JP6278128B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルコアが埋設された絶縁層と、コイルコアの周囲に巻回されたコイル電極とを備え、外部と接続されるコイル部品に関する。
高周波信号が用いられる電子機器では、ノイズを防止するための部品として、例えば、トロイダルコイルが配線基板に実装されたコイル部品が使用される場合がある。このトロイダルコイルは、配線基板に実装される他の電子部品と比べて比較的大型であるため、配線基板における実装領域を広く占有してしまうとういう問題がある。また、大型のトロイダルコイルを配線基板に実装することで、コイル部品全体の低背化が困難になるという問題もある。
そこで、従来では、トロイダルコイルを配線基板に内蔵して、コイル部品の小型化を図る技術が提案されている。例えば、図8に示すように、特許文献1に記載のコイル部品100は、複数の絶縁層が積層されて成る配線基板101と、該配線基板101に内蔵された環状の磁性体コア102と、配線基板101に設けられて磁性体コア102の周囲を螺旋状に巻回するコイル電極103とを備えている。
このコイル電極103は、それぞれ磁性体コア102の上側の絶縁層に形成された複数の上側配線電極パターン103aと、それぞれ磁性体コア102の下側の絶縁層に形成された複数の下側配線電極パターン103bと、それぞれ所定の上側配線電極パターン103aと下側配線電極パターン103bとを接続する複数の層間接続導体104とを備える。また、コイル電極103の端部は、引出配線105に接続されて、例えば、引出し先に設けられたパッド電極により外部と接続可能に構成されている。このとき、各上側配線電極パターン103a、各下側配線電極パターン103bおよび引出配線105は、Cu箔をエッチングするなどしてそれぞれ形成される。また、各層間接続導体104は、絶縁層の形成されたビアホールにめっきを施すことによりそれぞれ形成される。このように、磁性体コア102とコイル電極103とを配線基板101に内蔵することで、配線基板101における実装部品の実装面積を確保して配線基板101の主面の面積の小型化を図るとともに、コイル部品100全体の低背化を図ることができる。
特開2013−207149号公報(段落0015〜0021、図1等参照)
ところで、近年の電子機器の小型化に伴ってコイル部品の更なる小型化が要求されている。そこで、各上側、下側配線電極パターン103a、103bを細線化したり外部接続用のパッド電極を小さくすることが考えられるが、パッド電極を小さくすると、外部との接続強度が低下する。また、パッド電極とコイル電極103とを接続する引出配線105もコイル部品100の小型化の妨げになる。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、小型で外部との接続信頼性が高いコイル部品を提供する目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のコイル部品は、コイルコアが埋設された絶縁層と、前記コイルコアの周囲に巻回されたコイル電極と、前記絶縁層の一方主面に設けられて前記コイル電極に接続された外部接続用のパッド電極とを備え、前記コイル電極は、前記絶縁層の厚み方向に立設された状態で前記コイルコアの一方側に配列された複数の一方側柱状導体と、前記絶縁層の厚み方向に立設された状態で、前記一方側柱状導体それぞれと複数の対を成すように前記コイルコアの他方側に配列された複数の他方側柱状導体と、それぞれ前記絶縁層の一方主面に設けられ、各対を成す前記一方側柱状導体および前記他方側柱状導体の一方の端面同士を接続する複数の第1の配線パターンと、それぞれ前記絶縁層の他方主面に設けられ、前記一方側柱状導体の他方の端面と、対を成す前記他方側柱状導体の所定側に隣接する前記他方側柱状導体の他方の端面とをそれぞれ接続する複数の第2の配線パターンとを有し、前記パッド電極は、所定の前記一方側柱状導体または前記他方側柱状導体の前記一方の端面に直接接続されるとともに、平面視での面積が、1つの前記配線パターンの面積よりも大きく形成されていることを特徴としている。
この場合、外部接続用のパッド電極の平面視での面積が、1つの配線パターンの面積よりも大きく形成されるため、配線パターンを細線化して小型化を図りつつ、コイル部品の外部との接続信頼性を向上することができる。また、パッド電極が所定の一方側柱状導体または他方側柱状導体の端面に直接接続されるため、コイル電極とパッド電極とを接続する引出配線を設けない分、コイル部品の小型化を図ることができる。
また、前記パッド電極の一部は、平面視で前記コイルコアに重なる位置に設けられていてもよい。この構成によると、パッド電極もコイル電極の一部として機能させることができるため、コイル部品の小型化ならびに外部との接続信頼性の向上を図りつつ、コイル特性の向上(例えば、インダクタンス値の向上)を図ることができる。
また、前記絶縁層の一方主面には、前記パッド電極の一部を覆う絶縁膜が設けられ、前記パッド電極の前記一部を除く残りの部分が、外部との接続面として機能していてもよい。この場合、絶縁膜により外部との接続面の面積を調整することができる。
