置を動作させてユーザが提示したICカードに格納された認証キーを読取る読取部5011、読み取った認証キーをタイマー5014から取得した現時刻と関連付けて退場記録データを生成して送信する退場記録部5012、事前登録に係る認証キーを読取った場合に通行の許可の信号を送信し、それ以外の場合に異常通知の信号を送信する退場判断部5013という構成要素から構成されている。
まず、外観図6000から説明する。ユーザの通行を制限するためのフラッパー6001が、筐体6002に開閉自在に取り付けられている。
次に、機能構成図6010を説明する。上記フラッパーを動作させて開放状態と閉鎖状態との間の制御を行う開閉制御部6011、退場するユーザ通行の制限又は許可の信号を受信して開閉制御部に送信する第3通信部6012という構成要素から構成されている。
本発明で採用可能な退場ゲートの動作はこれに限定されるものではなく、初期状態においてフラッパーが開放されており、異常通知がされた場合は閉鎖状態になるように動作し、事前登録に係るユーザの通過に対してフラッパーはそのまま開放されるというような動作などが適宜採用されうる。
管理装置は、記憶装置7001、事前登録部7002、認証部7003、入場記録部7004、退場記録部7005、固定利用必要台数検出部7006、時間外利用振替部7007、一時利用在車台数検出部7008、一時利用可能台数計算部7009、一時利用制限判断部7010、課金情報生成部7011、現時刻を生成するタイマー7012そして通知部7013という機能構成部からなる。
本実施例に係る駐輪場は、利用のために事前登録が必須とし、固定利用を希望するユーザは利用パターンを含む固定利用情報の登録をさらに行い、一時利用のみを希望するユーザは事前登録のみを行うという運営方式を採用する。
図8は、事前登録に係る事前登録情報のデータ構造を示したブロック図である。事前登録情報を識別するユーザID8001、駐輪場への入退場等で用いる認証キー8002、氏名、住所、連絡先等のユーザ個人情報8003、駐輪場を利用する車両を識別するための車両情報8004、クレジットカード番号等の精算方法8005、固定利用のための利用パターンの有無8006というデータ構造である。
ここで利用パターンの有無8006は、後で説明する固定利用ユーザのための利用パターンを登録しているかどうかを示すフラグ情報であり、デフォルト状態では無を示す「0」等が格納されている。
9003は、利用パターン情報9002の構造を視覚化したイメージ図である。利用時間帯9004と曜日9005a〜9005gの組合せで利用パターンを指定する形式である。ここに示す一例では、平日に当たる月曜日から金曜日までは枠内の両端矢線で示す8時〜20時まで、土曜日と日曜日は同様な両端矢線で示す8時から14時まで利用するパターンが示されている。
このような形式で固定利用ユーザ毎に利用パターンの登録がなされている。
入場許可ユーザか否かの判別は、下記場合に応じて基準を変更して動作する。後で説明する一時利用制限判断部7011において入場制限と判断されていない場合は、事前登録に係る認証キーを提示したユーザすべてとなる。入場制限と判断されている場合は、時間外利用の固定利用ユーザと一時利用ユーザを除く登録ユーザが、入場許可ユーザとなる。
図10は、入場記録データのデータ構造を示したブロック図である。入場時刻10001と認証キー10002とから構成されている。
図11は、退場記録データのデータ構造を示したブロック図である。退場時刻11001と認証キー11002とから構成されている。
時間外利用の退場時刻は、振替入場時刻後の退場が時間外利用の時間帯であれば退場時刻がそのまま振替退場時刻となり、振替入場時刻後の退場が利用パターンの時間帯であれば固定利用が始まる時刻をもって振替退場時刻となるように、振替退場記録が記憶装置7001にされる。
次に、上記振替に係る時間外利用の在車台数を振替入場記録と振替退場記録とを呼び出して、時間外利用の固定利用ユーザの入場記録に対応する退場記録の消込を行い、残った振替入場記録に係る時間外利用データ数を現時刻における振替一時利用による在車台数として検出する。
一時利用ユーザによる在車台数と振替一時利用による在車台数との合計が、一時利用在車台数検出部7008によって、一時利用在車台数として検出される。
ここでは、一時利用制限基準を台数で設定し、この台数を一時利用可能台数が下回った場合に一時利用ユーザの入場を制限すると判断することとするが、本発明に係る比較はこれに限定されるものではなく、例えば、一時利用制限基準を固定利用ユーザの登録数に対する比率として設定し、この比率と固定利用ユーザの登録数との積と一時利用可能台数とを比較する方式であってもよい。
また、認証キーに係るユーザが固定利用ユーザであれば、同一の認証キーに係る入場記録を呼び出して、上記時間外利用に係る振替退場時刻と振替入場時刻との差を一時利用時間として抽出する。次に、記憶装置7001から一時利用単価を呼び出して、上記一時利用時間との積を固定利用に係る料金に追加して固定利用ユーザの課金情報を生成する。
