JP6275210B2 - 呼制御装置及び通信システム - Google Patents

呼制御装置及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6275210B2
JP6275210B2 JP2016148533A JP2016148533A JP6275210B2 JP 6275210 B2 JP6275210 B2 JP 6275210B2 JP 2016148533 A JP2016148533 A JP 2016148533A JP 2016148533 A JP2016148533 A JP 2016148533A JP 6275210 B2 JP6275210 B2 JP 6275210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
dtmf signal
call control
call
transmit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016148533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018019265A (ja
Inventor
健介 大野
健介 大野
邦治 鈴木
邦治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2016148533A priority Critical patent/JP6275210B2/ja
Publication of JP2018019265A publication Critical patent/JP2018019265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275210B2 publication Critical patent/JP6275210B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、DTMF信号の制御に関する。
DTMF信号は、例えばスマートホンなどの電話機においてキーが操作されると発信される音信号であり、プッシュ音、トーン信号又はPB(Push Button)信号とも呼ばれる。このDTMF信号は、電話機間の音声通話中であっても利用できるが、音声通話中に一方の電話機においてDTMF操作が行われた場合、ネットワークを透過して他方の電話機に到達してしまい、音声通話の邪魔になる。そこで、ネットワークにおいてDTMF信号を透過させないという設定にすることが考えられるが、このようにすると、DTMF信号を用いた操作が音声通話中に機能しなくなってしまう。
特許文献1には、特定の電話番号に対する発信、又は、特定の電話番号からの着信(例えばオペレータセンタとの通話)である場合には、通話中の音信号からDTMF信号を抽出する一方、特定の電話番号についての発信又は着信ではない場合には、通話中の音信号からDTMF信号を抽出しない仕組みが開示されている。これにより、例えばオペレータセンタから携帯端末へのDTMF信号による遠隔操作が可能となる一方、一般の電話機から携帯端末へのDTMF信号による遠隔操作が排除されるようになっている。
特開2015−177255号公報
しかし、特許文献1の仕組みにおいては、携帯端末側に対して必ずDTMF信号が通知され、そのDTMF信号を処理対象として抽出するか否かは通知先の携帯端末側の判断となる。つまり、特許文献1の仕組みであっても、音声通話中にDTMF操作を実施した場合には、そのDTMF信号がネットワークを透過してしまい、音声通話の邪魔になるという問題は解消しない。
そこで、本発明は、通話中のDTMF信号がネットワークを透過又は非透過する処理を制御することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部とを備え、前記条件において、発信側及び着信側の通信端末の種別毎にDTMF信号を透過するか否かが決められていることを特徴とする呼制御装置を提供する。
また、本発明は、発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部とを備え、前記条件において、発信側及び着信側の通信端末が属する拠点毎にDTMF信号を透過するか否かが決められていることを特徴とする呼制御装置を提供する。
また、本発明は、発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部とを備え、前記判断部は、DTMF信号を透過するか否かを決めた前記条件に関わらず、前記通信端末間において特定のサービスが利用される場合には、DTMF信号を透過すると判断することを特徴とする呼制御装置を提供する。
前記特定のサービスは留守番電話サービスであってもよい。
前記特定のサービスは通話転送サービスであってもよい。
DTMF信号を透過するか否かを決めた前記条件に関わらず、発信側及び着信側の通信端末において特定の入力がなされた場合には、DTMF信号を透過すると判断するようにしてもよい。
外部端末からの指示に従って前記条件を記憶する記憶部を備え、前記判断部は前記記憶部に記憶された条件に基づいて前記判断を行うようにしてもよい。
また、本発明は、上記のいずれかの呼制御装置と、前記呼制御装置からの指示に従ってDTMF信号を中継する中継装置とを備える通信システムを提供する。
本発明によれば、音声通話中のDTMF信号がネットワークを透過又は非透過する処理を制御することができる。
