JP6278715B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電装置に接続された充電回路の制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大なる制御量を探索し、探索結果に基づいて充電回路を制御する充電装置に関する。
従来、太陽光発電装置に接続された充電回路の制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大なる制御量を探索し、探索結果に基づいて充電回路を制御する充電装置として、例えば以下に示す特許文献1に開示されている最大電力追従装置がある。
この最大電力追従装置は、電力変換装置と、電圧検出部と、電流検出部と、制御装置とを備えている。ここで、電力変換装置が充電回路に相当する。電力変換装置は、太陽光発電装置から供給される電力を変換して負荷に供給する。電圧検出部は、太陽光発電装置の出力電圧を検出する。電流検出部は、太陽光発電装置の出力電流を検出する。制御装置は、電力変換装置の制御量を変化させ、電圧検出部及び電流検出部の検出結果から求めた太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する。そして、探索結果に基づいて電力変換装置を制御する。つまり、最大出力点追従制御を行う。
特開2013−097429号公報
太陽光発電装置が車両に搭載されている場合、車両の走行によって日射状態が頻繁に変化する。また、車両が停車しても、停車位置によって日射状態が大きく変化する。その結果、太陽光発電装置の出力電力が最大になるポイントも頻繁に、又は、大きく変化する。従来のように、電力変換装置の制御量を全ての範囲に渡って詳細に変化させると、探索時間がかかってしまう。そのため、太陽光発電装置の出力電力が最大になるポイントが変化しても、即座に追従し、そのポイントを探索することができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、日射状態の変化に伴って、太陽光発電装置の出力電力が最大になるポイントが変化しても、即座に追従し、そのポイントを探索することができる充電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の本発明は、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、太陽光発電装置及び2次電池に接続され、太陽光発電装置から供給される電力を変換して2次電池に供給し、2次電池を充電する充電回路と、充電回路に接続され、充電回路の制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索し、探索結果に基づいて充電回路を制御する制御回路と、を備え、車両に搭載される充電装置において、制御回路は、第1探索範囲において制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する概略探索を繰返すとともに、概略探索と概略探索の後に、直前の探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲において制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する詳細探索を行い、詳細探索の探索結果に基づいて充電回路を制御し、充電回路を制御する際、探索結果に基づいて探索した制御量を補正することを特徴とする。
この構成によれば、第1探索範囲における概略探索によって、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を概ね把握した上で、探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲における詳細探索によって、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を詳細に探索する。そのため、全ての範囲を詳細に探索する場合に比べ、探索時間を短縮することができる。従って、日射状態の変化に伴って、太陽光発電装置の出力電力が最大になるポイントが変化しても、即座に追従し、そのポイントを探索することができる。
制御回路は、探索結果に基づいて充電回路を制御する。探索結果が大きく変化した場合、充電回路の制御に悪影響を与えることがある。しかし、この構成によれば、制御回路は、充電回路を制御する際、探索結果に基づいて探索した制御量を補正する。そのため、探索結果の大きな変化に伴って発生する、充電回路の制御に対する悪影響を抑えることができる。
上記課題を解決するためになされた第2の本発明は、太陽光によって発電する太陽光発電装置(10)と、太陽光発電装置及び2次電池に接続され、太陽光発電装置から供給される電力を変換して2次電池に供給し、2次電池を充電する充電回路と、充電回路に接続され、充電回路の制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索し、探索結果に基づいて充電回路を制御する制御回路と、を備え、車両に搭載される充電装置において、制御回路は、第1探索範囲において制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する概略探索を繰返すとともに、概略探索と概略探索の間に、直前の探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲において制御量を変化させ、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する詳細探索を繰返し、詳細探索の探索結果に基づいて充電回路を制御し、充電回路を制御する際、車両の停車中と走行中で、概略探索の繰返し間隔及び詳細探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする。
