JP6277414B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、居室内に配置し、気流に直接触れて体感温度の変化から清涼感を得たり、同室内の空気の循環を促して、室内空気の均一化を図ったりする送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、羽根車を内包することで接触による不安感をなくしつつ、本体のコンパクト化を実現する発明が知られていた。
すなわち、特許文献1に開示されているように、送風装置は、一方の極側と他方の極側に二分割される球体状の本体と、前記一方の極側に配置し空気を取り入れる吸入口と、前記他方の極に設けた円形の第一開口と、この第一開口内にあって前記他方の極を周回するように配置し前記取り入れた空気を吹出す環状のノズルと、前記開口の中心に配置して前記ノズルから吹出す空気に誘引させた空気を吹き出す誘引空気吹出口と、前記本体の外周部を周回するように複数を配置した第二開口であって前記誘引空気吹出口から吹き出す空気を取り入れる誘引空気吸込口とを備え、前記本体内には、前記誘引空気吸込口から吸込まれた空気を中心部で収集して前記誘引空気吹出口へ連通する風路部材と、前記取り入れた空気を前記ノズルによって高圧の気流にする高圧空気発生手段とを備え、前記風路部材は、前記本体の中心部から前記第一開口内に延設した円筒体と、前記第二開口に連結した流入管を有し構成されたものである。
特開2013−224650号公報
このような従来の送風装置において、誘引空気吹き出し口は、その外側を環状のノズルが取りまくように配置したものであって、誘引された気流が誘引吹き出し口の外周に沿って一様な気流を形成するためには、環状のノズルは誘引吹き出し口の外側で均一な隙間を確保することが重要であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、誘引空気吹き出し口から一様な気流を吹き出させることのできる送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を解決するために、本発明は、一方の極側と他方の極側に二分割される球体状の本体と、前記一方の極側に配置し空気を取り入れる吸入口と、前記他方の極に設けた円形の第一開口と、この第一開口内にあって前記他方の極を周回するように配置し前記吸入口より取り入れた空気を吹出す環状のノズルと、前記開口の中心に配置して前記ノズルから吹出す空気に誘引させた空気を吹き出す誘引空気吹出口と、前記本体の外周部を周回するように複数を配置した第二開口であって前記誘引空気吹出口から吹き出す空気を取り入れる誘引空気吸込口とを備え、前記本体内には、前記誘引空気吸込口から吸込まれた空気を中心部で収集して前記誘引空気吹出口へ連通する風路部材と、前記吸入口より取り入れた空気を前記ノズルによって高圧の気流にする高圧空気発生手段とを備え、前記風路部材は、前記本体の中心部から前記第一開口内に延設した円筒体と、前記第二開口に連結した流入管を有し、前記風路部材を一方の極側から前記第二開口へ押し当てて取り付けることによって、前記ノズルを前記第一開口の内周壁に前記円筒体の外周壁を同心円状に配置した構成としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、一方の極側と他方の極側に二分割される球体状の本体と、前記一方の極側に配置し空気を取り入れる吸入口と、前記他方の極に設けた円形の第一開口と、この第一開口内にあって前記他方の極を周回するように配置し前記取り入れた空気を吹出す環状のノズルと、前記開口の中心に配置して前記ノズルから吹出す空気に誘引させた空気を吹き出す誘引空気吹出口と、前記本体の外周部を周回するように複数を配置した第二開口であって前記誘引空気吹出口から吹き出す空気を取り入れる誘引空気吸込口とを備え、前記本体内には、前記誘引空気吸込口から吸込まれた空気を中心部で収集して前記誘引空気吹出口へ連通する風路部材と、前記取り入れた空気を前記ノズルによって高圧の気流にする高圧空気発生手段とを備え、前記風路部材は、前記本体の中心部から前記第一開口内に延設した円筒体と、前記第二開口に連結した流入管を有し、前記風路部材を一方の極側から前記第二開口へ押し当てて取り付けることによって、前記ノズルを前記第一開口の内周壁に前記円筒体の外周壁を同心円状に配置した構成としたことにより、風路部材は球体である本体の外周側から均等に支えられながら一方の極側から他方の極側のへ押し当てられることになり、誘引空気吹出口の外周壁と第一開口の内周壁は、同心円上に配置することが容易となり、環状のノズルの隙間を均一にして、誘引空気吹き出し口から一様な気流を吹き出すことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1の送風装置の外観図 同背面側からの外観図 同分解斜視図 同組み立て時の状態を示す図 同送風装置の内部構成を示す断面図 同風路部材の構成図 同第一開口の突出辺と風路部材の当接辺の配置関係を示す図 同第一開口の突出辺と風路部材の当接辺の接触状態を示す図
