JP6282312B2 - 駐輪場の併用利用管理システム - Google Patents

駐輪場の併用利用管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6282312B2
JP6282312B2 JP2016136461A JP2016136461A JP6282312B2 JP 6282312 B2 JP6282312 B2 JP 6282312B2 JP 2016136461 A JP2016136461 A JP 2016136461A JP 2016136461 A JP2016136461 A JP 2016136461A JP 6282312 B2 JP6282312 B2 JP 6282312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
temporary
fixed
authentication key
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016136461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018005863A (ja
Inventor
晋太郎 上田
晋太郎 上田
Original Assignee
日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社 filed Critical 日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社
Priority to JP2016136461A priority Critical patent/JP6282312B2/ja
Publication of JP2018005863A publication Critical patent/JP2018005863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6282312B2 publication Critical patent/JP6282312B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、一つの駐輪場において一時利用と定期利用とを併用して利用することが可能な駐輪場管理システムに関するものである。
従来技術による一時利用では、入場に際して入場時刻等を印刷した利用券を発行し、退場に際して利用券の読取を行い、料金を計算し、現金を受け取るという利用態様が通常であり、発券機、精算機等のコストとスペースを要する機器が必要であった。
最近は決済の形態が多様化してきており、キャッシュレスとすることで発券機、現金を扱う精算機のようなコストとスペースが不要となるシステムが求められていた。
発券機、精算機のないキャッシュレスのシステムとしては、定期利用によるシステムにおいて実現されていた。従来技術による定期利用では、定期利用のユーザは、施設の管理機関に対して、一定期間について全時間帯の利用を契約するシステムが採用されているのが通常である。必要な時間だけの利用を求める定期利用ユーザの要望を満たすことができなかった。
定期利用のシステムについて、駐輪場の提供者の観点から言えば、ある期間について駐輪区画数と同数の定期利用数の販売を実現しても、実際の利用においては駐輪在車数が駐輪区画数に達することは事実上なく、運営によって販売可能な実質の駐輪容量を拡大する余地が存在していた。
ここで駐輪区画数とは、駐輪場において一台の二輪車(ここで二輪車とは、自転車又はオートバイ等の車両を指す用語である。)のために施設運営者が確保したスペースの数を言い、実際に区画を設定している場合だけでなく、駐輪場の面積から割り出された最大収容台数も指す概念である。
また、駐輪容量とは、一定期間もしくは時間帯において収容可能台数の延べ数量であり、単位時間毎に供給できる駐輪区画数を期間または時間帯で積算した駐輪場のキャパシティを指す用語である。
実質の駐輪容量の拡大は、従来から駐輪場管理者の課題とされていたテーマであり、前述の一定期間の時間帯すべてを契約する定期利用と利用の度に精算する一時利用とを併用し、今まで定期利用のために固定的に確保していた駐輪区画数の一部を一時利用するユーザに開放することで、上記テーマを実現するシステムが提案されてきた。
特許文献1には、一定の期間を単位に契約をして駐車場を利用する定期利用と駐車場を利用する度に駐車料金を精算する一時利用とを併用する駐車場で、定期利用車用の駐車スペースを予め確保し、残りの駐車スペースを一時利用車用に開放して車両の入出場を管理する駐車管理システムが提案されている。
しかしながら、定期利用契約は一日単位でみれば全時間帯をすべて購入する方式のものであり、定期利用ユーザの一時利用的利用ニーズを満足させる効果はなく、駐車場の提供者の観点からの最適化を図るシステムでしかなかったというのが問題であった。
また、一時利用ユーザのための発券機、現金の精算機は従来と同様に必要なシステムであった。
特開平11−25393号公報
本願発明が解決しようとする課題は、駐輪場ユーザの実際の利用ニーズに対して最適化させた駐輪場提供を可能にすると同時に駐輪場で販売可能な駐輪容量を拡大できる一時利用と定期利用の併用システムを提供することである。
さらには、従来の一時利用システムに必要とされていた発券機及び現金精算機を不要とし、コストとスペースを節約できるシステムとすることも課題となる。
本発明の第1の観点によれば、一定期間における駐輪の利用パターンを登録し、該利用パターン単位で精算をする固定利用ユーザと、前記利用パターンの登録をせず、駐輪の度に精算をする一時利用ユーザとの併用利用による駐輪場の管理システムであって、
(a)前記駐輪場の利用に先立って、精算方法を含むユーザ情報の事前登録をし、認証キーを発行する事前登録手段と、