この構成によれば、第1探索範囲における概略探索によって、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を概ね把握した上で、探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲における詳細探索によって、太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を詳細に探索する。そのため、全ての範囲を詳細に探索する場合に比べ、探索時間を短縮することができる。従って、日射状態の変化に伴って、太陽光発電装置の出力電力が最大になるポイントが変化しても、即座に追従し、そのポイントを探索することができる。
車両が走行している場合、日射量が比較的短時間で変化する。そのため、太陽光発電装置の出力電力が最大になる充電回路の制御量も短時間で変化する。一方、車両が停車している場合、走行中に比べ日射量の変化が緩やかである。そのため、太陽光発電装置の出力電力が最大になる充電回路の制御量も走行中に比べ緩やかに変化する。この構成によれば、制御回路は、車両の停車中と走行中で、概略探索の繰返し間隔及び詳細探索の繰返し間隔を変える。そのため、日射量の変化の仕方に応じ、適切に探索することができる。
第1実施形態における充電装置の回路図である。 図1に示す充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 概略探索結果制限範囲を説明するための説明図である。 詳細探索結果制限範囲を説明するための説明図である。 図2のフローチャートに続くフローチャートである。 図1に示す充電装置の動作を説明するための各部の状態を示すグラフである。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る充電装置を、ハイブリッド車に搭載された補機バッテリ及びHVバッテリを充電する充電装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態の充電装置の構成について説明する。
図1に示す充電装置1は、車両に搭載され、太陽光によって発電し、補機バッテリB10(2次電池)及びHVバッテリB11を充電する装置である。ここで、補機バッテリB10は、車両に搭載された補機類及び充電装置1に電力を供給する、例えば、定格電圧が12Vの充放電可能なバッテリである。HVバッテリB11は、車両走行用モータに電力を供給する、例えば、定格電圧が200V以上の充放電可能なバッテリである。充電装置1は、ソーラパネル10(太陽光発電装置)と、ソーラ制御装置11と、追加バッテリ12(2次電池)とを備えている。
ソーラパネル10は、太陽光によって発電する装置である。ソーラパネル10は、太陽光が照射されている場合、出力電力が最大になるように、ソーラ制御装置11によって出力電流が制御される。その際、出力電圧が40V程度になる。
ソーラ制御装置11は、ソーラパネル10から供給される電力を所定電圧に変換して補機バッテリB10及びHVバッテリB11に供給し、補機バッテリB10及びHVバッテリB11を充電する装置である。ソーラ制御装置11は、給電コンバータ回路110(充電回路)と、補機コンバータ回路111と、昇圧コンバータ回路112と、マイクロコンピュータ113(制御回路)とを備えている。
給電コンバータ回路110は、マイクロコンピュータ113によって制御され、ソーラパネル10から供給される電力を20V程度に降圧して補機コンバータ回路111に供給するとともに、追加バッテリ12に供給して追加バッテリ12を充電する回路である。具体的には、スイッチング素子を備え、スイッチング素子をオン、オフすることで電力を変換する回路である。給電コンバータ回路110の入力端子はソーラパネル10の出力端子に、出力端子は補機コンバータ回路111及び追加バッテリ12に接続されている。制御端子はマイクロコンピュータ113に接続されている。
補機コンバータ回路111は、マイクロコンピュータ113によって制御され、給電コンバータ回路110又は追加バッテリ12から供給される電力を補機バッテリB10の充電に適した電圧に降圧して補機バッテリB10を充電する回路である。具体的には、スイッチング素子を備え、スイッチング素子をオン、オフすることで電力を変換する回路である。補機コンバータ回路111の入力端子は、給電コンバータ回路110の出力端子に接続されるとともに、追加バッテリ12に接続されている。出力端子は補機バッテリB10の端子に接続されている。制御端子はマイクロコンピュータ113に接続されている。
昇圧コンバータ回路112は、マイクロコンピュータ113によって制御され、追加バッテリ12から供給される電力をHVバッテリB11の充電に適した電圧に昇圧してHVバッテリB11を充電する回路である。具体的には、スイッチング素子を備え、スイッチング素子をオン、オフすることで電力を変換する回路である。昇圧コンバータ回路112の入力端子は追加バッテリ12に接続されている。出力端子はHVバッテリB11の端子に接続されている。制御端子はマイクロコンピュータ113に接続されている。
マイクロコンピュータ113は、車両に搭載された別の装置から入力される情報に基づいて、給電コンバータ回路110、補機コンバータ回路111及び昇圧コンバータ回路112を制御する素子である。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110の制御量を変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になる制御量を探索し、探索結果に基づいて給電コンバータ回路110を制御する。具体的には、第1探索範囲において制御量を変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になる制御量を探索する概略探索を繰返す。また、概略探索と概略探索の間に、直前の探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲において制御量を変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になる制御量を探索する詳細探索を繰返す。そして、詳細探索の探索結果に基づいて給電コンバータ回路110を制御する。なお、制御量としては、給電コンバータ回路110を構成するスイッチング素子のオン、オフを指示するPWM信号のデューティ比を用いる。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110、補機コンバータ回路111及び昇圧コンバータ回路112の制御端子に接続されている。