本発明の実施形態にかかる通信システムの全体構成を示す図である。 呼制御サーバのハードウェア構成を示す図である。 加入者DB装置の記憶内容を例示する図である。 加入者DB装置の記憶内容を例示する図である。 加入者DB装置の記憶内容を例示する図である。 呼制御サーバ及び加入者DB装置の機能構成を示す図である。 呼制御サーバの動作を示すフロー図である。 システム全体の動作例を示すシーケンス図である。 システム全体の動作例を示すシーケンス図である。 システム全体の動作例を示すシーケンス図である。 システム全体の動作例を示すシーケンス図である。 システム全体の動作例を示すシーケンス図である。
[構成]
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。この通信システムは、ユーザによって操作される複数の通信端末1a,1bと、例えばLTE(Long Term Evolution)及び固定通信網を含むネットワーク3とを備えている。通信端末1a,1bは、例えばスマートホンなどの通話可能なコンピュータである。ネットワーク3は、複数の呼制御ゲートウェイ4a,4b(以下、ゲートウェイをGWと表記する)と、呼制御サーバ5と、加入者データベース装置6(以下、データベースをDBと表記する)と、録音サーバ7とを含む。呼制御サーバ5は、発信側又は着信側の通信端末1a,1bについて決められた条件に基づいて、これら通信端末の通話中に一方の通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の通信端末に対して透過するか否かを判断し、その判断に従い、呼制御GW4a又は呼制御GW4bに対してDTMF信号の中継の可否を指示する。呼制御GW4a,4bは、呼制御サーバ5からの指示に従ってDTMF信号を中継する。呼制御サーバ5及び加入者DB装置6は本発明に係る呼制御装置の一例である。呼制御GW4a,4bは本発明に係る中継装置の一例である。
図2は、呼制御サーバ5のハードウェア構成を示すブロック図である。呼制御サーバ5は、制御部51と、通信部52と、記憶部53とを備えている。制御部51は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備えている。ROMには、CPUによって実行されるプログラムが記憶されている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部53に記憶されたプログラムを実行することによって、呼制御サーバ5の各部の動作を制御する。通信部52は、ネットワーク3を介して通信を行う。記憶部53は、例えばハードディスク等の大容量で不揮発性の記憶手段であり、制御部51が用いるデータ群やプログラム群を記憶している。
加入者DB装置6は、通信端末1a,1bのユーザ(ネットワーク3による通信サービスの加入者)に関する情報のほか、DTMF信号の制御に関する条件を記憶している。図3〜図5は、加入者DB装置6に記憶された、DTMF信号の制御に関する条件の一例を示す図である。図3は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bの種別毎にDTMF信号を透過するか否かが決められた条件の一例を示している。図の例では、LTEを用いた内線サービスを受ける通信端末が発信側(通話の発呼側)となり、LTEを用いた内線サービスを受ける通信端末が着信側(通話の着呼側)となる通話において、発信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は着信側の通信端末に対して非透過(DTMF信号が着信側の通信端末に通知されない)であり、着信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は発信側の通信端末に対して非透過である。
図4は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bが属する拠点毎にDTMF信号を透過するか否かが決められた条件の一例を示している。この拠点とは、例えば社員であるユーザが所属する組織単位(例えば企業単位とか、一企業内の本社とか支店とか部単位)のことであり、拠点ごとにDTMF信号を消去するか否かが設定可能となっている。図の例では、発信側においてDTMF信号を消去するという設定となっており、着信側においてDTMF信号を消去するという設定となっている場合には、発信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は着信側の通信端末に対して非透過(DTMF信号が着信側の通信端末に通知されない)であり、着信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は発信側の通信端末に対して非透過である。
図5は、発信側及び着信側の通信端末1a,1b毎にDTMF信号を透過するか否かが決められた条件の一例を示している。通信端末ごとにDTMF信号を消去するか否かが設定可能となっており、図の例では、発信側においてDTMF信号を消去するという設定となっており、着信側においてDTMF信号を消去するという設定となっている場合には、発信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は着信側の通信端末に対して非透過(DTMF信号が着信側の通信端末に通知されない)であり、着信側の通信端末における操作に応じたDTMF信号は発信側の通信端末に対して非透過である。
