JP2020021834A - インダクタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
軟磁性粉末が結合剤中に分散した板状の磁性体であって、第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間を貫通する複数の貫通孔とを含むコアと、
前記複数の貫通孔の各々に貫通して配置される導体ピンと、前記第1主面に沿って配置される板状部を含む複数の第1導体部と、前記第2主面に沿って配置される部分を含む第2導体部とが一連の導電路を形成するように接合されたコイルと、
前記複数の板状部の端部の間に介在する絶縁部とを備える。
軟磁性粉末が結合剤中に分散した板状の磁性体であって、第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間を貫通する複数の貫通孔とを含むコアが一体的に複数連接されたコアシートを準備することと、
前記コアの各々に対応付けて、前記第1主面に沿って配置される板状部を含む複数の第1導体部で構成される第1導体グループを複数準備することと、
前記複数の第1導体グループに含まれる前記複数の板状部の端部の間に介在する絶縁体を設けることと、
前記コアの各々に対応付けて、前記第2主面に配置される第2導体部で構成される第2導体グループを複数準備することと、
前記コアシートの前記複数の貫通孔のそれぞれに配置された複数の導体ピンと前記複数の第1導体部と前記第2導体部とで前記コアごとにコイルが形成されるように、前記絶縁体が設けられた前記複数の第1導体グループと前記第2導体グループとをそれぞれ前記コアシートの前記第1主面と前記第2主面に配置することと、
前記コアシートに配置された複数の導体ピンと、前記複数の第1導電板と、前記複数の第2導電板とを接合することによって、複数のインダクタの連続体を形成することと、
前記インダクタの連続体を個々のインダクタに個片化することとを含む。
(インダクタ100の構成)
本発明の実施の形態1に係るインダクタ100は、基板表面や他の電子部品などの接続対象に接続されるインダクタである。
本実施の形態に係るインダクタの製造方法は、複数のインダクタ100をまとめて製造するための方法である。本実施の形態では、3つのインダクタ100をまとめて製造する例により説明する。図4は、本実施の形態に係るインダクタの製造方法に含まれる工程の流れを示す。
本実施の形態に係るインダクタ100では、第1絶縁部103の仕切部115が、絶縁部として、板状部111a,111bの近接した端部の間に介在する。仕切部115が設けられていない場合、インダクタ100を接続対象に接続する際に溶融した半田、粉塵などが板状部111a,111bの近接した端部の間を架橋して、当該近接した端部の間で短絡が生じる可能性がある。
本実施の形態に係るインダクタ100では、第1絶縁部103の仕切部115は、第1導体部109a,109bの端部の間にすき間を空けて設けられている。すなわち、第1導体部109a,109bの端部の一方又は両方と、仕切部115との間にすき間がある。これによって、第1絶縁部103を別部材として予め準備する場合に、許容される誤差を大きくすることができるので、第1絶縁部103の準備を容易にすることができる。従って、コイル102を構成する導電性の部材109a,109b間の短絡が生じ難いインダクタ100を、容易に製造することが可能になる。
一般的に、板状部111の近接した端部近傍の外面114は、当該近接した端部に次いで、上述のように溶融した半田、粉塵などによって架橋されて短絡する可能性が高い部分である。
本実施の形態に係るインダクタ100では、被覆部116と第2絶縁部110とが、それぞれ、第1溶接用孔117と第2溶接用孔119とを含む。そして、各孔117,119は、導体ピン108の軸方向から見て当該導体ピン108を包含する領域に設けられている。これにより、導体ピン108と第1導体部109と第2導体部110とを、容易にかつ確実に接合することができる。従って、コイル102を構成する導電性の部材109a,109b間の短絡が生じ難いインダクタ100を、容易に製造することが可能になる。
本実施の形態に係るインダクタ100では、第1導体部109は、接続対象に接続するために外部に露出した接続部112を含む。この接続部112は、板状部111に接続しており、第1主面105から離れる方向へ延びている。これにより、接続部112を接続対象に、半田付けなどで容易に接続することができる。従って、コイル102を構成する導電性の部材109a,109b間の短絡が生じ難いインダクタ100を接続対象に容易に接続することが可能になる。
