JP5784062B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
内視鏡装置には、近点から遠点まで合焦できるパンフォーカスの撮像装置を搭載したもの、焦点距離を変更して近接観察における拡大画像が取得できる撮像装置を搭載したもの等がある。
焦点距離が変更可能な内視鏡装置は、図4に内視鏡装置のプローブ先端部の断面図を示すように、その駆動機構としてカム軸81が広く使用されている。この撮像装置によれば、カム軸81は、モータMの回転駆動力がギア83、中間軸85等を介して伝達されて回転駆動される。レンズ87,89を支持するレンズ支持部材91,93は、カム軸81に軸支されており、カム溝95,97に挿入するピン99,101を有している。
カム軸81が回転駆動されると、カム溝95,97に沿ってピン99,101が光軸方向に移動する。これらピン99,101の移動により、レンズ支持部材91,93に支持されるレンズ87,89がそれぞれ光軸方向の所望の位置に移動することになる。
このように、レンズ87,89を移動させる手段としてカム軸81を用いると、内視鏡装置の更なる小型化が難しくなる。即ち、カム軸81を小径化すると、カム溝95,97に挿入されるピン99,101がカム溝95,97に固着することがある。また、カム軸81を小径化すると、カム溝95,97の深さが十分に確保できなくなる。
そこで、カム軸を用いずにレンズを移動させる他の例として、回転運動を直進運動に変換する送りネジを利用することが考えられる(特許文献1参照)。特許文献1には、レンズを支持するレンズ枠に、内周面にネジ溝が形成された貫通孔を設け、このネジ溝に螺合部材を螺合させ、螺合部材の回転動作によって、レンズ枠を光軸方向に移動自在にする構成が開示されている。
特開2009−66222号公報
特許文献1に記載の構成では、移動可能なレンズを直接支持する支持部材にネジ部が設けられている。このため、レンズを内蔵する部分の太さをある程度確保する必要があり、内視鏡装置を小型化することが難しい。また、内視鏡装置のように小型の装置においては、ネジ送りの際に貫通孔と螺合部材の間にネジのガタが発生しやすく、このようなガタの発生を防ぐためには、ネジ部の厚みや幅をある程度確保する必要があり、内視鏡装置の小型化が難しい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、焦点距離の変更やピント位置調整を実施するためのレンズ移動を精度良く行うことができ、かつ、小型化が容易な内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡装置は、レンズ群と、前記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子とを含む内視鏡装置であって、前記レンズ群は、前記レンズ群の光軸方向に移動自在な少なくとも1つの可動レンズを含み、前記可動レンズを支持し、前記可動レンズの移動に伴って前記光軸方向に移動する可動レンズ支持部と、前記可動レンズ支持部を前記光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部と、を備え、前記可動レンズ駆動部は、前記可動レンズの半径方向外側に設けられ、前記レンズ群の光軸に平行な回転軸を中心として回転自在に構成される第一のネジ部と、前記第一のネジ部を回転駆動する回転駆動部とにより構成され、前記可動レンズ支持部は、前記回転軸に沿って配置され前記回転軸の伸びる方向に長手の第一の支持部材と、前記第一の支持部材から前記可動レンズ側に突出する第二の支持部材とにより構成され、前記第二の支持部材が前記可動レンズを直接支持しており、前記第一の支持部材は、前記被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部と螺合する第二のネジ部を有し、前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材における前記第二のネジ部よりも前記被写体側の部分から前記可動レンズ側に突出し、前記第一の支持部材と前記第二の支持部材は別体で構成されており、前記第一の支持部材は、前記光軸方向に直交する方向における厚みが、前記第二のネジ部が設けられる部分よりも細い部分を有し、前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材の前記細い部分に嵌合されており、前記第一の支持部材を前記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部と、前記第一の支持部材を収容する収容部と、を備え、前記付勢部は、前記第一の支持部材の前記被写体側の端部近傍における前記収容部と前記第二の支持部材とに接触し、当該収容部と当該第二の支持部材の間において前記第一の支持部材の周囲に巻きつけられたバネにより構成されるものである。