(b)前記固定利用ユーザによる前記利用パターンの入力を受けて、該利用パターンを前記認証キーと関連付けて記憶する固定利用情報記憶手段と、
(c)前記認証キーの入力を受けて、該入力に係るユーザが入場許可ユーザか否かの認証をする認証手段を有し、前記認証に係る認証キー及び入場時刻を含む入場記録をする認証入場記録手段と、
(d)前記認証の結果を受信して、前記入場許可ユーザによる前記駐輪場への入場が制限されないように動作し、該入場許可ユーザ以外の者による前記駐輪場への入場が制限されるように動作するゲート装置と、
(e)前記入場許可ユーザの退場において前記認証キーを受信して、退場時刻及び前記認証キーを含む退場記録をする退場記録手段と、
(f)前記固定利用ユーザ毎の利用パターンと現時刻との比較によって現時刻において確保すべき固定利用必要台数を検出する固定利用必要台数検出手段と、
(g)前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から一時利用在車台数を検出する一時利用在車台数検出手段と、
(h)現時刻における一時利用可能台数を、前記駐輪場の駐輪容量から前記固定利用必要台数と前記一時利用在車台数とを減算することによって、計算をする一時利用可能台数計算手段と、
(i)前記一時利用可能台数と所定の入場制限基準とを比較して前記一時利用ユーザの入場制限か否かの判断をする一時利用制限判断手段と、
を備え、
前記認証入場記録手段は、前記事前登録に係るユーザ以外のユーザと、前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合の一時利用ユーザと、を前記認証において入場許可ユーザではないと認証するシステムが、提供される。
ここで固定利用という用語は、従来の定期利用の概念を拡張し、一定期間のすべての時間帯だけはなく、一定期間において指定した固定の時間帯についての利用という概念を指す用語として用いる。
ここで、(j)前記固定利用ユーザの前記利用パターンから外れた時間における利用を、前記入場記録及び退場記録から時間外利用として検出し、一時利用に振替をする時間外利用振替手段をさらに備え、
前記一時利用在車台数は、前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から検出される一時利用在車台数に、前記振替に係る一時利用の台数を加算して求められた台数であるとしてもよい。
前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記一時利用の制限を通知する通知手段をさらに含むとしてもよい。
前記時間外利用を一時利用として課金金額を計算し、前記固定利用に係る課金金額に加算して、前記固定利用ユーザに係る課金情報を生成する課金情報生成手段をさらに含むとしてもよい。
課金金額を精算する上記精算方法としては、クレジットカード番号を登録して、クレジット会社と通信して決済を行う機器から構成されるもの、オンライン収納としてコンビニエンスストア決済するもの、インターネットバンキングのサイトに接続して引き落とすもの、ATM支払番号を通知して、ユーザに入金処理をさせるものなどが採用可能である。
前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記認証手段は、前記固定利用ユーザの認証キーの入力を受けたとき、該認証キーと関連付けられた利用パターンと現時刻とを比較して、該利用パターンから外れた利用と判別された固定利用ユーザを入場許可ユーザではないと認証するとしてもよい。
前記認証キーの発行は、該認証キーを記憶したICカードを前記事前登録に係るユーザに提供すること、前記事前登録に係るユーザが所有するICカードに格納された固有IDを読み取り、該固有IDを認証キーとして前記固定利用情報記憶手段に記憶することから選ばれる少なくとも一つであるとしてもよい。
前記利用パターンは、曜日の選択、祝日の選択、曜日と時間帯との組合せ選択、祝日と時間帯との組合せ選択、曜日及び祝日と時間帯との組合せ選択から選ばれる少なくとも1つを含むとしてもよい。
図1は、実施例1の駐輪システムの模式図である。 図2は、事前登録機1005の外観2000と機能構成2010を示した図である。 図3は、認証入場記録機1006の外観3000と機能構成3010を示した図である。 図4は、入場ゲート装置1007の外観4000と機能構成4010を示した図である。 図5は、退場記録機1008の外観5000と機能構成5010を示した図である。 図6は、退場ゲート装置1009の外観6000と機能構成6010を示した図である。 図7は、管理装置1013の機能構成を示したブロック図である。 図8は、事前登録に係る事前登録情報のデータ構造を示したブロック図である。 図9は、利用パターンを含む固定利用情報のデータ構造を示したブロック図である。 図10は、入場記録データのデータ構造を示したブロック図である。 図11は、退場記録データのデータ構造を示したブロック図である。 図12は、本実施例のシステムの動作による事前登録の動作を示したフローチャートである。 図13は、ユーザがアクションを加えるスタート画面の一例である。 図14は、ユーザ情報入力画面の一例である。 図15は、車両情報入力画面の一例である。 図16は、精算方法入力画面の一例である。 図17は、利用パターン入力画面の一例である。 図18は、選択の入力画面の一例である。 図19は、本実施例のシステムの動作による一時利用による入場の制限判断を示したフローチャートである。 図20は、本実施例の認証及び入場記録に係る動作を示したフローチャートである。 図21は、本実施例のシステムによる退場記録の動作を示したフローチャートである。
本発明を実現するための態様を実施例において説明する。
以下の説明における機能構成部で示される機器の動作は、予め組み込まれたファームウエア等の制御プログラムが各機器の回路等のプロセッサーで実行され、当該機器や通信相手の機器の各種デバイスと協働することによって実現される。