本実施の形態に係るインダクタの製造方法では、複数のインダクタ100がまとめて製造される。これにより、インダクタ100を1つずつ製造する場合よりも、インダクタ100を効率的に製造することができる。従って、コイル102を構成する導電性の部材109a,109b間の短絡が生じ難いインダクタ100を、効率的に製造することが可能になる。
実施の形態1では、第1導体部109の各々が備える接続部112が、板状部111a,111bの互いに離れた端部に接続し、第1主面105から離れる方向に延びている例を説明した。接続部は、接続対象に接続するために外部に露出していればよい。本実施の形態では、端子導体部としての第1導体部の各々の接続部が、板状部111の外面114に形成される例を説明する。
本発明の実施の形態2に係るインダクタ200は、斜視図である図9及び正面図である図10に示すように、実施の形態1に係るコイル102と第1絶縁部103とのそれぞれに代わるコイル202と第1絶縁部203とを備える。
インダクタ200は、実施の形態1に係るインダクタの製造方法と概ね同様の方法で製造することができる。本実施の形態においても、図4を参照し、3つのインダクタ200をまとめて製造する場合を例に、インダクタの製造方法を説明する。
本実施の形態に係るインダクタ200では、接続対象に接続するために外部に露出した接続部212が、板状部111の外面114に形成されている。これにより、第1導体部209を簡易な構成にすることができるので、容易に製造することができる。従って、コイル102を構成する導電性の部材209a,209b間の短絡を生じ難いインダクタ200を、容易に製造することが可能になる。
実施の形態1及び2では、板状部111の側方端部が外部に露出している例を説明した。しかし、第1導体部109,209の間で短絡をより一層生じ難くするには、板状部111の側方端部を絶縁体で覆うことが望ましい。本実施の形態では、実施の形態2と同様の第1導体部209において、板状部111の全体の側方端部を絶縁体で覆う例を説明する。
本発明の実施の形態3に係るインダクタ300は、斜視図である図12及び正面図である図13に示すように、実施の形態2に係る第1絶縁部203に代わる第1絶縁部303を備える。そして、第1絶縁部303は、図14の斜視図に示すように、実施の形態2に係る第1絶縁部203の構成に加えて、外縁部327を含む。
インダクタ300は、実施の形態1に係るインダクタの製造方法と同様の方法で製造することができる。本実施の形態でも、図4を参照し、3つのインダクタ300をまとめて製造する場合を例に、インダクタの製造方法を説明する。
一般的に、板状部111の側方端部は、特に板状部111a,111bの近接した端部近傍において、当該近接した端部近傍の外面114と同様に、短絡の可能性が高い部分である。
実施の形態2,3では、被覆部216に接続用孔226が設けられて、接続部212が板状部111の外面114に形成される例を説明した。しかし、実施の形態1に係る第1導体部109と、実施の形態2又は3に係る第1絶縁部203又は303とが組み合わされてもよい。
実施の形態1ではインダクタの製造方法において、第1絶縁部103を設けるために、第1絶縁体121を第1導体部109とは別の部材として予め準備する例を説明した。本実施の形態では、別の部材として第1絶縁体を予め準備する代わりに、液状の樹脂を第1導体部に流し込み、それを硬化させることで、第1絶縁体を設ける例を説明する。
本発明の実施の形態4に係るインダクタ600は、斜視図である図18及び正面図である図19に示すように、実施の形態1に係る第1絶縁部103に代わる第1絶縁部603を備える。この点を除いて、インダクタ600は、実施の形態1に係るインダクタ100と同様に構成されてよい。説明を簡明にするため、本実施の形態では、第1絶縁部603について説明する。
本実施の形態に係るインダクタの製造方法は、実施の形態1と同様に、複数のインダクタ600をまとめて製造するための方法である。本実施の形態においても、3つのインダクタ600をまとめて製造する場合を例に説明する。
