JP6268063B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
光学系の一部のレンズを光軸に沿って移動させて焦点距離を変化させることにより、近接拡大観察が可能に構成された内視鏡装置が知られている。この種の内視鏡装置において、レンズの移動にはカム部を有する軸部材が広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された内視鏡装置では、カム部は軸部材の回転軸まわりに周回状に形成されており、回転軸上における位置が周方向に一定で且つ互いに異なる位置に配置されている複数の平坦面と、周方向に隣り合う二つの平坦面を接続する斜面とを含んで構成されている。
そして、可動レンズを保持した可動レンズ部にカム従動子が設けられており、カム従動子は、軸部材の回転軸に沿う方向にカム部に当接し、圧縮ばねによって同方向に付勢されている。軸部材の回転に伴ってカム従動子がカム部を摺動し、カム従動子がいずれか一つの平坦面に載ることによって可動レンズ部が位置決めされる。
特開2000−221415号公報
特許文献1に記載された内視鏡装置では、圧縮ばねの付勢方向とカム部の斜面とは斜交しており、カム従動子はカム部の斜面において若干傾く。そして、カム部の平坦面と斜面との接続箇所における周方向の勾配が不連続となっているため、平坦面と斜面との接続箇所においてカム従動子及びカム従動子を有する可動レンズ部の姿勢が急激に変化する。それにより、可動レンズを含む光学系を通して観察される画像の揺れが際立ってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、可動レンズを含む光学系を介して観察される画像の揺れを軽減可能な内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡装置は、撮像素子と、光軸に沿って移動可能な少なくとも一つの可動レンズを含む撮像光学系と、上記光軸と平行な回転軸を中心に回転可能であり、上記回転軸まわりに周方向に延在するカム部を有する軸部材と、上記軸部材を回転駆動する駆動部と、上記回転軸に沿う方向に上記カム部に当接してカム部を摺動する従動子を有し、上記軸部材に沿って移動可能な可動レンズ保持部材と、上記従動子を上記回転軸に沿って上記カム部に向けて付勢する付勢部材と、を備え、上記カム部は、上記周方向に連設され且つ周方向の勾配が互いに異なる二つのカム面を少なくとも含み、上記従動子の上記カム面に接する当接部の周縁、及び上記二つのカム面の接続箇所の少なくともいずれか一方に湾曲面が設けられており、上記従動子は、上記可動レンズ保持部材とは別部材であり、上記可動レンズ保持部材に設けられた嵌合孔に挿通される軸部を有しており、上記当接部は、上記軸部に垂直な断面積がこの軸部よりも大きく、上記可動レンズ保持部材と上記カム部との間に挟み込まれる
本発明によれば、可動レンズを含む撮像光学系を介して観察される画像の揺れを軽減可能な内視鏡装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の一例の構成を示す図である。 図1の内視鏡装置の挿入部の先端部に設けられた撮像装置の構成を示す図である。 図2の撮像装置の要部を分解して示す図である。 図2の撮像装置の要部の構成を示す図である。 図2の撮像装置の動作の一例を示す図である。 図2の撮像装置の動作の一例を示す図である。 図1の内視鏡装置の変形例の構成を示す図である。 図1の内視鏡装置の他の変形例の構成を示す図である。 本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の他の例の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の一例の構成を示す。
内視鏡装置1は、被検体内に挿入される挿入部2と、挿入部2に連なる操作部3と、操作部3から延びるユニバーサルコード4とを備える。
挿入部2の先端部には、被検体を照明する照明光を出射する照明光学系や、照明された被検体を撮像する撮像装置5が設けられている。
ユニバーサルコード4の末端にはコネクタが設けられ、内視鏡装置1は、ユニバーサルコード4の末端のコネクタを介して、照明光を生成する光源装置や、撮像装置5によって取得された画像信号を処理するプロセッサ装置と接続される。
