JP6281380B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、現像ローラを感光ドラムに押圧する機構の改良に関する。
従来、現像ローラを感光ドラムに押し付けるために、フロントカバーに付勢部材を設け、フロントカバーを閉めたときにこの付勢部材が現像カートリッジを押して現像ローラを感光ドラムに押し付けるように構成した画像形成装置が知られている。
特開2006−106020号公報
しかしながら、前記した画像形成装置では、フロントカバーが付勢部材の反力を受けるため、フロントカバーの剛性を高くする必要があり、また、フロントカバーが閉めにくく、不必要に開きやすいという問題があった。
また、仮に付勢部材を現像カートリッジなどの交換部品に設けた場合には、交換部品ごとに付勢部材を設ける必要があり、交換部品のコストが上昇するという問題がある。
そこで、本発明は、現像剤担持体を感光体に押圧するための付勢部材の付勢力がフロントカバーなどに影響を与えず、交換部品のコスト上昇も抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、感光体と、感光体を露光するように構成される露光装置と、記録シートが載置され、感光体に記録シートを搬送するように構成される給紙部と、感光体に現像剤を供給するように構成され、第1軸線を中心に回転するように構成される現像剤担持体を有し、第1軸線と直交する方向に画像形成装置の装置本体に着脱可能な現像カートリッジと、装置本体に配置され、現像剤担持体を感光体に向けて付勢するために現像カートリッジを付勢するように構成される付勢部材とを備える画像形成装置である。
この画像形成装置において、装置本体は、露光装置と給紙部との間を通過させて現像カートリッジを着脱するために、現像カートリッジをガイドするように構成される第1ガイドを有する。そして、現像カートリッジは、第1ガイドに係合する被ガイド部を現像カートリッジにおける第1軸線方向の端部に有し、感光体に現像剤担持体が対向して付勢部材により押圧できない第1位置と、感光体に現像剤担持体が対向して離間し付勢部材により感光体に向けて押圧可能となる第2位置との間で、被ガイド部を中心に回動するように構成される。
このような構成によれば、付勢部材が装置本体に設けられるので、先行技術のようにフロントカバーなどに付勢部材の反力がかからない。また、現像剤担持体を感光体に押圧するための付勢部材を、交換部品である現像カートリッジに設けるのではなく、装置本体に設けるので、交換部品のコスト上昇を抑えることができる。
前記した画像形成装置においては、前記現像カートリッジを、前記第2位置から、前記感光体に前記現像剤担持体が押圧される第3位置に移動させる移動機構を備えることができる。
また、前記した画像形成装置において、装置本体は、現像カートリッジを装置本体外から第1位置に装着するときの現像カートリッジの姿勢を規定する姿勢規定部であって、露光装置と給紙部との間を現像カートリッジが通過するように現像カートリッジの姿勢を規定するように構成される姿勢規定部を有することができる。
そして、装置本体は、この姿勢規定部として、第1ガイドとは別の第2ガイドを有し、当該第2ガイドを、第1位置と第2位置との間の現像カートリッジの移動を案内するように構成することができる。
前記した画像形成装置において、装置本体は、現像カートリッジを着脱するための開口を有することができる。この場合、画像形成装置は、開口を開閉するカバーと、前記移動機構としてカバーを閉める動作に連動して現像カートリッジを第2位置から第3位置に移動させる第1連動機構をさらに備えることができる。
このような構成によれば、第1連動機構により、カバーを閉める動作によって現像剤担持体を感光体に押圧することができる。
また、装置本体が、現像カートリッジを着脱するための開口を有する場合に、画像形成装置は、開口を開閉するカバーと、前記移動機構としてカバーを開く動作に連動して現像カートリッジを第3位置から第2位置に移動させる第2連動機構をさらに備えることができる。
このような構成によれば、第2連動機構により、カバーを開く動作によって現像剤担持体を感光体から離間させることができる。
前記した画像形成装置において、第1ガイドは、第3位置にある現像カートリッジの現像剤担持体と感光体の対向方向に沿って延びる第1部分と、第1部分よりも現像カートリッジの装着方向上流側に位置し、第1部分と交差する方向に延びる第2部分とを有することができる。
また、前記した画像形成装置は、第1軸線方向から見て、第2部分が、付勢部材と露光装置との間に配置される構成とすることができる。
前記した各画像形成装置においては、前記感光体と、当該感光体から回収した現像剤を収容するように構成される廃現像剤収容容器とを支持するフレームを有し、装置本体に対して第1軸線と直交する方向に着脱可能な感光体カートリッジをさらに備えることができる。
この場合において、装置本体は、感光体カートリッジが給紙部と露光装置との間を通過するように構成される感光体ガイドを有し、廃現像剤収容容器は、装置本体に対して、第4位置と第5位置の間を第1軸線に沿う第2軸線を中心に回動可能に構成することができる。そして、第4位置は、廃現像剤収容容器が露光装置からの光路を挟んで給紙部と反対側に配置される位置であり、第5位置は、廃現像剤収容容器が光路に交差する位置とすることができる。
廃現像剤収容容器が第4位置のときの姿勢のまま、感光体カートリッジを、給紙部と露光装置の間から着脱する場合、廃現像剤収容容器が露光装置に干渉し易くなる。しかし、上記した構成によれば、廃現像剤収容容器が第5位置に移動することで、廃現像剤収容容器が給紙部側に傾くので、感光体カートリッジの着脱の際、廃現像剤収容容器が露光装置に干渉するのを抑制することができる。
前記した構成において、感光体カートリッジは、装置本体に対して、廃現像剤収容容器と一体に回動可能に構成することができる。