追加バッテリ12は、ソーラパネル10から供給される電力を蓄えておくバッテリである。追加バッテリ12の端子は、給電コンバータ回路110の出力端子、補機コンバータ回路111及び昇圧コンバータ回路112の入力端子に接続されている。
次に、図1を参照して第1実施形態の充電装置の動作の概略を説明する。
図1に示すマイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110、補機コンバータ回路111及び昇圧コンバータ回路112を制御する。
ソーラパネル10に充分な太陽光が照射され、ソーラパネル10が発電している場合、ソーラパネル10から給電コンバータ回路110及び補機コンバータ回路111を介して補機バッテリB10に電力が供給され、補機バッテリB10が充電される。ソーラパネル10から給電コンバータ回路110を介して追加バッテリ12に電力が供給され、追加バッテリ12が充電される。
そして、追加バッテリ12が満充電状態になると、追加バッテリ12から昇圧コンバータ回路112を介してHVバッテリB11に電力が供給され、HVバッテリB11が充電される。また、必要に応じて、追加バッテリ12から補機コンバータ回路111を介して補機バッテリB10に電力が供給され、補機バッテリB10が充電される。
次に、図1〜図5を参照して給電コンバータ回路の制御動作について詳しく説明する。
図1に示すソーラパネル10が発電状態になると、充電装置1は、発電許可フラグを許可状態にする。図2に示すように、マイクロコンピュータ113は、発電許可状態であるか否かを判定する(S100)。
ステップS100において、発電許可状態でないと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比として固定値を設定する。そして、設定したデューティ比に基づいて給電コンバータ回路110を制御する(S101)。
一方、ステップS100において、発電許可状態であると判定した場合、マイクロコンピュータ113は、外部から入力される情報に基づいて車両が走行中か否かを判定する(S102)。
ステップS102において、車両が走行中であると判定した場合、マイクロコンピュータ113は、閾値1及び閾値2に走行時用の値を設定する(S103)。ここで、閾値1は、概略探索の繰返し間隔を判断する際の基準となる閾値である。閾値2は、詳細探索の繰返し間隔を判断する際の基準となる閾値である。マイクロコンピュータ113は、走行時用の値として、閾値1に例えば1時間を、閾値2に例えば1分を設定する。
また、マイクロコンピュータ113は、概略探索結果変化量上下限値に走行時用の値を設定する(S104)。ここで、概略探索結果変化量上下限値は、前回探索したデューティ比を基準した概略探索結果の変化量の上下限値であり、概略探索結果制限範囲の上下限値を規定するためのものである。図3に示すように、前回探索したデューティ比に概略探索結果変化量上限値を加算したものが概略探索結果制限範囲の上限値になる。前回探索したデューティ比に概略探索結果変化量下限値を加算したものが概略探索結果制限範囲の下限値になる。今回探索したデューティ比が概略探索結果制限範囲上限値より大きい場合、概略探索結果制限範囲上限値を探索したデューティ比とする。また、今回探索したデューティ比が概略探索結果制限範囲下限値より小さい場合、概略探索結果制限範囲下限値を探索したデューティ比とする。マイクロコンピュータ113は、走行時用の値として、概略探索結果変化量上限値に+5%、概略探索結果変化量下限値に−5%を設定する。
さらに、図2に示すように、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値に走行時用の値を設定する(S105)。ここで、詳細探索結果変化量上下限値は、前回探索したデューティ比を基準とした詳細探索結果の変化量の上下限値であり、概略探索結果制限範囲より狭い詳細探索結果制限範囲の上下限値を規定するためのものである。図4に示すように、前回探索したデューティ比に詳細探索結果変化量上限値を加算したものが詳細探索結果制限範囲の上限値になる。前回探索したデューティ比に詳細探索結果変化量下限値を加算したものが詳細探索結果制限範囲の下限値になる。今回探索したデューティ比が詳細探索結果制限範囲上限値より大きい場合、詳細探索結果制限範囲上限値を探索したデューティ比とする。また、今回探索したデューティ比が詳細探索結果制限範囲下限値より小さい場合、詳細探索結果制限範囲下限値を探索したデューティ比とする。マイクロコンピュータ113は、走行時用の値として、詳細探索結果変化量上限値に+0.5%、概略探索結果変化量下限値に−0.5%を設定する。
一方、図2に示すように、ステップS102において、車両が走行中でないと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、閾値1、閾値2に停車時用の値を設定する(S106)。マイクロコンピュータ113は、停車時用の値として、走行時用の値より短い、閾値1に例えば30分を、閾値2に例えば30秒を設定する。
また、マイクロコンピュータ113は、概略探索結果変化量上下限値に停車時用の値を設定する(S107)。マイクロコンピュータ113は、停車時用の値として、走行時に比べ範囲が広くなるように、概略探索結果変化量上限値に例えば+10%、概略探索結果変化量下限値に例えば−10%を設定する。
さらに、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値に停車時用の値を設定する(S108)。マイクロコンピュータ113は、停車時用の値として、走行時に比べ範囲が広くなるように、詳細探索結果変化量上限値に例えば+1%、概略探索結果変化量下限値に例えば−1%を設定する。
その後、マイクロコンピュータ113は、カウンタ1をカウントアップする(S109)。ここで、カウンタ1は、概略探索の繰返し間隔を計測するためのものである。そして、マイクロコンピュータ113は、カウンタ1の値が閾値1より大きいか否か、又は、外部から入力される情報に基づいて環境条件が変化したか否かを判定する(S110)。
