JP6277872B2 - 蓄熱式バーナの蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱式バーナの蓄熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6277872B2
JP6277872B2 JP2014119848A JP2014119848A JP6277872B2 JP 6277872 B2 JP6277872 B2 JP 6277872B2 JP 2014119848 A JP2014119848 A JP 2014119848A JP 2014119848 A JP2014119848 A JP 2014119848A JP 6277872 B2 JP6277872 B2 JP 6277872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
storage body
burner
heat
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014119848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015232430A (ja
Inventor
桑原 雅人
雅人 桑原
一晃 原
一晃 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2014119848A priority Critical patent/JP6277872B2/ja
Publication of JP2015232430A publication Critical patent/JP2015232430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6277872B2 publication Critical patent/JP6277872B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

Landscapes

  • Air Supply (AREA)

Description

本発明は、熱処理炉などに適用される蓄熱式バーナの蓄熱装置に関する。
熱処理炉等の工業炉では、熱効率の向上を図るために、蓄熱式バーナが用いられる。蓄熱式バーナは、排気時には蓄熱式バーナに設けられた蓄熱装置に炉内の燃焼排気の顕熱を蓄熱させ、また燃焼時には蓄熱装置に蓄熱された熱で燃焼用の空気を加熱する。蓄熱式バーナは、このような炉内の排気と燃焼とを交互に繰り返し行うことにより、熱回収をしながら効率よく加熱することができる。
蓄熱式バーナの蓄熱装置には、ハニカム構造や球状の蓄熱体が充填される。例えば、特許文献1には、体積あたりの表面積が大きく、蓄熱式バーナを小型化できる蓄熱体として、アルミナからなるハニカム構造の蓄熱体が開示されている。また、特許文献2には、熱衝撃に強い蓄熱体として、アルミナ等のセラミックからなる球状の蓄熱体が開示されている。
特開2002−98488号公報 特開2008−115021号公報
しかし、特許文献1に記載のハニカム構造の蓄熱体は、一体の構造であるため、加熱時および冷却時の熱衝撃によって割れ等が入りやすいことが課題であった。また、特許文献2に記載の球状の蓄熱体は、蓄熱体が一体の構造のものに比べ、熱衝撃には強いものの、体積当たりの重量が小さく熱容量が小さいために、排熱の回収量が低いことが課題であった。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、熱衝撃に強く、排熱回収量が大きな蓄熱式バーナの蓄熱装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄熱式バーナの蓄熱装置は、径の異なる複数種の球状の蓄熱体を有し、複数種の蓄熱体のうち、最も径の大きい蓄熱体である第1の蓄熱体に対する最も径の小さい蓄熱体である第2の蓄熱体の球径比は、0.65未満であり、第1の蓄熱体および第2の蓄熱体の合計の数量に対する第2の蓄熱体の数量分率は、65%以上95%以下となることを特徴とする。
本発明に係る蓄熱式バーナの蓄熱装置によれば、熱衝撃に強く、排熱回収量が大きな蓄熱式バーナを提供することができる。
本発明の第1の実施形態の蓄熱式バーナを示す概念断面図である。 蓄熱体を示す概念図である。 2種類の蓄熱体がφ13mmおよびφ8mmである場合の、φ8mmの蓄熱体の数量分率に対する空隙率を示すグラフである。 2種類の蓄熱体がφ20mmおよびφ8mmである場合の、φ8mmの蓄熱体の数量分率に対する空隙率を示すグラフである。 2種類の蓄熱体がφ13mmおよびφ5mmである場合の、φ5mmの蓄熱体の数量分率に対する空隙率を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態の蓄熱式バーナを示す概念断面図である。 従来例と実施例とにおける排熱回収量を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