図2及び図3は、撮像装置5の構成を示す。
撮像装置5は、対物レンズ20及び可動レンズ21を含む撮像光学系と、この撮像光学系を通して被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子23とを備える。
対物レンズ20は、撮像光学系の光軸J1上における位置が固定されたレンズである。対物レンズ20は、少なくとも1つのレンズによって構成される。対物レンズ20は、筐体10に固定された対物レンズ保持部材19によって保持されている。
可動レンズ21は、合焦範囲を切り替えるレンズであって、少なくとも1つのレンズによって構成される。可動レンズ21は、光軸方向に移動可能とされた可動レンズ保持部材14によって保持されている。
可動レンズ21の後方にはプリズム22が設けられている。プリズム22は、対物レンズ20を通り、更に可動レンズ21を通過してプリズム22に入射した光を略90度屈曲させて撮像素子23に入射させる。
なお、プリズム22を省略して、可動レンズ21の後方の光軸J1上に撮像素子23を配置する構成としてもよい。
撮像装置5は、撮像光学系に並設され、撮像光学系の光軸J1に平行な回転軸J2を中心として回転可能とされた軸部材11を備える。
軸部材11の被写体側の端部(先端部)11Aは、筐体10に固定された先端側支持部17に回転可能に支持されている。軸部材11の被写体側とは反対側の端部(後端部)11Bは、筐体10及び筐体10に固定された後端側支持部18によって回転可能に支持されている。
軸部材11の先端部11Aには、可動レンズ21を保持する可動レンズ保持部材14が回転軸J2に沿って移動可能に嵌合されている。
軸部材11の後端部11Bには回転シャフト12が固定されている。回転シャフト12は、アクチュエータを含む駆動部13に連結されており、軸部材11は駆動部13の回転駆動力を受けて回転軸J2を中心に回転される。なお、駆動部13が操作部3(図1参照)に設けられていてもよく、その場合に回転シャフト12はワイヤを介して駆動部13に連結される。
回転軸J2を中心に回転される軸部材11には、回転軸J2と平行な光軸J1に沿って可動レンズ21を移動させるためのカム部30が設けられている。そして、可動レンズ保持部材14には、回転軸J2に沿う方向にカム部30に当接してカム部30を摺動する従動子が設けられている。
従動子は、可動レンズ保持部材14と一体に形成されていてもよいが、本例では、可動レンズ保持部材14とは別部材のピン15によって構成されている。従動子を可動レンズ保持部材14とは別部材のピン15によって構成することにより、可動レンズ保持部材14については、その形状を簡素化でき、また、ピン15については、カム部30との摺動に耐え得る比較的硬質な材料を用いて精度よく形成することができる。
可動レンズ保持部材14には回転軸J2に沿って可動レンズ保持部材14を貫通する嵌合孔14aが設けられており、ピン15は、嵌合孔14aに挿通され、可動レンズ保持部材14に取り付けられている。このように可動レンズ保持部材14に取り付けられたピン15は、回転軸J2に沿う方向にカム部30に当接する。
ピン15は、カム部30に当接する当接部15aと、可動レンズ保持部材14の嵌合孔14aに挿通される軸部15bとを有する。当接部15aは、軸部15bに垂直な断面積が軸部15bよりも大きく形成されており、可動レンズ保持部材14とカム部30との間に挟み込まれている。
軸部材11の先端部11Aを支持する先端側支持部17と、軸部材11の先端部11Aに嵌合された可動レンズ保持部材14との間にはコイルバネ16が介装されている。コイルバネ16は、可動レンズ保持部材14に固定されたピン15を、回転軸J2に沿って軸部材11の先端側からカム部30に向けて付勢する。
当接部15aが可動レンズ保持部材14とカム部30との間に挟み込まれ、さらにコイルバネ16によってカム部30に向けて付勢されることにより、ピン15は可動レンズ保持部材14の嵌合孔14aから抜け止めされている。
