JP2009278480A - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも簡単にオンライン決済が行え、手続きを簡易にしてコストを低く抑えた集合住宅用インターホンシステムを提供することである。
【解決手段】集合住宅用インターホンシステム30は、共用インターホン60と、複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…と、IP通信路40(構内通信路)と、制御部63と、ゲートウェイ装置50と、決済処理手段(制御部b)とを有する。決済処理手段は、操作部で所定の操作が行われると、ゲートウェイ装置50を通じてインターネット10(外部の通信網)に接続された決済用サーバ20に対してカードリーダfで読み取った所定の情報を伝達し、課金の決済を実行する。パソコン等の電源投入やプログラム起動等が不要になるので、従来よりも時間や手間がかからない。居住者データベース等を集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストを低く抑えられる。
【選択図】図1
【解決手段】集合住宅用インターホンシステム30は、共用インターホン60と、複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…と、IP通信路40(構内通信路)と、制御部63と、ゲートウェイ装置50と、決済処理手段(制御部b)とを有する。決済処理手段は、操作部で所定の操作が行われると、ゲートウェイ装置50を通じてインターネット10(外部の通信網)に接続された決済用サーバ20に対してカードリーダfで読み取った所定の情報を伝達し、課金の決済を実行する。パソコン等の電源投入やプログラム起動等が不要になるので、従来よりも時間や手間がかからない。居住者データベース等を集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストを低く抑えられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、共用インターホン、複数の戸別インターホン、構内通信路および制御部を備えた集合住宅用インターホンシステムに関する。
従来では、集合住宅の内外に敷設された有料の施設等(例えば駐車場やフィットネスルーム等)を利用する場合に課される課金について、各住戸に設置されたインターホン親機から決済データセンターに接続して物品およびサービスの購入時の決済を行う技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。具体的には、ID番号や有効期限等の記録情報を搭載した決済IDタグを居住者個人ごとに付与することを前提として、ID番号に関連付けされる有効期限等の記録情報を格納する居住者データベースや、決済IDタグと居住者データベースとのデータと照合する照合部、集合住宅内の決済システムのデータベースを格納するサーバなどを設ける構成である。
特開2006−238304号公報
しかし、特許文献1の技術では、インターホン親機から決済できるのは集合住宅に付属する施設等を利用する場合の課金に限られる。集合住宅とは無関係な商店(仮想商店を含む)等から物品やサービスを購入し、購入代金やサービス料金等の課金をオンラインで決済しようとする場合には、例えばパソコン等を起動して所定の操作を行う必要がある。すなわちパソコン等の電源を投入して所要のプログラムを起動し、指定された課金サイトにアクセスしなければならないので、時間と手間がかかる。
また、購入代金やサービス料金等の課金をオンラインで決済する場合に特許文献1の技術を適用すると、居住者データベース、照合部およびサーバを集合住宅ごとに構築する必要がある。すなわち複数棟の集合住宅で構成される団地などでは、各集合住宅について構築する必要がある。ここで、例えば入居や引っ越し等によって決済IDタグを付与または返還すべき居住者が現れると、居住者データベースの更新を集合住宅ごとに行わなければならないので手続きが煩雑である。さらには居住者データベース、照合部およびサーバが集合住宅ごとに必要となる点でコストが高くなる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、従来よりも簡単にオンライン決済が行え、手続きを簡易にしてコストを低く抑えた集合住宅用インターホンシステムを提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、集合住宅の共用スペースに設置される共用インターホンと、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置される複数の戸別インターホンと、集合住宅内に設置されて共用インターホンと複数の戸別インターホンとを結ぶ構内通信路と、複数の戸別インターホンの中から選択された一の戸別インターホンと共用インターホンとの間で構内通信路を介して通話が可能となるように制御を行う制御部とを有する集合住宅用インターホンシステムであって、