ここで、固定利用に係る料金は、固定利用精算に係る契約期間において、登録された利用パターンに係る利用時間の合計と記憶装置7001に格納された固定利用単価との積によって生成される。
図12は、本実施例のシステムの動作による事前登録の動作を示したフローチャートである。
アクセスステップ12001において、駐輪場の利用を希望するユーザが事前登録機のタッチパネル2001に表示された登録開始アイコンにアクションを加える。図13は、ユーザがアクションを加えるスタート画面の一例である。登録開始アイコン13001が表示され、これに対してユーザがタッチすることにより、登録動作が開始される。
ここでは、事前登録機のタッチパネルにおける動作を説明するが、事前登録サイトにアクセスしたパソコンやスマートフォンの画面から登録動作をする場合も同様である。以下のステップにおける入力或は選択動作についても以下で示すタッチパネルの画面と同様の画面から行われる。
ユーザが、ユーザ情報を入力し、決定ボタン14002に対してアクションが加えられると、入力されたユーザ情報が記憶部7001に記憶される。
ここで車両の画像の入力は、必須とせずユーザがスマートフォンやPCによって事前登録サイトにアクセスして画像ファイルをアップロードすることにより行われる。
ユーザが、ユーザ情報を入力し、決定ボタン15002に対してアクションが加えられると、入力された車両情報が記憶部7001に記憶される。
ユーザが、精算方法を入力し、決定ボタン16002に対してアクションが加えられると、入力された精算方法が記憶部7001に記憶される。
ユーザ情報入力ステップ12002において、固定利用の有無に係る入力欄に「有」と入力したユーザのシステム動作は、利用パターン入力ステップ12006に移行する。
ここでは、一週間のスケジュール帖形式の一覧画面から、曜日毎に2つまでの利用時間帯について、開始時刻と終了時刻とを入力することによって利用パターンを入力することができる。
ユーザが、利用パターンと契約期間を入力し、決定ボタン17003に対してアクションが加えられると、入力された利用パターンと契約期間が固定利用情報として記憶部7001に記憶される。
図19は、本実施例のシステムの動作による一時利用による入場の制限判断を示したフローチャートである。
駐輪場システムの動作がスタートすると、時刻取得ステップ19001において、タイマー7012から現時刻を取得する。
設定周期経過判断ステップ19002において、スタート直後の取得もしくは直前の一時利用制限判断のシークエンスに係る取得による時刻取得から予め設定した周期を経過したか、否かの判断を行う。判断が「yes」すなわち設定周期経過であれば、システムの動作は一時利用在車台数検出ステップ19003に進む。
次に、一時利用台数検出部7008は、時間外利用振替部7007によって記憶装置7001に記録された振替に係る時間外利用の在車台数を振替入場記録と振替退場記録とから、振替一時利用による在車台数として検出する。
さらに、一時利用台数検出部7008は、一時利用ユーザによる在車台数と振替一時利用による在車台数との合計を一時利用在車台数として検出する。
図20は、本実施例の認証及び入場記録に係る動作を示したフローチャートである。
入場検知ステップ20001において、駐輪場の利用と考えられるユーザが入退通路1004に入ると、特に図示しない駐輪場システムに設けた人感センサ等によって、ユーザ候補として入場が検知される。
認証キー読取ステップ20003において、ICカード読取部3011によって、提示されたICカードに格納された認証キーの読取が行われる。
判断ステップ20004において、制御装置2013の認証部7003によって、読取に係る認証キーと記憶部7001に記憶された事前登録に係る認証キーと比較して事前登録に係るユーザか否かの判断が行われる。
事前登録に係る認証キーと判断されると、システムの動作は判断ステップ20006に移行して、認証部7003によって、一時利用制限判断部7010が一時利用ユーザの入場を制限しているか否かの判断が行われる。
一時利用ユーザの入場を制限していると判断されると、システムの動作は判断ステップ20008に移行して、認証部7003によって、読取に係る認証キーと記憶部7001に記憶された固定利用ユーザに係る認証キーと比較して、固定利用ユーザか否かの判断が行われる。
固定利用ユーザに係る認証キーと判断されると、システムの動作は判断ステップ20010に移行して、認証部7003によって、時間外利用か否かの判断が行われる。
時間外利用と判断されると、システムの動作は閉鎖ステップ20012に移行して、認証部7003によって、入場ゲート装置1007に通行の制限の信号を送信し、フラッパー4001が閉鎖状態になるように制御する。
図21は、本実施例のシステムによる退場記録の動作を示したフローチャートである。
退場検知ステップ21001において、退場と考えられるユーザが退場記録機1008に近づくと、特に図示しない駐輪場システムに設けた人感センサ等によって、退場ユーザ候補として退場が検知される。
認証キー読取ステップ21003において、ICカード読取部5011によって、提示されたICカードに格納された認証キーの読取が行われる。