また、これらのプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該プロセッサーによって記録媒体から読み出され、コントローラのユーザが操作すること又はコントローラを構成するデバイスからの信号を受信することをトリガに実行される。
図1は、実施例1の駐輪システムの模式図である。
駐輪場1000と管理装置1013とが通信回線1012を介して接続されている。
駐輪場は、6区画の駐輪区画1003a〜1003fから構成される駐輪ブロック1002を含む駐輪エリア1001、認証入場記録機1006、入場ゲート装置1007、退場記録装置1008、退場ゲート装置1009そして満空表示装置1010を備える入退通路1004、事前登録機1005そして駐輪場を構成する上記機器とローカルに通信接続すると同時に通信回線1012との通信接続を行うベース通信部1011から構成されている。
ここでは、満車を通知する手段として満空表示装置が採用されているが、本発明に係る通知手段はこれに限定されるものではない。音声により満車を知らせる装置、満空表示装置と音声により満車を知らせる装置との併用などが適宜採用されうる。
駐輪区画とは、一台の二輪車に割り当てられた駐輪スペースである。明示的に駐輪位置を指定する表示を駐輪エリアの地面に設けること、駐輪ラックを設置することだけでなく、一台毎の配置を明示せず、駐輪場運営者が観念的に駐輪区画を把握するものであってもよい。
ここでは6区画の駐輪区画1003a〜1003fから構成される駐輪ブロック1002を備えた駐輪エリア1001が示されているが、区画数及びブロック数は駐輪場を設ける用地や駐輪利用の態様に応じて適宜変更されうるものである。
図2は、事前登録機1005の外観2000と機能構成2010を示した図である。
まず、外観図2000から説明する。タッチパネル2001は、ユーザによる入力操作を受けるインターフェースである。ICカード読取口2002は、ユーザの所有する交通系のICカード読取のために備えられている。
次に、機能構成図2010を説明する。入力部2011は、ユーザから事前登録依頼や固定利用情報の入力を受け入れる。ここで事前登録依頼は、ユーザによるタッチパネル2001の操作により入力されたユーザ名、使用車両、クレジットカード番号等の精算方法を構成要素に含むデータであり、固定利用情報は、固定利用を望むユーザによる利用パターンを含む情報である。
ここで精算方法は、クレジット決済を採用したが、オンライン収納としてコンビニエンスストア決済するもの、インターネットバンキングのサイトに接続して引き落とすもの、ATM支払番号を通知して、ユーザに入金処理をさせるものなどが採用可能である。
ICカード読取部2012は、ICカードの固有IDを読み取って、認証キーとして登録するためにユーザがICカード読取口にタッチ(近接)したICカードの固有IDを読取る。
第1通信部2013は、通信部1011を介し、所定の通信プロトコルを用いて、管理装置1013との通信を行う。この通信によって、以下のような情報のやり取りが実現される。すなわち、上記事前登録依頼の送信、ICカードの読取情報の送信、固定利用ユーザの利用パターンの送信そして管理装置から事前登録完了通知の受信などである。
ここでの事前登録は、事前登録機を設置する方式を採用しているが、本発明に採用可能な事前登録はこれに限定されるものではない。事前登録サイトを設け、パソコンによるウェブアクセスからの登録、スマートフォンによる登録などに変更されうる。さらには、ここに挙げた方式を組合せるなどの方式も適宜採用されうる。
図3は、認証入場記録機1006の外観3000と機能構成3010を示した図である。
まず、外観図3000から説明する。ICカード読取のための読取装置3001が、一般的なユーザが使いやすい1m〜1m20cm程度の高さに設けられている。
次に、機能構成図3010を説明する。上記読取装置を動作させてユーザが提示したICカードに格納された認証キーを読取るICカード読取部3011、読み取った認証キーを認証し、制限又は許可の信号を送信する認証部3012そして認証キーをタイマー3014から取得した現時刻と関連付けて入場記録データを生成して送信する入場記録部3013という構成要素から構成されている。
図4は、入場ゲート装置1007の外観4000と機能構成4010を示した図である。
まず、外観図4000から説明する。ユーザの通行を制限するためのフラッパー4001が、筐体4002に開閉自在に取り付けられている。
次に、機能構成図4010を説明する。上記フラッパーを動作させて開放状態と閉鎖状態との間の制御を行う開閉制御部4011、通行の制限又は許可の信号を受信して開閉制御部に送信する第2通信部4012という構成要素から構成されている。
入場ゲート装置は、初期状態において、フラッパー4001は開放されており、制限の信号を上記開閉制御部4011が受信すると、フラッパーを動作させて閉鎖状態とするように制御される。このような制御により、入場許可ユーザが通過する場合はそのまま開放され、それ以外の通過に対してはフラッパーが閉鎖状態になるように動作する。
本発明で採用可能な入場ゲートの動作はこれに限定されるものではなく、初期状態においてフラッパーが閉鎖されており、入場許可ユーザが通過する場合は開放状態になるように動作し、それ以外の通過に対してフラッパーはそのまま閉鎖されるというような動作などが適宜採用されうる。
図5は、退場記録機1008の外観5000と機能構成5010を示した図である。
まず、外観図5000から説明する。ICカード読取のための読取装置5001が、一般的なユーザが使いやすい1m〜1m20cm程度の高さに設けられている。
次に、機能構成図5010を説明する。上記読取装置を動作させてユーザが提示したICカードに格納された認証キーを読取る読取部5011、読み取った認証キーをタイマー5014から取得した現時刻と関連付けて退場記録データを生成して送信する退場記録部5012、事前登録に係る認証キーを読取った場合に通行の許可の信号を送信し、それ以外の場合に異常通知の信号を送信する退場判断部5013という構成要素から構成されている。
