JP6280577B2 - 順番管理システム、情報管理装置およびプログラム - Google Patents

順番管理システム、情報管理装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、病院、銀行、店舗、役所等の施設における顧客の順番待ちを管理する管理技術に関する。
従来、病院、銀行、店舗、役所等の施設においては、サービスを待つ顧客の順番を管理するための種々のシステムが採用されている。例えば、特許文献1には、金融機関での取引科目を顧客に選択させ、その取引科目に対応した伝票を印刷して発行する伝票発行端末を備えた窓口取引受け付けシステムが開示されている。
特開2002−207885号公報
例えば特許文献1のような従来のシステムにおいては、顧客は、自分の順番が到来すると、順番待ちの受付時に発行された伝票(番号札)を施設のスタッフに提示する。スタッフは、提示された番号札に表示された受付番号を目視で確認し、システムを操作して当該受付番号の順番待ちのステータスを「案内済み」などに変更する。このステータスの変更操作により、当該受付番号が順番待ちの並びから消去される。
しかし、施設のスタッフにとって、受付番号を目視で確認し、順番待ちのステータスの変更操作を手動で行うという作業は非常に面倒である。また、順番を間違えた顧客が番号札を提示し、スタッフも間違いに気づかないまま順番待ちの先頭の受付番号のステータスを「案内済み」等に変更してしまうと、本来、順番が到来しているはずの顧客の順番が飛ばされてしまうというミスが発生するおそれもある。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、施設のスタッフを煩わせることなく順番待ちのステータスの変更処理を行うことができ、且つ順番待ちの案内ミスを低減することができる順番管理システム、情報管理装置およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様である順番管理システムは、施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理システムであって、新規の順番待ちの入力操作を受け付け、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を表す順番管理用の識別コードを発行する受付端末と、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスの変更操作を受け付け、該変更操作に応じたステータス変更情報を生成する順番管理端末と、前記受付端末および前記順番管理端末の各々と通信ネットワークを介して接続され、前記識別情報および前記ステータス変更情報に基づいて、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスを管理する順番管理サーバと、を備え、前記順番管理サーバは、さらに、前記順番管理用の識別コードを読み取り装置によって読み取った読み取り情報を前記通信ネットワークを介して受信した場合に、該読み取り情報に対応する順番待ちのステータスを変更するものである。
また、順番管理システムにおいて、前記ステータスは、前記顧客の順番が到来していない状態である第1ステータスと、前記顧客の順番が到来して当該顧客を呼び出している状態である第2ステータスと、順番が到来した顧客を案内した状態である第3ステータスと、を含み、前記順番管理サーバは、前記順番管理用の識別コードの読み取り情報に対応する順番待ちのステータスが前記第2ステータスである場合に、該順番待ちのステータスを第3ステータスに変更しても良い。
また、順番管理システムは、前記順番管理サーバと前記通信ネットワークを介して接続され、前記読み取り装置によって読み取り可能な顧客情報管理用の識別コードを用いて前記顧客に関する情報を管理する顧客情報管理サーバをさらに備え、前記読み取り装置は、前記顧客情報管理サーバに設けられ、前記顧客情報管理サーバは、前記読み取り装置が前記順番管理用の識別コードを読み取った場合、該識別コードの読み取り情報を前記順番管理サーバに送信し、前記読み取り装置が前記顧客情報管理用の識別コードを読み取った場合、該識別コードの読み取り情報に対応する顧客に関する情報を前記データベースから抽出し、前記順番管理サーバは、前記顧客情報管理サーバから受信した前記順番管理用の識別コードの読み取り情報に基づいて前記順番待ちのステータスを更新しても良い。
また、順番管理システムは、前記順番管理サーバと前記通信ネットワークを介して接続され、前記読み取り装置によって読み取り可能な顧客情報管理用の識別コードを用いて前記顧客に関する情報を管理する顧客情報管理サーバをさらに備え、前記読み取り装置は、前記順番管理端末に設けられ、前記順番管理端末は、前記読み取り装置が前記順番管理用の識別コードを読み取った場合、該識別コードの読み取り情報を前記順番管理サーバに送信し、前記読み取り装置が前記顧客情報管理用の識別コードを読み取った場合、該識別コードの読み取り情報を前記顧客情報管理サーバに送信し、前記順番管理サーバは、前記順番管理端末から受信した前記順番管理用の識別コードの読み取り情報に基づいて前記順番待ちのステータスを更新し、前記顧客情報管理サーバは、前記順番管理端末から受信した前記顧客情報管理用の識別コードの読み取り情報に対応する顧客に関する情報を抽出しても良い。
本発明の別の態様である順番管理装置は、施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理装置であって、新規の順番待ちの入力操作を受け付け、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を表す順番管理用の識別コードを発行する受付端末、および、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスの変更操作を受け付け、該変更操作に応じたステータス変更情報を生成する順番管理端末の各々との間で、通信ネットワークを介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスが登録されるテーブルと、前記識別情報および前記ステータス変更情報に基づいて前記テーブルを管理するプロセッサと、を備え、前記プロセッサはさらに、前記順番管理用の識別コードを読み取り装置によって読み取った読み取り情報を前記通信ネットワークを介して受信した場合に、前記テーブルにおける前記読み取り情報に対応する順番待ちのステータスを変更するものである。