[蓄熱式バーナ]
蓄熱装置の説明に先立ち、図1を参照して本発明の第1の実施形態の蓄熱式バーナ1について説明する。図1に示すように、蓄熱式バーナ1は、燃焼炉2の炉壁の開口部に設けられ、燃焼ガスと空気とを燃焼させることで、燃焼炉2を加熱する装置である。また、蓄熱式バーナ1は、燃焼炉2からの排気を吸引し、排気の顕熱を後述する蓄熱装置に蓄熱する。このような蓄熱式バーナ1は、燃焼炉2に複数設けられる。例えば、蓄熱式バーナ1が燃焼炉2に2台設けられる場合、一方の蓄熱式バーナ1が燃焼動作をしているときには、他方の蓄熱式バーナ1が排気動作を行うなど、互いに燃焼動作および排気動作を異なるタイミングで繰り返し行う。このように、複数設けられた蓄熱式バーナ1は、全体として燃焼炉2を連続して加熱しながらも、排気の顕熱を回収して使用することができるため、燃焼炉2を効率よく加熱することができる。
蓄熱式バーナ1は、本体11と、蓄熱装置12と、バーナ13とを有する。本体11は、燃焼炉2の開口部に接続される。本体11には、燃焼炉2の開口部との接続位置に排気吸引口14aと、空気の供給路に接続される空気供給口14bとが設けられる。
蓄熱装置12は、後述する径の異なる2種類の球状の蓄熱体と、蓄熱体が充填される不図示の枠体とからなる。
バーナ13は、排気吸引口14aに向かって本体11の内部に設けられ、燃焼ガス供給路3から供給される燃焼ガスと空気供給口14bから供給される空気とを燃焼させる燃焼装置である。
上記構成の蓄熱式バーナ1は、燃焼動作の際には、空気供給口14bから供給される空気と、燃焼ガス供給路3から供給される燃焼ガスとを燃焼させることで、燃焼炉2の内部を加熱する。このとき、空気供給口14bから供給された空気は、蓄熱装置12を通過し、蓄熱体に蓄熱された熱が空気へと放熱されることにより加熱される。一方、排気動作の際には、蓄熱式バーナ1は、排気吸引口14aから燃焼炉2内の排気を回収する。回収された排気は、不図示の排気回収装置へと接続が切り替えられた空気供給口14bへと送られ、排気回収装置に回収される。このとき、排気吸引口14aから回収された排気が蓄熱装置12を通過することにより、蓄熱装置12の蓄熱体には排気の顕熱が蓄熱される。
[蓄熱装置]
次に、図1〜図5を参照して、第1の実施形態に係る蓄熱装置12について詳細に説明する。蓄熱装置12は、図2に示すように球状の蓄熱体として、複数の第1の蓄熱体121と複数の第2の蓄熱体122とを有する。第1の蓄熱体121と第2の蓄熱体122とは径が異なる。第1および第2の蓄熱体121,122は、アルミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアおよび炭化珪素のうち少なくとも1種類以上を含むセラミックからなる。また、第1の蓄熱体121の径に対する第2の蓄熱体122の径の比である球径比は、0.65未満となる。さらに、第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122の合計の数量に対する第2の蓄熱体122の数量分率は、65%以上95%以下となる。なお、第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122は、均一に混合され、蓄熱装置12の枠体に充填される。
ここで、第1および第2の蓄熱体121,122の、球径比および数量分率の上記規定による効果について、図3〜図5を参照して説明する。
図3〜図5は、第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122の径および数量分率を変化させた場合の空隙率に与える影響を本発明者らが調査した結果である。図3〜図5の横軸は第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122の合計の数量に対する第2の蓄熱体122の数量分率、縦軸は枠体に第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122した際の空隙率をそれぞれ示す。また、図3では、第1の蓄熱体121の径を13mmとし、第2の蓄熱体122の径を8mmとした。図4では、第1の蓄熱体121の径を20mmとし、第2の蓄熱体122の径を8mmとした。図5では、第1の蓄熱体121の径を13mmとし、第2の蓄熱体122の径を5mmとした。
図3に示すように、第1の蓄熱体121に対する第2の蓄熱体122の球径比が0.61である場合、第1の蓄熱体121と第2の蓄熱体122とを混合させることにより空隙率が低下することを確認した。