図6は、退場ゲート装置1009の外観6000と機能構成6010を示した図である。
まず、外観図6000から説明する。ユーザの通行を制限するためのフラッパー6001が、筐体6002に開閉自在に取り付けられている。
次に、機能構成図6010を説明する。上記フラッパーを動作させて開放状態と閉鎖状態との間の制御を行う開閉制御部6011、退場するユーザ通行の制限又は許可の信号を受信して開閉制御部に送信する第3通信部6012という構成要素から構成されている。
退場ゲート装置は、初期状態において、フラッパー6001は閉鎖されており、許可の信号を開閉制御部6011が受信すると、フラッパーを動作させて開放状態とするように制御される。このような制御により、事前登録したユーザが通過する場合はそのまま開放され、それ以外の通過に対してはフラッパーが閉鎖状態になるように動作する。
本発明で採用可能な退場ゲートの動作はこれに限定されるものではなく、初期状態においてフラッパーが開放されており、異常通知がされた場合は閉鎖状態になるように動作し、事前登録に係るユーザの通過に対してフラッパーはそのまま開放されるというような動作などが適宜採用されうる。
図7は、管理装置1013の機能構成を示したブロック図である。
管理装置は、記憶装置7001、事前登録部7002、認証部7003、入場記録部7004、退場記録部7005、固定利用必要台数検出部7006、時間外利用振替部7007、一時利用在車台数検出部7008、一時利用可能台数計算部7009、一時利用制限判断部7010、課金情報生成部7011、現時刻を生成するタイマー7012そして通知部7013という機能構成部からなる。
記憶装置7001には、予め設定した駐輪場で収容可能な二輪車の最大数である駐輪容量、一時利用を制限する入場制限基準、一時利用課金の単価、固定利用課金の単価、ユーザによって入力された登録情報、固定利用を希望するユーザによって入力された固定利用情報、入場記録、退場記録等が格納されている。
登録部7002は、利用を希望するユーザによって事前登録機1005に入力された情報を受信して記憶装置7001に登録する。
本実施例に係る駐輪場は、利用のために事前登録が必須とし、固定利用を希望するユーザは利用パターンを含む固定利用情報の登録をさらに行い、一時利用のみを希望するユーザは事前登録のみを行うという運営方式を採用する。
図8は、事前登録に係る事前登録情報のデータ構造を示したブロック図である。事前登録情報を識別するユーザID8001、駐輪場への入退場等で用いる認証キー8002、氏名、住所、連絡先等のユーザ個人情報8003、駐輪場を利用する車両を識別するための車両情報8004、クレジットカード番号等の精算方法8005、固定利用のための利用パターンの有無8006というデータ構造である。
ここで利用パターンの有無8006は、後で説明する固定利用ユーザのための利用パターンを登録しているかどうかを示すフラグ情報であり、デフォルト状態では無を示す「0」等が格納されている。
図9は、利用パターンを含む固定利用情報のデータ構造を示したブロック図である。認証キー9001と利用パターン情報9002とから構成されている。
9003は、利用パターン情報9002の構造を視覚化したイメージ図である。利用時間帯9004と曜日9005a〜9005gの組合せで利用パターンを指定する形式である。ここに示す一例では、平日に当たる月曜日から金曜日までは枠内の両端矢線で示す8時〜20時まで、土曜日と日曜日は同様な両端矢線で示す8時から14時まで利用するパターンが示されている。
このような形式で固定利用ユーザ毎に利用パターンの登録がなされている。
認証部7003は、認証入場記録装置1006が読み取った認証キーを受信して、入場許可ユーザか否かの認証を行う。
入場許可ユーザか否かの判別は、下記場合に応じて基準を変更して動作する。後で説明する一時利用制限判断部7011において入場制限と判断されていない場合は、事前登録に係る認証キーを提示したユーザすべてとなる。入場制限と判断されている場合は、時間外利用の固定利用ユーザと一時利用ユーザを除く登録ユーザが、入場許可ユーザとなる。
入場記録部7004は、認証入場記録機1006が送信した入場記録データを受信して、入場時刻を認証キーと関連付けて記憶装置7001に記録する。
図10は、入場記録データのデータ構造を示したブロック図である。入場時刻10001と認証キー10002とから構成されている。
退場記録部7005は、退場記録装置1008が送信する退場記録を受信して、認証キーを退場時刻と関連付けて記憶装置7001に記録する。
図11は、退場記録データのデータ構造を示したブロック図である。退場時刻11001と認証キー11002とから構成されている。
固定利用必要台数検出部7006は、記憶装置7001に記憶された固定利用ユーザそれぞれの利用パターンとタイマー7012から取得した現時刻とを比較して、現時刻を利用パターンの曜日・利用時間帯に含んでいる固定利用ユーザを抽出し、抽出数をカウントすることにより固定利用必要台数を検出する。
時間外利用振替部7007は、記憶装置7001に記憶された固定利用ユーザの認証キーを有する入場記録データと退場記録データとを呼び出して、入場した固定利用ユーザの入場記録に対応する退場記録の消込を行う。次に、消込後に残った入場記録に係る固定利用ユーザについてデータ数を現時刻における在車に係る在車固定利用ユーザを検出する。さらに、在車固定利用ユーザそれぞれの利用パターンとタイマー7012から取得した現時刻とを比較して、現時刻を利用パターンの曜日・利用時間帯に含んでいない時間外利用を一時利用に振替をして、一時利用として振替が始まる時刻を入場時刻として、この振替入場時刻と認証キーとからなる時間外利用入場記録を記憶装置7007に記録する。
