JP6268491B2 - 携帯機器およびファームウェア書き換えプログラム - Google Patents

携帯機器およびファームウェア書き換えプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デバイスのファームウェアを書き換えるための携帯機器およびファームウェア書き換えプログラムに関する。
従来、デバイスのファームウェアを書き換える方法として、デバイスの使用環境を復元するための使用環境復元用情報をデバイスから取得して他の機器に記憶させた後で、デバイスのファームウェアを書き換える方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−074480号公報
しかしながら、従来の方法においては、使用環境復元用情報が他の機器に記憶されたまま他の機器が持ち出されるなどして、使用環境復元用情報が流出する可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる携帯機器およびファームウェア書き換えプログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯機器は、デバイスのファームウェアを書き換えるための携帯機器であって、記憶部と、前記デバイスの使用環境を復元するための使用環境復元用情報を前記デバイスから取得して前記記憶部に記憶させる情報取得手段と、前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された後で前記デバイスの前記ファームウェアを書き換えるファームウェア書き換え手段と、前記携帯機器の位置を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段によって取得された位置が前記デバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に前記記憶部から前記使用環境復元用情報を削除する情報削除手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、本発明の携帯機器は、携帯機器自身の位置がデバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に記憶部から使用環境復元用情報を自動的に削除するので、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。
また、本発明の携帯機器において、前記情報削除手段は、前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された時点で前記位置取得手段によって取得された位置を、前記デバイスの位置として使用しても良い。
この構成により、本発明の携帯機器は、デバイスがデバイス自身の位置を管理する必要がないので、自身の位置を管理することができないデバイスであっても、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。
また、本発明の携帯機器は、前記情報削除手段によって前記記憶部から前記使用環境復元用情報が削除されたことを通知する情報削除通知手段を備えても良い。
この構成により、本発明の携帯機器は、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出の可能性が低くなったことを関係者に認識させることができるので、関係者に安心感を与えることができる。
本発明のファームウェア書き換えプログラムは、デバイスのファームウェアを書き換えるために携帯機器によって実行されるファームウェア書き換えプログラムであって、前記デバイスの使用環境を復元するための使用環境復元用情報を前記デバイスから取得して前記携帯機器の記憶部に記憶させる情報取得手段、前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された後で前記デバイスの前記ファームウェアを書き換えるファームウェア書き換え手段、前記携帯機器の位置を取得する位置取得手段、および、前記位置取得手段によって取得された位置が前記デバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に前記記憶部から前記使用環境復元用情報を削除する情報削除手段として前記携帯機器を機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明のファームウェア書き換えプログラムは、携帯機器の位置がデバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に記憶部から使用環境復元用情報を自動的に削除するので、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。
本発明の携帯機器およびファームウェア書き換えプログラムは、デバイスのファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。