ピン15は、上記のように可動レンズ保持部材14の嵌合孔14aから抜け止めされるが、補助的に接着剤を用いて可動レンズ保持部材14に接着固定されていてもよい。図示の例では、ピン15の軸部15bが挿通される嵌合孔14aの出口側開口の縁部に接着剤溜まり14bが凹設されており、接着剤溜まり14bに接着剤が充填されてピン15は可動レンズ保持部材14に接着固定されている。このように、接着剤溜まり14bを設けることによって接着固定力を高めることができ、接着剤の使用量を少なくすることができる。そして、接着剤の使用量を少なくすることにより、例えば可動レンズ保持部材14と筐体10との間などの他の部位への接着剤の流れ込みを抑制することができる。
なお、図示の例では、可動レンズ保持部材14と筐体10との間への接着剤の流れ込みを防止するため、接着剤溜まり14bを囲う隔壁14cが可動レンズ保持部材14に設けられている。
図4(A)及び図4(B)は、軸部材11の構成を示す。
軸部材11の先端部11Aの直径は後端部11Bの直径よりも小さく、カム部30は、先端部11Aと後端部11Bとの間の段差に設けられている。
カム部30は、第1カム面30a及び第2カム面30bと、第1カム面30a及び第2カム面30bの一方の端部間に配置された第3カム面30cとを含み、これら第1カム面30a〜第3カム面30cが接続されて回転軸J2まわりに周方向に延在して形成されている。
第1カム面30a及び第2カム面30bは、回転軸J2上における位置が周方向に一定な平坦面とされており、第1カム面30a及び第2カム面30bの回転軸J2上における位置は互いに異なっている。第3カム面30cは、回転軸J2上における位置が周方向に連続的に変化する斜面とされている。
平坦面である第1カム面30aと斜面である第3カム面30cとの周方向の勾配は互いに異なっている。平坦面である第2カム面30bと斜面である第3カム面30cとの周方向の勾配もまた互いに異なっている。
また、カム部30は、本例では、ピン15が周方向に当接可能なストッパ面30d,30eをさらに含む。ストッパ面30dは、第3カム面30cに接続される第1カム面30aの周方向の一方の端部とは反対側の端部に設けられている。ストッパ面30eは、第3カム面30cに接続される第2カム面30bの周方向の一方の端部とは反対側の端部に設けられている。
以上のように構成された内視鏡装置1では、操作部3(図1参照)における操作によって焦点距離の切り替えが指示されると、駆動部13によって軸部材11が回転され、軸部材11の回転に伴ってピン15がカム部30を摺動し、可動レンズ保持部材14が回転軸J2に沿って移動される。それにより、可動レンズ保持部材14に保持された可動レンズ21が光軸J1に沿って移動され、撮像装置5の焦点距離が切り替えられる。
本例では、ピン15は、カム部30のストッパ面30d又はストッパ面30eに当て止めされ、カム部30の第1カム面30a又は第2カム面30bに配置される。よって、可動レンズ21は、ピン15が第1カム面30aに配置された際の位置P1(図2参照)、及びピン15が第2カム面30bに配置された際の位置P2(図2参照)のいずれかに配置され、撮像装置5の焦点距離は二段階に切り替えられる。
当接部15aが可動レンズ保持部材14とカム部30との間に挟み込まれ、さらにコイルバネ16によってカム部30に向けて付勢されることにより、ピン15は可動レンズ保持部材14の嵌合孔14aから抜け止めされているので、ストッパ面30d,30eへの当て止めによる衝撃がピン15に繰り返し作用したとしても、ピン15の可動レンズ保持部材14への固定が維持される。
なお、カム部30の上記の構成は一例であり、例えば回転軸J2上における位置が周方向に一定で且つ回転軸J2上における位置が第1カム面30a及び第2カム面30bとは異なる平坦面をさらに設け、撮像装置5の焦点距離を三段階以上に切り替えられるようにカム部30を構成してもよい。また、第3カム面30cが配置される第1カム面30a及び第2カム面30bの一方の端部間とは反対側の端部間に、回転軸J2上における位置が周方向に連続的に変化する斜面をさらに設け、回転軸J2まわりに周回するループ状にカム部30を構成してもよい。これらの場合に、一部または全部の平坦面には、当て止めによらず、駆動部13による軸部材11の回転制御によってピン15が配置されることになるが、平坦面は回転軸J2上における位置が周方向に一定であるので、軸部材11の回転に多少の誤差が生じたとしても可動レンズ21の位置精度を保つことができる。