時間外利用の退場時刻は、振替入場時刻後の退場が時間外利用の時間帯であれば退場時刻がそのまま振替退場時刻となり、振替入場時刻後の退場が利用パターンの時間帯であれば固定利用が始まる時刻をもって振替退場時刻となるように、振替退場記録が記憶装置7001にされる。
一時利用在車台数検出部7008は、記憶装置7001に記憶された一時利用ユーザの認証キーを有する入場記録データと退場記録データとを呼び出して、入場した一時利用ユーザの入場記録に対応する退場記録の消込を行い、残った入場記録に係る一時利用データ数を現時刻における一時利用ユーザによる在車台数を検出する。
次に、上記振替に係る時間外利用の在車台数を振替入場記録と振替退場記録とを呼び出して、時間外利用の固定利用ユーザの入場記録に対応する退場記録の消込を行い、残った振替入場記録に係る時間外利用データ数を現時刻における振替一時利用による在車台数として検出する。
一時利用ユーザによる在車台数と振替一時利用による在車台数との合計が、一時利用在車台数検出部7008によって、一時利用在車台数として検出される。
一時利用可能台数計算部7009は、記憶装置7001に記憶された駐輪容量を呼び出して、上記検出された固定利用必要台数と一時利用在車台数を合計して、駐輪容量から減算し、一時利用可能台数を計算する。
一時利用制限判断部7010は、記憶装置7001に記憶された一時利用制限基準を呼び出して、上記一時利用可能台数と比較して、一時利用ユーザの入場を制限するか、否かの判断を実行する。
ここでは、一時利用制限基準を台数で設定し、この台数を一時利用可能台数が下回った場合に一時利用ユーザの入場を制限すると判断することとするが、本発明に係る比較はこれに限定されるものではなく、例えば、一時利用制限基準を固定利用ユーザの登録数に対する比率として設定し、この比率と固定利用ユーザの登録数との積と一時利用可能台数とを比較する方式であってもよい。
課金情報生成部7011は、上記退場記録を受信して、認証キーに係るユーザが一時利用ユーザであれば、同一の認証キーに係る入場記録を呼び出して、退場時刻と入場時刻との差を一時利用時間として抽出する。次に、記憶装置7001から一時利用単価を呼び出して、上記一時利用時間との積を一時利用ユーザの課金情報として生成する。
また、認証キーに係るユーザが固定利用ユーザであれば、同一の認証キーに係る入場記録を呼び出して、上記時間外利用に係る振替退場時刻と振替入場時刻との差を一時利用時間として抽出する。次に、記憶装置7001から一時利用単価を呼び出して、上記一時利用時間との積を固定利用に係る料金に追加して固定利用ユーザの課金情報を生成する。
ここで、固定利用に係る料金は、固定利用精算に係る契約期間において、登録された利用パターンに係る利用時間の合計と記憶装置7001に格納された固定利用単価との積によって生成される。
通知部7013は、上記一時利用制限判断部の判断が入場を制限するの場合は、満空表示装置1010を制御して、「満車」の表示をさせる。上記判断が「否」、すなわち入場を制限しない、の場合は、表示がされていないときはそのままに、表示がされているときは「満車」の表示を停止するように制御する。
(事前登録)
図12は、本実施例のシステムの動作による事前登録の動作を示したフローチャートである。
アクセスステップ12001において、駐輪場の利用を希望するユーザが事前登録機のタッチパネル2001に表示された登録開始アイコンにアクションを加える。図13は、ユーザがアクションを加えるスタート画面の一例である。登録開始アイコン13001が表示され、これに対してユーザがタッチすることにより、登録動作が開始される。
ここでは、事前登録機のタッチパネルにおける動作を説明するが、事前登録サイトにアクセスしたパソコンやスマートフォンの画面から登録動作をする場合も同様である。以下のステップにおける入力或は選択動作についても以下で示すタッチパネルの画面と同様の画面から行われる。
ユーザ情報入力ステップ12002において、ユーザの情報の入力がタッチパネルの操作によって行われる。図14は、ユーザ情報入力画面の一例である。ユーザによって、ユーザ情報入力欄14001へ氏名、性別、生年月日、住所、連絡方法、電話番号、メールアドレスそして固定利用の有無が入力される。
ユーザが、ユーザ情報を入力し、決定ボタン14002に対してアクションが加えられると、入力されたユーザ情報が記憶部7001に記憶される。
車両情報入力ステップ12003において、車両の情報の入力がタッチパネルの操作によって行われる。図15は、車両情報入力画面の一例である。ユーザによって、車両情報入力欄15001へ車種、車体色、ハンドルタイプ、後ろ荷台の有無、電動自転車か否か、電話番号、車体番号、防犯登録番号そして車両の画像が入力される。
ここで車両の画像の入力は、必須とせずユーザがスマートフォンやPCによって事前登録サイトにアクセスして画像ファイルをアップロードすることにより行われる。
ユーザが、ユーザ情報を入力し、決定ボタン15002に対してアクションが加えられると、入力された車両情報が記憶部7001に記憶される。
精算方法入力ステップ12004において、精算方法の入力がタッチパネルの操作によって行われる。図16は、精算方法入力画面の一例である。ユーザによって、ユーザ情報入力欄16001へカード名義者名、クレジット会社、有効期限そしてセキュリティコードが入力される。
ユーザが、精算方法を入力し、決定ボタン16002に対してアクションが加えられると、入力された精算方法が記憶部7001に記憶される。
固定利用選択ステップ12005において、上記ユーザ情報入力ステップ12002において、固定利用の有無に係る入力欄に「無」と入力したユーザのシステム動作は、認証キー選択ステップ12007に移行する。
ユーザ情報入力ステップ12002において、固定利用の有無に係る入力欄に「有」と入力したユーザのシステム動作は、利用パターン入力ステップ12006に移行する。