また、廃現像剤収容容器は、現像カートリッジの装着動作に連動して、第5位置から第4位置に回動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、現像カートリッジの装着動作により、廃現像剤収容容器が第4位置に移動するので、画像形成装置の操作性が向上する。
前記した構成において、廃現像剤収容容器は、ユーザが把持するための取っ手を有することができる。この取っ手は、廃現像剤収容容器が第4位置のとき、露光装置からの光路の第1軸線方向の外側において、廃現像剤収容容器から下方に延びていてもよく、光路を挟んで一対設けられていてもよい。また、一対の取っ手は、各下端部で接続されていてもよい。
このような構成によれば、取っ手を掴んで廃現像剤収容容器を扱うことで廃現像剤収容容器の操作性が向上する。
本発明の画像形成装置によれば、現像剤担持体を感光体に押圧するための付勢部材の付勢力がフロントカバーなどに影響を与えず、また、現像剤担持体を感光体に押圧するための付勢部材を、交換部品である現像カートリッジに設けるのではなく、装置本体に設けるので、交換部品のコスト上昇を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す図である。 感光体カートリッジの側面図(a)と、感光体カートリッジを上から見た図(b)である。 現像カートリッジの側面図(a)と、現像カートリッジを上から見た図(b)である。 第2サイドフレームを外側から見た図であって、カバー部を閉じた状態の連動機構を示す図(a)と、カバー部を開いた状態の連動機構を示す図(b)である。 第2サイドフレームを内側から見た図であって、回動機構を示す図である。 レーザプリンタの第2フロントカバーを開いた状態を示す図であって、第1アーム部を閉位置に配置した状態を示す図である。 レーザプリンタの第2フロントカバーを開いた状態を示す図であって、第1アーム部を開位置に配置した状態を示す図である。 現像カートリッジが現像ガイドに案内される様子を示す図であって、感光体カートリッジが廃トナー回動位置に向けて回動する様子を示す図である。 現像カートリッジが現像ガイドに案内される様子を示す図であって、感光体カートリッジを廃トナー回動位置に回動した状態を示す図である。 感光体カートリッジが開口から取り出された様子を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側」、紙面に向かって左側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2内に、給紙部3と、画像形成部4と、排出部9とを備えている。
装置本体2の前部には、第1フロントカバー21と、第2フロントカバー121とが設けられている。第1フロントカバー21は、装置本体2の下部に設けられた回動軸21Aを回動中心として回動可能に構成されている。第1フロントカバー21は、給紙トレイ31の前側を覆うように構成されている。第1フロントカバー21は、図6に示す位置に移動することで、給紙トレイ31の内部に用紙Pを載置することが可能になるように、給紙トレイ31の前側を開放する。
第2フロントカバー121は、第1フロントカバー21の内側において、回動軸121Aを回動中心として回動可能に構成されている。第2フロントカバー121は、露光装置5の下方に形成された開口2A(図4(b)参照)を覆うように設けられており、開口2Aを開閉するように構成されている。
装置本体2は、左右両側に設けられた一対のサイドフレーム22を備えている。サイドフレーム22は、後述する感光体カートリッジ6を、装着状態の位置である感光体装着位置に案内する感光体ガイド100と、後述する現像カートリッジ7を、装着状態の位置である現像装着位置に案内する現像ガイド110とを有している。
給紙部3は、画像形成部4に記録シートの一例としての用紙Pを供給するための構成であり、装置本体2内の下部に設けられている。この給紙部3は、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙フレーム31Aに支持されるピックアップローラ33及び分離ローラ34と、分離パッド35と、供給経路36とから主に構成されている。
供給経路36は、給紙トレイ31から供給された用紙Pを感光ドラム61と転写ローラ63の間に向けて搬送するための経路であり、ピックアップローラ33付近から後に延びた後、分離ローラ34付近から上方に湾曲して、感光体の一例としての感光ドラム61と転写ローラ63の間に向かって延びている。
給紙トレイ31に載置された用紙Pは、用紙押圧板32によってピックアップローラ33に寄せられ、ピックアップローラ33により供給される。供給された用紙Pは、分離ローラ34と分離パッド35によって1枚ずつ分離され、装置本体2の後側で上方に湾曲した後、画像形成部4(感光ドラム61)に向けて搬送される。
画像形成部4は、給紙された用紙Pに画像を形成するための構成であり、給紙トレイ31の上方に設けられている。この画像形成部4は、露光装置5と、感光体カートリッジ6と、現像カートリッジ7と、転写ローラ63と、定着装置8とを備えている。
露光装置5は、装置本体2内の前側の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。この露光装置5では、レーザビームを、感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
感光体カートリッジ6は、装置本体2の後側の上下方向中央部付近、詳しくは、上下方向において露光装置5と略同じ位置に配置されており、装置本体2に対して、開口2A(図4(b)参照)から着脱可能に構成されている。感光体カートリッジ6は、感光体フレーム69と、感光体フレーム69に設けられた感光ドラム61、帯電ローラ62とを主に備えている。