判断ステップ21004において、退場判断部5013によって、記憶部7001に記憶された入場記録に係る認証キーと比較して入場記録の有るユーザか否かの判断が行われる。
そして、異常通知ステップ21006において、退場判断部5013は、予め設定した駐輪場運営者の連絡先に異常発生の通知を行う。
入場記録の有るユーザに係る認証キーと判断されると、システムの動作は退場記録ステップ20007に移行して、退場記録部5012によって、記憶部部7001に退場記録データが記録される。
1001 駐輪エリア
1002 駐輪ブロック
1003a〜1003f 駐輪区画
1004 入退通路
1005 事前登録機
1006 認証入場記録機
1007 入場ゲート装置
1008 退場記録機
1009 退場ゲート装置
Claims (7)
- 一定期間における駐輪の利用パターンを登録し、該利用パターン単位で精算をする固定利用ユーザと、前記利用パターンの登録をせず、駐輪の度に精算をする一時利用ユーザとの併用利用による駐輪場の管理システムであって、
(a)前記駐輪場の利用に先立って、精算方法を含むユーザ情報の事前登録をし、認証キーを発行する事前登録手段と、
(b)前記固定利用ユーザによる前記利用パターンの入力を受けて、該利用パターンを前記認証キーと関連付けて記憶する固定利用情報記憶手段と、
(c)前記認証キーの入力を受けて、該入力に係るユーザが入場許可ユーザか否かの認証をする認証手段を有し、前記認証に係る認証キー及び入場時刻を含む入場記録をする認証入場記録手段と、
(d)前記認証の結果を受信して、前記入場許可ユーザによる前記駐輪場への入場が制限されないように動作し、該入場許可ユーザ以外の者による前記駐輪場への入場が制限されるように動作するゲート装置と、
(e)前記入場許可ユーザの退場において前記認証キーを受信して、退場時刻及び前記認証キーを含む退場記録をする退場記録手段と、
(f)前記固定利用ユーザ毎の利用パターンと現時刻との比較によって現時刻において確保すべき固定利用必要台数を検出する固定利用必要台数検出手段と、
(g)前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から一時利用在車台数を検出する一時利用在車台数検出手段と、
(h)現時刻における一時利用可能台数を、前記駐輪場の駐輪容量から前記固定利用必要台数と前記一時利用在車台数とを減算することによって、計算をする一時利用可能台数計算手段と、
(i)前記一時利用可能台数と所定の入場制限基準とを比較して前記一時利用ユーザの入場制限か否かの判断をする一時利用制限判断手段と、
を備え、
前記認証入場記録手段は、前記事前登録に係るユーザ以外のユーザと、前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合の一時利用ユーザと、を前記認証において入場許可ユーザではないと認証することを特徴とするシステム。 - (j)前記固定利用ユーザの前記利用パターンから外れた時間における利用を、前記入場記録及び退場記録から時間外利用として検出し、一時利用に振替をする時間外利用振替手段をさらに備え、
前記一時利用在車台数は、前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から検出される一時利用在車台数に、前記振替に係る一時利用の台数を加算して求められた台数であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記一時利用の制限を通知する通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のシステム。
- 前記時間外利用を一時利用として課金金額を計算し、前記固定利用に係る課金金額に加算して、前記固定利用ユーザに係る課金情報を生成する課金情報生成手段をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記認証手段は、前記固定利用ユーザの認証キーの入力を受けたとき、該認証キーと関連付けられた利用パターンと現時刻とを比較して、該利用パターンから外れた利用と判別された固定利用ユーザを入場許可ユーザではないと認証することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
- 前記認証キーの発行は、該認証キーを記憶したICカードを前記事前登録に係るユーザに提供すること、前記事前登録に係るユーザが所有するICカードに格納された固有IDを読み取り、該固有IDを認証キーとして前記固定利用情報記憶手段に記憶することから選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
- 前記利用パターンは、曜日の選択、祝日の選択、曜日と時間帯との組合せ選択、祝日と時間帯との組合せ選択、曜日及び祝日と時間帯との組合せ選択から選ばれる少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のシステム。
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