本発明の一実施の形態に係るシステムのブロック図である。 図1に示す携帯機器のブロック図である。 サーバーに対して画像形成装置用の最新のファームウェアを要求する場合の図2に示す携帯機器の動作のフローチャートである。 画像形成装置に対して使用環境復元用情報を要求する場合の図2に示す携帯機器の動作のフローチャートである。 画像形成装置のファームウェアを書き換える場合の図2に示す携帯機器の動作のフローチャートである。 記憶部から使用環境復元用情報を削除する場合の図2に示す携帯機器の動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステム10のブロック図である。
図1に示すように、システム10は、デバイスとしての画像形成装置20と、画像形成装置20と同様な多数の画像形成装置と、画像形成装置のファームウェアを書き換えるための携帯機器30と、携帯機器30と同様な多数の携帯機器と、多数のファームウェアを管理しているサーバー40とを備えている。
以下、システム10に含まれる全ての画像形成装置を代表して、画像形成装置20について説明する。同様に、以下、システム10に含まれる全ての携帯機器を代表して、携帯機器30について説明する。
画像形成装置20と、携帯機器30とは、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信や、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線の通信によって互いに接続可能である。携帯機器30と、サーバー40とは、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに接続可能である。画像形成装置20と、サーバー40とは、画像形成装置がネットワーク11に接続されていないなどの理由によって、互いに接続不可能である。
画像形成装置20は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機、スキャナー専用機などの機器である。画像形成装置20は、例えば、オフィスなど、画像形成装置20の使用者の環境に設置されている。
携帯機器30は、例えば、スマートフォン、タブレットなどの機器である。携帯機器30は、例えば、画像形成装置20の提供業者側のサービスパーソンによって携帯されている。
サーバー40は、例えば、PC(Personal Computer)などのコンピューターである。サーバー40は、例えば、画像形成装置20の提供業者によって管理されている。
図2は、携帯機器30のブロック図である。
図2に示すように、携帯機器30は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部32と、GPS(Global Positioning System)受信機33と、ネットワーク11(図1参照。)経由でサーバー40(図1参照。)など、外部の装置と通信を実行する通信デバイスである通信部34と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部35と、携帯機器30全体を制御する制御部36とを備えている。
記憶部35は、画像形成装置20(図1参照。)のファームウェアを書き換えるためのファームウェア書き換えプログラム35aを記憶している。ファームウェア書き換えプログラム35aは、携帯機器30の製造段階で携帯機器30にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体から携帯機器30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から携帯機器30に追加でインストールされても良い。
制御部36は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部35に記憶されているプログラムを実行する。
制御部36は、記憶部35に記憶されているファームウェア書き換えプログラム35aを実行することによって、画像形成装置20の使用環境を復元するための使用環境復元用情報を画像形成装置20から取得して記憶部35に記憶させる情報取得手段36a、情報取得手段36aによって画像形成装置20から使用環境復元用情報が取得された後で画像形成装置20のファームウェアを書き換えるファームウェア書き換え手段36b、GPS受信機33を使用して携帯機器30の位置を取得する位置取得手段36c、位置取得手段36cによって取得された位置が画像形成装置20の位置から特定の距離以上離れている場合に記憶部35から使用環境復元用情報を削除する情報削除手段36d、および、情報削除手段36dによって記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを通知する情報削除通知手段36eとして機能する。
ここで、使用環境復元用情報には、例えば、画像形成装置20の使用者が画像形成装置20に設定した各種の設定値や、画像形成装置20の使用者が画像形成装置20に登録した各種の登録情報が含まれる。登録情報には、画像形成装置20の使用者のリストやアドレス帳などの個人情報が含まれる。
次に、システム10の動作について説明する。