本発明の別の態様であるプログラムは、施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理装置に実行させるプログラムであって、新規の順番待ちの入力操作を受け付ける受付端末が生成した、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を受信した場合に、順番待ちのステータスが登録されるテーブルに対して前記識別情報に対応する新規の順番待ちを追加するステップ(a)と、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスの変更操作を受け付ける順番管理端末が生成した、該変更操作に応じたステータス変更情報を受信した場合に、該ステータス変更情報に基づいて前記テーブルを更新するステップ(b)と、前記識別情報を表す順番管理用の識別コードを読み取り装置によって読み取った読み取り情報を受信した場合に、前記テーブルにおける前記読み取り情報に対応する順番待ちのステータスを変更するステップ(c)と、を実行させるものである。
本発明のさらに別の態様であるプログラムは、施設を利用する顧客に関する情報を管理する顧客情報管理装置に実行させるプログラムであって、前記顧客情報管理装置は、前記顧客に関する情報を格納するデータベースと、所定の形式の識別コードを読み取り可能な読み取り装置と、顧客情報管理用の識別コードを用いて前記データベースを管理するプロセッサとを備え、前記読み取り装置が読み取った前記顧客情報管理用の識別コードの読み取り情報に基づいて前記データベースを検索することにより、当該顧客情報管理用の識別コードに対応する顧客に関する情報を抽出し、前記読み取り装置が読み取った識別コードが、前記顧客情報管理用の識別コードであるか否かを判別するステップ(a)と、前記読み取り装置が読み取った識別コードが前記顧客情報管理用の識別コードでない場合に、前記読み取り装置が読み取った識別コードの読み取り情報を、前記施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理装置に送信し、該読み取り情報に対応する順番待ちのステータスを変更させるステップ(b)と、を実行させるものである。
本発明によれば、読み取り装置によって読み取られた識別コードの読み取り情報に基づき、順番管理サーバが読み取り情報に対応する順番待ちのステータスを変更するので、施設のスタッフを煩わせることなく順番待ちのステータスの変更処理を行うことができ、且つ順番待ちの案内ミスを低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係る順番管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る受付端末、順番管理端末および外部表示端末の主要構成を示すブロック図である。 モード切換ウィンドウを例示した図である。 お客様モードにおける操作画面(受付画面)を例示した図である。 スタッフモードにおける操作画面(ステータス操作画面)を例示した図である。 外部ディスプレイにおける順番待ち状況の表示画面を例示した図である。 本発明の実施形態に係る順番管理サーバの主要構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る顧客情報管理サーバの主要構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る順番管理システムの動作を示すシーケンス図である。 受付完了画面を例示した図である。 受付端末が発行する番号券を例示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態
本実施形態では、順番待ちを管理する施設として病院を例に説明するが、これに限る趣旨ではなく、本発明に係る順番管理システムは、銀行、店舗、役所、レストラン、ショッピングモール、デパートなど、訪れた顧客に対し順番に従って応対するあらゆる施設に適用可能である。
(1)実施形態の構成
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図である。
順番管理システム1は、病院等の施設を訪れた顧客の順番待ちを管理するシステムである。同図に示すように、順番管理システム1は、新規の順番待ちの入力を受け付ける受付端末100と、順番待ちの受付伝票(番号券)を印刷するプリンタ200と、順番待ち状況(ステータス)を表示すると共にステータスの変更を受け付ける順番管理端末300と、順番待ち状況の一覧を表示する外部表示端末400および外部ディスプレイ450と、順番待ち状況を管理する順番管理サーバ500と、顧客に関する情報を管理する顧客情報管理サーバ600とを備える。顧客情報管理サーバ600には、2次元コード等の識別コードを読み取り可能なコードリーダ650が接続されている。このうち、受付端末100と、順番管理端末300と、外部表示端末400と、順番管理サーバ500と、顧客情報管理サーバ600とは、通信ネットワークNを介して接続される。また、通信ネットワークNに、施設におけるサービスに用いられる端末装置700を接続しても良い。
ここで、図1においては、受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400を1台ずつ図示しているが、これに限る趣旨ではなく、これらの機器を複数台ずつ設けて通信ネットワークNに接続してもよい。例えば、1つの病院に受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400を複数台ずつ設置しても良いし、同じ系列の複数の病院に、これらの機器を1台ずつまたは複数台ずつ設置しても良い。受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400には、各機器が設置された施設を特定するための識別情報として施設IDが与えられている。
通信ネットワークNは、受付端末100、順番管理端末300、外部表示端末400、順番管理サーバ500および顧客情報管理サーバ600の間で相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400の主要構成を示すブロック図である。受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400は、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークを介して他の通信機器とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。本実施形態においては、図2に示すタブレット端末110に専用のアプリケーションをインストールし、このアプリケーションの実行中における動作モードを切り換えることにより、タブレット端末110を受付端末100、順番管理端末300、または外部表示端末400として使用する。動作モードについては後述する。
タブレット端末110は、通信インタフェース120と、撮像部130と、入力部140と、表示部150と、記憶部160と、プロセッサ170とを備える。
通信インタフェース120は、タブレット端末110を通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース120は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