また、図4に示すように、第1の蓄熱体121に対する第2の蓄熱体122の球径比が0.40である場合、あるいは、図5に示すように、第1の蓄熱体121に対する第2の蓄熱体122の球径比が0.38である場合、混合させることで空隙率が低下することを確認した。特に、第2の蓄熱体122の数量分率が65%以上95%以下の領域においては、空隙率が大幅に低下することを確認した。さらに、図5に示したパターンは、図4に示したパターンと比べ、空隙率がさらに低下することを確認した。
以上の結果から、本発明者らは、第1の蓄熱体121に対する第2の蓄熱体122の球径比を0.65未満とすることで、第1および第2の蓄熱体121,122のうちいずれかを用いる場合に比べ、空隙率を低減させることができることを知見した。また、本発明者らは、第1の蓄熱体121に対する第2の蓄熱体122の球径比を0.65未満とした上で、第2の蓄熱体122の数量比率を65%以上95%以下とすることにより、さら空隙率を低下させることができることを知見した。
なお、上記の第1の実施形態において、複数の球状の蓄熱体からなる第1および第2の蓄熱体121,122は、径の大きさにばらつきをそれぞれ有していてもよい。この際、第1の蓄熱体121の径の中央値をT、標準偏差をσとし、第2の蓄熱体122の径の中央値をT、標準偏差をσとしたとき、下記(1)式を満たしていればよい。また、下記(1)において、中央値の代わりに平均値を用いてもよい。
0.65×(T−2×σ)>(T+2×σ) ・・・(1)
また、上記の第1の実施形態では、蓄熱装置12は、2種類の異なる径の蓄熱体を有する構成としたが、かかる例には限定されない。蓄熱装置12は、3種類以上の異なる径の蓄熱体を有してもよい。この場合、複数種の蓄熱体のうち、最も径の大きい種類の蓄熱体に対する最も径の小さい種類の蓄熱体の球径比が、0.65未満となればよい。
また、上記の第1の実施形態では、蓄熱式バーナ1は、燃焼炉等の工業炉に用いられるとしたが、かかる例に限定されず、例えば溶銑や溶鋼を収容する内壁が耐火物からなる鍋等を加熱する際に用いられてもよい。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態の効果を以下に説明する。
(1)第1の実施形態に係る蓄熱式バーナ1の蓄熱装置12は、径の異なる複数種の球状の蓄熱体を有し、複数種の蓄熱体のうち、最も径の大きい蓄熱体に対する最も径の小さい蓄熱体の球径比は、0.65未満である。
上記構成により、蓄熱装置12の空隙率を低減させることができ、同一径の球状の蓄熱体を用いた場合や、球径比が0.65以上の径の異なる複数の球状の蓄熱体を用いる場合に比べ、蓄熱体の体積当たりの重量を大きくすることができる。このため、熱容量が大きくなることから、排熱回収量を増大させることができる。また、同一径の球状の蓄熱体を用いた場合や、球径比が0.65以上の異なる複数の球状の蓄熱体を用いる場合に比べ、排熱回収量が同程度である場合には、設備を小型化することができる。さらに、ハニカム状のように一体型の蓄熱体ではないため、熱衝撃性に優れる。
(2)複数種の蓄熱体は、第1の蓄熱体121と、第1の蓄熱体121よりも径の小さい第2の蓄熱体122とからなり、第1の蓄熱体121および第2の蓄熱体122の合計の数量に対する第2の蓄熱体122の数量分率は、65%以上95%以下となる。
上記構成により、さらに空隙率を低減させることができるため、排熱回収量を増大させることができる。
(3)蓄熱体は、アルミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアおよび炭化珪素のうち少なくとも1種類以上を含むセラミックからなる。
上記構成により、蓄熱体の耐熱性を向上させることができる。
<第2の実施形態>
[蓄熱装置]
次に、図6を参照して本発明の第2の実施形態の蓄熱式バーナ1について説明する。第2の実施形態の蓄熱式バーナ1は、図6に示すように、蓄熱装置12の構成が第1の実施形態と異なるが、それ以外の構成や動作は第1の実施形態と同様である。以下では、第2の実施形態に係る蓄熱装置12について説明する。
第2の実施形態に係る蓄熱装置12は、蓄熱式バーナ1の排気吸引口14a側に設けられる第1の蓄熱装置12aと、空気供給口14b側に設けられる第2の蓄熱装置12bとからなる。
第1の蓄熱装置12aは、第1の蓄熱体121と、第2の蓄熱体122とを有する。第1および第2の蓄熱体121,122は、第1の実施形態と同じである。第1および第2の蓄熱体121,122は、均一に混合され、第1の蓄熱装置12aの不図示の枠体に充填される。
第2の蓄熱装置12bは、第3の蓄熱体と、第4の蓄熱体とを有する。第3の蓄熱体は、材質が金属からなることが第1の蓄熱体121と異なるが、それ以外の構成は、第1の蓄熱体121と同様である。第4の蓄熱体は、材質が金属からなることが第2の蓄熱体122と異なるが、それ以外の構成は、第2の蓄熱体122と同様である。つまり、第3の蓄熱体に対する第4の蓄熱体の球径比は、0.65未満となる。さらに、第3の蓄熱体および第4の蓄熱体の合計の数量に対する第4の蓄熱体の数量分率は、65%以上95%以下となる。また、第3の蓄熱体および第2の蓄熱体は、均一に混合され、第2の蓄熱装置12bの不図示の枠体に充填される。