ステップS110において、カウンタ1の値が閾値1より大きい場合、又は、環境条件が変化したと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索要求及び詳細探索要求を、要求があることを示すオン状態にする(S111)。
ステップS110において、カウンタ1の値が閾値より大きくなく、かつ、環境条件も変化していないと判定した場合、又は、ステップS111を実施した場合、マイクロコンピュータ113は、図5に示すように、カウンタ2をカウントアップする(S112)。ここで、カウンタ2は、詳細探索の繰返し間隔計測するためのものである。そして、マイクロコンピュータ113は、カウンタ2の値が閾値2より大きいか否かを判定する(S113)。
ステップS113において、カウンタ2の値が閾値2より大きいと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、詳細探索要求をオン状態にする(S114)。
ステップS113において、カウンタ2の値が閾値2より大きくないと判定した場合、又は、ステップS114を実施した場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索要求がオン状態か否かを判定する。(S115)。
ステップS115において、概略探索要求がオン状態であると判定した場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索を実施する(S116)。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を10%〜90%の第1探索範囲で5%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する。
その後、マイクロコンピュータ113は、概略探索が完了したか否かを判定する(S117)。ステップS117において、概略探索が完了したと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索結果変化量上下限値によって規定される概略探索結果制限範囲内になるように、概略探索によって探索したデューティ比を必要に応じて補正する(S118)。そして、概略探索要求をオフ状態にする(S119)。
一方、ステップS117において、概略探索が完了していないと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、カウンタ1をクリアする(S120)。
ステップS115において、概略探索要求がオン状態でないと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、詳細探索要求がオン状態であるか否かを判定する(S121)。ステップS121において、詳細探索要求がオン状態であると判定した場合、マイクロコンピュータ113は、詳細探索を実施する(S122)。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、前回探索したデューティ比を中心にした±5%の第2探索範囲で1%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する。
その後、マイクロコンピュータ113は、詳細探索が完了したか否かを判定する(S123)。ステップS123において、詳細探索が完了したと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値によって規定される詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する(S124)。そして、詳細探索要求をオフ状態にする(S125)。
その後、マイクロコンピュータ113は、詳細探索によって探索したデューティ比に基づいて給電コンバータ回路110を制御する(S126)。
一方、ステップ123において、詳細探索が完了していないと判定した場合、マイクロコンピュータ113は、カウンタ2をクリアする(S127)。
これらの制御が繰返されることで、マイクロコンピュータ113は、デューティ比10%〜90%の第1探索範囲においてデューティ比を5%ずつ変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する概略探索を繰返す。また、概略探索と概略探索の間に、直前探索したデューティ比を中心にした第1探索範囲より狭い±5%の第2探索範囲においてデューティ比を概略探索より細かく1%ずつ変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する詳細探索を繰返す。
車両が走行中である場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索の繰返し間隔を1時間、詳細探索の繰返し間隔を1分にする。そして、概略探索において探索したデューティ比が概略探索結果変化量上下限値±5%によって規定される概略探索結果制限範囲外になる場合、概略探索結果制限範囲内になるように、概略探索において探索したデューティ比を補正する。また、詳細探索において探索したデューティ比が詳細探索結果変化量上下限値±0.5%によって規定される詳細探索結果制限範囲外になる場合、詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索において探索したデューティ比を補正する。
一方、車両が停車中である場合、マイクロコンピュータ113は、概略探索の繰返し間隔を30分、詳細探索の繰返し間隔を30秒にする。そして、概略探索において探索したデューティ比が概略探索結果変化量上限値±10%によって規定される概略探索結果制限範囲外になる場合、概略探索結果制限範囲内になるように、概略探索結果において探索したデューティ比を補正する。また、詳細探索において探索したデューティ比が詳細探索結果変化量上下限値±1%によって規定される詳細探索結果制限範囲外になる場合、詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索において探索したデューティ比を補正する。
そして、マイクロコンピュータ113は、詳細探索によって探索デューティ比に基づいて給電コンバータ回路110を制御する。その結果、車両の走行中及び停車中においても、ソーラパネル10の出力電力が最大になる。