実施の形態に係るインダクタ600では、第1絶縁部603が、第1導体部109a,109bの各々に密着して設けられる。このような第1絶縁部603は、本実施の形態で説明したように、液状の樹脂を第1導体部109に流し込み、それを硬化させることによって設けられた第1絶縁体621を切断することで得られる。
本実施の形態4のインダクタの製造方法では、インダクタ600を製造する場合を例に説明した。
実施の形態1〜4では、被覆部116,216,616と第2絶縁部104とのそれぞれに、第1溶接用孔117と第2溶接用孔119とを含む例により説明した。しかし、第1溶接用孔117及び第2溶接用孔119は設けられなくてもよい。
ステップS101或いはS601にて、3つの第1導体グループが、連結部により連結された一体の部材として準備されてもよい。図24は、実施の形態1に係る3つの第1導体グループを構成する3対の第1導体部109a,109bが、連結部830により連結された例を示す斜視図である。
実施の形態1〜4では、仕切部115、615の高さが、板状部111の厚さと概ね等しく、その奥行が、板状部111の奥行以上である場合を例に説明した。第1絶縁部は、第1導体部109a,109bの間に介在すればよい。
仕切部は、上述した通り、板状部111a,111bの近接した端部の間に介在すればよく、板状部111a,111bの近接した端部の間のすべてを埋めていなくてもよい。しかし、第1導体部109a,109bの近接した端部の間の短絡をより生じ難くするには、仕切部は、第1導体部109a,109bの間の間隙のすべてを埋めることが望ましい。すなわち、仕切部は、その高さが板状部111の厚さより高く、かつ、その奥行きが板状部111の奥行き以上であることが望ましい。
本変形例では、仕切部1015の先端部が、板状部111の内面113よりもコア101へ向けて上方へ突き出す。そのため、板状部111a,111bの近接した端部の間が、高い仕切部1015で仕切られるため、当該近接した端部の間が溶融した半田、粉塵などによって架橋されることは、より一層生じ難くなる。従って、コイル102を構成する導電性の部材109a,109b間の短絡を、より一層生じ難くすることが可能になる。
101 コア
102,202 コイル
103,203,303,603,703,903,1003 第1絶縁部
104,704 第2絶縁部
105 第1主面
106 第2主面
107a,107b 貫通孔
108a,108b 導体ピン
109a,109b、209a,209b 第1導体部
110 第2導体部
111a,111b 板状部
112a,112b、212a,212b 接続部
113a,113b 内面
114a,114b 外面
115,615,1015 仕切部
116,216,616,716 被覆部
117a,117b 第1溶接用孔
119a,119b 第2溶接用孔
120 コアシート
121,221,321,621,721 第1絶縁体
122,722 第2絶縁体
123,623 仕切体部
124,224,624,724 被覆体部
125a,125b 電極
226a,226b 接続用孔
327,627 外縁部
328,628 外縁体部
Claims (16)
- 軟磁性粉末が結合剤中に分散した板状の磁性体であって、第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間を貫通する複数の貫通孔とを含むコアと、
前記複数の貫通孔の各々に貫通して配置される導体ピンと、前記第1主面に沿って配置される板状部を含む複数の第1導体部と、前記第2主面に沿って配置される部分を含む第2導体部とが一連の導電路を形成するように接合されたコイルと、
前記複数の板状部の端部の間に介在する絶縁部とを備える
ことを特徴とするインダクタ。 - 前記絶縁部は、前記複数の板状部の端部の間にすき間を空けて設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のインダクタ。 - 前記絶縁部は、前記複数の板状部の各々に密着して設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のインダクタ。 - 前記板状部の各々は、前記コアに近い主面である内面と、前記コアから遠い主面である外面とを含み、
前記絶縁部は、
前記複数の板状部の端部の間に介在する仕切部と、
前記仕切部に接続しており、前記板状部の前記外面に沿って延在する被覆部とを含む
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインダクタ。 - 前記被覆部は、前記導体ピンの各々の軸方向から見て当該導体ピンの各々を包含する領域に溶接用孔を含む