本発明の請求項1記載の送風装置は、一方の極側と他方の極側に二分割される球体状の本体と、前記一方の極側に配置し空気を取り入れる吸入口と、前記他方の極に設けた円形の第一開口と、この第一開口内にあって前記他方の極を周回するように配置し前記取り入れた空気を吹出す環状のノズルと、前記開口の中心に配置して前記ノズルから吹出す空気に誘引させた空気を吹き出す誘引空気吹出口と、前記本体の外周部を周回するように複数を配置した第二開口であって前記誘引空気吹出口から吹き出す空気を取り入れる誘引空気吸込口とを備え、前記本体内には、前記誘引空気吸込口から吸込まれた空気を中心部で収集して前記誘引空気吹出口へ連通する風路部材と、前記取り入れた空気を前記ノズルによって高圧の気流にする高圧空気発生手段とを備え、前記風路部材は、前記本体の中心部から前記第一開口内に延設した円筒体と、前記第二開口に連結した流入管を有し、前記風路部材を一方の極側から前記第二開口へ押し当てて取り付けることによって、前記ノズルを前記第一開口の内周壁に前記円筒体の外周壁を同心円状に配置した構成としたものである。
これにより、風路部材を前記一方の極側から前記誘引空気吸込口に押し当てて配置することで、風路部材は球体である本体の外周側から均等に支えられながら他方の極方向へ押し当てられることになり、誘引空気吹出口の外周壁と第一開口の内周壁は、同心円上に配置することが容易となり、環状のノズルの隙間を均一にして、誘引空気吹き出し口から一様な気流を吹き出すことができる。
また、請求項2記載の送風装置は、本体は他方の極と誘引空気吸込口を含む第一フレームと、一方の極を含む第二フレームとで構成し、前記第一フレームと第二フレームの間に風路部材と、高圧空気発生手段のオリフィスを配置し、前記第二フレーム側から第一フレーム側へねじにて螺合したときに第二フレーム側から前記オリフィスを介して枠体に押圧をかける構成としたものである。
これにより、第一フレームと第二フレームを組み合わせてねじで螺合することで、誘引空気吸込口側から均等に支えられながら風路部材を他方の極方向へ押し当てることになり、風路部材を前記一方の極側から前記誘引空気吸込口に押し当てて配置することで、風路部材は球体である本体の外周側から均等に支えられながら他方の極方向へ押し当てられることになり、誘引空気吹出口の外周壁と第一開口の内周壁は、同心円上に配置することが容易となり、環状のノズルの隙間を均一にして、誘引空気吹き出し口から一様な気流を吹き出すことができる。
また、請求項3記載の、送風装置は、風路部材は、他方の極側の第一風路体と一方の極側の第二風路体で形成し、第一風路体と第二風路体は流入管の軸を含む面で分割できる構成としたものである。
これにより、風路部材を前記一方の極側から前記誘引空気吸込口に押し当てて配置することで、風路部材は球体である本体の外周側から均等に支えられながら他方の極方向へ押し当てられることになり、誘引空気吹出口の外周壁と第一開口の内周壁は、同心円上に配置することが容易となり、環状のノズルの隙間を均一にして、誘引空気吹き出し口から一様な気流を吹き出すことができる。特に、このように他方の極側の第一風路体と一方の極側の第二風路体で形成し、第一風路体と第二風路体の分割面は前記本体の分割面と並行に形成することで、風路部材を第一風路体と第二風路体に分けて挿入することで、本体内部すなわち第二フレーム内へ挿入を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように送風装置1は、球体の一つの極2側に空気の吹出口3を設け、外周部に設けた開口4から空気を取り込んで吹出すように構成することで、使用者の嗜好に応じて本体5の置き位置を調整して、清涼感を得たり、室内の空気の循環を促して、室内空気の均一化を図ったりすることができる。外周部の開口4は複数設けたものであるので、図1の円筒形の台座6の上で本体5を転がしての置き位置を変えることができる。この場合に本体5の置き位置が変わって、例えば、開口4のうち一、二個が塞がれても吹出し風は影響を受けないものである。