現像カートリッジ7は、感光体カートリッジ6の下側に配置されており、装置本体2に対して開口2Aから着脱可能に構成されている。現像カートリッジ7は、現像フレーム79と、現像フレーム79に設けられた現像剤担持体の一例としての現像ローラ71、供給ローラ72、層厚規制ブレード73及びトナー収容部74を備えている。現像カートリッジ7は、現像装着位置において、図1に示す収容空間S内に配置されている。収容空間Sは、感光体カートリッジ6と、現像カートリッジ7の下側に位置する給紙フレーム31Aとによって形成された空間である。現像ローラ71は、現像ローラ軸71Aの第1軸線の一例としての現像軸線X1を中心に回転可能に構成されている。
層厚規制ブレード73は、現像ローラ71と接触して、現像ローラ71上のトナーの層厚を規制するように構成されており、ブレード本体73Aと、ブレード本体73Aを補強する補強板73Bとを有している。補強板73Bは、現像フレーム79の上面に固定されている。
転写ローラ63は、装置本体2に設けられ、後方から感光ドラム61に対向して配置されている。
定着装置8は、感光体カートリッジ6の上方に配置され、主に、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを備えている。
画像形成部4では、感光ドラム61の表面が、帯電ローラ62により一様に帯電された後、露光装置5からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光ドラム61上に静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72によって現像ローラ71に供給され、現像ローラ71上に担持される。
そして、現像ローラ71上に担持されたトナーが、感光ドラム61上の静電潜像に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光ドラム61上にトナー像が形成される。
その後、給紙部3から供給された用紙Pが、感光ドラム61と転写ローラ63の間を搬送されることで、感光ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。次いで、感光ドラム61を通過した用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排出部9は、トナー像が熱定着されて画像が形成された用紙Pを装置本体2の外部に向けて搬送するための構成であり、排出ローラ91と、排出経路92とを備えている。排出経路92は、定着装置8から搬出された用紙Pを、前方に湾曲させながら、排紙トレイ23に搬送するための経路である。
排出部9では、画像形成部4(感光ドラム61)を通過した用紙Pが、装置本体2の前側に湾曲しながら排出ローラ91に向けて搬送され、装置本体2の外部に排出されて排紙トレイ23上に載置される。
<感光体カートリッジ>
図1及び図2(a)に示すように、感光体カートリッジ6の感光体フレーム69は、前述した感光ドラム61及び帯電ローラ62の他に、クリーニングブレード64と、廃現像剤収容容器の一例としての廃トナー収容容器65と、弾性部材66と、取っ手67とを有している。
感光体フレーム69は、感光体装着位置において、第2軸線の一例としての感光体軸線X2を中心に回動するように構成されている。ここで、感光体軸線X2は、感光ドラム61の回転中心である感光ドラム軸61Aの軸線である。具体的に、感光体フレーム69は、感光体装着位置と、感光体軸線X2を中心に、感光体装着位置から図示時計回りに回動した回動位置(図9参照)との間を回動するように構成されている。
クリーニングブレード64は、感光ドラム61の上側の周面と接触することで感光ドラム61上のトナーを回収するように構成されている。
廃トナー収容容器65は、クリーニングブレード64により感光ドラム61から回収したトナーを収容する容器である。廃トナー収容容器65は、感光体カートリッジ6が感光体装着位置に位置するとき、感光ドラム61の上方から前方に延びて設けられており、露光装置5から出射されるレーザ光の光路L及び現像カートリッジ7を挟んで、給紙トレイ31と反対側に配置されている。
廃トナー収容容器65は、感光体フレーム69と一体に構成されており、感光体フレーム69の回動に伴い、感光体軸線X2を中心に、感光体カートリッジ6が感光体装着位置に位置するときの廃トナー収容容器65の位置である第4位置の一例としての廃トナー装着位置と、感光体カートリッジ6が回動位置に位置するときの廃トナー収容容器65の位置である第5位置の一例としての廃トナー回動位置との間を回動するように構成されている。廃トナー収容容器65は、廃トナー回動位置に配置されたとき、前述した光路Lと交差するとともに、現像カートリッジ7の収容空間S内に配置されるようになっている。
弾性部材66は、ウレタンスポンジ等で構成されており、感光体フレーム69の下面における、廃トナー収容容器65の下方に対応する位置に設けられている。弾性部材66は、前述した現像フレーム79の上面の補強板73Bと接触可能に構成されている。この弾性部材66が補強板73Bに接触することで、廃トナー装着位置における廃トナー収容容器65の廃トナー回動位置への回動が規制されるようになっている。
図2(a)に示すように、取っ手67は、感光体カートリッジ6を着脱する際に、ユーザが把持するためのものである。取っ手67は、感光体フレーム69の前端部に設けられている。言い換えると、本実施形態では、感光体フレーム69の前端部は、廃トナー収容容器65の一部であり、廃トナー収容容器65は、取っ手67を有している。
取っ手67は、廃トナー収容容器65の前端部に支持された回動軸67Aを中心に、感光体フレーム69に対して回動可能に構成されており、図示しないバネ等により図示反時計回り方向に付勢されている。取っ手67は、図10に示す位置で、その回動が規制されている。
取っ手67は、回動軸67Aの左右両端から前斜め下方に延びる一対のアーム部67Bと、一対のアーム部67Bの各下端部を接続する把持部67Cとを備えている。把持部67Cは、アーム部67Bの下端部から前方に延びており、感光体カートリッジ6の装着時において、露光装置5の下方に位置するようになっている(図1参照)。