なお、第1の蓄熱装置12aと第2の蓄熱装置12bとは、一体に形成されてもよい。このとき、一つの枠体の中に第1および第2の蓄熱体121,122の混合体と、第3および第4の蓄熱体の混合体とが、順に充填されることで第1および第2の蓄熱装置12a,12bがそれぞれ形成される。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態の効果を以下に説明する。
(1)第2の実施形態に係る蓄熱式バーナ1の蓄熱装置12は、蓄熱式バーナ1の排気吸引側に設けられる第1の蓄熱装置12aと、蓄熱式バーナ1の空気供給側に設けられる第2の蓄熱装置12bとを有し、第1の蓄熱装置12aは、アルミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアおよび炭化珪素のうち少なくとも1種類以上を含むセラミックからなる複数種の蓄熱体を有し、第2の蓄熱装置12bは、金属からなる複数種の蓄熱体を有する。
第2の実施形態では第1の実施形態の効果に加えて、上記構成のように、燃焼炉2の高温の排気が吸引される排気吸引側に、耐熱性に優れたセラミックからなる蓄熱体を設けることにより、蓄熱装置12の寿命を長くすることができる。一方、排気の温度が低温となる空気供給側に熱容量の大きな金属からなる蓄熱体を設けることにより、セラミックからなる蓄熱体を設ける場合に比べ排熱回収量を増加させることができる。
次に、本発明者らが行った実施例を説明する。
実施例では、図1に示した第1の実施形態に係る蓄熱装置12を用いて燃焼炉2からの排熱の回収を行った。実施例では、第1の蓄熱体121として、径が13mmの球状のアルミナの蓄熱体を使用し、第2の蓄熱体122として、径が8mmの球状のアルミナの蓄熱体(実施例1)、あるいは径が5mmの球状のアルミナの蓄熱体(実施例2)を使用した。また、いずれの実施例においても第2の蓄熱体122の数量分率が65%以上95%以下となるように、第1および第2の蓄熱体121,122を混合し、蓄熱装置12の枠体へと充填した。
また、比較例として、実施例と同様の枠体に球径が13mmの球状のアルミナの蓄熱体を充填して、同様に排熱の回収を行った。
図7の結果に示すように、比較例である球径が13mmの蓄熱体のみ場合に対して、球径が13mmと8mmの2種類の蓄熱体を用いた実施例1の方が、回収熱量が増加することが確認できた。さらに、球径が13mmと5mmの2種類の蓄熱体を用いた実施例2では、回収熱量がさらに増加することが確認できた。
以上の結果から、本発明に係る蓄熱バーナの蓄熱装置により、排熱回収量を増大させることができることが確認できた。
1 :蓄熱式バーナ
11 :本体
12 :蓄熱装置
12a :第1の蓄熱装置
12b :第2の蓄熱装置
121 :第1の蓄熱体
122 :第2の蓄熱体
13 :バーナ
14a :排気吸引口
14b :酸素供給口
2 :燃焼炉
3 :燃焼ガス供給路

Claims (3)

  1. 蓄熱体を有する蓄熱式バーナの蓄熱装置であって、
    前記蓄熱体は、径の異なる2種類の球状の蓄熱体からなり
    前記2種類の蓄熱体のうち、径の大きい蓄熱体である第1の蓄熱体に対する、径の小さい蓄熱体である第2の蓄熱体の球径比は、0.65未満であり、
    前記第1の蓄熱体および前記第2の蓄熱体の合計の数量に対する前記第2の蓄熱体の数量分率は、65%以上95%以下となることを特徴とする蓄熱式バーナの蓄熱装置。
  2. 前記2種類の蓄熱体は、アルミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアおよび炭化珪素のうち少なくとも1種類以上を含むセラミックからなることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱式バーナの蓄熱装置。
  3. 蓄熱式バーナの排気吸引側に設けられる第1の蓄熱装置と、
    蓄熱式バーナの空気供給側に設けられる第2の蓄熱装置とを有し、
    前記第1の蓄熱装置は、アルミナ、マグネシア、シリカ、ジルコニアおよび炭化珪素のうち少なくとも1種類以上を含むセラミックからなる前記2種類の蓄熱体を有し、
    前記第2の蓄熱装置は、金属からなる前記2種類の蓄熱体を有することを特徴とする請求項1に記載の蓄熱式バーナの蓄熱装置。