前記構内通信路と外部の通信網との間でアクセスを行うゲートウェイ装置を有し、各戸別インターホンには、操作を行う操作部と、決済用カードに記録された情報を読み取るカードリーダと、購入代金やサービス料金等の課金を決済する決済処理手段とを備え、前記決済処理手段は、前記操作部で所定の操作が行われると、前記ゲートウェイ装置を通じて前記外部の通信網に接続された決済用サーバに対して前記カードリーダで読み取った所定の情報を伝達し、前記課金の決済を実行することを要旨とする。
前記構内通信路と外部の通信網との間でアクセスを行うゲートウェイ装置を有し、各戸別インターホンには、操作を行う操作部と、決済用カードに記録された情報を読み取るカードリーダと、購入代金やサービス料金等の課金を決済する決済処理手段とを備え、前記決済処理手段は、前記操作部で所定の操作が行われると、前記ゲートウェイ装置を通じて前記外部の通信網に接続された決済用サーバに対して前記カードリーダで読み取った所定の情報を伝達し、前記課金の決済を実行することを要旨とする。
「構内通信路」は共用インターホンと戸別インターホンとの間で通話が可能であれば任意の通信路を適用でき、例えばIP通信路やLANなどが該当する。
「外部の通信網」はゲートウェイ装置を通じて通信可能な任意の通信網を適用でき、例えばインターネットやWANなどが該当する。
「決済用カード」はカードリーダで情報を読み取ることが可能な任意のカードを適用でき、例えばクレジットカードやRFIDタグ(ICタグ)などが該当する。なおカードという名称を用いているが、決済用として利用可能であれば形状を問わない。すなわちカード型に限らず、ラベル型、コイン型、スティック型などのいずれであってもよい。
「外部の通信網」はゲートウェイ装置を通じて通信可能な任意の通信網を適用でき、例えばインターネットやWANなどが該当する。
「決済用カード」はカードリーダで情報を読み取ることが可能な任意のカードを適用でき、例えばクレジットカードやRFIDタグ(ICタグ)などが該当する。なおカードという名称を用いているが、決済用として利用可能であれば形状を問わない。すなわちカード型に限らず、ラベル型、コイン型、スティック型などのいずれであってもよい。
解決手段1によれば、例えば特定のボタンを押す等のように操作部で所定の操作を行えば、決済処理手段はカードリーダで決済用カードに記録された情報を読み取って決済に必要な所定の情報を決済用サーバに伝達して課金の決済を実行する。このように操作部を操作するだけであり、パソコン等の電源投入やプログラム起動等が不要になるので、従来よりも時間や手間をかけず簡単にオンライン決済が行える。
また、集合住宅に付属する施設等(例えば駐車場、フィットネスルーム、その他の施設が該当し、契約や提携等によって集合住宅の居住者等が利用可能な施設を含む。以下同じ。)を利用する場合の課金についても決済用サーバに記録される限りは決済することができる。よってデータベース等の更新は決済用サーバのみで行えばよいので、手続きが簡単になる。特許文献1に記載された居住者データベース、照合部およびサーバを集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストが低く抑えられる。
また、集合住宅に付属する施設等(例えば駐車場、フィットネスルーム、その他の施設が該当し、契約や提携等によって集合住宅の居住者等が利用可能な施設を含む。以下同じ。)を利用する場合の課金についても決済用サーバに記録される限りは決済することができる。よってデータベース等の更新は決済用サーバのみで行えばよいので、手続きが簡単になる。特許文献1に記載された居住者データベース、照合部およびサーバを集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストが低く抑えられる。
(2)解決手段2は、解決手段1に記載した集合住宅用インターホンシステムであって、各戸別インターホンには所要の情報を表示する表示部をさらに備え、決済処理手段は、操作部で所定の操作が行われると、決済用サーバに記録された課金情報のうちで決済用カードに関与する情報を決済前に前記表示部に表示することを要旨とする。
解決手段2によれば、決済用サーバに記録された課金情報のうちで決済用カードに関与する情報が表示部に表示されるので、決済用カードの所有者等はどのような課金があるのかを簡単に把握することができる。
(3)解決手段3は、解決手段2に記載した集合住宅用インターホンシステムであって、決済処理手段は、操作部の操作に従って、表示部に表示された課金情報のうちで決済を実行する課金情報を選択することを要旨とする。
解決手段3によれば、表示部には課されている全ての課金情報が表示されるので、操作部を用いた操作を行うことによって決済可能な課金を選択できる。そのため、決済用カードの所有者等は現在の決済能力に見合った決済を行える。