本発明の内視鏡装置は、レンズ群と、前記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子とを含む内視鏡装置であって、前記レンズ群は、前記レンズ群の光軸方向に移動自在な少なくとも1つの可動レンズを含み、前記可動レンズを支持し、前記可動レンズの移動に伴って前記光軸方向に移動する可動レンズ支持部と、前記可動レンズ支持部を前記光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部と、を備え、前記可動レンズ駆動部は、前記可動レンズの半径方向外側に設けられ、前記レンズ群の光軸に平行な回転軸を中心として回転自在に構成される第一のネジ部と、前記第一のネジ部を回転駆動する回転駆動部とにより構成され、前記可動レンズ支持部は、前記回転軸に沿って配置され前記回転軸の伸びる方向に長手の第一の支持部材と、前記第一の支持部材から前記可動レンズ側に突出する第二の支持部材とにより構成され、前記第二の支持部材が前記可動レンズを直接支持しており、前記第一の支持部材は、前記被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部と螺合する第二のネジ部を有し、前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材における前記第二のネジ部よりも前記被写体側の部分から前記可動レンズ側に突出し、前記第一の支持部材を前記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部を備え、前記第二の支持部材が磁性体で構成され、前記付勢部は、前記光軸方向において前記第二の支持部材と対向する位置に配置された磁石により構成されるものである。
本発明によれば、焦点距離の変更やピント位置調整を実施するためのレンズ移動を精度良く行うことができ、かつ、小型化が容易な内視鏡装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための内視鏡装置のプローブ先端部の概略構成を示す断面図 図1に示す内視鏡装置のプローブ先端部の変形例を示す図 図1に示す内視鏡装置のプローブ先端部の変形例を示す図 従来の内視鏡装置のプローブ先端部を示す断面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための内視鏡装置のプローブ先端部の概略構成を示す断面図である。
内視鏡装置は、対物レンズ19及び可動レンズ20を含むレンズ群と、このレンズ群を通して被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)型やCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)型の撮像素子22とを備える。
対物レンズ19は、レンズ群の光軸J1の伸びる方向(以下、光軸方向という)における位置が固定のレンズである。対物レンズ19は、少なくとも1つのレンズによって構成される。対物レンズ19は、筐体10に固定される支持部材18によって支持されている。
可動レンズ20は、合焦範囲を切り替えるレンズであって、光軸方向に移動自在なレンズである。可動レンズ20は、少なくとも1つのレンズによって構成される。可動レンズ20は、光軸方向に移動自在な可動レンズ支持部13によって支持されている。
可動レンズ20の後方にはプリズム21が設けられている。プリズム21は、対物レンズ19を通り、更に可動レンズ20を通過してプリズム21に入射した光を、90度方向を変更して、撮像素子22に入射させる。
プリズム21の後方には、撮像素子22と接続される回路基板やその他電子部品が内蔵される電子部品実装部23が設けられる。本明細書において、「“○○”の後方」とは、光軸方向における位置が“○○”よりも、被写体側とは反対側にあることを言う。また、「“○○”の前方」とは、光軸方向における位置が“○○”よりも、被写体側にあることを言う。
なお、プリズム21を省略して、可動レンズ20の後方の光軸J1上に撮像素子22を配置する構成としてもよい。
プローブ先端部を被写体側から見た場合におけるレンズ群の半径方向外側には、可動レンズ支持部13を光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部14が設けられている。
可動レンズ駆動部14は、レンズ群の光軸に平行な回転軸J2を回転中心として回転する第一のネジ部14B(図1の例では雄ネジ部)と、この第一のネジ部14Bを回転駆動する回転駆動部としてのモータ14Aとにより構成される。第一のネジ部14Bは、モータ14Aの回転シャフトに固定されている。また、モータ14Aは筐体10に固定されている。
可動レンズ支持部13は、回転軸J2に沿って配置され、回転軸J2の伸びる方向に長手の第一の支持部材11と、これに嵌合する第二の支持部材12とにより構成される。
