JP6280948B2 - テープ供給ユニット及びテープ巻き方法 - Google Patents
テープ供給ユニット及びテープ巻き方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6280948B2 JP6280948B2 JP2016087646A JP2016087646A JP6280948B2 JP 6280948 B2 JP6280948 B2 JP 6280948B2 JP 2016087646 A JP2016087646 A JP 2016087646A JP 2016087646 A JP2016087646 A JP 2016087646A JP 6280948 B2 JP6280948 B2 JP 6280948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- unit
- wire
- supply unit
- twisting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 69
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims description 45
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 87
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 59
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 21
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Images
Description
図1において、ツイスト線製造装置1は、ツイスト線102(図7参照)を製造するための装置であって、電線搬送ユニット2と、電線重ね合わせユニット3と、この電線重ね合わせユニット3の装置下流側に配置される撚りユニット4と、撚りユニット4に併設される電線引き上げユニット5及びテープ供給ユニット6と、装置全体を制御する制御ユニット(図示省略)とを含んで構成される。
ツイスト線102(図7参照)は、図32のツイスト線102(従来例)と同じ構成及び構造であり、二本の電線101を撚り合わせることにより製造される。尚、本実施例においては、電線101の本数が二本であるが、これ以上の本数で撚り合わせをしてもよいものとする。
図1ないし図7において、電線搬送ユニット2は、製造施設の床7に設置される装置ベース8と、この装置ベース8の上部に配設される搬送部9と、第一方向に沿って移動する移動部10と、この移動部10に対し着脱自在に取り付けられる電線保持竿11とを備えて構成される。搬送部9は、第一方向に沿って長くのびる搬送用の部分として形成される。このような搬送部9には、移動部10を移動させるための移動機構(図示省略)が設けられる。移動部10は、電線保持竿11を着脱自在にすることができるように形成される。
図2において、電線重ね合わせユニット3は、一対の電線重ね合わせ部13を有する。この一対の電線重ね合わせ部13は、電線101を重ね合わせて二本の電線101にすることができるように構成される。具体的には、最初に供給される電線101の一端103及び他端104をそれぞれチャックして電線保持竿11の上方に一旦持ち上げることができるように、また、次に供給される電線101の一端103及び他端104の上に重ね合わせることができるように構成される。
電線重ね合わせユニット3による製造工程では、上記からも分かるように、最初に供給される電線101と、次に供給される電線101との重ね合わせが行われる。これにより二本の電線101は、重なり合った状態で電線保持竿11に保持される。二本の電線101は、この一端103及び他端104がそれぞれ第二方向に沿って延在するように電線保持竿11に保持される。また、二本の電線101は、中間105にUターン部106が形成されて、この中間105が自重で垂れ下がったような状態に電線保持竿11に保持される。
図3ないし図6において、撚りユニット4は、一端チャック部14と、他端チャック部15と、延在方向変更部16と、同方向回転部17とを備えて構成される。撚りユニット4による製造工程では、二本の電線101を撚り合わせるために必要な工程が行われる。具体的には、電線端チャック工程と、延在方向変更工程と、撚り工程とが行われる。
図3において、一端チャック部14は、撚りユニット4まで搬送供給された二本の電線101の一端103をチャックすることができるように構成される。また、他端チャック部15も同様に、二本の電線101の他端104をチャックすることができるように構成される。一端チャック部14及び他端チャック部15は、同じ構成及び構造を有する。撚りユニット4では、先ず、一端チャック部14及び他端チャック部15を用いての電線端チャック工程が行われる。