図1に示すように、アーム部67Bは、感光体カートリッジ6及び現像カートリッジ7が装着された状態において、露光装置5から出射されるレーザ光の光路Lの左右方向(感光体軸線X2方向)の外側に設けられ、左右両側から光路Lを挟んでいる。このように取っ手67を設けることで、取っ手67を光路Lに干渉しないように配置することが可能となるとともに、前から感光体カートリッジ6を取り出す際の、感光体カートリッジ6(廃トナー収容容器65)の操作性を向上させることが可能となっている。
また、図2(b)に示すように、取っ手67の回動軸67A及び感光ドラム軸61Aは、感光体フレーム69の側面69Aから左右外側に突出しており、前述した感光体ガイド100にガイドされるように構成されている。
<現像カートリッジ>
図3(a),(b)に示すように、現像カートリッジ7は、ユーザが把持するための取っ手75を有している。取っ手75は、現像フレーム79の前端に支持された回動軸75Aを中心に、現像フレーム79に対して、回動可能に構成されている。
取っ手75は、回動軸75Aの左右両端から図示前方向に延びた後、前斜め上方向に延びる一対のアーム部75Bと、一対のアーム部75Bの各前端部を接続する把持部75Cとを備えている。
図3(b)に示すように、回動軸75Aは、現像フレーム79の側面79Aから左右外側に突出している。現像フレーム79の側面79Aには、回動軸75Aの他に、被ガイド部の一例としての第1突出軸71Bと、第2突出軸76とが側面79Aから左右外側に突出して設けられている。
第1突出軸71Bは、現像ローラ軸71Aと接続されており、現像ローラ軸71Aよりも径が小さくなっている。第2突出軸76は、回動軸75Aと第1突出軸71Bの間に配置されている。第1突出軸71B及び第2突出軸76は、現像ガイド110にガイドされるように構成されている。
<サイドフレーム>
図4(a)に示すように、サイドフレーム22は、第1サイドフレーム22Aと、第2サイドフレーム22Bとを有している(図3(b)も参照)。第1サイドフレーム22Aは、前述した感光体ガイド100を有している。
感光体ガイド100は、感光体カートリッジ6の着脱を案内するガイドであり、第1感光体ガイド101と、第2感光体ガイド102と、第3感光体ガイド103とを備えている。
第1感光体ガイド101は、給紙トレイ31と露光装置5の間を通過するように構成される溝である。第1感光体ガイド101は、装置本体2の前端2Bから後方に延びており、後端101Aにおいて、第2感光体ガイド102及び第3感光体ガイド103とつながっている。
第2感光体ガイド102は、感光ドラム軸61Aが係合可能な溝であり、第1感光体ガイド101の後端101Aから後斜め上方向に延びている。
第3感光体ガイド103は、取っ手67の回動軸67Aが係合可能な溝であり、第1感光体ガイド101の後端101Aの、第2感光体ガイド102の上側から後斜め上方向に延びた後、上方に延びている。第3感光体ガイド103は、左右方向から見て、露光装置5の光路Lと交差するように上方に向かって延びている(図1も参照)。
第2サイドフレーム22Bは、第1サイドフレーム22Aの外側に設けられており(図3(b)参照)、前述した現像ガイド110が設けられている。
現像ガイド110は、現像カートリッジ7の着脱を案内するガイドであり、第1ガイドの一例としての第1現像ガイド111と、姿勢規定部及び第2ガイドの一例としての第2現像ガイド112とを備えている。
第1現像ガイド111は、第1突出軸71Bが係合可能な溝であり、第1部分111Aと、第2部分111Bとを有している。第2部分111Bは、第1部分111Aの前側(現像カートリッジ7の装着方向上流側)に位置し、給紙トレイ31と露光装置5の間を通過するように(図1参照)、装置本体2の前端2Bから後方に延びた後、後斜め上方向に延びて、後方に延びている。第2部分111Bは、左右方向から見て、後述する圧縮バネ128と露光装置5との間に配置されている。
第1部分111Aは、第2部分111Bの後端から、第2部分111Bに交差する方向である後斜め方向に延びている。この第1部分111Aの上端付近に第1突出軸71Bが移動することで、現像ローラ71が感光ドラム61に接触するようになっている。
第2現像ガイド112は、第1現像ガイド111よりも浅くなるように構成され、第2突出軸76が係合可能な溝である。第2現像ガイド112は、給紙トレイ31と露光装置5の間を通過するように、また、第1現像ガイド111とともに現像カートリッジ7の姿勢を規定するように構成されている。第2現像ガイド112は、第1ガイド部112Aと、第2ガイド部112Bと、第3ガイド部112Cと、第4ガイド部112Dとを有している。
第1ガイド部112Aは、装置本体2の前端2Bの、第1現像ガイド111より下方の位置から後方に延びており、給紙トレイ31と露光装置5の間を通過するように構成されている。第2ガイド部112Bは、第1ガイド部112Aの後端から後斜め上方向に延びている。
第3ガイド部112Cは、第2ガイド部112Bの後端から後斜め下方向に延びている。第3ガイド部112Cの上端部付近の位置に第2突出軸76が配置されたとき、現像カートリッジ7は、感光ドラム61に現像ローラ71が対向して、現像カートリッジ7の第2突出軸76を後述する圧縮バネ128により押圧できない第1位置の一例としての押圧不可位置に配置されるようになっている(図7参照)。
第3ガイド部112Cの下端部付近の位置に第2突出軸76が配置されたとき、現像カートリッジ7は、感光ドラム61に現像ローラ71が対向して離間し、圧縮バネ128により現像カートリッジ7の第2突出軸76を感光体カートリッジ6に向けて押圧可能な第2位置の一例としての押圧可能位置に配置されるようになっている(図6参照)。