次に、図6は、呼制御サーバ5及び加入者DB装置6の機能構成を示す図である。判断部501は、主に制御部51によって実現される機能であり、発信側又は着信側の通信端末1a,1bについて決められた条件(図3〜図5)に基づいて、通信端末1a,1bの通話中に一方の通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の通信端末に対して透過するか否かを判断する。指示部502は、主に制御部51及び通信部52によって実現される機能であり、上記の判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置である呼制御GW4a又は呼制御GW4bに対してDTMF信号の中継の可否を指示する。記憶部503は、主に加入者DB装置6によって実現される機能であり、外部端末からの指示に従って、発信側又は着信側の通信端末1a,1bについて決められた条件(図3〜図5)を記憶する。判断部501は記憶部503に記憶された条件に基づいて上記の判断を行う。この外部端末は、例えば社員であるユーザが所属する組織に設置され、ネットワーク3を介して呼制御サーバ5に接続されているコンピュータである。
[動作]
次に本実施形態の動作を説明する。図7は、呼制御サーバ5の制御部51の動作を示すフロー図である。呼制御サーバ5の制御部51は、発信側の通信端末(通信端末1aとする)から着信側の通信端末(通信端末1bとする)に対して呼び出し要求があると、これらの通信端末1a,1bが同一拠点に属しているか否かを判断する(ステップS11)。これらの通信端末が同一拠点に属している場合には(ステップS11;YES)、制御部51は、発信側の通信端末1a及び着信側の通信端末1bに対して端末ごとの条件が設定されているか否かを判断する(ステップS12)。端末ごとに条件が設定されている場合には(ステップS12;YES)、制御部51は、着信側の通信端末1bにおいて呼び出しなく留守番電話(以下、留守電という)が起動するか否かを判断する(ステップS13)。呼び出しなく留守電が起動した場合には(ステップS13;YES)、制御部51は、発信側の通信端末1a及び着信側の通信端末1bごとの条件(図5)に応じてDTMF信号を透過するか否かを判断する(ステップS14)。一方、呼び出しがあってから留守電が起動した場合には(ステップS13;NO)、制御部51は、留守電時の対応、つまり、DTMF信号を透過するか否かを決めた条件に関わらず、通信端末間においてDTMF信号を透過すると判断する(ステップS16)。
また、これらの通信端末が同一拠点に属していない場合には(ステップS11;NO)、制御部51は、着信側の通信端末1bにおいて呼び出しなく留守電が起動するか否かを判断する(ステップS18)。呼び出しなく留守電が起動した場合には(ステップS18;YES)、制御部51は、留守電時の対応、つまり、DTMF信号を透過するか否かを決めた条件に関わらず、通信端末間においてDTMF信号を透過すると判断する(ステップS16)。一方、呼び出しがあってから留守電が起動した場合には(ステップS18;NO)、制御部51は、発信側の通信端末1a及び着信側の通信端末1bの拠点ごとの条件(図4)に応じてDTMF信号を透過するか否かを判断する(ステップS19)。
また、端末ごとに条件が設定されていない場合には(ステップS12;NO)、制御部51は、着信側の通信端末1bにおいて呼び出しなく留守電が起動するか否かを判断する(ステップS15)。呼び出しなく留守電が起動した場合には(ステップS15;YES)、制御部51は、留守電時の対応、つまり、DTMF信号を透過するか否かを決めた条件に関わらず、通信端末間においてDTMF信号を透過すると判断する(ステップS16)。一方、呼び出しがあってから留守電が起動した場合には(ステップS15;NO)、制御部51は、発信側の通信端末1a及び着信側の通信端末1bの種別ごとの条件(図3)に応じてDTMF信号を透過するか否かを判断する(ステップS17)。
(具体例1:留守電時無応答の例)
以下、動作の具体例を説明する。ここでは、通信端末1aが発信側で、通信端末1bが着信側とする。また、通信端末1aは企業Xに属する、MSISDNが「A」の通信端末とし、通信端末1bは企業Yに属する、MSISDNが「B」の通信端末とする。図8において、まず、発信側の通信端末1aは、ユーザの呼び出し操作に応じて、通信端末1bを呼び出すための呼び出し信号を送信する(ステップS111)。この呼び出し信号は、発信側のMSISDN「A」と着信側のMSISDN「B」とを含み、発信側の呼制御GW(呼制御GW4aとする)を介して呼制御サーバ5によって受信される。
呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側の通信端末1bの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS112,S113)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS114)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を非透過にすることを指示し(ステップS115)、着信側の呼制御GW4bに対して、通信端末1bを呼び出す信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS116)。
