JP6268791B2 - 樹脂多層基板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(構成)
図1〜図2を参照して、本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板101の平面図を図1に示し、図1におけるII−II線に関する矢視断面図を図2に示す。
本実施の形態では、第1の部品3aおよび第2の部品3bが低い領域に配置され、第1の部品3aおよび第2の部品3bが配置されている低い領域同士を隔てるように高い領域が設けられているので、樹脂多層基板への部品実装の際に、部品間の短絡を防止することができる。また、部品の多点数化、狭ギャップ化に対応しやすい。
(構成)
図5〜図6を参照して、本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板103の平面図を図5に示し、図5におけるVI−VI線に関する矢視断面図を図6に示す。本実施の形態における樹脂多層基板103は、基本的な構成は実施の形態1で説明した樹脂多層基板101と同様であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態においても、実施の形態1で説明した効果を得ることができる。さらに本実施の形態では、低い領域同士を隔てる高い領域に第3の部品3eが実装されているので、積層体1の上面の限られたスペースをより有効に活用することができ、多くの点数の部品を実装することができる。
図7を参照して、本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板104の断面図を図7に示す。本実施の形態における樹脂多層基板104は、基本的な構成は実施の形態1で説明した樹脂多層基板101と同様であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態においても、実施の形態1で説明した効果を得ることができる。さらに本実施の形態では、積層体1の内部に凸部形成用パターン17が配置されていることによって、第3領域63が容易に形成され、第1領域61および第2領域62より確実に高くなるので、樹脂多層基板への部品実装の際に、部品間の短絡を防止することができる。本実施の形態では、圧着時に凸部形成用パターン17によって凸部がおのずと形成されるので、別部品である型を用いた型押し加工が不要となる。また、本実施の形態では、凸部形成用パターン17によって第3領域63が精度良く形成できるので、部品の多点数化、狭ギャップ化に対応しやすい。
図8を参照して、本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板105の断面図を図8に示す。本実施の形態における樹脂多層基板105は、基本的な構成は実施の形態1で説明した樹脂多層基板101と同様であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態においても、実施の形態1で説明した効果を得ることができる。さらに本実施の形態では、第1の部品3aはランド22によって第1領域61の底面と遷移側壁21とにまたがるように接合されているので、部品に対する保持力が高まる。したがって、外力によって樹脂多層基板に曲げが生じたときでも部品が剥がれにくくなる。
(製造方法)
図9〜図11を参照して、本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板の製造方法について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図9に示す。
本実施の形態では、最上層に位置する第1樹脂シートの型押し加工と複数の樹脂シートの圧着とを同時に行なうので、迅速に製品を得ることができる。樹脂シートを積層する工程に関しては、従来と同じ設備を利用することができる。
(製造方法)
図12〜図14を参照して、本発明に基づく実施の形態6における樹脂多層基板の製造方法について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図12に示す。
本実施の形態では、圧着を済ませてから型押し加工を行なうので、圧着の工程に関しては、従来と同じ設備を利用することができる。圧着と型押し加工とでは、所望の凹凸が設けられた型を用いるかどうかという違いの他に、適用する温度の違いもある。たとえば圧着の工程は260℃以上300℃以下の温度で行なう。これに対して、型押し加工の工程は、80℃以上120℃以下で型を当てて約10秒間押し続けることによって行なうことができる。
(製造方法)
図15〜図17を参照して、本発明に基づく実施の形態7における樹脂多層基板の製造方法について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図15に示す。