第4ガイド部112Dは、第3ガイド部112Cの下端から、第3ガイド部112Cと交差する方向である後斜め上方向に延びている。言い換えると、第4ガイド部112Dは、現像装着位置の現像ローラ71と感光ドラム61が対向する方向であって前述した第1部分111Aと略同じ方向である、現像カートリッジ7が感光体カートリッジ6を押圧する方向に沿って延びている。
この第4ガイド部112Dに沿って、第2突出軸76を第4ガイド部112Dの上端部付近の位置に案内することで、第1突出軸71Bが、第1部分111Aに沿って第1部分111Aの上端付近の位置に案内されるようになっている。
第4ガイド部112Dの上端部付近の位置に第2突出軸76が配置されたとき、現像カートリッジ7は、第2突出軸76を圧縮バネ128が押圧する第3位置の一例としての押圧位置に配置されるようになっている(図1参照)。
第2サイドフレーム22Bには、移動機構、第1連動機構及び第2連動機構の一例としての連動機構120と、回動機構130(図5参照)とが設けられている。
連動機構120は、現像カートリッジ7を感光ドラム61に向けて押圧するために、現像カートリッジ7の第2突出軸76を移動させるための機構であり、第1リンク122と、第2リンク123と、第3リンク124と、押圧機構125とを備えている。
第2フロントカバー121は、回動中心となる下端部付近から後方に突出し、第1リンク122に接続される支持部121Bを有している。
第1リンク122は、支持部121Bの先端及び第2リンク123の前端に回動可能に設けられており、第2フロントカバー121を開くことで、支持部121Bに引っ張られて前方に移動し、第2フロントカバー121を閉じることで、支持部121Bに押されて後方に移動するように構成されている。
第2リンク123は、前後に長く構成され、前後方向に移動可能なように第2サイドフレーム22Bに支持されている。第2リンク123は、第1リンク122の後端と第3リンク124の前端とにそれぞれ回動可能に連結されている。これにより、第2リンク123は、第1リンク122の移動に伴い、前後方向に移動可能に構成されている。
第3リンク124は、前端が第2リンク123の後端に回動可能に設けられ、第2リンク123の後端から後斜め上方向に延びている。第3リンク124は、後端に、押圧機構125と連結するための長孔状の支持孔124Aが設けられている。第3リンク124は、第1リンク122及び第2リンク123の移動に伴い、前端が前後方向に移動するように構成されている。
押圧機構125は、現像カートリッジ7を押圧可能位置と押圧位置との間で移動させつつ、押圧位置に配置された現像カートリッジ7を感光体カートリッジ6に向けて押圧するための機構である。押圧機構125は、第3ガイド部112C及び第4ガイド部112Dの下側、かつ、第2リンク123の上側に配置されており、支持部材126と、押圧部材127と、圧縮バネ128とを備えている。
支持部材126は、圧縮バネ128を支持しており、第2サイドフレーム22Bに固定されている。
押圧部材127は、第2突出軸76を第4ガイド部112Dに沿って押圧するための部材であり、第2サイドフレーム22Bに支持された回動軸127Aを中心に、装置本体2に対して回動可能に構成されている。
押圧部材127は、回動軸127Aから延びる第1押圧部127Bと、回動軸127Aから第1押圧部127Bと異なる方向に延びる第2押圧部127Cとを備えている。
第1押圧部127Bは、現像カートリッジ7の第2突出軸76を、第4ガイド部112Dの上端に向けて押圧するように構成されており、上端に、支持孔124Aに係合するピン127Dを有している。第1押圧部127Bは、現像カートリッジ7の第2突出軸76に前斜め下側から当接可能に構成されている。
第1押圧部127Bは、左右方向から見て、第4ガイド部112Dの上端付近と重なる上側位置(図4(a)参照)と、上側位置から下側に退避した下側位置(図4(b)参照)との間を回動するようになっている。第1押圧部127Bは、上側位置において、第2突出軸76を押すようになっている。第1押圧部127Bは、下側位置において、第4ガイド部112Dの下端及び第3ガイド部112Cの下端に第2突出軸76を配置可能となるような位置まで下がって配置されるようになっている。
第2押圧部127Cは、第1押圧部127Bとの間に現像カートリッジ7の第2突出軸76が入り込める程度に、第1押圧部127Bと間隔をあけて配置されており、現像カートリッジ7の第2突出軸76に後側から当接可能に構成されている。
第2押圧部127Cは、第1押圧部127Bが上側位置のとき、左右方向から見て第4ガイド部112Dよりも後側の、第4ガイド部112Dと重ならない位置に配置され、第1押圧部127Bが下側位置のとき、第4ガイド部112Dと重なる位置に配置されるようになっている。
第2押圧部127Cは、第1押圧部127Bが下側位置のとき、第2突出軸76が第3ガイド部112C内を移動可能となるように、左右方向から見て、第4ガイド部112Dの下端に重ならない位置に配置されるようになっている。
圧縮バネ128は、支持部材126と、第1押圧部127Bの間に設けられており、第1押圧部127Bが上側位置になるように、第1押圧部127Bを後斜め上方向に向けて付勢している。この圧縮バネ128は、第1押圧部127Bを介して、現像カートリッジ7を付勢するように構成されている。
図5に示すように、回動機構130は、第1突出軸71Bを中心に、現像カートリッジ7を回動させるための機構であり、第1回動部材131と、第2回動部材132と、コイルバネ133とを備えている。
第1回動部材131は、装置本体2の前部であって第1現像ガイド111の上側に設けられた回動軸131Aを中心に回動可能に構成されている。第1回動部材131は、第2フロントカバー121を閉じた状態において、回動軸131Aから前斜め上方に延びる第1アーム部131Bと、回動軸131Aから後斜め下方に延びる第2アーム部131Cとを備えている。