電線端チャック工程では、上記からも分かるように、二本の電線101の一端103を一端チャック部14にてチャックするとともに、他端104を他端チャック部15にてチャックすることが行われる。尚、この電線端チャック工程が行われても、一端103及び他端104の延在方向は第二方向に沿ったままの状態である。電線端チャック工程が終わると、次に、延在方向変更部16による製造工程(延在方向変更工程)が行われる。
図3及び図4において、延在方向変更部16は、電線101の一端103及び他端104の延在方向を第二方向から第三方向に変更することができるように構成される。一端103及び他端104の延在方向を第二方向から第三方向に変更するために、延在方向変更部16は、一端チャック部14及び他端チャック部15を第一方向に沿う軸回りに回転移動させて、一端チャック部14及び他端チャック部15を図3の状態から図4の状態にすることができるように構成される。すなわち、一端チャック部14及び他端チャック部15の状態を起こすことができるように構成される。
延在方向変更工程では、上記からも分かるように、電線101の一端103及び他端104の延在方向を変更することが行われる。すなわち、第二方向に沿う状態から第三方向に沿う状態に変更することが行われる。延在方向変更工程が行われると、一端103及び他端104の延在方向は第三方向に沿うように変更される。尚、中間105は自重で垂れ下がったままの状態である。延在方向変更工程が終わると、次に、電線引き上げユニット5による製造工程が行われる。
図4及び図5において、電線引き上げユニット5は、フック部18と、フック移動部19とを備えて構成される。フック部18は、撚りユニット4の延在方向変更部16によって延在方向が第三方向に沿うように変更された状態の電線101に対し、これを引っ掛けることができるように構成される。具体的には、一端103又は他端104の近傍部分(後述する電線湾曲部28)を引っ掛けることができるように構成される。このようなフック部18は、略く字状に形成されるフック本体20と、本体回転部21とを有する。本体回転部21は、フック本体20を回転移動させることができるように構成される。
電線引き上げユニット5による製造工程では、電線引っ掛け工程と、張力付加工程とが行われる。電線引っ掛け工程では、上記からも分かるように、延在方向が第三方向に沿うように変更された状態の一端103及び他端104のうち片方を(この近傍の電線湾曲部を)フック本体20の回転移動により引っ掛けることが行われる(図4参照)。また、張力付加工程では、フック部18を第三方向に沿って直線移動させて(引き上げて)二本の電線101に張力を付加することが行われる(図5参照)。張力付加工程が行われると、電線101はこのUターン部106がフック本体20に引っ掛かった状態で引っ張られる。
図5において、テープ供給ユニット6は、テープ供給部22と、テープ貼り付け部23(図13参照。後述する)と、貼り付け補助部24(図13参照。後述する)とを備えて構成される。テープ供給ユニット6は、一端103及び他端104の近傍にホツレ止めのテープ25を供給し、最終的にテープ巻きTP(図6及び図13参照)をすることができるように構成される。もう少し詳しく説明すると、テープ供給ユニット6は、撚りユニット4の後述する同方向回転部17を作動させる前に、テープ供給部22から供給されたテープ25の一部(一端)を、一端103及び他端104の近傍になる所定位置に貼り付けることができるように構成される。また、同方向回転部17を作動させて二本の電線101の撚り合わせを開始した際には、この撚り合わせの回転を利用してテープ25の残り部分の巻き付けを完了させることができるように構成される。
テープ供給ユニット6による製造工程では、上記からも分かるように、一端103及び他端104の近傍になる所定位置にテープ25を巻き付けることが行われる。テープ25の巻き付けは、撚り合わせの回転を利用して行われる(本発明のテープ巻き方法の特徴である)。テープ25の巻き付けが行われると、二本の電線101の撚り合わせ後のホツレが防止されるようになる。
図6において、同方向回転部17は、図示しないモーター等を含み、一端チャック部14及び他端チャック部15を同じ方向に回転させることができるように構成される。同方向回転部17は、二本の電線101に捩り(図5の円内の状態から図6の円内の状態にする捩り。尚、引用符号107はツイスト部を示す)を生じさせ、この捩りによって撚り合わせを完了させることができるように構成される。
撚り工程では、上記からも分かるように、二本の電線101の撚り合わせをすることが行われる。撚り工程が行われると、また、テープ供給ユニット6による製造工程が完了すると、ツイスト線102が出来上がる。
図7において、出来上がったツイスト線102は、電線保持竿11に戻されて装置下流まで搬送される(或いは、所定のストック部分に収容される)。
以上、図1ないし図7を参照しながら説明してきたように、ツイスト線製造装置1及び製造方法によれば、ツイスト線102の製造に必要なスペースを従来例のような水平方向だけでなく鉛直方向にも確保するような構成及び構造の装置、方法であることから、従来例と比べて格段に装置全長を短くすることができる。