本発明によれば、従来よりも時間や手間をかけず簡単にオンライン決済が行え、手続きを簡易にしてコストを低く抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1には、集合住宅用インターホンシステムの構成例を模式図で表す。図2には決済処理の一例をフローチャートで表す。図3には戸別インターホンにおける表示例を表す。
まず図1に表す集合住宅用インターホンシステムは、IP通信路40、ゲートウェイ装置50、共用インターホン60、複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…などを有する。IP通信路40は構内通信路に相当し、集合住宅内で通信を行うための通信路である。ゲートウェイ装置50は、IP通信路40とインターネット10との間でアクセスを行う装置である。インターネット10は「外部の通信網」に相当する。
IP通信路40に接続される共用インターホン60は、集合住宅の共用スペース(例えば玄関ホール等)に設置され、主に来訪者が利用する機器である。この共用インターホン60は、例えばカメラ61、表示器62、制御部63、スピーカ64、マイク65、入力キー66、呼出ボタン67などを有する。カメラ61には例えばCCDカメラ等が用いられ、来訪者等を撮像する。表示器62には例えば液晶表示器が用いられ、例えば入力キー66によって入力された情報やその他の情報を表示する。制御部63は共用インターホン60の全体の制御を司り、例えば複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…の中から入力キー66の入力によって選択された一の戸別インターホンと共用インターホン60との間でIP通信路40を介して通話が可能となるような制御を行う。スピーカ64およびマイク65は、戸別インターホンとの間で通話等を行う際に用いる。入力キー66はテンキー等で構成され、例えば呼び出そうとする住戸の部屋番号などを入力する。呼出ボタン67は、入力キー66の入力によって選択された一の戸別インターホンを呼び出す(すなわち呼び出し音を出す)場合などで操作する。
複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…は、いずれもIP通信路40に接続されている。本例では、戸別インターホン80、81、…は所定階(例えば1階)の住戸に対応させ、戸別インターホン90、91、…は別の階(例えば2階や3階等)の住戸に対応する等のように、集合住宅の階ごとに対応させている。なお、共用インターホン60と戸別インターホン80、81、…との間には中継器70を介在させ、共用インターホン60と戸別インターホン90、91、…との間には中継器71を介在させる等のように、集合住宅の階ごとに中継器を介在させている。
複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…は集合住宅の各住戸にそれぞれ1台ずつ設置され、主に居住者が利用する機器である。各戸別インターホンから決済用サーバ20に接続するには、図示するようにIP通信路40、ゲートウェイ装置50およびインターネット10を経由する必要がある。ここで、複数の戸別インターホン80、81、…、90、91、…はほぼ同一の構成であるので、以下では特に明記する場合を除き、代表して戸別インターホン80について説明する。
戸別インターホン80は、表示器a、制御部b、スピーカc、マイクd、入力キーe、カードリーダf、決済ボタンgなどを有する。表示器aには例えば液晶表示器が用いられ、例えば決済用サーバ20から伝達された情報や、カメラ61で撮像された映像や画像、その他の情報を表示する。この表示器aは「表示部」に相当する。制御部bは戸別インターホン80の全体の制御を司り、当該制御を実現するプログラムには後述する決済処理手段を含む。スピーカcとマイクdは、共用インターホン60との間で通話等を行う際に用いる。入力キーeは、入力キー66と同様にテンキー等で構成される。カードリーダfは、決済用カードKに記録された情報を読み取る。この決済用カードKは例えばクレジットカードである。決済ボタンgは決済を実行するときなどで操作する。なお、入力キーeおよび決済ボタンgのうちで一方または双方は「操作部」に相当する。
インターネット10に接続される決済用サーバ20は、購入代金やサービス料金等の課金(集合住宅に付属する施設等を利用する場合の課金を含む。)を決済する装置である。この決済用サーバ20は、データベース21や照合部22などを有する。データベース21にはオンライン決済を行うために必要な情報、例えば決済用カードを特定するカード情報(例えばカード番号や有効期限等)や、決済用カードの所有者等を特定する所有者情報(例えば氏名や住所等)、決済用カードの所有者等のみが使用することを担保する担保情報(例えばパスワード等)、購入代金やサービス料金等の課金を表す課金情報などが記録(格納)される。照合部22は、各戸別インターホンから行われるオンライン決済に際して所要のデータを照合して適否を判別する。