第1回動部材131は、閉位置(実線位置)と、閉位置より下側(図示時計回り)に回動した開位置(二点鎖線位置)との間を回動するように構成されている。第1アーム部131Bは、先端が、開口2Aの上部及び第2フロントカバー121の先端と係合可能になっており、閉じた状態の第2フロントカバー121が係合することで、第1アーム部131Bの閉じた状態を保持できるようになっている。
第2アーム部131Cは、先端に第2回動部材132(後述するピン132D)を移動可能、かつ、回動可能に支持する長孔131Dが形成されている。
第2回動部材132は、第1現像ガイド111の後端部の上側に設けられた回動軸132Aを中心に回動するように構成されている。第2回動部材132は、回動軸132Aから前斜め下方に延びる支持アーム132Bを備えている。支持アーム132Bは、先端部において、軸支部132Cと、ピン132Dとを有している。
軸支部132Cは、現像カートリッジ7の回動軸75Aと係合可能であって、回動軸75Aを保持可能に構成された溝である。ピン132Dは、第2アーム部131Cの長孔131Dに係合している。
コイルバネ133は、支持アーム132Bを上方に付勢するように構成されており、支持アーム132Bの上方において、上端133Aが第2サイドフレーム22Bに係止され、下端133Bが支持アーム132Bに係止されている。
<現像カートリッジの着脱動作>
現像カートリッジ7の着脱動作について説明する。
図1に示す装着状態から、図4(b)に示すように、第1フロントカバー21及び第2フロントカバー121を開くと、第1リンク122が支持部121Bにより、前方に引っ張られ、それに伴い、第2リンク123も前方に移動する。第2リンク123が前方に移動すると、第3リンク124が前端を中心に、図示反時計回りに回動して、支持孔124Aに係合する第1押圧部127Bのピン127Dが支持孔124Aの縁に押されて、押圧部材127が、上側位置から圧縮バネ128の付勢力に抗して下側位置に回動する。
このとき、図6に示すように、第2突出軸76が、現像カートリッジ7の自重及び第2押圧部127Cの後からの押圧により、第4ガイド部112Dの上端付近の位置から第3ガイド部112Cの下端の位置に移動する。つまり、現像カートリッジ7が押圧位置から押圧可能位置に移動する。この移動に伴い、第1突出軸71Bが、第1部分111Aの上端付近の位置から第1部分111Aの下端の位置に移動する。
これにより、第2フロントカバー121を開く動作に連動して現像カートリッジ7を押圧位置から押圧可能位置に移動させることができ、現像ローラ71を感光ドラム61から離間させることができる。
現像カートリッジ7が押圧可能位置に配置された後、図5に示すように、支持アーム132Bがコイルバネ133に引っ張られ図示反時計回りに回動する。支持アーム132Bが回動して先端が持ち上がると、ピン132Dが、長孔131Dの後縁から前縁に移動しつつ、長孔131Dの上縁を持ち上げることで、第2アーム部131Cの後端が上方に持ち上げられる。この際、第2フロントカバー121は、開いた位置にあるので、第1回動部材131(第1アーム部131B)の回動を阻害することがない。
支持アーム132Bの先端が持ち上がると、図7に示すように、現像カートリッジ7の回動軸75Aが軸支部132Cにより持ち上げられる。このとき、現像カートリッジ7は、第1部分111Aの下端部に位置する第1突出軸71Bを中心に回動し、第2突出軸76が第3ガイド部112Cの下端から上端に移動することで、押圧可能位置から押圧不可位置に移動する。そして、ユーザが取っ手75を掴んで前斜め下側に現像カートリッジ7を引き出すことで、回動軸75Aが軸支部132Cから外れて、開口2Aから現像カートリッジ7が取り出される(図8、図9参照)。
一方、現像カートリッジ7を装着するとき、第1突出軸71Bを第1現像ガイド111に入れ、第2突出軸76を第2現像ガイド112に入れた後、回動軸75Aを軸支部132Cに係合させ、現像カートリッジ7を押圧不可位置に配置する。図5に示すように、第1回動部材131を開位置から閉位置に回動し、第2アーム部131Cの後端が下方に下がる。第2アーム部131Cが下がると、支持アーム132Bのピン132Dが長孔131Dを前縁から後縁に移動しつつ、長孔131Dの上縁で押し下げられることで、支持アーム132Bが、回動軸132Aを中心に回動し、支持アーム132Bの前端が下がる。
支持アーム132Bの前端が下がると、図6に示すように、現像カートリッジ7の回動軸75Aが軸支部132Cにより押し下げられる。このとき、現像カートリッジ7は、第1部分111Aの下端部に位置する第1突出軸71Bを中心に回動し、第2突出軸76が第3ガイド部112Cの上端から下端に移動することで、押圧不可位置から押圧可能位置に移動する。
現像カートリッジ7が押圧可能位置に配置され、図4(a)に示すように、第2フロントカバー121を閉じると、第1リンク122が支持部121Bにより、後方に押され、それに伴い、第2リンク123も後方に移動する。第2リンク123が後方に移動すると、第3リンク124が前端を中心に、図示時計回りに回動して、支持孔124Aに係合する第1押圧部127Bのピン127Dが縁により持ち上げられ、第1押圧部127Bが下側位置から上側位置に回動する。
第1押圧部127Bによって第2突出軸76が上に押圧されると、第2突出軸76が第4ガイド部112Dの上端付近に移動するとともに、第1突出軸71Bが第1部分111Aの上端付近の位置に移動し、現像カートリッジ7は、押圧可能位置から押圧位置に移動する(図1参照)。そして、第1押圧部127Bが圧縮バネ128に付勢されることで、現像ローラ71が感光ドラム61に向けて押圧され、現像カートリッジ7が装置本体2に装着される。
これにより、第2フロントカバー121を閉める動作に連動して現像カートリッジ7を押圧可能位置から押圧位置に移動させることができ、現像ローラ71を感光ドラム61に押圧することができる。
<感光体カートリッジの着脱動作>
感光体カートリッジ6の着脱動作について説明する。