利用パターン入力ステップ12006において、固定利用を希望するユーザによって、利用パターンの入力が行われる。図17は、利用パターン入力画面の一例である。まず、ユーザによって、利用パターン入力欄17001へ、利用期間と月曜日から日曜日までの利用時間帯が入力される。そして、固定利用の契約期間入力欄17002へ、開始年月日と終了年月日からなる契約期間の入力がされる。
ここでは、一週間のスケジュール帖形式の一覧画面から、曜日毎に2つまでの利用時間帯について、開始時刻と終了時刻とを入力することによって利用パターンを入力することができる。
ユーザが、利用パターンと契約期間を入力し、決定ボタン17003に対してアクションが加えられると、入力された利用パターンと契約期間が固定利用情報として記憶部7001に記憶される。
認証キー選択ステップ12007において、ユーザによって、新たに認証キーを格納したICカードである入場カードを発行するか、ユーザが所有するICカードに格納された固有IDを認証キーとして登録するかの選択が行われる。図18は、選択の入力画面の一例である。ユーザによって、入場カード発行ボタン18001か、ICカード読取ボタン18002かのいずれかにアクションが加えられることにより、ユーザによる上記選択の入力がされる。
入場カード発行が選択されると、入場カード発行ステップ12009において、駐輪場システムから駐輪場運営者に対して入場カード発行の依頼が通知される。駐輪場管理者は、発行する入場カードに格納された認証キーを当該ユーザのユーザ情報の認証キーと登録し、書留郵便等の方法で届けることにより、事前登録は完了する。
ユーザによって所有するICカードに格納された固有IDを認証キーとして登録することが選択されると、ICカード読取ステップ12010において、事前登録機のICカード読取部2012の機能がアクティブとなる。駐輪場システムは、ユーザによって自身が所有するICカードがICカード読取口2002にタッチされると、このICカードの固有IDを読取り、当該ユーザのユーザ情報の認証キーとしてユーザ情報に登録する。
(一時利用入場の制限判断)
図19は、本実施例のシステムの動作による一時利用による入場の制限判断を示したフローチャートである。
駐輪場システムの動作がスタートすると、時刻取得ステップ19001において、タイマー7012から現時刻を取得する。
設定周期経過判断ステップ19002において、スタート直後の取得もしくは直前の一時利用制限判断のシークエンスに係る取得による時刻取得から予め設定した周期を経過したか、否かの判断を行う。判断が「yes」すなわち設定周期経過であれば、システムの動作は一時利用在車台数検出ステップ19003に進む。
判断が、「no」、すなわち設定周期経過していない、であれば、システムの動作は時刻取得ステップ19001に戻る。
固定利用必要台数検出ステップ19003において、固定利用必要台数検出部7006は、記憶装置7001に記憶された固定利用ユーザそれぞれの利用パターンと上記取得した現時刻とを比較して、現時刻を利用パターンに含んでいる固定利用ユーザを抽出し、抽出数をカウントすることにより固定利用必要台数を検出する。
一時利用在車台数検出ステップ19004において、一時利用台数検出部7008は、記憶装置7001に記憶された一時利用ユーザの認証キーを有する入場記録データと退場記録データとから、上記取得に係る現時刻における一時利用ユーザによる在車台数を検出する。
次に、一時利用台数検出部7008は、時間外利用振替部7007によって記憶装置7001に記録された振替に係る時間外利用の在車台数を振替入場記録と振替退場記録とから、振替一時利用による在車台数として検出する。
さらに、一時利用台数検出部7008は、一時利用ユーザによる在車台数と振替一時利用による在車台数との合計を一時利用在車台数として検出する。
一時利用可能台数計算ステップ19005において、一時利用可能台数計算部7009は、記憶装置7001に記憶された駐輪容量を呼び出して、先のステップで検出された固定利用必要台数と一時利用在車台数を合計して、駐輪容量から減算し、一時利用可能台数を計算する。
一時利用制限判断ステップ19006において、一時利用制限判断部7010は、記憶装置7001に記憶された一時利用制限基準を呼び出して、上記一時利用可能台数と比較して、一時利用ユーザの入場を制限するか、否かの判断を実行する。
通知ステップ19007において、通知部7013が、上記判断が入場を制限するの場合は、満空表示装置1010を制御して、「満車」の表示をさせる。上記判断が「否」の場合は、表示がされていないときはそのままに、表示がされているときは「満車」の表示を停止するように制御する。
(認証入場記録の動作)
図20は、本実施例の認証及び入場記録に係る動作を示したフローチャートである。
入場検知ステップ20001において、駐輪場の利用と考えられるユーザが入退通路1004に入ると、特に図示しない駐輪場システムに設けた人感センサ等によって、ユーザ候補として入場が検知される。
入場カード提示ステップ20002において、ユーザ候補による認証入場記録装置1006の読取装置3001へのICカードの提示がなされる。
認証キー読取ステップ20003において、ICカード読取部3011によって、提示されたICカードに格納された認証キーの読取が行われる。
判断ステップ20004において、制御装置2013の認証部7003によって、読取に係る認証キーと記憶部7001に記憶された事前登録に係る認証キーと比較して事前登録に係るユーザか否かの判断が行われる。
事前登録に係る認証キーでないと判断されると、システムの動作は閉鎖ステップ20005に移行して、入場ゲート装置1007に通行の制限の信号を送信し、フラッパー4001が閉鎖状態になるように制御する。
事前登録に係る認証キーと判断されると、システムの動作は判断ステップ20006に移行して、認証部7003によって、一時利用制限判断部7010が一時利用ユーザの入場を制限しているか否かの判断が行われる。
一時利用ユーザの入場を制限していないと判断されると、システムの動作は開放入場記録ステップ20007に移行して、認証部7003によって、入場ゲート装置1007に通行の許可の信号を送信し、フラッパー4001が開放状態になるように制御して、入場記録データを記憶部7001に記録する。