次に、図6を参照して給電コンバータ回路110の制御動作についてより具体的説明する。
図6示すように、時刻t1で発電許可フラグが許可状態になると、マイクロコンピュータ113は、外部から入力される情報に基づいて車両が走行中か否かを判定する。
車両が停車中であるため、マイクロコンピュータ113は、閾値1及び閾値2に、停車時用の値30分及び30秒を設定する。また、概略探索結果変化量上下限値に、停車時用の値±10%を設定する。さらに、詳細探索結果変化量上下限値に、停車時用の値±1%を設定する。そして、概略探査要求及び詳細探索要求をオン状態にする。
概略探索要求がオン状態になると、マイクロコンピュータ113は、概略探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、10%〜90%の第1探索範囲で5%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d1を探索する。
概略探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、概略探索結果変化量上下限値±10%によって規定される概略探索結果制限範囲内になるように、概略探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、初回の概略探索であるため、マイクロコンピュータ113は、補正せずにデューティ比d1を今回の探索結果とする。そして、時刻t2で概略探索要求をオフ状態にする。
時刻t2の後、詳細探索要求のみがオン状態であるため、マイクロコンピュータ113は、詳細探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、前回探索したデューティ比d1を中心にした±5%の第2探索範囲で1%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d2を探索する。
詳細探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値±1%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、詳細探索において探索したデューティ比d2が詳細探索結果変化量上下限値±1%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になる場合、補正の必要がないので、デューティ比d2を今回の探索結果とする。そして、時刻t3で詳細探索要求をオフ状態にするとともに、デューティ比d2のPWM信号を出力し、給電コンバータ回路110を制御する。
なお、詳細探索において探索したデューティ比d2が詳細探索結果制限範囲上限値より大きい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d1に詳細探索結果変化量上限値+1%を加算した(d1+1%)を探索したデューティ比とする。一方、詳細探索において探索したデューティ比d2が詳細探索結果制限範囲下限値より小さい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d1に詳細探索結果変化量下限値−1%を加算した(d1−1%)を探索したデューティ比とする。
時刻t3の後、クリアされていたカウンタ2がカウントアップされる。カウンタ2の値が時刻t4で閾値2に達すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索要求をオン状態にする。つまり、前回の詳細探索の完了から30秒経過後に、詳細探索要求をオン状態にする。そして、カウンタ2をクリアする。
時刻t4の後、詳細探索要求のみがオン状態であるため、マイクロコンピュータ113は、詳細探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、前回探索したデューティ比d2を中心にした±5%の第2探索範囲で1%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d3を探索する。
詳細探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値±1%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、詳細探索において探索したデューティ比d3が詳細探索結果変化量上下限値±1%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になる場合、補正の必要がないので、デューティ比d3を今回の探索結果とする。そして、時刻t5で詳細探索要求をオフ状態にするとともに、デューティ比d3のPWM信号を出力し、給電コンバータ回路110を制御する。
なお、詳細探索において探索したデューティ比d3が詳細探索結果制限範囲上限値より大きい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d2に詳細探索結果変化量上限値+1%を加算した(d2+1%)を探索したデューティ比とする。一方、詳細探索において探索したデューティ比d3が詳細探索結果制限範囲下限値より小さい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d2に詳細探索結果変化量下限値−1%を加算した(d2−1%)を探索したデューティ比とする。
時刻t5の後、クリアされていたカウンタ2がカウントアップされる。カウンタ2の値が時刻t6で閾値2に達すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索要求をオン状態にする。つまり、前回の詳細探索の完了から30秒経過後に、詳細探索要求をオン状態にする。そして、カウンタ2をクリアする。
以下同様にして、マイクロコンピュータ113は、時刻t6〜t7で詳細探索を実施し、その探索結果のデューティ比d4のPWM信号を出力し、給電コンバータ回路110を制御する。