図1に示す装着状態から現像カートリッジ7を離脱させると、図8に示すように、弾性部材66と補強板73Bの接触が解除される。これにより、感光体カートリッジ6が、自重または図示しないバネ(取っ手67を付勢するバネ)の付勢力によって感光ドラム軸61Aを中心に回動し、取っ手67の回動軸67Aが第3感光体ガイド103に沿って、下方に下がる。つまり、図9に示すように、感光体カートリッジ6は、感光体装着位置から廃トナー収容容器65が現像カートリッジ7の収容空間S内に配置される回動位置まで回動する。言い換えると、廃トナー収容容器65が、廃トナー装着位置から廃トナー回動位置まで回動する。
これにより、現像カートリッジ7の離脱動作により、廃トナー収容容器65が廃トナー回動位置に移動するので、レーザプリンタ1の操作性を向上させることができる。
そして、廃トナー収容容器65が廃トナー回動位置まで回動したら、図10に示すように、取っ手67を掴んで、開口2Aから感光体ガイド100に沿って感光体カートリッジ6を取り出す。
一方、感光体カートリッジ6を装着するとき、感光ドラム軸61A及び回動軸67Aを各ガイド102,103に合わせつつ、開口2Aから装置本体2内に入れると、感光体カートリッジ6の廃トナー収容容器65は、装置本体2における感光体カートリッジ6の装着方向下流側において、図9に示すように、廃トナー回動位置に配置された状態となる。その後、現像カートリッジ7を、上述したように現像装着位置に配置すると、図1に示すように、弾性部材66が補強板73Bによって押し上げられることで、廃トナー収容容器65が廃トナー装着位置に持ち上げられ、感光体カートリッジ6が感光体装着位置に配置される。
これにより、現像カートリッジ7の装着動作により、廃トナー収容容器65が廃トナー装着位置に移動するので、レーザプリンタ1の操作性を向上させることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
現像ローラ71を感光ドラム61に第1押圧部127Bを介して押圧するための圧縮バネ128が第2サイドフレーム22Bに設けられるので、先行技術のようにフロントカバーなどに付勢部材の反力がかからない。また、圧縮バネ128を、交換部品である現像カートリッジ7に設けるのではなく、第2サイドフレーム22Bに設けるので、交換部品のコスト上昇を抑えることができる。
ここで、例えば、廃トナー収容容器65が廃トナー装着位置のときの姿勢のまま、感光体カートリッジ6を、給紙トレイ31と露光装置5の間から着脱する場合、廃トナー収容容器65が露光装置5に干渉し易くなる。しかし、本実施形態では、廃トナー収容容器65が廃トナー回動位置に移動することで、廃トナー収容容器65が下方に傾いて、露光装置5と給紙部3の間に向くので、感光体カートリッジ6の着脱の際、廃トナー収容容器65が露光装置5に干渉するのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、廃トナー収容容器65が感光体フレーム69と一体に回動していたが、本発明はこれに限定されず、感光体フレーム69に対して回動するように構成してもよい。また、廃トナー収容容器65が現像軸線X1に平行な感光体軸線X2とは別の第2軸線を中心に回動するように構成してもよい。
前記実施形態では、移動機構として連動機構120を例示したが、本発明はこれに限定されず、第2フロントカバーと連動しない移動機構を設けてもよい。
前記実施形態では、第1連動機構及び第2連動機構が共通の連動機構120として構成されていたが、本発明はこれに限定されず、第1連動機構と第2連動機構がそれぞれ別の機構から構成されていてもよい。
前記実施形態では、現像ガイド110が、第2ガイドの一例として第2現像ガイド112を有していたが、本発明はこれに限定されず、第2現像ガイドを有していなくてもよい。
前記実施形態では、被ガイド部の一例として第1突出軸71Bを例示したが、本発明はこれに限定されず、第1突出軸71Bでなくてもよい。
前記実施形態では、感光体カートリッジ6が、現像カートリッジ7の着脱動作に連動して回動ように構成されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、第2フロントカバー121の開閉動作に連動するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、現像剤担持体の一例として現像ローラ71を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、内部にマグネットローラが配置される現像スリーブや、ブラシ状のローラを採用してもよい。
前記実施形態では、感光ドラム61に接触する現像ローラ71から感光ドラム61にトナーが供給される接触現像方式のレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、感光ドラムと現像ローラとの間に所定の間隔を設けて現像を行う非接触現像方式の画像形成装置を採用してもよい。
前記実施形態では、廃トナー収容容器65が感光体フレーム69と一体に構成されていたが、本発明はこれに限定されず、感光体フレーム69とは別体に構成されていてもよい。
前記実施形態では、現像カートリッジ7の収容空間Sが感光体カートリッジ6と給紙フレーム31Aの間に形成されていたが、給紙フレームを設けずに、装置本体2に支持された分離ローラ34及びピックアップローラ33と、感光体カートリッジ6の間に現像カートリッジ7を装着するように構成してもよい。
前記各実施形態では、画像形成装置としてモノクロのレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば複写機など、その他の画像形成装置であってもよい。
1 レーザプリンタ
2 装置本体
2A 開口
3 給紙部
5 露光装置
6 感光体カートリッジ
7 現像カートリッジ
61 感光ドラム
65 廃トナー収容容器
71 現像ローラ
100 感光体ガイド
110 現像ガイド

Claims (15)