着信側の呼制御GW4bは、通信端末1bを呼び出し期間中において、その呼び出し処理中であることを意味する信号(SIP_183)を呼制御サーバ5に送信する(ステップS117)。この信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aに送信される。この信号に応じて、呼制御GW4aは、呼び出し先を呼び出し中であることを意味する呼び出し音を通信端末1aに発信する(ステップS118)。
そして、呼制御サーバ5の制御部51は、呼び出し先の通信端末1bにおいてユーザによる操作がなされずに無応答である期間が一定期間以上継続すると、留守電機能を起動すると判断し(ステップS119)、DTMF信号の透過設定を非透過から透過に変更するよう、発信側の呼制御GW4aに指示する(ステップS120,S121)。これにより、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過するように設定する(ステップS122)。
また、呼制御サーバ5の制御部51は、録音サーバ7に対して留守電機能を起動するよう指示する(ステップS123)。この指示に応じて、録音サーバ7から応答信号(SIP_200OK)が送信されてくると、この応答信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aによって受信される(ステップS124)。そして、録音サーバ7は留守電接続ガイダンスを意味する音声信号を送信し、この音声信号に応じた音声が発信側の通信端末1aから出力される(ステップS125)。
この音声ガイダンスに従い、ユーザが通信端末1aを用いて発話し、その発話が終了してからキー操作を行うと、通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS126)。ここで、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過する設定になっているので、このDTMF信号を透過し、呼制御サーバ5に送信する(ステップS127)。このDTMF信号は呼制御サーバ5を経由して録音サーバ7に通知される(ステップS128)。そして、録音サーバ7において、このDTMF信号に応じた処理(例えば録音終了)が行われる。
(具体例2:留守電時圏外の例)
次に、図9において、通信端末1aが発信側で、通信端末1bが着信側とする。また、通信端末1aは企業Xに属する、MSISDNが「A」の通信端末とし、通信端末1bは企業Yに属する、MSISDNが「B」の通信端末とする。まず、発信側の通信端末1aは、ユーザの呼び出し操作に応じて、通信端末1bを呼び出すための呼び出し信号を送信する(ステップS211)。この呼び出し信号は、発信側のMSISDN「A」と着信側のMSISDN「B」とを含み、発信側の呼制御GW4aを介して呼制御サーバ5によって受信される。
呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側の通信端末1bの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS212,S213)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS214)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を透過することを指示する(ステップS215)。これにより、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過するように設定する(ステップS216)。
加入者DB装置6は、着信側の通信端末1bがネットワークの通信可能範囲外に居る「圏外」の状態であるから、留守電機能を起動すると判断してその旨を呼制御サーバ5に通知する(ステップS217)。呼制御サーバ5の制御部51は、録音サーバ7に対して留守電機能を起動するよう指示する(ステップS218)。この指示に応じて、録音サーバ7から応答信号(SIP_200OK)が送信されてくると、この応答信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aによって受信される(ステップS219)。そして、録音サーバ7は留守電接続ガイダンスを意味する音声信号を送信し、この音声信号に応じた音声が発信側の通信端末1aから出力される(ステップS220)。
この音声ガイダンスに従い、ユーザが通信端末1aを用いて発話し、その発話が終了してからキー操作を行うと、通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS221)。ここで、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過する設定になっているので、このDTMF信号を透過し、呼制御サーバ5に送信する(ステップS222)。このDTMF信号は呼制御サーバ5を経由して録音サーバ7に通知される(ステップS223)。そして、録音サーバ7において、このDTMF信号に応じた処理(例えば録音終了)が行われる。
(具体例3:留守電時転送して圏外の例)
図10において、通信端末1aが発信側で、通信端末1bが着信側とする。また、通信端末1aは企業Xに属する、MSISDNが「A」の通信端末とし、通信端末1bは企業Yに属する、MSISDNが「B」の通信端末とする。まず、発信側の通信端末1aは、ユーザの呼び出し操作に応じて、通信端末1bを呼び出すための呼び出し信号を送信する(ステップS311)。この呼び出し信号は、発信側のMSISDN「A」と着信側のMSISDN「B」とを含み、発信側の呼制御GW4aを介して呼制御サーバ5によって受信される。
呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側の通信端末1bの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS312,S313)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS314)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を非透過にすることを指示し(ステップS315)、着信側の呼制御GW4bに対して、通信端末1bを呼び出す信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS316)。
着信側の呼制御GW4bは、通信端末1bを呼び出し期間中において、その呼び出し処理中であることを意味する信号(SIP_183)を呼制御サーバ5に送信する(ステップS317)。この信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aに送信される。この信号に応じて、呼制御GW4aは、呼び出し先を呼び出し中であることを意味する呼び出し音を通信端末1aに発信する(ステップS318)。
そして、呼制御サーバ5の制御部51は、呼び出し先の通信端末1bにおいて応答を意味する操作がなされると、これに応じた信号(SIP_200OK)を送信する(ステップS319)。これにより、通信端末1a及び通信端末1b間で通話回線が確立し、通話がなされる(ステップS320)。
ここで、呼制御サーバ5の制御部51は、通信端末1aにおいて、別の通信端末(通信端末1cとする)に転送する操作がなされると(ステッS321)、これに応じた信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS322)。呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側(転送先)の通信端末1a,1cのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側(転送先)の通信端末1cの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS323,S324)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS325)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を透過することを指示する(ステップS326)。
加入者DB装置6は、着信側(転送先)の通信端末1cがネットワークの通信可能範囲外に居る「圏外」の状態であるから、留守電機能を起動すると判断してその旨を呼制御サーバ5に通知する(ステップS327)。呼制御サーバ5の制御部51は、録音サーバ7に対して留守電機能を起動するよう指示する(ステップS328)。この指示に応じて、録音サーバ7から応答信号(SIP_200OK)が送信されてくると、この応答信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aによって受信される(ステップS329)。そして、録音サーバ7は留守電接続ガイダンスを意味する音声信号を送信し、この音声信号に応じた音声が発信側の通信端末1aから出力される(ステップS330)。
この音声ガイダンスに従い、ユーザが通信端末1aを用いて発話し、発話が終了してからキー操作を行うと、通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS331)。ここで、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過する設定になっているので、このDTMF信号を透過し、呼制御サーバ5に送信する(ステップS332)。このDTMF信号は呼制御サーバ5を経由して録音サーバ7に通知される(ステップS333)。そして、録音サーバ7において、このDTMF信号に応じた処理(例えば録音終了)が行われる。
(具体例4:留守電時転送して無応答で切り戻す例)
図11において、通信端末1aが発信側で、通信端末1bが着信側とする。また、通信端末1aは企業Xに属する、MSISDNが「A」の通信端末とし、通信端末1bは企業Yに属する、MSISDNが「B」の通信端末とする。まず、発信側の通信端末1aは、ユーザの呼び出し操作に応じて、通信端末1bを呼び出すための呼び出し信号を送信する(ステップS411)。この呼び出し信号は、発信側のMSISDN「A」と着信側のMSISDN「B」とを含み、発信側の呼制御GW4aを介して呼制御サーバ5によって受信される。
呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側の通信端末1bの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS412,S413)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS414)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を非透過にすることを指示し(ステップS415)、着信側の呼制御GW4bに対して、通信端末1bを呼び出す信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS416)。