撮像部130は、タブレット端末110に内蔵されたカメラである。
入力部140は、各種操作ボタンやタッチパネル141等の入力デバイスであり、新規顧客の順番待ちの受付や、順番待ちのステータスの変更等の入力操作を受け付ける。
表示部150は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、順番待ちを受け付けるための操作画面や、顧客の順番待ちリストや、順番待ち状況の一覧等を表示する。
記憶部160は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶部160は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶部160は、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等を記憶する。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース120を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶部160は、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ170が実行することにより、顧客の順番待ちを管理するための順番管理アプリケーションAP1を記憶している。
プロセッサ170は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶部160に格納されている各種プログラムを実行することでタブレット端末110の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
プロセッサ170が順番管理アプリケーションAP1を実行することにより実現される機能部には、施設を訪れた顧客にタブレット端末110を操作させて順番待ちの受付を行うお客様モードを実行するお客様モード実行部171と、施設のスタッフや管理者(以下、これらをまとめてスタッフという)にタブレット端末110を操作させて順番待ちのステータスを管理するスタッフモードを実行するスタッフモード実行部172と、順番待ち状況の一覧を大型の外部ディスプレイに表示させる外部ディスプレイモードを実行する外部ディスプレイモード実行部173と、お客様モードとスタッフモードと外部ディスプレイモードとを切り換えるモード切換部174とがある。
図3は、表示部150に表示されるモード切換ウィンドウを例示した図である。図3に示すように、モード切換ウィンドウM1には、お客様モードを選択するためのボタンm11と、スタッフモードを選択するためのボタンm12と、外部ディスプレイモードを選択するためのボタンm13と、変更内容を決定するための変更ボタンm14と、モード切換ウィンドウM1を閉じるための操作ボタンm15とが設けられている。
モード切換操作は、スタッフなどの操作権限を有する者によって行われる。操作権限を有する者が正しい施設IDおよびパスコードをタブレット端末110に入力し、認証に成功すると、モード切換部174は、図3に示すモード切換ウィンドウM1を表示部150に表示する。操作権限を有する者がタッチパネル141を操作することにより、お客様モードとスタッフモードと外部ディスプレイモードとのいずれかを選択し、モード切換ウィンドウM1を閉じると、選択されたモードが当該タブレット端末110に設定される。
<お客様モード>
お客様モードは、現在の待ち時間や待ち人数等の順番待ち状況の概要を表示すると共に、施設を訪れた顧客にタッチパネル141を操作させることで新規の順番待ちの入力を受け付け可能とするモードである。
図4は、お客様モードにおいて表示部150に表示される操作画面を例示した図であり、タッチパネル141の操作により新規の順番待ちを受け付ける受付画面M2を示している。受付画面M2は、例えば、受付項目の種類の指定操作を促すメッセージm21と、受付項目の種類指定ボタンm22〜m26とを含む。各種類指定ボタンm22〜m26には、受付項目(新規受付、初診受付、再診受付、人間ドック受付、入院受付等)と、各受付項目の現在の待ち時間とが表示される。なお、待ち時間の代わりに、あるいは、待ち時間と共に、現在順番待ちをしている人数を表示しても良い。
なお、いかなる項目を入力対象とするかについては、施設の管理者等の意向に応じて決定すればよい。例えば、受付項目別に受付をせず、顧客が来た順に一律に受付を行っても良い。この場合、受付画面には、用件の種類指定ボタンm22〜m26を複数設ける代わりに、順番待ちを受け付けるボタンを1つ設ければ良い。また、順番管理システム1が適用される施設に応じて、入力項目を追加しても良い。一例として、順番管理システム1を飲食店に適用する場合には、来店者の人数や希望する席のタイプ(テーブル席、カウンター等)を入力させるようにしても良い。
お客様モード実行部171は、上述した受付画面M2を表示部150に表示させると共に、順番管理サーバ500から最新の順番待ち状況に関する情報(以下、ステータス情報という)を受信し、このステータス情報に基づいて、各受付項目における待ち時間(または待ち人数)を更新する。
また、お客様モード実行部171は、受付画面M2の種類指定ボタンm22〜m26のいずれかに所定の操作(例えばタップ操作)がなされた場合に、新規の順番待ちを受け付けた旨を示す受付情報を生成し、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ500に送信する。受付情報には、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報や、受付時刻や、受付項目等が含まれる。
順番待ちをする顧客に与えられる識別情報としては、例えば、数字によって表される受付番号、アルファベットや仮名等の符号、数字とアルファベットもしくは仮名の組み合わせ、または顧客に入力させた特定の語(例えば姓)等を用いることができる。受付番号を用いる場合には、必ずしも昇順の連番にする必要はなく、ランダムの番号であっても良いし、受付項目別の連番としても良い。以下においては、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報として受付番号を用いる場合を説明する。
さらに、お客様モード実行部171は、受付番号およびこの受付番号を表す順番管理用の識別コードが表示された受付伝票(番号表)をプリンタ200に出力させる。識別コードは、例えばバーコードや2次元コードのように、光学的に読み取り可能なコードである。あるいは、お客様モード実行部171は、受付番号および識別コードを、受付操作を行った顧客が所持する携帯電話やスマートフォン等の携帯端末に送信して画面に表示させても良い。
<スタッフモード>
スタッフモードは、各受付番号の順番待ちのステータスを表示すると共に、施設のスタッフにタッチパネル141を操作させることで順番待ちのステータスの変更を受け付けるモードである。