以下、図面を参照しながらツイスト線製造装置1を構成する各ユニットの詳細な構造等について説明をする。
図8において、一端チャック部14及び他端チャック部15は、上述の如く同じ構成及び構造を有する。ここでは、一端チャック部14を代表例として挙げ、以下に説明をする。一端チャック部14は、電線保持竿11の第二方向に沿う両側位置で、且つ、電線保持竿11を跨ぐような形状で二本の電線101の一端103をチャックする一対のチャック本体26を有する。また、一端チャック部14は、一対のチャック本体26を開閉自在にするための(チャック自在にするための)スライド機構部27を有する。
図9において、二本の電線101の一端103及び他端104の近傍には、電線湾曲部28が形成される。これは、一端103及び他端104が第三方向に沿って延在し、また、中間105の側が自重により垂れ下がるようになることから、電線湾曲部28が形成される。電線湾曲部28は、フック部18のフック本体20に対する引っ掛かり部分として用いられる。
図9において、フック部18は、フック本体20と、このフック本体20を回転移動させる本体回転部21とを有する。フック本体20は、図示の如く、略く字状に形成される。フック本体20は、この基端部が本体回転部21に連続するように取り付けられる。フック本体20の中間は、傾斜部分を有するように形成される。すなわち、く字状に形成される。フック本体20の先端は、電線湾曲部28の引っ掛けをし易くするように、また、脱落し難くするように形成される。
図11及び図12において、二本の電線101が真っ直ぐに張った状態で、この一端103及び他端104の近傍になる所定位置には、テープ25の一部(一端)が貼り付けられる。そして、一端チャック部14及び他端チャック部15が同方向回転部17(図6参照)にて同じ方向に回転すると(撚り工程)、この二本の電線101の撚り合わせと同時にテープ25の残り部分の巻き付けも行われる。ホツレ止めのテープ25の巻き付けは、撚り合わせの回転を利用して行われる。以下、テープ25の巻き付けについてもう少し詳しく説明をする。
図13(a)において、テープ供給ユニット6におけるテープ供給部22から短冊状のテープ25が二枚供給される。テープ供給部22は、環状のテープ本体を二つ並べ、この二つのテープ本体からテープ25を所定長さで供給することができるように構成される。テープ25の搬送にあたっては、一対のテープ貼り付け部23が用いられる。この一対のテープ貼り付け部23は、テープ25の一部(一端)で且つ粘着層の無い側を例えば吸引することができるように構成される。また、テープ25を吸引した状態で搬送することができるようにも構成される。
以下、図面を参照しながらテープ供給ユニット6の詳細な構造や作用、さらには製造工程等について説明をする。
図14において、テープ供給部22は、所謂テープディスペンサーであって、二つ並んだ環状のテープ本体30からテープ25を所定長さで供給することができるように構成される。テープ供給部22における引用符号31は、テープ押さえを示す。このテープ押さえ31は、下降可能に取り付けられる(第三方向に沿って下降するように取り付けられる)。また、テープ押さえ31は、供給口から出てきた二枚のテープ25をテープ移載板32に押し付けることができるように構成される。テープ移載板32は、二枚のテープ25を一対のテープ貼り付け部23(図15参照)に渡す所定位置まで移動可能に取り付けられる(第一方向に沿って移動可能に取り付けられる)。
図15において、引用符号33はテープ搬送貼り付け装置を示す。このテープ搬送貼り付け装置33は、貼り付け本体部34と、旋回機構部35と、搬送機構部36とを含んで構成される。テープ搬送貼り付け装置33は、テープ供給部22と共にテープ供給ユニット6を構成する一つである。
図15及び図16において、貼り付け本体部34は、一対のテープ貼り付け部23と、この一対のテープ貼り付け部23に対し並んで配設される一対の電線押さえ37とを有する。一対のテープ貼り付け部23の先端には、吸着パッド38が設けられる。吸着パッド38を有するテープ貼り付け部23は、テープ25の一部(一端)で且つ粘着層の無い側を吸引にて着けることができるように構成される。尚、テープ貼り付け部23は、テープ25を吸引した状態(吸着した状態)で所定位置まで搬送される。
上記搬送にあたっては、先ず、旋回機構部35を作動させると貼り付け本体部34が図15の状態から図17の状態まで旋回する。すなわち、第一方向の軸回りで図16に示す矢印方向に貼り付け本体部34が旋回する。そして、これにより一対のテープ貼り付け部23が90度起こされた状態になる。次に、図17及び図18に示す如く搬送機構部36を作動させると貼り付け本体部34が所定位置まで移動して搬送が完了する(第一方向に沿って移動して搬送が完了する)。