第一の支持部材11は、筐体10内を回転軸J2に沿って光軸方向に移動自在であり、可動レンズ20の前方から、撮像素子22の後方まで延在している。第一の支持部材11は、例えば円柱状の部材で構成される。
第一の支持部材11は、光軸方向に直交する方向の厚みが太い部分11Aと、光軸方向に直交する方向の厚みが部分11Aよりも細い部分11Bとから構成される。そして、第一の支持部材11は、部分11Bを被写体側に向けて配置されている。
部分11Aは、その外周面が筐体10に接触しており、これにより、第一の支持部材11の光軸方向に直交する方向への位置ずれが防止される。
第一の支持部材11における被写体側とは反対側の端部には、回転軸J2に沿って孔部11aが設けられている。この孔部11aの内周面11bにはネジ溝11cが設けられており、このネジ溝11cに、可動レンズ駆動部14の第一のネジ部14Bが螺合される。このネジ溝11cにより、第一のネジ部14Bと螺合する第二のネジ部が構成される。ネジ溝11cの設けられる部分の光軸方向における幅は、可動レンズ20の最大移動量に応じた幅となっており、部分11Aの光軸方向の幅よりも十分に小さい。
第一の支持部材11の部分11Bの前方には、空間17を空けて、筐体10に嵌め込まれるキャップ部15が設けられる。キャップ部15は、中空状の部材であり、この中空部分に、第一の支持部材11における部分11Bの一部が挿入されている。このキャップ部15と筐体10とにより、可動レンズ支持部13を収容する収容部が構成される。
第一の支持部材11の部分11Bのうち、キャップ部15の中空部分に挿入されていない部分には、光軸方向に直交する方向に長手の第二の支持部材12が嵌合しており、第一の支持部材11と第二の支持部材12は固定されている。第二の支持部材12の一端には、例えば、貫通孔が設けられており、この貫通孔に部分11Bが挿入された状態で、第一の支持部材11と第二の支持部材12が固定される。
第二の支持部材12は、第一の支持部材11との嵌合部分から可動レンズ20側に突出する構成であり、可動レンズ20を直接支持している。第一の支持部材11は、可動レンズ20を、第二の支持部材12を介して間接的に支持している。
第二の支持部材12の光軸方向に直交する方向における上端面の位置は、第一の支持部材11の部分11Aの上端面の位置と同じか、それよりも低くなっている。これにより、図1において、筐体10の上端面から下端面までの距離を必要最小限の長さにすることができる。
第二の支持部材12の前方には、第二の支持部材12が移動できるだけのスペース24が設けられている。
第一の支持部材11の部分11Bにおいて、キャップ部15の中空部分に挿入されていない部分と第二の支持部材12が嵌合する部分とを除く部分の周囲にはバネ16が巻きつけられている。バネ16の一端はキャップ部15に接触し、バネ16の他端は第二の支持部材12に接触している。
バネ16は、その弾性力により、第一の支持部材11及び第二の支持部材12からなる可動レンズ支持部13を、第一のネジ部14B側に付勢する付勢部として機能する。
以上のように構成された内視鏡装置では、図示しない操作部の操作によって焦点距離の変更が指示されると、モータ14Aの回転シャフトが回転し、この回転に伴って第一のネジ部14Bが回転する。第一のネジ部14Bが回転すると、この回転に伴って第一の支持部材11及び第二の支持部材12が共に光軸方向に移動する。これにより、可動レンズ20の位置が光軸方向に移動し、焦点距離が変更される。
以上のように、この内視鏡装置によれば、第一の支持部材11は、回転軸J2の伸びる方向に長手であり、また、第二の支持部材12が嵌合された部分よりも被写体側とは反対側にネジ溝11cを有する構成のため、加工精度や強度を確保しやすい。この結果、第一の支持部材11の移動を安定して行うことができ、可動レンズ20の位置を高精度に制御することが可能となる。
特許文献1の構成は、図1において、第一の支持部材11と第二の支持部材12の嵌合部分にそれぞれ互いに螺合するネジ溝を設け、第一の支持部材11を、回転軸J2を中心に回転させることで、第二の支持部材12を移動させる構成に相当する。この構成では、可動レンズ20の位置制御の精度を上げるために、第二の支持部材12の光軸方向の幅を長くする必要があるが、レンズ群が配置される空間近傍にはスペースに余裕がないため、このような対応は難しい。
本実施形態の内視鏡装置では、第一の支持部材11を回転させるのではなく、第一の支持部材11を光軸方向に移動させるものとしている。
この構成によれば、可動レンズ20の位置制御の精度に主に寄与するのは、第一の支持部材11の光軸方向への移動の精度であるため、第二の支持部材12は光軸方向の長さを必要最小限とすることができる。このため、内視鏡装置の小型化を阻害することなく、可動レンズ20の位置制御を高精度に行うことができる。