図5は、スタッフモードにおいて表示部150に表示される操作画面を例示した図であり、タッチパネル141の操作により順番待ちのステータスの変更を受け付けるステータス操作画面M3を示している。ステータス操作画面M3は、受付端末100が発行した受付番号ごとに順番待ちリストが表示されるリスト表示欄m31を含む。
リスト表示欄m31の各行m32には、受付番号と、受付項目と、受付時刻と、現在のステータスとが表示されている。これらの行m32は、受付項目によらず受付時刻順に並べて表示しても良いし、受付項目別に受付時刻順に並べて表示しても良い。行m32の配列は、ステータス操作画面M3に対する操作により適宜変更できるようにしても良い。
本実施形態においては、順番待ちのステータスを変更するための操作ボタン群m33が、所定の操作により各行m32に表示されるようになっている。操作ボタン群m33を表示させるための操作としては、例えば、ステータスの変更対象とする行を右から左へとスワイプする操作が挙げられる。なお、図5は、受付番号「223」の行m32に対して操作ボタン群m33を表示させた状態を示している。
操作ボタン群m33のうち、「取消」は、順番待ちをキャンセルする際に操作される。「変更」は、いったん入力された順番待ちの詳細(受付項目など)を変更する際に操作される。「呼出」は、順番が到来した顧客を呼び出す際に操作される。「案内」は、順番が到来した顧客をサービス提供(例えば診察)のために案内する際に操作される。なお、変更操作は、「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」に限定する趣旨ではなく、施設の業務形態等に応じて、管理者等が適宜設定および変更することが可能である。
スタッフモード実行部172は、最新のステータス情報を順番管理サーバ500から受信した場合に、受信したステータス情報に基づいて、ステータス操作画面M3に表示されている順番待ちリストを更新する。
また、スタッフモード実行部172は、ステータス操作画面M3の操作ボタン群m33のいずれかに対して所定の操作(例えばタップ操作)がなされた場合に、操作に応じたステータス変更情報を生成し、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ500に送信する。
<外部ディスプレイモード>
外部ディスプレイモードは、施設内等に設置されている大型ディスプレイなどに順番待ち状況を表示するためのモードである。外部ディスプレイモードで利用する場合には、タブレット端末110を、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどの外部ディスプレイ450にケーブルで接続して利用する。外部ディスプレイモードでは、順番待ち状況の一覧が画面に大きく表示される。図6は、外部ディスプレイ450における順番待ち状況の表示画面M4を例示した図である。図6に示す表示画面M4は、受付項目ごとに表示領域が分かれている。各表示領域は、受付項目表示欄m41と、ステータスが「呼出中」の受付番号が表示される呼出番号表示欄m42と、ステータスが「未呼出」の受付番号が表示される待ち番号表示欄m43とを含む。順番待ちをする顧客は、このような順番待ち状況の表示画面M4で自分の受付番号を確認することにより、順番待ちのステータスやおおよその待ち時間等を把握することが可能となる。
本実施形態においては、タブレット端末110に順番管理アプリケーションAP1を実装し、お客様モードに設定したタブレット端末110を受付端末100として使用し、スタッフモードに設定したタブレット端末110を順番管理端末300として使用し、外部ディスプレイモードに設定したタブレット端末110を外部表示端末400として使用する。受付端末100として使用するタブレット端末110と、順番管理端末300として使用するタブレット端末110と、外部表示端末400として使用するタブレット端末110とは同じ機種であっても良いし、異なる機種であっても良い。
図7は、順番管理サーバ500の主要構成を示すブロック図である。順番管理サーバ500は、例えば、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、所定のプログラムを実行することにより、受付端末100および順番管理端末300と連携して順番待ちを管理するサーバ機能を実現するものである。ここで、順番管理サーバ500を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
図7に示すように、順番管理サーバ500は、通信インタフェース510と、記憶部520と、プロセッサ530とを備える。
通信インタフェース510は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース510は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶部520は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶部520は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶部520は、オペレーティングシステムプログラムやドライバプログラムを含む各種プログラムおよびこれらのプログラムの実行中に使用される各種データを格納する。具体的には、記憶部520は、プロセッサ530に実行させる順番管理プログラムAP2と、このプログラムの実行中に使用される順番管理データベースDB1を記憶している。
順番管理データベースDB1は、施設ごとに受付端末100および順番管理端末300を管理するためのデータベースであり、クライアント管理テーブルTA1およびステータス管理テーブルTA2を含む。
クライアント管理テーブルTA1には、施設ごとに固有のIDとパスコード(アカウント)が対応づけて登録されている。例えば、複数の系列病院が存在する場合、「病院A」で利用される受付端末100および順番管理端末300に対して「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」が設定されている。施設ごとのIDおよびパスコードは、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者によって設定される。1つの施設で受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400を複数台ずつ利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用しても良いが、例えば所定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしても良い。
ステータス管理テーブルTA2には、受付端末100が発行した受付番号の一覧と、各受付番号の順番待ちのステータスとを含む順番待ちリストが、施設ごとに格納されている。各順番待ちリストにおいては、受付端末100から送信される受付情報に基づいて新たな順番待ちの受付番号が登録され、順番管理端末300から送信されるステータス変更情報に基づいて各受付番号に対応する順番待ちのステータスが更新される。