図5(A)〜図5(C)、及び図6は、軸部材11及び可動レンズ保持部材14の動作の一例を示す。
平坦面であるカム部30の第1カム面30a及び第2カム面30bはコイルバネ16の付勢方向(回転軸J2に沿って軸部材11の先端側から後端側に向かう方向)に略直交しており、ピン15が第1カム面30aを摺動する際(図5(A)参照)、又はピン15が第2カム面30bを摺動する際(図5(C)参照)には、ピン15は回転軸J2と略平行となる。
一方、斜面であるカム部30の第3カム面30cはコイルバネ16の付勢方向に斜交しており、ピン15が第3カム面30cを摺動する際には(図5(B)参照)、ピン15は回転軸J2に対して傾く。
このように、ピン15が第1カム面30aや第2カム面30bを摺動する場合と第3カム面30cを摺動する場合とで、ピン15及びピン15が固定されている可動レンズ保持部材14の姿勢が変化する。可動レンズ保持部材14の姿勢変化は、可動レンズ21を含む撮像光学系によって撮像素子23の受像面に形成される像の変位をもたらす。そのため、可動レンズ保持部材14の姿勢が比較的急激に変化した場合には、撮像素子23によって取得される画像の揺れが際立ってしまう。
可動レンズ保持部材14の姿勢変化に起因する画像の揺れを軽減するため、カム部30に当接するピン15の当接部15aの周縁に湾曲面15cが設けられている。
図6に示すように、例えばピン15が第2カム面30bから第3カム面30cに移動される際に、ピン15は、周方向の勾配が不連続となっている第2カム面30bと第3カム面30cとの接続箇所に湾曲面15cで接する。それにより、ピン15及びピン15が固定されている可動レンズ保持部材14の姿勢が徐々に変化し、撮像素子23によって取得される画像の揺れが軽減される。
湾曲面15cは例えばR面取り加工などによって当接部15aに形成されるが、当接部15aは、上記のとおり軸部15bに垂直な断面積が軸部15bよりも大きく形成されており、湾曲面15cの形成に好適である。
図7は、上述した内視鏡装置1の変形例の構成を示す。
上述した内視鏡装置1では、ピン15の当接部15aの周縁に湾曲面15cが設けられるものとして説明したが、図7に示す例では、第1カム面30aと第3カム面30cとの接続箇所に湾曲面30fが設けられ、また第2カム面30bと第3カム面30cとの接続箇所に湾曲面30gが設けられている。例えばピン15が第2カム面30bから第3カム面30cに移動される際に、ピン15及びピン15が固定されている可動レンズ保持部材14の姿勢が湾曲面30gにて徐々に変化し、撮像素子23によって取得される画像の揺れが軽減される。
なお、図8に示すように、ピン15の当接部15aの周縁に湾曲面15cを設け、さらに第1カム面30aと第3カム面30cとの接続箇所に湾曲面30fを設け、また第2カム面30bと第3カム面30cとの接続箇所に湾曲面30gを設けるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡装置の他の例の構成を示す。
図9に示す内視鏡装置では、上述した内視鏡装置1において、コイルバネ16の軸方向長さを調節する調節部が設けられており、調節部は、コイルバネ16の軸方向にコイルバネ16に隣設されるスペーサ40によって構成される。コイルバネ16の軸方向長さは、スペーサ40の厚みや枚数によって適宜調節される。なお、図示の例ではスペーサ40は、コイルバネ16と可動レンズ保持部材14との間に配置されているが、コイルバネ16と先端側支持部17との間に配置されていてもよい。
コイルバネ16の軸方向長さを調節することにより、コイルバネ16の個体差によらず、ピン15の可動レンズ保持部材14への所期の固定力、及びピン15のカム部30での所期の摺動性を得ることが可能となる。
なお、コイルバネ16の軸方向長さを調節する調節部としては、ピン15の軸部15b及び可動レンズ保持部材14の嵌合孔14aにネジをそれぞれ形成して構成することもできる。この場合に、コイルバネ16の軸方向長さは、ピン15の可動レンズ保持部材14からの突出量によって調節される。