また、前記接続面が、平面視で前記コイルコアに重なる位置に配置されていてもよい。この構成によると、コイル部品を半田で外部に接続した場合に、コイル電極で発生した熱の放熱特性を向上することができる。
また、前記絶縁層の一方主面が平面視矩形状をなし、前記パッド電極が、前記絶縁層の一方主面の一の隅部に設けられていてもよい。この構成よると、設計スペースに余裕がある絶縁層の四隅部にパッド電極を配置することで、パッド電極の面積を容易に大きくすることができる。
また、前記各一方側柱状導体および前記各他方側柱状導体それぞれが、金属ピンで形成されていてもよい。貫通孔の形成が必要なビア導体やスルーホール導体の場合、独立した貫通孔を形成するのに隣接する導体間に所定の間隔を空ける必要があるため、隣接する導体間のギャップを狭くしてコイルの巻数を増やすのに限界がある。貫通孔を形成しない金属ピンの場合は、隣接する金属ピン間のギャップを狭くするのが容易であるため、コイル電極の巻数を増やしてコイル特性の向上(高インダクタンス化)を図ることができる。
また、金属ピンは、ビアホールに導電性ペーストを充填して形成されたビア導体やスルーホール導体と比較して比抵抗が低いため、コイル電極全体としての抵抗値を下げることができる。そのため、例えば、Q値などのコイル特性に優れたコイル部品を提供することができる。
本発明によれば、外部接続用のパッド電極の平面視での面積が、1つの配線パターンの面積よりも大きく形成されるため、配線パターンを細線化して小型化を図りつつ、コイル部品の外部との接続信頼性を向上することができる。また、パッド電極がコイル電極の一方側柱状導体又は他方側柱状導体の一方の端面に直接接続されるため、コイル電極とパッド電極とを接続する引出配線を設けない分、コイル部品の小型化を図ることができる。
本発明の第1実施形態にかかるコイル部品を示す図である。 図1の絶縁膜の変形例を示す図である。 図1のパッド電極の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるコイル部品を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかるコイル部品を示す図である。 本発明の第4実施形態にかかるコイル部品を示す図である。 磁性体コアの変形例を示す図である。 従来のコイル部品の部分平面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態にかかるコイル部品1aについて、図1を参照して説明する。なお、(a)はコイル部品1aの断面図、(b)は絶縁膜8がない状態のコイル部品1aの平面図、(c)は絶縁膜8がある状態のコイル部品1aの平面図である。
この実施形態にかかるコイル部品1aは、図1(a)〜(c)に示すように、磁性体コア3(本発明の「コイルコア」に相当)が埋設された絶縁層2と、それぞれ磁性体コア3の周囲に巻回された2つのコイル電極4a,4bと、絶縁層2の上面(本発明の「一方主面」に相当)に設けられてコイル電極4a,4bに接続された外部接続用のパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2とを備え、パルストランス型のコイルとして外部のマザー基板等に半田等により実装される。
絶縁層2は、例えば、エポキシ樹脂などの樹脂で形成され、磁性体コア3および後述する複数の金属ピン6a,6bを被覆するように、所定の厚みで形成される。
磁性体コア3は、Mn−Znフェライト等の一般的なコイルコアとして採用される磁性材料で形成されている。なお、この実施形態の磁性体コア3は、環状を成している。
両コイル電極4a,4bは、環状の磁性体コア3の周囲を螺旋状に巻回するものであり、絶縁層2の厚み方向に立設された状態で磁性体コア3の周囲に配置された複数の金属ピン6a,6bと、複数の上側配線パターン7aおよび複数の下側配線パターン7bとをそれぞれ備える。各金属ピン6a,6bは、Cu、Au、Ag、AlやCu系の合金など、配線電極として一般的に採用される金属材料で形成されている。また、各金属ピン6a,6bは、これらの金属材料のうちのいずれかで形成された金属線材をせん断加工するなどして形成することができる。
ここで、各金属ピン6a,6bは、磁性体コア3の内周面に沿って配列されたもの(以下、内側金属ピン6aという場合もある。)と、各内側金属ピン6aそれぞれと複数の対を成すように、磁性体コア3の外周面に沿って配列されたもの(以下、外側金属ピン6bという場合もある。)とで構成されている。この実施形態では、各内側金属ピン6aおよび各外側金属ピン6bそれぞれの上端面(本発明の「一方の端面」に相当)が、絶縁層2の上面から露出し、各内側金属ピン6aおよび各外側金属ピン6bそれぞれの下端面(本発明の「他方の端面」に相当)が、絶縁層2の下面から露出して設けられる。ここで、各内側金属ピン6aそれぞれが、本発明の「一方側柱状導体」に相当し、各外側金属ピン6bそれぞれが、本発明の「他方側柱状導体」に相当する。