その後、時刻t8で車両が走行状態になると、ソーラパネル10の日射量が頻繁に変化するようになる。マイクロコンピュータ113は、閾値1及び閾値2に、走行時用の値1時間及び1分を設定する。また、概略探索結果変化量上下限値に、走行時用の値±5%を設定する。さらに、詳細探索結果変化量上下限値に、走行時用の値±0.5%を設定する。そして、概略探査要求及び詳細探索要求をオン状態にする。
時刻t7の後、クリアされていたカウンタ2がカウントアップされる。カウンタ2の値が時刻t9で閾値2に達すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索要求をオン状態にする。閾値2は、停車時用の値30秒から走行時用の値1分に変更されている。そのため、マイクロコンピュータ113は、前回の詳細探索の完了から1分経過後に、詳細探索要求をオン状態にする。そして、カウンタ2をクリアする。
時刻t9の後、詳細探索要求のみがオン状態であるため、マイクロコンピュータ113は、詳細探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、前回探索したデューティ比d4を中心にした±5%の第2探索範囲で1%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d5を探索する。
詳細探索結果変化量上下限値は、停車時用の値±1%から走行時用の値±0.5%に変更されている。詳細探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値±0.5%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、前回探索したデューティ比d4に対する詳細探索において探索したデューティ比d5の変化量が詳細探索結果変化量上下限値±0.5%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になる場合、補正の必要がないので、デューティ比d5を今回の探索結果とする。そして、時刻t10で詳細探索要求をオフ状態にするとともに、デューティ比d5のPWM信号を出力し、給電コンバータ回路110を制御する。
なお、詳細探索において探索したデューティ比d5が詳細探索結果制限範囲上限値より大きい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d4に詳細探索結果変化量上限値+0.5%を加算した(d4+0.5%)を探索したデューティ比とする。一方、詳細探索において探索したデューティ比d5が詳細探索結果制限範囲下限値より小さい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d4に詳細探索結果変化量下限値−0.5%を加算した(d4−0.5%)を探索したデューティ比とする。
時刻t2の後、クリアされていたカウンタ1がカウントアップされる。カウンタ1の値が時刻t11で閾値1に達すると、マイクロコンピュータ113は、概略探索要求及び詳細探索要求をオン状態にする。閾値1は、停車時用の値30分から走行時用の値1時間に変更されている。そのため、マイクロコンピュータ113は、前回の概略探索の完了から1時間経過後に、概略探索要求及び詳細探索要求をオン状態にする。そして、カウンタ1をクリアする。
概略探索要求がオン状態になると、マイクロコンピュータ113は、概略探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、10%〜90%の第1探索範囲で5%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d6を探索する。
概略探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、概略探索結果変化量上下限値±5%によって規定される概略探索結果制限範囲内になるように、概略探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、概略探索において探索したデューティ比d6が概略探索結果変化量上下限値±5%によって規定される概略探索結果制限範囲内になる場合、補正の必要がないので、デューティ比d6を今回の探索結果とする。そして、時刻t12で概略探索要求をオフ状態にする。
なお、概略探索において探索したデューティ比d6が概略探索結果制限範囲上限値より大きい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d5に概略探索結果変化量上限値+5%を加算した(d5+5%)を探索したデューティ比とする。一方、概略探索において探索したデューティ比d6が概略探索結果制限範囲下限値より小さい場合、マイクロコンピュータ113は、前回探索したデューティ比d5に概略探索結果変化量下限値−5%を加算した(d5−5%)を探索したデューティ比とする。
時刻t12の後、詳細探索要求のみがオン状態であるため、マイクロコンピュータ113は、詳細探索を実施する。マイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110に対するPWM信号のデューティ比を、前回探索したデューティ比d6を中心にした±5%の第2探索範囲で1%ずつ変化させる。そして、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比d7を探索する。
詳細探索が完了すると、マイクロコンピュータ113は、詳細探索結果変化量上下限値±0.5%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になるように、詳細探索によって探索したデューティ比の値を必要に応じて補正する。しかし、詳細探索において探索したデューティ比d7が詳細探索結果変化量上下限値±0.5%によって規定される詳細探索結果制限範囲内になる場合、補正の必要がないので、デューティ比d7を今回の探索結果とする。そして、時刻t13で詳細探索要求をオフ状態にするとともに、デューティ比d7のPWM信号を出力し、給電コンバータ回路110を制御する。
以下同様にしてマイクロコンピュータ113は、給電コンバータ回路110を制御する。
次に、第1実施形態の充電装置の効果について説明する。