一時利用ユーザの入場を制限していると判断されると、システムの動作は判断ステップ20008に移行して、認証部7003によって、読取に係る認証キーと記憶部7001に記憶された固定利用ユーザに係る認証キーと比較して、固定利用ユーザか否かの判断が行われる。
固定利用ユーザに係る認証キーでないと判断されると、システムの動作は閉鎖ステップ20009に移行して、入場ゲート装置1007に通行の制限の信号を送信し、フラッパー4001が閉鎖状態になるように制御する。
固定利用ユーザに係る認証キーと判断されると、システムの動作は判断ステップ20010に移行して、認証部7003によって、時間外利用か否かの判断が行われる。
時間外利用でないと判断されると、システムの動作は開放入場記録ステップ20011に移行して、認証部7003によって、入場ゲート装置1007に通行の許可の信号を送信し、フラッパー4001が開放状態になるように制御して、入場記録データを記憶部7001に記録する。。
時間外利用と判断されると、システムの動作は閉鎖ステップ20012に移行して、認証部7003によって、入場ゲート装置1007に通行の制限の信号を送信し、フラッパー4001が閉鎖状態になるように制御する。
(退場記録)
図21は、本実施例のシステムによる退場記録の動作を示したフローチャートである。
退場検知ステップ21001において、退場と考えられるユーザが退場記録機1008に近づくと、特に図示しない駐輪場システムに設けた人感センサ等によって、退場ユーザ候補として退場が検知される。
入場カード提示ステップ21002において、退場ユーザ候補による退場記録装置1008の読取装置5001へのICカードの提示がなされる。
認証キー読取ステップ21003において、ICカード読取部5011によって、提示されたICカードに格納された認証キーの読取が行われる。
判断ステップ21004において、退場判断部5013によって、記憶部7001に記憶された入場記録に係る認証キーと比較して入場記録の有るユーザか否かの判断が行われる。
入場記録の有るユーザに係る認証キーでないと判断されると、システムの動作は閉鎖ステップ21005に移行して、退場判断部5013によって、退場ゲート装置1009に通行の制限の信号を送信し、フラッパー6001が閉鎖状態になるように制御する。
そして、異常通知ステップ21006において、退場判断部5013は、予め設定した駐輪場運営者の連絡先に異常発生の通知を行う。
入場記録の有るユーザに係る認証キーと判断されると、システムの動作は退場記録ステップ20007に移行して、退場記録部5012によって、記憶部部7001に退場記録データが記録される。
駐輪場や駐輪施設を併用する駐車場の運営に適用できる。
1000 駐輪場
1001 駐輪エリア
1002 駐輪ブロック
1003a〜1003f 駐輪区画
1004 入退通路
1005 事前登録機
1006 認証入場記録機
1007 入場ゲート装置
1008 退場記録機
1009 退場ゲート装置

Claims (7)

  1. 一定期間における駐輪の利用パターンを登録し、該利用パターン単位で精算をする固定利用ユーザと、前記利用パターンの登録をせず、駐輪の度に精算をする一時利用ユーザとの併用利用による駐輪場の管理システムであって、
    (a)前記駐輪場の利用に先立って、精算方法を含むユーザ情報の事前登録をし、認証キーを発行する事前登録手段と、
    (b)前記固定利用ユーザによる前記利用パターンの入力を受けて、該利用パターンを前記認証キーと関連付けて記憶する固定利用情報記憶手段と、
    (c)前記認証キーの入力を受けて、該入力に係るユーザが入場許可ユーザか否かの認証をする認証手段を有し、前記認証に係る認証キー及び入場時刻を含む入場記録をする認証入場記録手段と、
    (d)前記認証の結果を受信して、前記入場許可ユーザによる前記駐輪場への入場が制限されないように動作し、該入場許可ユーザ以外の者による前記駐輪場への入場が制限されるように動作するゲート装置と、
    (e)前記入場許可ユーザの退場において前記認証キーを受信して、退場時刻及び前記認証キーを含む退場記録をする退場記録手段と、
    (f)前記固定利用ユーザ毎の利用パターンと現時刻との比較によって現時刻において確保すべき固定利用必要台数を検出する固定利用必要台数検出手段と、
    (g)前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から一時利用在車台数を検出する一時利用在車台数検出手段と、
    (h)現時刻における一時利用可能台数を、前記駐輪場の駐輪容量から前記固定利用必要台数と前記一時利用在車台数とを減算することによって、計算をする一時利用可能台数計算手段と、
    (i)前記一時利用可能台数と所定の入場制限基準とを比較して前記一時利用ユーザの入場制限か否かの判断をする一時利用制限判断手段と、
    を備え、
    前記認証入場記録手段は、前記事前登録に係るユーザ以外のユーザと、前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合の一時利用ユーザと、を前記認証において入場許可ユーザではないと認証することを特徴とするシステム。
  2. (j)前記固定利用ユーザの前記利用パターンから外れた時間における利用を、前記入場記録及び退場記録から時間外利用として検出し、一時利用に振替をする時間外利用振替手段をさらに備え、
    前記一時利用在車台数は、前記利用パターンとの関連付けのない認証キーに係る前記入場記録及び退場記録から検出される一時利用在車台数に、前記振替に係る一時利用の台数を加算して求められた台数であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記一時利用の制限を通知する通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のシステム。