ここで、順番待ちのステータスには、「未呼出」(第1ステータス)と、「呼出中」(第2ステータス)と、「案内済」(第3ステータス)とがある。「未呼出」は、顧客の順番が到来していない状態である。「呼出中」は、順番が到来した顧客を呼び出している状態である。このとき、施設においては、順番が到来した顧客の受付番号を外部ディスプレイ450に表示したり(図6参照)、顧客の携帯端末にメールまたは電話したりして呼出を行っている。「案内済」は、順番が到来した顧客をサービス提供のために案内した状態である。ステータス管理テーブルTA2において、ステータスが「案内済」になった受付番号は、順番待ちの並び順から除外され、消去されるか、または順番待ちの並び順とは別に管理される。なお、どのようなステータスを設定するかについては、各施設の管理者等が適宜設定し、あるいは変更することができる。
プロセッサ530は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶部520に格納されている各種プログラムを実行することにより順番管理サーバ500の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ530は、順番管理プログラムAP2を実行することにより、受付端末100、順番管理端末300、および顧客情報管理サーバ600と連携して順番管理機能を実現する。即ち、プロセッサ530は、受付端末100から受信した受付情報や、順番管理端末300から受信したステータス変更情報や、後述する顧客情報管理サーバ600から受信した識別コードの読み取り情報に従ってステータス管理テーブルTA2を更新する。
図8は、顧客情報管理サーバ600の主要構成を示すブロック図である。顧客情報管理サーバ600は、順番管理サーバ500と同様に、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、所定のプログラムを実行することにより、順番管理端末300と連携して、顧客情報を管理するサーバ機能を実現するものである。顧客情報管理サーバ600を構成するコンピュータも必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
図8に示すように、顧客情報管理サーバ600は、通信インタフェース610と、記憶部620と、プロセッサ630とを備える。これらの各部のハードウェアの構成は、順番管理サーバ500が備える通信インタフェース510、記憶部520、およびプロセッサ530とそれぞれ同様である。
記憶部620は、オペレーティングシステムプログラムやドライバプログラムを含む各種プログラムおよびこれらのプログラムの実行中に使用される各種データを格納する。具体的には、記憶部620は、プロセッサ630に実行させる顧客情報管理プログラムAP3と、このプログラムの実行中に使用される顧客管理データベース(DB)DB2と、顧客詳細情報データベース(DB)DB3とを記憶している。
顧客管理データベースDB2は、病院の顧客である患者に関する情報(顧客情報)を格納している。顧客情報として、具体的には、顧客ID、顧客の氏名、生年月日、性別、血液型、住所、連絡先等が挙げられる。
顧客詳細情報データベースDB3は、顧客に関する詳細な情報を格納している。顧客詳細情報データベースDB3に格納される情報は、顧客管理データベースDB2に格納される顧客情報と紐づけられて管理されている。
顧客詳細情報データベースDB3に格納される情報は、順番管理システム1が適用される施設に応じて決定される。例えば病院において、顧客詳細情報は所謂電子カルテであり、顧客詳細情報データベースDB3は電子カルテシステム用のデータベースである。また、銀行においては取引履歴情報、商品を販売する店舗においては商品の購入履歴情報や購入履歴に基づくレコメンド情報、レストランにおいては来店履歴情報や食品アレルギー情報等がそれぞれ、顧客詳細情報として格納される。
プロセッサ630は、顧客情報管理プログラムAP3を実行することにより、顧客情報管理機能を実現すると共に、順番管理サーバ500と連携して順番管理機能を実現する。詳細には、プロセッサ630が実現する機能部には、識別コード判別部631と、顧客情報抽出部632と、顧客情報抽出部632とが含まれる。
識別コード判別部631は、コードリーダ650が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードであるか否かを判別する。ここで、顧客情報管理用の識別コードは、顧客管理データベースDB2に格納された顧客情報を管理する際に用いられる識別コードであり、顧客に対して発行される診察券や会員カード等に表示される。顧客情報管理用の識別コードは、コードリーダ650によって読み取り可能であれば、バーコードや2次元コード等の形式は問わない。識別コード判別部631は、コードリーダ650が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードでないと判別した場合、当該識別コードは受付番号を表す順番管理用の識別コードであると判断して、識別コードの読み取り情報を順番管理サーバ500に送信する。
顧客情報抽出部632は、コードリーダ650が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードである場合に、該識別コードの読み取り情報をもとに顧客管理データベースDB2を検索して顧客情報を抽出する。
コードリーダ650は、バーコードや2次元コード等の所定の形式の識別コードを光学的に読み取り可能な読み取り装置(コードスキャナ)である。
端末装置700は、例えば病院の医師など、施設のスタッフが使用するパーソナルコンピュータであり、顧客詳細情報データベースDB3に格納された顧客詳細情報(例えば電子カルテ)を表示し、施設のスタッフに閲覧および編集させるためのものである。
(2)実施形態の動作
次に、順番管理システム1の動作を説明する。図9は、順番管理システム1の動作を示すシーケンス図である。以下においては、順番管理システム1が病院に適用されるものとして説明する。
顧客は、病院を訪れるとまず、受付端末100に表示された受付画面M2(図4参照)を見て、所望の受付項目を示す種類指定ボタンm22〜m26をタップするなどの入力操作を行う。この際、顧客に代わって、病院の案内スタッフが受付端末100を操作しても良い。
受付端末100は、タッチパネル141に対する入力操作を検知すると(ステップS100:Yes)、新規の順番待ちの受付番号を発行すると共に、この受付番号を含む受付情報を生成し、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ500に送信する(ステップS101)。
受付端末100は続いて、番号券を発行してプリンタ200に出力させる(ステップS102)。この際、受付端末100は、例えば図10に示す受付完了画面M5を表示し、メッセージm51により受付番号とおおよその待ち時間を顧客に通知しても良い。