第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ113は、第1探索範囲においてデューティ比を変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する概略探索を繰返す。また、概略探索と概略探索の間に、直前の探索結果を含む第1探索範囲より狭い第2探索範囲においてデューティ比を変化させ、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を探索する詳細探索を繰返す。そして、詳細探索の探索結果に基づいて給電コンバータ回路110を制御する。つまり、第1探索範囲における概略探索によってソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を概ね把握した上で、第1探索範囲より狭い第2探索範囲における詳細探索によってソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比を詳細に探索する。そのため、全ての範囲を詳細に探索する場合に比べ、探索時間を短縮することができる。従って、日射状態の変化に伴って、ソーラパネル10の出力電力が最大になるポイントが変化しても、即座に追従し、そのポイントを探索することができる。
第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ113は、詳細探索の際、概略探索よりデューティ比を細かく変化させる。そのため、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比をより詳細に探索することができる。
マイクロコンピュータ113は、探索したデューティ比に基づいて給電コンバータ回路110を制御する。探索したデューティ比が大きく変化した場合、給電コンバータ回路110の制御に悪影響を与えることがある。しかし、第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ113は、概略探索及び詳細探索において探索したデューティ比が概略探索結果制限範囲内及び詳細探索結果制限範囲内になるように探索したデューティ比を補正する。そのため、探索したデューティ比の大きな変化に伴って発生する、給電コンバータ回路110の制御に対する悪影響を抑えることができる。
第1実施形態によれば、詳細探索結果制限範囲は、概略探索結果制限範囲より狭い。そのため、探索したデューティ比の大きな変化に伴って発生する、給電コンバータ回路110の制御に対する悪影響を確実に抑えることができる。
車両が走行している場合、日射量が比較的短時間で大きく変化する。そのため、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比も短時間で大きく変化する。一方、車両が停車している場合、走行中に比べ日射量の変化が小さい。そのため、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比も走行中に比べ緩やかに変化する。第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ113は、車両の停車中と走行中で、概略探索結果制限範囲及び詳細探索結果制限範囲を変える。そのため、日射量の変化に応じ、概略探索結果及び詳細探索結果を適切に補正することができる。
第1実施形態によれば、車両の停車中における概略探索結果制限範囲及び詳細探索結果制限範囲は、走行中より広い。そのため、日射量の変化に応じ、概略探索結果及び詳細探索結果をより適切に補正することができる。
車両が走行している場合、日射量が比較的短時間で変化する。そのため、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比も短時間で変化する。一方、車両が停車している場合、走行中に比べ日射量の変化が緩やかである。そのため、ソーラパネル10の出力電力が最大になるデューティ比も走行中に比べ緩やかに変化する。第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ113は、車両の停車中と走行中で、概略探索の繰返し間隔及び詳細探索の繰返し間隔を変える。そのため、日射量の変化の仕方に応じ、適切に探索することができる。
第1実施形態によれば、車両の停車中における概略探索の繰返し間隔及び詳細探索の繰返し間隔は、走行中より短い。そのため、日射量の変化に応じ、より適切に探索することができる。
なお、第1実施形態では、マイクロコンピュータ113が、第1探索範囲を10%〜90%に、第2探索範囲を前回探索したデューティ比を中心にして±5%にそれぞれ設定している例を挙げているが、これに限られるものではない。探索中において、第1探索範囲及び第2探索範囲の少なくともいずれかを変えるようにしてもよい。必要に応じてこれらを変えることで、探索時間をより短縮することができる。
また、第1実施形態では、マイクロコンピュータ113が、探索において、第1探索範囲でデューティ比を5%ずつ、第2探索範囲でデューティ比を1%ずつ変化させる例を挙げているが、これに限られるものではない。探索中において、第1探索範囲でデューティ比を変化させる変化量、及び、第2探索範囲でデューティ比を変化させる変化量の少なくともいずれかを変えるようにしてもよい。必要に応じてこれらを変えることで、探索時間をより短縮することができる。また、探索精度を向上させることができる。
さらに、第1実施形態では、マイクロコンピュータ113が、概略探索の繰返し間隔、及び、詳細探索の繰返し間隔を、停車中及び走行中において固定値に設定している例を挙げているが、これに限られるものではない。探索中において、概略探索の繰返し間隔、及び、詳細探索の繰返し間隔の少なくともいずれかを変えるようにしてもよい。必要に応じてこれらを変えることで、探索時間をより短縮することができる。また、追従性を向上させることができる。
加えて、第1実施形態では、マイクロコンピュータ113が、停車中と走行中で、概略探索結果制限範囲及び詳細探索結果制限範囲をともに変える例を挙げているが、これに限られるものではない。停車中と走行中で、概略探索結果制限範囲又は詳細探索結果制限範囲のいずれかを変えるようにしてもよい。概略探索結果制限範囲及び詳細探索結果制限範囲の少なくともいずれかを変えられるようにすればよい。必要に応じてこれらを変えることで、探索したデューティ比の大きな変化に伴って発生する、給電コンバータ回路110の制御に対する悪影響をより確実に抑えることができる。