JP2014119848A 2014-06-10 2014-06-10 蓄熱式バーナの蓄熱装置 Active JP6277872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119848A JP6277872B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 蓄熱式バーナの蓄熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119848A JP6277872B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 蓄熱式バーナの蓄熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015232430A JP2015232430A (ja) 2015-12-24
JP6277872B2 true JP6277872B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=54933977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014119848A Active JP6277872B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 蓄熱式バーナの蓄熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6277872B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2961644B2 (ja) * 1995-10-12 1999-10-12 日本ハー株式会社 蓄熱式バーナ装置及び蓄熱器
JPH09318170A (ja) * 1996-05-27 1997-12-12 Sanyo Electric Co Ltd 外燃式熱ガス機関の再生器
JP4121219B2 (ja) * 1999-08-31 2008-07-23 東京瓦斯株式会社 リジェネレイティブバーナにおける蓄熱体支持機構
JP2003343829A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Jfe Steel Kk 蓄熱式バーナー
JP5323440B2 (ja) * 2008-10-16 2013-10-23 日本碍子株式会社 蓄熱式バーナ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015232430A (ja) 2015-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1710523A4 (en) CONTINUOUS FUEL OVEN AND METHOD FOR PRODUCING A POROUS CERAMIC MEMBER THEREWITH
JP5759518B2 (ja) 金属溶解炉
CN104501162A (zh) 一种带有堆积床结构多孔介质燃烧器
JP6277872B2 (ja) 蓄熱式バーナの蓄熱装置
JP2009234873A (ja) ガラス管又はガラス棒の製造装置
JP5795105B1 (ja) 蓄熱式バーナ炉
CN206131707U (zh) 一种马弗炉复合炉膛
JP2014014730A (ja) 高温排ガスの冷却装置
JP2012057830A (ja) 蓄熱式バーナ
CN204461171U (zh) 蜂窝状陶瓷蓄热片
JP4938630B2 (ja) 蓄熱式燃焼装置
CN104634140A (zh) 一种用于加热炉烟囱上的换热器结构
JP6630459B1 (ja) 蓄熱体、当該蓄熱体を備えるリジェネバーナ装置、および、当該リジェネバーナ装置を備える工業用炉
JP2007101064A (ja) 工業炉の炉壁構造
JP2007093166A (ja) 焼成炉
EP3352982B1 (en) Regenerative burners having enhanced surface area media
JP5622323B2 (ja) 熱交換器
JP6050663B2 (ja) 排ガス燃焼装置
JP4223046B2 (ja) 蓄熱式バーナにおける蓄熱体の飛散防止構造
JP2005119886A (ja) セラミックハニカム構造体の焼成方法
CN206847369U (zh) 一种节能环保型熔炼炉
CN205482317U (zh) 一种催化剂烘干用的马弗炉
JP2006003012A (ja) 蓄熱式燃焼システム
JP2005254276A (ja) ステンレス鋼部分を含む製品の加熱ろう付け方法
JP2007139389A (ja) 蓄熱式バーナの先端部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171011

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6277872

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250