次に、決済用サーバ20に接続してオンライン決済を行う決済処理の一例について、図2を参照しながら説明する。決済処理手段は戸別インターホンの制御部bで実行され、購入代金やサービス料金等の課金を決済する処理である。なお、決済用サーバ20のデータベース21には所要のデータが既に記録されていると仮定する。
まず、戸別インターホン80の決済ボタンgが押される等のように所定の操作が行われると(ステップS10でYES)、決済用カードKに記録されている情報をカードリーダfで読み取る〔ステップS11〕。読み取らせる方法は決済用カードKの形態に応じて異なり、例えば磁気記録式の場合にはカードリーダfの所定部位でスライド等させ、RFIDタグの場合にはカードリーダfから無線通信が可能な範囲内に入ればよい。
ステップS11の読み取りを行った後、決済に必要な情報(例えばカード情報、所有者情報および担保情報等)が揃うと(ステップS12でYES)、当該決済に必要な情報を決済用サーバ20に送信し〔ステップS13〕、決済用サーバ20から情報を受信するまで待機する(ステップS14でNO)。
ステップS11の読み取りを行った後、決済に必要な情報(例えばカード情報、所有者情報および担保情報等)が揃うと(ステップS12でYES)、当該決済に必要な情報を決済用サーバ20に送信し〔ステップS13〕、決済用サーバ20から情報を受信するまで待機する(ステップS14でNO)。
戸別インターホン80から決済に必要な情報を受信した決済用サーバ20では、対応するカード情報、所有者情報および担保情報等がデータベース21に記録されているか否かを調べるためにアクセスし、記録されていた場合には照合部22が各情報を照合して適否を判別する。照合部22が適正と判別すれば、データベース21にアクセスしてカード情報、所有者情報および課金情報等を適正の情報とともに戸別インターホン80に送信する。一方、データベース21に記録されていない場合や照合部22が不適正と判別した場合には、不適正の情報を戸別インターホン80に送信する。
決済用サーバ20から情報を受信し(ステップS14でYES)、適正の情報が含まれているときは(ステップS15でYES)、決済用カードKで決済可能な全ての課金情報を表示器aに表示する〔ステップS16〕。この場合の表示例を図3(A)に表す。図3(A)には、決済用カードKを特定する特定情報100(本例では12桁の番号)や、所有者等を特定する所有者情報101(本例では氏名)、決済可能な課金情報102(本例では4件の項目)を表示している。課金情報102は、例えば集合住宅とは無関係な商店(仮想商店を含む)等から購入した物品やサービスに関する課金である。表示器aに表示された課金情報102の内容を見た決済用カードKの所有者等は、全部の課金を決済するか、一部の課金を決済するかの判断を行える。
図2に戻り、入力キーeを操作して表示器aに表示された課金情報102のうちで決済を実行する課金情報を選択する等して決済を実行する課金情報を特定して実行が指示されると〔ステップS17〕、特定した課金情報を決済用サーバ20に送信し〔ステップS18〕、決済用サーバ20から再び情報を受信するまで待機する(ステップS19でNO)。図3の例では、上から2項目と3項目の課金情報について対応する番号を入力キーeで操作して特定したことにより、四角枠内にチェックマーク(本例では「レ」のマーク)が表示されている。決済の実行指示は例えば決済ボタンgを押す等が該当する。
戸別インターホン80から特定した課金情報を受信した決済用サーバ20では、当該課金情報にかかる決済を実行し、さらに実行終了後に決済を完了した課金情報を戸別インターホン80に送信する。
決済用サーバ20から再び情報を受信すると(ステップS19でYES)、決済を完了した全ての課金情報を表示器aに表示し〔ステップS20〕、決済処理をリターンする。ステップS20の表示例を図3(B)に表す。図3(B)には、特定情報100および所有者情報101とともに、決済を完了した課金情報103(本例では2件の項目)を表示している。なお、未だ決済を完了していない課金情報を表示する構成としてもよく、決済と未決済の双方にかかる課金情報を表示する構成としてもよい。
なお、戸別インターホン80の決済ボタンg以外のボタンが押される等のように所定の操作でない操作が行われた場合や(ステップS10でNO)、決済用カードKに記録されたデータの一部が読み取れない等のように決済に必要な情報が揃わない場合(ステップS12でNO)、決済用サーバ20から受信した情報が不適正の情報である場合は(ステップS15でNO)、いずれもそのまま決済処理をリターンする。