本実施の形態では、第1樹脂シートのみに対して型押し加工を行なうので、他の樹脂シートに形成された導体パターンなどには型押し加工の影響を及ぼさないようにすることができる。
(製造方法)
図18〜図20を参照して、本発明に基づく実施の形態8における樹脂多層基板の製造方法について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図18に示す。
本実施の形態では、樹脂シートの一部に予め所定のパターンを設けておくことにより最上面の高低差を形成することができるので、外部の型による型押し加工が不要である。したがって、積層する工程や圧着工程は従来と同じ設備によって行なうことができ、好都合である。
Claims (7)
- 複数の樹脂シートを積層した積層体を含む樹脂多層基板であって、
前記複数の樹脂シートのうち最上層に位置する第1樹脂シートの上面は、同一樹脂シートでありながら第1の高さとなっている第1領域および第2領域と、前記第1領域および前記第2領域を隔てるように配置され、前記第1の高さより高い第2の高さとなっている第3領域とを有し、
前記第1領域に第1の部品が実装されており、
前記第2領域に第2の部品が実装されており、
前記積層体は、平面的に見て前記第3領域に対応するように、内部に凸部形成用パターンが配置されたものである、樹脂多層基板。 - 前記第3領域に第3の部品が実装されている、請求項1に記載の樹脂多層基板。
- 前記第1樹脂シートの上面のうち前記第1領域と前記第3領域との境界には前記第1の高さから前記第2の高さへとつながる遷移側壁が設けられており、前記第1樹脂シートは、前記第1領域の底面と前記遷移側壁とにまたがるように設けられたランドを備えており、前記第1の部品は、前記ランドによって前記第1領域の底面と前記遷移側壁とにまたがるように電気的接合がされている、請求項1または2に記載の樹脂多層基板。
- 複数の樹脂シートを積層して積層体とする工程と、
前記複数の樹脂シートのうち最上層に位置する第1樹脂シートの上面が、同一樹脂シートでありながら第1の高さとなっている第1領域および第2領域と、前記第1領域および前記第2領域を隔てるように配置され、前記第1の高さより高い第2の高さとなっている第3領域とを有するように、前記積層体の上面のみに型押し加工をしつつ前記積層体を圧着する工程と、
前記第1領域に第1の部品を実装する工程と、
前記第2領域に第2の部品を実装する工程とを含み、
前記積層体は、平面的に見て前記第3領域に対応するように、内部に凸部形成用パターンが配置されたものである、樹脂多層基板の製造方法。 - 複数の樹脂シートを積層して積層体とする工程と、
前記積層体を圧着する工程と、
前記圧着する工程より後に、前記複数の樹脂シートのうち最上層に位置する第1樹脂シートの上面が、同一樹脂シートでありながら第1の高さとなっている第1領域および第2領域と、前記第1領域および前記第2領域を隔てるように配置され、前記第1の高さより高い第2の高さとなっている第3領域とを有するように、前記積層体の上面のみに型押し加工をする工程と、
前記第1領域に第1の部品を実装する工程と、
前記第2領域に第2の部品を実装する工程とを含み、
前記積層体は、平面的に見て前記第3領域に対応するように、内部に凸部形成用パターンが配置されたものである、樹脂多層基板の製造方法。 - 複数の樹脂シートのうち最上層に位置する予定の第1樹脂シートの上面が、同一樹脂シートでありながら第1の高さとなっている第1領域および第2領域と、前記第1領域および前記第2領域を隔てるように配置され、前記第1の高さより高い第2の高さとなっている第3領域とを有するように、前記第1樹脂シートに型押し加工をする工程と、
前記第1樹脂シートに型押し加工をする工程より後で、前記第1樹脂シートを含む前記複数の樹脂シートを積層して積層体とする工程と、
前記積層体を圧着する工程と、
前記第1領域に第1の部品を実装する工程と、
前記第2領域に第2の部品を実装する工程とを含む、樹脂多層基板の製造方法。 - 複数の樹脂シートのうち最上層に位置する予定の第1樹脂シートの上面が、同一樹脂シートでありながら第1の高さとなっている第1領域および第2領域と、前記第1領域および前記第2領域を隔てるように配置され、前記第1の高さより高い第2の高さとなっている第3領域とを有するように、前記第3領域に対応する領域に凸部形成用パターンが形成された1以上の樹脂シートを内部に含むように複数の樹脂シートを積層して積層体とする工程と、
前記積層体の上面のみに型押し加工をしつつ前記積層体を圧着することによって前記第3領域を前記第1領域および前記第2領域に比べて突出させる工程と、
前記第1領域に第1の部品を実装する工程と、
前記第2領域に第2の部品を実装する工程とを含む、樹脂多層基板の製造方法。
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