一方のコイル電極4aでは、各対を成す内側金属ピン6aおよび外側金属ピン6bの上端面同士は、絶縁層2の上面に形成された1つの上側配線パターン7a(本発明の「第1の配線パターン」に相当)にそれぞれ接続される。また、内側金属ピン6aの下端面と、対を成す外側金属ピン6bの所定側(図1(b)における時計方向)に隣接する外側金属ピン6bの下端面とが、絶縁層2の下面に形成された1つの下側配線パターン7bによりそれぞれ接続される。
他方のコイル電極4bでは、各対を成す内側金属ピン6aおよび外側金属ピン6bの上端面同士は、絶縁層2の上面に形成された1つの上側配線パターン7aにそれぞれ接続される。また、内側金属ピン6aの下端面と、対を成す外側金属ピン6bの所定側(図1(b)における反時計方向)に隣接する外側金属ピン6bの下端面とが、絶縁層2の下面に形成された1つの下側配線パターン7bによりそれぞれ接続される。
このような各内側、外側金属ピン6a,6b、各上側、下側配線パターン7a,7bの接続構造により、それぞれ環状の磁性体コア3の周囲を螺旋状に巻回する2つのコイル電極4a,4bが形成されている。なお、各上側、下側配線パターン7a,7bは、例えば、絶縁層2の上面(または、下面)に、CuやAg等の金属を含有する導電性ペーストで形成された下地電極7a1,7b1と、該下地電極7a1,7b1に例えば、Cuめっきで積層された表面電極7a2,7b2とでそれぞれ構成されている。
両コイル電極4a,4bそれぞれの両端は、パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2に接続されており、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2が、入出力用の電極として使用される。なお、この実施形態において、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2それぞれは、引出配線を介さずにコイル電極4a,4bに直接接続されている。具体的には、コイル電極4a,4bの両端には、金属ピン6a,6b(本発明の「所定の一方側柱状導体または他方側柱状導体」に相当)が配置され、この金属ピン6a,6bの端面にパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2が接続される。例えば、コイル電極4aの一端には外側金属ピン6bが配置され、他端には内側金属ピン6aが配置され、これらの金属ピン6a,6bの上端面それぞれにパッド電極5a1,5a2が接続されている。
また、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2それぞれは、平面視での面積が1つの上側または下側配線パターン7a,7bの面積よりも大きく形成されるとともに、平面視で一部が磁性体コア3に重なる位置に設けられている。具体的には、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2は、各上側、下側配線パターン7a,7bと同様に、外周側から内周側に磁性体コア3を跨ぐようにそれぞれ設けられる。このようにすると、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2を外部接続用の電極としての機能に加えて、コイルの一部としての機能を付与することができる。
また、図1(b)に示すように、この実施形態では、これらの4つパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2が、絶縁層2の平面視矩形状の上面の四隅(上面の端縁の四隅寄りの位置)に1つずつ配置されている。なお、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2は、各上側配線パターン7aと同時形成される。すなわち、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2は、CuやAg等の金属を含有する導電性ペーストを用いたスクリーン印刷などで形成された下地電極と、該下地電極にCuめっきなどにより積層された表面電極とで構成されている。
絶縁層2の上面には、各上側配線パターン7aおよび各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の一部を被覆するように絶縁膜8が設けられる。この絶縁膜8は、図1(c)に示すように、外部との接続面として設定された各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の平面視矩形の領域R(以下、接続面Rという場合もある)以外を被覆している。なお、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2に設定された接続面Rの形状および面積は、適宜変更することができる。また、絶縁膜8は、例えば、レジスト樹脂などの絶縁材料で形成されている。