上述した実施の形態によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(1)集合住宅用インターホンシステム30は、IP通信路40とインターネット10との間でアクセスを行うゲートウェイ装置50を備えた(図1を参照)。また、各戸別インターホンには、操作を行う入力キーeや決済ボタンgと、決済用カードKに記録された情報を読み取るカードリーダfと、購入代金やサービス料金等の課金を決済する決済処理手段とを備えた(図1、図2を参照)。決済処理手段は、決済ボタンgを押す等の所定の操作が行われると、ゲートウェイ装置50を通じてインターネット10に接続された決済用サーバ20に対してカードリーダfで読み取った所定の情報(例えばカード情報、所有者情報および担保情報等)を伝達し、決済を実行する(図2を参照)。このように入力キーeや決済ボタンgを操作するだけでよく、パソコン等の電源投入やプログラム起動等が不要になるので、従来よりも時間や手間をかけず簡単に課金の決済が行える。また、集合住宅に付属する施設等を利用する場合の課金についても決済用サーバ20に記録される限りは決済することができる。よってデータベース等の更新は決済用サーバ20のみで行えばよいので、手続きが簡単になる。特許文献1に記載された居住者データベース、照合部およびサーバを集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストが低く抑えられる。
(1)集合住宅用インターホンシステム30は、IP通信路40とインターネット10との間でアクセスを行うゲートウェイ装置50を備えた(図1を参照)。また、各戸別インターホンには、操作を行う入力キーeや決済ボタンgと、決済用カードKに記録された情報を読み取るカードリーダfと、購入代金やサービス料金等の課金を決済する決済処理手段とを備えた(図1、図2を参照)。決済処理手段は、決済ボタンgを押す等の所定の操作が行われると、ゲートウェイ装置50を通じてインターネット10に接続された決済用サーバ20に対してカードリーダfで読み取った所定の情報(例えばカード情報、所有者情報および担保情報等)を伝達し、決済を実行する(図2を参照)。このように入力キーeや決済ボタンgを操作するだけでよく、パソコン等の電源投入やプログラム起動等が不要になるので、従来よりも時間や手間をかけず簡単に課金の決済が行える。また、集合住宅に付属する施設等を利用する場合の課金についても決済用サーバ20に記録される限りは決済することができる。よってデータベース等の更新は決済用サーバ20のみで行えばよいので、手続きが簡単になる。特許文献1に記載された居住者データベース、照合部およびサーバを集合住宅ごとに設ける必要がないので、コストが低く抑えられる。
(2)決済処理手段は、操作部で所定の操作が行われると、決済用サーバ20に記録された課金情報のうちで決済用カードKに関与する情報を決済前に表示器aに表示した(図2、図3(A)を参照)。この表示によって、決済用カードKの所有者等はどのような課金があるのかを簡単に把握することができる。
(3)決済処理手段は、操作部の操作に従って、表示器aに表示された課金情報のうちで決済を実行する課金情報を選択する構成とした(図2、図3(A)を参照)。この構成によって、操作部を用いた操作を行うことによって決済可能な課金を選択できる。そのため、決済用カードKの所有者等は現在の決済能力に見合った決済を行える。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
以上では本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
(1)上述した実施の形態では、構内通信路にはIP通信路40を適用し、外部の通信網にはインターネット10を適用した(図1を参照)。この形態に代えて、他の構内通信路や他の外部の通信網を適用してもよい。他の構内通信路は例えばLANや専用線等のように共用インターホン60と戸別インターホン80、81、…、90、91、…との間で通話可能な通信路が該当し、他の外部の通信網には例えばWAN等のようにゲートウェイ装置50を通じて通信可能な任意の通信網が該当する。いずれの通信路や通信網であっても各戸別インターホンからオンライン決済を行えるので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)上述した実施の形態では、決済用カードKにはクレジットカードを適用した(図1を参照)。この形態に代えて、他のカードを適用してもよい。他のカードは、例えばRFIDタグ(ICタグ)等のようにカードリーダfで情報を読み取り可能なカードが該当する。外観形状はカード型、ラベル型、コイン型、スティック型などのいずれでもよい。他のカードであっても決済を行うに当たって必要な情報が得られるので、決済を実行することができる。よって、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)上述した実施の形態では、決済前に表示する課金情報102は集合住宅とは無関係な商店(仮想商店を含む)等から購入した物品やサービスに適用した(図3(A)を参照)。この形態に代えて(あるいは加えて)、集合住宅に付属する施設等を利用する場合のサービス等に適用してもよい。集合住宅に関する課金か否かにかかわらず、決済用サーバ20(具体的にはデータベース21)に決済を行うのに必要な情報等が記録されている限りは各戸別インターホンからオンラインで決済を行える。よって、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(4)上述した実施の形態では、データベース21には課金情報の他に、カード情報、所有者情報、担保情報を記録した。この形態に加えて、決済用カードKが使用される戸別インターホンを特定する機器情報(例えば機器固有の番号等)を記録してもよい。照合部22は、各戸別インターホンから送信される機器情報と、データベース21に記録されている機器情報とを照合して適否を判別する。こうして機器情報を加えることにより、決済用カードKおよびパスワードが盗まれた場合でも、特定の戸別インターホンから操作を行わない限りは決済が実行されない。