1・・・充電装置、10・・・ソーラパネル(太陽光発電装置)、11・・・ソーラ制御装置、110・・・給電コンバータ回路(充電回路)、111・・・補機コンバータ回路、112・・・昇圧コンバータ回路、113・・・マイクロコンピュータ(制御回路)、12・・・追加バッテリ(2次電池)、B10・・・補機バッテリ(2次電池)、B11・・・HVバッテリ

Claims (17)

  1. 太陽光によって発電する太陽光発電装置(10)と、
    前記太陽光発電装置及び2次電池に接続され、前記太陽光発電装置から供給される電力を変換して前記2次電池に供給し、前記2次電池を充電する充電回路(110)と、
    前記充電回路に接続され、前記充電回路の制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索し、探索結果に基づいて前記充電回路を制御する制御回路(113)と、
    を備え、車両に搭載される充電装置において、
    前記制御回路は、第1探索範囲において制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する概略探索を繰返すとともに、前記概略探索の後に、直前の探索結果を含む前記第1探索範囲より狭い第2探索範囲において制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する詳細探索を行い、前記詳細探索の探索結果に基づいて前記充電回路を制御し、前記充電回路を制御する際、探索結果に基づいて探索した制御量を補正することを特徴とする充電装置。
  2. 前記制御回路は、前記概略探索及び前記詳細探索において探索した制御量が概略探索結果制限範囲内及び詳細探索結果制限範囲内になるように探索した制御量を補正することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記詳細探索結果制限範囲は、前記概略探索結果制限範囲より狭いことを特徴とする請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記制御回路は、前記車両の停車中と走行中で、前記概略探索結果制限範囲及び前記詳細探索結果制限範囲の少なくともいずれかを変えることを特徴とする請求項2又は3に記載の充電装置。
  5. 前記車両の停車中における前記概略探索結果制限範囲及び前記詳細探索結果制限範囲は、走行中より広いことを特徴とする請求項4に記載の充電装置。
  6. 前記制御回路は、前記車両の停車中と走行中で、前記概略探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の充電装置。
  7. 前記車両の停車中における前記概略探索の繰返し間隔は、走行中より短いことを特徴とする請求項6に記載の充電装置。
  8. 前記制御回路は、探索中において、前記概略探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の充電装置。
  9. 前記制御回路は、前記概略探索と前記概略探索の間に、前記詳細探索を繰返すことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の充電装置。
  10. 前記制御回路は、前記車両の停車中と走行中で、前記詳細探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする請求項9のいずれか1項に記載の充電装置。
  11. 前記車両の停車中における前記詳細探索の繰返し間隔は、走行中より短いことを特徴とする請求項10に記載の充電装置。
  12. 前記制御回路は、探索中において、前記詳細探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の充電装置。
  13. 太陽光によって発電する太陽光発電装置(10)と、
    前記太陽光発電装置及び2次電池に接続され、前記太陽光発電装置から供給される電力を変換して前記2次電池に供給し、前記2次電池を充電する充電回路(110)と、
    前記充電回路に接続され、前記充電回路の制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索し、探索結果に基づいて前記充電回路を制御する制御回路(113)と、
    を備え、車両に搭載される充電装置において、
    前記制御回路は、第1探索範囲において制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する概略探索を繰返すとともに、前記概略探索と前記概略探索の間に、直前の探索結果を含む前記第1探索範囲より狭い第2探索範囲において制御量を変化させ、前記太陽光発電装置の出力電力が最大になる制御量を探索する詳細探索を繰返し、前記詳細探索の探索結果に基づいて前記充電回路を制御し、前記充電回路を制御する際、前記車両の停車中と走行中で、前記概略探索の繰返し間隔及び前記詳細探索の繰返し間隔を変えることを特徴とする充電装置。
  14. 前記車両の停車中における前記概略探索の繰返し間隔及び前記詳細探索の繰返し間隔は、走行中より短いことを特徴とする請求項13に記載の充電装置。
  15. 前記制御回路は、探索中において、前記概略探索の繰返し間隔及び前記詳細探索の繰返し間隔の少なくともいずれを変えることを特徴とする請求項13又は14に記載の充電装置。
  16. 前記制御回路は、探索中において、前記第1探索範囲及び前記第2探索範囲の少なくともいずれを変えることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の充電装置。
  17. 前記制御回路は、前記詳細探索の際、前記概略探索より制御量を細かく変化させることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の充電装置。
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