ここで、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の接続面Rは、平面視で磁性体コア3に重なる位置に配置するようにしてもよい。このようにすると、コイル部品1aを半田で外部に接続した場合に、コイル電極4a,4bで発生した熱の放熱特性を向上することができる。
したがって、上記した実施形態によれば、パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の平面視での面積が、1つの上側または下側配線パターン7a,7bの面積よりも大きく形成されるため、各上側、下側配線パターン7a,7bを細線化して小型化を図りつつ、コイル部品1aの外部との接続信頼性を向上することができる。また、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2それぞれが、内側または外側金属ピン6a,6bの上端面に直接接続されるため、コイル電極4a,4bとパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2とを接続する引出配線を設けない分、コイル部品1aの小型化を図ることができる。また、コイル電極4a,4bの全体の長さを短くすることができるため、コイル電極4a,4b全体の低抵抗化を図ることができる。
また、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の一部を、平面視で磁性体コア3に重なる位置に設けることで、パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2もコイルの一部として機能させることができる。したがって、コイル部品1aの小型化ならびに外部との信頼性の向上を図りつつ、コイル特性の向上(例えば、インダクタンス値の向上)を図ることができる。
また、絶縁層2の上面に絶縁膜8を設けることで、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の外部との接続面Rの面積を所望の大きさに調整することができる。
また、この実施形態では、引出配線を設けないため、各上側配線パターン7aと各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2とが近接配置される。しかしながら、絶縁層2の上面に形成された各上側配線パターン7aおよび各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の中で、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2に設定された接続面R以外は絶縁膜8で被覆されるため、コイル部品1aを半田で外部と接続させる際、半田で各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2と隣接する上側配線パターン7aとが短絡するのを防止することができる。
また、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2は、絶縁層の上面の隅部にそれぞれ設けられるため、パッド電極5の面積を容易に大きくすることができる。
また、この実施形態では、上側配線パターン7aと下側配線パターン7bとを接続する導体として、金属ピン6a,6bが使用されている。貫通孔の形成が必要なビア導体やスルーホール導体の場合、独立した貫通孔を形成するのに隣接する導体間に所定の間隔を空ける必要があるため、隣接する導体間のギャップを狭くしてコイルの巻数を増やすのに限界がある。貫通孔を形成しない金属ピン6a,6bの場合は、隣接する金属ピン間のギャップを狭くするのが容易であるため、コイル電極4a,4bの巻数を増やしてコイル特性の向上(高インダクタンス化)を図ることができる。
また、金属ピン6a,6bは、ビアホールに導電性ペーストを充填して形成されたビア導体やスルーホール導体と比較して比抵抗が低いため、コイル電極4a,4b全体としての抵抗値を下げることができる。そのため、例えば、Q値などのコイル特性に優れたコイル部品1aを提供することができる。
(絶縁膜の変形例)
次に、絶縁膜8の変形例について、図2を参照して説明する。なお、図2は絶縁膜8の変形例を示す図であり、図1(c)に対応する図である。
上記した実施形態では、絶縁膜8が、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の接続面R以外の部分を被覆する場合について説明したが、例えば、図2に示すように、絶縁膜8が、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の略全体を露出させた状態で絶縁層2の上面に積層されていてもよい。この場合、外部との接続面Rを広くすることができる。
(パッド電極の変形例)
次に、パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の変形例について、図3を参照して説明する。なお、図3はパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の変形例を示す図であり、図1(b)に対応する図である。また、図3では、各下側配線パターン7bを図示省略している。