まず、携帯機器30が画像形成装置20用の最新のファームウェアをサーバー40から取得する場合の動作について説明する。
サービスパーソンは、サーバー40に対する画像形成装置20用の最新のファームウェアの要求を操作部31を介して入力することができる。
携帯機器30の制御部36は、サーバー40に対する画像形成装置20用の最新のファームウェアの要求が操作部31を介して入力されると、図3に示す動作を実行する。
図3は、サーバー40に対して画像形成装置20用の最新のファームウェアを要求する場合の携帯機器30の動作のフローチャートである。
図3に示すように、制御部36のファームウェア書き換え手段36bは、画像形成装置20用の最新のファームウェアの要求を通信部34を介してサーバー40に送信する(S101)。ここで、S101において送信される要求には、画像形成装置20の機種の情報が含まれている。したがって、サーバー40は、画像形成装置20の機種に対応した最新のファームウェアを携帯機器30に送信する。
ファームウェア書き換え手段36bは、S101の処理の後、サーバー40から送信されてきた画像形成装置20用の最新のファームウェアを通信部34を介して受信する(S102)。
そして、ファームウェア書き換え手段36bは、S102において受信したファームウェアを記憶部35に記憶した後(S103)、図3に示す動作を終了する。
なお、図3に示す動作は、サービスパーソンが画像形成装置20の使用者の環境を訪問する前など、画像形成装置20と、携帯機器30とが互いに接続可能ではない場合に実行されても良い。また、図3に示す動作は、サービスパーソンが画像形成装置20の使用者の環境を訪問していて、画像形成装置20と、携帯機器30とが近距離無線通信や有線の通信によって互いに接続可能である場合に実行されても良い。
次に、携帯機器30が画像形成装置20の使用環境復元用情報を画像形成装置20から取得する場合の動作について説明する。
サービスパーソンは、画像形成装置20の使用者の環境を訪問し、画像形成装置20と、携帯機器30とが近距離無線通信や有線の通信によって互いに接続可能である状態にした上で、画像形成装置20に対する使用環境復元用情報の要求を操作部31を介して入力することができる。
携帯機器30の制御部36は、画像形成装置20に対する使用環境復元用情報の要求が操作部31を介して入力されると、図4に示す動作を実行する。
図4は、画像形成装置20に対して使用環境復元用情報を要求する場合の携帯機器30の動作のフローチャートである。
図4に示すように、制御部36の情報取得手段36aは、使用環境復元用情報の要求を通信部34を介して画像形成装置20に送信する(S131)。したがって、画像形成装置20は、画像形成装置20自身の使用環境復元用情報を携帯機器30に送信する。
情報取得手段36aは、S131の処理の後、画像形成装置20から送信されてきた使用環境復元用情報を通信部34を介して受信する(S132)。
そして、情報取得手段36aは、S132において受信した使用環境復元用情報を記憶部35に記憶する(S133)。
次いで、位置取得手段36cは、GPS受信機33を使用して携帯機器30の位置を画像形成装置20の位置として取得し(S134)、取得した位置を記憶部35に記憶した(S135)後、図4に示す動作を終了する。
次に、携帯機器30が画像形成装置20のファームウェアを書き換える場合の動作について説明する。
サービスパーソンは、図4に示す処理の実行後、画像形成装置20と、携帯機器30とが近距離無線通信や有線の通信によって互いに接続可能である状態にした上で、画像形成装置20に対するファームウェアの書き換えの指示を操作部31を介して入力することができる。
携帯機器30の制御部36は、画像形成装置20に対するファームウェアの書き換えの指示が操作部31を介して入力されると、図5に示す動作を実行する。
図5は、画像形成装置20のファームウェアを書き換える場合の携帯機器30の動作のフローチャートである。
図5に示すように、制御部36のファームウェア書き換え手段36bは、S103において記憶部35に記憶させたファームウェアへの書き換えの要求を通信部34を介して画像形成装置20に送信する(S161)。ここで、S161において送信される要求には、画像形成装置20用の最新のファームウェアが含まれている。したがって、画像形成装置20は、画像形成装置20自身のファームウェアを、画像形成装置20用の最新のファームウェアに書き換えた後、ファームウェアの書き換えの完了の通知を携帯機器30に送信する。
ファームウェア書き換え手段36bは、S161の処理の後、画像形成装置20から送信されてきた通知を通信部34を介して受信する(S162)。
そして、ファームウェア書き換え手段36bは、S133において記憶部35に記憶させられていた画像形成装置20の使用環境復元用情報の書き込みの要求を通信部34を介して画像形成装置20に送信する(S163)。ここで、S163において送信される要求には、画像形成装置20の使用環境復元用情報が含まれている。したがって、画像形成装置20は、S163において携帯機器30から送信されてきた使用環境復元用情報を画像形成装置20自身に書き込んだ後、使用環境復元用情報の書き込みの完了の通知を携帯機器30に送信する。