  1. 感光体と、
    前記感光体を露光するように構成される露光装置と、
    記録シートが載置され、前記感光体に記録シートを搬送するように構成される給紙部と、
    前記感光体に現像剤を供給するように構成され、第1軸線を中心に回転するように構成される現像剤担持体を有し、前記第1軸線と直交する方向に画像形成装置の装置本体に着脱可能な現像カートリッジと、
    前記装置本体に配置され、前記現像剤担持体を前記感光体に向けて付勢するために前記現像カートリッジを付勢するように構成される付勢部材と、を備える画像形成装置であって、
    前記装置本体は、前記露光装置と前記給紙部との間を通過させて前記現像カートリッジを着脱するために、前記現像カートリッジをガイドするように構成される第1ガイドを有し、
    前記現像カートリッジは、
    前記第1ガイドに係合する被ガイド部を前記現像カートリッジにおける前記第1軸線方向の端部に有し、
    前記感光体に前記現像剤担持体が対向して前記付勢部材により押圧できない第1位置と、前記感光体に前記現像剤担持体が対向して離間し前記付勢部材により前記感光体に向けて押圧可能となる第2位置との間で、前記被ガイド部を中心に回動するように構成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像カートリッジを、前記第2位置から、前記感光体に前記現像剤担持体が押圧される第3位置に移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体は、前記現像カートリッジを前記装置本体外から前記第1位置に装着するときの前記現像カートリッジの姿勢を規定する姿勢規定部であって、前記露光装置と前記給紙部との間を前記現像カートリッジが通過するように前記現像カートリッジの姿勢を規定するように構成される姿勢規定部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置本体は、前記姿勢規定部として、前記第1ガイドとは別の第2ガイドを有し、
    当該第2ガイドは、前記第1位置と前記第2位置との間の前記現像カートリッジの移動を案内するように構成されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体は、前記現像カートリッジを着脱するための開口を有し、
    前記開口を開閉するカバーと、
    前記移動機構として、前記カバーを閉める動作に連動して前記現像カートリッジを前記第2位置から前記第3位置に移動させる第1連動機構とをさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体は、前記現像カートリッジを着脱するための開口を有し、
    前記開口を開閉するカバーと、
    前記移動機構として、前記カバーを開く動作に連動して前記現像カートリッジを前記第3位置から前記第2位置に移動させる第2連動機構とをさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1ガイドは、前記第3位置にある前記現像カートリッジの前記現像剤担持体と前記感光体の対向方向に沿って延びる第1部分と、前記第1部分よりも前記現像カートリッジの装着方向上流側に位置し、前記第1部分と交差する方向に延びる第2部分とを有することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1軸線方向から見て、前記第2部分は、前記付勢部材と前記露光装置との間に配置されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記感光体と、当該感光体から回収した現像剤を収容するように構成される廃現像剤収容容器とを支持するフレームを有し、前記装置本体に対して前記第1軸線と直交する方向に着脱可能な感光体カートリッジをさらに備え、
    前記装置本体は、前記感光体カートリッジが前記給紙部と前記露光装置との間を通過するように構成される感光体ガイドを有し、
    前記廃現像剤収容容器は、前記装置本体に対して、第4位置と第5位置の間を前記第1軸線に沿う第2軸線を中心に回動可能に構成され、
    前記第4位置は、前記廃現像剤収容容器が前記露光装置からの光路を挟んで前記給紙部と反対側に配置される位置であり、
    前記第5位置は、前記廃現像剤収容容器が前記光路に交差する位置であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記感光体カートリッジは、前記装置本体に対して、前記廃現像剤収容容器と一体に回動可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記廃現像剤収容容器は、前記現像カートリッジの装着動作に連動して、前記第5位置から前記第4位置に回動するように構成されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記廃現像剤収容容器は、ユーザが把持するための取っ手を有することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記取っ手は、前記廃現像剤収容容器が前記第4位置のとき、前記露光装置からの光路の前記第1軸線方向の外側において、前記廃現像剤収容容器から下方に延びていることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記取っ手は、前記光路を挟んで一対設けられていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記一対の取っ手は、各下端部で接続されていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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