上記した実施形態では、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の全てが同じ平面視形状である場合について説明したが、例えば、図3に示すように、両コイル電極4a,4bそれぞれで、一方のパッド電極5a3,5b3の平面視形状が、他方のパッド電極5a1,5b1の平面視形状と異なるようにしてもよい。この場合、パッド電極5a1,5a3,5b1,5b3の磁性体コア3に平面視で重なる部分の面積を調整して、コイル電極4a,4bのインダクタンス値の調整を行うことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態にかかるコイル部品1bについて、図4を参照して説明する。なお、図4(a)は絶縁膜8がない状態のコイル部品1bの平面図、図4(b)は絶縁膜8がある状態のコイル部品1bの平面図である。また、図4(a)では、各下側配線パターン7bを図示省略している。
この実施形態にかかるコイル部品1bが、図1を参照して説明した第1実施形態のコイル部品1aと異なるところは、図4に示すように、各パッド電極5a4,5a5,5b4,5b5の平面視形状が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のコイル部品1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この場合、各パッド電極5a4,5a5,5b4,5b5の平面視形状は、第1実施形態のパッド電極5a1,5a2,5b1,5b2と比較して、磁性体コア3の外周側から内周側に向かうにつれて線幅が細く形成されている。また、図4(b)に示すように、各パッド電極5a4,5a5,5b4,5b5それぞれに設定された外部との接続面Rが、外周側に配置され、絶縁膜8が当該各接続面Rを除いて絶縁層2の上面を被覆している。
磁性体コア3が円環状の場合、内周側は外周側よりも設計スペースが少ない。そこで、各パッド電極5a4,5a5,5b4,5b5の内周側の線幅を細く形成することで、コイル電極4a,4bの巻数を容易に増やすことができる。また、各パッド電極5a4,5a5,5b4,5b5それぞれの外周側に接続面Rを設定することで、外部との接続面Rを容易に広くすることができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態にかかるコイル部品1cについて、図5を参照して説明する。なお、図5(a)は絶縁膜8がない状態のコイル部品1c平面図、図5(b)は絶縁膜8がある状態のコイル部品1cの平面図である。また、図5(a)では、各下側配線パターン7bを図示省略している。
この実施形態にかかるコイル部品1cが、図1を参照して説明した第1実施形態のコイル部品1aと異なるところは、図5に示すように、磁性体コア3の平面視形状がトラック状に形成されていることと、各上側配線パターン7aが平面視で短冊状に形成されていることと、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2が平面視矩形状に形成されていることとである。その他の構成は、第1実施形態のコイル部品1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この場合、各コイル電極4a,4bそれぞれの各上側配線パターン7aは、平面視でトラック状の磁性体コア3の直線部分に配置され、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2が、曲線部分に配置される。また、この実施形態では、両コイル電極4a,4bそれぞれの各上側配線パターン7aは、略平行かつ等間隔に配置されている。また、図5(b)に示すように、絶縁膜8は、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の周縁部を被覆した状態で絶縁層2の上面に積層される。
この構成によれば、内側と外側で設計スペースに差がない磁性体コア3の直線部に各上側配線パターン7aを配置することで、コイル電極4a,4bの巻数を容易に増やすことができる。また、絶縁層2の平面視矩形状の上面の四隅部には、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2を配置することで、各パッド電極5a1,5a2,5b1,5b2の面積を容易に増やすことができる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態にかかるコイル部品1dについて、図6を参照して説明する。なお、図6(a)は絶縁膜8がない状態のコイル部品1dの平面図、図6(b)は絶縁膜8がある状態のコイル部品1dの平面図である。また、図6(a)では、各下側配線パターン7bを図示省略している。