(5)上述した実施の形態では、担保情報としてパスワードを適用した。この形態に代えて(あるいは加えて)、決済用カードKの所有者等のみが使用することを担保する他の担保情報を適用してもよい。他の担保情報としては、戸別インターホンが設置された住戸の部屋番号や、顔型・指紋・虹彩・網膜・手のひら静脈・指静脈等のような生体情報などが該当する。生体情報の場合には、例えば各戸別インターホンに生体情報を読み取るセンサ(例えば指紋センサ等)を備え、照合部22で生体認証を行う必要がある。パスワードに比べて決済を行おうとする者を識別できるので、決済用カードKの所有者等以外の者がなりすまして行おうとする不正な決済(取引)を防止することができる。
10 インターネット(外部の通信網)
20 決済用サーバ
21 データベース
22 照合部
30 集合住宅用インターホンシステム
40 IP通信路(構内通信路)
50 ゲートウェイ装置
60 共用インターホン
61 カメラ
62 表示器
63 制御部
64 スピーカ
65 マイク
66 入力キー
67 呼出ボタン
70、71、… 中継器
80、81、90、91、… 戸別インターホン
100 特定情報
101 所有者情報
102、103 課金情報
a 表示器
b 制御部(決済処理手段)
c スピーカ
d マイク
e 入力キー(操作部)
f カードリーダ
g 決済ボタン(操作部)
K 決済用カード
20 決済用サーバ
21 データベース
22 照合部
30 集合住宅用インターホンシステム
40 IP通信路(構内通信路)
50 ゲートウェイ装置
60 共用インターホン
61 カメラ
62 表示器
63 制御部
64 スピーカ
65 マイク
66 入力キー
67 呼出ボタン
70、71、… 中継器
80、81、90、91、… 戸別インターホン
100 特定情報
101 所有者情報
102、103 課金情報
a 表示器
b 制御部(決済処理手段)
c スピーカ
d マイク
e 入力キー(操作部)
f カードリーダ
g 決済ボタン(操作部)
K 決済用カード
Claims (3)
- 集合住宅の共用スペースに設置される共用インターホンと、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置される複数の戸別インターホンと、集合住宅内に設置されて共用インターホンと複数の戸別インターホンとを結ぶ構内通信路と、複数の戸別インターホンの中から選択された一の戸別インターホンと共用インターホンとの間で構内通信路を介して通話が可能となるように制御を行う制御部とを有する集合住宅用インターホンシステムであって、
前記構内通信路と外部の通信網との間でアクセスを行うゲートウェイ装置を有し、
各戸別インターホンには、操作を行う操作部と、決済用カードに記録された情報を読み取るカードリーダと、購入代金やサービス料金等の課金を決済する決済処理手段とを備え、
前記決済処理手段は、前記操作部で所定の操作が行われると、前記ゲートウェイ装置を通じて前記外部の通信網に接続された決済用サーバに対して前記カードリーダで読み取った所定の情報を伝達し、前記課金の決済を実行する集合住宅用インターホンシステム。 - 請求項1に記載した集合住宅用インターホンシステムであって、
各戸別インターホンには所要の情報を表示する表示部をさらに備え、
決済処理手段は、操作部で所定の操作が行われると、決済用サーバに記録された課金情報のうちで決済用カードに関与する情報を決済前に前記表示部に表示する集合住宅用インターホンシステム。 - 請求項1または2に記載した集合住宅用インターホンシステムであって、
決済処理手段は、操作部の操作に従って、表示部に表示された課金情報のうちで決済を実行する課金情報を選択する集合住宅用インターホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008129098A JP2009278480A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | 集合住宅用インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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