図11は、受付端末100が発行する番号券を例示した図である。番号券M6は、受付番号の表示領域m61と、識別コード(例えば2次元コード)が表示された識別コード表示領域m62と、番号券M6の使用方法が記載された案内表示領域m63とを含む。この番号券M6に印刷された2次元コードを顧客の携帯端末で読み取ると、顧客の携帯端末はメールアドレスや電話番号等の情報を、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ500に送信し、受付番号と共に管理させる。それにより、顧客は、呼出状況の確認サービスや、メールまたは電話での呼出サービスを受けることができる。
あるいは、受付端末100は、受付端末100を操作した顧客の携帯端末に受付情報を送信し、受付番号及び識別コードを顧客の携帯端末に表示させても良い。
一方、受付端末100がタッチパネル141に対する入力操作を検知しない場合(ステップS100:No)、受付端末100の動作はそのままステップS103に移行する。
順番管理サーバ500は、受付端末100から受付情報を受信すると(ステップS200:Yes)、受信した受付情報に基づいてステータス管理テーブルTA2を更新する(ステップS201)。具体的には、新規の順番待ちを追加する。
続いて、順番管理サーバ500は、更新したステータス管理テーブルTA2に基づいて、最新のステータス情報を受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400に送信する(ステップS202)。
ここで、順番管理サーバ500は、ステータス管理テーブルTA2を更新するたびに、ステータス情報を受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400の各端末に送信しても良いし、ステータス管理テーブルTA2を更新したか否かにかかわらず、所定の時間間隔でステータス情報を上記各端末に送信しても良い。あるいは、順番管理サーバ500は、上記各端末から要求が来たときのみ、ステータス情報を送信するようにしても良い。この場合、上記各端末は、所定の時間間隔で順番管理サーバ500にステータス情報を要求するように設定される。
一方、順番管理サーバ500が受付端末100から受付情報を受信しない場合(ステップS200:No)、順番管理サーバ500の動作はそのままステップS203に移行する。
受付端末100は、順番管理サーバ500から最新のステータス情報を受信すると(ステップS103:Yes)、受信したステータス情報に基づいて受付画面M2(図4参照)を更新表示する(ステップS104)。この際、外部表示端末400も順番管理サーバ500から最新のステータス情報を受信して、順番待ち状況の表示画面M4(図6参照)を更新表示する。
一方、受付端末100が順番管理サーバ500から最新のステータス情報を受信しない場合(ステップS103:No)、受付端末100の動作はそのままステップS105に移行する。
順番管理端末300は、順番管理サーバ500から最新のステータス情報を受信すると(ステップS300:Yes)、受信したステータス情報に基づいてステータス操作画面M3(図5参照)の順番待ちリストを更新表示する(ステップS301)一方、順番管理端末300が最新のステータス情報を受信しない場合(ステップS300:No)、順番管理端末300の動作はそのままステップS302に移行する。
病院のスタッフは、順番待ちのステータスを変更する場合、順番管理端末300に表示されたステータス操作画面M3(図5参照)に対してステータス変更操作を行う。具体的には、順番待ちリストの先頭の行(図5においては受付番号「223」の行)をスワイプして操作ボタン群m33を表示させ、所望の操作ボタン(取消、変更、呼出、案内のいずれか)をタップすることでステータスの変更操作を行う。
順番管理端末300は、ステータス変更操作を検知すると(ステップS302:Yes)、このステータス変更操作に応じたステータス変更情報を生成し、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ500に送信する(ステップS303)。
一方、順番管理端末300がステータス変更操作を検知しない場合(ステップS302:No)、順番管理端末300の動作はそのままステップS304に移行する。
順番管理サーバ500は、順番管理端末300からステータス変更情報を受信すると(ステップS203:Yes)、受信したステータス変更情報に基づいてステータス管理テーブルTA2を更新する(ステップS204)。具体的には、順番管理サーバ500は、ある受付番号の順番待ちのステータスを「案内済」に変更するステータス変更情報を受信すると、ステータス管理テーブルTA2に登録された当該受付番号の順番待ちのステータスを「案内済」に変更し、さらに、当該受付番号を順番待ちの並び順から消去するか、あるいは別に管理する。また、順番管理サーバ500は、ある受付番号の順番待ちのステータスを「呼出中」に変更するステータス変更情報を受信すると、ステータス管理テーブルTA2に登録された当該受付番号の順番待ちのステータスを「呼出中」に変更する。併せて、順番管理サーバ500は、当該受付番号にメールアドレスや電話番号が紐づけられている場合に、呼出メールを送ったり電話をかけたりして顧客を呼び出す。
続いて、順番管理サーバ500は、更新したステータス管理テーブルTA2に基づいて、最新のステータス情報を受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400に送信する(ステップS205)。順番管理サーバ500は、ステータス管理テーブルTA2を更新するたびに、ステータス情報を受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400の各端末に送信しても良いし、所定の時間間隔で、あるいは上記各端末からの要求に応じてステータス情報を上記各端末に送信しても良い。
一方、順番管理サーバ500が順番管理端末300からステータス変更情報を受信しない場合(ステップS203:No)、順番管理サーバ500の動作はそのままステップS206に移行する。
順番が到来して呼び出された顧客は、受付窓口に出向き、病院のスタッフに番号札を提示する。あるいは、番号札の代わりに、識別コードが表示されている携帯端末の画面をスタッフに提示しても良い。また、顧客が診察券を所持している場合には、併せて診察券を提示する。上述したように、診察券には、顧客情報管理用の識別コードが表示されている。スタッフは、番号札もしくは携帯端末の画面に表示された識別コード、または診察券に表示された識別コードをコードリーダ650によって読み取る。
顧客情報管理サーバ600は、コードリーダ650が2次元コード等の識別コードを検出したか否かを判別する(ステップS400)。識別コードが検出された場合(ステップS400:Yes)、顧客情報管理サーバ600は続いて、検出された識別コードが顧客情報管理用のコードであるか否かを判別する(ステップS401)。