着信側の呼制御GW4bは、通信端末1bを呼び出し期間中において、その呼び出し処理中であることを意味する信号(SIP_183)を呼制御サーバ5に送信する(ステップS417)。この信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aに送信される。この信号に応じて、呼制御GW4aは、呼び出し先を呼び出し中であることを意味する呼び出し音を通信端末1aに発信する(ステップS418)。
そして、呼制御サーバ5の制御部51は、呼び出し先の通信端末1bにおいて応答を意味する操作がなされると、これに応じた信号(SIP_200 OK)を送信する(ステップS419)。これにより、通信端末1a及び通信端末1b間で通話回線が確立し、通話がなされる(ステップS420)。
ここで、呼制御サーバ5の制御部51は、通信端末1aにおいて別の通信端末(通信端末1cとする)に転送する操作がなされると(ステップS421)、これに応じた信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS422)。呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1cのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側(転送先)の通信端末1cの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS423,S424)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS425)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を透過することを指示する(ステップS426)。
加入者DB装置6は、着信側の通信端末1cがネットワークの通信可能範囲外に居る「圏外」の状態であるから、留守電機能を起動すると判断してその旨を呼制御サーバ5に通知する(ステップS427)。呼制御サーバ5の制御部51は、録音サーバ7に対して留守電機能を起動するよう指示する(ステップS428)。この指示に応じて、録音サーバ7から応答信号(SIP_200OK)が送信されてくると、この応答信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aによって受信される(ステップS429)。そして、録音サーバ7は留守電接続ガイダンスを意味する音声信号を送信し、この音声信号に応じた音声が発信側の通信端末1aから出力される(ステップS430)。
この音声ガイダンスに対し、ユーザが、留守電では直接通話ができないことから、通信端末1aを用いて転送元の通信端末1bに通話先を戻すためのキー操作を行うと、通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS431)。ここで、呼制御GW4aは、DTMF信号を透過する設定になっているので、このDTMF信号を透過し、呼制御サーバ5に送信する(ステップS432)。呼制御サーバ5の制御部51は、このDTMF信号に応じて、通信端末1bに通話先を戻すための処理を行う(ステップS433)。そして、制御部51は、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を非透過にすることを指示し(ステップS434)、通信端末1a及び通信端末1b間で通話回線を再度確立する(ステップS435)。
(留守電時、着信側が他網に在圏している例)
図12において、通信端末1aが発信側で、通信端末1bが着信側とする。また、通信端末1aは企業Xに属する、MSISDNが「A」の通信端末とし、通信端末1bは企業Yに属する、MSISDNが「B」の通信端末とする。まず、発信側の通信端末1aは、ユーザの呼び出し操作に応じて、通信端末1bを呼び出すための呼び出し信号を送信する(ステップS511)。この呼び出し信号は、発信側のMSISDN「A」と着信側のMSISDN「B」とを含み、発信側の呼制御GW4aを介して呼制御サーバ5によって受信される。
呼制御サーバ5の制御部51は、発信側及び着信側の通信端末1a,1bのMSISDNをキーにして加入者DB装置6の記憶内容を参照し、発信側の通信端末1aの透過設定の有無と、着信側の通信端末1bの在圏状態及び留守電契約の有無を確認する(ステップS512,S513)。ここでは、制御部51は、発信側の通信端末1aの透過設定が「消去する」であると判断し(ステップS514)、発信側の呼制御GW4aに対して、DTMF信号を非透過にすることを指示する(ステップS515)。これにより、呼制御GW4aは、DTMF信号を非透過にするように設定する(ステップS516)。
加入者DB装置6は、着信側の通信端末1bが他網に居る状態であるから、他網向け呼制御GWに対して、通信端末1bを呼び出す信号(SIP_INVITE)を送信する(ステップS517)。
他網向け呼制御GWは、通信端末1bを呼び出し期間中において、その呼び出し処理中であることを意味する信号(SIP_183)を呼制御サーバ5に送信する(ステップS518)。この信号は呼制御サーバ5を経由して発信側の呼制御GW4aに送信される。この信号に応じて、呼制御GW4aは、呼び出し先を呼び出し中であることを意味する呼び出し音を通信端末1aに発信する(ステップS519)。