以上、図13ないし図22を参照しながら説明してきたように、テープ供給ユニット6は、ホツレ止めのテープ25を二枚ずつ供給するテープ供給部22と、撚り合わせの前に二本の電線101の所定位置に対しテープ25の一部を貼り付ける一対のテープ貼り付け部23と、二本の電線101を回転させて撚り合わせを行う最中にテープ25の残り部分の貼り付けを補助する貼り付け補助部24(第一補助部24aがテープ貼り付け部23の一機能に相当するとともに、第二補助部24bが電線押さえ37に相当する)とを有することから、このような構成のテープ供給ユニット6によれば、二本の電線101を撚り合わせる際の回転を利用してホツレ止めのテープ巻きTPを行うことができるという効果を奏する。また、テープ供給ユニット6によれば、装置の自動化に有効な構成を有する。従って、このようなテープ供給ユニット6によれば、従来例に比べ作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図23において、ツイスト線製造装置201は、ツイスト線102(図31参照)を製造するための装置であって、電線引き出しユニット202と、電線吊り上げユニット203と、電線撚り合わせユニット204(撚りユニット)と、テープ供給ユニット205と、装置全体を制御する図示しない制御ユニットと、これら各ユニットを所定位置に設置するためのフレーム206とを含んで構成される。
図23及び図24において、電線引き出しユニット202は、作業者から見て装置奥側に配置される。このような配置の電線引き出しユニット202は、電線撚り合わせユニット204の側に電線101を撚り合わせの本数分だけ引き出せるように構成される。電線引き出しユニット202の構成としては、電線101の中間に生じるUターン部106を電線撚り合わせユニット204の側に露出させた状態で、電線101を多数収容することが可能な筒状の一端側電線収容部210及び他端側電線収容部211が挙げられる。
図23及び図24において、電線引き出し工程では、電線101のUターン部106を持って、この電線101の一端側及び他端側を一端側電線収容部210及び他端側電線収容部211から引き出す作業が行われる。電線101が電線撚り合わせユニット204の側に引き出されると次の工程での作業が行われる。
図23及び図24において、電線吊り上げユニット203は、ユニット本体212と、このユニット本体212に設けられる電線掛け部207及び吊り上げ駆動部213とを含んで構成される。電線掛け部207は、二本の電線101の各Uターン部106を掛けることができる部分に形成される。本実施例においては、円形のローラー状に電線掛け部207が形成される。吊り上げ駆動部213は、図示しないモーターと、チェーン214等とを含んで構成される。
図24において、電線中間掛け工程では、電線引き出しユニット202から引き出された二本の電線101の各Uターン部106を電線掛け部207に掛ける作業が行われる。尚、電線101は、電線掛け部207で各Uターン部106が交差しないように(上下に重ならないように)掛けられる。
図23及び図24において、電線吊り上げ工程は、各Uターン部106を電線掛け部207に掛けた状態で吊り上げを行う工程であって、後述する電線端部チャック工程を行う前に、適度な高さまで電線掛け部207を上方に移動させる一回目の吊り上げ工程と、後述する電線端部チャック工程を行った後に、二本の電線101に対し適度なテンションを掛けるために、更に上方に移動させる二回目の吊り上げ工程とに分けられる(工程を分けるのは一例であるものとする)。
図23ないし図25において、電線撚り合わせユニット204は、一端チャック部208と、他端チャック部209と、同方向回転部215とを含んで構成される。一端チャック部208は、二本の電線101の一端103(図25及び図26参照)をチャックすることができるように構成される。また、他端チャック部209も同様に二本の電線101の他端104(図25参照)をチャックすることができるように構成される。同方向回転部215は、一端チャック部208及び他端チャック部209を同じ方向に回転させることができるように構成される。同方向回転部215は、実施例1の同方向回転部17(図6参照)と同様の機能を発揮することができるように構成される。
図24ないし図26において、電線端部チャック工程では、二本の電線101の一端103及び他端104を一端チャック部208及び他端チャック部209にそれぞれチャックする作業が行われる。
図29及び図31において、電線撚り合わせ工程では、同方向回転部215を作動させて一端チャック部208及び他端チャック部209を同じ方向に回転させることが行われる。二本の電線101には捩りが生じ、この捩りによってツイスト部107(図31参照)が所定範囲で形成される。ツイスト部107が形成されると、撚り合わせが完了する。本発明では、この撚り合わせの際に、ホツレ止め用のテープ巻きTPが同時に施される(テープ巻きTPについては後述する)。
図23ないし図25において、テープ供給ユニット205は、ホツレ止めのテープ25(図26参照)を供給するテープ供給部216と、二本の電線101の一端103及び他端104近傍にホツレ止めのテープ25の一部を貼り付けるテープ貼り付け部217と、二本の電線101の撚り合わせの最中にテープ25の残り部分の貼り付けを補助する貼り付け補助部218とを含んで構成される。