顧客情報管理サーバ600は、検出された識別コードが顧客情報管理用のコードでないと判別した場合(ステップS401:No)、識別コードの読み取り情報であるコード情報を順番管理サーバ500に送信する(ステップS402)。
順番管理サーバ500は、コード情報を受信すると(ステップS206:Yes)、ステータス管理テーブルTA2を検索し、コード情報に対応する受付番号の順番待ちのステータスを取得する。そして、順番管理サーバ500は、取得したステータスが「呼出中」である場合(ステップS207:Yes)、当該受付番号の順番待ちのステータスを「案内済」に変更する(ステップS208)。
さらに、順番管理サーバ500は、更新したステータス管理テーブルTA2に基づいて、最新のステータス情報を受付端末100、順番管理端末300、および外部表示端末400に送信する(ステップS209)。なお、ここでも順番管理サーバ500は、ステータス管理テーブルTA2を更新するたびにステータス情報を上記各端末に送信しても良いし、所定の時間間隔で、あるいは上記各端末からの要求に応じてステータス情報を上記各端末に送信しても良い。
一方、順番管理サーバ500がコード情報を受信しない場合(ステップS206:No)、およびコード情報に対応する受付番号の順番待ちのステータスが「呼出中」でない場合(ステップS207:No)、順番管理サーバ500の動作はステップS210に移行する。
また、顧客情報管理サーバ600は、検出された識別コードが顧客情報管理用のコードであると判別した場合(ステップS401:Yes)、識別コードの読み取り情報をもとに顧客管理データベースDB2を検索し、当該読み取り情報に対応する顧客情報を抽出する(ステップS402)。
続いて、顧客情報管理サーバ600は、抽出した顧客情報に対応する顧客詳細情報(電子カルテ)を顧客詳細情報データベースDB3から抽出する(ステップS404)。顧客情報管理サーバ600は、さらに、抽出した顧客詳細情報を端末装置700に送信して表示させても良い。
また、コードリーダ650が識別コードを検出しない場合(ステップS400:No)、顧客情報管理サーバ600の動作はそのままステップS405に移行する。
その後、順番管理システム1が動作を継続する場合(ステップS105、S210、S304、S405:No)、受付端末100、順番管理端末300、順番管理サーバ500、および顧客情報管理サーバ600の動作はステップS100、S200、S300、S400にそれぞれ戻る。一方、順番管理システム1が動作を終了する場合(例えば、1日の業務を終了する場合、ステップS105、S210、S304、S405:Yes)、受付端末100、順番管理端末300、順番管理サーバ500、および顧客情報管理サーバ600の動作は終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、受付番号を表す順番管理用の識別コードを読み取り装置に読み取らせ、その読み取り情報に基づき、順番管理サーバ500において順番待ちのステータスの変更処理を行うので、スタッフが手動でステータスを変更する必要がなくなる。従って、スタッフの業務を簡素化することができると共に、受付番号違いに起因する顧客の案内ミスを抑制することが可能となる。
また、本実施形態においては、識別コードの読み取り装置として、顧客情報管理サーバ600に設けられたコードリーダ650を用い、コードリーダ650が読み取った識別コードの判別結果に応じて、当該識別コードの読み取り情報を順番管理サーバ500に送信して順番待ちのステータスを変更させ、あるいは、当該識別コードの読み取り情報に基づいて顧客情報を検索する。従って、順番管理用のシステムと顧客情報管理用のシステムとを容易に連携させることができ、施設における受付関連業務に要する設備コストを抑制しつつ、業務効率を向上させることが可能となる。
変形例1
上記実施形態は、患者のカルテ等の顧客詳細情報を紙のファイルで管理するなど、顧客詳細情報データベースDB3が設けられておらず、顧客情報のみを電子的に管理している施設に適用することも可能である。この場合、カルテ等に付与された管理用IDを顧客管理データベースDB2に格納された顧客情報と紐づけて管理すれば良い。カルテを使用する際には、顧客情報管理サーバ600が、コードリーダ650で読み取った顧客情報管理用の識別コードをもとに顧客情報を抽出し(ステップS403参照)、この顧客情報に含まれる管理用IDをもとに、施設のスタッフがカルテ等を書庫等から取り出せば良い。
変形例2
上記実施形態においては、識別コードの判別を顧客情報管理サーバ600で行ったが、この動作を順番管理端末300で行っても良い。この場合、順番管理端末300は、顧客が提示した番号札または診察券に表示された識別コードを撮像部130(図2参照)によって読み取り、識別コードが順番管理用の識別コードと顧客情報管理用の識別コードとのいずれであるかを判別する。そして、順番管理端末300は、識別コードが順番管理用のコードである場合に識別コードの読み取り情報を順番管理サーバ500に送信し、識別コードが顧客情報管理用のコードである場合に識別コードの読み取り情報を顧客情報管理サーバ600に送信する。順番管理サーバ500は、受信した読み取り情報に基づいて順番待ちのステータスを変更し、顧客情報管理サーバ600は、受信した読み取り情報に基づいて顧客情報を検索する。
1…順番管理システム
100…受付端末
110…タブレット端末
120、510、610…通信インタフェース
130…撮像部
140…入力部
141…タッチパネル
150…表示部
160、520、620…記憶部
170、530、630…プロセッサ
171…お客様モード実行部
172…スタッフモード実行部
173…外部ディスプレイモード実行部
174…モード切換部
200…プリンタ
300…順番管理端末
400…外部表示端末
500…順番管理サーバ
600…顧客情報管理サーバ
631…識別コード判別部
632…顧客情報抽出部
700…端末装置
AP1…順番管理アプリケーション
AP2…順番管理プログラム
AP3…顧客情報管理プログラム
DB1…順番管理データベース
DB2…顧客管理データベース(DB)
DB3…顧客詳細情報データベース(DB)
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理用システムと、前記顧客に関する情報を顧客情報管理用の識別コードをもとに管理する顧客情報管理用システムと、を含む順番管理システムであって、
    前記順番管理用システムは、
    新規の順番待ちの入力操作を受け付け、順番管理用の順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を表す順番管理用の識別コードを発行する受付端末と、
    前記受付端末と通信ネットワークを介して接続され、前記識別情報に基づいて、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスを管理する順番管理サーバと、
    を備え、