ことを特徴とする請求項4に記載のインダクタ。 - 前記仕切部は、前記板状部の各々の前記内面よりも前記コアへ向けて突き出した先端部を含み、
前記先端部は、前記板状部の各々の厚さ方向から見て、前記板状部の各々の前記端部の間に位置する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のインダクタ。 - 前記仕切部の先端部は、前記板状部の前記外面と前記内面との間に位置する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のインダクタ。 - 前記絶縁部は、さらに、前記複数の板状部の全体の側方端部を覆う外縁部を含む
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインダクタ。 - 前記複数の第1導体部は、入出力用の端子として接続対象に接続される一対の端子導体部を含み、
前記一対の端子導体部の各々は、前記接続対象に接続するために外部に露出した接続部をさらに含む
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のインダクタ。 - 前記接続部は、前記板状部に接続しており、前記第1主面から離れる方向へ延びている
ことを特徴とする請求項9に記載のインダクタ。 - 前記一対の端子導体部が有する前記板状部の各々は、前記コアに近い内面と、前記コアから遠い外面とを含み、
前記接続部は、前記板状部の前記外面に形成されている
ことを特徴とする請求項9に記載のインダクタ。 - 軟磁性粉末が結合剤中に分散した板状の磁性体であって、第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面との間を貫通する複数の貫通孔とを含むコアが一体的に複数連接されたコアシートを準備することと、
前記コアの各々に対応付けて、前記第1主面に沿って配置される板状部を含む複数の第1導体部で構成される第1導体グループを複数準備することと、
前記複数の第1導体グループに含まれる前記複数の板状部の端部の間に介在する絶縁体を設けることと、
前記コアの各々に対応付けて、前記第2主面に配置される第2導体部で構成される第2導体グループを複数準備することと、
前記コアシートの前記複数の貫通孔のそれぞれに配置された複数の導体ピンと前記複数の第1導体部と前記第2導体部とで前記コアごとにコイルが形成されるように、前記絶縁体が設けられた前記複数の第1導体グループと前記第2導体グループとをそれぞれ前記コアシートの前記第1主面と前記第2主面に配置することと、
前記コアシートに配置された複数の導体ピンと、前記複数の第1導電板と、前記複数の第2導電板とを接合することと、
前記接合された複数の導体ピン、複数の第1導電板及び複数の第2導電板を含むインダクタの連続体を個々のインダクタに個片化することとを含む
ことを特徴とするインダクタ製造方法。 - 前記絶縁体を設けることでは、前記絶縁体として予め準備された部材に含まれる一連の仕切体部が、前記複数の板状部の端部の間に位置付けられる
ことを特徴とする請求項12に記載のインダクタ製造方法。 - 前記絶縁材を設けることは、
前記複数の第1導体部の各々の間に液状の樹脂を流し込むことと、
前記流し込んだ液状の樹脂を硬化させることにより、前記複数の第1導体部の間に介在する一連の仕切体部を形成することとを含む
ことを特徴とする請求項12に記載のインダクタ製造方法。 - 前記板状部の各々は、前記コアに近い内面と、前記コアから遠い外面とを含み、
前記絶縁体を設けることでは、さらに、前記仕切体部に接続しており、前記複数の板状部の前記外面に沿って延在する一連の被覆体部が設けられる
ことを特徴とする請求項13又は14に記載のインダクタ製造方法。 - 前記絶縁体を設けることでは、前記複数の導体ピンの各々の軸方向から見て前記複数の導体ピンの各々を包含する領域に前記軸方向に貫通する溶接用孔を含む前記被覆体部が設けられ、
前記コイルを形成することでは、前記コアシートに配置された前記複数の導体ピンと前記複数の第1導電板と前記複数の第2導電板とは、前記溶接用孔を通じて配置される電極を用いて接合される
ことを特徴とする請求項15に記載のインダクタ製造方法。
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