この実施形態にかかるコイル部品1dが、図1を参照して説明した第1実施形態のコイル部品1aと異なるところは、図6に示すように、磁性体コア3の周囲に1つのコイル電極4aが巻回されていることである。その他の構成は、第1実施形態のコイル部品1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この場合、1つのコイル電極4aが、磁性体コア3の略全周に渡って巻回されて、トロイダルコイルが形成される。この構成によると、磁性体コア3の周囲を1つのコイル電極4aで巻回する場合において、第1実施形態のコイル部品1aと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、上記した各実施形態では、磁性体コア3が環状を有する場合について説明したが、例えば、図7に示すように、棒状に形成されていてもよい。なお、図7は、磁性体コア3の変形例を示す図であり、図1(b)に対応する図である。
また、上側配線パターン7aと下側配線パターン7bとを接続する導体は、金属ピン6a,6bに限らず、例えば、ビア導体やスルーホール導体であってもかまわない。
また、上記した各実施形態では、各パッド電極5a1,5a2,5a3,5a4,5a5,5b1,5b2,5b3,5b4,5b5に設定された外部との接続面Rを除いて、絶縁層2の上面の略全面が絶縁膜8に被覆される場合について説明したが、絶縁膜8に代えて、または、絶縁膜8とともに、例えば、各上側配線パターン7a、各下側配線パターン7bおよび各パッド電極5a1,5a2,5a3,5a4,5a5,5b1,5b2,5b3,5b4,5b5のそれぞれ対して、その周囲を囲むようにダム部材が形成されていてもよい。このように周囲を囲むことで、隣接する上側、下側配線パターン7a,7bやパッド電極5a1,5a2,5a3,5a4,5a5,5b1,5b2,5b3,5b4,5b5間の短絡を防止することができる。なお、このダム部材は、例えば、レジスト樹脂で形成することができる。
また、本発明は、コイルコアが埋設された絶縁層と、コイルコアの周囲に巻回されたコイル電極とを備える種々のコイル部品に広く適用することができる。
1a〜1e コイル部品
2 絶縁層
3 磁性体コア(コイルコア)
4a,4b コイル電極
5a1,5a2,5a3,5a4,5a5,5b1,5b2,5b3,5b4,5b5 パッド電極
6a 金属ピン(内側金属ピン、一方側柱状導体)
6b 金属ピン(外側金属ピン、他方側柱状導体)
7a 上側配線パターン(第1の配線パターン)
7b 下側配線パターン(第2の配線パターン)
8 絶縁膜
R 接続面

Claims (6)

  1. コイルコアが埋設された絶縁層と、
    前記コイルコアの周囲に巻回されたコイル電極と、
    前記絶縁層の一方主面に設けられて前記コイル電極に接続された外部接続用のパッド電極とを備え、
    前記コイル電極は、
    前記絶縁層の厚み方向に立設された状態で前記コイルコアの一方側に配列された複数の一方側柱状導体と、
    前記絶縁層の厚み方向に立設された状態で、前記一方側柱状導体それぞれと複数の対を成すように前記コイルコアの他方側に配列された複数の他方側柱状導体と、
    それぞれ前記絶縁層の一方主面に設けられ、各対を成す前記一方側柱状導体および前記他方側柱状導体の一方の端面同士を接続する複数の第1の配線パターンと、
    それぞれ前記絶縁層の他方主面に設けられ、前記一方側柱状導体の他方の端面と、対を成す前記他方側柱状導体の所定側に隣接する前記他方側柱状導体の他方の端面とをそれぞれ接続する複数の第2の配線パターンとを有し、
    前記パッド電極は、所定の前記一方側柱状導体または前記他方側柱状導体の前記一方の端面に直接接続されるとともに、平面視での面積が、1つの前記配線パターンの面積よりも大きく形成されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記パッド電極の一部は、平面視で前記コイルコアに重なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記絶縁層の一方主面には、前記パッド電極の一部を覆う絶縁膜が設けられ、
    前記パッド電極の前記一部を除く残りの部分が、外部との接続面として機能していることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記接続面が、平面視で前記コイルコアに重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記絶縁層の一方主面が平面視矩形状をなし、
    前記パッド電極が、前記絶縁層の一方主面の一の隅部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコイル部品。
  6. 前記各一方側柱状導体および前記各他方側柱状導体それぞれが、金属ピンで形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のコイル部品。
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