そして、このような送風装置1は、図2に示す一方の極7側と図1に示す前記球体の一つの極2である他方の極8側とに分けるように分割端面9で二分割できる球体状の本体5を備えたものである。すなわち、一方の極7を含む第一フレーム10と他方の極8を含む第二フレーム11を合わせて球体を形成するものである。
第一フレーム10には、図2に示すように一方の極7側に誘引を引き起こす空気を取り入れる吸入口12を配置している。吸入口12は、一方の極7を中心に開口した多数のパンチング孔である。
また、第二フレーム11には、図1に示すように他方の極8に円形の開口13(請求の範囲に記載の第一開口に該当)を設け、開口13の中心部に誘引された空気を吹き出す吹出口3を備えている。
また、本体5の表面において外周部に設けた開口4(請求の範囲記載の第二開口に該当)は、一方の極7に比べて他方の極8に近い外周部を周回するように複数配置している。本実施の形態では、図1に複数の開口4の一部を示しているが全部で6個の開口4を1つの円周上に等間隔に配置している。なお、開口4は、第二フレーム11に設けることが望ましい。また、この開口4は、吹出口3から吹き出す空気を取り入れるものである。第二フレーム11に開口4を設けるためには、第二フレーム11は第一フレーム10に対して大きく分割することが望ましい。目安として分割端面9の位置は、第二フレーム11と第一フレーム10の球面としての表面積の比が3:1程度となることが望ましい。このようにすることで分割端面9が吹出口3側から見えにくくなりデザイン性が向上する。
本体5の内部には、図3に示すように、風路部材14と高圧空気発生手段15を備え、第二フレーム11内へ向けて風路部材14と高圧空気発生手段15を順番に配置して第一フレーム10側からねじ16によってねじ止めする構成にしている。
高圧空気発生手段15は、図1に示すように吹出口3を取り囲むようにして吹出す環状のノズル17に吸入口12から取り入れた空気を高圧の空気にして供給するものである。
図3に示す高圧空気発生手段15は、オリフィス18と羽根19とモータ20を備えた遠心送風機である。オリフィス18は、図4に示すように分割端面9の第二フレーム11側に固定して、第一フレーム10の吸入口12に対向させる配置としている。すなわち、羽根19とモータ20は、第二フレーム11側に埋没させて配置している。
図5に示すように、風路部材14は、開口4から吹出口3へ連通する第一風路21を形成するものである。そして、風路部材14の外側に吸入口12から取り入れた空気は高圧空気発生手段15を経由させてノズル17から吹出させる第二風路22が形成されている。
吹出口3は、本体5すなわち第二フレーム11の内部23から延設した円筒体25の端面部分である。図5に示すように、内部23は、球の中心24に近い部分であって、一方の極7と他方の極8を結ぶ軸上であって、モータ20の外皮よりも吹出口3に近い側である。
図1に示すように、円筒体25の外周壁26は、開口13の内周壁28との間に円環状の一様な隙間であるノズル17を形成するものである。円筒体25は風路部材14に含まれるものである。
ノズル17は、吹出口3の外周壁26と開口13の内周壁28との間に形成されるものであって、高圧空気発生手段15によって吸入口12から吸入した空気を高圧にして吹き出すものである。そして開口4から取り込んだ空気を吹出口3は、ノズル17から吹出す空気に誘引させて吹き出すものである。
つまり、開口4は、誘引空気を取り入れる誘引空気吸込口29であって、吹出口3は、誘引空気吸込口29から取り入れた空気をノズル17から吹き出す空気に誘引させて吹き出す誘引空気吹出口30を構成するものである。
このような送風装置1において、環状のノズル17の隙間を均一にすることが極めて重要なものとなる。
そこで、本実施の形態では風路部材14は、図5に示すように誘引空気吹出口30へ延設した円筒体25と、本体5の内部23から外周部の誘引空気吸込口29へ延設した流入管31と、前記内部23で流入管31を円筒体25へ集中させる空気収集部33を備えたものとしている。流入管31の軸、すなわち誘引空気吸込口29から流入した空気が向かう方向は、球体の表面から内部23へ向かうものであって、この流入管31の軸である流入管中心軸27は、球体の中心24方向へ向けたものでもある。