一方、第一の支持部材11と第二の支持部材12の嵌合部分にそれぞれ互いに螺合するネジ溝を設ける構成では、可動レンズ20の位置制御の精度や、ネジ溝を加工する厚みを確保する為に、第一の支持部材11と第二の支持部材12の嵌合部分の光軸方向に直交する方向の厚みを大きくする必要がある。これに対し、本実施形態の内視鏡装置によれば、第一の支持部材11の比較的に太い部分11Aにネジを加工することで、厚みを比較的確保でき、例えば、M1やM0.8等の汎用のネジに必要な厚み程度にすることができる。また、ネジ同士の螺合と合わせて、略円柱形状の支持部材11と筐体10の略円柱穴同士で嵌合加工することで、光軸と垂直方向のガタ抑制が容易な加工適性を得ることができる。このため、プローブ先端部の細径化を実現しながら、可動レンズ20の位置を高精度に制御することができる。
また、本実施形態の内視鏡装置によれば、バネ16によって可動レンズ支持部13が第一のネジ部14B側に付勢されているため、可動レンズ支持部13が移動するときのネジ部における光軸方向のガタの発生を抑制することができ、可動レンズ20の位置制御を高精度に行うことができる。
上述したように、可動レンズ20の位置制御の精度に寄与するのは、第一の支持部材11の安定性である。この安定性を得るためには、第一の支持部材11の部分11Aの光軸方向の幅は長いほど好ましい。良好な安定性を得るためには、ネジ溝11cを含む部分11Aの幅を、部分11Aの光軸方向の厚み以上とするのが好ましく、部分11Aのネジ溝11cを設ける領域が、可動レンズ20よりも後方に来るように部分11Aの幅を決めておくのがより好ましい。
以上の説明では、第一の支持部材11の部分11Bの周囲にバネを巻きつける例を示したが、部分11Bとキャップ部15との間の空間17にバネを配置して、可動レンズ支持部13を第一のネジ部14B側に付勢してもよい。
また、以上の説明では、可動レンズ支持部13を第一のネジ部14B側に付勢する付勢部としてバネ16を用いたが、バネ16の代わりに磁石を用いてもよい。
図2は、図1に示す内視鏡装置の変形例を示す図である。図2に示す内視鏡装置は、バネ16を削除し、第二の支持部材12を第二の支持部材12Aに変更し、磁石25を追加した点を除いては、図1に示す構成と同じである。
第二の支持部材12Aは、磁性体で構成されており、図1と比較して、部分11Bのより広い領域に嵌合している点が第二の支持部材12とは異なる。
磁石25は、第二の支持部材12Aの後方において、第二の支持部材12Aと対向する位置に固定されている。
図2に示す内視鏡装置では、磁石25と第二の支持部材12Aとの間に働く引力により、可動レンズ支持部13が第一のネジ部14B側に付勢される。このため、可動レンズ支持部13の移動時における光軸方向のガタの発生を、バネ16を用いたときと同様に抑制することができる。
図2の構成によれば、バネ16を使う場合と比較して、第一の支持部材11と第二の支持部材12Aとの嵌合部分の光軸方向の幅を広くとることができるため、可動レンズ支持部13をより安定して移動させることができ、可動レンズ20の位置制御の精度を向上させることができる。
ここまでは、第一の支持部材11と第二の支持部材(12,12A)とを別体とする例を説明したが、第一の支持部材11と第二の支持部材(12,12A)は一体形成してもよい。別体にすることで、一体にする場合と比較して、可動レンズ支持部13の製造を容易にすることができ、製造コストを削減することができる。
図3は、図1において第一の支持部材11と第二の支持部材12を、これらを一体成形した支持部材11Cに変更した図である。図3においては、支持部材11Cにおいて破線26よりも上側の部分が第一の支持部材として機能し、破線26よりも下側の部分が第二の支持部材として機能する。破線26の位置は、図1の部分11Aの光軸方向に直交する方向における下端面と同じ位置である。
ここまでは、第一のネジ部14Bを雄ネジとし、第二のネジ部を雌ねじとしたが、第一のネジ部14Bを雌ネジとし、第二のネジ部を雄ねじとする構成も可能である。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された内視鏡装置は、レンズ群と、上記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子とを含む内視鏡装置であって、上記レンズ群は、上記レンズ群の光軸方向に移動自在な少なくとも1つの可動レンズを含み、上記可動レンズを支持し、上記可動レンズの移動に伴って上記光軸方向に移動する可動レンズ支持部と、上記可動レンズ支持部を上記光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部と、を備え、上記可動レンズ駆動部は、上記可動レンズの半径方向外側に設けられ、上記レンズ群の光軸に平行な回転軸を中心として回転自在に構成される第一のネジ部と、上記第一のネジ部を回転駆動する回転駆動部とにより構成され、上記可動レンズ支持部は、上記回転軸に沿って配置され上記回転軸の伸びる方向に長手の第一の支持部材と、上記第一の支持部材から上記可動レンズ側に突出する第二の支持部材とにより構成され、上記第二の支持部材が上記可動レンズを直接支持しており、上記第一の支持部材は、上記被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部と螺合する第二のネジ部を有し、上記第二の支持部材は、上記第一の支持部材における上記第二のネジ部よりも上記被写体側の部分から上記可動レンズ側に突出するものである。