図24及び図26において、テープ供給部216は、所謂テープディスペンサーであって、二つ並んだ環状のテープ本体30からテープ25を所定長さで供給することができるように構成される。
図23ないし図25において、テープ貼り付け部217は、フレーム206に設けられる一対の取付板部219を用いて取り付けられる。テープ貼り付け部217は、二対の回転軸部220と、この二対の回転軸部220のうち一方の一対の回転軸部220に対し回転自在に取り付けられる第一のコ字状バー221と、他方の一対の回転軸部220に対し回転自在に取り付けられる第二のコ字状バー222と、これら第一のコ字状バー221及び第二のコ字状バー222を回転移動(図27の一点鎖線参照)させる図示しない駆動部とを含んで構成される。
図23ないし図25において、貼り付け補助部218は、本実施例において、テープ貼り付け部217にて兼用することができるように構成される。第一のコ字状バー221に設けられる貼り付けブロック223は、貼り付け補助部218の第一補助部226として用いられる。この第一補助部226は、二本の電線101を回転させる際に、所定位置に貼り付けられたテープ25を押さえることが(寄り添わせることが)できるような部分として形成される。尚、本実施例においては、第二のコ字状バー222の押さえ付けブロック224を貼り付け補助部218として用いてないが、仮にこれを用いる場合には、押さえ付けブロック224を貼り付け補助部218における第二補助部と呼ぶものとする。
以下、テープ供給ユニット205で採用されるテープ巻き工程について、図26ないし図31を参照しながら説明をする。この工程では、上記構成の説明からも分かるように、一端103及び他端104近傍の所定位置でテープ25の巻き付けが行われる。テープ巻き工程は、テープ供給工程と、テープ貼り付け工程と、貼り付け補助工程とを含む工程であって、撚り合わせの回転を利用してテープ25の巻き付けが行われるようになる。テープ25の巻き付けが行われると、二本の電線101を撚り合わせた後のホツレを防止することができるようになる。
以上、図23ないし図31を参照しながら説明してきたように、実施例2のテープ供給ユニット216によれば、二本の電線101を撚り合わせる際の回転を利用してホツレ止めのテープ25を巻き付け、結果、テープ巻きTPを施すことができるという効果を奏する。従って、このようなテープ供給ユニット216によれば、従来例に比べ作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
Claims (5)
- 少なくとも二本の電線を撚り合わせてツイスト線を製造するツイスト線製造装置の撚りユニットに併設され、且つ、構成としては、ホツレ止めのテープを供給するテープ供給部と、前記撚り合わせの前に前記二本の電線の所定位置に対し前記テープの一部を貼り付けるテープ貼り付け部と、前記撚りユニットの作動により前記二本の電線を回転させて前記撚り合わせを行う最中に前記テープの残り部分の貼り付けを補助する貼り付け補助部とを有する
ことを特徴とするテープ供給ユニット。 - 請求項1に記載のテープ供給ユニットにおいて、
前記テープの粘着層の無い側を吸引可能に、且つ、前記テープを吸引した状態で前記所定位置まで搬送可能に、前記テープ貼り付け部を構成する
ことを特徴とするテープ供給ユニット。 - 請求項1又は2に記載のテープ供給ユニットにおいて、
前記所定位置で前記テープの上から前記二本の電線に押圧力を付加することが可能に、且つ、前記押圧力を受けた前記二本の電線が押し込まれないように規制することが可能に、前記貼り付け補助部を構成する
ことを特徴とするテープ供給ユニット。 - 請求項1又は2に記載のテープ供給ユニットにおいて、
前記二本の電線を回転させる際に前記所定位置に貼り付けられた前記テープを押さえる第一補助部を含んで前記貼り付け補助部を構成するとともに、前記第一補助部を前記テープ貼り付け部にて兼用する状態に設ける
ことを特徴とするテープ供給ユニット。 - 少なくとも二本の電線を撚り合わせてツイスト線を製造するツイスト線製造装置の撚りユニットに併設されるテープ供給ユニットを用い、該テープ供給ユニットでは、ホツレ止めのテープを供給するテープ供給工程と、前記撚り合わせの前に前記二本の電線の所定位置に対し前記テープの一部を貼り付けるテープ貼り付け工程と、前記撚りユニットの作動により前記二本の電線を回転させて前記撚り合わせを行う最中に前記テープの残り部分の貼り付けを補助する貼り付け補助工程とを行う
ことを特徴とするテープ巻き方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201610361675.8A CN106205881B (zh) | 2015-05-26 | 2016-05-26 | 带供给单元和卷带方法 |
CN201710952285.2A CN107919196B (zh) | 2015-05-26 | 2016-05-26 | 带供给单元和卷带方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106028 | 2015-05-26 | ||