すなわち、空気収集部33は、円筒体25を中心軸として誘引空気吸込口29まで流入管31をスポークの如く延設させるハブを形成している。このようにすることで、風路部材14を誘引空気吸込口29側から支えたときに、円筒体25を外周部から均一な力で支えることができ、第二フレーム11の開口13内で円筒体25の先端位置を確実に中心部に位置させることが容易になる。そして、ノズル17の隙間を均一にすることができる。結果として、ノズル17から噴出す空気が誘引空気吹出口30の外周をむらなく均一に包むことになり、誘引空気吹出口30で誘引されて吹出す空気も均一に吹き出すことができる。
また、風路部材14は、図6に示すように、円筒体25を輪切りにする方向に流入管31の直径部分で二分割にする構成としている。すなわち、流入管中心軸27を含む面であって、かつ直径部分で二分割できる構成としている。そして、誘引空気吹出口30を含む第一風路体34と、空気収集部33の底面35を含む第二風路体36に分割できるように形成している。また、このように分割することによって、第一フレーム10に対して第二フレーム11を大きくした場合に、風路部材14を第一風路体34と第二風路体36に分けて挿入することで、本体5内部すなわち第二フレーム11内へ挿入しやすくすることができる。
また風路部材14は、一方の極7側から誘引空気吸込口29に押し当てて配置される構成としている。
さらに、押し当てて配置する構成について説明を加えると、図7に示すように、流入管31の一部を構成する第一風路体34は端部を肉薄に形成した当接辺37を備え、誘引空気吸込口29の他方の極8側の縁には当接辺37に対向して突出辺38を形成している。
このようにすることで、第二フレーム11内へ向けて風路部材14と高圧空気発生手段15を順番に配置して第一フレーム10側からねじ止めしたときに、ねじ止めの押圧によって、流入管31の当接辺37は突出辺38に接触し、円筒体25は外周部からの力で確実に支えることができる。
また、図3に示すように第二風路体36は外側にモータ20を収納するモータ受け39を形成し、流入管31には、オリフィス18から延設した押圧柱40の受け部41を備えている。オリフィス18は、流入管31の位置に対応させて、前記押圧柱40を外周部に配置している。そして、受け部41は、押圧柱40から押圧を受けたときに第二風路体36の外周側から第一風路体34の当接辺37に作用するように配置している。
このように、押圧柱40からの押圧が第二風路体36の外周側で第一風路体34の当接辺37に作用することは、風路部材14をオリフィス18から押圧して支えたときに、円筒体25を外周部から均一な力で支えることができ、第二フレーム11の開口13内で円筒体25の先端位置を確実に中心部に位置させることが容易になる。
さらに、流入管中心軸27は、球体の中心24へ向かうものであるので、図8に示すように風路部材14の外周部において押圧柱40から押圧の方向を当接辺37と突出辺38の接触部分に容易に向けることができ、風路部材14と誘引空気吸込口29との接触をより密接なものとすることが期待できる。
以下、オリフィス18の固定構造について説明をする。オリフィス18の外周部には、ねじ孔42を設け、第二フレーム11の分割端面9には、このねじ孔42に対向させてねじボス43を備えている。さらに、第一フレーム10には、分割端面9に沿ってねじ孔44を備えている。そして、これらねじ孔42、ねじボス43、ねじ孔44は、分割端面9に沿って周回する位置に複数を等間隔に配置している。
上記構成において、まず、送風装置1の動作について説明をする。
図4に示すように、高圧空気発生手段15を動作させると、羽根19によって、吸入口12から空気を吸い込むことになる。吸い込まれた空気は、第二風路22を通って、ノズル17から高圧の空気となって吹出すこととなる。
ノズル17から高圧の空気が吹き出されると、ノズル17の内側の誘引空気吹出口30では空気が誘引され前記高圧の空気に大量の空気が誘引されて噴出すこととなる。この場合、誘引空気吹出口30から吹出す空気は、この誘引空気吹出口30に連通する誘引空気吸込口29から第一風路21を通って供給されることとなる。なお、図5に示すようにノズル17の外周側においても球体の外郭に沿って空気が誘引され、誘引空気吹出口30から吹出す空気と合わせて大きな風量を得ることができる。
次に、上記の動作を確実なものとするための本体5の組み立てについて説明をする。