この構成によれば、回転軸の方向に長手の第一の支持部材が第一のネジ部と第二のネジ部の螺合動作によって光軸方向に移動することで、この第一の支持部材から突出する第二の支持部材が移動して、この結果、可動レンズが移動する。第一の支持部材は、回転軸方向に長手であり、また、被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部を有する構成のため、加工精度や強度を確保しやすい。この結果、可動レンズ支持部の移動を安定して行うことができ、可動レンズの位置を高精度に制御することが可能となる。
開示された内視鏡装置は、上記第二のネジ部の上記光軸方向の幅が、上記第一の支持部材の上記光軸方向の幅よりも小さいものである。
この構成により、第一の支持部材の回転軸方向の長さを長くすることができるため、第一の支持部材の加工精度や強度、移動時の安定性をより高めることができ、可動レンズの位置をより高精度に制御することが可能となる。
開示された内視鏡装置は、上記第一の支持部材に設けられる上記第二のネジ部が、上記光軸方向において、上記可動レンズよりも上記被写体側の反対側に配置されるものである。
この構成により、第一の支持部材の回転軸方向の長さを長くすることができるため、第一の支持部材の加工精度や強度、移動時の安定性をより高めることができ、可動レンズの位置をより高精度に制御することが可能となる。
開示された内視鏡装置は、上記第一の支持部材に設けられる上記第二のネジ部が、上記光軸方向において、上記撮像素子よりも上記被写体側の反対側に配置されるものである。
この構成により、第一の支持部材の回転軸方向の長さを長くすることができるため、加工精度や強度、移動時の安定性をより高めることができ、可動レンズの位置をより高精度に制御することが可能となる。
開示された内視鏡装置は、上記第一の支持部材と上記第二の支持部材は別体で構成されており、上記第一の支持部材は、上記光軸方向に直交する方向における厚みが、上記第二のネジ部が設けられる部分よりも細い部分を有し、上記第二の支持部材は、上記第一の支持部材の上記細い部分に嵌合されているものである。
この構成により、可動レンズ支持部の全体の厚みを最大でも第二のネジ部が設けられる部分の厚みとすることができ、内視鏡装置の細径化を図ることができる。
開示された内視鏡装置は、上記第一の支持部材を上記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部と、上記第一の支持部材を収容する収容部と、を備え、上記付勢部は、上記第一の支持部材の上記被写体側の端部近傍における上記収容部と上記第二の支持部材とに接触し、その収容部とその第二の支持部材の間において上記第一の支持部材の周囲に巻きつけられたバネにより構成されるものである。
この構成により、可動レンズ支持部の移動時のガタの発生を抑制することができ、可動レンズの位置制御を高精度に行うことができる。
開示された内視鏡装置は、上記第一の支持部材を上記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部を備えるものである。
この構成により、可動レンズ支持部の移動時のガタの発生を抑制することができ、可動レンズの位置制御を高精度に行うことができる。
開示された内視鏡装置は、上記第二の支持部材が磁性体で構成され、上記付勢部は、上記光軸方向において上記第二の支持部材と対向する位置に配置された磁石により構成されるものである。
この構成により、可動レンズ支持部の移動時のガタの発生を抑制することができ、可動レンズの位置制御を高精度に行うことができる。
11 第一の支持部材
11c ネジ溝(第二のネジ部)
12 第二の支持部材
13 可動レンズ支持部
14 可動レンズ駆動部
14A モータ
14B 第一のネジ部
19 対物レンズ
20 可動レンズ
22 撮像素子

Claims (6)

  1. レンズ群と、前記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子とを含む内視鏡装置であって、
    前記レンズ群は、前記レンズ群の光軸方向に移動自在な少なくとも1つの可動レンズを含み、
    前記可動レンズを支持し、前記可動レンズの移動に伴って前記光軸方向に移動する可動レンズ支持部と、