ファームウェア書き換え手段36bは、S163の処理の後、画像形成装置20から送信されてきた通知を通信部34を介して受信して(S164)、図5に示す動作を終了する。
次に、携帯機器30が記憶部35から使用環境復元用情報を削除する場合の動作について説明する。
携帯機器30の制御部36は、図4に示す動作が実行された後、図6に示す動作を実行する。
図6は、記憶部35から使用環境復元用情報を削除する場合の携帯機器30の動作のフローチャートである。
図6に示すように、制御部36の位置取得手段36cは、GPS受信機33を使用して携帯機器30の位置を取得する(S191)。
次いで、情報削除手段36dは、S191において取得された位置が、S135において記憶部35に記憶させられた画像形成装置20の位置から特定の距離以上離れているか否かを判断する(S192)。ここで、S191において取得された位置は、例えば、携帯機器30を携帯しているサービスパーソンが画像形成装置20の使用者の環境から立ち去った場合に、S135において記憶部35に記憶させられた画像形成装置20の位置から特定の距離以上離れる。
位置取得手段36cは、特定の距離以上離れていないとS192において判断されると、S191の処理を実行する。
情報削除手段36dは、特定の距離以上離れているとS192において判断すると、S133において記憶部35に記憶させられた使用環境復元用情報を記憶部35から削除する(S193)。
次いで、情報削除通知手段36eは、S193において記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを通知する(S194)。ここで、情報削除通知手段36eは、記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを表示部32への表示によって通知することによって、記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことをサービスパーソンに認識させることができる。また、情報削除通知手段36eは、記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを、事前に登録されている宛先に電子メールなどの通知方法によって通知することも可能である。情報削除通知手段36eは、事前に登録されている宛先に通知する場合、記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを、例えば、サービスパーソンと、画像形成装置20の使用者との少なくとも一方に認識させることができる。
制御部36は、S194の処理が終了すると、図6に示す動作を終了する。
以上に説明したように、携帯機器30は、携帯機器30自身の位置が画像形成装置20の位置から特定の距離以上離れている場合に(S192でYES)、携帯機器30自身を携帯しているサービスパーソンの意思に関わらず、画像形成装置20の使用環境復元用情報を記憶部35から自動的に削除する(S193)ので、画像形成装置20のファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。特に、使用環境復元用情報に個人情報が含まれている場合には、携帯機器30は、個人情報の流出を抑えることができる。
携帯機器30は、画像形成装置20から使用環境復元用情報が取得された(S132)時点で位置取得手段36cによって取得された(S134)位置を、画像形成装置20の位置として使用する(S192)ので、画像形成装置20が画像形成装置20自身の位置を管理する必要がない。したがって、携帯機器30は、自身の位置を管理することができない画像形成装置20であっても、画像形成装置20のファームウェアの書き換えによる情報の流出を抑えることができる。
なお、携帯機器30は、携帯機器30自身の位置を画像形成装置20の位置として使用しなくても良い。例えば、携帯機器30は、画像形成装置20の位置を画像形成装置20から取得しても良いし、画像形成装置20の位置がサービスパーソンによって操作部31から入力されても良い。
また、携帯機器30は、携帯機器30自身の位置を取得する場合に、GPS以外の方法によって携帯機器30自身の位置を取得しても良い。
携帯機器30は、記憶部35から使用環境復元用情報が削除されたことを通知する(S194)ので、画像形成装置20のファームウェアの書き換えによる情報の流出の可能性が低くなったことを、画像形成装置20の使用者やサービスパーソンなどの関係者に認識させることができる。したがって、携帯機器30は、関係者に安心感を与えることができる。
なお、携帯機器30は、図4に示す動作において、使用環境復元用情報を記憶部35に記憶させた後で、画像形成装置20の位置を自動的に取得するようになっている。しかしながら、携帯機器30は、操作部31を介した指示に応じて画像形成装置20の位置を取得するようになっていても良い。