そして、呼制御サーバ5の制御部51は、呼び出し先の通信端末1bにおいて応答を意味する操作がなされると、これに応じた信号(SIP_200OK)を送信する(ステップS520)。これにより、通信端末1a及び通信端末1b間で通話回線が確立し、通話がなされる(ステップS521)。
ここで、ユーザが、DTMF信号を用いた操作が必要な場合には、予め決められた特定の入力を通信端末1aに対して行う。ここでは、透過特番と呼ばれる複数の数字の組み合わせを入力する(ステップS522)。通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS523)。ここで、呼制御GW4aは、DTMF信号を認識して透過特番であると判断すると(ステップS524)、DTMF信号を非透過の設定から、透過する設定に変更する(ステップS525)。つまり、DTMF信号を透過するか否かを決めた条件に関わらず、通信端末において特定の入力がなされた場合には、DTMF信号を透過すると判断する。そして、ユーザが、キー操作を行うと(ステップS526)、通信端末1aはこの操作に応じたDTMF信号を送信する(ステップS527)。呼制御GW4aは、このDTMF信号を透過し、呼制御サーバ5に送信する(ステップS528)。
以上説明した実施形態によれば、通話中のDTMF信号がネットワークを透過又は非透過する処理を制御することができる。
[変形例]
本発明に係る呼制御装置は、実施形態で説明したような呼制御サーバ5の機能の全てを一体に備えた装置によっても実現可能であるし、呼制御サーバ5の機能を、さらに複数の装置に分散して実装したものであってもよい。
DTMF信号を透過するか否かを決めた条件に関わらず、通信端末間において特定のサービスが利用される場合には、DTMF信号を透過すると判断するが、このサービスは、実施形態で例示した留守番電話サービス又は通話転送サービスに限らない。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。また、本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
本発明は、呼制御サーバ5が行う情報処理方法や、コンピュータを呼制御サーバ5として機能させるためのプログラムといった形態でも実施が可能である。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1a,1b・・・通信端末、3・・・ネットワーク、4a,4b・・・呼制御GW、5・・・呼制御サーバ、51・・・制御部、52・・・通信部、53・・・記憶部、501・・・判断部、502・・・指示部、503・・・記憶部、6・・・加入者DB装置、7・・・録音サーバ。

Claims (8)

  1. 発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、
    前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部と
    を備え
    前記条件において、発信側及び着信側の通信端末の種別毎にDTMF信号を透過するか否かが決められていることを特徴とする呼制御装置。
  2. 発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、
    前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部と
    を備え、
    前記条件において、発信側及び着信側の通信端末が属する拠点毎にDTMF信号を透過するか否かが決められている
    ことを特徴とする呼制御装置。
  3. 発信側又は着信側の通信端末について決められた条件に基づいて、当該通信端末の通話中に一方の前記通信端末における操作に応じたDTMF信号を他方の前記通信端末に対して透過するか否かを判断する判断部と、
    前記判断に従い、DTMF信号を中継する中継装置に対してDTMF信号の中継の可否を指示する指示部と
    を備え、
    前記判断部は、DTMF信号を透過するか否かを決めた前記条件に関わらず、前記通信端末間において特定のサービスが利用される場合には、DTMF信号を透過すると判断する
    ことを特徴とする呼制御装置。
  4. 記特定のサービスは留守番電話サービスである
    ことを特徴とする請求項に記載の呼制御装置。
  5. 記特定のサービスは通話転送サービスである
    ことを特徴とする請求項に記載の呼制御装置。
  6. 記判断部は、DTMF信号を透過するか否かを決めた前記条件に関わらず、前記通信端末において特定の入力がなされた場合には、DTMF信号を透過すると判断する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の呼制御装置。
  7. 部端末からの指示に従って前記条件を記憶する記憶部を備え、
    前記判断部は前記記憶部に記憶された条件に基づいて前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の呼制御装置。
  8. 求項1〜のいずれか1項に記載の呼制御装置と、
    前記呼制御装置からの指示に従ってDTMF信号を中継する中継装置と
    を備えた通信システム。