本体5は、第二フレーム11内へ向けて風路部材14と高圧空気発生手段15を順番に配置して第一フレーム10側からねじ止めすることとなる。この際に、オリフィス18の押圧柱40を風路部材14の受け部41に押し当てて、分割端面9オリフィス18外周部のねじ孔42と第二フレーム11のねじボス43の位置を合わせることとなる。さらに第一フレーム10のねじ孔44をオリフィス18のねじ孔42に合わせて第一フレーム10外側からねじ16で螺合することとなる。このようにして、第一フレーム10側から風路部材14を第二フレーム11の誘引空気吸入口に圧接させることができる。
つまり、風路部材14は、一方の極7側から誘引空気吸込口29に押し当てて配置される構成としていることと、空気収集部33が円筒体25を中心軸として流入管31を車輪のスポークの如く誘引空気吸込口29まで延設させるハブを形成していることからこの風路部材14の円筒体25は、開口13において、中心位置に容易に配置することができる。
つまり、環状のノズル17の隙間にリブを設けて間隔を均一にすることをしなくても、誘引空気吹出口30の外周壁26と第一開口の内周壁は、同心円上に配置することが容易となる。前述のリブを設けた場合に比べて、ノズル17は、環状の隙間を連続的かつ均一に形成して、途切れることなく、誘引空気吹出口30から一様な気流を吹き出すことができる。結果として、ノズル17から吹出す連続的かつ均一な空気によって、誘引空気吹出口30から吹出す空気を均一に吹き出すことができる。
本体に設けた開口の外周部のノズルから噴出す空気によって中心部から誘引された空気を吹き出す吹出口を備えた送風装置の組み立て構成に関するもので、誘引される空気を均一に吹き出すことで、気流に直接触れて体感温度の変化から清涼感を得たり、同室内の空気の循環を促したりして、室内空気の均一化を図るうえで有用である。
1 送風装置
2 一つの極
3 吹出口
4 開口
5 本体
6 台座
7 一方の極
8 他方の極
9 分割端面
10 第一フレーム
11 第二フレーム
12 吸入口
13 開口
14 風路部材
15 高圧空気発生手段
16 ねじ
17 ノズル
18 オリフィス
19 羽根
20 モータ
21 第一風路
22 第二風路
23 内部
24 球体の中心
25 円筒体
26 外周壁
27 流入管中心軸
28 内周壁
29 誘引空気吸込口
30 誘引空気吹出口
31 流入管
33 空気収集部
34 第一風路体
35 底面
36 第二風路体
37 当接辺
38 突出辺
39 モータ受け
40 押圧柱
41 受け部
42 ねじ孔
43 ねじボス
44 ねじ孔

Claims (3)

  1. 一方の極側と他方の極側に二分割される球体状の本体と、前記一方の極側に配置し空気を取り入れる吸入口と、前記他方の極に設けた円形の第一開口と、この第一開口内にあって前記他方の極を周回するように配置し前記吸入口より取り入れた空気を吹出す環状のノズルと、前記開口の中心に配置して前記ノズルから吹出す空気に誘引させた空気を吹き出す誘引空気吹出口と、前記本体の外周部を周回するように複数を配置した第二開口であって前記誘引空気吹出口から吹き出す空気を取り入れる誘引空気吸込口とを備え、前記本体内には、前記誘引空気吸込口から吸込まれた空気を中心部で収集して前記誘引空気吹出口へ連通する風路部材と、前記吸入口より取り入れた空気を前記ノズルによって高圧の気流にする高圧空気発生手段とを備え、前記風路部材は、前記本体の中心部から前記第一開口内に延設した円筒体と、前記第二開口に連結した流入管を有し、前記風路部材を一方の極側から前記第二開口へ押し当てて取り付けることによって、前記ノズルを前記第一開口の内周壁に前記円筒体の外周壁を同心円状に配置した構成とした送風装置。
  2. 本体は他方の極と誘引空気吸込口を含む第フレームと、一方の極を含む第フレームとが分割端面で分割するように構成され、前記第フレームと第フレームの間に風路部材と、高圧空気発生手段のオリフィスを配置し、前記第フレーム側から第フレーム側へねじにて螺合したときに第フレーム側から前記オリフィスを介して前記分割端面に押圧をかける構成とした請求項1記載の送風装置。
  3. 風路部材は、他方の極側の第一風路体と一方の極側の第二風路体で形成し、第一風路体と第二風路体は流入管の軸を含む面で分割できる構成とした請求項1または2のいずれか一つに記載の送風装置。
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