また、携帯機器30は、図5に示す動作において、ファームウェアの書き換えの完了の通知を画像形成装置20から受信した後で、画像形成装置20への使用環境復元用情報の書き込みを自動的に実行するようになっている。しかしながら、携帯機器30は、操作部31を介した指示に応じて画像形成装置20への使用環境復元用情報の書き込みを実行するようになっていても良い。
また、携帯機器30は、図4に示す動作において画像形成装置20の位置を取得するようになっている。しかしながら、携帯機器30は、図5に示す動作において、ファームウェアの書き換えの直前に画像形成装置20の位置を取得するようになっていても良い。
また、携帯機器30は、図3〜図5に示す動作のそれぞれを、操作部31からの指示に応じて実行している。しかしながら、携帯機器30は、図3〜図5に示す動作の2つ以上を自動的に連続して実行するようになっていれば、サービスパーソンによる操作部31からの指示の回数を低減することができる。例えば、携帯機器30は、特定の指示が操作部31を介して入力された場合に、図3および図4の動作を連続して実行するようになっていても良いし、図4および図5の動作を連続して実行するようになっていても良いし、図3〜図5の動作を連続して実行するようになっていても良い。
携帯機器30は、図5に示す動作において、画像形成装置20におけるファームウェアの書き換えの後で、画像形成装置20への使用環境復元用情報の書き込みを実行している。しかしながら、携帯機器30は、画像形成装置20におけるファームウェアの書き換えが画像形成装置20における使用環境復元用情報の変化を伴わない処理である場合には、図5に示す動作において、画像形成装置20への使用環境復元用情報の書き込みを実行しなくても良い。
なお、携帯機器30は、画像形成装置20におけるファームウェアの書き換えが画像形成装置20における使用環境復元用情報の変化を伴わない処理である場合であっても、画像形成装置20におけるファームウェアの書き換えが失敗したときに、画像形成装置20において使用環境復元用情報に変化が生じてしまう可能性がある。したがって、携帯機器30は、画像形成装置20におけるファームウェアの書き換えが失敗した場合に画像形成装置20の使用環境を復元するためにも、画像形成装置20から使用環境復元用情報を取得して記憶部35に記憶させておくことが好ましい。
本発明の「デバイス」は、本実施の形態において画像形成装置であるが、PCなど、画像形成装置以外の機器であっても良い。
20 画像形成装置(デバイス)
30 携帯機器
35 記憶部
35a ファームウェア書き換えプログラム
36a 情報取得手段
36b ファームウェア書き換え手段
36c 位置取得手段
36d 情報削除手段
36e 情報削除通知手段

Claims (3)

  1. デバイスのファームウェアを書き換えるための携帯機器であって、
    記憶部と、
    前記デバイスの使用環境を復元するための使用環境復元用情報を前記デバイスから取得して前記記憶部に記憶させる情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された後で前記デバイスの前記ファームウェアを書き換えるファームウェア書き換え手段と、
    前記携帯機器の位置を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段によって取得された位置が前記デバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に前記記憶部から前記使用環境復元用情報を削除する情報削除手段とを備え
    前記情報削除手段は、前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された時点で前記位置取得手段によって取得された位置を、前記デバイスの位置として使用することを特徴とする携帯機器。
  2. 前記情報削除手段によって前記記憶部から前記使用環境復元用情報が削除されたことを通知する情報削除通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. デバイスのファームウェアを書き換えるために携帯機器によって実行されるファームウェア書き換えプログラムであって、
    前記デバイスの使用環境を復元するための使用環境復元用情報を前記デバイスから取得して前記携帯機器の記憶部に記憶させる情報取得手段、
    前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された後で前記デバイスの前記ファームウェアを書き換えるファームウェア書き換え手段、
    前記携帯機器の位置を取得する位置取得手段、および、
    前記位置取得手段によって取得された位置が前記デバイスの位置から特定の距離以上離れている場合に前記記憶部から前記使用環境復元用情報を削除する情報削除手段として前記携帯機器を機能させ、
    前記情報削除手段は、前記情報取得手段によって前記デバイスから前記使用環境復元用情報が取得された時点で前記位置取得手段によって取得された位置を、前記デバイスの位置として使用することを特徴とするファームウェア書き換えプログラム。
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