JP2016148533A 2016-07-28 2016-07-28 呼制御装置及び通信システム Active JP6275210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148533A JP6275210B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 呼制御装置及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148533A JP6275210B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 呼制御装置及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018019265A JP2018019265A (ja) 2018-02-01
JP6275210B2 true JP6275210B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=61082168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148533A Active JP6275210B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 呼制御装置及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275210B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05211565A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Hochiki Corp 家庭用pbx装置の保留転送装置
US5327492A (en) * 1992-04-30 1994-07-05 At&T Bell Laboratories Method for selectively controlling the propagation of dual-tone multi-frequency signals within a telecommunications network
JPH06177975A (ja) * 1992-12-08 1994-06-24 Oki Electric Ind Co Ltd ボイスメールインタフェース回路
JPH1198270A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fujitsu Ltd 通信支援装置
EP2501162B1 (en) * 2009-11-11 2017-04-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, device and system for processing downlink signal

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018019265A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102348179A (zh) 一种多卡终端呼叫等待方法及多卡终端
CN104539790A (zh) 一种平板电脑共享手机通讯功能的方法及系统
CN105847120A (zh) 一种提升固定电话接通率的系统和方法
JP4549955B2 (ja) 呼接続制御装置及び呼接続制御方法
JP2016127309A (ja) プレゼンス連動電話転送装置
JP6275210B2 (ja) 呼制御装置及び通信システム
KR101390903B1 (ko) 이동통신 단말기의 착신전환 장치 및 방법
JP4633612B2 (ja) 電話番号管理装置及び電話番号変換方法
JP5077524B2 (ja) 一時的ダイレクト着信機能を有する電話システム
JP4667526B2 (ja) 連携装置、連携システム及びコンピュータプログラム
JP2003087395A5 (ja)
JP2013243447A (ja) 操作支援機能を有する電話機
KR20130007887A (ko) 이동통신을 이용하여 듀얼모드 무선단말의 무선접속 모드를 활성화하는 방법 및 그를 위한 무선 인터넷 프로토콜 교환기
JP2004343492A (ja) 留守番電話装置および留守番電話制御方法
JP4835336B2 (ja) 電話回線切替装置、電話中継システム、電話中継方法、電話中継プログラム
JP6298572B1 (ja) V字発信システム及びプログラム
JP2010041148A (ja) 交換機、電話システム及び中継方法
JP5665108B2 (ja) 電話交換機システムおよび電話機切替方法
JP4366612B2 (ja) 電話装置
JP2006333380A (ja) ボタン電話装置
JP4208076B2 (ja) 構内交換システム
KR20110032165A (ko) 착신 전환 시스템 및 그 제어 방법
JP2001346236A (ja) 音声応答電話転送システム
JP2006211107A (ja) 通信端末およびプログラム
JP4155554B2 (ja) 通信システム及び通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250