以上説明してきたように、本明細書に開示された内視鏡装置は、撮像素子と、光軸に沿って移動可能な少なくとも一つの可動レンズを含む撮像光学系と、上記光軸と平行な回転軸を中心に回転可能であり、上記回転軸まわりに周方向に延在するカム部を有する軸部材と、上記軸部材を回転駆動する駆動部と、上記回転軸に沿う方向に上記カム部に当接してカム部を摺動する従動子を有し、上記軸部材に沿って移動可能な可動レンズ保持部材と、上記従動子を上記回転軸に沿う方向に上記カム部に向けて付勢する付勢部材と、を備え、上記カム部は、上記カム部は、上記周方向に連設され且つ周方向の勾配が互いに異なる二つのカム面を少なくとも含み、上記従動子の上記カム面に接する当接部の周縁、及び上記二つのカム面の接続箇所の少なくともいずれか一方に湾曲面が設けられている。
また、開示された内視鏡装置は、上記従動子が、上記可動レンズ保持部材とは別部材であり、上記可動レンズ保持部材に設けられた嵌合孔に挿通される軸部を有しており、上記当接部は、上記軸部に垂直な断面積が上記軸部よりも大きく、上記可動レンズ保持部材と上記カム部との間に挟み込まれる。
また、開示された内視鏡装置は、上記付勢部材がコイルバネであって、コイルバネの軸方向長さを調節可能な調節部をさらに備える。
また、開示された内視鏡装置は、上記調節部が、上記コイルバネの軸方向にコイルバネに隣設されるスペーサである。
また、開示された内視鏡装置は、上記調節部が、上記従動子の上記軸部及び上記可動レンズ保持部材の上記嵌合孔にそれぞれ形成されたネジによって構成される。
また、開示された内視鏡装置は、上記従動子の上記軸部が、上記可動レンズ保持部材に接着されており、上記従動子の上記軸部が挿通される上記可動レンズ保持部材の上記嵌合孔の出口側開口の縁部に接着剤溜まりが設けられている。
また、開示された内視鏡装置は、上記可動レンズ保持部材が、上記接着剤溜まりを囲う隔壁を有する。
1 内視鏡装置
11 軸部材
13 駆動部
14 可動レンズ保持部材
15 ピン(従動子)
15a 当接部
15b 軸部
15c 湾曲面
16 コイルバネ(付勢部材)
17 先端側支持部
18 後端側支持部
19 対物レンズ保持部材
20 対物レンズ
21 可動レンズ
22 プリズム
23 撮像素子
30 カム部
30a,30b,30c カム面

Claims (6)

  1. 撮像素子と、
    光軸に沿って移動可能な少なくとも一つの可動レンズを含む撮像光学系と、
    前記光軸と平行な回転軸を中心に回転可能であり、前記回転軸まわりに周方向に延在するカム部を有する軸部材と、
    前記軸部材を回転駆動する駆動部と、
    前記回転軸に沿う方向に前記カム部に当接して該カム部を摺動する従動子を有し、前記軸部材に沿って移動可能な可動レンズ保持部材と、
    前記従動子を前記回転軸に沿う方向に前記カム部に向けて付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記カム部は、前記周方向に連設され且つ前記周方向の勾配が互いに異なる二つのカム面を少なくとも含み、
    前記従動子の前記カム面に接する当接部の周縁、及び前記二つのカム面の接続箇所の少なくともいずれか一方に湾曲面が設けられており、
    前記従動子は、前記可動レンズ保持部材とは別部材であり、前記可動レンズ保持部材に設けられた嵌合孔に挿通される軸部を有しており、
    前記当接部は、前記軸部に垂直な断面積が該軸部よりも大きく、前記可動レンズ保持部材と前記カム部との間に挟み込まれる内視鏡装置。
  2. 前記付勢部材はコイルバネであって、コイルバネの軸方向長さを調節可能な調節部をさらに備える請求項1記載の内視鏡装置。
  3. 前記調節部は、前記コイルバネの軸方向に該コイルバネに隣設されるスペーサである請求項2記載の内視鏡装置。
  4. 前記調節部は、前記従動子の前記軸部及び前記可動レンズ保持部材の前記嵌合孔にそれぞれ形成されたネジによって構成される請求項2記載の内視鏡装置。
  5. 前記従動子の前記軸部は、前記可動レンズ保持部材に接着されており、
    前記従動子の前記軸部が挿通される前記可動レンズ保持部材の前記嵌合孔の出口側開口の縁部に接着剤溜まりが設けられている請求項1から4のいずれか一項記載の内視鏡装置。
  6. 前記可動レンズ保持部材は、前記接着剤溜まりを囲う隔壁を有する請求項5記載の内視鏡装置。
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