    前記顧客情報管理用システムは、
    識別コードを読み取り可能な読み取り装置と、
    前記順番管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、顧客情報を格納する顧客管理データベースを備える顧客情報管理サーバと、
    を備え、
    前記顧客情報管理サーバは、
    前記読み取り装置が識別コードを読み取ったとき、前記読み取られた識別コードが前記顧客管理データベースに格納された顧客情報を管理する際に用いられる顧客情報管理用の識別コードであるか否かを判別し、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードである場合、当該識別コードに基づいて前記顧客管理データベースを検索して顧客情報を抽出し、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードでない場合、当該識別コードの情報を前記順番管理サーバに送信し、
    前記順番管理サーバは、さらに、前記顧客情報管理サーバから前記識別コードの情報を受信した場合に、該識別コードの情報に対応する順番待ちのステータスを変更する、
    順番管理システム。
  2. 前記ステータスは、前記顧客の順番が到来していない状態である第1ステータスと、前記顧客の順番が到来して当該顧客を呼び出している状態である第2ステータスと、順番が到来した顧客を案内した状態である第3ステータスと、を含み、
    前記順番管理サーバは、前記顧客情報管理サーバから受信した前記識別コードの情報に対応する順番待ちのステータスが前記第2ステータスである場合に、該順番待ちのステータスを第3ステータスに変更する、
    請求項1に記載の順番管理システム。
  3. 施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理用システムであって、
    前記順番管理用システムは、
    新規の順番待ちの入力操作を受け付け、順番管理用の順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を表す順番管理用の識別コードを発行する受付端末と、
    前記受付端末と通信ネットワークを介して接続され、前記識別情報に基づいて、前記識別情報に対応する順番待ちのステータスを管理する順番管理サーバと、
    を備え、
    前記順番管理サーバは、顧客情報を格納する顧客管理データベースを備える顧客情報管理サーバであって、読み取り装置によって読み取られた顧客情報管理用の識別コードに基づいて前記顧客管理データベースを検索して顧客情報を抽出する顧客情報管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、
    前記順番管理サーバは、前記読み取り装置によって読み取られた識別コードが前記顧客管理データベースに格納された顧客情報を管理する際に用いられる顧客情報管理用の識別コードでない場合に前記顧客情報管理サーバから送信される前記識別コードの情報を受信した場合に、該識別コードの情報に対応する順番待ちのステータスを変更する、
    順番管理用システム。
  4. 顧客に関する情報を顧客情報管理用の識別コードをもとに管理する顧客情報管理用システムであって、
    前記顧客情報管理用システムは、
    識別コードを読み取り可能な読み取り装置と、
    施設における前記顧客の順番待ちを管理する順番管理サーバと通信ネットワークを介して接続され、顧客情報を格納する顧客管理データベースを備える顧客情報管理サーバと、
    を備え、
    前記顧客情報管理サーバは、
    前記読み取り装置が識別コードを読み取ったとき、前記読み取られた識別コードが前記顧客管理データベースに格納された顧客情報を管理する際に用いられる顧客情報管理用の識別コードであるか否かを判別し、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードである場合、当該識別コードに基づいて前記顧客管理データベースを検索して顧客情報を抽出し、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードでない場合、当該識別コードの情報を前記順番管理サーバに送信する、
    顧客情報管理用システム。
  5. 施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理装置に実行させるプログラムであって、
    新規の順番待ちの入力操作を受け付ける受付端末が生成した、順番待ちをする顧客に与えられる識別情報を受信した場合に、順番待ちのステータスが登録されるテーブルに対して前記識別情報に対応する新規の順番待ちを追加するステップ(a)と、
    前記識別情報に対応する順番待ちのステータスの変更操作を受け付ける順番管理端末が生成した、該変更操作に応じたステータス変更情報を受信した場合に、該ステータス変更情報に基づいて前記テーブルを更新するステップ(b)と、
    顧客情報を格納する顧客管理データベースを備える顧客情報管理サーバであって、読み取り装置によって読み取られた顧客情報管理用の識別コードに基づいて前記顧客管理データベースを検索して顧客情報を抽出する顧客情報管理サーバから、前記読み取り装置によって読み取られた識別コードが前記顧客管理データベースに格納された顧客情報を管理する際に用いられる顧客情報管理用の識別コードでない場合に送信される前記識別コードの情報を受信した場合に、前記テーブルにおける前記識別コードの情報に対応する順番待ちのステータスを変更するステップ(c)と、
    を実行させるプログラム。
  6. 施設を利用する顧客に関する情報を顧客情報管理用の識別コードをもとに管理する顧客情報管理装置に実行させるプログラムであって、
    前記顧客情報管理装置は、前記顧客に関する情報を格納する顧客管理データベースと、所定の形式の識別コードを読み取り可能な読み取り装置と、顧客情報管理用の識別コードを用いて前記顧客管理データベースを管理するプロセッサとを備え、
    前記読み取り装置が識別コードを読み取ったとき、前記読み取られた識別コードが前記顧客管理データベースに格納された顧客情報を管理する際に用いられる顧客情報管理用の識別コードであるか否かを判別するステップ(a)と、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが顧客情報管理用の識別コードである場合、当該識別コードに基づいて前記顧客管理データベースを検索して顧客情報を抽出するステップ(b)と、
    前記読み取り装置が読み取った識別コードが前記顧客情報管理用の識別コードでない場合に、前記読み取り装置が読み取った識別コードの情報を、前記施設における顧客の順番待ちを管理する順番管理装置に送信するステップ(c)と、
    を実行させるプログラム。
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