    前記可動レンズ支持部を前記光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部と、を備え、
    前記可動レンズ駆動部は、前記可動レンズの半径方向外側に設けられ、前記レンズ群の光軸に平行な回転軸を中心として回転自在に構成される第一のネジ部と、前記第一のネジ部を回転駆動する回転駆動部とにより構成され、
    前記可動レンズ支持部は、前記回転軸に沿って配置され前記回転軸の伸びる方向に長手の第一の支持部材と、前記第一の支持部材から前記可動レンズ側に突出する第二の支持部材とにより構成され、前記第二の支持部材が前記可動レンズを直接支持しており、
    前記第一の支持部材は、前記被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部と螺合する第二のネジ部を有し、
    前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材における前記第二のネジ部よりも前記被写体側の部分から前記可動レンズ側に突出し、
    前記第一の支持部材と前記第二の支持部材は別体で構成されており、
    前記第一の支持部材は、前記光軸方向に直交する方向における厚みが、前記第二のネジ部が設けられる部分よりも細い部分を有し、
    前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材の前記細い部分に嵌合されており、
    前記第一の支持部材を前記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部と、
    前記第一の支持部材を収容する収容部と、を備え、
    前記付勢部は、前記第一の支持部材の前記被写体側の端部近傍における前記収容部と前記第二の支持部材とに接触し、当該収容部と当該第二の支持部材の間において前記第一の支持部材の周囲に巻きつけられたバネにより構成される内視鏡装置。
  2. レンズ群と、前記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子とを含む内視鏡装置であって、
    前記レンズ群は、前記レンズ群の光軸方向に移動自在な少なくとも1つの可動レンズを含み、
    前記可動レンズを支持し、前記可動レンズの移動に伴って前記光軸方向に移動する可動レンズ支持部と、
    前記可動レンズ支持部を前記光軸方向に駆動する可動レンズ駆動部と、を備え、
    前記可動レンズ駆動部は、前記可動レンズの半径方向外側に設けられ、前記レンズ群の光軸に平行な回転軸を中心として回転自在に構成される第一のネジ部と、前記第一のネジ部を回転駆動する回転駆動部とにより構成され、
    前記可動レンズ支持部は、前記回転軸に沿って配置され前記回転軸の伸びる方向に長手の第一の支持部材と、前記第一の支持部材から前記可動レンズ側に突出する第二の支持部材とにより構成され、前記第二の支持部材が前記可動レンズを直接支持しており、
    前記第一の支持部材は、前記被写体側とは反対側の端部にのみ第一のネジ部と螺合する第二のネジ部を有し、
    前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材における前記第二のネジ部よりも前記被写体側の部分から前記可動レンズ側に突出し、
    前記第一の支持部材を前記第一のネジ部側に向けて付勢する付勢部を備え、
    前記第二の支持部材が磁性体で構成され、
    前記付勢部は、前記光軸方向において前記第二の支持部材と対向する位置に配置された磁石により構成される内視鏡装置。
  3. 請求項1又は2記載の内視鏡装置であって、
    前記第二のネジ部の前記光軸方向の幅は、前記第一の支持部材の前記光軸方向の幅よりも小さい内視鏡装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記第一の支持部材に設けられる前記第二のネジ部は、前記光軸方向において、前記可動レンズよりも前記被写体側の反対側に配置される内視鏡装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項記載の内視鏡装置であって、
    前記第一の支持部材に設けられる前記第二のネジ部は、前記光軸方向において、前記撮像素子よりも前記被写体側の反対側に配置される内視鏡装置。
  6. 請求項記載の内視鏡装置であって、
    前記第一の支持部材と前記第二の支持部材は別体で構成されており、
    前記第一の支持部材は、前記光軸方向に直交する方向における厚みが、前記第二のネジ部が設けられる部分よりも細い部分を有し、
    前記第二の支持部材は、前記第一の支持部材の前記細い部分に嵌合されている内視鏡装置。
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