  4. 前記時間外利用を一時利用として課金金額を計算し、前記固定利用に係る課金金額に加算して、前記固定利用ユーザに係る課金情報を生成する課金情報生成手段をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 前記判断が一時利用ユーザの入場制限である場合に、前記認証手段は、前記固定利用ユーザの認証キーの入力を受けたとき、該認証キーと関連付けられた利用パターンと現時刻とを比較して、該利用パターンから外れた利用と判別された固定利用ユーザを入場許可ユーザではないと認証することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記認証キーの発行は、該認証キーを記憶したICカードを前記事前登録に係るユーザに提供すること、前記事前登録に係るユーザが所有するICカードに格納された固有IDを読み取り、該固有IDを認証キーとして前記固定利用情報記憶手段に記憶することから選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記利用パターンは、曜日の選択、祝日の選択、曜日と時間帯との組合せ選択、祝日と時間帯との組合せ選択、曜日及び祝日と時間帯との組合せ選択から選ばれる少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のシステム。
JP2016136461A 2016-07-09 2016-07-09 駐輪場の併用利用管理システム Active JP6282312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136461A JP6282312B2 (ja) 2016-07-09 2016-07-09 駐輪場の併用利用管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136461A JP6282312B2 (ja) 2016-07-09 2016-07-09 駐輪場の併用利用管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018005863A JP2018005863A (ja) 2018-01-11
JP6282312B2 true JP6282312B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=60949461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016136461A Active JP6282312B2 (ja) 2016-07-09 2016-07-09 駐輪場の併用利用管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6282312B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008117431A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Toshiba Corp 光ディスク装置
JP5118902B2 (ja) * 2007-06-29 2013-01-16 アマノ株式会社 駐輪場管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018005863A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7533809B1 (en) System and method for operating a parking facility
JP4083430B2 (ja) 電子決済システム、決済装置及び端末
JP2017084264A (ja) 自転車利用システム
JP2019040502A (ja) ゲート式駐車場での駐車料金のスマホ決済法
JP2012064230A (ja) 自転車レンタルシステム
JP6539824B2 (ja) 駐車スペース貸与サービス提供方法
JP6412350B2 (ja) 駐車場管理システム
JP5322462B2 (ja) 自動取引装置
JP4636788B2 (ja) 移動通信端末を用いたロッカーシステム及びそのロッカー扉解錠方法
JP2009009438A (ja) 駐輪場管理システム
JP2008299552A (ja) 駐車料金精算システム
JP5008108B2 (ja) 自転車レンタル方法
JP6282312B2 (ja) 駐輪場の併用利用管理システム
JP5564152B1 (ja) 前払い式駐車場用発券機
JPH08202776A (ja) ホテルシステム
JP2005293402A (ja) レンタサイクルシステム
JP2004295862A (ja) ロッカー管理装置
JP6590394B1 (ja) 駐車場管理システム
JP2019012341A (ja) ロッカーシステム、ロッカー装置及びロッカー制御方法
JP2006350877A (ja) 電子マネーのバリュー移し替え機能付自動取引装置及びシステム
JP2009278480A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2006331454A (ja) 駐車場の予約管理装置
JP6316105B2 (ja) 駐車場用管理サーバおよび時間制限付きサービス提供方法
JP2003056226A (ja) 貸室管理装置
JP7491762B2 (ja) 駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6282312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350