JP2015106028 | 2015-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016225282A JP2016225282A (ja) | 2016-12-28 |
JP6280948B2 true JP6280948B2 (ja) | 2018-02-14 |
Family
ID=57748382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016087646A Active JP6280948B2 (ja) | 2015-05-26 | 2016-04-26 | テープ供給ユニット及びテープ巻き方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6280948B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220215990A1 (en) * | 2021-01-05 | 2022-07-07 | Shenzhen Superlink Technology Co., Ltd. | Batching system for producing special cables |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6072581B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-02-01 | 矢崎総業株式会社 | ツイスト線のテープ巻き方法及びテープ巻き装置 |
-
2016
- 2016-04-26 JP JP2016087646A patent/JP6280948B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016225282A (ja) | 2016-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI421176B (zh) | 車輛玻璃板之切除系統及方法 | |
JP6356730B2 (ja) | ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 | |
KR101529485B1 (ko) | 필름절단장치 | |
KR101827204B1 (ko) | 롤투시트 풀림공급장치 | |
TWI594859B (zh) | 玻璃板之移除系統 | |
WO2014017538A1 (ja) | 外装部材取付装置及び外装部材取付方法 | |
JP6198770B2 (ja) | ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 | |
JP6280948B2 (ja) | テープ供給ユニット及びテープ巻き方法 | |
JP6170092B2 (ja) | ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 | |
JP4204962B2 (ja) | ケーブル巻線を機械により行う方法及びそのための装置 | |
KR20160058799A (ko) | 차량 글레이징 패널 컷아웃 방법 | |
JP6356732B2 (ja) | ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 | |
JP2017001844A (ja) | テープ巻付装置及びチューブ状外装部材取付装置 | |
EP1911572B1 (en) | Rubber sheet joining apparatus and method | |
JP6356731B2 (ja) | ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 | |
JP5869453B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP2007066535A (ja) | 端子自動供給装置 | |
WO2018110227A1 (ja) | テープ巻付装置 | |
KR20150057023A (ko) | 필름이동장치 | |
KR101356991B1 (ko) | 전선 풀림 장치 | |
KR101529484B1 (ko) | 필름부착장치 | |
WO2014188988A1 (ja) | 外装部材取付装置及び外装部材取付方法 | |
CN106205881A (zh) | 带供给单元和卷带方法 | |
WO2017216842A1 (ja) | 包装装置、包装材の張力制御方法、包装材の端末処理システムおよび包装材の端末処理方法 | |
CN211350220U (zh) | 一种线束包胶布设备、集成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6280948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |